JP5414264B2 - シート装置 - Google Patents
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Description
互いに間隔を空けて設けられた左右一対のサイドフレームを有するシートボトムと、
前記シートボトムに搭載され、当該シートボトムの前端部を上下動させて前記シートボトムの傾斜角を調整するチルトアップ機構と、を備え、
前記チルトアップ機構は、
前記シートボトムの前端部を昇降させる支持台と、
前記支持台の上下位置を調整することで、前記シートボトムの傾斜角を調整するクランク部とを備え、
前記支持台は、
前記左右一対のサイドフレームの内側で、互いに間隔を空けて配置された左右一対の側部フレームと、
一対の前記側部フレームの後部に掛け渡され、前記クランク部に係合する後部フレームと、
一対の前記側部フレームの前部に掛け渡される前部フレームとを備え、
前記前部フレームと前記後部フレームとの間には、前記前部フレームと前記後部フレームとを連結し補強する補強部材が掛け渡されており、
前記補強部材は、前記前部フレームよりも前方に延び出ていて、
前記補強部材の前端部と、前記前部フレームとには連結棒材が架け渡されていることを特徴としている。
前記シートボトムの前端部から垂下した状態と、前記シートボトムの前端部から前方に上がった状態とに起伏可能に設けられたレッグレストと、
前記レッグレストを駆動させるためのレッグレスト駆動機構とを備え、
前記レッグレスト駆動機構は、前記補強部材に取り付けられていることを特徴としている。
前記レッグレスト駆動機構における前記補強部材に対する取付部は、互いに左右に間隔を空けて一対設けられていて、
一対の前記取付部の間に第二補強部材が掛け渡されていることを特徴としている。
前記レッグレスト駆動機構は、
前記レッグレストを支持するため、当該レッグレストに対して互いに間隔を空けて配置された左右一対の支持フレームを有し、
一対の前記支持フレームの間には当該一対の前記支持フレームを連結する連結フレームが掛け渡されていることを特徴としている。
前記補強部材は前記前部フレームと前部後部フレームとの間に所定の間隔を空けて複数設けられていて、
複数の前記補強部材の間には、当該複数の前記補強部材を連結する連結部材が掛け渡されていることを特徴としている。
前記補強部材が板状であることを特徴としている。
前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの両側部に配置されていることを特徴としている。
前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの中央部に配置されていることを特徴としている。
前記支持台の上下位置を調整するためのクランクを備え、
前記クランクは、左右方向に延びる作動杆と、前記作動杆の両端から直角に曲げられて延びるアームと、前記アームの先端から前記作動杆と平行となるように外側に延出する軸とを備え、
前記作動杆が前記軸よりも後方に配置されていることを特徴としている。
また、補強部材が前部フレームよりも前方に延び出ているので、この前方の延び出た部分にレッグレストを収容することができる。
起伏機構20は、シートボトム2の正面側においてレッグレスト4をシートボトム2の前端部から下に垂下した状態にしたり、シートボトム2の前端部から前方に上げた状態にしたりする。また、スライド機構30は、レッグレスト4をシートボトム2に対し前後方向にスライドさせる。
図3は、シートボトム2、起伏機構20、スライド機構30及びレッグレスト4を右上斜め前から見て示した分解斜視図、図4は、シートボトム2のフレーム部40のみを拡大して示した分解斜視図である。シートボトム2は、下部のフレーム部40と、フレーム部40の上部から側面にかけてクッションパッド47とから概略構成される。
また、補強部材824の前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出た状態となっている。この補強部材824の前部には軽量化用の孔を形成していてもよい。2枚の補強部材824の間には、これら補強部材824を連結する連結部材825が掛け渡されている。この連結部材825には、2枚の補強部材824の前端と前部フレーム822とに掛け渡される第一連結棒材825aと、二枚の補強部材824の中間部に掛け渡された第二連結棒材825bと、第一連結棒材825a、前部フレーム822及び後部フレーム823の間に掛け渡された第三連結棒材825cとを有する。この第三連結棒材825cが前部フレーム822及び後部フレーム823の中央部に配置された補強部材として機能する。これら各連結棒材825a,825b,825cの径は、前部フレーム822及び後部フレーム823の径よりも小さく設定されている。また、各連結棒材825a,825b,825cはトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
図7は、レッグレスト駆動機構7及びレッグレスト4を拡大して示した分解斜視図である。支持台82の下部には、レッグレスト駆動機構7の起伏機構20が取り付けられている。起伏機構20はリンク機構であって、左右に一対のリンク21,22,23,24,25,26を有する。リンク21は固定リンクであり、このリンク21が補強部材824の下面に取り付けられている。具体的には、リンク21の上面にネジ穴21aが形成されていて、このネジ穴21aが固定孔824aに連通するようにリンク21を補強部材824の下面に位置合わせし、ネジ止めすることでリンク21と補強部材824とが連結される(図3,4参照)。このリンク21間には、第二連結棒材825bが掛け渡されている。つまりこの一対のリンク21がレッグレスト駆動機構7における補強部材824に対する取付部であり、第二連結棒材825bが一対の取付部の間に掛け渡された第二補強部材である。
また、リンク21の前側上部にリンク22の一端が回転可能となって連結されている。リンク22の他端がリンク23の一端に回転可能となって連結されている。リンク23の他端がリンク26の一端に回転可能となって連結されている。リンク26の他端がリンク24の一端に回転可能となって連結されている。リンク24の他端がリンク25の一端に回転可能となって連結されている。リンク25の他端がリンク21の後ろ側下部に回転可能となって連結されている。右又は左から見てリンク22とリンク24が交差し、その交差部においてリンク24とリンク22が回転可能に連結されている。起伏機構20が折り畳まれてシートボトム2の下部に収まった状態では、リンク26が上下に延びており、起伏機構20がシートボトム2から前に展開した状態では、リンク26が前後に延びている。図5に示すように、起伏機構50のリンク21〜26は左右のサイドフレーム41の間に配設されている。
上がった場合にはレッグレスト4の上面)には、左右に2つの窪み4bが形成されている。窪み4bは円柱面状の窪みであって、上下方向に延在している。従って、レッグレスト4が前に上がった状態ではレッグレスト4の正面が上を向き(図6参照)、窪み4bが前後方向に延びた状態となるので、着座者が脚を窪み4b内に載置することができる。そのため、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。なお、窪み4bは、レッグレスト4のウレタンフォーム材の成型によって形成されたものである。
長さ調整機構27のロック解除がなされると、起伏機構20が折り畳み・展開可能となる。一方、長さ調整機構27のロックがなされると、起伏機構20はその状態のまま保持される。図8に示すように起伏機構20が折り畳まれた状態では、レッグレスト4が支持台82の前部、すなわちシートボトム2の前端部から下に垂下しているが、長さ調整機構27のロックを解除すると、シリンダ27bからピストン27aが延び出して、図12に示すように起伏機構20が前に展開した状態となり、レッグレスト4が支持台82の前部、すなわちシートボトム2の前端部から前方に上げられる。また、長さ調整機構27のロックを解除した状態で、レッグレスト4に下向きの荷重をかければ、ピストン27aがシリンダ27bに引き込まれて起伏機構20が折り畳まれ、図8に示す状態に戻る。
図12に示すように、レッグレスト4がシートボトム2の前端部から前方に上がった状態で、操作部812を操作すると、ワイヤ35の直線部分35aが同時に同方向へと動き出す。そして、接続金具36によってワイヤ35と接続された左右のスライダ33及び左右のスライダ33に固着されたフレーム4aが基部31に対してスライドし、レッグレスト4が図12に示す位置から図13に示す位置まで移動する。なお、操作部812の操作により、レッグレスト4を途中の任意の位置で静止させることも出来る。また、ワイヤ35は両端が繋がれて環状となっているので、操作部812を逆に操作すると、ワイヤ35も逆方向へ動き、レッグレスト4が図13に示す移動した位置から、図12に示す元の位置に向かってスライドする。
補強部材824が前部フレーム822及び後部フレーム823の左右両側部に配置されているので、前部フレーム822及び後部フレーム823の剛性をより高めることができる。
補強部材(第三連結棒材825c)が前部フレーム822及び後部フレーム823の中央部に配置されているので、前部フレーム822及び後部フレーム823の剛性をより高めることができる。
補強部材824が前部フレーム822よりも前方に延び出ているので、この前方の延び出た部分にレッグレストを収容することができる。
2 シートボトム
3 バックレスト
4 レッグレスト
5 前後位置調整機構
6 リクライニング機構
7 レッグレスト駆動機構
8 チルトアップ機構
20 起伏機構
21 リンク(取付部)
30 スライド機構
31 基部
50 起伏機構
81 クランク部
82 支持台
311 支持フレーム
312 連結フレーム
821 側部フレーム
822 前部フレーム
823 後部フレーム
824 補強部材
825 連結部材
825a 第一連結棒材
825b 第二連結棒材(第二補強部材)
825c 第三連結棒材(補強部材)
Claims (9)
- 互いに間隔を空けて設けられた左右一対のサイドフレームを有するシートボトムと、
前記シートボトムに搭載され、当該シートボトムの前端部を上下動させて前記シートボトムの傾斜角を調整するチルトアップ機構と、を備え、
前記チルトアップ機構は、
前記シートボトムの前端部を昇降させる支持台と、
前記支持台の上下位置を調整することで、前記シートボトムの傾斜角を調整するクランク部とを備え、
前記支持台は、
前記左右一対のサイドフレームの内側で、互いに間隔を空けて配置された左右一対の側部フレームと、
一対の前記側部フレームの後部に掛け渡され、前記クランク部に係合する後部フレームと、
一対の前記側部フレームの前部に掛け渡される前部フレームとを備え、
前記前部フレームと前記後部フレームとの間には、前記前部フレームと前記後部フレームとを連結し補強する補強部材が掛け渡されており、
前記補強部材は、前記前部フレームよりも前方に延び出ていて、
前記補強部材の前端部と、前記前部フレームとには連結棒材が架け渡されていることを特徴とするシート装置。 - 請求項1記載のシート装置において、
前記シートボトムの前端部から垂下した状態と、前記シートボトムの前端部から前方に上がった状態とに起伏可能に設けられたレッグレストと、
前記レッグレストを駆動させるためのレッグレスト駆動機構とを備え、
前記レッグレスト駆動機構は、前記補強部材に取り付けられていることを特徴とするシート装置。 - 請求項2記載のシート装置において、
前記レッグレスト駆動機構における前記補強部材に対する取付部は、互いに左右に間隔を空けて一対設けられていて、
一対の前記取付部の間に第二補強部材が掛け渡されていることを特徴とするシート装置。 - 請求項2又は3記載のシート装置において、
前記レッグレスト駆動機構は、
前記レッグレストを支持するため、当該レッグレストに対して互いに間隔を空けて配置された左右一対の支持フレームを有し、
一対の前記支持フレームの間には当該一対の前記支持フレームを連結する連結フレームが掛け渡されていることを特徴とするシート装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材は前記前部フレームと前部後部フレームとの間に所定の間隔を空けて複数設けられていて、
複数の前記補強部材の間には、当該複数の前記補強部材を連結する連結部材が掛け渡されていることを特徴とするシート装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材が板状であることを特徴とするシート装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの両側部に配置されていることを特徴とするシート装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの中央部に配置されていることを特徴とするシート装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記支持台の上下位置を調整するためのクランクを備え、
前記クランクは、左右方向に延びる作動杆と、前記作動杆の両端から直角に曲げられて延びるアームと、前記アームの先端から前記作動杆と平行となるように外側に延出する軸とを備え、
前記作動杆が前記軸よりも後方に配置されていることを特徴とするシート装置。
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