JP5402871B2 - 室内機 - Google Patents

室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP5402871B2
JP5402871B2 JP2010177418A JP2010177418A JP5402871B2 JP 5402871 B2 JP5402871 B2 JP 5402871B2 JP 2010177418 A JP2010177418 A JP 2010177418A JP 2010177418 A JP2010177418 A JP 2010177418A JP 5402871 B2 JP5402871 B2 JP 5402871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
indoor unit
rib
horizontal
air flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010177418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012037134A (ja
Inventor
文夫 太田
聖子 北島
裕市 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2010177418A priority Critical patent/JP5402871B2/ja
Publication of JP2012037134A publication Critical patent/JP2012037134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402871B2 publication Critical patent/JP5402871B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本発明は、壁面に据え付けられる室内機に関するものである。
空気調和機は、室内に設置される室内機と、室外に設置される室外機とを備えるものが一般的である。この室内機は、室内の壁面に据え付けられることが多く、ファンを収容するケーシングを有している(例えば特許文献1参照)。図15に示すように、室内機80のケーシングの前面81には、ファンによって発生した空気流を吹き出すための吹出口82が設けられている。また、この吹出口82には、上下方向の風向きを変更するための水平羽根83が揺動可能に設けられている。
特開2010−060172号公報
この室内機では、冷房運転の際に、室内の湿気を含んだ空気が、吹出口82から吹き出された冷風A2によって巻き込まれる(図中の矢印B2参照)。この巻き込まれた空気が、室内機前面81の吹出口82の周辺部81aに接触すると、この部分81aに結露が生じることがある。この場合、結露による水滴が室内へ落下するという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、室内機前面において結露が発生するのを抑制できる室内機を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の発明に係る室内機は、壁に据え付けられる室内機であって、ファンを収容すると共に、前記ファンによって発生した空気流を吹き出すための吹出流路を有するケーシングと、前記吹出流路内に設けられ、前記壁に据え付けられた状態において水平方向の軸を中心に揺動可能な水平羽根と、前記吹出流路の内周面において、冷房運転時の前記水平羽根の可動域より背面側に設けられた板状リブとを備え、前記板状リブは、前記壁に据え付けられた状態において前記吹出流路の水平方向端部に配置され、前記空気流の方向を変更可能であって前記吹出流路の側壁に沿った面と略直交する空気流衝突面を有すると共に、前記空気流衝突面において開口し且つ前記空気流が通過可能な孔を有していることを特徴とする。
この室内機では、吹出流路の内周面に板状リブが配置されているため、吹出流路内の板状リブの下流側の位置から室内に吹き出される空気流は、板状リブを設けない場合に比べて低減する。そのため、冷房運転時に、この空気流による室内空気の巻き込みが抑制され、その結果、室内機の前面の吹出口(吹出流路の下流端)の周辺部のうち、板状リブに近い位置において、結露が生じるのを抑制することができる。
したがって、室内機の前面のうち、吹出口の横で、且つ、板状リブに近い位置において、結露が発生するのを抑制することができる。
また、板状リブは、冷房運転時の水平羽根の可動域よりも室内機の背面側に配置されているため、孔を有していないと、板状リブの下流側の位置で、室内空気の巻き込みが生じて、水平羽根の板状リブの下流側の部分において結露が発生してしまう。
本発明では、板状リブに孔を設けて、ファンから送られた空気流を完全には遮断せずに一部を通過させているため、板状リブの下流側の位置で、室内空気の巻き込みが生じるのを抑制することができる。そのため、水平羽根に結露が生じるのを抑制することができる。
なお、本発明において「空気流の方向を変更可能な面」とは、ファンの軸方向に垂直な面以外の面のこととする。
第2の発明に係る室内機は、第1の発明に係る室内機において、前記板状リブは、冷房運転時の前記水平羽根の可動域より前記空気流の吹出方向の上流側に配置されていることを特徴とする。
この室内機では、板状リブが水平羽根に結露を生じさせやすい位置に配置されているため、板状リブに孔を設けて水平羽根の結露を抑制することが特に有効となる。
第3の発明に係る室内機は、第1または2の発明に係る室内機において、前記板状リブは、前記孔を複数有していることを特徴とする。
この室内機では、複数の孔の全開口面積と同じ開口面積の1つの孔を有する板状リブを設ける場合に比べて、ファンから送られた空気流を分散させることができるため、室内機前面と水平羽根における結露をより確実に抑制することができる。
第4の発明に係る室内機は、第3の発明に係る室内機において、前記複数の孔は、前記壁に据え付けられた状態において水平方向に離れた位置に配置されていることを特徴とする。
この室内機では、板状リブは水平方向に並んだ複数の孔を有するため、上下方向に並んだ複数の孔を有する場合に比べて、水平羽根における板状リブの下流側の部分に対して、より均一に空気流を衝突させることができる。したがって、水平羽根の結露をより確実に抑制することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、吹出流路の内周面に板状リブが配置されているため、吹出流路内の板状リブの下流側の位置から室内に吹き出される空気流は、板状リブを設けない場合に比べて低減する。そのため、冷房運転時に、この空気流による室内空気の巻き込みが抑制され、その結果、室内機の前面の吹出口(吹出流路の下流端)の周辺部のうち、板状リブに近い位置において、結露が生じるのを抑制することができる。
したがって、室内機の前面のうち、吹出口の横で、且つ、板状リブに近い位置において、結露が発生するのを抑制することができる。
また、板状リブは、冷房運転時の水平羽根の可動域よりも室内機の背面側に配置されているため、孔を有していないと、板状リブの下流側の位置で、室内空気の巻き込みが生じて、水平羽根の板状リブの下流側の部分において結露が発生してしまう。
本発明では、板状リブに孔を設けて、ファンから送られた空気流を完全には遮断せずに一部を通過させているため、板状リブの下流側の位置で、室内空気の巻き込みが生じるのを抑制することができる。そのため、水平羽根に結露が生じるのを抑制することができる。
第2の発明では、板状リブが水平羽根に結露を生じさせやすい位置に配置されているため、板状リブに孔を設けて水平羽根の結露を抑制することが特に有効となる。
第3の発明では、複数の孔の全開口面積と同じ開口面積の1つの孔を有する板状リブを設ける場合に比べて、ファンから送られた空気流を分散させることができるため、室内機前面と水平羽根における結露をより確実に抑制することができる。
第4の発明では、板状リブは水平方向に並んだ複数の孔を有するため、上下方向に並んだ複数の孔を有する場合に比べて、水平羽根における板状リブの下流側の部分に対して、より均一に空気流を衝突させることができる。したがって、水平羽根の結露をより確実に抑制することができる。
本発明の実施形態に係る室内機の斜視図である。 図1の室内機の部分拡大図である。 図1の室内機の正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図4の部分拡大図であって、水平羽根の全可動域を示す図である。 図4の部分拡大図であって、冷房運転時の水平羽根の可動域を示す図である。 図1の室内機の吹出流路の一部を構成する部品を示す図であって、(a)は正面図で、(b)は(a)のB矢視図で、(c)は(a)のC−C線断面図で、(d)は(a)のD−D線断面図で、(e)は(b)のE矢視図である。 (a)は図6のF−F線断面図であって、冷房運転時の空気の流れを示す図であり、(b)は板状リブに孔を設けない場合の冷房運転時の空気の流れを示す図である。 本発明の他の実施形態の板状リブを示す図である。 本発明の他の実施形態の板状リブを示す図である。 本発明の他の実施形態の板状リブを示す図である。 本発明の他の実施形態の板状リブを示す図である。 本発明の他の実施形態の板状リブを示す図である。 本発明の他の実施形態の板状リブを示す図である。 従来の室内機の冷房運転時の吹出流路内を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に据え付けられるものである。なお、以下の説明において、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。また、図1に示す左右方向を単に「左右方向」と称する。
室内機1は、図示しない室外機と共に空気調和機を構成しており、室内の冷暖房を行う。図1〜図4に示すように、室内機1は、ケーシング2と、熱交換器(図示省略)と、ファン3(図4参照)と、2枚の水平羽根4、5(図1、2、4参照)と、2つの板状リブ60、61を有する突出部6(図2、4参照)とを備えている。なお、図2は、水平羽根4、5の一部を破線で表示しており、図3は、水平羽根4、5を省略して表示している。
図4に示すように、ケーシング2は、略直方体の箱状を構成する背面部21および前面部22と、吹出流路23とを有している。背面部21は、平板状であって、壁に取り付けられる。
図4に示すように、前面部22の上部には、吸込口22aが形成されている。図3に示すように、吸込口22aは、室内機1の長手方向に長い複数のスリット状の開口である。図4に示すように、前面部22の下部には、吹出口22bが形成されている。図3に示すように、吹出口22bは、室内機1の長手方向に長い矩形状の開口である。図3に示すように、吹出口22bの右側には表示パネル22cが設けられており、吹出口22bは、室内機1において中心より左寄りの位置に形成されている。
図4に示すように、ケーシング2の内部には、熱交換器(図示省略)とファン3が収容されている。ファン3は、室内機1の長手方向に沿って延在しており、ファン3の上前方の空気を吸い込んで、下後方に吹き出すように構成されている。熱交換器は、ファン3の上方と前方を取り囲むように配置されている。
吹出流路23は、ファン3によって発生した空気流を吹出口22bに導いて、吹出口22bから吹き出させるために設けられている。図4に示すように、吹出流路23の内周面は、天井面24と、底面25と、右側面26と、左側面27(図3参照)とによって構成されている。右側面26および左側面27は、水平方向に直交している。
図4〜図6に示すように、2枚の水平羽根4、5は、吹出流路23の下流端(即ち、吹出口22b)の内側に配置されている。水平羽根4、5は、吹出口22bから吹き出される空気流の上下方向の風向きを変更すると共に、吹出口22bの開閉を行うために設けられている。水平羽根4、5は、それぞれ、室内機1の長手方向に長い矩形状の板部材である。水平羽根4は、吹出口22b内の前側部分に配置され、水平羽根5は、吹出口22b内の後側部分に配置されている。水平羽根4の長手方向に直交する方向の長さは、水平羽根5の長手方向に直交する方向の長さよりも長い。
水平羽根4の長手方向の両端部には、支持部40が設けられており、この支持部40は、吹出流路23の両側面26、27に設けられた揺動軸41に取り付けられている。同様に、水平羽根5の長手方向の両端部には、支持部50が設けられており、この支持部50は、吹出流路23の両側面26、27に設けられた揺動軸51に取り付けられている。これにより、水平羽根4、5は、それぞれ、揺動軸41、51を中心として揺動可能となっている。図5中の円弧状の破線は、水平羽根4、5の全可動域における水平羽根4、5の端部の位置を示している。また、図6中の円弧状の破線は、冷房運転時の水平羽根4、5の可動域における水平羽根4、5の端部の位置を示している。
図2および図4〜図6に示すように、突出部6は、吹出流路23の底面25の右端部から底面25に略直交する方向に突出して形成されている。突出部6の右端は、吹出流路23の右側面26に接しているか、微小な隙間を空けて離れている。
図2、図7および図8(a)に示すように、突出部6は、2つの板状リブ60、61と、この2つの板状リブ60、61を連結する連結部62によって構成されている。板状リブ60、61は、それぞれ、孔60a、61aを有する平板状の部材であって、連結部62は平板状の部材である。図7(e)および図8(a)に示すように、板状リブ60は、底面25の右端から水平方向左側に延在し、連結部62は、板状リブ60の左端から後方に延在し、板状リブ61は、連結部62の後端から水平方向左側に延在している。つまり、板状リブ60、61は、底面25と略直交し、且つ、水平方向に平行となる向きに配置されている。したがって、ファン3から送られた空気流は、板状リブ60、61の後面60b、61bに衝突してその向きが変更される。また、孔60a、61aは、板状リブ60、61を前後方向に貫通するように形成されており、ファン3から送られた空気流が通過可能となっている。
また、図6に示すように、突出部6は、冷房運転時の水平羽根5の可動域より後方(背面部21側)に配置されている。より詳細には、突出部6は、冷房運転時の水平羽根5の可動域より空気流の吹出方向の上流側に配置されている。
また、図7に示すように、突出部6は、吹出流路23の底面25の前側部分を構成する部品28に一体成型によって形成されている。この部品28は、底面25を構成する部分の右端の後端に、矩形状の切欠部28aを有しており、板状リブ60および連結部62は、この切欠部28aの縁に沿って形成されている。
次に、室内機1の動作について説明する。
ファン3を駆動することにより、吸込口22aから空気が吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、熱交換器(図示省略)を通過して熱交換された後、ファン3を通過し、その後、吹出流路23と水平羽根4、5に沿って流れて、吹出口22bから吹き出される。
本実施形態の室内機1では、吹出流路23の底面25の右端部に板状リブ60、61が配置されているため、図8(a)に示すように、冷房運転時に、吹出口22b内の板状リブ60、61の下流側の位置から室内に吹き出される冷風A1は、板状リブを設けない場合(図15参照)に比べて低減する。そのため、この冷風A1による室内空気の巻き込み(図8(a)中の矢印B1参照)が抑制される。つまり、前面部22における吹出口22bの右側の部分22d(図2および図8(a)参照。詳細には、表示パネル22cの左下部分)の付近において、室内空気が巻き込まれにくくなる。その結果、前面部22の部分22dにおいて、結露が生じるのを抑制することができる。
また、板状リブ60、61は、冷房運転時の水平羽根5の可動域よりも後方(背面側)に位置しているため、仮に、図8(b)に示すように、突出部6に代えて、孔を有しない板状リブ96を配置した場合、板状リブ96の下流側の位置から室内に吹き出される冷風がかなり少なくなり、冷風A3の吹出位置が左側にずれる。そのため、板状リブ96の下流側の位置で、室内空気の巻き込み(図8(b)中の矢印B3参照)が生じて、水平羽根93の右端部(板状リブ96の下流側の部分)93aにおいて結露が発生してしまう。
本実施形態では、板状リブ60、61に孔60a、61aを設けて、ファン3から送られた冷風を完全には遮断せずに一部を通過させているため、板状リブ60、61の下流側の位置で、室内空気の巻き込みが生じるのを抑制することができる。そのため、水平羽根5に結露が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態の室内機1では、板状リブ60、61は、水平羽根5に結露を生じさせやすい位置(冷房運転時の水平羽根5の可動域より冷風の吹出方向の上流側に位置)に配置されているため、板状リブ60、61に孔を設けて水平羽根5の結露を抑制することが特に有効となる。
なお、本実施形態の室内機1は、吹出口22bが室内機1の左寄りに形成されているため、前面部22の吹出口22bの左側部分よりも右側部分において結露が発生しやすい。そのため、本実施形態では、突出部6を吹出流路23の底面25の右端にしか設けていないが、底面25の左端にも突出部6を設けてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。なお、後述する変更形態は、適宜組み合わせて実施することも可能である。
上記実施形態では、突起部6は、部品28に一体成型により形成されているが、底面25(または右側面26)に接着剤等で貼り付けられていてもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61の外形は、矩形状であるが、矩形以外の形状であってもよい。また、孔60a、61aの形状も矩形以外の形状であってもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61は厚みが一定であるが、厚みが変化していてもよい。つまり、前方の面と後方の面が平行でなくてもよい。
上記実施形態では、突出部6は、板状リブ60、61と連結部62で構成されているが、連結部62は設けなくてもよい。
上記実施形態の突出部6の代わりに、板状リブ60のみ、または、板状リブ61のみを配置してもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61の有する孔の数は1つであるが、複数の孔を有していてもよい。例えば図9(a)に示す板状リブ160のように、複数の孔160aが水平方向に並んで形成されていてもよい。また、例えば図9(b)に示す板状リブ260のように、複数の孔260aが上下方向に並んで形成されていてもよい。この構成によると、複数の孔の全開口面積と同じ開口面積の1つの孔を有する板状リブを設ける場合に比べて、ファンから送られた空気流を分散させることができるため、前面部22と水平羽根5における結露をより確実に抑制することができる。また、水平方向に並んだ複数の孔160aを設けた場合、上下方向に並んだ複数の孔260aを設けた場合に比べて、水平羽根5における板状リブの下流側の部分に対して、より均一に空気流を衝突させることができ、水平羽根5の結露をより確実に抑制することができる。
上記実施形態では、板状リブ60、61の孔60a、61aは、周囲が閉じられているが、この形状に限定されない。例えば、図10(a)に示す板状リブ360のように、上側が開口したスリット状の孔360aが形成されていてもよい。また、例えば図10(b)に示す板状リブ460ように、図中左側が開口したスリット状の孔360aが形成されていてもよい。なお、図10(a)および図10(b)は、板状リブ360、460が複数の孔を有する場合の例を示しているが、孔の数は1つでもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61は、吹出流路23の底面25の右端部から突出して形成されているが、吹出流路23の右側面26から突出して形成されていてもよい。この場合、板状リブは、右側面26の下端に形成されていてもよく、図11に示す板状リブ560のように、右側面26の下端よりも上方の位置に形成されていてもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61は、水平方向に沿うように形成されているが、この構成に限定されない。板状リブは、前後方向に沿って形成されたものでなければ、必ずしも水平方向に沿って形成されていなくてもよい。言い換えると、板状リブは、室内機1の長手方向(ファン3の軸方向)に直交する面以外の面(空気流の方向を変更可能な面)を有するものであればよい。例えば図12に示す板状リブ660のように、水平方向に対して傾斜する方向に沿って形成されていてもよい。なお、図12の板状リブ660は、左端が右端よりも後方に位置するように傾斜しているが、左端が右端よりも前方に位置するように傾斜していてもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61は、底面25に対して略直交する方向に延在しているが、この構成に限定されない。例えば図13に示す板状リブ760のように、底面25に対して、直交方向以外の方向に延在していてもよい。なお、図13の板状リブ760は、上端が下端よりも後方に位置するように傾斜しているが、上端が下端よりも前方に位置するように傾斜していてもよい。
上記実施形態の突出部6の代わりに、例えば図14に示すように、複数(図14では2つ)の板状リブ860、861を前後方向に離れた位置に配置してもよい。この場合、複数の板状リブ860、861は、平行であることが好ましい。また、複数の板状リブ860、861の形状(底面25からの突出高さと水平方向幅、孔の形状)は、同じであっても異なっていてもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61を吹出流路23の右端にのみ設けているが、上記実施形態で述べたように、吹出流路23の左端にも設けてもよい。また、室内機の構成によっては、吹出流路23の左端にのみ設けてもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61を吹出流路23の右下端に設けているが、水平羽根4、5の構成によっては、吹出流路23の右上端に板状リブを設けてもよい。
上記実施形態では、板状リブ60、61を吹出流路23の水平方向端部にのみ設けているが、室内機の構成によっては、吹出流路23の内周面の水平方向端部以外の位置(例えば、底面25の長手方向略中央)にも板状リブを設けてもよい。
本発明を利用すれば、室内機前面において結露が発生するのを抑制できる。
1 室内機
2 ケーシング
3 ファン
4、5 水平羽根
22b 吹出口
23 吹出流路
60 板状リブ
60a 孔
60b 後面
61 板状リブ
61a 孔
61b 後面

Claims (4)

  1. 壁に据え付けられる室内機であって、
    ファンを収容すると共に、前記ファンによって発生した空気流を吹き出すための吹出流路を有するケーシングと、
    前記吹出流路内に設けられ、前記壁に据え付けられた状態において水平方向の軸を中心に揺動可能な水平羽根と、
    前記吹出流路の内周面において、冷房運転時の前記水平羽根の可動域より背面側に設けられた板状リブとを備え、
    前記板状リブは、前記壁に据え付けられた状態において前記吹出流路の水平方向端部に配置され、前記空気流の方向を変更可能であって前記吹出流路の側壁に沿った面と略直交する空気流衝突面を有すると共に、前記空気流衝突面において開口し且つ前記空気流が通過可能な孔を有していることを特徴とする室内機。
  2. 前記板状リブは、冷房運転時の前記水平羽根の可動域より前記空気流の吹出方向の上流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の室内機。
  3. 前記板状リブは、前記孔を複数有していることを特徴とする請求項1または2に記載の室内機。
  4. 前記複数の孔は、前記壁に据え付けられた状態において水平方向に離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の室内機。
JP2010177418A 2010-08-06 2010-08-06 室内機 Expired - Fee Related JP5402871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010177418A JP5402871B2 (ja) 2010-08-06 2010-08-06 室内機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010177418A JP5402871B2 (ja) 2010-08-06 2010-08-06 室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012037134A JP2012037134A (ja) 2012-02-23
JP5402871B2 true JP5402871B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=45849327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010177418A Expired - Fee Related JP5402871B2 (ja) 2010-08-06 2010-08-06 室内機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5402871B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2019448451B2 (en) * 2019-05-30 2023-01-12 Mitsubishi Electric Corporation Indoor unit of air-conditioning apparatus
JP6909906B1 (ja) * 2020-07-09 2021-07-28 マレリ株式会社 ベンチレータ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004011955A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Hitachi Ltd 空気調和機及び空気調和機の室内機
JP2008190779A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012037134A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5194023B2 (ja) 天井埋込型の空気調和機
JP5402616B2 (ja) 空気調和機
JP4947227B1 (ja) 空気調和機
JP5923871B2 (ja) 空気調和機用室内機
US9175899B2 (en) Air conditioner
JP4897379B2 (ja) 空気調和機
JP5402871B2 (ja) 室内機
JP2010065876A (ja) 空気調和機
WO2014174625A1 (ja) 空気調和機
WO2016129379A1 (ja) 空気調和機
WO2017033241A1 (ja) 空気調和機の室内機
JPWO2019229879A1 (ja) 空気調和機の室内機
JP6476087B2 (ja) 空気調和機
CN112136005B (zh) 送风装置和空调机
WO2015155855A1 (ja) 空気調和機
JP5471954B2 (ja) 室内機
JP6150201B2 (ja) 空気調和機
JP2006234278A (ja) 天井埋込型空気調和装置
JP6403012B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2014178072A (ja) 空気調和機
JP6314950B2 (ja) 室内機
JP2009014330A (ja) 空気調和機
JP5870251B2 (ja) 空気調和機
JP2011179776A (ja) 空気調和機
JP6314949B2 (ja) 室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130704

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees