JP5413248B2 - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents

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Description

本発明は、排気通路にパティキュレートフィルタが配置された内燃機関の排気浄化システムに関する。
内燃機関の排気に含まれる粒子状物質(PM)を取り除くために、排気通路にパティキュレートフィルタを配置した排気浄化システムが知られている。このようなシステムでは、パティキュレートフィルタの故障(捕集能力の低下)を早期に検出する技術も必要である。
上記の要求に対し、パティキュレートフィルタの下流に配置されたPMセンサによりパティキュレートフィルタをすり抜けたPM量を検出し、検出されたPM量が基準値を超えていることを条件にパティキュレートフィルタが故障していると判定する方法が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
なお、パティキュレートフィルタのPM捕集量が少ないときは多いときに比べPMすり抜け量が多くなるため、パティキュレートフィルタのPM捕集量が少ないと推定されるときには上記した方法の実施を禁止する技術も特許文献1に記載されている。
特開2007−315275号公報 特開2008−190502号公報 特開2005−325812号公報 特開2008−190470号公報
ところで、パティキュレートフィルタをすり抜けるPMの量は、内燃機関の燃料性状が変化した場合にも変化する。たとえば、燃料の給油により燃料セタン価が変化すると、内燃機関から排出されるPM量が変化するとともに、パティキュレートフィルタをすり抜けるPM量も変化する。
しかしながら、上記した従来技術では、燃料の給油による燃料性状の変化が考慮されていないため、パティキュレートフィルタが正常であるにもかかわらず、パティキュレートフィルタが故障していると誤診断される可能性がある。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パティキュレートフィルタより下流の排気通路に配置されたPMセンサの出力信号に基づいてパティキュレートフィルタの故障診断を行う内燃機関の排気浄化システムにおいて、燃料の給油により燃料性状が変化した場合の誤診断を回避することにある。
本発明は、上記した課題を解決するために、内燃機関の排気通路に配置されたパティキュレートフィルタと、パティキュレートフィルタより下流の排気通路に配置されたPMセンサと、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、燃料給油後のPMセンサの検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示す場合に、その要因が燃料給油に
よる燃料性状の変化にあるか、或いはパティキュレートフィルタの故障にあるかを判別する処理を行うようにした。
詳細には、本発明の内燃機関の排気浄化システムは、
内燃機関の排気通路に配置され、排気中の微粒子を捕集するパティキュレートフィルタと、
前記パティキュレートフィルタより下流の排気通路に配置され、排気中の微粒子量を検出するPMセンサと、
前記PMセンサの検出値に基づいて前記パティキュレートフィルタの故障診断を行う診断手段と、
を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、
前記診断手段は、燃料給油後における前記PMセンサの検出値が前記パティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示す場合であって、燃料給油後の初回PM再生処理完了時における前記PMセンサの検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時における前記PMセンサの検出値より増加している場合は、前記パティキュレートフィルタが故障していないと診断するようにした。
ここでいうPM再生処理は、パティキュレートフィルタに捕集された微粒子(PM)を該パティキュレートフィルタから除去するための処理である。パティキュレートフィルタに捕集されたPMは凡そ500℃以上の高温且つリーンな雰囲気に曝されたときに酸化される。よって、PM再生処理は、パティキュレートフィルタを昇温させるとともにパティキュレートフィルタに流入する排気の空燃比をリーンにする処理である。また、ここでいうパティキュレートフィルタの故障とは、パティキュレートフィルタのPM捕集能力が低下する故障をいう。
パティキュレートフィルタの捕集能力を低下させる故障が発生した場合は、パティキュレートフィルタから流出するPMの量(以下、「PM流出量」と称する)は、パティキュレートフィルタが故障していない場合より多くなる。そのため、パティキュレートフィルタの故障時におけるPMセンサの検出値は、パティキュレートフィルタが故障していないときより大きくなる。
また、燃料の給油により燃料セタン価が低下すると、燃料給油後に内燃機関から排出されるPMの量、言い換えれば燃料給油後にパティキュレートフィルタへ流入するPMの量(以下、「PM流入量」と称する)は、燃料の給油前より多くなる。それに応じて、燃料給油後のPM流出量も、燃料給油前のPM流出量より多くなる。よって、燃料の給油により燃料セタン価が低下した場合は、燃料給油後におけるPMセンサの検出値が燃料給油前より大きくなる。
上記したように、燃料給油により燃料セタン価が低下した場合のPMセンサの検出値は、パティキュレートフィルタが故障した場合と同様の傾向を示す。そのため、燃料給油により燃料セタン価が低下した場合のPMセンサの検出値は、パティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示す可能性がある。
従って、燃料給油後のPMセンサの検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示した場合に、その要因がパティキュレートフィルタの故障にあるか、或いは燃料給油による燃料性状の変化(燃料セタン価の低下)にあるかを識別する必要がある。
ここで、PM流入量は、パティキュレートフィルタが故障しているか否かによって変化しないが、燃料セタン価によって変化する。たとえば、燃料給油により燃料セタン価が低下した場合は、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前より多くなる。一方、燃料給油によ
り燃料セタン価が変化していない場合は、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前と略同等になる。よって、燃料給油前のPM流入量と燃料給油後のPM流入量とを比較することにより、燃料性状が変化したか否かを判別することができる。
ところで、上記した判別を行うためには、パティキュレートフィルタより上流の排気通路にもPMセンサを配置する必要があり、部品点数の増加による車載性の低下や製造コストの増加を招く。
そこで、本発明の内燃機関の排気浄化システムは、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値と、燃料給油前のPM再生処理実行時におけるPMセンサの検出値と、を比較することにより、燃料セタン価が変化しているか否かを判別するようにした。
PM再生処理が完了したときは、パティキュレートフィルタのPM捕集量が零、又は零に近い量となる。パティキュレートフィルタのPM捕集量が零又は零に近いときは、パティキュレートフィルタのPM捕集能力が低くなるため、PM流入量とPM流出量との相関が強くなる。言い換えれば、パティキュレートフィルタのPM捕集量が極めて少ないときは、PMセンサの検出値がPM流入量と略同等の変化を示すことになる。
よって、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値より大きい場合は、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前のPM流入量より多いとみなすことができる。
一方、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値と略同等の場合は、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前のPM流入量と略同等又は同等以下であるとみなすことができる。
このように燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値と燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値とを比較することにより、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前に比べて多くなっているか否かを判別することができる。
その結果、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値より大きい場合は、診断手段は、燃料給油後のPMセンサ検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示すことになった要因が燃料性状の変化(燃料セタン価の低下)にあると判定することができる。
また、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値と略同等又は同等以下である場合は、診断手段は、給油後のPMセンサ検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示すことになった要因がパティキュレートフィルタの故障にあると診断することができる。
なお、PM再生処理完了時におけるPMセンサの検出値は、燃料給油後の2回目以降のPM再生処理完了時に取得されてもよいが、パティキュレートフィルタの故障をより早期に検出するという観点からすれば燃料給油後の初回PM再生処理完了時に取得されることが望ましい。
本発明において、診断手段は、燃料給油後のPMセンサの検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示す場合に、燃料給油時から初回PM再生処理完了時までの
期間は、診断処理の実施を延期することが好ましい。つまり、診断手段は、燃料給油により燃料セタン価が低下したか否かの判別処理が終了するまでは、パティキュレートフィルタが故障しているか否かの診断処理の実施を延期する。
このような手順によれば、燃料給油後におけるPMセンサの検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示した場合に、パティキュレートフィルタが正常であるにもかかわらずパティキュレートフィルタが故障していると誤診断される事態を回避することができる。
本発明によれば、パティキュレートフィルタより下流の排気通路に配置されたPMセンサの出力信号に基づいてパティキュレートフィルタの故障を診断する内燃機関の排気浄化システムにおいて、PMセンサの検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示した場合に、その要因がパティキュレートフィルタの故障にあるか、もしくは燃料性状の変化あるかを区別することができる。その結果、燃料の給油により燃料性状が変化した場合の誤診断を回避することができる。
本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。 パティキュレートフィルタが故障していない場合における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を示す図である。 パティキュレートフィルタが故障している場合における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を示す図である。 燃料セタン価が低下した場合における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を示す図である。 パティキュレートフィルタのPM捕集量とPM捕集率との関係を示す図である。 異常診断処理ルーチンを示すフローチャートである。 セタン価検出処理ルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、複数の気筒2を有する圧縮着火式内燃機関(ディーゼルエンジン)である。
内燃機関1は、各気筒2内へ直接燃料を噴射可能な燃料噴射弁3と、各気筒2内へ空気を導く吸気通路4とを備えている。吸気通路4の途中には、ターボチャージャ5のコンプレッサハウジング50とインタークーラ6が配置されている。
コンプレッサハウジング50により過給された吸気は、インタークーラ6で冷却された後に各気筒2内へ導かれるようになっている。各気筒2内へ導かれた吸気は、燃料噴射弁3から噴射された燃料とともに気筒2内で着火及び燃焼される。
また、各気筒2は、排気通路7と連通している。排気通路7の途中には、排気浄化装置8とターボチャージャ5のタービンハウジング51が配置されている。
各気筒2内で燃焼されたガス(既燃ガス)は、排気通路7へ排出される。排気通路7へ
排出された排気は、タービンハウジング51と排気浄化装置8を順次経由して大気中へ放出される。
前記排気浄化装置8は、酸化能を有する触媒(例えば、吸蔵還元型NOx触媒や酸化触媒)とパティキュレートフィルタを具備している。
前記した吸気通路4のインタークーラ6より下流の部位と排気通路7のタービンハウジング51より上流の部位は、EGR通路9により相互に接続されている。EGR通路9の途中には、該EGR通路9を流れる排気(以下、「EGRガス」と称する)の流量を調節するEGR弁10と、該EGR通路9を流れるEGRガスを冷却するためのEGRクーラ11が配置されている。吸気通路4においてインタークーラ6より下流且つEGR通路9の接続部より上流の部位には吸気絞り弁12が配置されている。
また、内燃機関1には、排気通路7内に向けて還元剤としての燃料を噴射する燃料添加弁13が取り付けられている。
このように構成された内燃機関1には、ECU14が併設されている。ECU14は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等から構成される電子制御ユニットである。ECU14は、エアフローメータ15、PMセンサ16、クランクポジションセンサ17等の各種センサと電気的に接続されている。
エアフローメータ15は、コンプレッサハウジング50より上流の吸気通路4に取り付けられ、該吸気通路4に流入する空気量を測定する。PMセンサ16は、排気浄化装置8より下流の排気通路7に配置され、排気浄化装置8から流出するPMの量(PM流出量)を測定する。クランクポジションセンサ17は、内燃機関1に取り付けられ、図示しない機関出力軸(クランクシャフト)の回転位置を測定する。
ECU14は、上記したような各種センサの測定値に基づいて、燃料噴射弁3、EGR弁10、吸気絞り弁12、及び燃料添加弁13を電気的に制御する。例えば、ECU14は、燃料噴射制御、EGR制御、PM再生処理などの既知の制御に加え、本発明の要旨となる故障診断処理を実行する。
以下、本実施例における故障診断処理について説明する。本実施例の故障診断処理は、排気浄化装置8に含まれるパティキュレートフィルタの故障を検出するための処理である。パティキュレートフィルタに欠損や溶損などの故障が発生すると、パティキュレートフィルタの捕集能力が低下する。パティキュレートフィルタの捕集能力が低下すると、パティキュレートフィルタより下流へ流れるPM量(PM流出量)が増加する。
これに対し、ECU14は、一定期間内にパティキュレートフィルタから流出したPMの総量(以下、「積算PM流出量」と称する)を、内燃機関1の運転状態やパティキュレートフィルタのPM捕集量などをパラメータとして推定演算するとともに、PMセンサ16により実測する。
ここで、PMセンサ16は、センサに付着したPM量に応じて抵抗値が変化するタイプのセンサであってもよく、或いはセンサに付着したPMを酸化する際の温度上昇量をPM量に換算するタイプのセンサであってもよい。このようなPMセンサ16によれば、一定期間内にパティキュレートフィルタから流出したPMの総量(積算PM流出量)を容易に測定することができる。
なお、PMセンサ16として、単位量当たりの排気に含まれるPM量を検出するタイプ
のセンサを用いる場合は、一定期間内におけるPMセンサ16の検出値をECU14が積算することにより積算PM流出量を求めることができる。
ECU14は、積算PM流出量の計算値と実測値とを比較することにより、パティキュレートフィルタが故障しているか否かを判別する。ここで、燃料セタン価が一定となる条件下における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を図2,3に示す。
図2は、パティキュレートフィルタが故障していない場合における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を示す図である。図3は、パティキュレートフィルタが故障している場合における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を示す図である。
なお、図2,3中の実線は実測値を示し、一点鎖線は計算値を示している。また、図2,3中のt1,t3は、PMセンサ16に付着したPMを酸化除去するための処理(以下、「センサ再生処理」と称する)が完了したタイミングを示し、t2はセンサ再生処理が開始されたタイミング(すなわち、積算PM流出量の計算値が所定値Gtrgに達したタイミング)を示している。
パティキュレートフィルタが故障していない場合は、図2に示すように、積算PM流出量の計算値と実測値とは、センサ再生処理完了タイミングt1からセンサ再生処理開始タイミングt2までの期間Tの略全域において略同等の値を示す。これに対し、パティキュレートフィルタが故障している場合は、図3に示すように、積算PM流出量の計算値に対して実測値が大きくなり、それら計算値と実測値との差は経時的に拡大する。そして、計算値と実測値との差は、再生処理開始タイミングt2において最も大きくなる。
よって、ECU14は、センサ再生処理開始タイミング(積算PM流出量の計算値が所定値に達したタイミング)t2における計算値と実測値とを比較することにより、パティキュレートフィルタが故障しているか否かを診断することができる。
その際、ECU14は、積算PM流出量の計算値に対する実測値の比が判定基準値より大きいことを条件にパティキュレートフィルタが故障していると診断してもよく、或いは、計算値と実測値との差(=(実測値)−(計算値))が判定基準値より大きいことを条件にパティキュレートフィルタ故障していると診断してもよい。前記した判定基準値は、パティキュレートフィルタが正常である場合において、上記した比もしくは比が取り得る最大の値に所定のマージンを加算した値、又は上記した差もしくは差が取り得る最大の値に所定のマージンを加算した値である。
ところで、上記した期間Tの途中で燃料の給油が行われると、給油前の燃料性状と給油後の燃料性状とが相違する可能性がある。特に、給油後の燃料セタン価が給油前より低下した場合は、パティキュレートフィルタが正常であるにもかかわらず、上記の比又は差が判定基準値を上回る可能性がある。
ここで、パティキュレートフィルタが故障しておらず、且つ燃料の給油により燃料セタン価が低下した場合における積算PM流出量の計算値と実測値との関係を図4に示す。図4中のt10は、燃料が給油されたタイミングを示している。
図4に示すように、センサ再生処理完了タイミングt1から燃料給油タイミングt10までの期間では、積算PM流出量の実測値が計算値と略同等に推移している。これに対し、燃料給油タイミングt10以降は、積算PM流出量の実測値が計算値を上回り、それら計算値と実測値との差は経時的に拡大する。その結果、センサ再生処理開始タイミングt2における実測値は、パティキュレートフィルタが故障していると診断される値を示す。
よって、センサ再生処理開始タイミングt2における積算PM流出量の実測値が図4に示したような値を示すと、パティキュレートフィルタが正常であるにもかかわらず、パティキュレートフィルタが故障していると誤診断されることになる。
そこで、本実施例の故障診断処理では、ECU14は、燃料給油後のPMセンサ16の検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示した場合は、パティキュレートフィルタが故障していると診断する前に、燃料セタン価の変化を検出する処理(セタン価検出処理)を実施するようにした。
セタン価検出処理では、ECU14は、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値と、燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値と、を比較する。
PM再生処理完了時は、パティキュレートフィルタのPM捕集量が零又は零に近い量になる。パティキュレートフィルタのPM捕集量が零又は零に近い量となるときは、図5に示すように、パティキュレートフィルタのPM捕集率(PM流入量に対してパティキュレートフィルタが捕集するPM量の割合)が低くなる。よって、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値は、燃料給油後にパティキュレートフィルタへ流入するPM量(PM流入量)に相関する値となる。また、燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値は、燃料給油前のPM流入量に相関する。
ここで、燃料給油により燃料セタン価が低下した場合は、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前のPM流入量より多くなる。一方、燃料給油により燃料セタン価が低下していない場合は、燃料給油後のPM流入量が燃料給油前のPM流入量と略同等又は同等以下となる。
従って、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値より大きい場合は、PMセンサ16の検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示した要因が燃料給油による燃料セタン価の変化にあると判別することができる。
一方、燃料給油後の初回PM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時におけるPMセンサ16の検出値と同等又は同等以下である場合は、PMセンサ16の検出値がパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示した要因がパティキュレートフィルタの故障にあると判定することができる。
以下、本実施例における故障診断処理の実行手順について図6に沿って説明する。図6は、故障診断処理ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、予めECU14のROMなどに記憶されており、ECU14によって周期的に実行されるルーチンである。
図6のルーチンでは、ECU14は、S101からS104において積算PM流出量の計算値Gpmcを演算する。詳細には、ECU14は、S101においてPM流入量Gpminを演算する。その際、ECU14は、機関回転数や燃料噴射量などをパラメータする関数を用いてもよく、又は機関回転数や燃料噴射量を引数とするマップを用いてもよい。
S102では、ECU14は、パティキュレートフィルタのPM捕集率kTrpを演算する。PM捕集率kTrpは、PM流入量のうちパティキュレートフィルタに捕集される
PM量の割合を示す数値である。PM捕集率kTrpは、パティキュレートフィルタのPM捕集量やパティキュレートフィルタへ流入するガス量をパラメータとする関数、又はPM捕集量やパティキュレートフィルタへ流入するガス量を引数とするマップを用いて求められる。
S103では、ECU14は、前記S101で求められたPM流入量Gpminと、前記S102で求められたPM捕集率kTrpと、を用いて単位時間当たりにパティキュレートフィルタから流出するPM量(PM流出量)dGpmout(=Gpmin*(1−kTrp))を演算する。
S104では、ECU14は、前記S103で求められたPM流出量dGpmoutを積算PM流出量の前回の計算値Gpmcoldに加算することにより、現時点までの積算PM流出量の計算値Gpmc(=Gpmcold+dGpmout)を求める。
また、ECU14は、S105及びS106において積算PM流出量の有意計算値Gpmcsigも演算する。詳細には、ECU14は、先ずS105において前記S103で求められたPM流出量dGpmoutが有意水準値以上であるか否かを判別する。S105において肯定判定された場合は、ECU14は、S106へ進み、前記S103で求められたPM流出量dGpmoutを前回の有意計算値Gpmcsigoldに加算することにより、現時点までの積算PM流出量の有意計算値Gpmcsig(=Gpmcsigold+dGpmout)を演算する。なお、前記S105において否定判定された場合は、ECU14は、S106をスキップしてS107へ進む。
S107では、ECU14は、前記S104で求められた計算値Gpmcが目標値Gtrg以上であるか否かを判別する。なお、目標値Gtrgは、センサ再生処理を実行する際のトリガとなる値(図2乃至図4中の所定値Gtrgに相当する値)である。S107で否定判定された場合は、ECU14は、S101へ戻る。一方、S107において肯定判定された場合は、ECU14は、S108へ進む。
S108では、ECU14は、前記S104で求められた計算値Gpmcに対する前記S106で求められた有意計算値Gpmcsigの比率ksig(=Gpmcsig/Gpmc)を演算する。
S109では、ECU14は、前記S108で算出された比率ksigが予め定められた基準値以上であるか否かを判別する。基準値は、前記比率ksigが該基準値より小さいときは前記計算値Gpmcの有意性が低いと判断することができる値である。
前記S109において否定判定された場合は、ECU14は、S113へ進み、PMセンサ16の再生処理(センサ再生処理)を実行する。S113のセンサ再生処理では、ECU14は、PMセンサ16に付着したPMを酸化除去する処理に加え、積算PM流出量の計算値Gpmc及び有意計算値Gpmcsigの値を零にリセットする処理も行う。
一方、前記S109において肯定判定された場合は、ECU14は、S110へ進む。S110では、ECU14は、積算PM流出量の計算値Gpmcに対する実測値Gpmの比率rGpm(=Gpm/Gpmc)を演算する。
S111では、ECU14は、前記S110で算出された比率rGpmが閾値以下であるか否かを判別する。閾値は、比率rGpmが該閾値より大きいときはパティキュレートフィルタが故障していると判定することができる値であり、たとえば、パティキュレートフィルタが故障しているときに比率rGpmが取り得る最小値にマージンを加算した値で
ある。言い換えれば、閾値は、パティキュレートフィルタが故障していないときに比率rGpmが取り得る最大値からマージンを加算した値とすることもできる。
前記S111において肯定判定された場合(rGpm≦閾値)は、ECU14は、S112へ進み、パティキュレートフィルタが正常であると判定する。そして、ECU14は、S113においてセンサ再生処理を実行した後、本ルーチンの実行を終了する。
一方、前記S111において否定判定された場合(rGpm>閾値)は、ECU14は、S114へ進み、給油フラグがオン(ON)であるか否かを判別する。給油フラグは、ECU14が燃料の給油を検出したときにオン(ON)にされ、後述するセタン価検出処理の実行完了時にオフ(OFF)にされる。
なお、燃料の給油を検出する方法としては、フュエルリッドの開閉を検知するセンサや、燃料タンク内の燃料貯蔵量の変化(増加)を検知するセンサなどを利用して検出する方法を用いることができる。
前記S114において否定判定された場合は、燃料給油による燃料セタン価の変化がないため、前記した比率rGpmが閾値より大きくなった要因はパティキュレートフィルタの故障にあるとみなすことができる。そこで、ECU14は、S117へ進み、パティキュレートフィルタが異常であると判定する。
前記S114において肯定判定された場合は、燃料給油によって燃料セタン価が低下した可能性がある。そのため、前記比率rGpmが閾値より大きくなった要因として、(1)パティキュレートフィルタの故障と(2)燃料給油による燃料セタン価の低下との二つの要因が考えられる。そこで、ECU14は、S115及びS116において、燃料給油により燃料セタン価が低下したのか否かを判別する。詳細には、ECU14は、S114においてセタン価検出処理が実行済みであるか否かを判別する。
ここで、セタン価検出処理の実行手順について図7に沿って説明する。図7は、セタン価検出処理ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、予めECU14のROMに記憶されているルーチンであり、パティキュレートフィルタに捕集されたPMを酸化除去する処理(PM再生処理)の実行完了をトリガとして実行される。
図7のセタン価検出処理ルーチンでは、ECU14は、S201において、PM再生処理の完了時であるか否かを判別する。S201において否定判定された場合は、ECU14は、本ルーチンの実行を終了する。一方、S201において肯定判定された場合は、ECU14は、S202へ進む。
S202では、ECU14は、PM流出量dGpmoutを演算する。この演算方法は、前述したS103と同様である。S203では、ECU14は、前記S202で算出されたPM流出量dGpmoutを積算PM流出量の計算値Gpmcに設定する。
S204では、ECU14は、PMセンサ16の検出値(実測値)Gpmを読み込み、前記S203で求められた計算値Gpmcに対する実測値Gpmの比率kGpmを算出する。
S205では、ECU14は、給油フラグがオン(ON)であるか否かを判別する。S205において否定判定された場合は、ECU14は、S211へ進み、前記S204で求められた比率kGpmを前回値kGpmoldとしてRAM又はバックアップRAMに記憶させる。
また、S205において肯定判定された場合は、ECU14は、S206へ進む。S206では、ECU14は、RAM又はバックアップRAMから前回値kGpmoldを読み出し、該前回値kGpmoldと前記S204で算出された比率kGpmとの差ΔkGpm(=kGpm−kGpmold)を演算する。
S207では、ECU14は、前記S206で求められた差ΔkGpmが上限値より大きいか否かを判別する。上限値は、燃料セタン価が想定範囲より低下した場合において、前記差ΔkGpmが取り得る最小の値にマージンを加算した値である。
前記S207において肯定判定された場合は、ECU14は、S208へ進み、セタン価異常フラグをオン(ON)にする。一方、前記S207において否定判定された場合は、ECU14は、S209へ進み、燃料セタン価異常フラグをオフ(OFF)にする。セタン価異常フラグは、燃料セタン価が想定範囲より低いと判定されたときにオン(ON)にされ、燃料セタン価が想定範囲内又は想定範囲より高いと判定されたときにオフ(OFF)にされる。
ECU14は、S208又はS209の処理を実行した後にS210へ進み、給油フラグをオフ(OFF)にする。
このような手順によりセタン価検出処理が実施されると、ECU14は、図6の異常診断処理ルーチンのS115において肯定判定することになる。なお、S115において否定判定された場合は、ECU14は、セタン価検出処理が完了するまでS115の処理を繰り返し実行する。
前記S115において肯定判定された場合は、ECU14は、S116へ進み、セタン価異常フラグがオン(ON)であるか否かを判別する。S116において肯定判定された場合は、前記した比率rGpmが閾値より大きくなった要因が燃料セタン価の低下にあるとみなすことができる。そこで、ECU14は、S112へ進み、パティキュレートフィルタが正常であると判定する。
一方、前記S116において否定判定された場合は、給油後の燃料セタン価が想定範囲より低くなっていないとみなすことができる。よって、前記した比率rGpmが閾値より大きくなった要因はパティキュレートフィルタの故障にあるとみなすことができる。そこで、ECU14は、S117へ進み、パティキュレートフィルタが異常であると判定する。
以上述べたようにECU14が図6,7のルーチンを実行することにより、本発明に係わる診断手段が実現される。よって、燃料給油後のPMセンサ16の検出値(実測値)Gpmがパティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示す場合に、その要因がパティキュレートフィルタの故障にあるのか、或いは燃料給油による燃料セタン価の低下にあるのかを識別することができる。その結果、パティキュレートフィルタが正常であるにもかかわらず、パティキュレートフィルタが異常であると誤診断される事態が回避される。
また、上記した要因の識別は、パティキュレートフィルタより上流にPMセンサを配置することなく実施可能であるため、部品点数の増加に伴う車載性の低下や製造コストの上昇も抑制することができる。
なお、図6に示した例では、積算PM流出量の計算値Gpmcに対する実測値Gpmの比率rGpmを閾値と比較する例について述べたが、計算値Gpmcと実測値Gpmとの
差(=Gpm−Gpmc)を閾値と比較してもよい。
1 内燃機関
2 気筒
3 燃料噴射弁
4 吸気通路
5 ターボチャージャ
6 インタークーラ
7 排気通路
8 排気浄化装置
12 吸気絞り弁
13 燃料添加弁
14 ECU
15 エアフローメータ
16 PMセンサ
17 クランクポジションセンサ
50 コンプレッサハウジング
51 タービンハウジング

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気通路に配置され、排気中の微粒子を捕集するパティキュレートフィルタと、
    前記パティキュレートフィルタより下流の排気通路に配置され、排気中の微粒子量を検出するPMセンサと、
    前記PMセンサの検出値に基づいて前記パティキュレートフィルタの故障診断を行う診断手段と、
    を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、
    前記診断手段は、燃料給油後における前記PMセンサの検出値が前記パティキュレートフィルタの故障時と同等の値を示す場合であって、燃料給油後の初回PM再生処理完了時における前記PMセンサの検出値が燃料給油前のPM再生処理完了時における前記PMセンサの検出値より増加している場合は、前記パティキュレートフィルタが故障していないと診断することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  2. 請求項1において、前記診断手段は、燃料給油時から初回PM再生処理完了時までの期間は、診断処理の実施を延期することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
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