JP5419974B2 - ポイントツーマルチポイントドメイン間マルチプロトコルラベルスイッチングトラフィックエンジニアリング経路計算のシステム、及び方法 - Google Patents

ポイントツーマルチポイントドメイン間マルチプロトコルラベルスイッチングトラフィックエンジニアリング経路計算のシステム、及び方法 Download PDF

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Description

ポイントツーマルチポイントドメイン間マルチプロトコルラベルスイッチングトラフィックエンジニアリング経路計算のシステム、及び方法に関する。
マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ネットワーク、及び汎用MPLS(GMPLS)ネットワークなどのいくつかのネットワークでは、トラフィックエンジニアリング(TE)ラベルスイッチ経路(LSP)が、MPLS(又はGMPLS)によって、経路計算クライアント(PCC)及び経路計算エレメント(PCE)によって提供される経路を使用して、確立されることが可能である。具体的には、PCCが、PCEに経路又はルートを要求し、PCEは経路を計算し、計算された経路情報をPCCに返す。経路は、複数のノード、及び/又はラベルスイッチルータ(LSR)を含むことが可能であり、そして、ソースノード(source node)又はLSRから、デスティネーションノード(destination node)又はLSRまで、延在することが可能である。ある場合には、経路は、1つ又は複数の、領域又は自律システム(AS)ドメインにわたって計算されるポイントツーポイント(P2P)経路であってもよい。他の場合には、経路は、ソースノードから、複数のデスティネーションノードまでの、ポイントツーマルチポイント(P2MP)経路(ツリーと呼ばれる場合がある)であってもよい。
しかし、PCC及びPCEを使用して、複数の領域又はASドメインにわたるP2MPツリーを要求、及び計算するためのメカニズムは、依然として開発中である。
一実施形態では、本開示は、イングレスノード(ingress node)と通信し、複数のネットワークドメインにわたるドメイン間P2MPツリーのためのコアツリーを共同で計算し、デスティネーションノードを有するネットワークドメインのうちの少なくともいくつかの中の複数のサブツリーを独立して計算するように構成された、複数のPCEを備えるシステムを含み、ここで、コアツリーは、イングレスノードを、デスティネーションノードを有するネットワークドメインの各々の中のバウンダリノード(boundary node)(BN)に接続し、各サブツリーは、デスティネーションノードを有するネットワークドメインのうちの1つの中で、BNを、複数のデスティネーションノードに接続する。
別の実施形態では、本開示は、複数のネットワークドメインにわたる、ソースノードから、複数のリーフノード(leaf nodes)までの、ドメイン間P2MPツリーのための計算要求を取得し、ソースノードからリーフノードのうちの少なくともいくつかを含むネットワークドメインのそれぞれの中のBNまでの複数の経路を含むコアツリーを計算し、リーフノードのうちの少なくともいくつかを含むネットワークドメインのそれぞれについて、コアツリー内のBNからリーフノードまでのサブツリーを計算し、ドメイン間P2MPツリー計算の結果をソースノードに送信する、ことを含む方法を実施する、ように構成された、少なくとも1つのプロセッサを備えるネットワーク構成要素を含む。
更に別の実施形態では、本開示は、ソースノードからリーフノードを含む複数のドメインのそれぞれの中のBNまでのコアツリーを計算し、ドメインのそれぞれの中のBNから同じドメイン内のリーフノードまでのサブツリーを計算し、コアツリーとドメインのそれぞれの中のサブツリーとを組み合わせて、ドメイン間P2MPツリーを確立する、ことを含む、方法を含む。
これら、及びその他の特徴は、添付の図面、及び特許請求の範囲と組み合わせた、以下の詳細な説明から、より明確に理解されるであろう。
本開示のより完全な理解のために、同様の参照番号が同様の部分を表す、添付の図面、及び詳細な説明と関連して、以下の簡単な説明をここで参照する。
ラベルスイッチシステムの実施形態の概略図である。 ドメイン間P2MPツリーの一実施形態の概略図である。 複数のサブツリーに結合されたコアツリーの一実施形態の概略図である。 複数のドメインにわたる複数の経路の一実施形態の概略図である。 複数のドメインにわたる計算されたサブ経路の一実施形態の概略図である。 複数のドメインにわたる複数の経路の、別の実施形態の概略図である。 複数のドメインにわたる計算されたサブ経路の、別の実施形態の概略図である。 複数のドメインにわたるマージされたサブ経路の一実施形態の概略図である。 マージされたサブ経路の別の実施形態の概略図である。 計算されたコアツリーの一実施形態の概略図である。 計算されたサブツリーの一実施形態の概略図である。 ドメイン間ツリー計算方法の実施形態のフローチャートである。 要求/応答オブジェクトの一実施形態の図である。 PCEシーケンスオブジェクトの一実施形態の図である。 エンドポイントオブジェクトの一実施形態の図である。 汎用コンピュータシステムの実施形態の概略図である。
1つ以上の実施形態の例示的実施を以下に提供するが、開示されるシステム、及び/又は方法は、現在知られている、又は既存の、任意の数の技術を使用して実施されてもよい、ということを最初に理解されたい。本開示は、本明細書に図示及び記載する例示的設計及び実施を含む、以下に示す例示的実施、図面及び技術に何ら限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲、及びその均等物の全範囲内で修正されてもよい。
本明細書で開示されるのは、複数のドメインにわたるドメイン間P2MP経路又はツリーを計算するシステム、及び方法である。ドメイン間P2MPツリーは、PCC及び複数のPCE(それぞれが、ドメインのうちの1つに関連付けられてもよい)を使用して計算されてもよい。ドメイン間P2MPツリーは、ドメインにわたるコアツリーと、デスティネーションノードを含んでもよい各デスティネーションドメイン内の、複数のサブツリーとを計算することによって確立されてもよい。コアツリーは、各ドメイン内の少なくとも1つのBNを含んでもよく、そして、例えば、ドメインに関連付けられたPCEのうちの少なくともいくつかを使用して、BRPC(Backward Recursive Path Calculation)手順に基づいて計算されてもよい。サブツリーは、各デスティネーションドメイン内で、ドメインに関連付けられたPCEを使用して計算されてもよい。サブツリーは、各デスティネーションドメイン内のデスティネーションノードを含んでもよく、コアツリーのBNに結合されてもよく、そして、CSPF(Constrained Shortest Path First)手順に基づいて計算されてもよい。このように、ドメイン間P2MPのコアツリーとサブツリーとを別々に計算することによって、向上したLSP計算を提供することができ、かつ、例えばスケーラビリティに関して実施のために実際的なものとすることが可能となる。
図1は、構成要素のうちの少なくともいくつかの間で、P2P TE LSP、及びP2MP TE LSPが確立されてもよい、ラベルスイッチシステム100の一実施形態を示す。ラベルスイッチシステム100は、ラベルスイッチネットワーク110と、制御プレーンコントローラ120と、少なくとも1つのPCE130とを含んでもよい。ラベルスイッチネットワーク110と、制御プレーンコントローラ120と、PCE130とは、光学的、電気的、又は無線手段を介して、相互に通信してもよい。
一実施形態では、ラベルスイッチネットワーク110は、ネットワーク経路又はルートに沿って、パケット又はフレームを使用してデータトラフィックが移送されてもよい、パケットスイッチネットワークであってもよい。パケットは、PCEによって計算された、かつ/又は、ノード112によって作られた、経路に基づいて、MPLS又はGMPLSなどのシグナリングプロトコルによって確立された、TE LSPに沿って、ルーティング又はスイッチングされてもよい。ラベルスイッチネットワーク110は、光学的、電気的、又は無線リンクを使用して相互に結合された、複数のノード112を含んでもよい。ラベルスイッチネットワーク110は、更に、同じアドレス管理、及び/又は経路計算責任に対応するネットワーク要素の組をそれぞれが含んでもよい、ASドメイン、又は内部ゲートウェイプロトコル(IGP)領域などの、複数のドメインも含んでもよい。ドメインは、物理的手段(例えば、位置、接続など)、又は論理的手段(例えば、ネットワークトポロジ、プロトコル、通信レイヤなど)によって編成されてもよい。異なるドメインが相互に結合されてもよく、そして、それぞれがノード112のうちのいくつかを含んでもよい。
一実施形態では、ノード112は、ラベルスイッチネットワーク110を介したパケットの移送をサポートする、任意の装置、又は構成要素であってもよい。例えば、ノード112は、ブリッジ、スイッチ、ルータ、又はそのような装置の様々な組み合わせを含んでもよい。ノード112は、他のノード112からパケットを受信するための、複数のイングレスポート(ingress ports)と、どのノード112にフレームを送信するかを決定する論理回路と、他のノード112にフレームを送信するための、複数のエグレスポート(egress ports)とを含んでもよい。いくつかの実施形態では、ノード112のうちの少なくともいくつかは、ラベルスイッチネットワーク110内を移送されるパケットのラベルを修正又は更新するように構成され得るLSRであってもよい。更に、ノード112のうちのいくつかは、ラベルエッジルータ(LER)であってもよい。例えば、ラベルスイッチネットワーク110のエッジにおけるノード112は、スイッチネットワーク110と外部ネットワークとの間を移送されるパケットのラベルを挿入、又は削除するように構成されてもよい。経路に沿った最初のノード112、及び最後のノード112は、それぞれ、ソースノード及びデスティネーションノードと呼ばれる場合がある。4つのノード112が、ラベルスイッチネットワーク110内に示されているが、ラベルスイッチネットワーク110は、任意の数のノード112を含んでもよい。加えて、ノード112は、ラベルスイッチネットワーク110内の様々なドメイン内に配置されてもよく、かつ、複数のドメインにわたって通信するように構成されてもよい。例えば、様々なドメインに対応するノード112は、複数のドメインにわたって確立され得る経路に沿ってパケットを交換してもよい。
一実施形態では、制御プレーンコントローラ120は、ラベルスイッチネットワーク110内の動作を調整するように構成された、ネットワーク管理システム(NMS)、又はオペレーションサポートシステム(OSS)などの、任意の装置であり得る。具体的には、制御プレーンコントローラ120は、ラベルスイッチネットワーク110から、ルーティング要求を受信し、対応する経路情報を返してもよい。加えて、制御プレーンコントローラ120は、例えばPCEプロトコル(PCEP)を使用して、PCE130と通信し、経路計算のために使用されてもよい情報をPCE130に提供し、計算された経路をPCE130から受信し、計算された経路をノード112のうちの少なくとも1つに転送してもよい。制御プレーンコントローラ120は、外部サーバなどの、ラベルスイッチネットワーク110の外部の構成要素内に配置されてもよく、又は、ノード112などの、ラベルスイッチネットワーク110内の構成要素内に配置されてもよい。
一実施形態では、PCE130は、例えば経路計算要求に基づいて、ラベルスイッチネットワーク110のための経路計算の全部又は一部を実行するように構成された、任意の装置であってもよい。具体的には、PCE130は、経路を計算するために使用されてもよい情報を、制御プレーンコントローラ120やノード112から、又は両方から受信してもよい。PCE130は、次に、情報を処理して経路を取得する。例えば、PCE130は、経路を計算し、経路に沿ったLSRを含むノード112を決定する。PCE130は、次に、計算された経路情報の全部又は一部を、制御プレーンコントローラ120に、又は、少なくとも1つのノード112に直接送信する。更に、PCE130は、経路を計算するために使用されてもよい、トラフィックエンジニアリングデータベース(TED)、P2MP経路データベース(PDB)、P2P経路データベース、オプティカルパフォーマンスモニタ(OPM)、物理層制約条件(physical layer constraint)(PLC)情報データベース、又はその組み合わせに結合されてもよく、あるいは、それらを含んでもよい。PCE130は、外部サーバなどの、ラベルスイッチネットワーク110の外部の構成要素内に配置されてもよく、又は、ノード112などの、ラベルスイッチネットワーク110内の構成要素内に配置されてもよい。一実施形態では、以下に詳細に説明するように、ラベルスイッチネットワーク110内の複数のドメインに関連してもよい、複数のPCE130が、ドメイン間P2MPツリーのための経路計算要求に基づいて、ドメインにわたる分散経路計算を実行してもよい。
一実施形態では、経路計算要求は、PCCによってPCE130に送信されてもよい。PCCは、PCE130によって経路計算が実行されることを要求する、任意のクライアントアプリケーションであってもよい。PCCは、更に、そのような要求を行う制御プレーンコントローラ120、又は、LSRなどの任意のノード112などの、任意のネットワーク構成要素であってもよい。例えば、PCCは、ラベルスイッチネットワーク110内の、1つのドメイン内の、又は複数のドメインにわたるP2MP経路、又はP2P経路をPCEに要求してもよい。加えて、PCCは、経路必要情報のうちの少なくとも一部をPCE130に送信してもよい。
一実施形態では、ノード112などのネットワークノードの間を移送されるパケットはラベルスイッチパケットと呼ばれ、そして、計算された経路のノードに沿ってパケットをスイッチングするために使用され得るラベルを含んでもよい。ラベルスイッチパケットを移送、又はルーティングするために、MPLSによって計算され、又は与えられ、そしてシグナリングされた経路は、LSPと呼ばれてもよい。例えば、LSPは、リソース予約プロトコル−トラフィックエンジニアリング(RSVP−TE)を使用して確立された、TE LSPであってもよい。LSPは、ソースノードからデスティネーションノードまで延在するP2P TE LSPであってもよく、そして、パケットが経路に沿って1つの方向に、例えばラベルスイッチネットワーク110内のソースノードからデスティネーションノードまで移送されることが可能な単方向性であってもよい。あるいは、LSPは、ソース又はルートノード(root node)から、複数のデスティネーション又はリーフノードまで延在し得るP2MP TE LSPであってもよい。P2MP TE LSPは、同じソースノードを共有する、複数のP2P TE LSPの組み合わせと考えられてもよい。いくつかの実施形態では、P2MP TE LSPは、P2MPツリーと呼ばれ、そのP2P TE LSPは、ソースツーリーフ(Source−to−Leaf)(S2L)サブLSPと呼ばれる。P2MPツリーは、マルチキャスト仮想プライベートネットワーク(VPN)、インターネットプロトコルテレビジョン(IPTV)、コンテンツリッチメディア配信(content−rich media distribution)、その他の大容量アプリケーション、又はその組み合わせなどの、マルチキャストサービスを提供するために使用されてもよい。更に、P2MPツリーは、ソースノード、及びリーフノードが、例えばラベルスイッチネットワーク110内の、複数のドメインにわたって分散された、ドメイン間P2MPツリーであってもよい。
一般に、ドメイン間P2MPツリーは、複数のドメインにわたる分散PCEアーキテクチャを使用して計算されてもよい。例えば、複数のPCEが、ドメインのうちの1つの中のソースノードからの、様々なドメイン内の複数のブランチ経路(branching paths)を計算してもよい。ブランチ経路は、リーフノードを含む様々なドメインまで延在してもよい。このように、P2MP経路計算は、ドメインごとに複数の経路選択肢をもたらしてもよく、それらの経路選択肢は、ドメイン間で効率的に調整することが困難な場合がある。例えば、ドメインにわたる経路を接続するために、様々なドメイン内のボーダーノード(border nodes)のいずれを使用するかを決定することは、困難な場合がある。
ドメイン間P2MPツリーを計算するための1つの手法は、ソースノードから、各デスティネーション又はリーフノードまでの、複数の最短ドメイン間P2P経路を計算し、次に、経路を組み合わせて、例えばシュタイナー(Steiner)P2MPツリーなどの、ドメイン間P2MPツリーを取得することである。しかし、シュタイナーP2MPツリー計算は、マルチポイント通信に対応するために、イングレス又はソースノードにおいて、P2P経路のそれぞれへの入力パケットの複製を必要とする場合がある。そのような要求は、イングレスノード上の処理負担を増加させる可能性があり、かつ、スケーラビリティに関して実際的でない可能性がある。加えて、シュタイナーP2MPツリー計算は、複数のP2P経路が、経路に沿った少なくとも1つのリンクを共有する場合、帯域幅共有(bandwidth sharing)を利用しない可能性があり、これにより、帯域幅リソース、メモリ、MPLSラベル空間、又はその組み合わせが無駄になる可能性がある。更に、1つのデスティネーション又はリーフノードを、ツリーに追加、及び/又は削除するために、ツリーは、変更、又は実質的な再構成を必要とする場合がある。従って、例えば、リンク、及び/又はノードの更新に応じた、シュタイナーP2MPツリー計算の頻度は、計算を集中させる可能性があり、結果として生じる再構成は、システムの不安定化をもたらす可能性がある。
図2は、ネットワーク内、例えばラベルスイッチネットワーク110内の、複数のドメインにわたって確立されてもよい、ドメイン間P2MPツリー200の実施形態を示す。ドメイン間P2MPツリーは、複数の経路及びリンク(実線の矢印によって示されている)を介して接続され得るドメインにわたる複数のノードを含んでもよい。ノードは、ノード112と実質的に同様に構成されてもよく、イングレス又はソースノード202と、複数のブランチノード(branch nodes)204と、複数のトランジットノード(transit nodes)206と、複数のBN208と、複数のリーフノード210とを含んでもよい。ソースノード202は、P2MPツリーの始端として定義されてもよい。ブランチノード204は、P2MPツリー内で分岐を作る、非BNとして定義されてもよい。トランジットノード206は、P2MPツリー内で分岐を作らない、非BNとして定義されてもよい。BN208は、別のドメインへの少なくとも1つの接続を有する、ドメインエッジノード(domain edge nodes)又はエントリノード(entry nodes)として定義されてもよい。リーフノード210は、P2MPツリーの終端として定義されてもよい。バッドノード(bud nodes)211は、P2MPツリーのブランチ又はトランジットノードと、P2MPツリーのエグレスノード(egress nodes)と、の両方であるノードとして定義されてもよい。いくつかの例では、ドメイン間P2MPツリー200は、少なくとも1つのバッドノード211を含んでもよい。ノードは、第1のPCE214(PCE1)に関連付けられた第1のドメイン212と、第2のPCE222(PCE2)に関連付けられた第2のドメイン220と、第3のPCE232(PCE3)に関連付けられた第3のドメイン230と、第4のPCE242(PCE4)に関連付けられた第4のドメイン240と、を含んでもよい、複数のPCEに関連付けられた、複数のドメイン内に配置されてもよい。イングレス又はソースノード202、リーフノード210、及びバッドノード211は、複数のネットワークサイト290に結合された、ドメインエッジノードであってもよい。
第1のドメイン212は、ソースノード202と、ブランチノード204と、トランジットノード206と、リーフノード210と、バッドノード211と、2つのBN208と、を含んでもよい。イングレス又はソースノード202は、第1のネットワークサイト290(サイトA)と、ブランチノード204と、に結合されてもよく、そして、ドメイン間P2MPツリー200の経路を介して、リーフノード210に、トラフィックをマルチキャストする、ように構成されてもよい。例えば、ソースノード202は、ドメイン間P2MPツリー200内のリンクに沿って、サイトA(サービスプロバイダに対応してもよい)から、ブランチノード204まで、トラフィックを転送してもよい。ブランチノード204は、トランジットノード206と、バッドノード211と、BN208のうちの1つと、に結合されてもよく、そして、ツリー内の複数のリンクを介して、ソースノード202から、トランジットノード206と、バッドノード211と、BN208と、まで、トラフィックをマルチキャストする、ように構成されてもよい。トランジットノード206は、別のBN208に結合されてもよく、そして、ツリー内のリンクを介して、ブランチノード204から、BN208まで、トラフィックを転送する、ように構成されてもよい。
2つのBN208は、第2のドメイン220内のBN208と、第3のドメイン230内の別のBN208とに個別に結合されてもよく、そして、ツリー内の対応するリンクを介して、第2のドメイン220内のBN208と、第3のドメイン230内のBN208とにトラフィックを転送するように構成されてもよい。バッドノード211は、第3のネットワークサイト290(サイトB)に結合されてもよく、そして、ブランチノード204からサイトBまでトラフィックを転送するように構成されてもよい。しかし、バッドノード211は、更に、リーフノード210に結合されてもよく、そして、ツリー内のリンクを介して、リーフノード210にトラフィックを転送してもよい。リーフノード210は、第2のネットワークサイト290(サイトC)に結合されてもよく、そして、バッドノード211からサイトC(クライアントに対応してもよい)までトラフィックを転送するように構成されてもよい。
第2のドメイン220は、トランジットノード206と、2つのBN208とを含んでもよい。トランジットノード206は、2つのBN208の間に配置されてもよく、そして、ツリー内のリンクを介して、2つのBN208の間で、トラフィックを転送してもよい。2つのBN208は、それぞれ、第1のドメイン212内のBN208と、第4のドメイン240内の別のBN208とに個別に結合されてもよく、そして、ツリー内の対応するリンクを介して、第1のドメイン212から第4のドメイン240までマルチキャストトラフィックを転送してもよい。同様に、第3のドメイン230は、トランジットノード206と、2つのBN208とを含んでもよい。トランジットノード206は、2つのBN208の間に配置されてもよく、そして、ツリー内のリンクを介して、2つのBN208の間でトラフィックを転送してもよい。2つのBN208は、それぞれ、第1のドメイン212内のBN208と、第4のドメイン240内の別のBN208とに個別に結合されてもよく、そして、ツリー内の対応するリンクを介して、第1のドメイン212から第4のドメイン240までマルチキャストトラフィックを転送してもよい。
第4のドメイン240は、2つのBN208と、2つのトランジットノード206と、ブランチノード204と、3つのリーフノード210とを含んでもよい。2つのBN208は、それぞれ、第2のドメイン220内のBN208と、第3のドメイン230内の別のBN208とに個別に結合されてもよく、そして、ツリー内の対応するリンクを介して、第2のドメイン220及び第3のドメイン230から第4のドメイン240までマルチキャストトラフィックを転送してもよい。2つのトランジットノード206のそれぞれは、2つのBN208のうちの1つに個別に結合されてもよい。しかし、トランジットノード206のうちの1つは、ブランチノード204に結合されてもよく、もう1つのトランジットノード206は、リーフノード210のうちの1つに結合されてもよい。従って、2つのトランジットノード206は、ツリー内の対応するリンクを介して、2つのBN208からブランチノード204とリーフノード210とまでトラフィックを個別に転送してもよい。ブランチノード204は、更に、2つのその他のリーフノード210に結合されてもよく、そして、トランジットノード206のうちの1つから、2つのリーフノード210まで、トラフィックをマルチキャストしてもよい。第4のドメイン240内の、3つのリーフノード210のそれぞれは、異なるネットワークサイト290(サイトD、サイトE、及びサイトF)にそれぞれ結合されてもよく、そして、対応するネットワークサイト290にトラフィックを転送してもよい。
一実施形態では、ソースノード202とリーフノード210との間のドメイン間P2MPツリー200経路の計算は、第1のPCE214、第2のPCE222、第3のPCE232、及び/又は第4のPCE242の間で分散されてもよい。例えば、第1のPCE214は、第1のドメイン212内のPCC(イングレス又はソースノード202であってもよい)から要求メッセージを受信して、ドメイン間P2MPツリー200を計算してもよい。要求メッセージは、計算が、ドメイン間P2MP経路に関連することを示してもよい。加えて、メッセージは、ドメインにわたる経路を計算するために使用され得る経路計算情報を含んでもよい。第1のPCE214、第2のPCE222、第3のPCE232、及び第4のPCE242は、相互に通信して経路計算情報を共有し、組み合わされた経路計算を実行してもよい。PCEは、更に、経路計算中に情報を共有して情報を同期させ、向上したP2MP経路計算を取得してもよい。
一実施形態では、ドメイン間P2MPツリー200計算は、ソースノード202と、各リーフノード210と、の間のエンドツーエンド経路を確立するために、どのドメインが使用されてもよいかを、(例えば、第1のPCE214において)決定することを含んでもよい。ドメイン間P2MPツリー200計算は、更に、ドメインにわたって経路を接続するためのBN208を選択し、ツリー内の経路を分岐させるためのブランチノード204を選択し、そして、何らかのメトリック(最小コスト、最短経路、最もよく使用されるリンク上の負荷を最小にすること、最も少なく使用されるリンク上の負荷を最大にすること、複数のリンク上の負荷をバランスさせること、又は任意のその他のメトリックなど)に従って、ドメインにわたる最小コストツリーを計算することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、ツリー計算は、更に、主要な計算されるツリー内の構成要素とは異なってもよい、複数の様々なノード、経路、及び/又はリンクを含み得るバックアップツリーを計算することを含んでもよい。
P2MP経路計算は、PCEによって共同で実行されてもよいコアツリー計算、及び、PCEのうちの少なくとも1つによって個別に実行されてもよい、先行する、並行又は後続のサブツリー計算、という別々の手順で実行されてもよい。PCEは、第1のドメイン212内のソースノード202から、残りのドメインのそれぞれの中のBN208まで延在してもよい、ドメインにわたるコアツリーを計算してもよい。コアツリーは、ドメインにわたる複数のドメイン間P2P経路を計算することによって確立されてもよい。例えば、コアツリーは、BRPC技術を使用して、例えば、ドメインプライベート情報をドメイン間で共有することなしに計算されてもよい。サブツリーは、リーフノード210を含むドメインに関連付けられてもよい、PCEのうちの少なくともいくつか(例えば、第1のPCE214、及び第4のPCE242)によって計算されてもよい。サブツリーは、対応するドメイン(例えば、第1のドメイン212、及び第4のドメイン240)内の、BN208から、リーフノード210まで延在してもよい。コアツリー、及びサブツリーは、コアツリー計算、又はサブツリー計算要求を示すために、例えば要求オブジェクト内で設定されてもよいビットを含んでもよい、要求メッセージに基づいて計算されてもよい。
P2MP経路計算は、ドメイン間で機密情報を保護するように構成されてもよく、これは、ドメインが、異なるサービスプロバイダによって管理される場合に必要とされる可能性がある。例えば、各ドメイン内の、リーフノード210を含むサブツリーは、他のドメインから隠されてもよい。更に、コアツリーとサブツリーとを、例えば別々の手順及び/又は技術を使用して、別々に計算することは、例えばシュタイナーP2MPツリー計算アプローチと比較して、効率、スケーラビリティ、及び/又はリソース共有に関して、ドメイン間P2MPツリー計算を向上させる可能性がある。
図3は、ドメイン間P2MPツリー300内の、コアツリー、及び複数のサブツリーの実施形態を示す。コアツリー及びサブツリーは、ネットワーク内、例えば、ラベルスイッチネットワーク110内の、複数のドメインにわたって計算されてもよい。コアツリーは、複数の経路及びリンク(実線の矢印によって示されている)を介して接続され得る、ドメインにわたる複数のノードを含んでもよい。コアツリーのノードは、ソースノード302(S)と、ブランチノード308(M)と、複数のトランジットノード306と、複数のBN308とを含んでもよい。サブツリーは、複数の経路及びリンク(点線の矢印によって示されている)を介して接続されてもよい、複数のブランチノード304と、複数のリーフノード310とを含んでもよい。ノードは、第1のPCE314(PCE1)に関連付けられた第1のドメイン312と、第2のPCE322(PCE2)に関連付けられた第2のドメイン320と、第3のPCE332(PCE3)に関連付けられた第3のドメイン330と、第4のPCE342(PCE4)に関連付けられた第4のドメイン340とを含んでもよい、複数のPCEに関連付けられた複数のドメイン内に配置されてもよい。
第1のドメイン312内で、コアツリーは、ソースノード302(S)と、ソースノード302に結合されたBN308(A)と、を含んでもよい。第1のドメイン312は、更に、2つのブランチノード304と、3つのリーフノード310とを含む、第1のサブツリーを含んでもよい。第1のサブツリー内で、ブランチノード304のうちの1つは、ソースノード302(S)と、リーフノード310のうちの1つと、他の2つのリーフノード310に結合されてもよい別のブランチノード304と、に結合されてもよい。第2のドメイン320内で、コアツリーは、2つのBN308(E、及びM)と、BN308E、及びMの間に配置された3つのトランジットノード306(P、Q、及びR)と、を含んでもよい。第2のドメイン320内のBN308Eは、更に、第1のドメイン312内のBN308Aに結合されてもよい。加えて、コアツリーは、第3のドメイン330内の2つのBN308(W、及びT)と、第4のドメイン340内のBN308(D1)とを含んでもよい。第3のドメイン330内のBN308Wは、第2のドメイン320内のBN308Mに結合されてもよい。第4のドメイン340は、更に、2つのブランチノード304と、4つのリーフノード310とを含む、第2のサブツリーを含んでもよい。第2のサブツリー内で、各ブランチノード304は、リーフノード310のうちの2つと、コアツリーのBN308D1とに結合されてもよく、BN308D1は、更に、第3のドメイン330内のBN308Tに結合されてもよい。
第5のドメイン350内で、コアツリーは、2つのBN308(X、及びU)と、2つのBN308X、及びUの間に配置されてもよいブランチノード304(Z)と、を含んでもよい。第5のドメイン350は、更に、2つのブランチノード304と、4つのリーフノード310とを含む、第3のサブツリーを含んでもよい。第3のサブツリー内で、各ブランチノード304は、リーフノード310のうちの2つと、コアツリーのブランチノード304Zと、に結合されてもよい。第5のドメイン350内のBN308Xは、更に、第2のドメイン320内のBN308Mに結合されてもよい。第6のドメイン360内で、コアツリーは、BN308Uに結合されたBN308(D2)と、3つのブランチノード304、及び4つのリーフノード310を含む、第4のサブツリーと、を含んでもよい。第4のサブツリー内で、ブランチノード304のうちの1つは、コアツリーのBN308D2と、2つの他のブランチノード304と、に結合されてもよく、2つの他のブランチノード304は、それぞれが、2つのリーフノード310に結合されてもよい。
第1のドメイン312、第2のドメイン320、第3のドメイン330、第4のドメイン340、第5のドメイン350、及び第6のドメイン360内の、コアツリーは、第1のPCE314、第2のPCE322、第3のPCE332、第4のPCE342、第5のPCE352、第6のPCE362、又はその組み合わせによって計算されてもよい。特定の実施形態においては、第1のドメイン312内の第1のサブツリーは、第1のPCE314によって計算されてもよく、第4のドメイン340内の第2のサブツリーは、第4のPCE342によって計算されてもよく、第5のドメイン350内の第3のサブツリーは、第5のPCE352によって計算されてもよく、第6のドメイン360内の第4のサブツリーは、第6のPCE362によって計算されてもよい。
ドメイン間P2MPツリー300のドメインに関連付けられたPCEのトポロジは、分散PCEトポロジとして編成されてもよい。分散PCEトポロジは、ルートPCEと、トランジットPCEと、ブランチPCEと、リーフPCEとを含んでもよい。ルートPCEは、ソースノード302を含むドメインに関連付けられてもよい(例えば、第1のPCE314)。トランジットPCEは、ソースノード302からのトラフィックを、別のドメインまで伝送するドメインに関連付けられてもよい(例えば、第3のPCE332)。ブランチPCEは、ソースノード302からのトラフィックを、複数の他のドメインまで転送するドメインに関連付けられてもよい(例えば、第2のPCE322)。リーフPCEは、リーフノードを含むドメインに関連付けられてもよい(例えば、第4のPCE342、第5のPCE352、及び第6のPCE362)。分散PCEトポロジは、例えば、PCEの発見期間中に、又は、各PCEへの経路計算要求を介して、PCE間で通信されてもよい。
図3に示すように、コアツリーは、P2MPツリーのドメインに延在する複数の経路を含んでもよく、そして、各ドメイン内の少なくとも1つのBN(例えば、BN308)を含んでもよい。P2MPツリーの、イングレス又はソースノード(例えば、第1のドメイン312内のソースノード302S)は、コアツリーのルートであってもよく、P2MPツリーのリーフノードを含むドメイン(例えば、第4のドメイン340、及び第6のドメイン360)内のBN(例えば、BN308)は、コアツリーのリーフノードであってもよい。P2MPツリーの、トランジットノード(例えば、トランジットノード306)、及びブランチノード(例えば、ブランチノード304)は、同様に、コアツリーの、ブランチノード、及びトランジットノードであってもよい。
一実施形態では、コアツリーは、コアツリーBNを構築すること(例えば、コアツリーのBN308を選択すること)によって計算されてもよい。従って、経路計算の効率を向上させるために、BNの数が減らされ、又は最小にされてもよい。コアツリーBNを構築することは、BRPC手順と、VSPT(Virtual Shortest Path Tree)手順とを使用して達成されてもよい。VSPT手順は、コアツリーのルートにおけるエグレスと、コアツリーのリーフにおけるイングレスと、を有してもよいツリーを計算することを含んでもよい。PCC(例えば、ソースノード312S)からの要求を受信し得るプライマリPCE(例えば、第1のPCE314)は、例えば、複数のドメインに関連付けられた他のPCEと通信することによって、VSPT手順を使用して、複数の潜在的コアツリーを計算してもよい。プライマリPCEは、次に、例えば、コスト、及び/又は帯域幅の要件に従って、最適なコアツリーを決定してもよい。続いて、コアツリー内のBNであってもよい、コアツリーのリーフノードを、デスティネーションノード(例えば、リーフノード310)に接続するために、複数のサブツリーが構築されてもよい。
図4は、複数のドメインにわたる複数の経路400の実施形態を示す。経路400は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを取得するために計算されてもよい。経路400は、第1のドメイン312、第2のドメイン320、第3のドメイン330、及び第4のドメイン340にわたって、例えば、第1のPCE314、第2のPCE322、第3のPCE332、及び/又は第4のPCE342によって検討されてもよい。経路400は、ソースノード302Sと、BN308A、E、M、W、T、及びD1と、トランジットノード306P、Q、及びRとを含み得る、コアツリー内のノードのうちのいくつかを含んでもよい。加えて、第1のドメイン312内で、経路400は、ソースノード302Sに結合されたトランジットノード306(B)と、トランジットノード306Bに結合されたBN308(C)とを含んでもよい。第2のドメイン320内で、経路400は、更に、2つのトランジットノード306(F、及びJ)と、3つのBN308(H、G、及びK)とを含んでもよい。トランジットノード306Fは、BN308Eと、BN308Gとの間に配置されてもよく、トランジットノード306Jは、BN308Hと、Kとの間に配置されてもよい。経路400は、更に、第3のドメイン330内のBN308(V)を含んでもよく、BN308(V)は、BN308Gに結合されてもよい。
経路400は、第1のドメイン312内のソースノード302Sと、第4のドメイン340内のBN308D1と、の間のエンドツーエンド経路を含んでもよい。BN308D1は、ドメイン間P2MPツリー300のデスティネーション又はリーフノードを含むドメインのうちの1つであり得る第4のドメイン340へのエントリ(イングレスエッジ(ingress edge))ノードであってもよい。以下に説明するように、ソースノード302Sと、BN308D1と、の間のエンドツーエンド経路が、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーのブランチ又は部分(branch or portion)を計算するために使用されてもよく、BN308D1は、続いて、サブツリーを介して、第4のドメイン340内のリーフノード310まで延長され、結び付けられてもよい。同様に、ソースノード302Sも、サブツリーを介して、第1のドメイン312内のリーフノード310まで延長され、結び付けられてもよい。
図5は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを計算するために使用されてもよい、経路400からの複数の計算されたサブ経路500の実施形態を示す。サブ経路500は、第1のドメイン312、第2のドメイン320、第3のドメイン330、及び第4のドメイン340にわたって、例えば、第1のPCE314、第2のPCE322、第3のPCE332、及び/又は第4のPCE342によって確立されてもよい。サブ経路500は、経路400内のノードのうちの少なくともいくつかを含んでもよい。具体的には、サブ経路500は、ソースノード302SからBN308D1までのエンドツーエンド経路をそれぞれが表し得る、第1のサブ経路(D1−1)と、第2のサブ経路(D1−2)と、第3のサブ経路(D1−3)と、第4のサブ経路(D1−4)と、を含んでもよい。図5において、ノード間の直接リンクは、実線の矢印で示されており、間接リンクは、欠けているノードを示すために破線の矢印によって示されている。
第1のサブ経路D1−1は、ソースノード302Sと、BNノード308D1と、(ソースノード302Sと、BNノード308D1と、の間の)複数のバウンダリノード308A、E、G、V、及びTとを含んでもよい。第1のサブ経路D1−1は、更に、経路内の約2ホップに対応し得る、BN308EとGとの間のトランジットノード306F(図示せず)を含んでもよい。第2のサブ経路D1−2は、ソースノード302Sと、BNノード308D1と、(ソースノード302Sと、BNノード308D1との間の)複数のバウンダリノード308A、E、M、W、及びTとを含んでもよい。第2のサブ経路D1−2は、更に、経路内の約4ホップに対応し得る、BN308EとMとの間のトランジットノード306P、Q、及びR(図示せず)を含んでもよい。第3のサブ経路D1−3は、ソースノード302Sと、BNノード308D1と、トランジットノード306Bと、(ソースノード302Sと、BNノード308D1と、の間の)複数のバウンダリノード308C、H、E、G、V、及びTとを含んでもよい。第3のサブ経路D1−3は、更に、経路内の約2ホップに対応し得る、BN308HとEとの間のトランジットノード306P(図示せず)と、同様に約2ホップに対応し得る、BN308EとGとの間のトランジットノード306F(図示せず)とを含んでもよい。第4のサブ経路D1−4は、ソースノード302Sと、BNノード308D1と、トランジットノード306Bと、(ソースノード302Sと、BNノード308D1と、の間の)複数のバウンダリノード308C、H、M、W、及びTとを含んでもよい。第4のサブ経路D1−4は、更に、経路内の約4ホップに対応し得る、BN308HとMとの間のトランジットノード306P、Q、及びR(図示せず)を含んでもよい。
サブ経路500は、VSPT手順を使用して計算されてもよい。具体的には、第4のPCE342が、最初に、第4のドメイン340内のBN308D1を計算、又は選択し、この情報を、第3のPCE332、及び/又は、その他のPCEのうちのいずれかに送信してもよい。第3のPCE332は、次に、この情報を使用して、BN308V、T、及びD1を含む第1の経路と、BN308W、T、及びD1を含む第2の経路とを計算してもよい。第3のPCE332は、この情報を、第2のPCE322、及び/又は、その他のPCEのうちのいずれかに送信してもよい。第2のPCE322は、次に、この情報を使用して、ノードE、F、G、V、T、及びD1を含む第1の経路と、ノードE、P、Q、R、M、W、T、及びD1を含む第2の経路と、ノードH、P、E、F、G、V、T、D1を含む第3の経路と、ノードH、P、Q、R、M、W、T、及びD1を含む第4の経路と、を更新、及び/又は計算してもよい。第2のPCE322は、この情報を、第1のPCE314、及び/又は、その他のPCEのうちのいずれかに送信してもよい。第1のPCE314は、次に、この情報を使用して、ノードS、A、E、F、G、V、T、及びD1を含む第1のサブ経路D1−1と、ノードS、A、E、P、Q、R、M、W、T、及びD1を含む第2のサブ経路D1−2と、ノードS、B、C、H、P、E、F、G、V、T、及びD1を含む第3のサブ経路D1−3と、ノードS、B、C、H、P、Q、R、M、W、T、及びD1を含む第4のサブ経路D1−4と、を計算してもよい。
従って、第1のサブ経路D1−1は、ノードSと、D1と、の間に、約7ホップ(例えば、接続)を含んでもよく、第2のサブ経路D1−2は、ノードSと、D1と、の間に、約9ホップを含んでもよく、第3のサブ経路D1−3は、ノードSと、D1と、の間に、約10ホップを含んでもよく、第4のサブ経路D1−4は、ノードSと、D1と、の間に、約10ホップを含んでもよい。サブ経路500は、第1のPCE314によって受信されてもよく、そして、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを計算するために検討されてもよく、ここで、以下に説明するように、サブ経路500のうちの少なくとも1つが、コアツリーのブランチ又は部分として選択されてもよい。
図6は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを取得するために、同様に計算されてもよい、複数の追加の経路600の実施形態を示す。経路600は、第1のドメイン312、第2のドメイン320、第5のドメイン350、及び第6のドメイン360にわたって、例えば、第1のPCE314、第2のPCE322、第5のPCE352、及び/又は第6のPCE362によって検討されてもよい。経路600は、経路400内のノードのうちの少なくともいくつかを含んでもよい。経路600のノードは、ソースノード302Sと、BN308A、E、M、X、U、及びD2と、トランジットノード306P、Q、及びRと、ブランチノード304Zと、を含んでもよい。加えて、経路600は、図6に示すように配置されてもよい、第1のドメイン312内のトランジットノード306Bと、BN308Cと、第2のドメイン320内のトランジットノード306F、及びJと、BN308H、G、及びKと、を含んでもよい。経路600は、更に、BN308K、及びUに結合されてもよい、第5のドメイン350内のBN308(Y)を含んでもよい。
経路600は、第1のドメイン312内のソースノード302Sと、第6のドメイン360内のBN308D2と、の間のエンドツーエンド経路を含んでもよい。BN308D2は、ドメイン間P2MPツリー300のデスティネーション又はリーフノードを含むドメインのうちの1つであってもよい、第6のドメイン360への、エントリ(イングレスエッジ)ノードであってもよい。以下に説明するように、ソースノード302Sと、BN308D2と、の間のエンドツーエンド経路が、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーのブランチ又は部分を計算するために使用されてもよく、BN308D2は、続いて、サブツリーを介して、第6のドメイン360内のリーフノード310まで延長され、結び付けられてもよい。同様に、ブランチノード304Zも、サブツリーを介して、第5のドメイン350内のリーフノード310まで延長され、結び付けられてもよい。
図7は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを計算するために使用されてもよい、経路600内の複数の計算されたサブ経路700の実施形態を示す。サブ経路700は、第1のドメイン312、第2のドメイン320、第5のドメイン350、及び第6のドメイン360にわたって、例えば、第1のPCE314、第2のPCE322、第5のPCE352、及び/又は第6のPCE362によって計算されてもよい。サブ経路700は、経路600内と同じノードを含んでもよい。具体的には、サブ経路700は、ソースノード302SからBN308D2までのエンドツーエンド経路をそれぞれが表してもよい、第1のサブ経路(D2−1)と、第2のサブ経路(D2−2)と、第3のサブ経路(D2−3)と、第4のサブ経路(D2−4)と、を含んでもよい。
第1のサブ経路D2−1は、ソースノード302Sと、BNノード308D2と、(ソースノード302Sと、BNノード308D2と、の間の)複数のバウンダリノード308A、E、M、X、及びUと、を含んでもよい。第1のサブ経路D2−1は、更に、経路内の約4ホップに対応し得る、BN308EとMとの間のトランジットノード306P、Q、及びR(図示せず)を含んでもよい。図7において、ノード間の直接リンクは、実線の矢印で示されており、間接リンクは、破線の矢印によって示されている。第2のサブ経路D2−2は、ソースノード302Sと、BNノード308D2と、(ソースノード302Sと、BNノード308D2と、の間の)複数のバウンダリノード308A、E、H、K、Y、及びUと、を含んでもよい。第2のサブ経路D2−2は、更に、経路内の約2ホップに対応し得る、BN308EとHとの間のトランジットノード306P(図示せず)と、同様に約2ホップに対応し得る、BN308HとKとの間のトランジットノード306J(図示せず)と、を含んでもよい。第3のサブ経路D2−3は、ソースノード302Sと、BNノード308D2と、トランジットノード306Bと、(ソースノード302Sと、BNノード308D2と、の間の)複数のバウンダリノード308C、H、M、X、及びUと、を含んでもよい。第3のサブ経路D2−3は、更に、経路内の約4ホップに対応し得る、BN308HとMとの間のトランジットノード306P、Q、及びR(図示せず)と、約2ホップに対応し得る、BN308XとUとの間のブランチノード304Z(図示せず)と、を含んでもよい。第4のサブ経路D2−4は、ソースノード302Sと、BNノード308D2と、トランジットノード306Bと、(ソースノード302Sと、BNノード308D2と、の間の)複数のバウンダリノード308C、H、K、Y、及びUと、を含んでもよい。第4のサブ経路D2−4は、更に、約2ホップに対応し得る、BN308HとKとの間のトランジットノード306J(図示せず)を含んでもよい。
サブ経路700は、VSPT手順を使用して計算されてもよい。従って、第6のPCE362は、最初に、第6のドメイン360内のBN308D2を計算又は選択し、この情報を、第5のPCE352、及び/又はその他のPCEのうちのいずれかに送信してもよい。第5のPCE352は、次に、この情報を使用して、ノードX、Z、U、及びD2を含む第1の経路と、BN308Y、U、及びD2を含む第2の経路と、を計算してもよい。第5のPCE352は、この情報を、第2のPCE322、及び/又はその他のPCEのうちのいずれかに送信してもよい。第2のPCE322は、次に、この情報を使用して、ノードE、P、Q、R、M、X、Z、U、及びD2を含む第1のサブ経路と、ノードE、P、H、J、K、Y、U、及びD2を含む第2のサブ経路と、ノードH、P、Q、R、M、X、Z、U、及びD2を含む第3のサブ経路と、ノードH、J、K、Y、U、及びD2を含む第4のサブ経路と、を計算してもよい。第2のPCE322は、この情報を、第1のPCE314、及び/又は、その他のPCEのうちのいずれかに送信してもよい。第1のPCE314は、次に、この情報を使用して、ノードS、A、E、P、Q、R、M、X、Z、U、及びD2を含む第1のサブ経路D2−1と、ノードS、A、E、P、H、J、K、Y、U、及びD2を含む第2のサブ経路D2−2と、ノードS、B、C、H、P、Q、R、M、X、Z、U、及びD2を含む第3のサブ経路D2−3と、ノードS、B、C、H、J、K、Y、U、及びD2を含む第4のサブ経路D2−4と、を計算してもよい。
従って、第1のサブ経路D2−1は、ノードSとD2との間に約10ホップを含んでもよく、第2のサブ経路D2−2は、ノードSとD2との間に約9ホップを含んでもよく、第3のサブ経路D3−3は、ノードSとD2との間に約11ホップを含んでもよく、第4のサブ経路D4−4は、ノードSとD2との間に約8ホップを含んでもよい。サブ経路700は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを計算するために、第1のPCE314によって検討されてもよく、ここで、以下に説明するように、サブ経路700のうちの少なくとも1つが、コアツリーのブランチ又は部分として選択されてもよい。
例えば、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーの少なくとも一部を取得するために、サブ経路700のうちのいずれかの、少なくとも一部が、サブ経路400のうちのいずれかの、少なくとも一部と、マージされてもよい。例えば、最小のホップ数、従って最小のコストを有する、ソースノード302Sからリーフノード310までのエンドツーエンド経路を取得するために、サブ経路がマージされてもよい。一実施形態では、VSPT手順を使用して計算されたサブ経路をマージし、従って、コアツリーを取得するために、アルゴリズムが使用されてもよい。アルゴリズムに従って、それぞれの計算されたサブ経路が、別の計算されたサブ経路とマージされてもよく、そして、結果として得られるマージされたサブ経路のコストが計算されてもよい。例えば、サブ経路500からのサブ経路D1−iが、サブ経路700からのサブ経路D2−jとマージされてもよく、ここで、i及びjは、マージされてもよい全てのサブ経路500及び700を選択するために変更されてもよい、整数値である。プロセスは、全ての可能な、マージされたサブ経路のコストが計算されるまで、繰り返されてもよい。最後に、最小のコストを有する、マージされたサブ経路が、コアツリーを確立するために選択されてもよい。一実施形態では、それぞれのマージされたサブ経路のコストは、マージされたサブ経路のホップ数と等しくてもよい。しかし、他の実施形態では、帯域幅、及び/又はサービス品質(QoS)要件などのその他の基準が、各経路の要件を評価するために使用されてもよい。
一実施形態では、サブ経路500と700とをマージしコアツリーを取得するためのアルゴリズムは以下の指示を含んでもよい。
1−VSPT(D1)からサブ経路(D1−i)を、VSPT(D2)からサブ経路(D2−j)を、取得する。
2−サブ経路(D1−i)とサブ経路(D2−j)とをマージして、コアツリー(D1−i−D2−j)とする。
3−コアツリー(D1−i−D2−j)のコストを計算する。
4−全てのi及びjの組み合わせについて、(1)〜(3)を繰り返して、全ての可能なコアツリーを生成する。
5−全てのコアツリーの中で、最小のコストを有するコアツリーを評価し識別する。
図8は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを計算するために、サブ経路500及びサブ経路700のうちの少なくともいくつかの部分をマージすることによって取得されてもよい、マージされたサブ経路800の実施形態を示す。マージされたサブ経路800は、第1のドメイン312、第2のドメイン320、第3のドメイン330、第4のドメイン340、第5のドメイン350、及び第6のドメイン360にわたって、例えば第1のPCE314によって計算されてもよい。マージされたサブ経路800は、サブ経路500及びサブ経路700内のノードのうちの少なくともいくつかを含んでもよい。具体的には、マージされたサブ経路800は、第1のサブ経路D1−1と、第2のサブ経路D2−2の一部と、を含んでもよい。マージされたサブ経路800は、第1のサブ経路D1−1内のノードS、A、E、F、G、V、T、及びD1と、第2のサブ経路D2−2からのノードP、H、J、K、Y、U、及びD2とを含んでもよく、第2のサブ経路D2−2は、ノードS、A、及びEを、第1のサブ経路D1−1と共有してもよい。マージされたサブ経路800のノードのうちのいくつか、例えば、ノードF、P、及びJは、図8に示されていない。ノード間の直接リンクは、実線の矢印で示されており、間接リンクは、欠けているノードを示すために、破線の矢印によって示されている。マージされたサブ経路800は、ソースノード302Sと、BN308D1及びD2との間に、約14ホップを含んでもよい。
図9は、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを計算するために、サブ経路500及びサブ経路700のうちの少なくともいくつかの部分をマージすることによって取得されてもよい、別のマージされたサブ経路900の実施形態を示す。マージされたサブ経路800と同様に、マージされたサブ経路900は、ドメインにわたって、例えば第1のPCE314によって計算されてもよく、そして、サブ経路500及びサブ経路700内のノードのうちの少なくともいくつかを含んでもよい。具体的には、マージされたサブ経路900は、第2のサブ経路D1−2と、第1のサブ経路D2−1の一部と、を含んでもよい。マージされたサブ経路900は、第2のサブ経路D1−2内のノードS、A、E、P、Q、R、M、W、T、及びD1と、第1のサブ経路D2−1からのノードX、U、及びD2と、を含んでもよく、第1のサブ経路D2−1は、ノードS、A、E、P、Q、R、及びMを、第2のサブ経路D1−2と共有してもよい。マージされたサブ経路900のノードのうちのいくつか、例えば、ノードP、Q、及びRは、図9に示されていない(破線の矢印を使用して示されている)。ノード間の直接リンクは、実線の矢印で示されており、間接リンクは、欠けているノードを示すために、破線の矢印によって示されている。マージされたサブ経路900は、ソースノード302Sと、BN308D1、及びD2と、の間に、約12ホップを含んでもよい。マージされたサブ経路900は、マージされたサブ経路800より、少ないホップを含んでもよく、従って、少ないコストを有してもよいため、マージされたサブ経路900が、ドメイン間P2MPツリー300内のコアツリーを確立するために選択されてもよい。
図10は、サブ経路500及び700から、マージされたサブ経路900を計算、及び選択することによって取得されてもよい、計算されたコアツリー1000の実施形態を示す。図10に示すように、計算されたコアツリー1000は、更に、ドメイン間P2MPツリー300の部分であってもよく、そして、ドメイン間P2MPツリーのドメインにわたって延在してもよい。コアツリー1000は、ソースノード302Sと、BN308D1及びD2との間を接続し得る経路400及び600の部分を含んでもよい。経路400及び600の残りの部分は、上述のような、例えばBRPC及びVSPT手順を使用した、コアツリー計算手順の間に、削除又は枝刈りされてもよい。
一実施形態では、ドメイン間P2MPツリー計算を完了するために、デスティネーション又はリーフノードを含む、複数のサブツリーが計算され、次に、コアツリーと組み合わされてもよい。サブツリーは、例えば、コアツリー、及び/又はドメイン間P2MPツリーに関する、一連のドメインとは無関係に、リーフノードを含む各ドメイン内で計算されてもよい。サブツリーは、例えば、経路を計算するため(例えば、経路コストの最小化)、又は複数の経路の計算を同期させるため(例えば、総計の帯域幅消費の最小化)に使用されてもよい、少なくとも1つの最適化基準を含み得る目的関数(OF)に基づいて、計算され、最適化されてもよい。例えば、最適化されたサブツリーは、最小コストツリー、又は最短経路ツリーであってもよい。更に、1つのドメイン内のサブツリー計算は、別のドメイン内の別のサブツリーの計算と無関係であってもよい。
図11は、ドメイン間P2MPツリー300を取得、確立するために、コアツリー1000と組み合わされてもよい、複数の計算されたサブツリー1100の実施形態を示す。サブツリー1100は、リーフノード310を含むドメイン、例えば、第1のドメイン312、第4のドメイン340、第5のドメイン350、及び第6のドメイン360内で、計算されてもよい。サブツリー1100は、図11に示すように相互に結合されてもよい、複数のブランチノード304と、リーフノード310のうちのいくつかと、をそれぞれが含んでもよい。各サブツリーは、更に、コアツリー1000のノードに結合されてもよい。具体的には、第1のドメイン312内のサブツリーのブランチノード304は、ソースノード302Sに結合されてもよく、第4のドメイン340内のサブツリーの2つのブランチノード304は、BN308D1に結合されてもよく、第5のドメイン350内のサブツリーの2つのブランチノード304は、ブランチノード304Zに結合されてもよく、第6のドメイン360内のサブツリーのブランチノード304は、BN308D2に結合されてもよい。一実施形態では、サブツリー1100は、最適化された最短経路ツリーを取得するために、CSPF手順を使用して、ドメインのうちの少なくともいくつかの中で計算されてもよい。
図12は、ドメイン間P2MPツリー300、又はドメイン間P2MPツリー200などの、複数のドメインにわたるP2MPツリーを計算するために使用されてもよい、ドメイン間ツリー計算方法1200の実施形態を示す。方法1200は、ソース又はイングレスノードから、リーフ又はエグレスノードのうちのいくつかを含む各ドメイン内のBNまでの、コアツリーが計算されてもよい、ブロック1210において開始されてもよい。コアツリーは、BRPC及びVSPT手順を使用して計算されてもよく、そして、イングレスノードから、リーフノードを含む各ドメイン内のエントリノード又はBNまで延在する、複数の経路を含んでもよい。ブロック1220において、リーフノードを含む各ドメイン内のBNから、同じドメイン内のリーフノードまでの、サブツリーが計算されてもよい。サブツリーは、CSPF手順を使用して計算されてもよく、そして、リーフノードを含む各ドメイン内のエントリノード又はBNから、ドメイン内のリーフノードまで延在する、複数の経路を含んでもよい。方法1200は、次に、終了してもよい。方法1200では、コアツリーと、サブツリーと、は、独立して、かつ任意の順序で計算されてもよい。しかし、例えば、リーフノードを含むドメイン内のBNの共有された知識を保証し、従って、コアツリーと、サブツリーと、の間の経路計算を向上させるために、計算されたツリーに関する情報は、計算を処理するPCEの間で通信されてもよい。
一実施形態では、新たな経路を計算するため、既存の経路にブランチを追加するため、あるいは、経路を記憶、削除、又は再最適化するために、PCC(例えば、ソース又はイングレスノード)とPCEとは、要求メッセージ及び応答メッセージを交換してもよい。交換される要求及び/又は応答メッセージの数は、ツリー内の要求されるリーフノードの数と無関係であってもよい。PCCとPCEとの間で交換されるメッセージは、計算要求又は応答が、P2MP経路に関連するか、P2P経路に関連するかを示してもよい。加えて、メッセージは、経路を要求又は計算するために使用され得る経路計算情報を含んでもよい。例えば、メッセージは、(例えば、1つのドメイン内の)標準P2MP経路、又はドメイン間P2MP経路の関連メッセージを示す要求/応答(RP)オブジェクト、ドメインに関連付けられた分散PCEトポロジを指定するPCEシーケンスオブジェクト、及び/又は、経路のソースと少なくとも1つのデスティネーションノードとを指定する、エンドポイントオブジェクトを含んでもよい。メッセージは、更に、計算の失敗、又は、使用されない可能性がある、要求メッセージ内の少なくともいくつかのノード、又は、両方を示す、エラーメッセージを含んでもよい。
図13は、PCCから送信される要求メッセージ、又はPCEから送信される応答メッセージの一部であってもよい、RPオブジェクト1300の一実施形態である。RPオブジェクト1300は、更に、様々なドメインに関連付けられたPCEの間で交換されてもよい。RPオブジェクト1300は、予約フィールド1310と、複数のフラグ1321と、RPコアツリービット(C)フラグ1322と、ストリクト/ルースビット(Strict/Loose bit)(O)フラグ1323と、双方向ビット(B)フラグ1324と、再最適化ビット(R)フラグ1325と、複数の優先度(Pri)フラグ1326と、要求ID番号1330と、を含んでもよい。加えて、RPオブジェクト1300は、例えば、経路計算能力、経路制約条件、又はその他の経路情報を示すための、少なくとも1つの、タイプ−長さ−値(TLV)1340を、必要に応じて含んでもよい。フラグ1321は、フラグメンテーションビット(F)フラグ、明示ルートオブジェクト(ERO)−圧縮ビット(E)フラグ、及び/又は、マルチキャスト能力ビット(M)フラグを含んでもよい。フラグ1321は、更に、割り当てられていない、又は予約された、追加のビットを含んでもよい。例えば、残りのビットは、0に設定され、無視されてもよい。一実施形態では、Cフラグ1322、Oフラグ1323、Bフラグ1324、Rフラグ1325、及びフラグ1321内の各フラグは、約1ビットの長さを有してもよく、Priフラグ1326は、約3ビットの合計の長さを有してもよく、要求ID番号1330は、約32ビットの長さを有してもよく、予約フィールド1310は、約8ビットの長さを有してもよい。
一実施形態では、Cフラグは、要求又は応答メッセージが、ドメイン間P2MP経路又はツリー計算に関連することを示すためにセットされてもよい。更に、RPオブジェクト1300のフィールドのうちの少なくともいくつかは、PCEPに基づいて設定されてもよい。例えば、予約フィールド1321は、他の目的のために予約されてもよく、かつ/又は使用されなくてもよい。Oフラグ1323は、ルース経路を受け入れ可能であることを示すために、要求メッセージ内でセットされてもよく、又は、ストリクトホップのみを含む経路が要求されることを示すために、クリアされてもよい。その一方で、Oフラグ1323は、計算された経路がルースであることを示すために、応答メッセージ内でセットされてもよく、又は、計算された経路がストリクトホップを含むことを示すために、クリアされてもよい。Bフラグ1324は、経路計算要求が、各方向において同じTE要件(運命共有(fate sharing)、保護及び復元、LSR,TEリンク、リソース要件(例えば、レイテンシ、及びジッタ)など)を有してもよい、少なくとも1つの双方向TE LSPに関連することを示すために、セットされてもよい。さもなければ、Bフラグ1324は、LSPが単方向であることを示すために、クリアされてもよい。Rフラグ1325は、計算要求が、既存の経路又はブランチの再最適化に関連することを示すためにセットされてもよい。Priフラグ1326は、推奨される要求優先度を指定するために使用されてもよい。例えば、Priフラグ1326は、PCCにおいてローカルに設定されてもよい、約1〜約7の値を有してもよい。あるいは、Pフラグ1326は、要求優先度が指定されない場合、0に設定されてもよい。要求ID番号1330は、経路計算要求コンテキストを識別するために、PCCのソースIPアドレス、又はPCEネットワークアドレスと組み合わされてもよい。要求ID番号は、新たな要求がPCEに送信されるたびに、変更又はインクリメントされてもよい。いくつかの実施形態では、Eフラグは、経路情報が、圧縮されたフォーマットで表されることを示すために、セットされてもよく、さもなければ、クリアされてもよい。Mフラグは、要求メッセージ、又は応答メッセージが、P2MP経路計算に関連するか、P2P経路計算に関連するかを示すために設定されてもよい。
図14は、P2MP経路計算と、複数のドメインと、に関連付けられた分散PCEトポロジを指定するために、様々なドメインに関連付けられたPCEの間で交換されてもよい、PCEシーケンス又はチェーンオブジェクト1400の実施形態を示す。PCEシーケンスオブジェクト1400は、オブジェクトクラスフィールド1410と、オブジェクトタイプ(OT)フィールド1421と、予約(Res)フィールド1422と、Pフラグ1423と、Iフラグ1424と、オブジェクト長フィールド1425と、第1のPCEアドレスフィールド1430と、少なくとも1つの、第2のPCEアドレスフィールド1440と、を含んでもよい。第1のPCEアドレスフィールド1430は、分散PCEトポロジ内のルートPCEのネットワークアドレスを指定してもよい。第2のPCEアドレスフィールド1440は、PCEトポロジシーケンス又はチェーン内の、複数の後続の(例えば、ダウンストリーム)PCE(少なくともリーフPCEを含んでもよく、必要に応じて、トランジットPCE、及び/又はブランチPCEを含んでもよい)のネットワークアドレスを指定してもよい。PCEアドレスは、インターネットプロトコル(IP)バージョン4(IPv4)、又はIPバージョン6(IPv6)アドレスであってもよく、それぞれ、約32ビット、又は128ビットに等しい長さを有してもよい。加えて、オブジェクトクラスフィールド1410、及びOTフィールド1421は、PCEシーケンスオブジェクト1400が、複数のドメインにわたる分散PCEトポロジ内の複数のPCEに関連付けられた、複数のアドレス(例えば、IPv4アドレス)を含むことを示すために設定されてもよい。PCEシーケンスオブジェクト1400の残りのフィールドは、現在のPCEPの標準及び要件に従って設定されてもよい。
図15は、PCC又はPCEから送信される要求メッセージの一部であってもよい、エンドポイントオブジェクト1500の一実施形態である。エンドポイントオブジェクト1500は、P2MP経路計算のために、ソースノードと、複数のデスティネーション又はリーフノードと、を指定するために使用されてもよい。エンドポイントオブジェクト1500は、リーフタイプフィールド1510と、ソースアドレスフィールド1520と、複数のデスティネーションアドレスフィールド1530と、を含んでもよい。リーフタイプフィールド1510は、オブジェクトが、ツリーに新たなリーフを追加するための要求に関連付けられているか、ツリーからリーフを削除するための要求に関連付けられているか、リーフのための経路を修正又は再計算するための要求に関連付けられているか、あるいは、リーフへの経路を変更せずに維持するための要求に関連付けられているか、を示してもよい。ソースアドレスフィールド1520は、ツリーのルート又はソースノードのアドレスを示してもよく、デスティネーションアドレスフィールド1530は、ツリーのデスティネーション又はリーフノードのアドレスを示してもよい。一実施形態では、ソースアドレス、及びデスティネーションアドレスは、IPv4アドレスであってもよい。あるいは、ルートアドレス、及びデスティネーションアドレスは、IPv6アドレスであってもよい。
一実施形態では、ドメイン間P2MP経路計算メッセージは、以下の要件のうちの少なくともいくつかを満たすように設定されてもよい。
1−P2MP経路計算要求の指示。
2−P2MP目的関数の指示。
3−P2MP経路計算の非サポート。
4−バックレベルPCE実装による非サポート。
5−デスティネーションの指定。
6−P2MP経路の指示。
7−マルチメッセージ要求及び応答。
8−デスティネーションごとの制約条件及びパラメータの非指定。
9−経路修正、及び経路ダイバーシティ。
10−P2MP TE LSPの再最適化。
11−既存の経路へのデスティネーションの追加、及び削除。
12−適用可能なブランチノードの指定。
13−能力交換。
14−マルチメッセージ要求及び応答。
一実施形態では、PCC及びPCEは、以下のフォーマットを有してもよい応答メッセージを交換してもよい。
Figure 0005419974
一実施形態では、PCC及びPCEは、以下のフォーマットを有してもよい要求メッセージを交換してもよい。
Figure 0005419974
一実施形態では、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)文書draft−yasukawa−pce−p2mp−req−05、及びIETFリクエストフォーコメンツ(RFC)5440(当該文書はその全体が再現されたかのように、参照によって本明細書中に援用される)に記載された、複数の管理可能性要件(manageability requirements)が、ドメイン間P2MP経路又はツリー計算をサポートするために使用されてもよい。例えば、PCEは、ネットワーク内のノード(例えば、LSR)の、P2MPシグナリング及びブランチ能力(P2MP signaling and branching capabilities)に関する情報を要求してもよい。PCEPプロトコルは、更に、追加の管理可能性要件を満たすように拡張されてもよい。例えば、複数の制御パラメータが、例えば機能、及び/又はポリシー制御のために、使用、及び/又は交換されてもよい。制御パラメータは、P2MP経路計算を有効又は無効にするため、(例えば発見プロトコル又は能力交換を使用した)P2MP経路計算能力広告を有効又は無効にするため、又は両方のためのパラメータを含んでもよい。加えて、IETF文書draft−yasukawa−pce−p2mp−req−05に記載されているように、例えば情報及びデータモデルのための、複数の管理情報ベース(MIB)オブジェクトが、ドメイン間P2MPツリー計算をサポートするために使用されてもよい。
上述のネットワーク構成要素は、課される必要な作業負荷に対処するための十分な処理パワー、メモリリソース、及びネットワークスループット能力を有する、コンピュータ、又はネットワーク構成要素などの、任意の汎用ネットワーク構成要素上に実装されてもよい。図16は、本明細書で開示した構成要素の1つ以上の実施形態の実装に好適な、一般的な、汎用ネットワーク構成要素1600を示す。ネットワーク構成要素1600は、二次記憶1604、読み出し専用メモリ(ROM)1606、ランダムアクセスメモリ(RAM)1608、入出力(I/O)装置1610、及びネットワーク接続性装置(network connectivity devices)1612と通信状態にある、プロセッサ1602(中央処理ユニット又はCPUと呼ばれる場合がある)を含む。プロセッサ1602は、1つ以上のCPUチップとして実装されてもよく、又は、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)の部分であってもよい。
二次記憶1604は、一般に、1つ以上のディスクドライブ、又は消去可能プログラマブルROM(EPROM)を含み、データの不揮発性記憶のために使用される。二次記憶1604は、プログラムを記憶するために使用され、そのようなプログラムは、実行のために選択された場合、RAM1608にロードされる。ROM1606は、プログラムの実行中に読み出される命令と、おそらくデータと、を記憶するために使用される。ROM1606は、一般に、二次記憶1604のより大きなメモリ容量に比べて小さなメモリ容量を有する、不揮発性メモリ装置である。RAM1608は、揮発性データを記憶するため、そしておそらく、命令を記憶するために使用される。ROM1606、及びRAM1608へのアクセスは、一般に、二次記憶1604へのアクセスよりも高速である。
少なくとも1つの実施形態が開示されたが、当業者によって行われる、実施形態(1つ又は複数)、及び/又は実施形態(1つ又は複数)の特徴の、変形、組み合わせ、及び/又は修正は、本開示の範囲内に入る。実施形態(1つ又は複数)の特徴を組み合わせること、統合すること、及び/又は省略することによってもたらされる代替の実施形態も、本開示の範囲内に入る。数値範囲又は限定が明確に記載されている場合、そのような明確な範囲又は限定は、明確に記載された範囲又は限定内に入る同様の大きさの、反復的範囲又は限定を含むものと理解されたい(例えば、約1〜約10は、2、3、4などを含み、0.10より大きいは、0.11、0.12、0.13などを含む)。例えば、下限Rと、上限Rと、を有する数値範囲が開示される場合、範囲内に入る任意の数が具体的に開示される。特に、範囲内の次の数が具体的に開示される。R=R+k*(R−R)。ここで、kは、1パーセント〜100パーセントの範囲の、1パーセント刻みの変数であり、すなわち、kは、1パーセント、2パーセント、3パーセント、4パーセント、5パーセント、...、50パーセント、51パーセント、52パーセント、...、95パーセント、96パーセント、97パーセント、98パーセント、99パーセント、又は100パーセントである。更に、上記で規定された2つのR数によって規定される、任意の数値範囲も、具体的に開示される。特許請求の範囲の任意の要素に関する、用語「必要に応じて(optionally)」の使用は、要素が必要とされ、あるいは、要素が必要とされず、両方の選択肢が特許請求の範囲内にある、ということを意味する。備える、含む(comprises)、含む(includes)、有する(having)などの、広範な用語の使用は、からなる(consisting of)、本質的に〜からなる(consisting esentially of)、実質的に〜からなる(comprised substantially of)などの、より狭い用語のサポートを提供することを理解されたい。従って、保護範囲は、上述の説明によって限定されるものではなく、特許請求の範囲によって規定され、保護範囲は、特許請求の範囲の対象の全ての均等物を含む。各々の請求項は、さらなる開示として、本明細書中に援用され、請求項は、本開示の実施形態(1つ又は複数)である。本開示内の参考文献、特に、本出願の優先日後の公開日を有するいかなる参考文献の議論も、それが先行技術であることを認めるものではない。本開示中で引用された全ての特許、特許出願、及び刊行物の開示は、それらが、本開示を補足する例示的、手続き的、又はその他の詳細を提供する程度まで、参照によってここに援用される。
本開示中で、いくつかの実施形態を提供したが、開示されたシステム、及び方法は、本開示の精神及び範囲を逸脱することなく、多くの他の特定の形態で実施されてもよい、ということを理解されたい。本例は、例示的なものであり、限定的なものではない、と考えられるべきであり、本明細書中に示した詳細に限定されることを意図するものではない。例えば、様々な要素又は構成要素が、別のシステム内で組み合わされ、又は統合されてもよく、あるいは、特定の特徴が、省略されてもよく、又は実施されなくてもよい。
加えて、様々な実施形態において、別々の、又は分離したものとして記載及び図示された、技術、システム、サブシステム、及び方法は、本開示の範囲を逸脱することなく、他のシステム、モジュール、技術、又は方法と組み合わされ、又は統合されてもよい。結合されている、直接結合されている、又は相互に通信しているとして示された、又は議論されたその他の品目は、何らかのインタフェース、装置、又は中間構成要素を介して、電気的に、機械的に、又はその他の方法で、間接的に結合されてもよく、又は通信してもよい。変更、置換、及び改変の、その他の例は、当業者によって把握可能であり、本明細書中で開示された精神及び範囲から逸脱することなく実施されることが可能である。

Claims (15)

  1. イングレスノードと通信し、複数のネットワークドメインにわたるドメイン間ポイントツーマルチポイント(P2MP)ツリーのためのコアツリーを共同で計算し、前記ネットワークドメインのうちの少なくともいくつかの中の複数のサブツリーを独立して計算するように構成された、複数の経路計算エレメント(PCE)を備え、
    前記コアツリーは、前記イングレスノードを、デスティネーションノードを有する前記ネットワークドメインの各々の中のバウンダリノード(BN)に接続し、各サブツリーは、デスティネーションノードを有する前記ネットワークドメインのうちの1つの中で、前記BNを、複数のデスティネーションノードに接続し、前記複数のデスティネーションノードを含み、且つ他のネットワークドメインからは隠されている、
    システム。
  2. 前記コアツリーは、前記イングレスノードと、デスティネーションノードを有する前記ドメインのそれぞれの中の前記BNと、ブランチノード及びトランジットノード、又は両方と、を含み、前記サブツリーは、ブランチノード及びトランジットノード、又は両方と、前記デスティネーションノードと、を含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記PCEは、前記イングレスノードを含む、前記ネットワークドメインのうちの1つ、に関連付けられた、ルートPCEと、前記ドメインのうちの1つに関連付けられたトランジットPCEであって、前記ドメインのうちの前記1つは、前記イングレスノードからのトラフィックを、前記ドメインのうちの別の1つに伝送する、トランジットPCEと、前記イングレスノードからのトラフィックを、前記ドメインのうちの少なくとも2つに転送する、前記ドメインのうちの1つ、に関連付けられた、ブランチPCEと、前記デスティネーションノードを含む、前記ドメインのうちの1つ、に関連付けられた、リーフPCEと、を含む、分散PCEトポロジ内に配置される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記PCEのうちの少なくともいくつかと、前記イングレスノードとは、前記分散PCEトポロジを指定する、PCEシーケンスオブジェクトを交換し、前記PCEシーケンスオブジェクトは、オブジェクトクラスと、オブジェクトタイプ(OT)と、オブジェクト長と、ルートPCEアドレスと、リーフPCEアドレスと、を含み、又は、
    前記PCEのうちの少なくともいくつかと、前記イングレスノードと、は、前記ドメイン間P2MPツリーのための経路計算要求/応答を指示する、要求/応答(RP)オブジェクトを交換し、又は、
    前記PCEのうちの少なくともいくつかと、前記イングレスノードとは、前記イングレスノードのアドレスと、前記デスティネーションノードの複数のアドレスと、リーフタイプと、を含む、エンドポイントオブジェクトを交換する、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記RPオブジェクトは、RPコアツリービット(C)フラグと、ストリクト/ルースビット(O)フラグと、双方向ビット(B)フラグと、再最適化ビット(R)フラグと、複数の優先度フラグと、複数のその他のフラグと、要求識別子(ID)番号とを含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記Cフラグは、要求又は応答メッセージが、ドメイン間P2MPツリー計算に関連するコアツリーのためのものであることを指示するために設定される、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記リーフタイプは、前記オブジェクトが、前記P2MPツリーに新たなリーフを追加するための要求に関連付けられているか、前記P2MPツリーからリーフを削除するための要求に関連付けられているか、既存のリーフのための経路を修正又は再計算するための要求に関連付けられているか、あるいは、前記リーフへの前記経路を変更せずに維持するための要求に関連付けられているか、を指示するために設定される、請求項4に記載のシステム。
  8. 複数のネットワークドメインにわたる、ソースノードから、複数のリーフノードまでの、ドメイン間ポイントツーマルチポイント(P2MP)ツリーのための、計算要求を取得し、
    前記ソースノードから、前記リーフノードのうちの少なくともいくつかを含む前記ネットワークドメインのそれぞれの中のバウンダリノード(BN)までの、複数の経路を含む、コアツリーを計算し、
    前記リーフノードのうちの少なくともいくつかを含む前記ネットワークドメインのそれぞれについて、前記コアツリー内のバウンダリノード(BN)から前記リーフノードまで、前記リーフノードを含み且つ他のネットワークドメインからは隠されているサブツリーを計算し、
    ドメイン間P2MPツリー計算の結果を、前記ソースノードに送信する、
    ことを含む方法を実施する、ように構成された、少なくとも1つのプロセッサ、
    を備える、ネットワーク構成要素。
  9. 前記コアツリーは、BRPC(Backward Recursive Path Calculation)手順と、VSPT(Virtual Shortest Path Tree)手順と、を使用して計算される、請求項8に記載のネットワーク構成要素。
  10. 前記方法は、
    前記ソースノードから、前記リーフノードのうちの少なくともいくつかを含む前記ネットワークドメインのそれぞれの中の前記BNまでの、複数のサブ経路を計算し、
    前記ソースノードを、前記リーフノードのうちの少なくともいくつかを含む前記ネットワークドメインのそれぞれの中の前記BNに接続する、前記サブ経路の、各組み合わせについてのコストを計算し、
    メトリックを最も良好に満たす、前記サブ経路の組み合わせを選択する、
    ことを更に含む、請求項9に記載のネットワーク構成要素。
  11. 前記サブ経路のそれぞれは、前記ネットワークドメインのそれぞれの中の前記BNから、前記ソースノードまでの順序で、経路に、複数のノードを追加することによって計算され、又は、
    サブツリーが、前記リーフノードのうちの少なくともいくつかを含む前記ネットワークドメインのそれぞれの中で、前記BNを、前記リーフノードに接続するために、前記コアツリーから独立して計算される、請求項8に記載のネットワーク構成要素。
  12. 前記サブツリーは、CSPF(Constrained Shortest Path First)手順を使用して計算され、又は、
    前記サブツリーは、経路を計算するため、複数の経路の計算を同期させるため、又は両方のために使用される、目的関数(OF)に基づいて計算される、請求項11に記載のネットワーク構成要素。
  13. 前記ドメイン間P2MPツリーが正常に計算された場合、前記ドメイン間P2MPツリー計算の前記結果は、前記ソースノードから、デスティネーションノードまでの、ドメイン間P2MPツリーを含み、又は、
    ドメイン間P2MPツリーが計算されない場合、前記ドメイン間P2MPツリー計算の前記結果は、ドメイン間P2MPツリーが見出されることができない理由についての、エラーコードと、詳細情報と、を含む、請求項8に記載のネットワーク構成要素。
  14. ソースノードから、リーフノードを含む複数のドメインのそれぞれの中のバウンダリノード(BN)までの、コアツリーを計算し、
    前記ドメインのそれぞれの中において、前記BNから同じドメイン内の前記リーフノードまで、前記リーフノードを含み且つ他のドメインからは隠されているサブツリーを計算し、
    前記コアツリーと、前記ドメインのそれぞれの中の前記サブツリーと、を組み合わせて、ドメイン間ポイントツーマルチポイント(P2MP)ツリーを確立する、
    ことを含む、方法。
  15. 前記サブツリーは、前記ドメイン間で機密情報を共有せずに、前記ドメインのそれぞれの中で独立して計算され、前記サブツリーは、最小コストツリー、又は最短経路ツリーである、請求項14に記載の方法。
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