JP5406340B2 - シャワーヘッド及びカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、液体を散布するシャワーヘッド及びこれに内蔵可能なカートリッジに関する。
美容や健康のために、残留塩素を除去した水を浴びることがある。例えば、残留塩素を除去するシャワーヘッドも検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載のシャワーヘッドにおいては、着脱可能な浄水カートリッジを内蔵している。この浄水カートリッジは、中心に配置されたパイプによって構成され原水のみが通過する第1流路と、ケース体とパイプとの間に浄化用薬剤が充填された浄化処理部からなる第2流路とを備えている。シャワーヘッドは、原水と浄水とが選択的に導入されており、摘み部の操作に応じて、原水と浄水との切り替えを行なう。
特開平11−333328号公報(第1頁、図2〜図5、図10)
しかしながら、この文献に記載のシャワーヘッドは、カートリッジにおいて、原水のみが通過する第1流路が設けられている。このため、薬剤を収容するスペースを大きく取ることができない。そこで、薬剤を収容するスペースのみをカートリッジに設けることが考えられる。この場合には、既にシャワーヘッド10に設けられている流路や切替機構を利用して、原水のみに切り替えた際に、薬剤が溶解した溶液が漏れ出さないようにシールすることが難しい。
この発明は、このような従来の技術に存在する課題に着目してなされたものであり、その目的は、カートリッジにおいて薬剤の収容スペースを大きくするとともに、シャワーヘッドに設けられている流路や切替機構を利用しても、薬剤の溶液を漏れ難くするためのシャワーヘッド及びこれに内蔵されるカートリッジを提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、液体を散布するヘッド部と、このヘッド部と分離可能なグリップ部とを備えたシャワーヘッドにおいて、前記グリップ部は、前記液体に溶解させる薬剤を収容したカートリッジを着脱可能に内蔵するカートリッジ収容部を備えており、前記カートリッジ収容部は、収容されるカートリッジとの間で連通経路を区画する形状をしており、前記ヘッド部には、前記連通経路に連通する供給路と、前記カートリッジ内の薬剤を溶解させた溶液を流入させる溶液流入経路とが形成され、前記溶液流入経路を、前記供給路から遮断させて前記液体を散布する第1状態と、前記供給路と密封状態で連通させて前記液体を前記溶液に混合しながら散布する第2状態とを切り替える切替手段を設け、前記溶液流入経路は、前記グリップ部に対して所定角度で形成されており、前記切替手段は、軸方向の移動によって、前記溶液流入経路を前記供給路と、遮断又は連通させるシャフトからなる切替移動体と、前記切替移動体に一体化した操作部とを備えていることを特徴とする。
これにより、カートリッジに収容された薬剤を溶解した溶液を散布しない場合には、液体は、カートリッジとの間で区画された連通経路を通過するので、液体を散布させるために用いる流路をカートリッジ内部に形成する必要がない。従って、カートリッジ内部に収容するためのスペースを多く確保できる。また、カートリッジを内蔵するとともに、カートリッジからの溶液が流れる溶液流出経路と、ヘッド部の供給路との遮断又は連通を切り替える切替手段をヘッド部に設けているので、このヘッド部の切替手段を利用しながら、ユーザの用途に応じて液体の散布と溶液の散布との切り替えを漏れ難い状態で行なうことができる。
加えて、簡単な構成で、カートリッジの薬剤が溶解した溶液を散布する場合と、液体だけを散布する場合とを、容易に切り替えることができる。
前記の構成において、前記ヘッド部には、前記溶液流入経路を、前記供給路から遮断させた第1状態と、前記供給路と連通させた第2状態とをそれぞれ保持させるための位置止め部材が設けられていることを特徴とする。これにより、第1状態と第2状態をより確実に保持することができる。
上記の目的を達成するために、この発明は、液体を散布するヘッド部と、このヘッド部に着脱可能なグリップ部とを備え、前記グリップ部は、前記液体に溶解させる薬剤を収容したカートリッジを着脱可能に内蔵し、収容されるカートリッジとの間で連通経路を区画する形状のカートリッジ収容部を備えており、前記ヘッド部には、前記連通経路に連通する供給路と、前記カートリッジ内の薬剤を溶解させた溶液を流入させる溶液流入経路とが形成され、シャフトからなる切替移動体の軸方向の移動によって、前記溶液流入経路を、前記供給路から遮断させて前記液体を散布する第1状態と、前記供給路と密封状態で連通させて前記液体を前記溶液に混合しながら散布する第2状態とを切り替える切替手段を設けたシャワーヘッドに内蔵可能なカートリッジであって、前記液体に溶解する薬剤を収容しているとともに、前記薬剤に供給する液体を取り込む取込流路と、前記薬剤が溶解した溶液を流入させるシャワーヘッドの溶液流入経路に連通する溶液流出流路とを備え、前記取込流路は、前記カートリッジが前記カートリッジ収容部に配置された場合に、前記連通経路から薬剤に液体が流入するように形成されており、前記溶液流出流路は、前記溶液流入経路に連通可能となる位置に形成されていることを特徴とする。これにより、液体を散布させるために用いる流路をカートリッジ内部に形成しなくても、カートリッジに収容された薬剤を溶解した溶液の散布と液体のみの散布とを、切り替えて行なう場合のカートリッジとして用いることができる。
前記の構成において、前記取込流路には、逆止弁が設けられており、前記逆止弁は、前記溶液流出流路が前記ヘッド部の供給路と連通していない場合には、前記薬剤に液体が流入せず、前記溶液流出流路が前記ヘッド部の供給路と連通している場合には、前記薬剤に液体が流入することを特徴とする。これにより、薬剤が溶解した溶液を散布する場合にのみ、薬剤に液体が供給されるので、薬剤が逆流して供給路に混入することを回避することができる。
前記の構成において、前記ヘッド部に挿入可能な出口部材を備え、前記出口部材を保護するために、該出口部材に内嵌される挿入支持部を備えた蓋部材が着脱可能に取り付けられており、前記蓋部材が取り外された状態で前記カートリッジ収容部に配置された場合に、前記出口部材は前記溶液流出流路として機能することを特徴とする。これにより、蓋部材の挿入支持部によって、出口部材の内孔が変形することを回避することができるので、出口部材と、これを収容するヘッド部との間に隙間が生じ難く、薬剤が溶解した溶液を漏洩し難くすることができる。
前記の構成において、前記カートリッジには、薬剤として保湿剤が収容されていることを特徴とする。これにより、シャワーヘッドから保湿剤を散布することができる。
本発明によれば、カートリッジにおいて薬剤の収容スペースを大きくするとともに、シャワーヘッドに設けられている流路や切替機構を利用しても、薬剤の溶液を漏れ難くするためのシャワーヘッド及びこれに内蔵されるカートリッジを提供することができる。
一実施形態のシャワーヘッドの外観図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図。 シャワーヘッドの要部断面図であって、(a)は図1(b)の2a−2a線におけるグリップ部の断面図、(b)は図1(a)の2b−2b線におけるグリップ部の断面図。 シャワーヘッドのグリップ部の内部構造を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図。 図2(a)における4−4線における断面図。 シャワーヘッドに内蔵されるカートリッジを説明する図であって、(a)は蓋付きカートリッジの外観斜視図、(b)は蓋付きカートリッジの正面断面図。 シャワーヘッドの要部の断面図であり、(a)は図2(a)における切替機構の拡大断面図、(b)は図2(a)の6b−6b線における断面図。 シャワーヘッドの流路形成部材及び位置止め部材の構成を説明する斜視図であって、(a)は位置止め部材側から見た状態、(b)は(a)の反対側から見た状態を示す。 カートリッジに液体を流入させる場合の切替部の拡大断面図。
以下、この発明を具体化した実施形態を、図1〜図8に基づいて説明する。
図1(a)は、本実施形態のシャワーヘッド10の正面図であり、図1(b)は同シャワーヘッド10の右側面図である。図2は、シャワーヘッド10において、カートリッジ50が装填された説明図であり、図2(a)は、図1(b)の2a−2a線における断面図、図2(b)は図1(a)の2b−2b線における断面図である。
図1に示すように、本実施形態のシャワーヘッド10は、ヘッド部11とグリップ部12とから構成されている。ヘッド部11は、図1(b)に示すように、椀形状の椀状側部15aと円筒部15bとを一体化させたヘッド本体15を有している。椀状側部15aは、正面の拡径側が開口しており、この椀状側部の内部空間には、円筒部15bに形成された後述する内孔が連通している。
更に、ヘッド本体15の円筒部15bには、この円筒部15bの中心軸に対して所定角度を成す方向(本実施形態では直交する方向)に延びる貫通孔が形成されている。この貫通孔には、切替手段としての切替部20が設けられている。この切替部20は、操作部を構成する第1操作部材45及び第2操作部材48を備えている。切替部20の詳細については、後述する。
図1(a)に示すように、ヘッド本体15には、開口を覆うように散水部材16が設けられている。散水部材16には、多数の散水孔16aが形成されている。散水孔16aは、散水部材16の中心から放射線状に配置されている。この散水孔16aを介して、ヘッド部11から液体(例えば、水)を散布する。更に、ヘッド本体15には、散水部材16の外周にカバー部材17が嵌合されている。
また、ヘッド本体15の図1(b)に示した椀状側部15aの内部空間には、マイクロバブルを発生させるためのマイクロバブル発生部材(図示せず)が収容されている。このマイクロバブル発生部材には、複数の微細な貫通孔(図示せず)が形成されている。この貫通孔は、開口側に向かって拡径されている。この貫通孔を水が通過すると、圧力変化によって、この水に溶解している気体がマイクロバブルとなって出現し、水に混在した状態になる。そして、このマイクロバブルが混在した水が散水部材16から散布される。
図2に示すように、ヘッド部11のヘッド本体15とグリップ部12とは、螺合されて一体固定されている。これらヘッド本体15とグリップ部12との間には、シールリング13が配設されている。更に、シャワーヘッド10には、交換可能なカートリッジ50が内蔵されている。ヘッド本体15とグリップ部12との螺合を解除することにより、カートリッジ50をシャワーヘッド10から取り外すことができる。このカートリッジ50の構成の詳細については後述する。また、ヘッド本体15の円筒部15bに形成された内孔15cは、供給路として機能する。
一方、ヘッド部11とシャワーヘッド10を構成するグリップ部12は、円筒形状をしている。グリップ部12の下部の外周には、シャワーホースに螺合するためのネジ部が形成されている。グリップ部12の底部には、中央に供給孔12bが形成されている。この供給孔12bは、グリップ部12の中空部12cに連通するように形成されている。このグリップ部12の中空部12cが、カートリッジ収容部として機能する。更に、このグリップ部12の中空部12cの上端部には、ネジ溝12dが形成されている。なお、以下の流れの説明においては、シャワーホース側を上流側、散水部材16側を下流側とする。
図3(a)は、このグリップ部12をヘッド本体15側から見た上面図であり、図3(b)は、グリップ部12の斜視図であり、図4は、図2(a)における4−4線における断面図である。
図3に示すように、グリップ部12の中空部12cの底部には、板状片の嵩上げ部12eが、離散して複数、形成されている。この嵩上げ部12e上にカートリッジ50を載置することによって、供給孔12bから供給された液体が、中空部12cとカートリッジ50との間に拡散される。
更に、中空部12cの側壁部には、複数の位置決めリブ部12fが形成されている。更に、位置決めリブ部12fの上方には、回り止めリブ部12gが形成されている。図2に示すように、位置決めリブ部12fは、収容するカートリッジ50の位置決めを行なうとともに、このカートリッジ50の周囲に液体が流通する流路70を区画する。なお、グリップ部12の中空部12cにおいて、カートリッジ50と、嵩上げ部12e及び複数の位置決めリブ部12fとによって区画された流路70が、連通経路を構成する。
また、図4に示すように、回り止めリブ部12gは、ヘッド本体15の回り止め突部15fに掛合することにより、グリップ部12とヘッド部11とを一体化するときの相対位置を一定にする。
次に、シャワーヘッド10に内蔵されるカートリッジ50の構成を、図5を用いて説明する。図5(a)は、蓋付きカートリッジ60の外観斜視図であり、図5(b)は、蓋付きカートリッジ60の正面断面図である。
図5(a)に示すように、蓋付きカートリッジ60は、蓋部材61及びカートリッジ50から構成されている。カートリッジ50は、交換部品として、この蓋付きカートリッジ60の状態で提供される。
カートリッジ50は、有底筒体形状のケース本体51を備える。このケース本体51は、底面側に向かってやや縮径する形状をしている。ケース本体51の底面部には、複数のスリット部51aが形成されている。このスリット部51aは、平面形状が扇形状をしている。
図5(b)に示すように、ケース本体51の底面部の中心には、円柱形状の凹部51bが形成されている。この凹部51bは、このスリット部51aとケース本体51の内部(後述するカートリッジ内管53)とを連通する。これらスリット部51a及び凹部51bが、取込流路として機能する。
ケース本体51の内側の底面中央部には、逆止弁としてのダックビル弁52が配置されている。このダックビル弁52は、円筒形状の内部がケース本体51の凹部51bに整合するように配置されている。ダックビル弁52は、フランジ部52aを有した円筒形状部材であって、その先端部52bは2つに割れて、互いにその先端縁にて接触するように傾斜した平板形状になっている。これら先端部52bは、後述する切替部20が第2状態になって、ダックビル弁52の円筒形状の内部側(内側)が、ヘッド本体15の内孔15cと連通した場合には、互いに離れて、ダックビル弁52の内側と外側を連通する。それ以外においては、これら先端部52bは、接触しており、ダックビル弁52の内側と外側とを遮断している。
ケース本体51には、上述したダックビル弁52を内蔵するように、円筒形状のカートリッジ内管53が配置されている。このカートリッジ内管53には、両端部にフランジ部53a,53bが設けられている。カートリッジ内管53のフランジ部53aは、ケース本体51の内部に嵌合されている。
カートリッジ内管53には、多数の連通孔53cが形成されている。更に、カートリッジ内管53とケース本体51との間には、薬剤収容部54となるリング状の空間が区画されている。この薬剤収容部54には、固形の薬剤(図示せず)が積層して収容されている。本実施形態では、薬剤として、保湿成分を含む保湿剤を用いる。この薬剤は、カートリッジ内管53の連通孔53cを介して導入された液体(水)によって溶解されて、保湿液を生成する。そして、カートリッジ内管53において生成された保湿液は、出口部材55を介してカートリッジ50の外に流出する。
ケース本体51の開口部には、出口部材55が内嵌されている。この出口部材55は、段付きの円筒形状をしており、内部には段付き孔が形成されている。この出口部材55の段付き孔が、溶液流出流路として機能する。出口部材55の大径円筒部55aの外周とケース本体51との間には、シールリング56が設けられている。この大径円筒部55aの大径中空部には、カートリッジ内管53のフランジ部53bが収容されている。カートリッジ内管53と出口部材55との間には、網状のフィルタ部材57が配置されている。このフィルタ部材57は、図4に示すように、格子状に微細な孔が多数形成されている。このフィルタ部材57は、連通孔53cから流出した薬剤を、ヘッド部11に流出しないように留める。更に、出口部材55の小径円筒部55bには、シールリング58が外嵌されている。
次に、カートリッジ50の蓋部材61を説明する。
図5(b)に示すように、蓋部材61には、円筒形状の挿入支持部61aが中央に形成されている。この挿入支持部61aには、出口部材55の段付き孔の先端が外嵌されている。これにより、蓋部材61の使用時に、出口部材55の小径円筒部55bの内径の大きさを、一定に保持することができる。
次に、ヘッド部11に設けられた切替部20の構成を、図6、図7を用いて説明する。図6(a)は、図2(a)における要部の拡大断面図であり、図6(b)は、図2(a)の6b−6b線における断面図である。また、図7は、切替部20を構成する流路形成部材30の斜視図である。
まず、図6(a)に示している流路形成部材30及びこれに掛合する位置止め部材35の構成について説明する。
図7に示すように、この流路形成部材30は、溶液流入部31、混合流路形成部32、保持部材係合突部33及び流路嵌合部34から構成されている。溶液流入部31は、円筒形状をしており、半円柱形状の混合流路形成部32と一体化している。更に、溶液流入部31には、保持部材係合突部33が形成されている。また、混合流路形成部32の上端部には、リング状の流路嵌合部34が形成されている。
溶液流入部31は、円筒空間を有する収容部31aが形成されている。この収容部31aが、溶液流入経路として機能する。
混合流路形成部32には、貫通孔32aと連通孔32bとが形成されている。貫通孔32aは、流路形成部材30の中心軸に対して所定角度を成す方向(本実施形態では直交する方向)に延在して形成されている。連通孔32bは、溶液流入部31の収容部31aに連通する。更に、図7(b)に示すように、混合流路形成部32には、貫通孔32aを囲むようにリング溝32cが形成されている。
また、図7(a)に示すように、保持部材係合突部33の両側面には、凹部が形成されており、保持部材係合突部33の内部中央には、保持孔33aが形成されている。この保持孔33aの底面の中央部には、図6(a)に示す突部33bが流路嵌合部34側に突出して形成されている。
図7(a)に示すように、この保持部材係合突部33の保持孔33aには、位置止め部材35が配置されている。この位置止め部材35は、先端がドーム形状をした筒体35aと、この筒体35aの両側に延設された帯状の一対の係合部材35bとから構成されている。位置止め部材35の係合部材35bの端縁は、保持部材係合突部33の両側面の凹部に係合し、筒体35aと一体となって流路形成部材30の軸線方向に摺動可能に掛合している。また、位置止め部材35の筒体35aは、保持孔33aに挿入されている。
図6(a)に示すように、この流路形成部材30は、ヘッド本体15の内孔15cに嵌合されている。この流路形成部材30は、流路形成部材30の中心軸と、内孔15cの中心軸とが一致するように配置される。そして、この流路形成部材30の貫通孔32aが、ヘッド本体15の貫通孔15d,15eに整合される。流路形成部材30の収容部31aには、カートリッジ50の出口部材55の先端部が内嵌される。そして、流路形成部材30とこの出口部材55との間には、シールリング58が設けられている。従って、切替部20は、カートリッジ50の出口部材55の段付き孔が、切替部20の流路形成部材30の貫通孔32aと、密封状態で連通する構成となっている。そして、流路形成部材30のリング溝32cには、シールリング37が収容される。
更に、位置止め部材35の筒体35aの内部には、圧縮されたバネ36が配置されている。このバネ36の下端部は、突部33bに嵌合されて固着されている。従って、位置止め部材35は、バネ36によって、後述する第1シャフト40側に押圧されている。
そして、流路形成部材30の貫通孔32a及びヘッド本体15の貫通孔15d,15eに延在するように、切替移動体としての第1シャフト40が配置されている。この第1シャフト40は、段付き円柱部材であって、外周の一部に溝部40a,40bが形成されている。これら溝部40a,40bは、位置止め部材35の筒体35aの先端が挿入可能な大きさで形成されている。
溝部40a,40bの間の第1シャフト40の外径は、流路形成部材30の貫通孔32aの内径より小さくなっている。このため、貫通孔32aと第1シャフト40との間の空間に、液体が流入可能になっている。更に、第1シャフト40の中央部には、シールリング41が外嵌されている。このシールリング41が、混合流路形成部32の貫通孔32aに接する場合には、貫通孔32aと第1シャフト40との間の空間が閉塞され、流路形成部材30の収容部31aと、位置止め部材35の先端が位置する空間(流路形成部材30とヘッド本体15の内孔15cとの間の空間)72とを遮断する。
また、第1シャフト40の小径側(図6の左側)先端部の中央には、ネジ孔が形成されている。更に、第1シャフト40の小径側先端部は、第2シャフト42の段付孔に収容されている。この第2シャフト42は、ヘッド本体15の貫通孔15d内に保持されている。この第2シャフト42の外周には、シールリング43が嵌合されている。
第2シャフト42のうち、第1シャフト40とは反対側には、第1操作部材45が配置されている。この第1操作部材45の中央には、段付き孔が形成されている。この第1操作部材45の段付き孔及び第2シャフト42の段付き孔は、第1シャフト40のネジ孔に整合して配置されている。ボルト44は、第1操作部材45の段付き孔及び第2シャフト42の段付き孔に貫通し、第1シャフト40のネジ孔に螺合している。これによって、第1操作部材45、第2シャフト42及び第1シャフト40が一体化されている。第1操作部材45には、ボルト44の頭部を覆うように、ドーム形状の押圧部45aが固着されている。
一方、第1シャフト40の大径側(図6の右側)先端部は、ヘッド本体15の貫通孔15eに密着した状態で保持されている。この第1シャフト40と貫通孔15eとの間には、シールリング46が配置されている。この第1シャフト40の大径側先端部は、圧入ボス47を介して、第2操作部材48と一体化されている。
次に、以上のように構成されたシャワーヘッドの動作について、図2、図6及び図8を用いて説明する。
本実施形態のシャワーヘッド10は、シャワーホースを介して、水道に接続される。なお、水の代わりにお湯を用いることも可能である。また、本実施形態のシャワーヘッド10は、水のみを散布する場合には、図2及び図6に示すように、第1シャフト40を貫通孔15d側に位置させた状態(溶液流入経路を供給路から遮断させた第1状態)で用いる。また、このシャワーヘッド10は、カートリッジ50の薬剤を溶解させた保湿剤を散布する場合には、図8に示すように、第1シャフト40を貫通孔15e側(シャワーヘッド10の中心軸に対して貫通孔15dの反対側)に位置させた状態(溶液流入経路を供給路と連通させた第2状態)で用いる。
まず、本実施形態のシャワーヘッド10を使用して、水のみを散布する場合を想定する。この場合、図2に示すように、第2操作部材48をシャワーヘッド10の中心側に押し込み、第1操作部材45をヘッド本体15から突出させた状態で使用する。このとき、図6に示すように、第1シャフト40の溝部40aに、位置止め部材35の筒体35aが係合して、第1シャフト40は、貫通孔32aとの間の空間を閉塞し、カートリッジ50からヘッド本体15の内孔15c側(空間72側)への水の流出を阻止している。
この状態で、水が、シャワーホースを介して、図2のグリップ部12の供給孔12bに供給される。水は、供給孔12bから、嵩上げ部12eの周囲、位置決めリブ部12fの周囲を介して、グリップ部12とカートリッジ50との間の流路70に流れ込む。
流路70を流れた水は、カートリッジ50の出口部材55とヘッド本体15との間の空間71、位置止め部材35の先端が位置する空間72を通過して、ヘッド本体15の内孔15cを流れる。そして、この水は、ヘッド本体15のマイクロバブル発生部材を通過し、マイクロバブルが混在した水となって、散水部材16の散水孔16aから散布される。
この場合、第1シャフト40と貫通孔32aとの間の空間が閉塞しているため、ダックビル弁52は開放されず、カートリッジ50のカートリッジ内管53の内部には、水が流入しない。
次に、薬剤を溶解させた保湿液を散布させる場合を説明する。この場合、第2操作部材48がヘッド本体15から突出するように、切替部20を第2状態に切り替える。具体的には、第1操作部材45の押圧部45aを、シャワーヘッド10の中心方向に押圧する。これにより、第1シャフト40に押圧されて位置止め部材35の筒体35aの先端は溝部40aから外れる。
更に第1シャフト40がシャワーヘッド10の中心方向に移動すると、シールリング41が、流路形成部材30の貫通孔32aから外れて、第1シャフト40と貫通孔32aとの間に空間が区画される。更に、位置止め部材35は、溝部40bに対向した場合、バネ36によって第1シャフト40側(図の上方向)に押圧されて溝部40bに嵌合する。結果として、図8に示すように、第2操作部材48がヘッド本体15から突出し、第1操作部材45がヘッド本体15に押し込まれた状態になる。
この場合、水は、図2に示したグリップ部12の供給孔12bから、嵩上げ部12eの周囲、位置決めリブ部12fの周囲を順番に通過して、グリップ部12とカートリッジ50との間の流路70に流れる。流路70に流れ込んだ水は、カートリッジ50の出口部材55とヘッド本体15との間の空間71、位置止め部材35の先端が位置する空間72を流れる。
更に、図8に示すように、第1シャフト40と貫通孔32aとの間の空間が区画されて、流通可能となっているため、図2のダックビル弁52が開放して、カートリッジ50のカートリッジ内管53の内部に水が流入する。流入した水は、カートリッジ内管53の連通孔53cを介して、薬剤収容部54に供給される。ここで、水は、薬剤収容部54の薬剤を溶解し、保湿液となる。この保湿液は、フィルタ部材57を介して、出口部材55の段付き孔に流入する。そして、この保湿液は、出口部材55の段付き孔、流路形成部材30の収容部31a、連通孔32b、第1シャフト40と貫通孔32aとの空間を順次、通過して、空間72を流れる。この空間72において、保湿液に水が混合されて、希薄された保湿液となる。そして、この希薄された保湿液は、ヘッド本体15の内孔15cを介して、図1(b)で示した椀状側部15aの空間に流入し、マイクロバブル発生部材を通過することにより、マイクロバブルを含有する希薄された保湿液になって、散水部材16の散水孔16aから散布される。
そして、保湿液の散布を停止させる場合には、第2操作部材48をシャワーヘッド10の中心方向に押圧して、切替部20を第1状態に切り替える。この場合、第1シャフト40の溝部40bから、位置止め部材35の筒体35aの先端が外れて、第1シャフト40が第1操作部材45の方向に移動し、第1シャフト40と貫通孔32aとの間の空間が閉塞される。そして、位置止め部材35は、バネ36によって溝部40aに係合して、再び図6に示す状態になる。
このため、上記実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のシャワーヘッド10は、ヘッド部11及びグリップ部12を備えている。シャワーヘッド10のグリップ部12の中空部12cには、収容されたカートリッジ50との間で流路70が区画されている。カートリッジ50には、中空部12cに流れた水が内部に流入するスリット部51a及び凹部51bが設けられている。シャワーヘッド10のヘッド部11の内孔15cには、これとの間で流路70に連通する空間71を形成する流路形成部材30が配置されている。流路形成部材30の貫通孔32aには、この貫通孔32aの軸方向に沿って移動する第1シャフト40が配置されている。この第1シャフト40を貫通孔15d側に位置させた場合には、第1シャフト40と貫通孔32aとの間の空間が閉塞され、流路70及び空間71,72を介して、水がヘッド部11に流入する。第1シャフト40を貫通孔15e側に位置させた場合には、第1シャフト40と貫通孔32aとの間の空間が開放され、カートリッジ50から薬剤が溶解した保湿液がヘッド部11に供給される。これにより、カートリッジ50の内部を、薬剤を溶解した溶液を収容するための大きいスペースとして使用することができる。また、カートリッジ50を内蔵して、その上方に位置するヘッド部11に切替部20を設け、この切替部20にカートリッジ50の先端部を嵌合したので、漏れ難い構造で、この切替部20を利用しながら、水のみの散布と、薬剤が溶解した保湿液の散布とを切り替えることができる。
(2)本実施形態のシャワーヘッド10は、位置止め部材35を掛合した保持部材係合突部33を有した流路形成部材30を備える。位置止め部材35は、第1シャフト40の溝部40a又は溝部40bに挿入され、バネ36によって第1シャフト40側に付勢されている。これにより、第1シャフト40が貫通孔32aとの間で空間を開放する第1の状態と、閉塞する第2の状態とをより確実に保持することができる。
(3)本実施形態のシャワーヘッド10に内蔵される交換可能なカートリッジ50には、薬剤として保湿剤が収容されている。このため、水のみによる散布に代えて、保湿液を容易に散布することができる。
(4)本実施形態のカートリッジ50には、薬剤収容部54の上流側に、ダックビル弁52が配置されている。シャワーヘッド10の切替部20が第2状態に切り替えられて、第1シャフト40と貫通孔32aとの間の空間が区画されて流通可能となった場合には、ダックビル弁52が開放して、カートリッジ50のカートリッジ内管53の内部に水が流入する。従って、カートリッジ50の流出側が閉塞されている場合には、ダックビル弁52が閉塞されて、薬剤収容部54にそれ以上の水が流入しないので、薬剤が溶解した保湿液がシャワーホース側に逆流することを回避することができる。
(5)本実施形態の蓋付きカートリッジ60は、カートリッジ50の出口部材55を覆う蓋部材61が設けられている。蓋部材61は、円筒形状の挿入支持部61aを備えている。この挿入支持部61aには、出口部材55の段付き孔の先端が外嵌されているので、交換するカートリッジ50を保持する場合には、出口部材55の段付き孔が変形することを回避することができる。従って、シャワーヘッド10にカートリッジ50を取り付けた場合に、上記変形等によって出口部材55と、これを収容する流路形成部材30の収容部31aとの間に隙間等が生じ難く、保湿液を漏洩し難くすることができる。
(変更例)
上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 上記実施形態においては、流路形成部材30の貫通孔32aは、グリップ部12の中心軸に対して直交する方向に形成されている。更に、この貫通孔32aに延在するように第1シャフト40が配置されている。第1シャフト40を貫通孔32a内で移動させてこれらの間に空間を区画又は閉塞することにより、カートリッジ50から薬剤が溶解した溶液又は水のみをヘッド部11に供給する。このように水のみを供給する第1状態と、水と混合した溶液を供給する第2状態の切替を行なう切替部20の構成は、これに限定されない。例えば、貫通孔32aと整合する孔を設けたシャフトを用いてもよい。このシャフトを、貫通孔32aに対して所定角度(例えば、直角)方向(グリップ部12の中心軸方向)に延在するように設け、この方向に移動させることにより、貫通孔32aとこれに整合する孔が一致する場合に、溶液をヘッド部11に供給し、貫通孔32aと、これに整合する孔とが一致しない場合には、水のみを供給するようにしてもよい。
・ 上記実施形態においては、シャワーヘッド10の切替部20は、シャフトの両端部にそれぞれ設けた第1操作部材45及び第2操作部材48を備えた。切替部20の操作部は、第1シャフト40の両端部に設けた構成に限定されず、第1シャフト40を所定方向に移動させるための操作部であれば、どのような構成であってもよい。
・ 上記実施形態においては、カートリッジ50に収容される薬剤として保湿剤を用いた。カートリッジ50に収容される薬剤は、これに限らず、香水、スリミング剤、美白水、制汗剤などの他の化粧用添加剤、シャンプー、石鹸水などの洗浄液、ニキビ、アトピー、皮膚病対策用の薬剤、水の残留塩素を除去する浄化剤であってもよい。また、上記実施形態においては、固形の薬剤を用いたが、薬剤の形状はこれに限定されず、例えば、ジェル状や粒子状の薬剤等を用いてもよい。
・ 上記実施形態においては、シャワーヘッド10から水のみを散布する場合には、カートリッジ50に水が流入しないように、カートリッジ50にダックビル弁52を設けた。水のみを散布する際にカートリッジに水が流入しないようにする逆止弁は、このダックビル弁52以外の構成であってもよい。また、水のみを散布する場合に、カートリッジ50において薬剤が溶解した溶液が流出しない構成であれば、カートリッジ50に水が流入する構成にしてもよい。
・ 上記実施形態においては、マイクロバブルを散布するシャワーヘッド10として説明した。本発明は、マイクロバブルを発生する機構を備えたシャワーヘッドに限らず、マイクロバブルを発生しないシャワーヘッドに適用してもよい。
10…シャワーヘッド、11…ヘッド部、12…グリップ部、12b…供給孔、12c…中空部、12e…嵩上げ部、12f…位置決めリブ部、13,37,41,43,46,56,58…シールリング、15…ヘッド本体、15c…内孔、15d,15e…貫通孔、16…散水部材、20…切替部、30…流路形成部材、31a…収容部、32a…貫通孔、32b…連通孔、33a…保持孔、35…位置止め部材、36…バネ、40…第1シャフト、40a,40b…溝部、45…第1操作部材、48…第2操作部材、50…カートリッジ、51a…スリット部、51b…凹部、52…ダックビル弁、53…カートリッジ内管、54…薬剤収容部、55…出口部材、60…蓋付きカートリッジ、61…蓋部材、61a…挿入支持部、70…流路、71,72…空間。

Claims (6)

  1. 液体を散布するヘッド部と、このヘッド部と分離可能なグリップ部とを備えたシャワーヘッドにおいて、
    前記グリップ部は、前記液体に溶解させる薬剤を収容したカートリッジを着脱可能に内蔵するカートリッジ収容部を備えており、
    前記カートリッジ収容部は、収容されるカートリッジとの間で連通経路を区画する形状をしており、
    前記ヘッド部には、
    前記連通経路に連通する供給路と、前記カートリッジ内の薬剤を溶解させた溶液を流入させる溶液流入経路とが形成され、
    前記溶液流入経路を、前記供給路から遮断させて前記液体を散布する第1状態と、前記供給路と密封状態で連通させて前記液体を前記溶液に混合しながら散布する第2状態とを切り替える切替手段を設け
    前記溶液流入経路は、前記グリップ部に対して所定角度で形成されており、
    前記切替手段は、
    軸方向の移動によって、前記溶液流入経路を前記供給路と、遮断又は連通させるシャフトからなる切替移動体と、
    前記切替移動体に一体化した操作部と
    を備えていることを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 前記ヘッド部には、前記溶液流入経路を、前記供給路から遮断させた第1状態と、前記供給路と連通させた第2状態とをそれぞれ保持させるための位置止め部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載のシャワーヘッド。
  3. 液体を散布するヘッド部と、このヘッド部に着脱可能なグリップ部とを備え、前記グリップ部は、前記液体に溶解させる薬剤を収容したカートリッジを着脱可能に内蔵し、収容されるカートリッジとの間で連通経路を区画する形状のカートリッジ収容部を備えており、前記ヘッド部には、前記連通経路に連通する供給路と、前記カートリッジ内の薬剤を溶解させた溶液を流入させる溶液流入経路とが形成され、シャフトからなる切替移動体の軸方向の移動によって、前記溶液流入経路を、前記供給路から遮断させて前記液体を散布する第1状態と、前記供給路と密封状態で連通させて前記液体を前記溶液に混合しながら散布する第2状態とを切り替える切替手段を設けたシャワーヘッドに内蔵可能なカートリッジであって、
    前記液体に溶解する薬剤を収容するとともに、
    前記薬剤に供給する液体を取り込む取込流路と、前記薬剤が溶解した溶液を流入させるシャワーヘッドの溶液流入経路に連通する溶液流出流路とを備え、
    前記取込流路は、前記カートリッジが前記カートリッジ収容部に配置された場合に、前記連通経路から薬剤に液体が流入するように形成されており、
    前記溶液流出流路は、前記溶液流入経路に連通可能となる位置に形成されていることを特徴とするカートリッジ。
  4. 前記取込流路には、逆止弁が設けられており、
    前記逆止弁は、前記溶液流出流路が前記ヘッド部の供給路と連通していない場合には、前記薬剤に液体が流入せず、前記溶液流出流路が前記ヘッド部の供給路と連通している場合には、前記薬剤に液体が流入することを特徴とする請求項に記載のカートリッジ。
  5. 前記ヘッド部に挿入可能な出口部材を備え、
    前記出口部材を保護するために、該出口部材に内嵌される挿入支持部を備えた蓋部材が着脱可能に取り付けられており、
    前記蓋部材が取り外された状態で前記カートリッジ収容部に配置された場合に、前記出口部材は前記溶液流出流路として機能することを特徴とする請求項3又は4に記載のカートリッジ。
  6. 前記カートリッジには、薬剤として保湿剤が収容されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のカートリッジ。
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