JP5400279B2 - 半導体装置及びその製造方法並びに半導体製造装置 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法並びに半導体製造装置 Download PDF

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Description

本発明は半導体装置及びその製造方法並びに半導体製造装置に関し、特に、OTP−ROMセルを有する半導体装置及びその製造方法並びに半導体製造装置に関する。
OTP(One Time Programable)−ROM(Read Only Memory)はROMセルの一部を非可逆的に変形することによりデータを格納するROMである。このため、一度データを格納すると消去することはできない。半導体チップ内のOTP−ROMをプログラムする方法として、特許文献1には、インクジェット描画法やレーザカット法を用い、OTP−ROMをプログラム技術が開示されている。
特開2005−203763号公報
半導体装置において、セキュリティ強化の観点から、半導体装置内の半導体チップそれぞれに異なる識別情報を格納する場合がありうる。この場合、識別情報をEPROMやEEPROM等の電気的にプログラムできるROMに格納する場合、各半導体チップへ異なる識別情報をプログラムすることは比較的容易である。しかしながら、プログラムされた識別情報は消去が可能なため、セキュリティの観点から十分なものではない。一方、識別情報をOTP−ROMに格納すると識別情報を消去される可能性はないが、各半導体チップへ異なる識別情報をプログラムする手順が複雑になる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、プログラムされた情報のセキリュティが高く、半導体チップ毎に異なる情報をプログラムすることを簡単に可能とすることを目的とする。
本発明は、半導体ウエハ内に配列された複数の半導体チップとなるべき領域内にそれぞれ設けられたOTP−ROMセル配列に対応するプログラムドット配列を有するプログラムヘッドを、前記複数の半導体チップとなるべき領域のうち1つの領域内の前記OTP−ROMセル配列に位置合わせする工程と、前記プログラムヘッドを用い前記OTP−ROMセル配列を、前記複数の半導体チップとなるべき領域ごとに異なるパターンでプログラムする工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。本発明によれば、OTP−ROMセルに情報を記憶するため、プログラムされた情報のセキリュティを高くすることができる。さらに、プログラムヘッドのプログラムドット配列は、OTP−ROMセル配列に対応している。そして、プログラムヘッドを各半導体チップのOTP−ROMセル配列に合わせ、各半導体チップ毎に異なるパターンでOTP−ROMセル配列をプログラムする。よって、複数の半導体チップとなるべき領域内のOTP−ROMセル配列を、半導体チップ毎に異なるパタンーンでプログラムすることを容易に行うことができる。
上記構成において、前記OTP−ROMセル配列をプログラムする工程は、前記OTP−ROMセル配列に含まれる複数のOTP−ROMセルに活性化または非活性化させる薬液を噴出させる構成とすることができる。
上記構成において、前記OTP−ROMセル配列をプログラムする工程において、前記薬液を用いて前記OTP−ROMセル配列内の配線を接続することにより、前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化させる構成とすることができる。
上記構成において、前記OTP−ROMセル配列をプログラムする工程において、前記薬液を用いて前記OTP−ROMセル配列内の配線を切断することにより、前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化させる構成とすることができる。
上記構成において、前記OTP−ROMセル配列をプログラムする工程は、前記プログラムヘッドを用い、前記OTP−ROMセル配列上のフォトレジストに光を照射することにより、前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化させるパターンを形成する工程と、前記パターンを用い前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化する工程と、を含む構成とすることができる。
上記構成前記複数のOTP−ROMセルの活性化または非活性化は、前記OTP−ROMセル配列の配線を接続または切断することにより行う構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のOTP−ROMセルの活性化または非活性化は、OTP−ROMセルにイオン注入することにより行う構成とすることができる。
本発明は、半導体ウエハ内に配列された複数の半導体チップとなるべき領域内にそれぞれ設けられたOTP−ROMセル配列に対応するプログラムドット配列を有するプログラムヘッドと、前記プログラムヘッドを前記複数の半導体チップとなるべき領域のうち1つの領域内の前記OTP−ROMセル配列に位置合わせする位置合わせ部と、を具備し、前記プログラムヘッドは、前記OTP−ROMセル配列を、前記複数の半導体チップとなるべき領域ごとに異なるパターンでプログラムすることを特徴とする半導体製造装置である。本発明によれば、複数の半導体チップとなるべき領域内のOTP−ROMセル配列を、半導体チップ毎に異なるパタンーンでプログラムすることを容易に行うことができる。
本発明は、個々の半導体装置毎に異なる識別情報が記憶されており、複数のOTP−ROMセルを有するOTP−ROMセル配列を有し、前記複数のOTP−ROMセルは前記識別情報に応じ活性化または非活性化されていることを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、OTP−ROMセルに識別情報を記憶するため、識別情報のセキリュティを高くすることができる。また、半導体チップ毎に、異なる識別情報を製造が容易な半導体装置を提供することができる。
上記構成において、前記複数のOTP−ROMセルの活性化または非活性化は、前記複数のOTP−ROMセル内の各OTP−ROMセル毎に配線が接続または切断されることにより各OTP−ROMセルが活性化または非活性化されている構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のOTP−ROMセルの活性化または非活性化は、前記複数のOTP−ROMセル内の各OTP−ROMセル毎に半導体層に異なる不純物が注入されているか否かにより各OTP−ROMセルが活性化または非活性化されている構成とすることができる。
本発明によれば、プログラムヘッドのプログラムドット配列は、OTP−ROMセル配列に対応している。そして、プログラムヘッドを各半導体チップのOTP−ROMセル配列に合わせ、各半導体チップ毎に異なるパターンでOTP−ROMセル配列をプログラムする。よって、複数の半導体チップとなるべき領域内のOTP−ROMセル配列を、半導体チップ毎に異なるパタンーンでプログラムすることを容易に行うことができる。
以下、図面を参照に、本発明の実施例について説明する。
実施例1は、各半導体チップにOTP−ROMが設けられ、OTP−ROMに半導体チップの識別情報をプログラムする例である。図1は半導体ウエハの平面図である。シリコン半導体ウエハ10に半導体チップとなるべき領域12(以下、半導体チップ12ともいう)が配列している。半導体チップ12はX方向に「X」間隔、Y方向に「Y」間隔でマトリックス上に配置されている。
図2(a)を参照に、半導体チップ12は回路部14とROM部20とを有している。回路部14は、メモリやロジックからなり、半導体チップ12の主な機能を司る。ROM部20は図2(b)のように、合わせマーク24と複数のOTP−ROMセル22(図2(b)では丸で図示)とを有している。1つのOTP−ROMセル22は1ビットをプログラムすることができる。複数のOTP−ROMセルはROM部20内でOTP−ROMセル配列21として配列している。例えば、OTP−ROMセル配列21を2×16個のアレー配列とすることができる。例えばOTP−ROMセル22を10μmピッチで配列させると、ROM部20は20×160μm程度の大きさとなる。この場合、OTP−ROMセル配列21として32ビットをプログラムできるため、ROM部20のOPT−ROMセル配列21には、232個の異なる識別番号をプログラムすることができる。
図3は、半導体チップ12内に設けられたROM部20とプログラムヘッド80を示す図である。プログラムヘッド80は、複数のプログラムドット90を有している。プログラムドット90は、対応するOTP−ROMセル22をプログラムするための機能を有しており、複数のOTP−ROMセル22の配列(OTP−ROMセル配列)に対応し配列されている。プログラムヘッド80は、位置合わせ部84により駆動され、半導体ウエハ10内の任意の半導体チップ12のROM部20と位置合わせすることができる。
図1を参照に、半導体ウエハ10内の各半導体チップ12のROM部20に各半導体チップ毎に異なる識別番号をプログラミングする方法を以下に説明する。まず、半導体ウエハ10内の1つの半導体チップ12a内の複数のOTP−ROMセル22をプログラムする際、図3を参照に、合わせマーク24を用い、プログラムヘッド80を複数のOTP−ROMセル22の配列(OTP−ROMセル配列21)に位置合わせする。プログラムヘッド80を用いOTP−ROMセル配列21のそれぞれのOTP−ROMセル22を、識別番号に対応するパターンでプログラムする。OTP−ROMセル22のプログラムの方法は後述する。例えば、半導体チップ12aのOTP−ROMセル配列21に「1」をプログラムする場合、OTP−ROMセル22aを“1”、他のOTP−ROMセル22を“0”とする。
図1を参照に、プログラムヘッド80を半導体チップ12b内の複数のROM部20に移動させる。OTP−ROMセル22の配列を識別番号に対応するパターンでプログラムする。例えば、半導体チップ12aのOTP−ROMセル配列21に「2」をプログラムする場合、OTP−ROMセル22bを“1”、他のOTP−ROMセル22を“0”とする。その後、図1の矢印のように、半導体チップ12のROM部20を順次プログラムする。半導体ウエハ10には半導体チップ12が同じピッチで配列しているため、プログラムヘッド80の移動は、ステッパのように、X方向に移動する場合は「X」、Y方向に移動する場合は「Y」と一定のステップで移動させることができる。このように、OTP−ROMセル配列21内の複数のOTP−ROMセル22を、複数の半導体チップ12ごとに異なるパターンでプログラムする。
半導体ウエハ10内の複数の半導体チップ12のOTP−ROMセル配列21を異なるパターンでプログラムする方法として、マスクを組み合わせて行う方法が考えられる。しかしながらこの方法は複雑な手順が必要となる。一方、実施例1によれば、プログラムヘッド80のプログラムドット90は、複数のOTP−ROMセル22に対応した配列をしている。プログラムヘッド80を各半導体チップ12のOTP−ROMセル配列21に位置合わせし、各半導体チップ12毎に異なるパターンでOTP−ROMセル配列21の複数のOTP−ROMセル22をプログラムする。これにより、複数の半導体チップ12内のOTP−ROMセル配列21を、半導体チップ12毎に異なるパタンーンでプログラムすることを容易に行うことができる。
実施例2は、OTP−ROMセルの配線を接続することにより、OTP−ROMセルをプログラムする例である。図4及び図5はOTP−ROMセル22a及び22bの断面図である。図4を参照に、p型シリコン半導体基板(または、半導体基板内のp型領域)30内に素子分離のためのSTI酸化膜32、ソースまたはドレイン領域であるn型領域34a及び34bが形成されている。n型領域34a及び34bの間がチャネルであり、チャネル上に酸化膜36を介しゲート電極38が形成されている。半導体基板30及びゲート電極38上に酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜40が形成されている。層間絶縁膜40にはn型領域34a及び34bに達するプラグ電極42が形成されている。プラグ電極42にはタングステンからなる配線44が接続されている。n型領域34aに接続された配線44aは領域45において配線44bと分離している。層間絶縁膜40上に酸化シリコンからなる保護膜46が形成されている。
図5を参照に、全ての半導体チップ12の全てのOTP−ROMセル22の領域45に保護膜46を貫通する開口部50を形成する。この形成は、通常のマスクを用いた露光技術及びエッチング技術を用いた工程により容易に行うことができる。
図6は、OTP−ROMセルの平面図である。OTP−ROMセル22を構成するFET39のゲート電極38及びn型領域34bはそれぞれ配線44に接続されている。一方、n型領域34aは配線44aと接続しているが領域45において配線44bと分断されている。領域45には開口部50が設けられている。このように、配線44aと44bとが分離されているため、FET39は機能しない。つまり、OTP−ROMセル22a及び22bは非活性化されている。
図7を参照に、OTP−ROMセル上にプログラムヘッド80を配置する。プログラムヘッド80のプログラムドット90は液だめ92及び圧電素子94とを有している。液だめ92には注入口96から金属が溶解した薬液55が供給される。圧電素子94により矢印98のように液だめ92内の薬液55に圧力が加わると、薬液55は排出口93より排出され液滴54として開口部50内に注入される。例えば、排出口93の径は1μm、開口部50の径は3μmとする。このとき、OTP−ROMセル22aに対応するプログラムドット90は薬液55を排出し、OTP−ROMセル22bに対応するプログラムドット90は薬液55を排出しない。これにより、OTP−ROMセル22aの開口部50内には薬液52が注入され、OTP−ROMセル22aの開口部50内には薬液52が注入されない。薬液52は、例えばAu、AgまたはW等の金属を有機溶剤と混合した液体である。
図8を参照に、開口部50に薬液52を注入後、300℃程度の熱処理を行い、薬液52中の溶剤を蒸発させる。これにより、金属が残存し、配線44aと44bとが金属53により接続する。よって、OTP−ROMセル22aは活性化(これを例えば“1”といする)される。一方、OTP−ROMセル22bは非活性化(これを例えば“0”とする)されたままである。このようにして、ROM部20の各OTP−ROMセル22を活性化または非活性化することができる。これにより、ROM部20に半導体チップ12の識別情報をプログラムすることができる。
実施例3は、OTP−ROMセルの配線を切断することにより、OTP−ROMセルをプログラムする例である。図9を参照に、実施例3では、n型領域34aに接続された配線44が分離しておらずOTP−ROMセル22内のFETは機能する。つまり、OTP−ROMセル22は活性化されている。実施例3においては、OTP−ROMセル22の開口部50に液だめ92内の薬液56を液滴54として注入する。薬液56は配線44をエッチングする液体であり、例えば30%過酸化水素水である。半導体ウエハ10を例えば80℃から90℃に加熱することにより、図9の領域58のように、配線であるタングステンがエッチングされる。配線44が切断された後に、ハロゲンランプ等により、薬液56を蒸発させる。以上により、OTP−ROMセル22aは活性化したままであり、OTP−ROMセル22bは非活性化される。
実施例2及び実施例3のように、OTP−ROMセル22のプログラムする際は、OTP−ROMセル22にOTP-ROMセル22を活性化または非活性化させる薬液を噴出させる。このようにして、OTP-ROMセル22を活性化または非活性化させることに、圧電素子94やバブルジェット(登録商標)等の薬液噴出機構を搭載し、薬液を噴出する構成のプログラムヘッド80を用いることができる。これにより、簡単に、半導体チップ12毎に異なる識別情報をプログラムすることができる。
実施例4は、プログラムヘッド80aとして可動式遮光板を有する例である。図10を参照に、実施例3と同様に、n型領域34aに接続された配線44が分離していない。保護膜46上にフォトレジスト48を塗布する。プログラムヘッド80aはレチクル100上に遮光層104が形成されている。プログラムドット90aとして、遮光層104及びレチクル100が開口106を有している。開口106は可動式遮光板102により、遮光または開口される。図10においては、OTP−ROMセル22aに対応するプログラムドット90aの可動式遮光板102は開口し、OTP−ROMセル22bに対応するプログラムドット90aの可動式遮光板102は遮光している。この状態で紫外線108を照射することにより、OTP−ROMセル22a上のフォトレジスト48が露光される。その後現像することにより、フォトレジスト48に開口部60が形成される。
図11を参照に、開口部60下の保護膜46及び配線44をフォトレジスト48をマスクにエッチングすることにより、OTP−ROMセル22aを非活性化することができる。
また、図12を参照に、OTP−ROMセル22の配線44が領域45で分離されている場合、開口部60下の保護膜46をフォトレジスト48をマスクにエッチングし、配線44aと44bとが接続するように、金属66を例えばメッキ法を用い形成する。これにより、OTP−ROMセル22aを活性化することができる。
さらに、図13を参照に、開口部60をゲート電極38上に形成する。フォトレジスト48をマスクにチャネルとなる半導体基板30に例えばB(ボロン)を1MeVのエネルギでイオン注入する。これにより、半導体基板30内に高ドープp型領域62が形成される。よって、OTP−ROMセル22aを非活性化することができる。
実施例5はプログラムヘッド80bとしてファイバを有する例である。図14を参照に、プログラムヘッド80bは遮光性の支持体110にプログラムドットとしてガラスファイバ112が設けられている。レーザ光118を複数のガラスファイバ112に選択的に照射する。レーザ光118はフォトレジスト48を感光する波長を有するレーザ光であり、例えばKrFエキシマレーザのレーザ光を用いることができる。ガラスファイバ112に照射されたレーザ光118はフォトレジスト48に照射される。これにより、OTP−ROMセル22上のフォトレジスト48を選択的に露光することができる。よって、OTP−ROMセル22上のフォトレジスト48に選択的に開口部60を形成することができる。その後、実施例4と同じ工程により、OTP−ROMセル22aを非活性化することができる。
実施例4及び実施例5によれば、図10または図14のように、プログラムヘッド80aまたは80bを用い、OTP−ROMセル22上のフォトレジスト48に光を照射することにより、OTP−ROMセル22を活性化または非活性化させるパターンを形成する。その後、図11、図12または図13のように、フォトレジスト48のパターンを用いOTP−ROMセル22を活性化または非活性化する。このように、OTP−ROMセル22を活性化または非活性化することもできる。
また、OTP−ROMセル22の活性化または非活性化は、図11のように、OTP−ROMセル22の配線44を切断、または、図12のように、配線44を接続することにより行うことができる。さらに、図13のように、OTP−ROMセル22にイオン注入することにより、OTP−ROMセル22を活性化または非活性化することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は半導体ウエハの平面図である。 図2(a)は半導体チップの平面図、図2(b)はROM部の平面図である。 図3はROM部20にプログラムヘッドを位置合わせした図である。 図4は実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その1)である。 図5は実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その2)である。 図6は実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す平面図(その1)である。 図7は実施例2においてOTP−ROMセル上にプログラムヘッドを配置した模式図である。 図8は実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す平面図(その2)である。 図9は実施例3においてOTP−ROMセル上にプログラムヘッドを配置した模式図である。 図10は実施例4においてOTP−ROMセル上にプログラムヘッドを配置した模式図である。 図11は実施例4において、OTP−ROMセルを活性化または非活性化する工程の断面図(その1)である。 図12は実施例4において、OTP−ROMセルを活性化または非活性化する工程の断面(その2)図である。 図13は実施例4において、OTP−ROMセルを活性化または非活性化する工程の断面(その3)図である。 図14は実施例5においてOTP−ROMセル上にプログラムヘッドを配置した模式図である。
符号の説明
10 半導体ウエハ
12 半導体チップ
14 回路部
20 ROM部
21 OTP−ROMセル配列
22 OTP−ROMセル
44 配線
55、56 薬液
80 プログラムヘッド
84 位置合わせ部
90 プログラムドット

Claims (3)

  1. 半導体ウエハ内に配列された複数の半導体チップとなるべき領域内にそれぞれ設けられたOTP−ROMセル配列に対応するプログラムドット配列を有するプログラムヘッドを、前記複数の半導体チップとなるべき領域のうち1つの領域内の前記OTP−ROMセル配列に位置合わせする工程と、
    前記OTP−ROMセル配列を、それぞれ異なる構成の前記プログラムヘッドを用いて、前記複数の半導体チップとなるべき領域ごとに異なるパターンでプログラムする工程と、
    を有し、
    前記OTP−ROMセル配列をプログラムする工程は、前記OTP−ROMセル配列に含まれる複数のOTP−ROMセルに薬液を噴出させ、当該噴出された薬液を用いて前記OTP−ROMセル配列内の配線を接続することにより、前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体ウエハ内に配列された複数の半導体チップとなるべき領域内にそれぞれ設けられたOTP−ROMセル配列に対応するプログラムドット配列を有するプログラムヘッドを、前記複数の半導体チップとなるべき領域のうち1つの領域内の前記OTP−ROMセル配列に位置合わせする工程と、
    前記OTP−ROMセル配列を、それぞれ異なる構成の前記プログラムヘッドを用いて、前記複数の半導体チップとなるべき領域ごとに異なるパターンでプログラムする工程と、
    を有し、
    前記OTP−ROMセル配列をプログラムする工程は、前記OTP−ROMセル配列に含まれる複数のOTP−ROMセルに薬液を噴出させ、当該噴出された薬液を用いて前記OTP−ROMセル配列内の配線を切断することにより、前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 半導体ウエハ内に配列された複数の半導体チップとなるべき領域内にそれぞれ設けられたOTP−ROMセル配列に対応するプログラムドット配列を有するプログラムヘッドと、
    前記プログラムヘッドを前記複数の半導体チップとなるべき領域のうち1つの領域内の
    前記OTP−ROMセル配列に位置合わせする位置合わせ部と、を具備し、
    前記プログラムヘッドは、それぞれ異なる構成を用いて、前記OTP−ROMセル配列を、前記複数の半導体チップとなるべき領域ごとに異なるパターンでプログラムし、
    前記プログラムヘッドは、前記OTP−ROMセル配列に含まれる複数のOTP−ROMセルに噴出された薬液を用いて、前記OTP−ROMセル配列内の配線を接続または切断することにより、前記複数のOTP−ROMセルを活性化または非活性化させることを特徴とする半導体製造装置。
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