JP5404435B2 - 電動車両の回生充電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動車両の回生充電制御装置に関し、特に、電動車両の駆動源である電動モータの回生電力が過大になるのを防止する機能を有する電動車両の回生充電制御装置に関する。
電動車両においては、駆動源である電動モータの回生電力で車載バッテリを充電することが一般に行われる。回生電力でバッテリを充電する電動車両では、車両が長い下り坂を走行している場合等において、電動モータで発生する回生電力が、電動モータを駆動するインバータや平滑用のコンデンサ等の耐圧基準を超えることが考えられる。そこで、回生電力が過大になるのを防止するため、例えば、特許文献1に記載されているように、回生電力が所定値を超えたときに、モータ駆動回路であるインバータ回路のスイッチング素子の少なくとも一つをデューティ制御してモータに電流を流すことで回生電力を消費させる制御部を有する電動モータ制御装置が提案されている。特許文献1に記載されている電動モータ制御装置では、インバータ回路を制御するCPUに電力供給するための別電源を備えている。
特許第3724344号公報
従来技術では、制御部に電力が供給されている状態では、回生電力が過大にならないようにすることができる。しかし、特に電動二輪車においては、電源が入っていない状態でも、人力で車両を動かすことができたり、例えば下り坂などにおいて走行が可能であったりする場合もあり、モータの逆起電力(回生電力)が発生する。そこで、このような、電源が入っていない場合であっても、回生電力が過大にならないようにする上述の対応が望まれることになる。
本発明の目的は、上記従来技術の課題に対して、別電源を使用することなく、回生電力を制御する制御部に電力を供給して過大な回生電圧が生じないようにすることができる電動車両の回生充電制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明は、駆動機および発電機としての機能を有するモータと、バッテリから供給される電流で前記モータを駆動するとともに、該モータによる回生電流を制御して前記バッテリを充電するインバータ回路と、前記バッテリからメインスイッチを介して印加される制御電圧で前記インバータ回路を制御する制御部とを有する電動車両の回生充電制御装置において、前記制御部が、前記バッテリおよび前記インバータ回路間を接続するパワーラインの電圧を検出する電圧検出部を含み、該電圧検出部で検出された電圧が予定の基準電圧以上である時に、前記インバータ回路を制御してインバータ回路から前記パワーラインに出力される電圧を前記基準電圧以下に制限するハードウェアレギュレータをさらに備えているとともに、前記メインスイッチを介さず、前記パワーラインに直接接続されて前記ハードウェアレギュレータに動作電源を供給する電力変換手段を備えている点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記ハードウェアレギュレータが、前記パワーラインの電圧が前記基準電圧以上である時、前記インバータ回路を構成するスイッチング素子のオン時間デューティ比を低減するように構成されている点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記ハードウェアレギュレータが、前記パワーラインの電圧が前記基準電圧以上である時、前記インバータ回路を構成するスイッチング素子のオン時間デューティ比を、前記パワーラインの電圧が高いほど小さい値となるように構成されている点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記ハードウェアレギュレータが、パワーラインの電圧が基準電圧以下のときには、インバータ回路を駆動させないように構成されている点に第4の特徴がある。
また、本発明は、前記ハードウェアレギュレータが、前記パワーラインの電圧が前記基準電圧以上である時、前記モータを三相ショートさせるように、インバータ回路を構成するスイッチング素子を切り換えるように構成されている点に第5の特徴がある。
第1〜第5の特徴を有する本発明によれば、電力変換手段から得られるモータの回生電力を使用して付勢されるハードウェアレギュレータによってインバータ回路を制御できるので、過大な回生電圧が生じたときに、バッテリや別電源等を使用することなくパワーラインの電圧が基準値を超えないように制限できる。したがって、例えば、メインスイッチがオフの状態で車両が走行されて回生電力が発生したときであっても、回生電圧が過大になるのを防止できる。これによって、インバータ回路やインバータ回路の制御部等に対する過大な回生電圧による影響を回避できる。
第2の特徴を有する本発明によれば、メインスイッチがオフの状態で回生発電がなされた場合であっても、その回生電力が過大となることを防止することができる。
第3の特徴を有する本発明によれば、メインスイッチがオフの状態で回生発電がなされた場合であっても、その回生電力が過大となることを防止することができる。特に、デューティ制御をすることにより、モータによる発電電圧が基準値を超えないように制御できるので、電源系を構成するコンデンサやスイッチング素子としてのFET等の定格を小さくしてコストを抑えることができる。
第4の特徴を有する本発明によれば、電力変換器の入力定格を守りつつ、回生電圧が過大になることを防止することができる。
第5の特徴を有する本発明によれば、簡単な構成により、モータの発電電力を低下させることができる。
本発明の一実施形態に係る回生充電制御装置を含む電力供給装置の要部を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る回生充電制御装置を搭載した自動二輪車の側面図である。 インバータ回路の構成を示す回路図である。 ハードウェアレギュレータの機能を示すブロック図である。 ハードウェアレギュレータの動作を示すフローチャートである。 変形例に係るハードウェアレギュレータの動作を示すフローチャートである。 デューティマップの一例を示す図である。 第2変形例に係るハードウェアレギュレータの機能を示すブロック図である。 第2変形例に係るハードウェアレギュレータの動作を示すフローチャートである。 三相ショートレギュレート方式によるパワーライン電圧の変化を示す図である。 ハードウェアレギュレータ473の動作を示す図である。 デューティマップを使用した回生電力制限のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る回生充電制御装置を搭載した電動車両の左側面図である。電動車両1は低床フロアを有するスクータ型二輪車であり、車体フレーム3に各構成部分が直接または他の部材を介して間接的に取り付けられている。まず、車体フレーム3は、前部であるヘッドパイプ31と、ヘッドパイプ31に先端が接合されて後端が下方に延びている前フレーム部分32と、前フレーム部分32から車体幅方向左右にそれぞれ分岐して車体後方寄りに延びている一対のメインフレーム部分33と、メインフレーム部分33から車体上後方に延びているリヤフレーム部分36とからなる。
ヘッドパイプ31には、前輪WFを支持するフロントフォーク2が操舵自在に支持される。フロントフォーク2から上部に延長されてヘッドパイプ31で支持されるステアリング軸41の上部には、アクセルグリップを有するステアリングハンドル46が連結される。ステアリングハンドル46には、アクセルグリップの回動角つまりアクセル開度を検知するスロットルセンサ23が設けられる。
ヘッドパイプ31の前部にはパイプからなるブラケット37が結合され、このブラケット37の前端部には、ヘッドライト25が取り付けられ、ヘッドライト25の上方にはブラケット37で支持されたフロントキャリア26が設けられる。
車体フレーム30の、メインフレーム部分33とリヤフレーム部分36との中間領域に車体後方に向けて延在するブラケット34が接合されており、このブラケット34には、車体幅方向に延びているピボット軸35が設けられ、このピボット軸35によってスイン
グアーム17が上下揺動自在に支持される。スイングアーム17には、車両駆動源としての電動モータ18が設けられ、電動モータ18の出力は後輪車軸19に伝達され、後輪車軸19に支持された後輪WRを駆動する。後輪車軸19を含むハウジングとリヤフレーム部分36とは、リヤサスペンション20によって連結される。
ブラケット34には、停車中に車体を支持するサイドスタンド24が設けられ、サイドスタンド24は、該サイドスタンド24が所定位置に格納されているときに検出信号を出力するサイドスタンドスイッチ28を有する。
メインフレーム部分33には、複数のバッテリセルからなる高電圧(例えば72ボルト出力)のメインバッテリ4が搭載され、メインバッテリ4の上部はカバー40で覆われる。メインバッテリ4の前部には、空気導入パイプ38が連結され、メインバッテリ4の後部には吸気ファン39が設けられる。吸気ファン39によって空気導入パイプ38からメインバッテリ4に空気が導入され、この空気はメインバッテリ4を冷却した後、車体後方に排出される。
リヤフレーム部分36の上にはメインバッテリ4を充電する充電器(図示しない)から延びる充電ケーブル42のプラグ43を結合することができるソケット44が設けられる。リヤフレーム部分36には、さらにリヤキャリヤ29やテールライト27が取り付けられる。
左右一対のリヤフレーム部分36の間には荷室50が設けられ、この荷室50から下部に突出している荷室底部51には、メインバッテリ4で充電される低電圧(例えば、12ボルト出力)のサブバッテリ5が収容される。スイングアーム17には、電動モータ18の駆動制御および回生制御を行うパワー・ドライブ・ユニット(PDU)45が設けられる。
また、荷室50の上には、荷室50の蓋を兼用する運転者シート21が設けられ、運転者シート21には、運転者が着座したときに作動して着座信号を出力するシートスイッチ22が設けられる。
図1は、回生充電制御装置を含む電力供給装置のシステム構成を示すブロック図である。電力供給装置は、メインバッテリ4と、サブバッテリ5と、ダウンレギュレータ6と、PDU45と、メインバッテリ4に併設されるバッテリ管理ユニット(BMU)7とを備える。PDU45は、MOS−FETまたはIGBT等のスイッチング素子からなるインバータ回路46と、インバータ回路46を制御する制御部47とからなる。制御部47は、CPU471、非絶縁DC/DCコンバータ472、ハードウェアレギュレータ(ロジック回路からなる)473、プリドライブ回路474、およびプリドライブ回路用DC/DCコンバータ475を含む。CPU471は双方向通信用のCAN通信用ボードを含むことができる。CPU471には、モータ18の回転角度を検出するアングルセンサ54とアクセル操作量を検出するスロットルセンサ23からの検出信号が入力される。さらに、PDU45は、CPU471によって制御されるスイッチング素子(FET)11を備えることができる。
メインバッテリ4は、例えば、24ボルトのリチウム・イオンのバッテリモジュールを3組備え、LSIで構成できるBMU7とともにバッテリパックを形成する。メインバッテリ4は、コンタクタ8を介してパワーラインL1、L2によりインバータ回路46の入力側に電気的に接続され、インバータ回路46の出力側は三相交流ラインによって電動モータ18に接続される。モータ18は、三相巻線を有するブラシレスモータである。
コンタクタ8は、電磁力で動作する機械的接点によりオン・オフ制御される。コンタクタ8によれば、PDU45とメインバッテリ4とを切り離すことができ、暗電流によるメインバッテリ4の容量低下を防止するとともに、メンテナンス性の向上を図ることができる。
パワーラインL1、L2は、ダウンレギュレータ6の入力側に接続される。ダウンレギュレータ6は、高電圧の入力(例えば、72ボルトであるメインバッテリ4の電圧)を、低電圧(例えば、13.5ボルトであるサブバッテリ5の充電電圧)に変換して出力する機能を有する。
ダウンレギュレータ6の出力は、常時系統ラインL3に接続され、常時系統ラインL3は、サブバッテリ5、BMU7およびアラーム27に接続される。サブバッテリ5は、CPU471および補機の制御電源であり、12ボルトバッテリからなる。
また、常時系統ラインL3はメインスイッチ9に接続され、メインスイッチ9はメインスイッチ系統ラインL4によって、CPU471、BMU7、並びにヘッドライト25、および一般負荷(ウィンカランプやストップランプ)10に接続される。ヘッドライト25は、PDU45内に設けられるFET11を介して接地される。
BMU7とCPU471との間には、CAN通信ライン12と、充電時電源ラインL5が設けられる。充電時電源ラインL5には、メインバッテリ4の充電時に、前記プラグ43およびソケット44を介して図示しない充電器からBMU7およびCPU471に電力が供給される。
非絶縁DC/DCコンバータ472は、パワーラインL1、L2に接続されており、パワーラインL1、L2から入力された電圧を制御用の電圧(12ボルト)に変換する。非絶縁DC/DCコンバータ472の出力側はプリドライブ回路用DC/DCコンバータ475とハードウェアレギュレータ473に接続される。プリドライブ回路用DC/DCコンバータ475は、非絶縁DC/DCコンバータ472から入力された電圧を、例えば、15ボルトに昇圧して、プリドライブ回路474に動作電源用として供給する。
図3は、インバータ回路46の構成を示す回路図である。インバータ回路46は、プラス側のパワーラインL1とマイナス側のパワーラインL2との間に直列接続された3組のスイッチング素子対46a、46bおよび46cを有する。各スイッチング素子対46a〜46cは、上アーム56と下アーム57との直列接続構成であり、それぞれの接続ラインが三相出力となってモータ18に接続される。各スイッチング素子のゲートは、それぞれが個別にプリドライブ回路474に接続される。
プリドライブ回路474は、インバータ回路46を構成する各スイッチング素子のゲートを制御し、パワーラインL1、L2間の直流電圧を三相交流に変換してモータ18に供給する。また、回生時は、モータ18の発電電力(回生電力)を直流に変換してメインバッテリ4に回生、充電をする。
動作時、メインスイッチ9をオンにすると、サブバッテリ5から、常時系統ラインL3およびメインスイッチ系統ラインL4を経由してCPU471並びにヘッドライト25および一般負荷10に電圧が印加される。このとき、FET11を経由して接地されているヘッドライト25には、CPU471から入力されるゲート信号で決定されるFET11のデューティ比に応じた電流が流れる。
CPU471は、サブバッテリ5から電圧が印加されると、これに応答してコンタクタ8をオンにする起動信号を出力する。これによって、パワーラインL1、L2には、メインバッテリ4からの高電圧が出力され、インバータ回路46、非絶縁DC/DCコンバータ472に高電圧が接続される。
CPU471は、スロットルセンサ23の検出信号によって、アクセルグリップが操作されたのを検出すると、アングルセンサ54の入力に応じて、インバータ回路46のスイッチング素子を切り換えてモータ18に三相交流を供給するようにプリドライブ回路474に制御信号を供給する。このときにスイッチング素子のオン時間デューティ比は、スロットルセンサ23の検出信号の大きさ、つまりアクセル操作量に応じて決定される。
モータ18は、電力を供給されると負荷としての車両の後輪WRを駆動する一方で、アクセルを閉じて車両1を惰性で走行させている時や下り坂を走行する時等には、回生電流を発生する発電機として作用し、回生動作が行われる。
この回生時にモータ18で発生する回生電力が過大になることが想定される。そこで、本実施形態の充電制御装置では、回生電力が過大になった場合でも、インバータ回路46や制御部47を構成する要素部品に定格を超える過大な電圧が印加されないようにする手段を備える。特に、本実施形態では、メインスイッチ9がオフになっている場合、つまりCPU471に電力が供給されない状態でも、過電圧を回避することができる手段を備える。具体的には、非絶縁DC/DCコンバータ472とハードウェアレギュレータ473とによって過電圧回避手段が実現される。
図11は、過電圧回避手段であるハードウェアレギュレータ473の動作を示す図である。図11に示すように、パワーラインL1、L2間の電圧Vpが基準電圧Vpref(ここではバッテリ充電電圧以上の値である90ボルトとする)未満では、ハードウェアレギュレータ473はオフであってインバータ回路46から出力される回生電力は制限されない。一方、電圧Vpが基準電圧Vpref以上では、ハードウェアレギュレータ473はオンになり、後述のようにインバータ回路46が制御されて回生電力が制限される。
図4は、過電圧回避手段の第1実施例に係るハードウェアレギュレータ473の機能を示すブロック図である。図4において、ハードウェアレギュレータ473は、電圧検出回路48とインバータ回路46を駆動するかどうかの判断を行うための比較部49とを備える。電圧検出回路48はパワーラインL1、L2間の電圧を監視する。比較部49は、電圧検出回路48の検出電圧Vpを基準電圧Vpref(90ボルト)と比較し、その比較結果に基づいてプリドライブ回路474に指示情報を入力する。
図5は、図4に示した機能を有するハードレギュレータ473の動作を示すフローチャートである。ステップS1では、電圧検出回路48でパワーラインL1、L2間の電圧Vpを検出する。ステップS2では、比較部49で電圧Vpが基準電圧Vpref以上か否かを判断する。検出電圧Vpが基準電圧Vpref未満であれば、ステップS3に進み、ハードウェアレギュレータ473をオフにする。これにより、プリドライブ回路474にはインバータ回路46のオン時間デューティ比を制限する指示情報が入力されない。
一方、検出電圧Vpが基準電圧Vpref以上であれば、ステップS4に進み、ハードウェアレギュレータ473をオンにしてプリドライブ回路474にインバータ回路46のオン時間デューティ比を制限させる指示情報を入力する。
これにより、パワーラインL1、L2間の電圧Vpが所定値以上であれば、インバータ回路46はオン時間ディーティ比が制限されるので、モータ18による回生電流は制限され、パワーラインL1、L2間の電圧Vpは所定値を超えないように制御される。
なお、オン時間デューティ比の制限は、電圧Vpに応じて、例えば、85ボルト乃至90ボルトの間で、オン時間デューティ比を連続的に変化させることにより行うのがよい。
図6は、オン時間デューティ比を連続的に変化させるハードウェアレギュレータ473の機能を示すブロック図である。図6において、ハードウェアレギュレータ473は、電圧検出回路48とデューティ設定器50とを備える。電圧検出回路48はパワーラインL1、L2間の電圧を監視する。デューティ比設定器50は、デューティマップ(図7参照)を有しており、電圧検出回路48の検出電圧Vpに応じたオン時間デューティ比をデューティマップから読み出し、プリドライバ回路474に供給する。プリドライブ回路474は、デューティ比設定器50から供給されたオン時間デューティ比に従ってインバータ回路46のスイッチング素子を駆動する。
図7は、デューティマップの一例を示す図である。この例では、パワーラインL1、L2間の電圧が85ボルトまでは、オン時間デューティ比は100%であり、電圧が85ボルトを超えて90ボルトまでは、オン時間デューティ比が100%から85%まで漸減する。
図12は、デューティマップを使用した回生電力制限のフローチャートである。図12のステップS10では、電圧検出回路48でパワーラインL1、L2間の電圧Vpを検出する。ステップS11では、電圧Vpに基づいてデューティマップを検索し、オン時間デューティ比を決定する。ステップS12では、ステップS11で決定したオン時間デューティ比に応じてインバータ回路46をチョッピング動作させる。
また、発電機の発電電圧を所定値に維持する手段として、発電機の各巻線間を短絡させるショート式レギュレートが知られる。本実施形態では、このショート式レギュレートの機能を、メインスイッチ9がオンしていないときでも実現できるように、ハードウェアレギュレータ473を構成できる。
ショート式レギュレートによって電圧Vpが所定値Vprefを超えないようにするため、ハードウェアレギュレータ473には、電圧vpを2段階の基準電圧と比較する比較部を設ける。
図8は、第2実施形態に係るハードウェアレギュレータ473の機能を示すブロック図である。図8において、ハードウェアレギュレータ473は、電圧検出回路48とインバータ回路46を駆動するかどうかの判断を行うための比較部52と第2比較部53とを備える。電圧検出回路48はパワーラインL1、L2間の電圧を監視する。比較部52は、電圧検出回路48の検出電圧Vpを基準電圧Vpref(ここでは、バッテリ充電電圧以上の値である90ボルトを設定している)と比較し、その比較結果に基づいてプリドライブ回路474にモータ18の三相巻線をショートさせる指示情報を入力する。第2比較部53は、電圧検出回路48の検出電圧Vpを第2基準電圧Vpref2(基準電圧Vprefより低い電圧である85ボルト)と比較し、その比較結果に基づいてモータ18の三相巻線ショートを解除させる指示情報を入力する。
図9は、第2実施形態に係るハードウェアレギュレータ473の動作を示すフローチャートである。ステップS10では、電圧検出回路48でパワーラインL1、L2間の電圧Vpを検出する。ステップS11では、比較部52で電圧Vpが基準電圧Vpref(90ボルト)以上か否かを判断する。電圧Vpが基準電圧Vpref以上であれば、ステップS12に進んでインバータ回路46のスイッチング素子を、モータ18の三相巻線をショートさせるように切り換える指示情報をプリドライブ回路474に入力する。この三相ショートによって、モータ18の回生電力はモータ18内で消費されるので、電圧Vpは低下する。
ステップS13で、再び電圧Vpを検出する。ステップS14では、第2比較部53で、電圧Vpが基準電圧Vprefより低い値に設定されている第2基準電圧Vpref2(85ボルト)以上か否かを判断する。電圧Vpが第2基準電圧Vpref2以上であれば、ステップS12に進んで三相ショートを維持する。一方、電圧Vpが第2基準電圧Vpref2未満であればステップS15に進んで、三相ショートを解除する動作をインバータ回路46に行わせるようにプリドライブ回路474に指示情報を入力する。
図10は、三相ショートレギュレート方式によるパワーライン電圧Vpの変化を示す図である。図10において横軸は時間軸である。この図に示すように、モータ18が大きい回生電力を発生するように車両が移動されている場合に、電圧Vpが90ボルトになれば、モータ18の三相ショートが実行されるので、電圧Vpは時間とともに下降する。そして、電圧Vpが第2基準値として設定されている85ボルトにまで下降すれば、モータ18の三相ショートは解除されるので、モータ18の回転によって再び回生電力が生じ、電圧Vpは上昇する。このような動作により、パワーラインL1、L2間の電圧は第1基準電圧Vpref1と第2基準電圧Vpref2との間に維持され、インバータ回路46のスイッチング素子や、非絶縁DC/DCコンバータ472等、パワーラインL1、L2から電力を供給される要素に過大な電圧がかかるのを防止できる。
上述の各実施形態によれば、メインスイッチ9を介さずに、パワーラインL1、L2から直接電力を供給される非絶縁DC/DCコンバータ472と、この非絶縁DC/DCコンバータ472から供給される電力で動作するハードウェアレギュレータ473を設けてインバータ回路46を制御し、パワーラインL1、L2に出力される電圧が所定値を超えないようにした。したがって、メインスイッチ9がオフになっていてコンタクタ8がオフになっていたとしても、モータ18による過大な回生電力の発生を防止することができる。
なお、本実施形態では、ハードウェアレギュレータ473に電力を供給する手段として非絶縁DC/DCコンバータ472を使用しているが、入力電圧が基準電圧Vprefと同じ90ボルトを許容して12ボルトの出力電圧を得ることができるレギュレータであれば、非絶縁DC/DCコンバータには限らない。
1…自動二輪車、 4…メインバッテリ、 5…サブバッテリ、 6…ダウンレギュレータ、 8…コンタクタ、 9…メインスイッチ、 18…モータ、 23…スロットルセンサ、 45…PDU、 46…インバータ回路、 47…制御部、 48…電圧検出回路、 49…比較部、 472…非絶縁DC/DCコンバータ、 473…ハードウェアレギュレータ、 474…プリドライバ回路

Claims (5)

  1. 駆動機および発電機としての機能を有するモータ(18)と、バッテリ(4)と、該バッテリ(4)から供給される電流で前記モータ(18)を駆動するとともに、該モータ(18)による回生電流を制御して前記バッテリ(4)を充電するインバータ回路(46)と、前記バッテリ(4)からメインスイッチ(9)を介して印加される制御電圧で前記インバータ回路(46)を制御する制御部(47)とを有する電動車両の回生充電制御装置において、
    前記制御部(47)が、前記バッテリ(4)および前記インバータ回路(46)間を接続するパワーライン(L1、L2)の電圧を検出する電圧検出部(48)を含み、該電圧検出部(48)で検出された電圧(Vp)が予定の基準電圧(Vpref)以上である時に、前記インバータ回路(46)を制御してインバータ回路(46)から前記パワーライン(L1、L2)に出力される電圧を前記基準電圧(Vpref)以下に制限するハードウェアレギュレータ(473)をさらに備えているとともに、
    前記メインスイッチ(9)を介さず、前記パワーライン(L1、L2)に直接接続されて前記ハードウェアレギュレータ(473)に動作電源を供給する電力変換手段(472)を備えていることを特徴とする電動車両の回生充電制御装置。
  2. 前記ハードウェアレギュレータ(473)が、前記パワーライン(L1、L2)の電圧(Vp)が前記基準電圧(Vpref)以上である時、前記インバータ回路(46)を構成するスイッチング素子のオン時間デューティ比を低減するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電動車両の回生充電制御装置。
  3. 前記ハードウェアレギュレータ(473)が、前記パワーライン(L1、L2)の電圧(Vp)が前記基準電圧(Vpref)以上である時、前記インバータ回路(46)を構成するスイッチング素子のオン時間デューティ比を、前記パワーライン(L1、L2)の電圧(Vp)が高いほど小さい値となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電動車両の回生充電制御装置。
  4. 前記ハードウェアレギュレータ(473)が、前記パワーライン(L1、L2)の電圧(Vp)が前記基準電圧(Vpref)以下のときには、前記インバータ回路(46)を駆動させないように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動車両の回生充電制御装置。
  5. 前記ハードウェアレギュレータ(473)が、前記パワーライン(L1、L2)の電圧(Vp)が前記基準電圧(Vpref)以上である時、前記モータ(18)の三相巻線をショートさせるように、インバータ回路(46)を構成するスイッチング素子を切り換えるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電動車両の回生充電制御装置。
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