JP5414264B2 - シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、チルトアップ機構を備えたシート装置に関する。
従来、車両等の乗物に用いられるシート装置には、乗物の室内フロアの上に互いに間隔を空けて設置される一対のサイドフレーム及びその一対のサイドフレームの上部に設けられるクッションパッドを有するシートボトムと、レッグレストとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。レッグレストはシートボトムの下側に折り畳まれた状態になったり、シートボトム前部から前方へ上がった状態になったりする。レッグレストが前方に上がった状態では、着座者が脚を前に投げ出してレッグレストの上に載せることができる。また、より居住性を高めるため、近年においてはシートボトムの前端部を上方に変位させて所謂チルトアップ状態とするチルトアップ機構を搭載したシート装置も知られている。
特開2008−049066号公報
ここで、従来のチルトアップ機構においては、搭乗者の脚を支持した状態でも剛性を保つべく、プレート状の支持台が搭載されているが、プレート状の支持台であると軽量化を阻害する一要因となってしまう。そこで、本発明の課題は、チルトアップ機構の軽量化を図りつつも、その剛性を維持することのできるシート装置を提供することである。
請求項1記載の発明に係るシート装置は、
互いに間隔を空けて設けられた左右一対のサイドフレームを有するシートボトムと、
前記シートボトムに搭載され、当該シートボトムの前端部を上下動させて前記シートボトムの傾斜角を調整するチルトアップ機構と、を備え、
前記チルトアップ機構は、
前記シートボトムの前端部を昇降させる支持台と、
前記支持台の上下位置を調整することで、前記シートボトムの傾斜角を調整するクランク部とを備え、
前記支持台は、
前記左右一対のサイドフレームの内側で、互いに間隔を空けて配置された左右一対の側部フレームと、
一対の前記側部フレームの後部に掛け渡され、前記クランク部に係合する後部フレームと、
一対の前記側部フレームの前部に掛け渡される前部フレームとを備え、
前記前部フレームと前記後部フレームとの間には、前記前部フレームと前記後部フレームとを連結し補強する補強部材が掛け渡されており、
前記補強部材は、前記前部フレームよりも前方に延び出ていて、
前記補強部材の前端部と、前記前部フレームとには連結棒材が架け渡されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート装置において、
前記シートボトムの前端部から垂下した状態と、前記シートボトムの前端部から前方に上がった状態とに起伏可能に設けられたレッグレストと、
前記レッグレストを駆動させるためのレッグレスト駆動機構とを備え、
前記レッグレスト駆動機構は、前記補強部材に取り付けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシート装置において、
前記レッグレスト駆動機構における前記補強部材に対する取付部は、互いに左右に間隔を空けて一対設けられていて、
一対の前記取付部の間に第二補強部材が掛け渡されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のシート装置において、
前記レッグレスト駆動機構は、
前記レッグレストを支持するため、当該レッグレストに対して互いに間隔を空けて配置された左右一対の支持フレームを有し、
一対の前記支持フレームの間には当該一対の前記支持フレームを連結する連結フレームが掛け渡されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材は前記前部フレームと前部後部フレームとの間に所定の間隔を空けて複数設けられていて、
複数の前記補強部材の間には、当該複数の前記補強部材を連結する連結部材が掛け渡されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材が板状であることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの両側部に配置されていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの中央部に配置されていることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記支持台の上下位置を調整するためのクランクを備え、
前記クランクは、左右方向に延びる作動杆と、前記作動杆の両端から直角に曲げられて延びるアームと、前記アームの先端から前記作動杆と平行となるように外側に延出する軸とを備え、
前記作動杆が前記軸よりも後方に配置されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、チルトアップ機構の支持台が、左右一対の側部フレーム、前部フレーム及び後部フレームによりフレーム形状に形成されているために、プレート形状の支持台よりも軽量化することができる。そして、前部フレームと後部フレームとの間に、これら前部フレームと後部フレームとを連結し補強する補強部材が掛け渡されているので、剛性も維持することができる。これにより、軽量化を図りつつも、チルトアップ機構の剛性をも維持したシート装置を提供することが可能となる。
また、補強部材が前部フレームよりも前方に延び出ているので、この前方の延び出た部分にレッグレストを収容することができる。
請求項2記載の発明によれば、レッグレスト駆動機構が補強部材に取り付けられているので、左右一対の側部フレーム、前部フレーム及び後部フレームに取り付けた場合よりも、レッグレスト駆動機構の取り付け剛性を向上させることができる。また、これにより、チルトアップ機構と、レッグレスト機構とが一体化されるために、チルトアップ機構の傾斜角が変動したとしてもチルトアップ機構とレッグレスト機構との位置関係は一定となり、着座者に違和感を与えないようにすることができる。
請求項3記載の発明によれば、レッグレスト駆動機構における一対の取付部の間に補強部材が掛け渡されているので、剛性をより強固なものにすることができる。
請求項4記載の発明によれば、レッグレストを支持する部分がフレーム形状に形成されているために、レッグレスト駆動機構をも軽量化することができる。ここで、レッグレスト駆動機構を単に軽量化すると、強度上の不安を生ずるおそれがあるが、請求項4記載の発明のように、左右一対の支持フレームに対して連結フレームが掛け渡されているので、この連結フレームにより一対の支持フレームの剛性を高めることができる。
請求項5記載の発明によれば、複数の補強部材の間に連結部材が掛け渡されているので、補強部材の剛性も高められることになり、支持台の剛性をより高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、補強部材が板状であるので、補強部材自体の強度を高め、剛性をより強固なものにすることができる。
請求項7記載の発明によれば、補強部材が前部フレーム及び後部フレームの両側部に配置されているので、前部フレーム及び後部フレームの剛性をより高めることができる。
請求項8記載の発明によれば、補強部材が前部フレーム及び後部フレームの中央部に配置されているので、前部フレーム及び後部フレームの剛性をより高めることができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、シート装置1の斜視図、図2はシート装置1の正面図である。このシート装置1は、自動車、船舶、飛行機その他乗物の室内に設置される。このシート装置1は、シートボトム2、バックレスト3及びレッグレスト4等からなる。
シートボトム2は、前後位置調整機構5を介して乗物の室内フロアの上に設置されている。バックレスト3は、シートボトム2の後端部において起立した状態に設けられている。バックレスト3とシートボトム2はリクライニング機構6によって連結されている。
レッグレスト4は、当該レッグレスト4を駆動させるためのレッグレスト駆動機構7を介してシートボトム2の前部に連結されている(図3に図示)。レッグレスト駆動機構7は、起伏機構20及びスライド機構30から構成されている。
起伏機構20は、シートボトム2の正面側においてレッグレスト4をシートボトム2の前端部から下に垂下した状態にしたり、シートボトム2の前端部から前方に上げた状態にしたりする。また、スライド機構30は、レッグレスト4をシートボトム2に対し前後方向にスライドさせる。
次に、シートボトム2について説明する。
図3は、シートボトム2、起伏機構20、スライド機構30及びレッグレスト4を右上斜め前から見て示した分解斜視図、図4は、シートボトム2のフレーム部40のみを拡大して示した分解斜視図である。シートボトム2は、下部のフレーム部40と、フレーム部40の上部から側面にかけてクッションパッド47とから概略構成される。
図4に示すように、フレーム部40の左右両側には、左右一対のサイドフレーム41が互いに間隔を空けて平行に設けられている。サイドフレーム41は、シートボトム2の側部フレームであり、前後位置調整機構5の上に、スライド自在に取り付けられている。左右のサイドフレーム41の後部には連結棒42が連結され、リクライニング機構6が取り付けられている。また、左右のサイドフレーム41の間には、クッションスプリング43が掛け渡されている。
リクライニング機構6は、回転軸6a、プレート6b、バネ6c、アジャスタノブ6dを有する。回転軸6aの両端には、プレート6bが回転可能に取り付けられ、プレート6bの先端にはネジ孔が形成されている。バックレスト3のフレームがこのネジ孔を介してプレート6bにネジ止めされる。また、左右のプレート6bのネジ孔近傍には外側に向かって突起が設けられ、そこにはサイドフレーム41の外側面後部に取り付けられたバネ6cの一端が固定されている。これによって、プレート6bは回転軸6aを中心に図4の矢印Aが示す方向に向かって付勢されている。また、サイドフレーム41の外側面には、アジャスタノブ6dが取り付けられていて、バックレスト3の傾きを調節することができるようになっている。具体的には、アジャスタノブ6dを引きながらバックレスト3を後方に押すと、バックレスト3を後方に傾倒させることができ、バックレストに力をかけずにアジャスタノブ6dを引くと、バックレスト3がバネ6cの付勢力によって前方に傾倒するようになっている。バックレスト3が任意の角度に傾いたところでアジャスタノブ6dを元に戻せば、バックレスト3をその位置で静止させることができる。
クッションスプリング43は波状をした鋼線であり、左右のサイドフレーム41に複数本掛け渡されている。クッションパッド47は、サイドフレーム41及びクッションスプリング43に載せられる。そして、クッションスプリング43が伸縮することにより、乗物の走行時の振動をクッションパッド47と共に吸収することができるようになっている。
また、シートボトム2には、当該シートボトム2の前端部を上下動させてシートボトム2の傾斜角を調整するチルトアップ機構8が搭載されている。チルトアップ機構8には、クランク部81と、支持台82とが設けられている。
クランク部81は、支持台82の上下位置を調整するものである。このクランク部81は、クランク811と、操作部812とを有する。クランク811は、左右方向に延びる作動杆811aと、その両端から直角に曲げられて延びるアーム811bと、アーム811bの先端から作動杆811aと平行になるように外側に延出する軸811cからなり、クランク811の両端の軸811cが左右のサイドフレーム41の孔にそれぞれ回転可能に接続されている。これにより、クランク811が左右のサイドフレーム41に掛け渡されることになる。
操作部812は、サイドフレーム41の側部を介してクランク811に係合している。この操作部812を操作することによって軸811cを回転させ、作動杆811aを上下動させることができるようになっている。
支持台82は、サイドフレーム41の前部に配置され、シートボトム2の内側から当該シートボトム2の前端部を昇降させるものである。なお、支持台82は、シートボトム2の前部フレームとしても機能する。支持台82は、左右一対の側部フレーム821、前部フレーム822、後部フレーム823、補強部材824、連結部材825からなる。
一対の側部フレーム821の前部には、棒状の前部フレーム822が掛け渡されている。一方、一対の側部フレーム821の後部には、棒状の後部フレーム823が掛け渡されている。前部フレーム822及び後部フレーム823の上部には、二枚の補強部材824が前後方向に掛け渡され、これら補強部材824が間隔を空けて左右に配置されている。補強部材824は、クッションパッド47の水平方向に平らな板状部材である。なお、補強部材824の設置個数は2枚に限定されるものではなく1枚であっても3枚以上であってもよい。
補強部材824の後部には、レッグレスト駆動機構7を固定するための固定孔824aが2つ形成されている。
また、補強部材824の前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出た状態となっている。この補強部材824の前部には軽量化用の孔を形成していてもよい。2枚の補強部材824の間には、これら補強部材824を連結する連結部材825が掛け渡されている。この連結部材825には、2枚の補強部材824の前端と前部フレーム822とに掛け渡される第一連結棒材825aと、二枚の補強部材824の中間部に掛け渡された第二連結棒材825bと、第一連結棒材825a、前部フレーム822及び後部フレーム823の間に掛け渡された第三連結棒材825cとを有する。この第三連結棒材825cが前部フレーム822及び後部フレーム823の中央部に配置された補強部材として機能する。これら各連結棒材825a,825b,825cの径は、前部フレーム822及び後部フレーム823の径よりも小さく設定されている。また、各連結棒材825a,825b,825cはトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
支持台82の左右の側部フレーム821の後端部と、左右のサイドフレーム41の内側前部は連結部41aによって連結され、支持台82が連結部41aを中心にして回動可能となっている。このとき、図5に示すように、側部フレーム821の後部が左右のサイドフレーム41の間に収まり、側部フレーム821の前部がサイドフレーム41の上縁から上斜め前方に突き出ている。支持台82の補強部材824及び連結部材825の前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出ているため、常にサイドフレーム41の前端よりも上方かつ前方に位置している。
また、支持台82の後部フレーム823は、クランク811のアーム811bの上に載置され、当該クランク811に係合した状態となっている。これにより、支持台82が連結部41aを中心としてクランク811の回転に合わせて回転し、その上下位置が調整されるようになっている。具体的にはクランク811が回転して作動杆811aが上昇すると、後部フレーム823が作動杆811a及びアーム811bによって下から押され、支持台82は連結部41aを中心に補強部材824及び連結部材825の前部が上昇する方向に回転する。作動杆811aが下降すると、支持台82は自重により補強部材824及び連結部材825の前部が下降する方向に回転する。この動作により支持台82前部の上下位置調整が可能とされている。
クッションパッド47は、左右のサイドフレーム41の側面からサイドフレーム41及びクッションスプリング43の上を覆うようにして、サイドフレーム41及びクッションスプリング43の上に設けられている。また、クッションパッド47の前後長はサイドフレーム41の前後長よりも大きく、クッションパッド47の前部がサイドフレーム41の前端よりも前に延び出ている。そして、クッションパッド47の前部が支持台82の側面から支持台82の上を覆っている。これにより、クッションパッド47の前部は、上述した支持台82の上下位置調整によって昇降することになる。つまり、支持台82の上下位置を調整することで、シートボトム2の傾斜角が調整される。
クッションパッド47はウレタンフォーム材を表皮で覆ったものである。また、図2に示すように、クッションパッド47の前部の左右両側部が支持台82の上面左右両側から下に垂下していることで、支持台82の下方であってサイドフレーム41の前方には、空間Sが形成されている。この空間Sは、サイドフレーム41の間において、クッションパッド47の前端よりも後方へ大きく窪んだものである。
図6は、シート装置1の概略上面図である。図2及び図6に示すように、クッションパッド47の上面の左右中央部が座面48となっており、その座面48はクッションパッド47の後端から前端にかけて形成されている。座面48の左右両側には、土手部49が形成されている。土手部49はクッションパッド47の後端から前端にかけて形成されている。土手部49は、座面48よりも高く***している。座面48の左右の幅は、後ろから前に向かって漸次広くなっていき、土手部49の左右の幅は後ろから前に向かって漸次狭くなっていく。
次に、レッグレスト駆動機構7及びレッグレスト4について説明する。
図7は、レッグレスト駆動機構7及びレッグレスト4を拡大して示した分解斜視図である。支持台82の下部には、レッグレスト駆動機構7の起伏機構20が取り付けられている。起伏機構20はリンク機構であって、左右に一対のリンク21,22,23,24,25,26を有する。リンク21は固定リンクであり、このリンク21が補強部材824の下面に取り付けられている。具体的には、リンク21の上面にネジ穴21aが形成されていて、このネジ穴21aが固定孔824aに連通するようにリンク21を補強部材824の下面に位置合わせし、ネジ止めすることでリンク21と補強部材824とが連結される(図3,4参照)。このリンク21間には、第二連結棒材825bが掛け渡されている。つまりこの一対のリンク21がレッグレスト駆動機構7における補強部材824に対する取付部であり、第二連結棒材825bが一対の取付部の間に掛け渡された第二補強部材である。
また、リンク21の前側上部にリンク22の一端が回転可能となって連結されている。リンク22の他端がリンク23の一端に回転可能となって連結されている。リンク23の他端がリンク26の一端に回転可能となって連結されている。リンク26の他端がリンク24の一端に回転可能となって連結されている。リンク24の他端がリンク25の一端に回転可能となって連結されている。リンク25の他端がリンク21の後ろ側下部に回転可能となって連結されている。右又は左から見てリンク22とリンク24が交差し、その交差部においてリンク24とリンク22が回転可能に連結されている。起伏機構20が折り畳まれてシートボトム2の下部に収まった状態では、リンク26が上下に延びており、起伏機構20がシートボトム2から前に展開した状態では、リンク26が前後に延びている。図5に示すように、起伏機構50のリンク21〜26は左右のサイドフレーム41の間に配設されている。
図9の上面図に示すように、左右のリンク25の間に連結棒25aが連結され、連結棒25aと連結棒42との間には長さ調整機構27(図9等に図示)が設けられている。長さ調整機構27はガスダンパであって、ピストン27a及びシリンダ27bからなる。ピストン27aの先端が連結棒25aに回転可能となって連結され、シリンダ27bの基端部が連結棒42に回転可能となって連結されている。ピストン27aがシリンダ27bから引き出たり、シリンダ27bに引き込んだりすることで、ピストン27aの先端からシリンダ27bの基端部までの長さが調整される。長さ調整機構27はロックされることで長さが一定に保たれ、ロック解除により伸縮可能となる。具体的には、長さ調整機構27がロックされると、シリンダ27b内の空気が密閉されてピストン27aが固定され、一方、長さ調整機構27のロックが解除されると、シリンダ27b内の空気が開放されてピストン27aがシリンダ27bに対して進出・引込可能となる。なお、長さ調整機構27のロック・ロック解除もサイドフレーム41の側部に取り付けられた操作部812により行われる。
図7に示すように、レッグレスト駆動機構7のスライド機構30は、基部31、左右一対のリニアガイド32及びスライダ33を有する。基部31は、レッグレスト4を支持するものであり、当該レッグレスト4に対して互いに左右に間隔を空けて配置された左右一対の支持フレーム311を有する。この一対の支持フレーム311の間には、当該支持フレーム311を連結する3つの連結フレーム312が掛け渡されている。また、3つの連結フレーム312には、その中間部に補助フレーム313が連結されている。なお、連結フレーム312及び補助フレーム313はトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
リニアガイド32は、スライドレール32aと、スライドレール32aに対して摺動可能に設けられたキャリッジ32bとを有する。リニアガイド32のスライドレール32aが基部31の裏面であってその左右の支持フレーム311にそれぞれ固着されており、スライドレール32aが起伏機構20のリンク26に対して平行な状態となっている。リニアガイド32のキャリッジ32bが基部31の裏側においてスライダ33に固着されている。右のスライダ33は基部31の右端よりも右方に延び出ており、左のスライダ33は基部31の左端よりも左方に延び出ている。リニアガイド32のキャリッジ32bがスライドレール32aに沿ってスライド可能となっているから、スライダ33がリニアガイド32によってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。
レッグレスト4は、その内部にフレーム4a(図10に図示)を有している。レッグレスト4のフレーム4aが基部31の表側において左右2つのスライダ33に掛け渡された状態でこれらスライダ33に固着されている。そのため、レッグレスト4がスライダ33と一体となってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。図7に示すように、起伏機構20が閉じてレッグレスト4が垂下した状態におけるフレーム4aの前面、下面及び左右側面がウレタンフォーム材で覆われ、更に表皮で覆われている。
レッグレスト4が垂下した状態におけるレッグレスト4の正面(レッグレスト4が前に
上がった場合にはレッグレスト4の上面)には、左右に2つの窪み4bが形成されている。窪み4bは円柱面状の窪みであって、上下方向に延在している。従って、レッグレスト4が前に上がった状態ではレッグレスト4の正面が上を向き(図6参照)、窪み4bが前後方向に延びた状態となるので、着座者が脚を窪み4b内に載置することができる。そのため、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。なお、窪み4bは、レッグレスト4のウレタンフォーム材の成型によって形成されたものである。
図2及び図6に示すように、レッグレスト4の左右の横幅は、座面48の前端部における左右の横幅よりも大きい。そのため、着座者が両脚の大腿を広げた場合でも、大腿が土手部49によって留められ、着座者の脚がレッグレスト4の上に載った状態を保つことができる。
図8は、フレーム部40、起伏機構20スライド機構30及びレッグレスト4を組み立てた状態で示した側面図である。また、図9は図8の上面図である。図8及び図9に示すように起伏機構20が折り畳まれた状態では、レッグレスト4は左右のサイドフレーム41の前端よりも前方且つ支持台82の前部よりも下方の位置で、脚受け面(前面)を前方に向けて立てられた状態で静止している。前述したように、支持台82の上にはクッションパッド47が設けられているので、この状態のとき、レッグレスト4は空間Sに収納された状態となっている。
図10は図5の正面図、図11は図5の背面図である。なお、図10ではレッグレスト4の輪郭を破線で示し、内部のフレーム4aが露出した状態を示している。図8及び図9に示したように、起伏機構20が折り畳まれてレッグレスト4が垂下した状態において、レッグレスト4をサイドフレーム41の前端より前方に位置するようにしたことで、レッグレスト4の左右の横幅は左右のサイドフレーム41の間隔以下に限定されることが無く、破線で示すようにレッグレスト4の横幅が左右のサイドフレーム41の間隔に等しくなっている。なお、必要であればレッグレスト4の横幅を更に広げ、レッグレスト4の横幅が左右のサイドフレーム41の間隔よりも大きくてもよい。
図11に示すように、スライド機構30の基部31の四隅には管状部材34が設けられ、その管状部材34にワイヤ35が通され、N字状になるように配索されている。そして、スライダ33とワイヤ35とが、スライダ33のスライド方向(図11の上下方向)に配索されたワイヤ35の直線部分35aで接続金具36により接続されている。このワイヤ35は両端が繋がれた環状となって操作部812に接続されており、操作部812を回転操作すると、ワイヤ35が移動してスライダ33がスライドするようになっている。このとき、左右の直線部分35aは同時に同方向に移動するようになっている。
次に、起伏機構20及びスライド機構30の動作について説明する。
長さ調整機構27のロック解除がなされると、起伏機構20が折り畳み・展開可能となる。一方、長さ調整機構27のロックがなされると、起伏機構20はその状態のまま保持される。図8に示すように起伏機構20が折り畳まれた状態では、レッグレスト4が支持台82の前部、すなわちシートボトム2の前端部から下に垂下しているが、長さ調整機構27のロックを解除すると、シリンダ27bからピストン27aが延び出して、図12に示すように起伏機構20が前に展開した状態となり、レッグレスト4が支持台82の前部、すなわちシートボトム2の前端部から前方に上げられる。また、長さ調整機構27のロックを解除した状態で、レッグレスト4に下向きの荷重をかければ、ピストン27aがシリンダ27bに引き込まれて起伏機構20が折り畳まれ、図8に示す状態に戻る。
次に、レッグレスト4のスライド動作について説明する。
図12に示すように、レッグレスト4がシートボトム2の前端部から前方に上がった状態で、操作部812を操作すると、ワイヤ35の直線部分35aが同時に同方向へと動き出す。そして、接続金具36によってワイヤ35と接続された左右のスライダ33及び左右のスライダ33に固着されたフレーム4aが基部31に対してスライドし、レッグレスト4が図12に示す位置から図13に示す位置まで移動する。なお、操作部812の操作により、レッグレスト4を途中の任意の位置で静止させることも出来る。また、ワイヤ35は両端が繋がれて環状となっているので、操作部812を逆に操作すると、ワイヤ35も逆方向へ動き、レッグレスト4が図13に示す移動した位置から、図12に示す元の位置に向かってスライドする。
以上のように、本実施形態によれば、チルトアップ機構8の支持台82が、左右一対の側部フレーム821、前部フレーム822及び後部フレーム823によりフレーム形状に形成されているために、プレート形状の支持台よりも軽量化することができる。そして、前部フレーム822と後部フレーム823との間に補強部材824が掛け渡されているので、剛性も維持することができる。これにより、軽量化を図りつつも、チルトアップ機構8の剛性をも維持したシート装置1を提供することが可能となる。
また、レッグレスト駆動機構7が補強部材824に取り付けられているので、左右一対の側部フレーム821、前部フレーム822及び後部フレーム823に取り付けた場合よりも、レッグレスト駆動機構7の取り付け剛性を向上させることができる。
また、レッグレスト4を支持する左右一対の支持フレーム311に対して連結フレーム312が掛け渡されているので、この連結フレーム312により一対の支持フレーム311の剛性を高めることができる。
また、複数の補強部材824の間に連結部材825が掛け渡されているので、補強部材824の剛性も高められることになり、支持台82の剛性をより高めることができる。
レッグレスト駆動機構7における一対の取付部(リンク21)の間に第二補強部材(第二連結棒材825b)が掛け渡されているので、剛性をより強固なものにすることができる。
また、補強部材824が板状であるので、補強部材824自体の強度を高め、剛性をより強固なものにすることができる。
補強部材824が前部フレーム822及び後部フレーム823の左右両側部に配置されているので、前部フレーム822及び後部フレーム823の剛性をより高めることができる。
補強部材(第三連結棒材825c)が前部フレーム822及び後部フレーム823の中央部に配置されているので、前部フレーム822及び後部フレーム823の剛性をより高めることができる。
補強部材824が前部フレーム822よりも前方に延び出ているので、この前方の延び出た部分にレッグレストを収容することができる。
車両用シート装置を示した斜視図である。 図1に示されたシート装置の正面図である。 シートボトムのフレーム部並びに起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した分解斜視図である。 前記フレーム部を示した分解斜視図である。 前記フレーム部、起伏機構及びレッグレストを示した斜視図である。 シート装置の一部を示した上面図である。 前記起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した分解斜視図である。 前記フレーム部、起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した側面図である。 前記フレーム部、起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した上面図である。 前記フレーム部及びレッグレストを示した正面図である。 前記フレーム部、起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した背面図である。 前記フレーム部、起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した側面図である。 前記フレーム部、起伏機構、スライド機構及びレッグレストを示した側面図である。
符号の説明
1 シート装置
2 シートボトム
3 バックレスト
4 レッグレスト
5 前後位置調整機構
6 リクライニング機構
7 レッグレスト駆動機構
8 チルトアップ機構
20 起伏機構
21 リンク(取付部)
30 スライド機構
31 基部
50 起伏機構
81 クランク部
82 支持台
311 支持フレーム
312 連結フレーム
821 側部フレーム
822 前部フレーム
823 後部フレーム
824 補強部材
825 連結部材
825a 第一連結棒材
825b 第二連結棒材(第二補強部材)
825c 第三連結棒材(補強部材)

Claims (9)

  1. 互いに間隔を空けて設けられた左右一対のサイドフレームを有するシートボトムと、
    前記シートボトムに搭載され、当該シートボトムの前端部を上下動させて前記シートボトムの傾斜角を調整するチルトアップ機構と、を備え、
    前記チルトアップ機構は、
    前記シートボトムの前端部を昇降させる支持台と、
    前記支持台の上下位置を調整することで、前記シートボトムの傾斜角を調整するクランク部とを備え、
    前記支持台は、
    前記左右一対のサイドフレームの内側で、互いに間隔を空けて配置された左右一対の側部フレームと、
    一対の前記側部フレームの後部に掛け渡され、前記クランク部に係合する後部フレームと、
    一対の前記側部フレームの前部に掛け渡される前部フレームとを備え、
    前記前部フレームと前記後部フレームとの間には、前記前部フレームと前記後部フレームとを連結し補強する補強部材が掛け渡されており、
    前記補強部材は、前記前部フレームよりも前方に延び出ていて、
    前記補強部材の前端部と、前記前部フレームとには連結棒材が架け渡されていることを特徴とするシート装置。
  2. 請求項1記載のシート装置において、
    前記シートボトムの前端部から垂下した状態と、前記シートボトムの前端部から前方に上がった状態とに起伏可能に設けられたレッグレストと、
    前記レッグレストを駆動させるためのレッグレスト駆動機構とを備え、
    前記レッグレスト駆動機構は、前記補強部材に取り付けられていることを特徴とするシート装置。
  3. 請求項2記載のシート装置において、
    前記レッグレスト駆動機構における前記補強部材に対する取付部は、互いに左右に間隔を空けて一対設けられていて、
    一対の前記取付部の間に第二補強部材が掛け渡されていることを特徴とするシート装置。
  4. 請求項2又は3記載のシート装置において、
    前記レッグレスト駆動機構は、
    前記レッグレストを支持するため、当該レッグレストに対して互いに間隔を空けて配置された左右一対の支持フレームを有し、
    一対の前記支持フレームの間には当該一対の前記支持フレームを連結する連結フレームが掛け渡されていることを特徴とするシート装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記補強部材は前記前部フレームと前部後部フレームとの間に所定の間隔を空けて複数設けられていて、
    複数の前記補強部材の間には、当該複数の前記補強部材を連結する連結部材が掛け渡されていることを特徴とするシート装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記補強部材が板状であることを特徴とするシート装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの両側部に配置されていることを特徴とするシート装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記補強部材は、前記前部フレーム及び前記後部フレームの中央部に配置されていることを特徴とするシート装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記支持台の上下位置を調整するためのクランクを備え、
    前記クランクは、左右方向に延びる作動杆と、前記作動杆の両端から直角に曲げられて延びるアームと、前記アームの先端から前記作動杆と平行となるように外側に延出する軸とを備え、
    前記作動杆が前記軸よりも後方に配置されていることを特徴とするシート装置。
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