JP5396493B2 - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は固体撮像装置及びその製造方法に関し、特に光導波路を備えた固体撮像装置及びその製造方法に関する。
近年、固体撮像装置の小型化に伴い、画素が微細化及び高密度化され、受光領域が縮小する一方、高感度化することが求められている。受光領域の縮小と高感度化とを両立させるために、より効率良く受光素子に光を入射させるための種々の構造が検討されている。例えば、カラーフィルタの上にオンチップレンズを設けて受光素子に効率良く集光したり、受光素子の上に光導波路を設けて入射光を受光素子に効率良く導くことが行われている。
受光素子に入射光を導くための光導波路は、受光素子の上に形成された層間絶縁膜に凹部を設け、凹部に層間絶縁膜よりも屈折率が高い材料を埋め込むことにより形成することができる。しかし、受光領域の縮小により、光導波路を形成するための凹部のアスペクト比が増大している。アスペクト比が高い凹部に気相状態の原料を用いて成膜しようとすると、凹部の内部に十分に原料が供給されず、ボイドが形成されるおそれがある。
アスペクト比が高い凹部に、光導波路を形成する方法として、塗布により成膜できる樹脂を凹部に埋め込む方法が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2010−283145号公報
しかしながら、樹脂を凹部に埋め込む場合には、光導波路の集光性を十分に高くできないという問題がある。
凹部に埋め込む材料の屈折率が高い方が光導波路の集光性を向上させることができる。しかし、塗布による成膜が可能な樹脂材料の場合、屈折率を十分に高くすることができない。例えば、窒化シリコンの屈折率は1.9程度であるのに対し、チタン含有シロキサンポリマーの屈折率は1.7程度しかない。このため、従来の方法では、集光性が高い光導波路を形成することが困難である。
本発明は、前記の問題を解決し、屈折率が高い材料を埋め込んだ集光性が高い光導波路を備えた固体撮像装置を容易に実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は固体撮像装置を凹部に埋め込まれた第1の膜と第2の膜との積層膜からなる光導波路を備え、第1の膜の膜厚が凹部の上部において下部よりも薄い構成とする。
具体的に本発明に係る第1の固体撮像装置は、半導体基板の上に形成された受光部と、半導体基板の上に形成され、層間絶縁膜を含み、受光部と対応する位置に第1の凹部を有する絶縁膜積層体と、第1の凹部に形成され、受光部に光を導く光導波路とを備え、光導波路は、絶縁膜積層体側から順次形成された第1の膜及び第2の膜を有し、第1の膜及び第2の膜の屈折率はそれぞれ層間絶縁膜の屈折率よりも高く、第1の膜は、第1の凹部の側面及び底面を覆い且つ第1の凹部と対応する位置に第2の凹部を有し、第2の膜は第2の凹部内を埋め込むように形成されており、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、第1の凹部の上部において下部よりも薄い。
本発明の固体撮像装置は、光導波路が第1の膜及び第2の膜を有し、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、第1の凹部の上部において下部よりも薄い。このため、CVD法等の気相堆積法により第2の膜を第2の凹部に埋め込むことが容易にできる。従って、第2の膜を屈折率が大きい材料からなる膜とすることができ、集光性に優れた光導波路を形成することが可能となる。
本発明の固体撮像装置において、第1の凹部の側面には、層間絶縁膜を含む複数の層が露出し、第1の膜は、第1の凹部の側面において複数の層と接することが好ましい。
本発明の固体撮像装置において、第2の膜は第1の膜と接するように形成されており、第2の膜は第2の凹部内を第2の凹部の上端まで埋め込まれていてもよい。
本発明の固体撮像装置において、第1の膜及び第2の膜は単層膜であってもよい。
本発明の固体撮像装置において、第1の膜は、窒化シリコン膜又は窒酸化シリコン膜であってもよい。
本発明の固体撮像装置において、第2の膜は、窒化シリコン膜又は窒酸化シリコン膜であってもよい。
本発明の固体撮像装置において、第1の膜における第1の凹部の側面を覆う部分の深さ方向の中央部と下端部とを結ぶ直線は、半導体基板の主面と並行な方向となす角が75°以下であってもよい。
本発明の固体撮像装置において、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、第1の凹部の上部と下部とにおいて比が3:7以下であってもよい。
本発明の固体撮像装置において、第1の凹部の底面は、半導体基板の主面と並行な平面であってもよい。
本発明の固体撮像装置において、第2の膜の屈折率は、第1の膜の屈折率よりも大きくてもよい。
本発明の固体撮像装置において、第2の膜は、第1の凹部の外側の領域に形成されていないことが好ましい。
本発明の固体撮像装置において、第1の膜の上面は、絶縁膜積層体の上面と同一平面に形成されていてもよい。
本発明の固体撮像装置において、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分は、第1の凹部の上部から下部に向かって膜厚が直線的に増加していてもよい。
本発明の固体撮像装置において、第2の膜における第1の凹部に形成された部分は、上面が凸レンズ状に形成されていてもよい。
本発明に係る固体撮像装置の製造方法は、受光素子を形成した半導体基板の上に、受光素子と対応する位置に第1の凹部を有する絶縁膜積層体を形成する工程と、第1の凹部に埋め込まれた光導波路を形成する工程とを備え、光導波路を形成する工程は、絶縁膜積層体の上に第1の凹部と対応する位置に第2の凹部が残存するように絶縁膜積層体より高い屈折率を有する第1の膜を形成する第1の成膜工程と、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚を、第1の凹部の上部において下部よりも薄くするエッチング工程と、エッチング工程よりも後に第2の凹部を埋めるように絶縁膜積層体より高い屈折率を有する第2の膜を第1の膜の上に形成する第2の成膜工程とを含む。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、光導波路を形成する工程が、第1の膜を形成する第1の成膜工程と、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚を、第1の凹部の上部において下部よりも薄くするエッチング工程と、第2の凹部を埋めるように第2の膜を形成する第2の成膜工程とを含む。このため、第1の膜の膜厚を第1の凹部の上部において下部よりも薄くすることができ、アスペクト比が大きい場合にも第2の膜をボイドを生じさせることなく成膜することが可能となる。従って、集光性に優れた光導波路を容易に形成することが可能となる。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、第2の膜は第1の膜と接するように形成し、且つ第2の凹部内を第2の凹部の上端まで埋め込むように形成すればよい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、第1の膜及び第2の膜は単層膜であってもよい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、第1の膜及び第2の膜は、化学気相堆積法により成膜することが好ましい。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、エッチング工程において、第1の膜における第1の凹部の側面を覆う部分の深さ方向の中央部と下端部とを結ぶ直線が、半導体基板の主面と並行な方向となす角を75°以下とすることが好ましい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、エッチング工程において、第1の膜における第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、第1の凹部の上部と下部とにおける比が3:7以下とすればよい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、エッチング工程は、窒素、水素又はフッ化炭素系のガスを用いて行うことが好ましい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、光導波路を形成する工程は、第2の成膜工程よりも後に、第2の膜における第1の凹部に形成された部分の上面を凸レンズ状に加工するレンズ形成工程を含むことが好ましい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、レンズ形成工程は、第2の膜を第1の膜よりも研磨レートを低くして研磨する工程としてもよい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、レンズ形成工程は、第2の膜の上に犠牲膜を形成する工程、及び犠牲膜及び第2の膜をエッチバックする工程を含み、エッチバックは、第2の膜のエッチレートが犠牲膜のエッチレートよりも大きい条件で行ってもよい。
本発明の固体撮像装置の製造方法において、レンズ形成工程は、第2の膜の上に犠牲膜を形成する工程、及び犠牲膜及び第2の膜をエッチバックする工程を含み、エッチバックは、第1の膜のエッチレートが第2の膜のエッチレートよりも大きい条件で行ってもよい。
本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法によれば、屈折率が高い材料を埋め込んだ集光性が高い光導波路を備えた固体撮像装置を容易に実現できる。
一実施形態に係る固体撮像装置を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 凹部のアスペクト比と、光導波路に生じるボイドとの関係を示すプロットである。 第1の膜における凹部の側面上に形成された部分の傾斜角度と、光導波路に生じるボイドとの関係を示すプロットである。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。 一実施形態に係る固体撮像装置の変形例を示す断面図である。
図1は、一実施形態に係る固体撮像装置の1画素を示している。図1に示すように、本実施形態の固体撮像装置は、コンプリメンタリーモス(CMOS)型のセンサである。シリコン基板等の基板101における受光面に受光素子111を含む画素が形成され、基板101の上には絶縁膜積層体102と、絶縁膜積層体102に埋め込まれた光導波路103とが形成されている。
受光素子111はn型の電荷蓄積層111Aとp+型の表面層111Bとによりpn接合が形成されたフォトダイオードとすればよい。基板101における受光素子111の側方には、素子分離領域112が形成されている。素子分離領域112は、ホウ素等の不純物をイオン注入等により基板101の所定の領域に注入して形成すればよい。基板101の上には、酸化シリコン(SiO2)等からなるゲート絶縁膜113が形成されている。ゲート絶縁膜113の上には、受光素子111に隣接してゲート電極115が形成されている。ゲート電極115は、ポリシリコン膜又はポリシリコン膜とシリコン化合物膜との積層膜等とすればよい。ゲート電極115は、受光素子111において生成され蓄積された信号電荷等をフローティングディフュージョン(図示せず)に転送する転送トランジスタを構成する。基板101には、転送トランジスタ以外にも画素を構成する複数のトランジスタが形成されている。ゲート絶縁膜113における受光素子111の上側には、受光素子111へ入射する光が基板101の表面において反射されることを防止する反射防止膜114が形成されている。反射防止膜114は、窒化シリコン(SiN)膜又は窒酸化シリコン(SiON)膜等とすればよい。
絶縁膜積層体102は、複数の配線104が埋め込まれており、受光素子111に対応する領域に凹部を有している。ゲート電極115等を覆う第1の層間絶縁膜121は、厚さが400nm程度のSiO2膜又は酸化炭化シリコン(SiOC)膜等とすればよい。第1の層間絶縁膜121の上には、第2の層間絶縁膜122及び第3の層間絶縁膜123が順次形成されている。第2の層間絶縁膜122及び第3の層間絶縁膜123は、厚さが300nm程度のSiO2膜又はSiOC膜等とすればよい。第2の層間絶縁膜122及び第3の層間絶縁膜123には、ダマシンプロセス等により形成された配線104が埋め込まれている。配線104は、第2の層間絶縁膜122又は第3の層間絶縁膜123に形成された溝部に埋め込まれた厚さが200nm程度の銅膜143と、銅原子の拡散を防止するバリアメタル膜142とを有している。バリアメタル膜142は、厚さが20nm程度のタンタル又は窒化タンタル等とすればよい。配線104の上には、銅原子の拡散を防止する拡散防止膜144が形成されている、拡散防止膜144は、厚さが50nm程度の炭化シリコン(SiC)膜、酸化炭化シリコン(SiOC)膜、SiON膜又はSiN膜等とすればよい。絶縁膜積層体102の最上部には、平坦化のためにテトラエトキシシラン(TEOS)膜等からなる平坦化絶縁膜124が形成されている。
光導波路103は、絶縁膜積層体102における受光素子111の上側に形成された凹部に埋め込まれた、第1の膜131及び第2の膜132からなる。第1の膜131は、屈折率が高い絶縁膜とすることが好ましいが、屈折率が絶縁膜積層体102を構成する層間絶縁膜よりも小さい膜とすることも可能である。第2の膜132は、できるだけ屈折率が高い絶縁膜とすることが好ましく、少なくとも絶縁膜積層体102を構成する層間絶縁膜よりも屈折率が高い膜であり且つ第1の膜131以上の屈折率を有する膜とすればよい。層間絶縁膜は、屈折率が1.4〜1.5程度のSiO2膜又は屈折率が1.5〜1.6程度のSiOC膜が通常用いられる。このため、第1の膜131及び第2の膜132は、屈折率が1.9〜2.0程度のSiN膜又は屈折率が1.6〜1.8程度の窒酸化シリコン(SiON)膜等とすることが好ましい。第1の膜131と第2の膜132とは、異なる材料を用いて形成してもよい。例えば、第2の膜をSiN膜とし、第1の膜をSiON膜としてもよい。また、第1の膜131は、SiOC膜又はSiO2膜等とすることも可能である。
第1の膜131における凹部の側面上に形成されている部分は、凹部の上部における膜厚W1が凹部の下部における膜厚W2よりも小さい。このため、第2の膜132を気相成長法等により容易に埋め込むことができる。本実施形態においては、受光素子111は、幅が700nm程度であり、凹部は、幅が1000nm程度であり深さが600nm程度である。この場合には、第1の膜131の凹部の上部における厚さW1は200nm程度とし、凹部の下部における厚さW2は400nm程度とすればよい。
第2の膜132の上には、平坦化樹脂層151、カラーフィルタ152、平坦化膜153及びマイクロレンズ154が順次形成されている。平坦化樹脂層151は、第2の膜132の上面の平坦性の向上及びカラーフィルタ152の接着性の向上のために設けられている。但し、第2の膜132の平坦性が十分であれば設けなくてもよい。カラーフィルタ152は、図1においては1色分だけが示されているが、赤(R)、緑(G)及び青(B)のフィルタがベイヤ配列されている。カラーフィルタの配列は、ベイヤ配列以外の配列でもよい。また、補色系のフィルタであってもよい。平坦化膜153は、色が異なるカラーフィルタ152同士の間に生じる段差を低減するために設けられている。マイクロレンズ154は、受光素子111への集光性を向上させるために設けられている。
以下に、光導波路103の形成方法について説明する。受光素子111等が形成された基板101の上に、配線104が埋め込まれた絶縁膜積層体102を既知の方法により形成した後、図2(a)に示すように、絶縁膜積層体102における受光素子111の上側に凹部102aを形成する。図2(a)において、凹部102aは第1の層間絶縁膜121に達していないが、凹部102aが第1の層間絶縁膜121に達していてもよい。また、凹部102aの底面は、基板101の主面と並行な面であることが好ましい。凹部102aの幅及び深さは、受光素子111の平面寸法と、マイクロレンズ154及び光導波路103を組み合わせた場合の集光性等とを考慮して決定すればよい。本実施形態においては、凹部102aの幅が1000nmで深さが600nm(アスペクト比が0.6)であるとして説明する。
次に、図2(b)に示すように、化学気相堆積法(CVD法)等を用いてSiN等からなる第1の膜131を形成する。CVD法によりSiN膜等を堆積した場合には、凹部102aの上部において下部よりも膜厚が厚くなりオーバーハング部が形成される。オーバーハング部により凹部102aが塞がれると、第2の膜132による埋め込みが困難となるため、第1の膜131は凹部102aの上部が塞がれず凹部102aに対応する位置に凹部102bが残存するように形成する。凹部102aの上部が塞がれないようにするには、絶縁膜積層体102における凹部102aを除く領域(平坦部)の膜厚を凹部102aの幅の60%程度以下とすることが好ましい。本実施形態においては、絶縁膜積層体102における平坦部の膜厚を500nmとした例を説明する。
次に、図3(a)に示すように、ドライエッチング法を用いたエッチバックを行い、オーバーハング部を除去する。これにより、第1の膜131は凹部102aの上部における膜厚が、下部における膜厚よりも薄くなる。従って、底面よりも上端部における幅が広い凹部102cが形成される。本実施形態においては、平坦部におけるエッチバック量を300nm程度とすれば、オーバーハング部が除去され、凹部102aの上部において下部よりも膜厚を薄くできる。これにより、凹部102aの上部における第1の膜131の膜厚W1が150nm程度となり、下部における膜厚W2が350nm程度となる。膜厚W1が膜厚W2の3分の7程度以下であれば、アスペクト比が0.6程度の場合にもボイドの発生を避けることが可能となる。
次に、図3(b)に示すように、CVD法等を用いてSiN等からなる第2の膜132を堆積し、凹部102cを埋め込む。第2の膜132の上面には、凹部102cに対応する位置に窪み132aが生じる。
次に、図4(a)に示すように、化学機械研磨法(CMP法)等を用いて第2の膜132の上面を研磨して平坦化する。
次に、図4(b)に示すように、平坦化樹脂層151、カラーフィルタ152、平坦化膜153及びマイクロレンズ154等を順次形成する。なお、本実施形態においては、カラーフィルタ152が切れ目なく形成されている構成を示した。しかし、図5に示すようにカラーフィルタ152同士の間に分離用の絶縁膜156を形成してもよい。カラーフィルタ152よりも屈折率が低い材料によりカラーフィルタを囲むことにより、カラーフィルタ152における集光性を向上させることができる。一般的なカラーフィルタの屈折率は1.5〜1.7程度であるため、絶縁膜156はこれよりも屈折率が低いTEOS膜(屈折率1.45)等とすればよい。
本実施形態においては、第1の膜131と第2の膜132とを順次形成することにより凹部102aを埋め込んでいる。また、第1の膜131を形成した後、エッチバックを行い凹部102aの上部における膜厚W1を下部における膜厚W2よりも小さくしている。このため、第2の膜132を成膜する際に、凹部102aの内部に気体原料が十分に供給される。従って、CVD法等を用いて屈折率が高い材料からなる膜を形成する場合においても、凹部102aの内部において第2の膜132にボイドが発生しにくくなる。その結果、屈折率が高く集光性に優れた光導波路を効率良く形成することが可能となる。
図6は、凹部のアスペクト比と光導波路に生じるボイドの幅との関係を示している。ボイドの幅は、基板の主面と並行な方向の最大値としている。第2の縦軸における感度低下率はボイドの幅から理論的に算出している。評価に用いた光導波路は、CVD法によりSiN膜を形成している。また、第1の膜における凹部の上部の膜厚と下部の膜厚との比は3/7としている。
凹部に一度に絶縁膜を埋め込んで形成する従来の光導波路においては、アスペクト比が小さい場合にも大きなボイドが発生しており、ボイドによる感度の低下が避けられない。一方、凹部の上部における膜厚が下部における膜厚よりも小さい第1の膜を形成した後、第2の膜を埋め込んで形成する本実施形態の光導波路は、アスペクト比が0.6程度まではボイドが発生していない。このように、本実施形態においては、アスペクト比が大きい場合にも、屈折率が高い材料を用いて集光性が高い光導波路を形成することが可能であり、集光性に優れた固体撮像装置を実現できる。
図7は、第1の膜131における凹部102aの側面上に形成された部分の傾斜角度αとボイド幅との関係を示している。図7における傾斜角度αとは、図1においてAの記号で示した下端部と、Bの記号で示した深さ方向の中央部とを結ぶ直線と、基板101の主面と並行な方向(水平方向)とがなす角αを意味する。評価に用いた凹部102aのアスペクト比は0.6としている。図7に示すように、第1の膜131の傾斜角度αを75°以下とすることにより光導波路103内におけるボイドの発生を抑えることができる。なお、傾斜角度αは、例えばモノフルオロメタン(CH3F)と酸素(O2)とを用いたエッチバックの場合には、CH3FとO2との比を変化させることにより調整することができる。
CVD法により、屈折率が1.93程度のSiNからなる第2の膜132を埋め込んだ光導波路と、塗布法により、屈折率が1.75程度のチタン含有シロキサンポリマーを埋め込んだ光導波路とを実際に作成して比較した。SiN膜を用いた場合には、チタン含有シロキサンポリマーを用いた場合と比べて、受光素子111に入射する光量が少なくとも10%以上向上した。このように、本実施形態の固体撮像装置は、SiN等の屈折率が高い材料をボイドを発生させることなく埋め込むことが可能であり、集光性の向上に有用である。
本実施形態においては、第2の膜132をCMP法等により研磨して平坦化する方法について説明した。しかし、図8に示すように、第2の膜132の上に塗布膜からなる平坦化用の犠牲膜161を形成した後、犠牲膜161と第2の膜132とをエッチングすることにより第2の膜132を平坦化してもよい。犠牲膜161は、レジスト膜又はスピンオングラス(SOG)膜等を用いればよい。
光導波路103の集光性は光導波路103の基板101の主面と垂直な方向の長さ(深さ)の影響を受ける。このため、第2の膜132を平坦化する際の研磨量は、マイクロレンズ154との組み合わせにより集光性が最大となる深さを確保できるように調整すればよい。必要に応じて図9に示すように、第2の膜132における平坦部の上に形成された部分を除去してもよい。また、図10に示すように第1の膜131における平坦部の上に形成された部分についても除去してかまわない。図10においては、第1の膜131における平坦部の上に形成された部分を完全に除去する例を示しているが、絶縁膜積層体102の平坦部の上に所定の厚さの第1の膜131を残存させてもよい。第2の膜132及び第1の膜131における凹部102aを除く領域に形成された部分を除去することにより、第2の膜132及び第1の膜131により、凹部102aの外部に光が漏れることを防止できるという効果も得られる。
本実施形態においては、第1の膜131を形成した後に残存する凹部102cが平坦な底面を有するようにした例を示した。しかし、第1の膜131における凹部102aの上部に形成された部分の膜厚が、下部に形成された部分の膜厚よりも大きければよく、平坦な底面が形成されている必要はない。例えば、図11に示すように第1の膜131により断面V字状の凹部が残存するようにしてもよい。残存する凹部を断面V字状とすることにより、第1の膜131の凹部の側面上に形成された部分の傾斜角度αをさらに大きくすることができ、第2の膜132の埋め込みがより容易となるという利点が得られる。
傾斜角度αを大きくするには、窒素(N2)、水素(H2)又はフッ化炭素系のガス等の堆積性の強いガスを用いて第1の膜131を厚く成膜しつつ、エッチングすればよい。フッ化炭素系のガスとしては、一般式がCHxyで表されるガスを用いることができる。フッ化炭素系のガスとしてHを含まない(x=0)4フッ化炭素を用いることも可能であるが、xが大きい方が堆積性が強く、CH3F、CHF3等を用いることが好ましい。堆積性が強いガスをエッチング用いる場合には、エッチングストップが生じる可能性があるが、酸素(O2)等を添加することにより、エッチングストップの発生を抑制することができる。例えば、CHxyで表されるフッ化炭素系のガスを用いた場合にはH及びFが解離し、余った結合手を有するCHx2y2が生成されると共に、CHx2y2同士の重合が生じる。H及びFの解離は、エッチングガスを分解するために印加する電力を高くするほどガスの分解が促進される。このため、エッチングストップが生じない範囲において印加する電力を大きくすれば、重合膜がより厚く形成され、凹部の下部において幅を狭くすることができる。また、ガスの圧力が高いほどプラズマ中のイオンの指向性が弱くなり、重合膜の生成と消滅とのうち、消滅の速度が小さくなる。このため、エッチングストップが生じない範囲においてガスの圧力を高くした方が、重合膜の膜厚が厚くなり、傾斜角度αをより大きくすることができる。
また、絶縁膜積層体102に形成する凹部102aの側面は基板101の主面に対して垂直になっている必要はなく、図12に示すように上端部の幅が下端部の幅よりも広がった形状としてもよい。凹部102aの側面の傾きを大きくすれば光導波路103の埋め込みがさらに容易となる。一方、凹部102aの側面の傾きを大きくしようとすると、底面の平坦性が損なわれ受光素子111へ光が入射しにくくなるおそれがある。また、絶縁膜積層体102は材質が異なる複数の膜の積層体であり、凹部の側面の傾きを大きくすることは困難である。しかし、底面の平坦性が損なわれない範囲で、絶縁膜積層体102に形成する凹部の側面の傾きを大きくすれば、光導波路103の埋め込みがさらに容易になるという利点が得られる。
本実施形態においては、第2の膜132の上面を平坦化する例を示した。しかし、図13に示すように第2の膜132の凹部に形成された部分の上面を凸レンズ状に加工してもよい。第2の膜132の上面を凸レンズ状とすることにより、受光素子111への集光性をさらに向上させることができる。
第2の膜132の上面を凸レンズ状に加工する場合には、図8に示すように第2の膜132の上に、犠牲膜161を形成した後、犠牲膜161及び第2の膜132をエッチングして形成すればよい。第2の膜132の上面を凸レンズ状に加工する場合には、犠牲膜161のエッチングレートよりも第2の膜132のエッチングレートが大きくなる条件で犠牲膜161及び第2の膜132を全面エッチング処理し、犠牲膜161を全て除去すればよい。犠牲膜161は、レジスト膜又はSOG膜等とし、膜厚は800nm程度とすればよい。また、第2の膜132よりも第1の膜131のエッチングレートが大きくなる条件でエッチング処理しても第2の膜132の上面を凸レンズ状に加工できる。さらに、犠牲膜161を形成せず、図3(b)に示すように第2の膜132を堆積し、凹部102cを埋め込んだ後に第2の膜132よりも第1の膜131のエッチングレートが大きくなる条件でエッチング処理しても第2の膜132の上面を凸レンズ状に加工できる。
また、図14に示すように第2の膜132における絶縁膜積層体102の平坦部の上に形成された部分が除去された構造となるまでエッチングを行ってもよい。なお、図14においては、第1の膜131が絶縁膜積層体102の平坦部の上に残存している例を示したが、第1の膜131における絶縁膜積層体102の平坦部の上に形成された部分を完全に除去してもよい。
第2の膜の上面を凸レンズ状とする場合においても、第1の膜を堆積した後に残存する凹部のテーパ角を小さくしてもよい。また、絶縁膜積層体に形成する凹部の側面が傾斜している構造としてもよい。さらに、カラーフィルタが絶縁膜により互いに分離された構造としてもよい。
本実施形態において絶縁膜積層体が2層の配線を含む例を示した。しかし、3層以上の配線が形成されていてもよい。
本実施形態においては、凹部に第1の膜と第2の膜とを埋め込むことにより光導波路を形成する例を示したが、凹部への膜の堆積とエッチングとを2回以上繰り返し、3つ以上の膜を埋め込む構成としてもよい。第1の膜及び第2の膜の堆積にCVD法を用いる例を示したが、物理気相堆積(PVD)法等を用いることもできる。
本実施形態においては、MOS型の固体撮像装置について説明したが、CCD(Charge Coupled Device)型の固体撮像装置にも適用することができる。
本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法は、屈折率が高い材料を埋め込んだ集光性が高い光導波路を備えた固体撮像装置を容易に実現でき、小型で且つ高感度な固体撮像装置及びその製造方法等として有用である。
101 基板
102 絶縁膜積層体
102a 凹部
102b 凹部
102c 凹部
103 光導波路
104 配線
111 受光素子
111A 電荷蓄積層
111B 表面層
112 素子分離領域
113 ゲート絶縁膜
114 反射防止膜
115 ゲート電極
121 第1の層間絶縁膜
122 第2の層間絶縁膜
123 第3の層間絶縁膜
124 平坦化絶縁膜
131 第1の膜
132 第2の膜
132a 窪み
141 配線
142 銅膜
143 バリアメタル膜
144 拡散防止膜
151 平坦化樹脂層
152 カラーフィルタ
153 平坦化膜
154 マイクロレンズ
156 絶縁膜
161 犠牲膜

Claims (24)

  1. 半導体基板の上に形成された受光部と、
    前記半導体基板の上に形成され、層間絶縁膜を含み、前記受光部と対応する位置に第1の凹部を有する絶縁膜積層体と、
    前記第1の凹部に形成され、前記受光部に光を導く光導波路とを備え、
    前記光導波路は、前記絶縁膜積層体側から順次形成された第1の膜及び第2の膜を有し、
    前記第1の膜及び前記第2の膜の屈折率はそれぞれ前記層間絶縁膜の屈折率よりも高く、
    前記第1の膜は、前記第1の凹部の側面及び底面を覆い且つ前記第1の凹部と対応する位置に第2の凹部を有し、
    前記第2の膜は前記第2の凹部内を埋め込むように形成されており、
    前記第1の膜における前記第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、前記第1の凹部の上部において下部よりも薄く、
    前記第1の凹部の側面には、前記層間絶縁膜を含む複数の層が露出し、
    前記第1の膜は、前記第1の凹部の側面において前記複数の層と接することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第2の膜は前記第1の膜と接するように形成されており、
    前記第2の膜は前記第2の凹部内を前記第2の凹部の上端まで埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1の膜及び前記第2の膜は単層膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1の膜は、窒化シリコン膜又は窒酸化シリコン膜であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第2の膜は、窒化シリコン膜又は窒酸化シリコン膜であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第1の膜における前記第1の凹部の側面を覆う部分の深さ方向の中央部と下端部とを結ぶ直線は、前記半導体基板の主面と並行な方向となす角が75°以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1の膜における前記第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、前記第1の凹部の上部と下部とにおいて比が3:7以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1の凹部の底面は、前記半導体基板の主面と並行な平面であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  9. 前記第2の膜の屈折率は、前記第1の膜の屈折率よりも大きいことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  10. 前記第2の膜は、前記第1の凹部の外側の領域に形成されていないことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  11. 前記第1の膜の上面は、前記絶縁膜積層体の上面と同一平面に形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  12. 前記第1の膜における前記第1の凹部の側面上に形成された部分は、前記第1の凹部の上部から下部に向かって膜厚が直線的に増加していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  13. 前記第2の膜における前記第1の凹部に形成された部分は、上面が凸レンズ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  14. 受光素子を形成した半導体基板の上に、前記受光素子と対応する位置に第1の凹部を有する絶縁膜積層体を形成する工程と、
    前記第1の凹部に埋め込まれた光導波路を形成する工程とを備え、
    前記光導波路を形成する工程は、
    前記絶縁膜積層体の上に前記第1の凹部と対応する位置に第2の凹部が残存するように前記絶縁膜積層体より高い屈折率を有する第1の膜を形成する第1の成膜工程と、
    前記第1の膜における前記第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚を、前記第1の凹部の上部において下部よりも薄くするエッチング工程と、
    前記エッチング工程よりも後に前記第2の凹部を埋めるように前記絶縁膜積層体より高い屈折率を有する第2の膜を前記第1の膜の上に形成する第2の成膜工程とを含み、
    前記第1の凹部の側面には、前記層間絶縁膜を含む複数の層が露出し、
    前記第1の膜は、前記第1の凹部の側面において前記複数の層と接することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  15. 前記第2の膜は、前記第1の膜と接し、且つ前記第2の凹部内を前記第2の凹部の上端まで埋め込むように形成することを特徴とする請求項14に記載の固体撮像装置の製造方法。
  16. 前記第1の膜及び前記第2の膜は単層膜であることを特徴とする請求項14又は15に記載の固体撮像装置の製造方法。
  17. 前記第1の膜及び第2の膜は、化学気相堆積法により成膜することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  18. 前記エッチング工程において、前記第1の膜における前記第1の凹部の側面を覆う部分の深さ方向の中央部と下端部とを結ぶ直線が、前記半導体基板の主面と並行な方向となす角を75°以下とすることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  19. 前記エッチング工程において、前記第1の膜における前記第1の凹部の側面上に形成された部分の膜厚は、前記第1の凹部の上部と下部とにおける比が3:7以下とすることを特徴とする請求項14〜18のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  20. 前記エッチング工程は、窒素、水素又はフッ化炭素系のガスを用いて行うことを特徴とする請求項14〜19のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  21. 前記光導波路を形成する工程は、前記第2の成膜工程よりも後に、前記第2の膜における前記第1の凹部に形成された部分の上面を凸レンズ状に加工するレンズ形成工程を含むことを特徴とする請求項14〜20のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  22. 前記レンズ形成工程は、前記第2の膜を前記第1の膜よりも研磨レートを低くして研磨する工程であることを特徴とする請求項21に記載の固体撮像装置の製造方法。
  23. 前記レンズ形成工程は、前記第2の膜の上に犠牲膜を形成する工程、及び前記犠牲膜及び前記第2の膜をエッチバックする工程を含み、
    前記エッチバックは、前記第2の膜のエッチレートが前記犠牲膜のエッチレートよりも大きい条件で行うことを特徴とする請求項21に記載の固体撮像装置の製造方法。
  24. 前記レンズ形成工程は、前記第2の膜の上に犠牲膜を形成する工程、及び前記犠牲膜及び前記第2の膜をエッチバックする工程を含み、
    前記エッチバックは、前記第1の膜のエッチレートが前記第2の膜のエッチレートよりも大きい条件で行うことを特徴とする請求項21に記載の固体撮像装置の製造方法。
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