JP5416989B2 - 使用済核燃料物質の供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、使用済核燃料物質の供給方法に係り、特に、原子力発電所で発生する使用済核燃料物質のフッ化工程を含む核燃料再処理方法に適用するのに好適な使用済核燃料物質の供給方法を提供することにある。
近年の原子力産業の状況では、高速増殖炉によるウラン資源利用率の大幅な向上が期待される時期までに、相当の期間が必要とされる。このため、近い将来では、ウランとプルトニウムの混合酸化物燃料(MOX)を軽水炉の燃料サイクルで利用することによって、ウラン資源の利用率を高めると共に、プルトニウムを消費していくことが必要である。軽水炉の燃料サイクルにおける再処理製品であるウランは、再利用または一次的な貯蔵のため残留放射能が極微量の高精製度の製品であることが望ましい。また、MOXにおいても、現行の軽水炉における利用、及び燃料の製造ライン(原料である使用済核燃料物質の粉末を受入れてから燃料集合体が製造されるまでの製造工程のライン)の観点から、高精製度であることが要求される。
現在の再処理技術の主流は、溶媒抽出法を用いたPULEX法である。この方法では、製品であるウラン、MOX(またはプルトニウム)が高精製度で回収される。しかし、PULEX法は、主工程において溶媒抽出という大型の分離体系を必要とすること、及び大量の液体放射性廃棄物が発生することから、再処理コストが高くなる傾向にある。このため、PULEX法は、経済性を向上させるために、再処理設備の小型化及び放射性廃棄物量の低減を図る必要がある。
乾式再処理技術の1つに、1980年代までに開発が継続されたフッ化物揮発法がある。この方法は、小形の設備で高精製度のウランを回収できるという利点がある。しかしながら、この方法は、プルトニウムの生成が難しいという課題がある。
そこで、PULEX法の上流にフッ化物揮発法によるウランの分離精製工程を設けることによって、PULEX法の設備を小型化すると共に、プルトニウムの生成が難しいというフッ化物揮発法の課題を補う相補的なハイブリッド再処理法であるFLUOREX法の開発が行われている。
FLUOREX法では、軽水炉に用いられる核燃料物質の大部分を占めるウランのうち、90%以上をフッ化反応により気体状のUFに転換して揮発させ、分離する。すなわち、脱被覆工程で、軽水炉から発生した使用済核燃料物質を粉末状にする。この粉末状の使用済核燃料物質と高濃度のフッ素ガスを塔状のフレーム炉に導入し、1200℃程度の温度で核燃料物質に含まれるウランをUFに転換する。
このUFは、蒸留塔及び吸着剤によって精製することができる。得られた製品はウラン濃縮に用いるUFの化学形態であるため、得られた製品を、転換施設を介することなくウラン濃縮、及び転換施設で使用することができ、核燃料物質として再利用することができる。ウランの大部分を除去した残りの10%以下のウラン及びプルトニウム、及び不揮発性のFPは、可溶性の酸化物に転換した後、硝酸に溶解され、その後はPULEX法を用いて精製される。
このFLUOREX法は、火力原子力発電、Vol.54,No.12,天野 治ほか、「フッ化物揮発法による再処理技術の開発」、46頁〜54頁、2003年12月発行に記載されている。
火力原子力発電、Vol.54,No.12,天野 治ほか、「フッ化物揮発法による再処理技術の開発」、46頁〜54頁、2003年12月発行
使用済核燃料物質のフッ化工程では、フッ素を使用するため、水分が混入した場合には、生成された腐食生成物によりフッ化工程で使用する機器(フッ化装置)の腐食が増大し、この腐食した機器の交換頻度が増大することが懸念される。機器の交換頻度が増大することは、使用済核燃料再処理装置の稼働率の低下につながる。このため、フッ化工程への水分の持ち込みを低減する必要がある。
フッ化処理の前処理は、脱被覆工程である。この脱被覆工程では、使用済燃料集合体に含まれる燃料棒内の燃料ペレットを粉末状にする。粉末にされた使用済核燃料物質がフッ化工程に持ち込まれる。脱被覆工程の設備とフッ化工程の設備を切り離し、脱被覆工程からフッ化工程に粉末状の使用済核燃料物質を導入する際に、水分を含む空気のフッ化工程への流入を防ぐために、両工程の各設備がお互いに隔離される。空気に同伴する水分のフッ化工程の設備への同伴を、改善することが望まれる。
本発明の目的は、使用済核燃料再処理装置の稼働率を向上できる使用済核燃料物質の供給方法を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、容器に接続された使用済核燃料物質供給管に設けられた第1弁を開いて容器に接続された使用済核燃料物質排出管に設けられた第2弁を閉じた状態で、容器内に使用済核燃料物質を供給し、第1弁を閉じて第2弁を開いた状態で容器内の使用済核燃料物質をフッ化装置に供給することにある。
容器に使用済核燃料物質供給管を通して使用済核燃料物質を供給しているときに第2を閉じ、フッ化装置への使用済核燃料物質の供給のために、容器から使用済核燃料物質を排出しているときに第1弁を閉じるので、使用済核燃料物質供給管とフッ化装置が常に連絡状態になることを防ぐことができる。このため、使用済核燃料物質供給管から水分を含む空気がフッ化装置に連続して供給されることを防止でき、フッ化装置内で、その水分によって生成される腐食生成物の量が低減され、腐食生成物によるフッ化装置の腐食が軽減される。したがって、フッ化装置の交換頻度が低減し、使用済核燃料再処理装置の稼働率が向上する。
本発明によれば、使用済核燃料再処理装置の稼働率を向上させることができる。
本発明の好適な一実施例である実施例1の使用済核燃料物質の供給方法に用いられる使用済核燃料物質供給装置の構成図である。 実施例1の使用済核燃料物質の供給方法を実行する際における、図1に示す使用済核燃料物質供給装置の操作手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例である実施例2の使用済核燃料物質の供給方法に用いられる使用済核燃料物質供給装置の構成図である。 実施例2の使用済核燃料物質の供給方法を実行する際における、図3に示す使用済核燃料物質供給装置の操作手順を示すフローチャートである。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である使用済核燃料物質の供給方法を説明する。この供給方法を説明する前に、本実施例の使用済核燃料物質の供給方法に用いられる使用済核燃料物質供給装置1について説明する。
使用済核燃料物質供給装置1は、粉体供給装置4,9、燃料供給弁5、燃料受入貯槽(第1容器)6、燃料排出弁7、燃料貯槽(第2容器)8、排気装置12及びヒーター24を備えている。粉体供給装置4は、一時貯槽3に接続され、連結管11によって燃料受入貯槽6の上端部に接続される。粉体供給装置4は、内部に、モーター30によって回転される回転フィーダ2を配置している。燃料供給弁5が連結管11に設けられる。燃料供給弁5は連結管11の開閉を行う弁体38を有する。ヒーター24が、燃料受入貯槽6を取り囲んで燃料受入貯槽6に設けられる。レベル検出器23が燃料受入貯槽6に取り付けられる。燃料受入貯槽6の底部に接続された連結管14が燃料貯槽8の上端部に接続される。レベル検出器37が燃料貯槽8に設置される。燃料排出弁7が連結管14に設けられ、燃料排出弁7は連結管14の開閉を行う弁体39を有する。粉体供給装置9が燃料貯槽8の底部に接続される。粉体供給装置9は、内部に、モーター17によって回転される回転フィーダ16を配置している。粉体供給装置9に接続された燃料排出管34は、フッ化装置10に接続される。
排気装置12が燃料供給弁5の下流で連結管11に接続される。排気装置12は、排気管13、フィルタ19、排気弁20及び排風機21を有する。連結管11に接続された排気管13が、排風機21に接続され、さらに、オフガス処理装置22に接続される。圧力計27、フィルタ19及び排気弁20が排気管13に設けられる。Arガス供給弁26が設けられたArガス供給管15が、燃料排出弁7よりも上流で連結管14に接続される。
使用済核燃料再処理装置は、フッ化装置10、溶媒抽出装置25、UF精製装置28、フィルタ29及び排風機31等を有する。フッ化装置10は溶媒抽出装置25及びUF精製装置28に接続されている。フィルタ29が設けられた配管36が、UF精製装置28に接続され、排風機31を介してオフガス処理装置22に接続される。開閉弁35が設けられた乾燥空気供給管34がフィルタ29の下流で配管36に接続される。
使用済核燃料物質供給装置1を用いたフッ化装置10への使用済核燃料物質の供給方法を、図1及び図2に基づいて説明する。
脱被覆工程17において、使用済燃料集合体に含まれる燃料棒が切断され、燃料棒の被覆管内の燃料ペレットが取り出されてこの燃料ペレットが粉末状にされる。粉末にされた使用済核燃料物質が一時貯槽3内に蓄えられる。
燃料排出弁を閉じる(ステップS1)。制御装置(図示せず)からの制御指令に基づいて燃料排出弁7が閉じられる。これによって、燃料排出弁7の弁体39が連結管14を封鎖する。燃料受入貯槽に使用済核燃料物質を供給する(ステップS2)。制御装置が粉体供給装置4のモーター30を駆動させて回転フィーダ2を回転させる。一時貯槽3内の粉末状の使用済核燃料物質が、回転フィーダ2により搬送されて連結管11内に排出される。燃料供給弁5が開いているので、連結管11内に排出された使用済核燃料物質は、燃料受入貯槽6内に供給される。レベル検出器23が、燃料受入貯槽6内に充填された粉末状の使用済核燃料物質の充填高さを検出する。レベル検出器23の検出信号を入力する制御装置は、燃料受入貯槽6内での粉末状の使用済核燃料物質の充填高さが第1設定高さになったとき、回転フィーダ2の回転を停止させる。このため、使用済核燃料物質の燃料受入貯槽6内への供給が停止される。使用済核燃料物質の供給と同時に、外部の空気が、一時貯槽3及び粉体供給装置4内を経て燃料受入貯槽6内に供給される。この空気は、水分を含んでいる。
燃料供給弁を閉じる(ステップS3)。上記した制御装置は、燃料受入貯槽6内での使用済核燃料物質の充填高さが第1設定高さになったとき、燃料供給弁5を閉じる。連通管11は、燃料供給弁5の弁体38によって封鎖される。このため、回転フィーダ2内の使用済核燃料物質が燃料受入貯槽6内に到達することが無くなる。燃料受入貯槽を加熱する(ステップS4)。制御装置は、燃料供給弁5が閉じられた後、ヒーター24に通電させる。ヒーター24が発熱して燃料受入貯槽6を加熱する。この加熱によって、燃料受入貯槽6内の使用済核燃料物質及び空気が加熱され、使用済核燃料物質に含まれていた水分が蒸気になって燃料受入貯槽6内の空気中に放出される。
燃料受入貯槽内の排気を行う(ステップS5)。制御装置は、排風機21を駆動し、排気弁20を徐々に設定開度まで開く。燃料受入貯槽6内の空気は、排風機21で吸引されて排気管13を通ってオフガス処理装置22に排気される。排気された空気に含まれた使用済核燃料物質等の固形分は、フィルタ19で除去される。燃料供給弁5及び燃料排出弁7を閉じた状態で、排風機21によって燃料受入貯槽6内の空気を排気するので、燃料受入貯槽6内の水分も空気と共に燃料受入貯槽6から排気される。燃料受入貯槽6から排気された空気は、オフガス処理装置22で処理され、放射能が低減される。Arガスを燃料受入貯槽に供給する(ステップS6)。制御装置は圧力計27で計測した圧力計測値を入力している。この圧力計測値が設定圧力以下に低下したとき、燃料受入貯槽6から所定量の空気が排気されたので、制御装置は、排気弁20を閉じてArガス供給弁26を開く。Arガス供給管15より燃料受入貯槽6内にArガス(不活性ガス)が供給され、燃料受入貯槽6内にArガスが充満される。
使用済核燃料物質を燃料貯槽に供給する(ステップS7)。制御装置は、燃料受入貯槽6内がArガスで充満されたときArガス供給弁26を閉じ、レベル検出器37で計測された燃料貯槽8内の使用済核燃料物質の充填高さが第4設定値以下になっているとき、すなわち、燃料貯槽8内が実質的に空になっているとき、燃料排出弁7を開く。燃料受入貯槽6内の使用済核燃料物質は、Arガスと共に連結管14内を燃料貯槽8内に向かって落下する。制御装置は、レベル検出器23で計測された使用済核燃料物質の燃料受入貯槽6内での充填高さが第2高さになったとき、燃料受入貯槽6内の全ての使用済核燃料物質が燃料貯槽8内に向かって落下したと判定する。燃料受入貯槽6内の全ての使用済核燃料物質が燃料貯槽8内に向かって落下したと判定されたとき、制御装置は燃料排出弁7を閉じる。燃料貯槽8内の容積が燃料受入貯槽6内の容積と同じであるので、燃料受入貯槽6内の全ての使用済核燃料物質が燃料貯槽8内に向かって落下したとき、燃料貯槽8内に充填された使用済核燃料物質の充填高さは第2設定高さになっている。
使用済核燃料物質をフッ化装置に供給する(ステップS8)。制御装置は、燃料貯槽8内への使用済核燃料物質の充填が終了したとき、すなわち、レベル検出器37で計測された燃料貯槽8内における使用済核燃料物質の充填高さが、第4設定高さよりも高い第3設定高さになり、フッ化装置10での使用済核燃料物質のフッ化処理が終了したとき、粉体供給装置9を駆動する。モーター17が駆動され、回転フィーダ16が回転される。燃料貯槽8内の粉末状の使用済核燃料物質が、回転している回転フィーダ16によって搬送され、燃料排出管34内に排出される。この使用済核燃料物質は、燃料排出管34によりフッ化装置10に供給される。制御装置は、レベル検出器37で計測された燃料貯槽8内における使用済核燃料物質の充填高さの減少度合いに基づいて、回転フィーダ16の回転速度、すなわち、モーター17の回転速度を制御する。この制御によって、フッ化装置10に供給される粉末状の使用済核燃料物質の供給速度が設定値に調節される。
ステップS7において燃料受入貯槽6内の使用済核燃料物質が燃料貯槽8内に排出されて、燃料受入貯槽6内が実質的に空になったとき、すなわち、レベル検出器23で計測された燃料受入貯槽6内の使用済核燃料物質の充填高さが第2設定値以下になっているとき、制御装置が、燃料排出弁7を閉じる。すなわち、ステップS1の操作が行われる。以下、ステップS2〜S8の操作が順次行われる。このように、ステップS1〜S8の使用済核燃料物質の供給操作が繰り返され、脱被覆工程17で得られた粉末状の使用済核燃料物質が、フッ化装置10に、順次、供給される。
使用済核燃料物質が供給されたフッ化装置10内にフッ素(またはフッ素化合物)が供給される。使用済核燃料物質に含まれた大部分(例えば、90%)のウランが、フッ素と反応して揮発性のUFに変換される。生成されたUFは、フッ化装置10からUF精製装置28に供給されて精製される。フッ化装置10内でのウランとフッ素の反応により発生した、ウラン、プルトニウム及び不揮発性のFPのフッ化物は、フッ化残渣として、溶媒抽出装置25に供給され、硝酸に溶解される。溶媒抽出装置25では、溶媒抽出法により精製されたプルトニウムが抽出される。
本実施例は、燃料受入貯槽6に接続された連結管11に燃料供給弁5を設置し、燃料受入貯槽6に接続された連結管14に燃料排出弁7を設置しているので、燃料受入貯槽6に連結管11を通して使用済核燃料物質を供給しているときには燃料排出弁7を閉じ、フッ化装置10への使用済核燃料物質の供給のために、燃料受入貯槽6から燃料貯槽8に使用済核燃料物質を排出しているときには燃料供給弁5を閉じることができる。このため、一時貯槽3とフッ化装置10が常に連絡された状態になることを防ぐことができる。一時貯槽3から水分を含む空気がフッ化装置10に連続して供給されることが防止でき、この供給される空気に含まれる水分による、フッ化装置10内での腐食生成物(例えば、HF)の発生量が著しく低減される。腐食生成物によるフッ化装置10の腐食が軽減され、フッ化装置10の交換頻度が低減する。これは、使用済核燃料再処理装置の稼働率の向上に貢献する。
排気装置12及びヒーター24が設置されていない場合でも、一時貯槽3から水分を含む空気がフッ化装置10に連続して供給されることを防止でき、フッ化装置10に供給される空気量がフッ化装置10に供給される使用済核燃料物質と同伴する量だけに減少する。したがって、排気装置12及びヒーター24が設置されていない場合でも、フッ化装置10内での腐食生成物の発生量が著しく低減され、フッ化装置10の交換頻度が減少し、使用済核燃料再処理装置の稼働率の向上につながる。
本実施例は、燃料受入貯槽6に連絡された排気装置12を備えているので、フッ化装置10に持ち込まれる、水分を含む空気の量をさらに低減することができる。この排気装置12の設置により、燃料供給弁5及び燃料排出弁7がそれぞれ閉じられ、使用済核燃料物質が充填された燃料受入貯槽6が外部と隔離された状態で、燃料受入貯槽6内の空気を外部に排出することができる。このため、燃料受入貯槽6内の水分を含む空気がフッ化装置10に供給されることを防ぐことができ、フッ化装置10への空気の供給量がさらに低減される。排気装置12の設置により、フッ化装置10内で生成される腐食性生物の量がさらに減少し、フッ化装置10の腐食の度合いがさらに低減される。使用済核燃料再処理装置の稼働率がさらに向上する。
本実施例は、燃料受入貯槽6にヒーター24を取り付けているので、燃料貯槽6内に供給された使用済核燃料物質を加熱することができる。脱被覆工程17で得られた粉末状の使用済核燃料物質は、一時貯槽3内に供給されるとき、及び一時貯槽3内に貯蔵されているときに水分を含む空気と接触するので、一時貯槽3内に存在する使用済核燃料物質はその水分を吸収している。燃料受入貯槽6内で使用済核燃料物質がヒーター24で加熱することによって、使用済核燃料物質に含まれている水分が蒸発して燃料受入貯槽6内の空気中に放出される。燃料受入貯槽6内の空気が、前述したように、排気装置12によって燃料受入貯槽6外に排出されるとき、使用済核燃料物質から放出された水分(蒸気)も一緒に排気される。このため、フッ化装置10に供給される使用済核燃料物質は水分を含んでいないので、フッ化装置10内で腐食生成物がほとんど発生しなくなる。フッ化装置10の腐食の度合いが著しく低減される。使用済核燃料再処理装置の稼働率がさらに向上する。
本実施例は、燃料供給弁5、燃料排出弁7、排気装置12及びヒーター24を備えているので、フッ化装置10の交換頻度が大幅に低減され、使用済核燃料再処理装置の稼働率が大幅に増大する。
本発明の他の実施例である使用済核燃料物質の供給方法を説明する。この供給方法を説明する前に、本実施例の使用済核燃料物質の供給方法に用いられる使用済核燃料物質供給装置1Aについて説明する。
使用済核燃料物質供給装置1Aは、使用済核燃料物質供給装置1において燃料受入貯槽6を一対設け、燃料貯槽8を除去した構成を有する。使用済核燃料物質供給装置1Aの構成を、使用済核燃料物質供給装置1と異なる部分について説明する。
一時貯槽3に接続される粉体供給装置4Aは、回転フィーダ2A,2Bを有する。回転フィーダ2Aはモーター30Aに連結され、回転フィーダ2Bはモーター30Bに連結される。回転フィーダ2Aと回転フィーダ2Bは、一時貯槽3から供給される使用済核燃料物質を逆方向に搬送する。外面にヒーター24Aが取り付けられた燃料受入貯槽6Aが、燃料供給弁5Aを設けている連結管11Aによって、粉体供給装置4Aの回転フィーダ2A側に接続される。外面にヒーター24Bが取り付けられた燃料受入貯槽6Bが、燃料供給弁5Bを設けている連結管11Bによって、粉体供給装置4Aの回転フィーダ2B側に接続される。燃料供給弁5Aに弁体38Aが設けられ、燃料供給弁5Bに弁体38Bが設けられる。
粉体供給装置9Aは、回転フィーダ16A,16Bを有する。回転フィーダ16Aはモーター17Aに連結され、回転フィーダ16Bはモーター17Bに連結される。燃料受入貯槽6Aが、燃料排出弁7Aを設けている連結管14Aによって、粉体供給装置9Aの回転フィーダ17A側に接続される。燃料受入貯槽6Bが、燃料排出弁7Bを設けている連結管14Bによって、粉体供給装置9Aの回転フィーダ16B側に接続される。粉体供給装置9Aの軸方向の中央部で粉体供給装置9Aに接続された燃料排出管34が、フッ化装置10に接続される。燃料排出弁7Aに弁体39Aが設けられ、燃料排出弁7Bに弁体39Bが設けられる。
排気装置12の排気管13が、分岐されて、燃料供給弁5Aの下流で連結管11Aに、燃料供給弁5Bの下流で連結管11Bにそれぞれ接続される。排気管13の分岐された部分に、排気弁20A,20Bがそれぞれ設けられる。Arガス供給管15が、分岐されて、燃料排出弁7Aの上流で連結管14Aに、燃料排出弁7Bの上流で連結管14Bにそれぞれ接続される。Arガス供給管15の分岐された部分に、Arガス供給弁26A,26Bがそれぞれ設けられる。
使用済核燃料物質供給装置1Aを用いたフッ化装置10への使用済核燃料物質の供給方法を、図3及び図4に基づいて説明する。図4に示すステップS11〜S17の各操作は前述のステップS1〜S6及びS8の各操作と同じであり、ステップS21〜S27の各操作も前述のステップS1〜S6及びS8の各操作と同じである。使用済核燃料物質供給装置1Aが燃料貯槽8を設けていない関係上、本実施例ではステップ7の操作が行われない。
制御装置(図示せず)によって燃料排出弁7Aが閉じられる(ステップS11)。燃料受入貯槽6Aに使用済核燃料物質を供給する(ステップS12)。制御装置の制御によって粉体供給装置4Aのモーター30Aが駆動され、回転フィーダ2Aが回転される。一時貯槽3内の粉末状の使用済核燃料物質が、回転フィーダ2Aにより搬送され、連結管11Aを通って燃料受入貯槽6A内に供給される。レベル検出器23Aで検出した、燃料受入貯槽6A内に充填された使用済核燃料物質の充填高さが、制御装置に入力される。制御装置は、燃料受入貯槽6A内の使用済核燃料物質の充填高さが第1設定高さになったとき、回転フィーダ2Aの回転を停止させ、燃料受入貯槽6A内への使用済核燃料物質の供給を停止させる。
燃料供給弁5Aを閉じる(ステップS13)。上記した制御装置は、燃料受入貯槽6A内での使用済核燃料物質の充填高さが第1設定高さになったとき、燃料供給弁5Aを閉じる。燃料受入貯槽6Aを加熱する(ステップS14)。制御装置は、燃料供給弁5Aが閉じられた後、ヒーター24Aに通電させる。燃料受入貯槽6Aがヒーター24Aによって加熱され、燃料受入貯槽6A内の使用済核燃料物質及び空気も加熱される。
燃料受入貯槽6A内の排気を行う(ステップS15)。制御装置は、排風機21を駆動し、排気弁20Aを徐々に設定開度まで開く。燃料受入貯槽6A内の空気は、加熱により使用済核燃料物質から放出された水分(蒸気)を含んで、排気管13を通ってオフガス処理装置22に排気される。Arガスを燃料受入貯槽6Aに供給する(ステップS16)。制御装置は、圧力計27で計測した圧力計測値が設定圧力以下に低下したとき、排気弁20Aを閉じてArガス供給弁26Aを開く。Arガス供給管15より燃料受入貯槽6A内にArガスが供給される。
使用済核燃料物質をフッ化装置に供給する(ステップS17)。制御装置は、燃料受入貯槽6A内にArガスが充填された後、燃料排出弁7Aを開いてモーター17Aを駆動させる。回転フィーダ16Aが回転されて、燃料受入貯槽6A内の粉末状の使用済核燃料物質が、回転している回転フィーダ16Aによって燃料排出管34内に排出される。この使用済核燃料物質は、燃料排出管34によりフッ化装置10に供給される。制御装置は、実施例1と同様に、レベル検出器23Aで計測した使用済核燃料物質の充填高さの減少度合いに基づいて、実施例1と同様に、回転フィーダ16Aの回転速度を制御し、フッ化装置10への使用済核燃料物質の供給速度を調節する。
制御装置は、レベル検出器23Bで計測した燃料受入貯槽6B内の使用済核燃料物質の充填高さが、燃料受入貯槽6B内が実質的に空であることを示す第2設定高さになっていて、燃料供給弁5Aが閉じられているとき、燃料排出弁7Bを閉じる(ステップS21)。燃料受入貯槽6Bに使用済核燃料物質を供給する(ステップS22)。制御装置は、粉体供給装置4Aのモーター30Bを駆動させて、回転フィーダ2Bを回転させる。一時貯槽3内の粉末状の使用済核燃料物質が、回転フィーダ2Bにより搬送され、連結管11Bを通って燃料受入貯槽6B内に供給される。レベル検出器23Bで検出した、燃料受入貯槽6B内に充填された使用済核燃料物質の充填高さが第1設定高さになったとき、制御装置は、回転フィーダ2Bの回転を停止させ、燃料受入貯槽6B内への使用済核燃料物質の供給を停止させる。
燃料供給弁5Bを閉じる(ステップS23)。制御装置は、燃料受入貯槽6B内での使用済核燃料物質の充填高さが第1設定高さになったとき、燃料供給弁5Bを閉じる。燃料受入貯槽6Bを加熱する(ステップS24)。制御装置は、燃料供給弁5Bが閉じられた後、ヒーター24Bに通電させる。燃料受入貯槽6Bが加熱され、燃料受入貯槽内の使用済核燃料物質及び空気も加熱される。
燃料受入貯槽6B内の排気を行う(ステップS25)。制御装置は、排風機21を駆動し、排気弁20Bを徐々に設定開度まで開く。燃料受入貯槽6B内の、使用済核燃料物質から放出された水分(蒸気)を含む空気は、排気管13を通ってオフガス処理装置22に排気される。Arガスを燃料受入貯槽6Bに供給する(ステップS26)。制御装置は、圧力計27で計測した圧力計測値が設定圧力以下に低下したとき、排気弁20Bを閉じてArガス供給弁26Bを開く。Arガス供給管15より燃料受入貯槽6B内にArガスが供給される。
使用済核燃料物質をフッ化装置に供給する(ステップS27)。制御装置は、燃料受入貯槽6B内にArガスが充填された後、燃料排出弁7Bを開いてモーター17Bを駆動させる。回転フィーダ16Bが回転されて、燃料受入貯槽6B内の粉末状の使用済核燃料物質が、回転している回転フィーダ16Bによって燃料排出管34内に排出される。この使用済核燃料物質は、燃料排出管34によりフッ化装置10に供給される。
制御装置は、レベル検出器23Aで計測した燃料受入貯槽6A内の使用済核燃料物質の充填高さが、燃料受入貯槽6A内が実質的に空であることを示す第2設定高さになっていて、燃料供給弁5Bが閉じられているとき、燃料排出弁7Aを閉じる(ステップS11)。これ以降、ステップS12〜S17の各操作が実施され、燃料受入貯槽6Aからフッ化装置10に使用済核燃料物質が供給される。
本実施例は、制御装置の制御によって、ステップS11〜S17の各操作、及びステップS21〜S27の各操作が交互に繰り返されることによって、燃料受入貯槽6Aからフッ化装置10への使用済核燃料物質の供給及び燃料受入貯槽6Bからフッ化装置10への使用済核燃料物質の供給が交互に行われる。これによって、燃料受入貯槽6A及び燃料受入貯槽6Bからフッ化装置10へ使用済核燃料物質が連続的に供給される。
本実施例も、実施例1で生じた各効果を得ることができる。
本発明は、核燃料再処理装置に適用することができる。
1,1A…使用済核燃料物質供給装置、2,2A,2B,16,16A,16B…回転フィーダ、4,4A,9,9A…粉体供給装置、5,5A,5B…燃料供給弁、6,6A,6B…燃料受入貯槽、7,7A,7B…燃料排出弁、8…燃料貯槽、10…フッ化装置、12…排気装置、13…排気管、15…Arガス供給管、20,20A,20B…排気弁、21…排風機、23,23A,23B,37…レベル検出器、24,24A,24B…ヒーター。

Claims (9)

  1. 第1容器に接続された使用済核燃料物質供給管に設けられた第1弁を開いて前記第1容器に接続された使用済核燃料物質排出管に設けられた第2弁を閉じた状態で、前記第1容器内に使用済核燃料物質を供給し、前記第1弁及び前記第2弁が閉じられた状態で、前記使用済核燃料物質が充填された前記第1容器内に存在する空気を前記第1容器の外に排出し、前記第1容器内の前記空気が排出された後、前記第1弁及び前記第2弁が閉じられた状態で、前記第1容器内に不活性ガスを充填し、前記不活性ガスの充填後、前記第1弁を閉じて前記第2弁を開いている状態で前記第1容器内の前記使用済核燃料物質を、前記使用済核燃料物質排出管に接続された第2容器に供給し、前記第2弁を閉じた状態で、前記第2容器内に存在する前記使用済核燃料物質をフッ化装置に供給することを特徴とする使用済核燃料物質の供給方法。
  2. 前記第1弁及び前記第2弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が内部に充填された前記容器を加熱する請求項1に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
  3. 前記第1弁及び前記第2弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が内部に充填された前記容器を前記の空気の排出前に加熱する請求項に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
  4. 前記第2容器から前記フッ化装置に前記使用済核燃料物質を供給しているとき、第1弁が開いて前記第2弁が閉じている状態で、前記第1容器内に前記使用済核燃料物質を供給する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
  5. 第1容器に接続された第1使用済核燃料物質供給管に設けられた第1弁を開いて前記第1容器に接続された第1使用済核燃料物質排出管に設けられた第2弁を閉じた状態で、前記1容器内に使用済核燃料物質を供給し、前記第1弁及び前記第2弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が充填された前記第1容器内に存在する空気を前記第1容器の外に排出し、前記第1容器内の前記空気が排出された後、前記第1弁及び前記第2弁が閉じられている状態で、前記第1容器内に不活性ガスを充填し、前記第1容器への前記不活性ガスの充填後、前記第1弁を閉じて前記第2弁を開いている状態で前記第1容器内の前記使用済核燃料物質を、フッ化装置に供給し、
    前記第1容器とは別の第2容器に接続された第2使用済核燃料物質供給管に設けられた第3弁を開いて前記第2容器に接続された第2使用済核燃料物質排出管に設けられた第4弁を閉じた状態で、前記2容器内に使用済核燃料物質を供給し、前記第3弁及び前記第3弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が充填された前記第2容器内に存在する空気を前記第2容器の外に排出し、前記第2容器内の前記空気が排出された後、前記第3弁及び前記第4弁が閉じられている状態で、前記第2容器内に不活性ガスを充填し、前記第2容器への前記不活性ガスの充填後、前記第3弁を閉じて前記第4弁を開いている状態で前記第2容器内の前記使用済核燃料物質を、前記フッ化装置に供給し、
    前記第1容器から前記フッ化装置への前記使用済核燃料物質の供給、及び前記第2容器から前記フッ化装置への前記使用済核燃料物質の供給を交互に行うことを特徴とする使用済核燃料物質の供給方法。
  6. 前記第1弁及び前記第2弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が内部に充填された前記第1容器を加熱する請求項に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
  7. 前記第1弁及び前記第2弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が内部に充填された前記第1容器を前記の空気の排出前に加熱する請求項に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
  8. 前記第3弁及び前記第4弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が内部に充填された前記第2容器を加熱する請求項に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
  9. 前記第3弁及び前記第4弁が閉じられている状態で、前記使用済核燃料物質が内部に充填された前記第2容器を前記の空気の排出前に加熱する請求項に記載の使用済核燃料物質の供給方法。
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