JP5420271B2 - 上框上端の傷つき防止機能付内倒し窓 - Google Patents

上框上端の傷つき防止機能付内倒し窓 Download PDF

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Description

本発明は窓枠およびこの窓枠に支持されて内倒し開閉可能な障子を備えた建具において、この障子に露出して取り付けされる障子滑車の取り付け用ブラケットの裏板をなし、しかも開閉時におけるワイヤロープ通過の際の上框上端の傷つきを防止する防止具に関するものである。
開閉手段がワイヤロープ式オペレータによりおこなわれる内倒し窓においては上框と上枠との間の空隙部が広い場合には隠蔽可能な首振り式の枠滑車と、同じく隠蔽可能な首振り式のローラ付障子滑車とが使用されてきていた。しかしながらガラス部分をより広く取るようになってその空隙部が狭くなって滑車が空隙部に設置できなくなってきたため枠滑車、障子滑車ともに窓の外付けとして設けなくてはならなくなってきた。
そのため従来から使用されていた首振り式のローラ付障子滑車は使用出来ず、図10に示すように一つのブラケット5上にローラ6と障子滑車3とを分離させて設け、開放途中でワイヤロープ8が上框の端部に接触しない所定の角度まで開放ダンパー(図示せず)で規制されてきていた。しかしながら窓を全開させたいとのニーズからの要望が多く、そのため発明者はさらに上框の端部に上框部の保護用として回転ローラを設けた倒し窓(特許文献1参照)を提供して窓の全開に成功した。
特開2003−239620
しかしながら、これらは従来の首振り障子滑車のみの使用から比べると首振り滑車、ブラケット、ローラ、上框部端部の保護用回転ローラと部品点数も増え、それぞれを固定するためのビスも増加してその分コストもアップされてきているという問題点があった。本発明はかかる問題点を解決することを目的として提供されたものである。
本発明は、障子取り付けブラケットの裏板を工夫し、裏板としての使用部端をL型に曲げて延長した上、先端部を更に曲げ加工して、全閉時にワイヤロープが上框の端部に接触しないような所定の高さの傷つき防止具にすることによってかかる問題点を解決した。
すなわち、本発明は枠および障子にそれぞれ枠滑車および障子滑車が障子の倒れ方向に露出して設けられ、開閉手段がワイヤロープ式オペレータによりおこなわれる内倒し窓において、この露出した障子滑車の取付け用ブラケットが裏板によって上框の内部側上端より少し高目に取り付け固定されるように構成され、しかもこの裏板において、この裏板端がL型に折り曲げられて上框の外部側上端方向に延長され、更にその先端部が曲げ加工されていて、前記裏板が、前記障子の全閉時には上枠と上框との間に納まり、前記障子の開放初期時および全閉間際時においてはこの上枠に接触することなく、前記障子の所定開放角度から全開時の角度までこの先端曲げ加工部にはワイヤロープが接触するが前記障子上框の外部側上端にはワイヤロープが接触しないように構成されてなることを特徴とする上框上端の傷つき防止機能付内倒し窓である。
この先端部の加工は、簡単には単に折り曲げ加工のみでも良いし、先端部に回転ローラが取り付けされる格好のものでも良く、端部が鋭角にならずワイヤロープと接触する際に極力抵抗が小なるものが良い。
本発明品の使用は従来に比較して部品点数が少なくなり、使用するビスの数も減少して在庫管理がし易くなり、コストダウンにつながった。またこの裏板は簡単形状のため1個あたりのコストも安価であり、しかも障子自身の上框両端部がワイヤロープにこすられる事がなく傷つきを防止させるという効果がある。
発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は本発明実施例1の図6に示す形状の上框上端の傷つき防止機能付裏板を上框に設けた内倒し窓の全体を示す斜視図であり、図2は障子の開放動作と各部品の位置関係を示す断面説明図で全閉時(A)、途中経過時(B)、全開時(C)における上框上端の傷つき防止機能付裏板と上框端部とワイヤロープと障子滑車との納まり位置関係を示す断面説明図であり、図3〜図5は各A、B、C位置における拡大断面図であり、図6、7は本発明上框端部の傷つき防止機能付裏板の実施形状例であり、図8、図9は図7に示す形状の上框端部の傷つき防止機能付裏板を用いた際の各A、C位置における拡大断面図であり、図10は従来におけるサンプル例である。
図1〜図5においてその構成を説明すると、実施例1は図6における形状の裏板9を用いてワイヤロープ式オペレータ1により障子4の開閉がおこなわれるものでその構成は室内側の上枠11と上框7とに枠滑車2、2および障子滑車3、3をそれぞれ露出させて取付けたものであり、障子滑車3、3は障子4に取り付けされたZ字型のブラケット5、5に取付けられており、ブラケット5、5を障子4に取り付けするための裏板9が本発明実施例1のものであり、図6に示したものである。このブラケット5、5は上框内部側上端部を保護するため上端部より少し高目に取り付け固定されている。図2におけるA位置に示すように、この裏板9がL型に折り曲げられ、外部側上端方向に延長されて更にその先端部が曲げ加工され、障子4が全閉時には上枠11と上框7との間に納まり、障子4の開放初期時および閉鎖間際時においてもこの上枠11に接触することがなく、全開位置Cでは先端曲げ加工部10にはワイヤロープ9が接触するが前記上框7の端部には接触しないように構成されてなる。
次にその動作について説明すると、全閉時において障子4の開放動作を行なうにはオペレータ1に設けられた押しボタン12を押すことによりオペレータ1内のワイヤロープ8の巻き取りロックが外れ、障子両側に設けられたダンパー13により障子4は開放されることになる。図2のAが障子4の全閉位置であり、障子4はB位置を経過してC位置の全開位置に至る。この全開位置は障子4の両端に設けられたダンパー13の全開長さにより決定される。図2のA位置すなわち図3において2点鎖線で記されているのは実施例1の裏板9のうちで最も高い部分の軌跡であり、このA位置においてはワイヤロープ8との関連はない。次に次第に障子4が開いて図2のB位置に達するとワイヤロープ8は図4に示されるように裏板9の先端曲げ加工部10とブラケット5とによって上框内部側上端部には接触しなくて傷つき保護されており、上框外部側上端部もまた枠滑車2と裏板9の先端曲げ加工部10によりワイヤロープ8は直線的に緊張して接触していない。続いて障子4は全開のC位置に達する。図5において上框外部側上端部は枠滑車2と裏板9の先端曲げ加工部10とによりワイヤロープ8は直線的に張られ、図4に比較して距離は近づくが接触していないし、上框内部側上端部もまた保護されている。このように本発明実施例1の裏板9はブラケット5を固定させると共に上框上端部の傷つき防止機能付裏板となる。
続いて実施例2の構成を説明すると、実施例2の裏板9は図7に示す形状をなし、裏板9はL型に折り曲げられ、延長されて更にその先端部が曲げ加工され、障子4の全閉時には上框との間に納まり、障子4の開放時および閉鎖時においてはこの上枠11に接触することなく取り付けされてなるものであり、取り付け方法は実施例1と同様であるため説明を省略し、その状況は図8と図9に示す。動作もまた同様であるため説明を省略する。
本発明実施例1の全体を示す斜視図 開放動作と各部品の位置関係を示す断面説明図 図2A位置における拡大断面図 図2B位置における拡大断面図 図2C位置における拡大断面図 本発明実施例1の上框端部の傷つき防止機能付裏板を示す斜視図 本発明実施例2の上框端部の傷つき防止機能付裏板を示す斜視図 図7を用いた図2A位置における拡大断面図 図7を用いた図2C位置における拡大断面図 従来サンプル例
1、オペレータ
2、枠滑車
3、障子滑車
4、障子
5、ブラケット
6、ローラ
7、上框
8、ワイヤロープ
9、裏板
10、先端曲げ加工部
11、上枠
12、押しボタン
13、ダンパー

Claims (1)

  1. 枠および障子(4)にそれぞれ枠滑車(2)および障子滑車(3)が障子(4)の倒れ方向に露出して設けられ、開閉手段がワイヤロープ式オペレータ(1)によりおこなわれる内倒し窓において、
    この露出した障子滑車(3)の取付け用ブラケット(5)が裏板(9)によって上框(7)の内部側上端より少し高目に取り付け固定されるように構成され、
    しかもこの裏板(9)において、この裏板端がL型に折り曲げられて前記上框(7)の外部側上端方向に延長され、更にその先端部が曲げ加工されていて、前記裏板(9)が、前記障子(4)の全閉時には上枠(11)と前記上框(7)との間に納まり、前記障子(4)の開放初期時および全閉間際時においては前記上枠(11)に接触することなく、前記障子(4)の所定開放角度から全開時の角度までは前記先端曲げ加工部にはワイヤロープ(8)が接触するが前記上框(7)の外部側上端には前記ワイヤロープ(8)が接触しないように構成されてなることを特徴とする上框上端の傷つき防止機能付内倒し窓
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