JP5393322B2 - 内視鏡 - Google Patents

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本発明は、内視鏡に関する。
図7、8に示すように、内視鏡1は一般に、挿入部2に挿通したライトガイドファイバ3の出射先端部3aを、該挿入部2先端の先端硬性部4に臨ませた基本構成を有する。ライトガイドファイバ3は、該ファイバ3の先端部を覆う口金5と、この口金5より後方部を覆う被覆チューブ6を有している。先端硬性部4は、口金5を密に嵌合させる密嵌合穴7と、被覆チューブ6を緩く嵌合させる遊動嵌合穴8とを有している。
従来、ライトガイドファイバ3を先端硬性部4に固定するとき、密嵌合穴7と口金5を接着剤9で接着し、遊動嵌合穴8と被覆チューブ6の間は自由状態とするのが普通であった。
特開平9−266880号公報
しかしながら、上記従来の内視鏡1にあっては、密嵌合穴7と口金5を接着剤9で接着しただけであるため、接着剤9が剥がれて、ライトガイドファイバ3(口金5)が先端硬性部4(密嵌合穴7)から後方にずれ、その結果ライトガイドファイバ3から出射される照明光の量が不十分となり、画像の明るさが減衰するという問題がある。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、ライトガイドファイバを先端硬性部に強固に固定することができ、照明光量の低下を招くことのない内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡は、挿入部に挿通したライトガイドファイバの出射先端部を、該挿入部先端の先端硬性部に臨ませた内視鏡において、上記ライトガイドファイバは、該ファイバの先端部を覆う口金と、この口金より後方部を覆う被覆チューブを有し、上記先端硬性部は、上記口金を密に嵌合させる密嵌合穴と、上記被覆チューブを緩く嵌合させる遊動嵌合穴とを備え、上記密嵌合穴と口金を接着し、上記遊動嵌合穴と被覆チューブとの間に、上記ライトガイドファイバの遊動を防ぐ接着剤を充填し、上記被覆チューブに覆われたライトガイドファイバは、上記先端硬性部の遊動嵌合穴より後方の湾曲部に向けて、該湾曲部への上記接着剤の流入を防ぐ充填剤を有していることを特徴としている。上記接着剤はエポキシ樹脂からなり、上記充填剤はシリコン樹脂からなるのが好ましい。
上記被覆チューブは、該被覆チューブが覆ったライトガイドファイバを部分的に露出させる接着剤導入孔を有することが好ましい。
上記被覆チューブとして、編組チューブを用いることができる。この場合、上記編組チューブは、ナイロン、ポリエステル、ステンレス及び黄銅のいずれかの材料から構成することが好ましい。
上記被覆チューブは、上記遊動嵌合穴に曲線形状又は蛇行形状を描きながら嵌合することができる。この場合、上記被覆チューブは、上記遊動嵌合穴から湾曲部にかけて、挿入部の軸線方向に向けて近づくように傾斜していることが好ましい。
上記密嵌合穴と口金は、挿入部の軸線方向に対して傾斜して設けることができる。
本発明によれば、ライトガイドファイバを先端硬性部に強固に固定することができ、このため、ライトガイドファイバの位置が後方にずれることによる照明光量の低下を招くことのない内視鏡を提供することができる。
本発明による電子内視鏡の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る電子内視鏡の先端硬性部の断面図である。 図2、4、5、6のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電子内視鏡の先端硬性部の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る電子内視鏡の先端硬性部の断面図である。 本発明の実施の形態4に係る電子内視鏡の先端硬性部の断面図である。 従来の内視鏡の先端硬性部の断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
(実施の形態1)
図1−3を用いて、本発明の実施の形態1に係る電子内視鏡10について説明する。
図1に示すように、電子内視鏡10は、操作者が把持する把持操作部11と、この把持操作部11から延出する可撓性のある挿入部12とを有している。本明細書における前後方向は、挿入部12の先端側を「前方」、挿入部12の基端側を「後方」とする。挿入部12の先端部は先端硬性部13により構成してあり、その直後は管状の湾曲部14となっている。湾曲部14は、把持操作部11に設けた湾曲操作レバー15の回転操作に応じて湾曲するものである。把持操作部11からはユニバーサルチューブ16が延出されており、このユニバーサルチューブ16の先端にはコネクタ部17が設けられている。
図2、3に示すように、電子内視鏡10には一対のライトガイドファイバ20、30が内蔵されていて、このライトガイドファイバ20、30は、挿入部12の先端硬性部13から湾曲部14、把持操作部11、ユニバーサルチューブ16、コネクタ部17から突出するライトガイドスリーブ18内まで延びている。コネクタ部17の端子17aがビデオプロセッサのコネクタ端子(図示せず)に接続されると、ライトガイドファイバ20、30は、ビデオプロセッサに内蔵された内視鏡光源(図示せず)と光学的に接続される。そして、この内視鏡光源から発せられた照明光は、ライトガイドファイバ20、30内を導かれ、挿入部12の先端硬性部13の端面近傍に位置する照明光出射端面13aから出射される。
先端硬性部13は、金属部材からなる先端部本体40を有している。この先端部本体40は、先端壁41の後方に、撮像ユニット50及びライトガイドファイバ20、30を収納する大きい内部空間42と、中空パイプ(チャンネルパイプ)64を収納する小さい内部空間43とを有する(図3)。先端壁41には、内部空間42に連通させて対物用密嵌合穴44と、一対のライトガイド用密嵌合穴45が穿設されている。中空パイプ64の先端は、先端壁41に穿設した開口(図示せず)に臨んでいる。
先端部本体40の先端壁41の対物用密嵌合穴44には、対物枠(レンズ枠)65に収納された対物光学系(対物レンズ)66が挿入され、内部空間42内に、撮像ユニット50が挿入されている。対物用密嵌合穴44と対物枠65は接着剤で接着されている。撮像ユニット50は、前方から順に配置された固体撮像素子51、駆動回路基板52、この固体撮像素子51と駆動回路基板52を電気的に接続するリード線53、リード線53に半田付けされたケーブル芯線54、及びケーブル芯線54を束ねる糸巻部55を有し、これらが絶縁樹脂からなる接着剤56によって結合されている。糸巻部55で束ねられたケーブル芯線54は、被覆チューブ57内に導かれ、電子内視鏡10のコネクタ部17まで延びている。撮像ユニット50は、絶縁テープ58により囲まれた筒状の金属枠からなるシールドパイプ59の内円筒面に挿入された状態で、先端部本体40の内部空間42に収納されている。固体撮像素子51の前方には、カバーガラス51aが設けられている。駆動回路基板52の前方には、ICやコンデンサ、抵抗等の電子回路部品52aが実装されている。
先端部本体40の後端部には、湾曲部14の湾曲管の湾曲セグメント60の先端が、湾曲ワイヤ(アングルワイヤ)61により湾曲可能な状態で接続固定されている。湾曲セグメント60の外周は、柔軟性を有するゴムからなる湾曲ゴム(アングルゴム)62によって被覆されており、湾曲ゴム62は、緊縛糸63によって先端部本体40に固定されている。
一対のライトガイドファイバ20、30は、その先端部が金属製の筒状の口金21、31で覆われており、この口金21、31より後方が樹脂製の被覆チューブ22、32で覆われている。口金21、31は、先端部本体40の先端壁41の一対のライトガイド用密嵌合穴45に密に嵌合され、被覆チューブ22、32は、一対のライトガイド用密嵌合穴45後方の内部空間42の遊動嵌合穴42aに緩く嵌合されている。一対のライトガイド用密嵌合穴45と口金21、31の間は接着剤23、33で接着されており、口金21、31は、水密状態でマクロに見て動かないように一対のライトガイド用密嵌合穴45に固定されている。一対のライトガイド用密嵌合穴45は、先端硬性部13を先細り形状にするために、挿入部12の軸線方向に対して傾斜して設けられている。一対のライトガイドファイバ20、30の出射先端部20a、30aは、先端部本体40のライトガイド用密嵌合穴45の端面に設けられた配光レンズ67を介して先端硬性部13に臨んでいる。
遊動嵌合穴42aと被覆チューブ22、32の間には、例えばエポキシ樹脂からなる接着剤70が充填されていて、遊動嵌合穴42a内における一対のライトガイドファイバ20、30の遊動が防止される。ライトガイドファイバ20、30は、遊動嵌合穴42aより後方の湾曲部14に向けて、例えばシリコン樹脂からなるゲル状の充填剤24、34を有している。
対物光学系66と一対のライトガイドファイバ20、30は、次のように先端硬性部13に固定される。まず一対のライトガイドファイバ20、30の口金21、31を、先端部本体40の先端壁41の一対のライトガイド用密嵌合穴45に密に嵌合し、接着剤23、33で接着する。また、対物光学系66を収納した対物枠65を、先端部本体40の先端壁41の密嵌合穴44に密に嵌合し接着剤で接着する。この状態では、対物光学系66と一対のライトガイドファイバ20、30は、内部空間42内において遊んでいる(互いの間に大きい隙間がある)状態にある。
この状態において、先端部本体40の内部空間42の撮像ユニット50を収納する領域に、例えばポリテトラフルオロエチレン製のダミーブロックを配置する。この状態においては、先端部本体40の内部空間42内には、ダミーブロックを除く領域に遊動嵌合穴42aが形成されているから、この遊動嵌合穴42a内に接着剤70を充填して固化させる。これにより、遊動嵌合穴42a(内部空間42内のダミーブロック配置領域を除いた領域)において、接着剤70と被覆チューブ22、32が一体に接着固定される。最後に、先端部本体40の内部空間42からダミーブロックを除去して、このダミーブロック配置領域に撮像ユニット50を収納する。つまり、撮像ユニット50は、内部空間42のうち、接着剤70によって閉塞された遊動嵌合穴42aを除いた領域に収納される。
以上のように構成された電子内視鏡10を用いて観察を行う際には、挿入部12を被験者の体腔内に挿入して先端硬性部13を観察対象部位まで導き、ライトガイドファイバ20、30を介して観察対象部位に照明光を照射する。観察対象部位から反射した照明光は、対物光学系66を通して撮像ユニット50の固体撮像素子51の受光面に結像し、画像信号に光電変換される。この画像信号は、リード線53からケーブル芯線54を介して、電子内視鏡10のコネクタ部17に接続されたビデオプロセッサ(図示せず)まで伝送され、観察画像の表示が可能になる。
本実施の形態では、ライトガイドファイバ20、30は、一対のライトガイド用密嵌合穴45と口金21、31との間に位置する接着剤23、33だけでなく、遊動嵌合穴42aと被覆チューブ22、32との間に位置する接着剤70によっても先端硬性部13に固定されている。このため、ライトガイドファイバ20、30が後方に移動することに起因する照明光量低下を招くことがない。つまり、従来の内視鏡では、一対のライトガイド用密嵌合穴45と口金21、31を接着剤23、33で接着しただけであるため、接着剤23、33が剥がれて、ライトガイドファイバ20、30(口金21、31)が先端硬性部13(一対のライトガイド用密嵌合穴45)から後方にずれ、その結果ライトガイドファイバ20、30から出射される照明光の量が不十分となる可能性があったが、本実施形態によれば、そのおそれがない。
また、ライトガイドファイバ20、30は、遊動嵌合穴42aより後方の湾曲部14に向けて、例えばシリコン樹脂からなるゲル状の充填剤24、34を有しているので、遊動嵌合穴42aより後方の湾曲部14に向かって接着剤70が流入するのを防いで、湾曲部14の湾曲動作による屈曲に対する耐久性を高めることができる。すなわち、先端硬性部13の前方では、ライトガイドファイバ20、30をライトガイド用密嵌合穴45と遊動嵌合穴42aに強固に固定して十分な量の照明光を確保し、一方、先端硬性部13の後方から湾曲部14にかけては、充填剤24、34により接着剤70が流入するのを防いで湾曲部14を滑らかに湾曲させることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る電子内視鏡10の先端硬性部の断面図である。本実施の形態2の電子内視鏡10は、実施の形態1の被覆チューブ22、32に代えて被覆チューブ80、85を有している。この被覆チューブ80、85は、ライトガイドファイバ20、30を部分的に露出させ、接着剤70を導く接着剤導入孔81、86を有している点で、実施の形態1と異なる。
この接着剤導入孔81、86によって、接着剤70と、被覆チューブ80、85と、ライトガイドファイバ20、30とが一体的に接着されるので、ライトガイドファイバ20、30を先端硬性部13(遊動嵌合穴42a)に強固に固定することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係る電子内視鏡10の先端硬性部の断面図である。本実施の形態3の電子内視鏡10は、遊動嵌合穴42a内でライトガイドファイバ20、30を覆う部材として、編組チューブ90、95を有している。編組チューブ90、95は、ナイロン、ポリエステル、ステンレス及び黄銅などの材料からなり、その後方は、実施の形態1と同様の被覆チューブ22、32により覆われている(編組チューブ90、95の後端部に被覆チューブ22、32の前端部が被せられている)。
本実施の形態3によれば、編組チューブ90、95の空隙91、96により、接着剤70と、編組チューブ90、95と、ライトガイドファイバ20、30とが一体的に接着されるので、ライトガイドファイバ20、30を先端硬性部13(遊動嵌合穴42a)に強固に固定することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4に係る電子内視鏡10の先端硬性部の断面図である。本実施の形態4の電子内視鏡10は、実施の形態2の被覆チューブ80、85が、遊動嵌合穴42aに曲線形状又は蛇行形状を描きながら嵌合されている。すなわち、ライトガイドファイバ20、30の口金21、31を先端部本体40の先端壁41の一対のライトガイド用密嵌合穴45に密に嵌合して接着剤23、33で接着した後、ライトガイドファイバ20、30(被覆チューブ80、85)を前方に押し込んで曲線形状又は蛇行形状にした状態で、先端部本体40の内部空間42の遊動嵌合穴42aに、接着剤70を充填して固化させる。
被覆チューブ80、85は、遊動嵌合穴42aから湾曲部14にかけて、挿入部12の軸線方向に向けて近づくように傾斜している。これにより、内視鏡10の収納スペースを効率的に使用することができ、中空パイプ64、ケーブル芯線54、及びライトガイドファイバ20、30等の長尺部材を電子内視鏡10の可撓管に挿入しやすくなり、組立効率が向上する。また、被覆チューブ80、85が湾曲部14の湾曲中心に近いため、湾曲部14の湾曲時にライトガイドファイバ20、30に引張りの負荷が掛かりにくく、耐久性を高めることができる。
本実施の形態4によれば、被覆チューブ80、85が遊動嵌合穴42aを通る距離が長くなるので、接着剤70と被覆チューブ80、85の接触面積を大きくすることができ、ライトガイドファイバ20、30を先端硬性部13(遊動嵌合穴42a)に強固に固定することができる。
本実施の形態4は、実施の形態1の(接着剤導入孔のない)被覆チューブ22、32を用いる態様、及び実施の形態3の編組チューブ90、95と被覆チューブ22、32を組み合わせて用いる態様についても適用可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
10 電子内視鏡
11 把持操作部
12 挿入部
13 先端硬性部
13a 照明光出射端面
14 湾曲部
15 湾曲操作レバー
16 ユニバーサルチューブ
17 コネクタ部
17a コネクタ端子
18 ライトガイドスリーブ
20、30 一対のライトガイドファイバ
20a、30a 出射先端部
21、31 口金
22、32 被覆チューブ
23、33 接着剤
24、34 充填剤
40 先端部本体
41 先端壁
42 大きい内部空間
42a 遊動嵌合穴
43 小さい内部空間
44 対物用密嵌合穴
45 一対のライトガイド用密嵌合穴
50 撮像ユニット
51 固体撮像素子
51a カバーガラス
52 駆動回路基板
52a 電子回路部品
53 リード線
54 ケーブル芯線
55 糸巻部
56 接着剤
57 被覆チューブ
58 絶縁テープ
59 シールドパイプ
60 湾曲セグメント
61 湾曲ワイヤ(アングルワイヤ)
62 湾曲ゴム(アングルゴム)
63 緊縛糸
64 中空パイプ(チャンネルパイプ)
65 対物枠(レンズ枠)
66 対物光学系(対物レンズ)
67 配光レンズ
70 接着剤
80、85 被覆チューブ
81、86 接着剤導入孔
90、95 編組チューブ
91、96 空隙

Claims (8)

  1. 挿入部に挿通したライトガイドファイバの出射先端部を、該挿入部先端の先端硬性部に臨ませた内視鏡において、
    上記ライトガイドファイバは、該ファイバの先端部を覆う口金と、この口金より後方部を覆う被覆チューブを有し、
    上記先端硬性部は、上記口金を密に嵌合させる密嵌合穴と、上記被覆チューブを緩く嵌合させる遊動嵌合穴とを備え、
    上記密嵌合穴と口金を接着し、
    上記遊動嵌合穴と被覆チューブとの間に、上記ライトガイドファイバの遊動を防ぐ接着剤を充填し
    上記被覆チューブに覆われたライトガイドファイバは、上記先端硬性部の遊動嵌合穴より後方の湾曲部に向けて、該湾曲部への上記接着剤の流入を防ぐ充填剤を有していることを特徴とする内視鏡。
  2. 請求項1記載の内視鏡において、
    上記接着剤はエポキシ樹脂からなり、上記充填剤はシリコン樹脂からなる内視鏡。
  3. 請求項1または2記載の内視鏡において、
    上記被覆チューブは、該被覆チューブが覆ったライトガイドファイバを部分的に露出させる接着剤導入孔を有する内視鏡。
  4. 請求項1または2記載の内視鏡において、
    上記被覆チューブは編組チューブである内視鏡。
  5. 請求項4記載の内視鏡において、
    上記編組チューブは、ナイロン、ポリエステル、ステンレス及び黄銅のいずれかの材料からなる内視鏡。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の内視鏡において、
    上記被覆チューブは、上記遊動嵌合穴に曲線形状又は蛇行形状を描きながら嵌合されている内視鏡。
  7. 請求項6記載の内視鏡において、
    上記被覆チューブは、上記遊動嵌合穴から湾曲部にかけて、挿入部の軸線方向に向けて近づくように傾斜している内視鏡。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載の内視鏡において、
    上記密嵌合穴と口金は、挿入部の軸線方向に対して傾斜して設けられている内視鏡。
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