JP5422546B2 - 軌道式車両 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に開示された案内輪支持装置は、案内輪を支持する案内バーに形成された軸孔に、内周面が上搾りのテーパ状に形成されるとともにスリットによって拡径自在なブッシュが嵌入され、案内輪の上方に突出し上搾りのテーパ状に形成されるとともに上端部にねじ部を備えた案内輪の輪軸がブッシュに下方から嵌挿され、案内バーの上方へ突出したねじ部にナットが締結されている。
そして、この案内輪支持装置では、ブッシュが拡径自在であることにより、ブッシュに対する輪軸の高さを調整することができるため、案内輪を案内バーに対して所望の高さに設置することができる。
また、この案内輪支持装置では、ブッシュおよび輪軸を作業者が手などで押さえておく必要があり作業が煩雑であるとともに、軌道式車両には、複数の案内輪が設けられているため、これらの案内輪の高さを統一させることが困難である。
さらに、この案内輪支持装置を長期使用すると、ブッシュに形成されたスリットによって、案内輪の軸部に錆やシメシロなどによる段差が生じ、案内輪支持装置をばらして補修を行う必要がある。
また、案内バーとリンクとの接続部では、接続用のボルトや受が斜めに設置されるため、このボルトや受に曲げ荷重が作用してボルトが緩みやすくなる虞がある。
また、本発明に係る軌道式車両は、案内軌条に沿って走行する軌道式車両において、前記案内軌条に接触転動する案内輪と、前記案内軌条の分岐箇所に設置される分岐軌条に接触転動する分岐輪と、一端に前記案内輪が接続されるとともに他端に前記分岐輪が接続される輪軸と、該輪軸の長さ寸法に対して対応する高さ寸法が小さく設定され該輪軸を支持する支持受と、該支持受と前記案内輪および前記分岐輪のそれぞれとの隙間の大きさを調整可能な調整手段と、を備え、前記案内輪および前記分岐輪は、前記調整手段によって上方又は下方に移動させられ、該案内輪および該分岐輪が上方又は下方へ移動した状態で前記輪軸が前記支持受に固定されることを特徴とする。さらに、本発明に係る軌道式車両では、前記調整手段は、前記支持受と前記案内輪との隙間および前記支持受と前記分岐輪との隙間に装着可能な複数の高さ調整シムを、前記支持受と前記案内輪との隙間および前記支持受と前記分岐輪との隙間のいずれか一方または両方に移動させて前記案内輪および前記分岐輪の高さを調整可能としてもよい。
また、案内輪および分岐輪の高さを調整しても、支持受の高さは変更されないため、支持受が設けられた案内バーの高さが変更されることがない。このため、案内バーと接続されるリンクや案内バーとリンクの接合部などの高さ調整を行う必要がない。そして、複数の案内輪および分岐輪の高さを異なる高さに調整しても、案内バーが斜めになることがないため、リンクや案内バーとリンクの接合部などに不要な力が作用することがなく耐久性を高めることができる。
また、高さ調整シムは、複数備えられていることにより、支持受と案内輪との隙間に装着される個数と、支持受と分岐輪との隙間に装着される個数とを調整することで、案内輪及び分岐輪の高さを確実に調整することができる。
このように構成されることにより、高さ調整シムは、輪軸が挿通されている状態で輪軸に沿って移動し輪軸から外れることがないため、高さ調整シムを個別に保管する必要がなく調整手段の管理を簡素化することができる。
このように構成されることにより、案内輪及び分岐輪を所望の高さに移動して、蓋部と軸受本体とを互いの歯をかみ合わせて接合させればよいため、案内輪及び分岐輪の高さを容易に調整することができる。
また、蓋部には、高さ方向へ延びてボルトが挿通可能な長孔が形成されていることにより、蓋部と支持受本体とは、異なる高さに配されても長孔の高さ寸法の範囲においてボルトで接合可能となる。
また、案内輪および分岐輪の高さ調整に、専用の部材や治具が必要ないため、調整手段の管理を簡素化することができる。
このように、軸部は、ナットが支持受の上面に当接するように設置され、軸部(ネジ部)に対するナットの高さを調整することができるため、軸部と支持受との高さを調整できて、案内輪及び分岐輪の高さを容易に調整することができる。
また、ネジ部に対してナットの高さを無段階で設定することができるため、案内輪および分岐輪の高さを精度良く調整することができる。
また、案内輪および分岐輪の高さ調整に、専用の部材や治具が必要ないため、調整手段の管理を簡素化することができる。
以下、本発明の実施形態による軌道式車両について、図1および図2に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態による軌道式車両1は、案内軌条R(図1(a)参照)に沿って走行する車両で、案内軌条に接触転動する案内輪2と、案内軌条Rの分岐箇所に設置される分岐軌条(不図示)に接触転動する分岐輪3と、上端部4aに案内輪2が接続されるとともに下端部4bに分岐輪3が接続される輪軸4と、該輪軸4を支持する支持受5と、案内輪2及び分岐輪3の高さを調整可能な調整手段6と、を備えている。
輪軸4は、案内輪2を案内輪軸2a(図1(b)、(c)参照)を中心に回転可能に軸受を介して支持しているとともに、分岐輪3を分岐輪軸3a(図1(b)、(c)参照)を中心に回転可能に軸受を介して支持している。
また、輪軸4は上端部4aに径方向外側に突出するフランジ11(図1(a)、(b)参照)を備えており、このフランジ11が案内輪2と軸受を介して当接している。
輪軸4は、鉛直方向に設けられていて、本実施形態では、1直線形状に形成されている。なお、輪軸4はクランク形状に形成されていてもよい。
また、支持受5は、案内バー12に固定され、輪軸4が側方から挿入可能な凹部13a(図1(a)、(b)参照)が形成された支持受本体13と、支持受本体13に着脱可能な蓋部14とを備えている。蓋部14は、支持受本体13に装着されることで、支持受本体13の凹部13を閉塞可能に構成されている。
このとき、支持受本体13および蓋部14と輪軸4とは、互いに相対変位できないように構成されている。
なお、支持受本体13と蓋部14は、同じ高さ寸法に形成され、各上端部および各下端部を揃えた状態でボルト15によって固定されている。
このため、輪軸4が支持受5(支持受本体13および蓋部14)に支持されると、支持受5と案内輪2との隙間、支持受5と分岐輪3との隙間のいずれかまたは両方に隙間が形成される。
ここで、支持受5と案内輪2との隙間を案内輪側隙間d1(図2(b)、(c)参照)とし、支持受5と分岐輪3との隙間を分岐輪側隙間d2(図2(a)、(b)参照)として以下説明する。
高さ調整シム16は、環状に形成されて、輪軸4が挿通されている。そして、高さ調整シム16は、輪軸4に沿って高さ方向へ移動可能に構成されている。
また、高さ調整シム16は、輪軸4が挿通されている孔部が、輪軸4のフランジ11の外径および分岐輪3の外径よりも小さく形成されており、輪軸4から外れないように構成されている。
これらの高さ調整シム16は、作業者が輪軸4の側方からアクセスして高さ方向へ移動させることができる。
このため、支持受5の高さ寸法L1と輪軸4の長さ寸法L2との差は、全ての高さ調整シム16の高さ寸法を合わせた値に相当している。
この、高さ調整シム16は、例えば、1mm〜2mmの高さ寸法に形成されている。
ここでは、調整手段6によって案内輪2および分岐輪3を上方に移動させる方法について説明する。なお、案内輪2および分岐輪3の高さ調整を行う前には、図2(a)に示すように、高さ調整シム16は全て分岐輪側隙間d2に配されているものとする。
続いて、高さ調整シム16の一部または全部を輪軸4に沿って上方へ移動させる。このとき、移動させる高さ調整シム16の高さ寸法の合計の値が、案内輪2および分岐輪3を上側へ移動させる寸法と一致または近似するように、移動させる高さ調整シム16の個数を決定する。
なお、図2(c)に示すように、全ての高さ調整シム16を上方へ移動させた場合は、分岐輪側隙間d2ができないようになっている。
これにより、案内輪2および分岐輪3が上方へ移動した状態で輪軸4が支持受5に固定される。
なお、案内輪2および分岐輪3を下方へ移動させるときには、案内輪側隙間d1に設置された高さ調整シム16を分岐輪側隙間d2に移動させればよい。
第1実施形態による軌道式車両1によれば、輪軸4を案内輪2および分岐輪3とともに支持受5から外し、輪軸4が挿通された高さ調整シム16を高さ方向に移動させて、案内輪側隙間d1および分岐輪側隙間d2の高さ寸法を調整することで、案内輪2および分岐輪3の高さを調整することができるため、案内輪2および分岐輪3の高さ調整を容易にかつ確実に行うことができる。
さらに、複数の案内輪2および分岐輪3を、異なる高さに調整しても、案内バー12が斜めになることがないため、案内バー12とリンクとを接合するボルトなどの接合部材が斜めに配置されることがない。これにより、リンクなどに不要な力が作用しないため、リンクなどの耐久性を低下させることを防ぐことができる。
また、高さ調整シム16は、環状に形成されて常に輪軸4に挿通されているため、高さ調整シム16を軌道式車両1と別に保管する必要がなく、管理を容易にすることができる。
図3に示すように、第2実施例による軌道式車両21は、第1実施形態の高さ調整シム16を備える調整手段6(図1参照)に代わって、支持受本体13および蓋部14の当接面13b,14bにそれぞれ形成され互いにかみ合う複数の歯22,23(図3(d)参照)を有する調整手段24を備えている。また、蓋部14には、支持受本体13と蓋部14とを締結するボルト15が挿通されるボルト孔25(図3(c)参照)が形成され、このボルト孔25は、高さ方向に延びる長孔となっている。
ここで、支持受本体13に形成された歯を支持受本体側歯22とし、蓋部14に形成された歯を蓋部側歯23として以下説明する。
図3(d)に示すように、支持受本体側歯22および蓋部側歯23は、略水平方向へ延びる形状で、側面視において先端側が角部となる向きの略三角形に形成されている。
複数の支持受本体側歯22および複数の蓋部側歯23は、同一形状に形成されていて、高さ方向に所定のピッチで配列されている。
本実施形態では、支持受本体側歯22および蓋部側歯23のピッチは、1〜2mmとしている。
そして、図3(c)に示すように、蓋部14のボルト孔25が高さ方向に延びる長孔となっているため、支持受本体13と蓋部14とが互いに異なる高さに配される場合でも、同一のボルト孔25を使用して支持受本体13と蓋部14とを固定することができる。
なお、支持受本体13と蓋部14とは、蓋部14のボルト孔25の高さ寸法の範囲において、互いに異なる高さで接合可能に構成されている。
ここでは、調整手段24によって案内輪2および分岐輪3を上方に移動させる方法について説明する。なお、案内輪2および分岐輪3の高さ調整を行う前には、図4(a)に示すように、蓋部14は、支持受本体13に対して接合可能な最下位置に設置されている。
続いて、蓋部14を輪軸4、案内輪2および分岐輪3とともに上方へ移動させる。
そして、図4(b)または図4(c)に示すようにボルト15で蓋部14と支持受本体13とを固定する。
ここで、図4(b)は、蓋部14が支持受本体13に対して接合可能な高さ範囲において中間の高さで固定された様子を示し、図4(c)では、蓋部14が支持受本体13に対して接合可能な高さ範囲において最上位置に固定された様子を示している。
このとき、蓋部14のボルト孔25が長孔に形成されていることにより、蓋部14が支持受本体13に対して異なる高さに設置されてもボルト15で蓋部14と支持受本体13とを固定することができる。
また、ボルト15を外して蓋部14を支持受本体13から完全に外す必要がないため、案内輪2および分岐輪3の高さを容易に調整することができる。
また、支持受本体側歯22と蓋部側歯23とが噛み合っていて、支持受本体13と蓋部14とが高さ方向にずれることがないため、支持受5は案内輪2および分岐輪3を所望の高さに支持することができる。
また、案内輪2および分岐輪3を高さ調整するための特別な部品や治具が不要であるため、調整手段24の管理を簡素化することができる。
図5に示すように、第3実施形態による軌道式車両31は、第1実施形態の高さ調整シム16を備える調整手段6(図1参照)に代わって、輪軸4の上部側の外周面にネジ部32(図5(a)、(c)参照)と、このネジ部32に螺合されて支持受5と案内輪2との間に配されるナット33とを有する調整手段34を備えている。
このナット33は、ネジ部32に対して所望の高さに設置することが可能に構成されている。そして、ナット33が取り付けられた輪軸4は、ナット33の下面33aが支持受5の上面5aと当接するように支持受5に支持されている。
ここでは、調整手段34によって案内輪2および分岐輪3を上方に移動させる方法について説明する。なお、案内輪2および分岐輪3の高さ調整を行う前には、図6(a)に示すように、ナット33がネジ部32に対して螺合可能な最上位置に取り付けられている。
続いて、図6(a)または図6(b)に示すように、ナット33の下面33aを支持受本体13の上面5aと当接させ、支持受本体13に蓋部14を取り付けてボルト15で固定する。このとき、支持受本体13および蓋部14で輪軸4を固定する。
そして、ナット33と案内輪2との間隔が長くなることにより、案内輪2および分岐輪3が調整前よりも上方へ調整されて設置される。
また、ナット33を回転させて高さを調整するため、案内輪2および分岐輪3の高さ調整を無段階で行うことができる。
また、ボルト15を外して蓋部14を支持受本体13から完全に外す必要がないため、案内輪2および分岐輪3の高さを容易に調整することができる。
また、案内輪2および分岐輪3を高さ調整するための特別な部品や治具が不要であるため、調整手段24の管理を簡素化することができる。
例えば、上述した実施形態では、輪軸4の上端部4aに案内輪2が接続されて、下端部4bに分岐輪3が接続されているが、輪軸4の上端部4aに分岐輪3が接続されて、下端部4bに案内輪2が接続されていてもよい。
また、上述した実施形態では、案内輪2と分岐輪3とが偏心しているが、偏心していなくてもよい。
また、上述した第2実施形態では、支持受本体側歯22および蓋部側歯23は、側面視において三角形に形成されているが、支持受本体側歯22および蓋部側歯23は、互いに噛み合うように形成されていればよいため、同一の形状でなくてもよく、また側面視において略三角形以外の形状に形成されていてもよい。
また、上述した第3実施形態では、ナット33を回転させてネジ部32に沿って移動させているが、例えば、案内輪2と分岐輪3とが偏心していない場合などでは、輪軸4(ネジ部32)を回転させることで、ネジ部32に対するナット33の位置を調整することができる。
2 案内輪
3 分岐輪
4 輪軸
5 支持受
6,24,34 調整手段
13 支持受本体
14 蓋部
15 ボルト
16 高さ調整シム
22 支持受本体側歯
23 蓋部側歯
25 ボルト孔(長孔)
32 ネジ部
33 ナット
d1 案内輪側隙間
d2 分岐輪側隙間
Claims (6)
- 案内軌条に沿って走行する軌道式車両において、
前記案内軌条に接触転動する案内輪と、
前記案内軌条の分岐箇所に設置される分岐軌条に接触転動する分岐輪と、
一端に前記案内輪が接続されるとともに他端に前記分岐輪が接続される輪軸と、
該輪軸の長さ寸法に対して対応する高さ寸法が小さく設定され該輪軸を支持する支持受と、
該支持受と前記案内輪および前記分岐輪のそれぞれとの隙間の大きさを調整可能な調整手段と、を備え、
前記調整手段は、前記支持受と前記案内輪との隙間および前記支持受と前記分岐輪との隙間に装着可能な複数の高さ調整シムを、前記支持受と前記案内輪との隙間および前記支持受と前記分岐輪との隙間のいずれか一方または両方に移動させて前記案内輪および前記分岐輪の高さを調整可能としたことを特徴とする軌道式車両。 - 案内軌条に沿って走行する軌道式車両において、
前記案内軌条に接触転動する案内輪と、
前記案内軌条の分岐箇所に設置される分岐軌条に接触転動する分岐輪と、
一端に前記案内輪が接続されるとともに他端に前記分岐輪が接続される輪軸と、
該輪軸の長さ寸法に対して対応する高さ寸法が小さく設定され該輪軸を支持する支持受と、
該支持受と前記案内輪および前記分岐輪のそれぞれとの隙間の大きさを調整可能な調整手段と、を備え、
前記案内輪および前記分岐輪は、前記調整手段によって上方又は下方に移動させられ、該案内輪および該分岐輪が上方又は下方へ移動した状態で前記輪軸が前記支持受に固定されることを特徴とする軌道式車両。 - 前記調整手段は、前記支持受と前記案内輪との隙間および前記支持受と前記分岐輪との隙間に装着可能な複数の高さ調整シムを、前記支持受と前記案内輪との隙間および前記支持受と前記分岐輪との隙間のいずれか一方または両方に移動させて前記案内輪および前記分岐輪の高さを調整可能としたことを特徴とする請求項2に記載の軌道式車両。
- 前記輪軸は、前記支持受に着脱可能であって、前記高さ調整シムは、環状に形成されて前記輪軸が挿通されていることを特徴とする請求項1又は3に記載の軌道式車両。
- 案内軌条に沿って走行する軌道式車両において、
前記案内軌条に接触転動する案内輪と、
前記案内軌条の分岐箇所に設置される分岐軌条に接触転動する分岐輪と、
一端に前記案内輪が接続されるとともに他端に前記分岐輪が接続される輪軸と、
該輪軸の長さ寸法に対して対応する高さ寸法が小さく設定され該輪軸を支持する支持受と、
該支持受と前記案内輪および前記分岐輪のそれぞれとの隙間の大きさを調整可能な調整手段と、を備え、
前記支持受は、前記輪軸が側方から挿入可能な凹部が形成され高さ寸法が前記輪軸の長さ寸法よりも高さ調整代分短く設定された支持受本体と、該支持受本体とボルトで接合されるとともに該支持受本体と面接触して前記凹部を塞ぐ蓋部と、を備え、
前記調整手段は、前記支持受本体と前記蓋部との互いに接触する接触面に高さ方向へ所定の間隔をあけて配列され、互いに噛合う歯を有し、
前記蓋部には、高さ方向へ延びて前記ボルトが挿通可能な長孔が形成されていることを特徴とする軌道式車両。 - 案内軌条に沿って走行する軌道式車両において、
前記案内軌条に接触転動する案内輪と、
前記案内軌条の分岐箇所に設置される分岐軌条に接触転動する分岐輪と、
一端に前記案内輪が接続されるとともに他端に前記分岐輪が接続される輪軸と、
該輪軸の長さ寸法に対して対応する高さ寸法が小さく設定され該輪軸を支持する支持受と、
該支持受と前記案内輪および前記分岐輪のそれぞれとの隙間の大きさを調整可能な調整手段と、を備え、
前記調整手段は、前記輪軸の外周面に形成されたネジ部と、該ネジ部に螺合され前記支持受の上面と当接するように配されたナットと、を備え、
前記支持受は、高さ寸法が前記輪軸の長さ寸法よりも高さ調整代および前記ナットの高さ分短く設定されていることを特徴とする軌道式車両。
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