JP5416358B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを有した電線と、前記電線の端部を内部に収容したコネクタと、を備えたワイヤハーネスに関する。
移動体としての自動車等には、種々の電子機器が搭載される。このため、前記自動車等は、前記電子機器に電源等からの電力やコンピュータ等からの制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネス(例えば、特許文献1参照)を配索している。特許文献1に記載されたワイヤハーネスは、複数の電線と、電線の端部に取り付けられて該端部を内部に収容したコネクタとを少なくとも備えている。
電線は、所謂被覆電線である。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えている。このような電線は、芯線の大きさ、被覆部の材質(耐熱性の有無等)や使用目的等を識別する必要がある。使用目的とは、例えば、エアバックやABS(Antilock Brake System)等の制御信号や動力伝達系統等の電線が用いられる自動車の系統(システム)である。そこで、電線の外表面、即ち被覆部の外表面には、前述した使用目的等を識別するために、印が形成されている。印は、被覆部の外表面の一部が該外表面の色と異なる色に着色されて形成されている。印は、コネクタ外に配される被覆部の外表面に複数形成されている。
コネクタは、端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジングとを備えている。端子金具は、導電性の板金等からなり、電線の端部に露出させた芯線に取り付けられてこの芯線と電気的に接続する。コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。ワイヤハーネスは、コネクタハウジングが前述した電子機器等と結合することにより、端子金具を介して各電線が前述した電子機器と電気的に接続して、前述した電子機器に電力や信号を伝える。
前述したワイヤハーネスを組み立てるには、まず、長尺で印の形成されていない状態の電線を所定の長さに切断し、該電線に印を形成する。次いで、この電線の端部の一部の被覆部を除去し、露出した芯線に端子金具を取り付けるとともに、必要に応じて電線同士を接続する。そして、端子金具をコネクタハウジング内に挿入する。
こうして組み立てられたワイヤハーネスの電線は、印の少なくとも一部を露出させるようにコルゲートチューブ等の外装品を取り付けられ、一つに束ねられる。そして、ワイヤハーネスは、布線板上で所望の形状に布線された後、自動車等に配索される。
国際公開第04/015720号パンフレット
しかしながら、前述した特許文献1に記載されたワイヤハーネスの印は、布線作業時や配索作業時等にコルゲートチューブ等の外装品、周辺の部品や車体パネルと接触して擦れる等の外的要因によって剥がれてしまうことがある。そして、これら印が剥がれてしまうと、電線を識別しにくくなるといった問題があった。特に、印が電線のコネクタとコルゲートチューブとの間の部分のみに形成されている場合、印が剥がれてしまうと電線を全く識別できなくなるといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、被覆部の外表面に形成された印の少なくとも一部が剥がれることを確実に防止して、電線を確実に識別できるワイヤハーネスを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを有した電線と、前記電線の端部に取り付けられて前記電線の端部を内部に収容したコネクタと、を備えたワイヤハーネスにおいて、前記コネクタが、前記電線に接続される端子金具と、該端子金具を内部に収容する筒形のコネクタハウジングと、を備え、 前記電線が、前記被覆部の外表面の一部が前記外表面と異なる色に着色されて形成された第1の印と、記被覆部の外表面の一部が前記第1の印と同じ色に着色されて形成された第2の印と、を備え、前記電線の端部が前記コネクタの内部に収容された状態で、前記第1の印が、前記電線の前記被覆部における前記端子金具との境界部から前記コネクタハウジング内外の境界部との間の領域において、前記コネクタハウジングにより覆われた状態で設けられ、前記第2の印が、前記コネクタハウジング外に露出して設けられ、前記第1の印と前記第2の印とのうち少なくともいずれか一方を目印に前記電線を識別することを特徴とするワイヤハーネスである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載されたワイヤハーネスにおいて、前記第1の印と前記第2の印とが、前記被覆部の全周に亘って形成されたことを特徴とするワイヤハーネスである。
請求項1に記載された発明によれば、コネクタ内に収容された電線の被覆部の外表面の一部が該外表面と異なる色に着色されて形成された第1の印と、コネクタ外に露出された電線の被覆部の外表面の一部が第1の印と同じ色に着色されて形成された第2の印とを備えているので、第1の印は外的要因によって剥がれることがなく、通常時は第2の印を目印に電線を識別でき、第2の印が外的要因によって剥がれてしまった時は第1の印を目印に電線を識別できる。したがって、少なくとも第1の印が剥がれることを防止して、どんな時でも確実に電線を識別できる。
請求項に記載された発明によれば、第1の印と第2の印とが被覆部の全周に亘って形成されているので、これら印が完全に剥がれてしまうことは滅多になく、特に第2の印が剥がれることを防止して確実に電線を識別できる。
以下、本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネスを図1ないし図3を参照して説明する。本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネス1は、例えば、移動体としての自動車に配索される。ワイヤハーネス1は、図1に示すように、電線2と、コネクタ3と、外装品としての外装テープ5と、第1の印6(図3)と、第2の印7とを備えている。
電線2は複数(図示例では2本)設けられている。電線2は、所謂被覆電線2であり、例えば自動車内の低圧回路に用いられる低圧電線である。電線2は、図3に示すように、導電性の芯線21と、絶縁性の被覆部22とを備えている。芯線21は、複数の素線21aが撚られて形成されている。芯線21を構成する素線21aは、銅やアルミニウム等の導電性の金属で構成されている。また、芯線21は、一本の素線21aから構成されていてもよい。
被覆部22は、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂等からなるベース樹脂と、種々の添加剤(酸化防止剤や光安定剤等の安定剤、難燃剤、帯電防止剤、充填剤や着色剤等)等とを含有した樹脂組成物で構成されている。被覆部22は、芯線21の外周面を被覆している。このため、被覆部22の外表面22aは、電線2の外表面をなしている。被覆部22は、電線2の端部2a(図3)において一部が皮剥きされて取り除かれ、芯線21を露出させている。
前述した被覆部22の外表面22aは、単色Nとされている(図1ないし図3中、白抜きで示す)。なお、被覆部22を構成する樹脂組成物に所望の着色剤を混入することで被覆部22の外表面22aを単色Nにしてもよく、また、被覆部22を構成する樹脂組成物に着色剤を混入することなく単色Nを樹脂組成物自体の色としてもよい。後者のように単色Nが樹脂組成物自体の色である場合、被覆部22の外表面22aは、無着色であるという。このように、無着色とは、被覆部22を構成する樹脂組成物に着色剤を混入せずに、被覆部22の外表面22aが樹脂組成物自体の色であることを示している。
コネクタ3は、図3に示すように、電線2の端部2aに取り付けられて該電線2の端部2aを内部に収容する。コネクタ3は、コネクタハウジング30と、端子金具40とを備えている。コネクタハウジング30は、絶縁性の合成樹脂等で構成され、筒状に形成されている。コネクタハウジング30には、端子収容室31と、係止ランス32とが設けられている。端子収容室31は、直線状に延びた孔である。端子収容室31内には、一端部31a側から端子金具40が挿入される。端子収容室31は、端子金具40及び該端子金具40が取り付けられた電線2の端部2aを内部に収容する。
係止ランス32は、アーム状に形成され、端子収容室31内に収容される端子金具40の長手方向に沿って設けられている。係止ランス32は、端子収容室31の前述した一端部31a寄りの端部がコネクタハウジング30の外壁に連なり、一端部31aから離れた端部が自由端とされている。この自由端には、端子収容室31内に突出した係止突起32aが設けられている。係止ランス32は、端子収容室31の一端部31a側から端子金具40が挿入されると、係止突起32aが端子金具40と当接してコネクタハウジング30の外方向に弾性変形する。そして、端子金具40が端子収容室31内に収容されると、係止突起32aが端子金具40の後述する係止孔内に配されて弾性復元する。係止ランス32は、端子金具40を端子収容室31内に係止する。
端子金具40は、導電性の板金を折り曲げる等して形成されている。端子金具40は、所謂雌型端子金具である。端子金具40は、電気接触部41と、電線接続部42とを一体に備えている。電気接触部41は、筒部43と、係止孔及び弾性片(図示せず)とを備えている。筒部43は、角筒状に形成されている。筒部43内には、電線接続部42から離れた一端部43aから相手方のコネクタの端子金具(以下、相手方の端子金具という)が挿入される。係止孔は、筒部43を貫通して設けられている。係止孔は、係止ランス32の係止突起32aを内部に通す。
弾性片は、筒部43内に設けられている。弾性片は、筒部43の前述した一端部43a側の外壁に連なり、電線接続部42に近づく方向に延びている。弾性片は、前記外壁に近づく方向に弾性変形自在に設けられている。弾性片は、筒部43内に挿入された相手方の端子金具を筒部43の内面に向かって付勢して、該内面との間に相手方の端子金具40を挟む。弾性片が該内面との間に相手方の端子金具40を挟むことで、電気接触部41内に相手方の端子金具40が保持され、端子金具40と相手方の端子金具40とが電気的に接続される。
電線接続部42は、底板部46と、加締め片47とを備えている。底板部46は、略帯板状に形成され、その外表面上に電線2を位置付ける。加締め片47は、底板部46の幅方向の両端に複数設けられている。加締め片47は、それぞれ、底板部46に近づく方向に曲げられて該底板部46との間に電線2を挟み、電線2を加締める。加締め片47が電線2を加締めることで、電線接続部42に電線2が取り付けられ、端子金具40と電線2とが電気的に接続される。
外装テープ5は、例えばポリ塩化ビニル樹脂で構成されたテープ材と、該テープ材の一方の外表面に塗布された接着剤とを備えている。外装テープ5は、第1の印6と第2の印7とを露出するように電線2に巻き付けられる。外装テープ5は、複数の電線2を一つに束ねるとともに、ワイヤハーネス1が自動車等に配索された際に電線2が車体パネル等と接触して損傷することを防止する。
第1の印6は、図3に示すように、コネクタ3内に収容された電線2の被覆部22の外表面22aに形成されている。第1の印6は、被覆部22の端子金具40との境界部分b1と、被覆部22のコネクタ3内外に配される境界部分b2との間の領域S1(図3)に形成されている。第1の印6は、リング状に形成され、被覆部22の全周に亘って形成されている。第1の印6の被覆部22の長手方向の長さは、前述した領域S1の被覆部22の長手方向の長さよりも短い。即ち、第1の印6全体がコネクタ3(端子収容室31)内に配される。第1の印6は、被覆部22の外表面22aの一部が該外表面22aの色(単色N)と異なる色Aに着色されて形成されている(図3中、平行斜線で示す)。
第2の印7は、図3に示すように、コネクタ3外に露出された電線2の被覆部22の外表面22aに形成されている。第2の印7は、被覆部22のコネクタ3内外に配される境界部分b2と、被覆部22の外装テープ5との境界部分b3との間の領域S2(図3)に設けられている。即ち、第2の印7は、外部から視認可能な位置に形成されている。第2の印7は、第1の印6と同形状に形成されている。第2の印7は、リング状に形成され、被覆部22の全周に亘って形成されている。第2の印7の被覆部22の長手方向の長さは、第1の印6の被覆部22の長手方向の長さと等しい。第2の印7は、被覆部22の外表面22aの一部が第1の印6と同じ色Aに着色されて形成されている(図1ないし図3中、平行斜線で示す)。第1の印6と第2の印7とは、被覆部22の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配されている。なお、電線2の端部2a側には、第1の印6と第2の印7の2つの印6、7のみが設けられている。また、本実施形態においては、領域S2の被覆部22の長手方向の長さは、10mm以内とされている。
前述した第1の印6や第2の印7の色Aを種々の色に変更することで、電線2同士を識別することができる。例えば、本発明の本発明者らは、色Aを含めた12の色を用いている。第1の印6や第2の印7の色Aによって、ワイヤハーネス1の電線2の線種、系統(システム)の識別等を行うことができる。即ち、第1の印6や第2の印7の色Aによって、ワイヤハーネス1の電線2の使用目的を識別できる。このため、第1の印6と第2の印7とのうち少なくとも一方があれば、ワイヤハーネス1の電線2の使用目的を識別できる。
また、前述した第1の印6や第2の印7は、例えば、国際公開第04/015720号パンフレット中に記載されたマーキング装置等によって着色材を滴射することで形成することができる。着色材とは、色材(工業用有機物質)が溶媒に溶解、分散した液状物質である。色材としては、染料、顔料(大部分は有機物であり、合成品)があり、時には染料が顔料として、顔料が染料として用いられることがある。より具体的な例として、着色材とは、着色液または塗料である。
着色液とは、溶媒中に染料が溶けているものまたは分散しているものを示しており、塗料とは、分散液中に顔料が分散しているものを示している。このため、着色液が被覆部22の外表面22aに付着すると染料が被覆部22内に染み込み、塗料が被覆部22の外表面22aに付着すると顔料が被覆部22内に染み込むことなく外表面22aに接着する。また、溶媒と分散液とは、被覆部22を構成する樹脂組成物と親和性のあるものが望ましい。この場合、染料が被覆部22内に確実に染み込んだり、顔料が被覆部22の外表面22aに確実に接着したりすることとなる。以上のように、被覆部22の外表面22aを着色するとは、被覆部22の外表面22aの一部を染料で染める(染色する)ことと、被覆部22の外表面22aの一部に顔料を塗ることとを示している。
前述した構成のワイヤハーネス1を組み立てるには、まず、長尺でかつ第1の印6と第2の印7とが形成されていない状態の電線2を所定の長さに切断し、前述した周知のマーキング装置等によって該電線2に第1の印6と第2の印7とを形成する。このとき、電線2の端部2a側にはこれら第1の印6と第2の印7のみを形成するので、マーキング(着色)作業を簡略化できる。次いで、この電線2の端部2aの被覆部22を一部除去して芯線21を露出させ、露出された芯線21に端子金具40を取り付ける。
そして、端子金具40をコネクタハウジング30の端子収容室31内に挿入する。このとき、第1の印6は、端子収容室31内即ちコネクタ3内に配される。第2の印7は、端子収容室31外即ちコネクタ3外に配される。そして、第2の印7を露出するように、第2の印7の近傍からコネクタ3から離れる方向に外装テープ5を巻き付けていく。以上のように、ワイヤハーネス1を組み立てる。その後、ワイヤハーネス1を布線板上で所望の形状に布線した後、自動車等に配索する。
前述したように組み立てられたワイヤハーネス1の電線2は、通常、第2の印7を目印に識別される。しかし、第2の印7は外部に露出されているので、例えばワイヤハーネス1の布線作業や配索作業時に外装テープ5、周辺の部品や車体パネル等と接触して擦れる等の外的要因によって剥がれてしまうことがある。一方、第1の印6は、コネクタ3内に配されているので外的要因によって剥がれることがない。よって、第2の印7が剥がれてしまった時は、治具等を用いて端子金具40を端子収容室31内から引き抜くことで第1の印6を目印に電線2を識別でき、どんな時でも電線2を識別できる。
本実施形態によれば、コネクタ3内に収容された電線2の被覆部22の外表面22aの一部が該外表面22aの単色Nと異なる色Aに着色されて形成された第1の印6と、コネクタ3外に露出された電線2の被覆部22の外表面22aの一部が第1の印6と同じ色Aに着色されて形成された第2の印7とを備えているので、第1の印6は外的要因によって剥がれることがなく、通常時は第2の印7を目印に電線2を識別でき、第2の印7が外的要因によって剥がれてしまった時は第1の印6を目印に電線2を識別できる。したがって、少なくとも第1の印6が剥がれることを確実に防止して、どんな時でも確実に電線2を識別できる。
第1の印6と第2の印7とが被覆部22の全周に亘って形成されているので、これら印が完全に剥がれてしまうことは滅多になく、特に第2の印7が剥がれることを防止して確実に電線2を識別できる。
本実施形態においては、第1の印6と第2の印7とが被覆部22の全周に亘って設けられていたが、第1の印6と第2の印7とは必ずしも被覆部22の全周に亘って設けられていなくてもよい。また、本実施形態においては、電線2に外装品としての外装テープ5が取り付けられていたが、外装品は、コルゲートチューブ(ハーネス用チューブ)、ハーネス用プロテクタ、ハーネス用グロメット、配線用クリップ等であってもよい。
また、本実施形態においては、自動車に配索されるワイヤハーネス1に関して記載しているが、ワイヤハーネス1は、ポータブルコンピュータ等の各種電子機器や各種電気機械等に用いられてもよい。また、本実施形態においては電線2が2本設けられていたが、電線2は1本でもよいし、3本以上でもよい。また、本実施形態においては端子金具40が雌型端子金具であったが、端子金具40は雄型端子金具であってもよい。また、本発明では、着色液及び塗料として、アクリル系塗料、インク(染料系、顔料系)、UVインク等の種々のものを用いてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネスを示す上面図である。 図1に示されたワイヤハーネスの側面図である。 図1中のIII−III線に沿った断面図である。
符号の説明
1 ワイヤハーネス
2 電線
2a 端部
3 コネクタ
6 第1の印
7 第2の印
21 芯線
22 被覆部
22a 外表面
A 色(第1の印、第2の印)
N 単色(被覆部の外表面)

Claims (2)

  1. 導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを有した電線と、前記電線の端部に取り付けられて前記電線の端部を内部に収容したコネクタと、を備えたワイヤハーネスにおいて、
    前記コネクタが、前記電線に接続される端子金具と、該端子金具を内部に収容する筒形のコネクタハウジングと、を備え、
    前記電線が、前記被覆部の外表面の一部が前記外表面と異なる色に着色されて形成された第1の印と、記被覆部の外表面の一部が前記第1の印と同じ色に着色されて形成された第2の印と、を備え、
    前記電線の端部が前記コネクタの内部に収容された状態で、
    前記第1の印が、前記電線の前記被覆部における前記端子金具との境界部から前記コネクタハウジング内外の境界部との間の領域において、前記コネクタハウジングにより覆われた状態で設けられ、前記第2の印が、前記コネクタハウジング外に露出して設けられ、
    前記第1の印と前記第2の印とのうち少なくともいずれか一方を目印に前記電線を識別することを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記第1の印と前記第2の印とが、前記被覆部の全周に亘って形成されたことを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス。
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