JP5398667B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像処理装置に関する。
近年、携帯電話に搭載されるカメラモジュール等は、低コスト化や薄型化のために、少ないレンズ枚数で構成されることや、MTF(Modulation Transfer Function)特性の低いレンズが使用されることがある。デジタル信号処理によって画像のボケを見かけ上低減する手法としては、例えば、バンドパスフィルタ(BPF)を使用するエッジ強調処理が知られている。エッジ強調処理は、BPFで抽出されたエッジ成分に所定の処理を施し、エッジ部分への加算によるオーバーシュート或いは減算によるアンダーシュートを付加することなどにより行う。MTF特性の低いレンズの使用によって、鈍いエッジ部分を含む画像を得た場合に、その画像を基にするエッジ強調処理では、オーバーシュート、アンダーシュートの拡張によるボケや、ノイズの発生が問題となる。
かかる問題を解決するための手法として、例えば、EDOF(Extended Depth of Field)処理によるボケ補正を適用する場合がある。EDOF処理を適用するには、EDOF用の特殊なレンズの使用や、そのレンズ性能に適合し得るデジタル処理が必要となる。EDOF処理の適用は、EDOF技術に専用の構成を必要とすることによる汎用性の低下、回路規模の拡大、メモリの増大等を招来し、チップサイズや消費電力の観点における課題が問題となる。
特開2004−282593号公報
本発明の一つの実施形態は、簡易な構成によって、画像に含まれるエッジ部分の鈍りを適切に補正可能とする画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、画像処理装置は、エッジ情報抽出部とエッジ補正部とを有する。前記エッジ情報抽出部は、補間処理が実施される前の画像信号からエッジ情報を抽出する。前記エッジ補正部は、前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報を基にするエッジ補正を実施する。前記エッジ補正部は、前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報が正であって、かつ注目画素の信号レベル及び前記エッジ情報の和が最大値より大きい場合に、前記エッジ補正を前記最大値に制限する。前記最大値は、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の信号レベルの最大値とする。前記エッジ補正部は、前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報が負であって、かつ前記注目画素の信号レベル及び前記エッジ情報の和が最小値より小さい場合に、前記エッジ補正を前記最小値に制限する。前記最小値は、前記複数の周辺画素の信号レベルの最小値とする。
第1の実施形態の画像処理装置を適用したカメラモジュールのブロック図。 エッジ補正部の詳細を示すブロック図。 エッジ補正について説明する図。 エッジ情報生成部の詳細を示すブロック図。 第2の実施形態の画像処理装置に適用されるエッジ補正部のブロック図。 第3の実施形態の画像処理装置を適用したカメラモジュールのブロック図。 エッジ補正部の詳細を示すブロック図。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる画像処理装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の画像処理装置を適用したカメラモジュールのブロック図である。カメラモジュールは、画像処理装置1、撮像レンズ3、センサ部4及びAD変換器5を備える。撮像レンズ3は、被写体からの光を取り込み、センサ部4に被写体像を結像させる。
センサ部4は、被写体からの光を信号電荷に変換することにより、被写体像を撮像する。センサ部4は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の信号レベルをベイヤー配列に対応する順序で取り込み、アナログ信号を生成する。AD変換器5は、センサ部4からのアナログ信号をデジタル信号に変換(AD変換)する。
画像処理装置1は、AD変換器5からのデジタル画像信号に対して、以下に説明する種々の画像処理を施す。キズ補正部11は、センサ部4において正常に機能していない画素によるデジタル画像信号の欠損部分(キズ)を補正するためのキズ補正を実施する。ノイズキャンセル部12は、ノイズを低減させるためのノイズキャンセル処理を実施する。
画素補間部15は、ベイヤー配列の順序で伝達されてくるデジタル画像信号に対して、補間処理(デモザイク処理)を実施し、不足色成分の信号レベルを生成する。カラーマトリクス部16は、色再現性を得るためのカラーマトリクス演算処理(色再現性処理)を実施する。ガンマ補正部20は、画像の階調を補正するためのガンマ補正を実施する。
YUV変換部21は、R、G、Bの感度信号から輝度(Y)信号及び色差(UV)信号を生成することにより、画像信号をRGB形式からYUV形式(例えば、YUV422など)へ変換する。輪郭強調部24は、センサ部4による撮像条件及び各画素の位置に基づいて算出した補正係数を用いて、輪郭強調処理を実施する。
AE/AWB演算部18は、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)のための各係数を算出する。レンズシェーディング演算部19は、シェーディング補正のための係数を算出する。デジタルAMP係数回路13は、AE/AWB演算部18で算出された係数と、レンズシェーディング演算部19で算出された係数とを基にしてデジタルAMP係数を算出する。
ラインメモリ10は、AD変換器5からのデジタル画像信号を一時的に貯える。キズ補正部11及びノイズキャンセル部12は、ラインメモリ10を共用する。ラインメモリ14は、デジタルAMP13からのデジタル画像信号を一時的に貯える。画素補間部15及びエッジ情報生成部17は、ラインメモリ14を共用する。ラインメモリ22は、YUV変換部21からのY信号及びUV信号を一時的に貯える。
エッジ情報生成部17は、画素補間部15における補間処理が実施される前の画像信号(以下、適宜「RAW画像」と称する)からエッジ情報を生成する。エッジ補正部23は、エッジ情報生成部17で生成されたエッジ情報を基に、画像に含まれるエッジ部分の鈍り(ボケ)を低減させるためのエッジ補正を実施する。エッジ補正部23は、YUV変換部21における変換により得られたY信号を対象として、エッジ補正を実施する。輪郭強調部24は、エッジ補正部23におけるエッジ補正を経たY信号を対象として、輪郭強調処理を実施する。
図2は、エッジ補正部の詳細を示すブロック図である。ラインメモリ22は、2ライン分のデジタル画像信号を保持する。エッジ補正部23には、ラインメモリ22に保持された2ラインと、ラインメモリ22へ入力される直前の1ラインと、の計3ラインのデータが入力される。
注目画素及び周辺画素は、水平方向及び垂直方向においてベイヤー配列された画素のうち、例えば、水平方向へ3個、垂直方向へ3個のマトリクスに含まれる。注目画素は、3×3のマトリクスの中心に位置する画素である。周辺画素は、注目画素の周辺に位置する8個の画素である。なお、周辺画素は、複数であればいくつであっても良いものとする。
最大値算出部31は、8個の周辺画素の信号レベルのうちの最大値(以下、単に「最大値」と称する)を算出する。最小値算出部32は、8個の周辺画素の信号レベルのうちの最小値(以下、単に「最小値」と称する)を算出する。エッジ補正部23は、注目画素の信号レベル(本線信号)に、エッジ情報生成部17で生成されたエッジ情報を加算する。制限処理部33は、条件に応じて、エッジ補正の制限処理を実施する。
最大値算出部31に接続された比較器(COMP)34は、最大値算出部31で算出された最大値Aと、注目画素の信号レベル及びエッジ情報の和Bとを比較する。A>Bが成立する場合、COMP34は、例えば「1」を出力する。A>Bが成立しない場合、COMP34は、例えば「0」を出力する。
最小値算出部32に接続されたCOMP35は、最小値算出部32で算出された最小値Cと、注目画素の信号レベル及びエッジ情報の和Bとを比較する。C<Bが成立する場合、COMP35は、例えば「1」を出力する。C<Bが成立しない場合、COMP35は、例えば「0」を出力する。
制限処理部33は、エッジ情報の正負(例えば、負のときを「0」、正のときを「1」とする)と、COMP34、35の比較結果とに応じて、注目画素に適用する信号レベルを選択する。エッジ情報は、注目画素の信号レベルを増大させるものである場合を正、信号レベルを減少させるものである場合を負、とする。
エッジ情報が正であって、かつCOMP34においてA>Bが成立する場合、制限処理部33は、注目画素の信号レベル及びエッジ情報の和Bを選択する。エッジ情報が正であって、かつCOMP34においてA>Bが成立しない場合、制限処理部33は、最大値Aを選択する。このように、エッジ補正部23は、エッジ情報が正である場合は、和Bが最大値A以上であるときに、エッジ補正を最大値Aに制限する。
エッジ情報が負であって、かつCOMP35においてC<Bが成立する場合、制限処理部33は、注目画素の信号レベル及びエッジ情報の和Bを選択する。エッジ情報が負であって、かつCOMP35においてC<Bが成立しない場合、制限処理部33は、最小値Cを選択する。このように、エッジ補正部23は、エッジ情報が負である場合は、和Bが最小値C以下であるとき、エッジ補正を最小値Cに制限する。
図3は、エッジ補正について説明する図である。図3の(a)は、鮮鋭なエッジ部分にエッジ強調処理を施す場合の例を示す。信号レベルの変化が急峻であるほど、オーバーシュートやアンダーシュートの拡張は少なくなり、ボケが少なく理想的なエッジ強調が可能となる。
図3の(b)に示すように信号レベルの変化が緩慢であるエッジ部分については、従来と同様にエッジ強調処理を実施したとすると、図3の(c)の破線で示すように、オーバーシュート、アンダーシュートの拡張によるボケが顕著となる場合が生じる。また、鈍いエッジ部分を含む画像を基にするエッジ強調処理では、信号レベルの無理な持ち上げ、押し下げによるノイズ発生が問題となる。
本実施形態のエッジ補正部23は、エッジ補正として注目画素に適用する信号レベルを、エッジ情報が正であるときは最大値を制限とし、エッジ情報が負であるときは最小値を制限とする。これにより、エッジ補正部23は、図3の(d)に示すように、エッジ部分の鈍りを抑制するようなエッジ補正が可能となる。
図4は、エッジ情報生成部の詳細を示すブロック図である。エッジ情報生成部17は、BPF41及びエッジ情報処理部42を有する。BPF41は、RAW画像からエッジ情報を抽出するエッジ情報抽出部として機能する。エッジ情報処理部42は、BPF41にて抽出されたエッジ情報に対して、ゲイン情報に連動させた処理を実施する。
ラインメモリ14は、4ライン分のデジタル画像信号を保持する。BPF41には、ラインメモリ14に保持された4ラインと、ラインメモリ14へ入力される直前の1ラインと、の計5ラインのデータが入力される。
エッジ情報処理部42は、ゲイン連動演算部43、コアリング処理部44及び非線形処理部45を有する。コアリング処理部44は、BPF41にて抽出されたエッジ情報にコアリング処理を実施する。非線形処理部45は、コアリング処理部44でのコアリング処理を経たエッジ情報に非線形処理を実施する。
ゲイン連動演算部43は、エッジ情報処理部42に予め保持されたコアリング設定値及びゲイン設定値を、AE演算ブロック46で算出されたアナログゲインに連動して変化させる演算を実施する。AE演算ブロック46は、図1に示すAE/AWB演算部18に含まれる。AE演算ブロック46は、エッジ情報生成部17及びセンサ部4へ、アナログゲインを出力する。
コアリング処理部44は、アナログゲインの増大とともに増大するような関連を持たせて算出されたコアリング値をコアリング処理に使用する。被写体が暗いほど、アナログゲインは高い値が設定されるものとする。非線形処理部45は、アナログゲインの増大とともに減少するような関連を持たせて算出されたゲインを非線形処理に使用する。このように、エッジ情報処理部42は、被写体が明るい場合と暗い場合とで、コアリング量と非線形特性とを変化させている。これにより、エッジ補正部23は、被写体の明るさに適したエッジ補正が可能となる。
なお、コアリング値、非線形処理のためのゲインは、図5に示すようにアナログゲインの変化とともに直線的に変化する場合に限られず、いずれの態様でアナログゲインに連動するものであっても良い。エッジ情報処理部42は、コアリング処理及び非線形処理の双方を実施する場合に限られず、少なくとも一方を実施するものであれば良いものとする。さらに、エッジ情報処理部42は、BPF41で抽出されたエッジ情報に対して、コアリング処理及び非線形処理以外の処理を実施することとしても良い。
画像処理装置1は、エッジ補正部23を適用することで、EDOF処理等のための特殊な構成を設ける場合に比較して簡易な構成により、エッジ部分のボケを低減させることができる。以上により、画像処理装置1は、簡易な構成によって、画像に含まれるエッジ部分の鈍りを適切に補正することが可能となる。
エッジ補正部23は、BPF41で抽出されたエッジ情報、AE演算ブロック46で算出されたゲイン情報、輝度情報等に応じて、エッジ補正のON、OFFを切り換えることとしても良い。これにより、画像処理装置1は、エッジ補正のON、OFFを撮影条件に応じて切り換えることで、誤補正を抑制させることが可能となる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態の画像処理装置に適用されるエッジ補正部のブロック図である。本実施形態において、エッジ補正部50は、最大値及び最小値にオフセットを持たせている。第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
エッジ補正部50は、最大値算出部31で算出された最大値に、予め設定されたオフセットの値を加算する。エッジ補正部50は、エッジ情報が正であるとき、オフセットを加算した最大値によりエッジ補正を制限する。
また、エッジ補正部50は、最小値算出部32で算出された最小値から、予め設定されたオフセットの値を減算する。エッジ補正部50は、エッジ補正が負であるとき、オフセットを減算した最小値によりエッジ補正を制限する。
画像処理装置1は、エッジ補正部50を適用することで、簡易な構成によって、エッジ部分の鈍りの補正が可能となる。また、画像処理装置1は、エッジ補正の制限のための最大値及び最小値にオフセットを持たせることで、シュートの付加によるエッジ強調の効果を得ることも可能となる。
オフセットは、アナログゲインに連動させて変化させることとしても良い。これにより、エッジ補正部50は、エッジ補正におけるノイズの影響を低減させることができる。エッジ補正部50は、最大値及び最小値の双方についてオフセットを持つ場合に限られず、最大値及び最小値の少なくとも一方についてオフセットを持つものであれば良いものとする。これにより、画像処理装置1は、オーバーシュート及びアンダーシュートの少なくとも一方の付加によるエッジ強調の効果を得ることが可能となる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態の画像処理装置を適用したカメラモジュールのブロック図である。本実施形態において、エッジ補正部60は、RAW画像を対象としてエッジ補正を実施する。第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
画素補間部15及びエッジ補正部60は、ラインメモリ14を共用する。エッジ補正部60は、デジタルAMP13を経たデジタル画像信号を対象として、エッジ補正を実施する。輪郭強調部24は、YUV変換部21における変換により得られたY信号を対象として、輪郭強調処理を実施する。
図7は、エッジ補正部の詳細を示すブロック図である。ラインメモリ14は、4ライン分のデジタル画像信号を保持する。エッジ補正部60には、ラインメモリ14に保持された4ラインと、ラインメモリ14へ入力される直前の1ラインと、の計5ラインのデータが入力される。
注目画素及び周辺画素は、水平方向及び垂直方向においてベイヤー配列された画素のうち、例えば、水平方向へ5個、垂直方向へ5個のマトリクスに含まれる。注目画素は、5×5のマトリクスの中心に位置する画素である。周辺画素は、注目画素の周辺に位置する画素のうち、注目画素と同色の8個の画素である。なお、周辺画素は、注目画素と同色の画素である場合に限られず、注目画素とは異なる色の画素であっても良く、複数であればいくつであっても良いものとする。
エッジ補正部60は、最大値算出部61、最小値算出部62、制限処理部63、BPF64及びエッジ情報処理部65を有する。最大値算出部61は、8個の周辺画素の信号レベルのうちの最大値を算出する。最小値算出部62は、8個の周辺画素の信号レベルのうちの最小値を算出する。制限処理部63は、条件に応じて、エッジ補正の制限処理を実施する。
BPF64は、RAW画像からエッジ情報を抽出するエッジ情報抽出部として機能する。BPF64には、ラインメモリ14に保持された4ラインのうちの2ライン(一のラインは注目画素を含む)と、ラインメモリ14へ入力される直前の1ラインと、の計3ラインのデータが入力される。エッジ情報処理部65は、BPF64にて抽出されたエッジ情報に対して、AE演算ブロック46で算出されたゲイン情報に連動させた処理を実施する。BPF64及びエッジ情報処理部65は、エッジ情報を生成するエッジ情報生成部を構成する。
エッジ補正部60は、注目画素の信号レベルに、エッジ情報処理部65の処理を経たエッジ情報を加算する。制限処理部63は、注目画素の信号レベル及びエッジ情報の和と、最大値、最小値との比較結果とに応じて、注目画素に適用する信号レベルを選択する。画素補間部15は、エッジ補正部60でのエッジ補正を経たRAW画像を対象として、補間処理を実施する。
画像処理装置2は、エッジ補正部60を適用することで、簡易な構成によって、エッジ部分の鈍りの補正が可能となる。画像処理装置2は、エッジ補正部60におけるエッジ補正の対象をRAW画像として、エッジ補正部60と画素補間部15とでラインメモリ14を共用する構成とする。これにより、画像処理装置2は、画素補間処理用のラインメモリとは別にエッジ補正のためのラインメモリを設ける場合に比較して、回路規模を削減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2 画像処理装置、15 画素補間部、17 エッジ情報生成部、23、50、60 エッジ補正部、31、61 最大値算出部、32、62 最小値算出部、33、63 制限処理部、41、64 BPF、42、65 エッジ情報処理部。

Claims (6)

  1. 補間処理が実施される前の画像信号からエッジ情報を抽出するエッジ情報抽出部と、
    前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報を基にするエッジ補正を実施するエッジ補正部と、
    前記エッジ補正部での前記エッジ補正を経た信号を対象として、輪郭強調処理を実施する輪郭強調部と、を有し、
    前記エッジ補正部は、
    注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の信号レベルのうちの最大値を算出する最大値算出部と、
    前記複数の周辺画素の信号レベルのうちの最小値を算出する最小値算出部と、
    前記エッジ補正の制限処理を実施する制限処理部と、を備え、
    前記制限処理部は、
    前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報が正であって、かつ前記注目画素の信号レベル及び前記エッジ情報の和が前記最大値より大きい場合に、前記注目画素に適用する信号レベルとして前記最大値を選択することで、前記エッジ補正を前記最大値に制限し、
    前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報が負であって、かつ前記注目画素の信号レベル及び前記エッジ情報の和が前記最小値より小さい場合に、前記注目画素に適用する信号レベルとして前記最小値を選択することで、前記エッジ補正を前記最小値に制限することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像信号を保持するラインメモリと、
    前記補間処理を実施する画素補間部と、をさらに有し、
    前記画素補間部及び前記エッジ情報抽出部は、前記ラインメモリを共用することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記エッジ補正部は、前記補間処理を経た画像信号から得られる輝度信号を対象として前記エッジ補正を実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記エッジ補正部は、前記補間処理を経る前の画像信号を対象として前記エッジ補正を実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記エッジ情報抽出部にて抽出された前記エッジ情報に対して、ゲイン情報に連動させた処理を実施するエッジ情報処理部をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記エッジ補正部は、前記最大値及び前記最小値の少なくとも一方にオフセットを持たせることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
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