JP5391830B2 - 無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法 - Google Patents

無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法 Download PDF

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Description

この発明は、無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法に関する。
従来、移動通信システムにおけるフロー制御方法が知られている。例えば、有線区間の帯域使用率を基に求めた伝送可能レートと無線区間の最大伝送可能レートとにより、有線区間の最大許容伝送レートを求める方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、例えば、アプリケーションごとのトラヒック量情報、端末ごとの無線区間の通信品質情報およびアプリケーションごとの通信品質情報に基づいて下り方向のパケット転送に関わるフロー制御パラメータを決定する通信制御システムが知られている。端末ごとの無線通信品質情報は、端末の電源断・故障、電波状況の劣化および上り無線電力情報であり、端末から無線基地局に対する上り方向に送信される無線データフレームに相乗りして運ばれてくる(例えば、特許文献2参照。)。また、各ユーザに対する保証レートごとにサービスクラスを設け、サービスクラス別のバッファへの重みを所定の周期ごとに更新するパケット転送レート制御方法が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2007−259031号公報 特開2000−295276号公報 特開2002−57707号公報
しかしながら、従来の技術では、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率を考慮してフロー制御を行っていないため、無線区間のデータ転送可能量と有線区間のデータ流量を平準化することが困難であるという問題点がある。
無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法は、移動局との間の無線区間のデータ転送可能量と、他の装置との間の有線区間のデータ流量と、を平準化することを目的とする。
この無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法は、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて無線区間の無線品質を測定するとともに、有線区間のデータ流量を測定し、それぞれの測定により得られた有線区間のデータ流量および無線区間の無線品質に基づいて有線区間のデータに対してフロー制御を行う。
この無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法によれば、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率を考慮して有線区間のデータに対してフロー制御を行うことができる。
この無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法によれば、移動局との間の無線区間のデータ転送可能量と、他の装置との間の有線区間のデータ流量と、を平準化することができるという効果を奏する。
実施の形態1における通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2における通信システムのデータ転送処理手順を示すシーケンス図である。 実施の形態2における無線基地局装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すシーケンス図である。 実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明の無線基地局装置、通信システムおよびデータ転送方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
・通信システムの構成および無線基地局装置の構成
図1は、実施の形態1における通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、無線基地局装置1は、有線通信の伝送路2を介して他の装置3との間でデータの送受信を行う。他の装置3として、上位装置や他の無線基地局装置などが挙げられる。無線基地局装置1は、無線通信の伝送路4を介して移動局5との間でデータの送受信を行う。無線基地局装置1は、無線通信部6、有線通信部7および制御部8を備えている。無線通信部6は、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて無線区間の無線品質を測定する。無線通信部6は、測定した無線品質を制御部8へ通知する。有線通信部7は、有線区間のデータ流量を測定する。有線通信部7は、測定したデータ流量を制御部8へ通知する。有線通信部7は、有線区間のデータに対してフロー制御を行う。制御部8は、有線通信部7から通知された有線区間のデータ流量および無線通信部6から通知された無線区間の無線品質に基づいて、有線通信部7が行うフロー制御を制御する。
・データ転送処理手順
図2は、実施の形態1におけるデータ転送処理手順を示すフローチャートである。図2に示すように、データ転送処理が開始されると、まず、無線基地局装置1の無線通信部6は、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて無線区間の無線品質を測定する(ステップS1)。また、無線基地局装置1の有線通信部7は、有線区間のデータ流量を測定する(ステップS2)。無線品質を測定するステップの前にデータ流量を測定するステップを行ってもよいし、無線品質を測定するステップとデータ流量を測定するステップとを同時に行ってもよい。次いで、無線基地局装置1の制御部8および有線通信部7は、有線通信部7により測定された有線区間のデータ流量と、無線通信部6により測定された無線区間の無線品質とに基づいて、有線区間のデータに対してフロー制御を行う(ステップS3)。そして、データ転送処理を終了する。
実施の形態1によれば、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率を考慮して有線区間のデータに対してフロー制御を行うので、移動局5との間の無線区間のデータ転送可能量と、他の装置3との間の有線区間のデータ流量と、を平準化することができる。それによって、無線区間の無線品質が低下した場合でも、有線区間から無線区間へ転送されるデータが無線基地局装置1内に蓄積される量を減らすことができる。従って、無線基地局装置1に過大な容量のバッファ用メモリを搭載せずに済むので、無線基地局装置1が大型化して高価になるのを防ぐことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、パケット通信を行う通信システムに適用したものである。パケット通信を行う通信システムとして、例えばAsynchronous Transfer Mode(ATM、非同期転送モード)のシステム、Long Term Evolution(LTE)のシステム、またはLTEを発展させたLTE−Advancedが挙げられる。LTEは、3rd Generation Partnership Project(3GPP、第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト)において標準化されている移動体通信システムの仕様である。ここでは、一例として、LTEの場合について説明する。
・通信システムの構成
図3は、実施の形態2における通信システムの構成を示すブロック図である。図3に示すように、例えばLTEの通信システムでは、無線基地局装置11は、有線通信の伝送路12,13を介して他の無線基地局装置14や上位装置15などの他の装置との間でデータの送受信を行う。上位装置15としては、例えばMobility Management Entity/Serving Gateway(MME/S−GW、移動通信管理装置/サービングゲートウェイ)などの管理装置が挙げられる。無線基地局装置11は、無線通信の伝送路16を介して移動局17との間でデータの送受信を行う。上位装置15は、例えば有線通信の伝送路18を介して上位ネットワーク19に接続されている。
例えばLTEでは、無線基地局装置11,14と上位装置15との間には、例えばS1インタフェースと呼ばれる装置間インタフェースが確立される。無線基地局装置11と無線基地局装置14との間には、例えばX2インタフェースと呼ばれる装置間インタフェースが確立される。これら、S1インタフェースおよびX2インタフェースでは、Internet Protocol(IP、インターネットプロトコル)が用いられている。X2インタフェースは、移動局17が無線基地局装置間をハンドオーバするときに、上位装置15からハンドオーバ元の無線基地局装置14に送られてきたデータパケットをハンドオーバ先の無線基地局装置11へ転送する際に使用される。ハンドオーバ先の無線基地局装置11は、ハンドオーバ元の無線基地局装置14に送られてきたデータパケットを、装置内のバッファに格納する。ハンドオーバ先の無線基地局装置11は、移動局17へのデータ送信が可能になったタイミングで、バッファに格納されているデータパケットを移動局17へ送信する。無線基地局装置11は、バッファの使用容量または空き容量に応じて、有線区間のデータに対してフロー制御を行う。
・通信システムのデータ転送処理手順
図4は、実施の形態2における通信システムのデータ転送処理手順を示すシーケンス図である。図4に示すように、データ転送処理においては、まず、無線基地局装置11は、移動局17との間の無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて無線区間の無線品質を測定し、無線品質に基づいて無線状態の良否を判定する(ステップS11)。また、無線基地局装置11は、上位装置15や他の無線基地局装置14との間の有線区間(S1インタフェース、X2インタフェース)のデータ流量を測定する(ステップS12)。次いで、無線基地局装置11は、無線状態および有線区間のデータ流量に基づいて、フロー制御が必要であるか否かを判定する。判定の結果、フロー制御が必要である場合、無線基地局装置11は、有線区間のデータに対してフロー制御を実施する(ステップS13)。その際、無線基地局装置11は、無線状態がよい場合には、有線区間から無線基地局装置11に多くのデータが流入できるようにフロー制御を行う。無線状態が悪い場合には、無線基地局装置11は、有線区間から流入するデータの量を減らすようにフロー制御を行う。
有線区間のデータに優先度が設定されている場合には、無線基地局装置11は、データの優先度を判定し、優先度の低いデータをフロー制御の対象とする。図4に示す例では、データBの優先度がデータAの優先度よりも高い。従って、無線基地局装置11は、データAを破棄し(ステップS14)、データBを受け入れる(ステップS15)。無線基地局装置11は、データAの全部を破棄してもよいし、データAの一部を破棄してもよい。また、無線基地局装置11は、データBの全部を受け入れてもよいし、データBの一部を受け入れてもよい。いずれにしても、無線基地局装置11は、データAよりもデータBを優先的に受け入れて移動局17へ転送する(ステップS16)。フロー制御の対象であるデータに対して例えば複数回連続してフロー制御を実施したにもかかわらず、当該データの、無線基地局装置11への流入量を抑制することができない事態が発生する可能性がある。そのような場合、無線基地局装置11は、制御異常と見なし、該当するデータに対するフロー制御を停止する。それによって、無線基地局装置11の負荷を軽減することができる。
・無線基地局装置の構成
図5は、実施の形態2における無線基地局装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、無線基地局装置11は、アンテナ21、受信増幅器(Mast Head Amplifier)22、送信増幅器(Transmit Power Amplifier)23、送受信部(Transmitter Receiver)24、ベースバンド部(Base Band Unit)25、スイッチ部26、インタフェース部(High Way Interface)27、メモリ(Common Memory)28、呼処理部(Call Processing Unit)29およびデータベース部(Data Base unit)30を備えている。ベースバンド部25は、無線通信部として動作する。インタフェース部27は、有線通信部として動作する。呼処理部29は、制御部として動作する。図示例では、アンテナ21、受信増幅器22、送受信部24およびベースバンド部25は、それぞれ3個ずつ設けられているが、それぞれ1個または2個でもよいし、4個以上でもよい。
無線基地局装置11は、アンテナ21を介して無線区間に接続される。無線基地局装置11は、インタフェース部27を介して有線区間に接続される。ベースバンド部25は、無線区間の無線品質を測定する。インタフェース部27は、有線区間のデータ流量を測定する。インタフェース部27は、有線区間のデータに対してフロー制御を行う。呼処理部29は、インタフェース部27が実施するフロー制御を制御する。メモリ28の一部または全部は、転送対象のデータを一時的に保持する前記バッファとして用いられる。データベース部30は、フロー制御に必要なパラメータや、フロー制御に必要なパラメータを算出する際のデータを格納する。
・無線基地局装置のデータ転送処理手順
図6は、実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順を示すシーケンス図である。図6に示すように、データ転送処理が開始されると、まず、ベースバンド部25は、無線区間の無線品質を測定する。ベースバンド部25は、測定した無線区間の無線品質の情報を呼処理部29へ通知する(ステップS21)。一方、インタフェース部27は、有線区間のデータ流量を測定する。インタフェース部27は、測定した有線区間のデータ流量を呼処理部29へ通知する(ステップS22)。ステップS21とステップS22は同時でもよいし、ステップS22の後にステップS21でもよい。
呼処理部29は、ベースバンド部25およびインタフェース部27からそれぞれ通知された無線区間の無線品質および有線区間のデータ流量に基づいて、有線区間のデータに対してフロー制御を行う必要があるか否かを判定する(ステップS23)。判定の結果、フロー制御を行う必要がない場合、フロー制御は行われない。フロー制御を行う必要があるという判定結果である場合、呼処理部29は、フロー制御に必要なパラメータを算出する(ステップS24)。呼処理部29は、算出したフロー制御用のパラメータをインタフェース部27へ通知する(ステップS25)。インタフェース部27は、呼処理部29から受信したフロー制御用のパラメータに基づいて、有線区間のデータに対してフロー制御を実施する(ステップS26)。インタフェース部27は、フロー制御を実施した結果を呼処理部29へ通知する(ステップS27)。
呼処理部29は、インタフェース部27から受信したフロー制御の実施結果に基づいて、フロー制御の実施回数を計測し、フロー制御の必要性、すなわちフロー制御を継続するか否かを判定する(ステップS28)。例えば、呼処理部29は、所定回数連続してフロー制御を実施したにもかかわらず、改善されていない場合、フロー制御の対象であるデータに対するフロー制御を停止する。呼処理部29は、例えばフロー制御によって有線区間から無線基地局装置11へ流入するデータの量を、満足できる程度に抑制することができている場合、改善されていると判断する。呼処理部29は、例えば有線区間から無線基地局装置11へ流入するデータの量を、満足できる程度に抑制することができていない場合、改善されていないと判断する。
図7は、実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順の第1の例を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、ベースバンド部25は、無線区間の無線品質を測定する(ステップS31)。無線品質を測定するにあたって、ベースバンド部25は、無線基地局装置11が無線区間からデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて無線品質を測定してもよい。あるいは、ベースバンド部25は、移動局17が無線区間からデータを受信するときの受信データの誤り率を移動局17から受信し、移動局17から受信した誤り率に基づいて無線品質を測定してもよい。
無線品質として、例えば一定期間におけるAutomatic Request for Repeat(ARQ、自動再送要求)プロトコルにおけるCyclic Redundancy Check(CRC、巡回冗長検査)のエラー発生率を測定してもよい。ARQについては、3GPPのTS 36.300に記載されている。あるいは、無線品質として、例えばRadio Link Control Protocol Data Unit(RLC PDU)などのCRCエラー率(%)や、Block Error Rate(BLER、ブロック誤り率)や、Bit Error Rate(BER、ビット誤り率)など、無線の品質を測定できるものであればよい。ここでは、ARQのCRCエラー発生率を用いる。
例えば、CRCエラー率(%)を、一定期間におけるデータパケットの受信数(サンプル数)に対して、次式で算出してもよい。
CRCエラー率(%)=(CRCエラー受信数)/サンプル数×100
次いで、呼処理部29は、無線品質の劣化度が閾値Cを超えるか否かを判断し(ステップS32)、フロー制御を実施するか否かを判定する。閾値Cは、例えば無線通信事業者により予め設定されている。例えば、呼処理部29は、CRCエラー発生率が閾値Cを超える場合(ステップS32:Yes)、フロー制御を実施すると判定する。一方、呼処理部29は、CRCエラー発生率が閾値Cを超えない場合(ステップS32:No)、フロー制御を実施しないと判定する。フロー制御を実施しない場合、データ転送処理を終了する。フロー制御を実施すると判定した場合、呼処理部29は、後述するパラメータ算出処理を行う(ステップS33)。次いで、インタフェース部27は、後述するフロー制御処理を行い(ステップS34)、データ転送処理を終了する。
フロー制御においては、データの流量を制御可能なプロトコルによって、無線基地局装置11に流入するパケット量を制御する。データの流量を制御可能なプロトコルとして、例えばTransmission Control Protocol(TCP、トランスミッションコントロールプロトコル)が挙げられる。TCPでは、ウィンドウサイズによってデータの流量を制御することができる。
また、フロー制御には、例えばTailDrop法、Random Early Detection(RED)法またはWeighted Random Early Detection(WRED)法などがある。ここでは、特に限定しないが、RED法またはWRED法を用いる。RED法またはWRED法では、バッファの使用容量または空き容量に応じて、データパケットの受信数に対して破棄されるデータパケットの割合が変化する。バッファの使用容量が増えてある閾値(最小閾値とする)に達すると、フロー制御の対象であるデータパケットの破棄が開始される。バッファの使用容量がさらに増えてある閾値(最大閾値とする)に達すると、フロー制御の対象である全てのデータパケットが破棄される。最小閾値の初期値および最大閾値の初期値は、例えば無線通信事業者により予め設定される。また、バッファの使用容量が最小閾値と最大閾値との間にあるときにデータパケットが破棄される割合は、例えば無線通信事業者により予め設定される。
図8は、実施の形態2における無線基地局装置のパラメータ算出処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、パラメータ算出処理では、まず、呼処理部29は、無線品質の劣化度が閾値Dよりも小さいか否かを判断する(ステップS41)。閾値Dは、例えば無線通信事業者により予め設定されている。例えば、呼処理部29は、CRCエラー発生率が閾値Dよりも小さい場合(ステップS41:Yes)、RED法またはWRED法における前記最小閾値を上げ(ステップS42)、図7に示すフローチャートに戻る。一方、CRCエラー発生率が閾値D以上である場合(ステップS41:No)、呼処理部29は、無線品質の劣化度が閾値Eよりも大きいか否かを判断する(ステップS43)。閾値Eは、閾値Dよりも大きい値であり、例えば無線通信事業者により予め設定されている。例えば、呼処理部29は、CRCエラー発生率が閾値E以下である場合(ステップS43:No)、図7に示すフローチャートに戻る。それに対して、例えば、呼処理部29は、CRCエラー発生率が閾値Eよりも大きい場合(ステップS43:Yes)、前記最小閾値を下げ(ステップS44)、図7に示すフローチャートに戻る。
CRCエラー発生率が閾値Dよりも小さいということは、無線区間の無線品質がよいということである。無線品質がよいと、無線区間のデータ転送可能量が増えるので、より多くのデータパケットを移動局17へ送信することができる。従って、無線基地局装置11のバッファに蓄積されるデータパケットの量が減るので、前記最小閾値を上げることによって、有線区間から無線基地局装置11へ流入するデータに対してフロー制御を開始するタイミングを遅らせることができる。また、CRCエラー発生率が閾値Eよりも大きいということは、無線区間の無線品質が悪いということである。無線品質が悪いと、無線区間のデータ転送可能量が減るので、バッファに蓄積されるデータパケットの量が増える。従って、前記最小閾値を下げてフロー制御を開始するタイミングを早めることによって、バッファの空き容量がなくなるのを回避するか、または遅らせることができる。
図9は、実施の形態2における無線基地局装置のフロー制御処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、フロー制御処理では、まず、呼処理部29は、パラメータ算出処理で算出したフロー制御用のパラメータをインタフェース部27へ通知する。インタフェース部27は、有線区間の、フロー制御の対象であるデータに対して、フロー制御を実施する(ステップS51)。インタフェース部27は、フロー制御を実施した結果を呼処理部29へ通知する。呼処理部29は、インタフェース部27から受信したフロー制御の実施結果に基づいて、フロー制御の実施回数を計測する。呼処理部29は、フロー制御の実施によって改善されているか否かを判断する(ステップS52)。
呼処理部29は、同一のフロー制御の対象であるデータに対してフロー制御を連続してF回実施するまでの間に改善されていると判断する場合(ステップS52:No)、図7に示すフローチャートに戻る。呼処理部29は、同一のフロー制御の対象であるデータに対してフロー制御を連続してF回実施したにもかかわらず、改善されていないと判断する場合(ステップS52:Yes)、当該データに対して制御異常であると見なす。呼処理部29は、制御異常であると見なしたデータに対して、これ以後、フロー制御を実施しないと判断し、当該データに対するフロー制御を停止して(ステップS53)、図7に示すフローチャートに戻る。Fの値は、例えば無線通信事業者により予め設定されている。
フロー制御の対象となるサービスが複数ある場合には、次のように処理することができる。この場合、例えばWRED法を用いて、フロー制御の対象であるサービスごとにフロー制御を行うことができる。ここでは、フロー制御の対象となるサービスが2個ある場合について説明するが、フロー制御の対象となるサービスが3個以上ある場合も同様である。
図10および図11は、実施の形態2における無線基地局装置のデータ転送処理手順の第2の例を示すフローチャートである。図10に示すように、まず、ベースバンド部25は、データAの属するサービスおよびデータBの属するサービスのそれぞれについて、無線区間の無線品質を測定する(ステップS61)。無線品質の測定については、図7に示すフローチャートのステップS31における説明と同様である。データAの属するサービスは、データBの属するサービスとは異なる。
次いで、呼処理部29は、データAについて無線品質の劣化度が閾値Cを超えるか否かを判断する。呼処理部29は、データBについて無線品質の劣化度が閾値Cを超えるか否かを判断する。無線品質の劣化度が閾値Cを超えるか否かの判断については、図7に示すフローチャートのステップS32における説明と同様である。閾値Cは、例えば無線通信事業者により予め設定されている。データAに対する閾値CとデータBに対する閾値Cとは、同じ値であってもよいし、データAおよびデータBのそれぞれに応じた値であってもよい。呼処理部29は、データAについて無線品質の劣化度が閾値Cを超え、かつデータBについて無線品質の劣化度が閾値Cを超えるか否かを判断する(ステップS62)。
データAおよびデータBの両方とも無線品質の劣化度が閾値Cを超える場合(ステップS62:Yes)、呼処理部29は、データAの優先度とデータBの優先度とを比較する(ステップS63)。例えば、無線通信事業者は、各データの優先度を予め設定することができる。データAの優先度がデータBの優先度よりも高い場合(ステップS63:Yes)、呼処理部29は、データBをフロー制御の対象に選択する(ステップS64)。データBの優先度がデータAの優先度よりも高い場合(ステップS63:No)、呼処理部29は、データAをフロー制御の対象に選択する(ステップS65)。
一方、ステップS62でデータAおよびデータBのいずれか一方でも無線品質の劣化度が閾値Cを超えない場合(ステップS62:No)、次のような判断を行う。図11に示すように、呼処理部29は、データAおよびデータBのいずれか一方の無線品質の劣化度が閾値Cを超えるか否かを判断する(ステップS71)。データAおよびデータBの両方とも無線品質の劣化度が閾値Cを超えない場合(ステップS71:No)、データ転送処理を終了する。データAおよびデータBのいずれか一方の無線品質の劣化度が閾値Cを超える場合(ステップS71:Yes)、呼処理部29は、フロー制御の対象となるデータがデータAであるか否かを判断する(ステップS72)。フロー制御の対象となるデータは、無線品質の劣化度が閾値Cを超えるデータである。データAの無線品質の劣化度が閾値Cを超える場合(ステップS72:Yes)、呼処理部29は、データAをフロー制御の対象に選択する(ステップS65)。データBの無線品質の劣化度が閾値Cを超える場合(ステップS72:No)、呼処理部29は、データBをフロー制御の対象に選択する(ステップS64)。
ステップS64またはステップS65でフロー制御の対象とするデータが選択されたら、呼処理部29は、パラメータ算出処理を行う(ステップS66)。次いで、インタフェース部27は、フロー制御処理を行い(ステップS67)、データ転送処理を終了する。パラメータ算出処理については、図8に示すフローチャートにおける説明と同様である。パラメータ算出処理における閾値Dおよび閾値Eは、フロー制御の対象に選択されたデータごとに設定されている。フロー制御処理については、図9に示すフローチャートにおける説明と同様である。なお、データAおよびデータBの両方をフロー制御の対象としてもよい。その場合、優先度が低いデータほどフロー制御によって破棄される割合が高くなるようにしてもよい。そのようにするには、WRED法において、優先度が低いデータほど前記最小閾値が小さくなるようにしてもよい。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態2によれば、データに優先度を設定することにより、サービスごとに重み付けをしてフロー制御を行うことができる。従って、無線区間の無線品質が悪いときに、緊急呼などのように優先度の高いサービスのデータが破棄されるのを回避することができる。優先度の高いサービスとして、例えば防災の情報を通知するサービスや、災害発生時に消防や警察などが相互の連絡用に使用するサービスなど、実時間性の求められるサービスが挙げられる。また、他の無線基地局装置14や上位装置15が無線基地局装置11へのデータの送信量を制限しない場合でも、有線区間のデータに対してフロー制御を実施することによって、有線区間のデータが破棄される確率を下げることができる。従って、通信に対する信頼性が向上する。
上述した実施の形態1、2に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)有線通信により他の装置との間でデータの送受信を行い、無線通信により移動局との間でデータの送受信を行う無線基地局装置であって、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて該無線区間の無線品質を測定する無線通信部と、有線区間のデータ流量を測定し、該有線区間のデータに対してフロー制御を行う有線通信部と、前記有線通信部により測定された前記有線区間のデータ流量および前記無線通信部により測定された前記無線区間の無線品質に基づいて、前記有線通信部による前記フロー制御を制御する制御部と、を備えることを特徴とする無線基地局装置。
(付記2)前記無線通信部は、前記移動局から送られてくるデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする付記1に記載の無線基地局装置。
(付記3)前記無線通信部は、前記移動局が前記無線区間からデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて、前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする付記1に記載の無線基地局装置。
(付記4)前記制御部は、前記無線通信部により測定された前記無線区間の無線品質に応じて前記フロー制御を開始するタイミングを調整することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の無線基地局装置。
(付記5)前記制御部は、前記有線区間のデータの優先度に応じて該データを破棄する割合を調整することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の無線基地局装置。
(付記6)無線基地局装置との間で無線通信によりデータの送受信を行う移動局と、前記無線基地局装置との間で有線通信によりデータの送受信を行う他の装置と、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて該無線区間の無線品質を測定するとともに、有線区間のデータ流量を測定し、前記有線区間のデータ流量および前記無線区間の無線品質に基づいて、前記有線区間のデータに対してフロー制御を行う無線基地局装置と、を備えることを特徴とする通信システム。
(付記7)前記無線基地局装置は、前記移動局から送られてくるデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする付記6に記載の通信システム。
(付記8)前記無線基地局装置は、前記移動局が前記無線区間からデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて、前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする付記6に記載の通信システム。
(付記9)前記無線基地局装置は、前記無線区間の無線品質に応じて前記フロー制御を開始するタイミングを調整することを特徴とする付記6〜8のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記10)前記無線基地局装置は、前記有線区間のデータの優先度に応じて該データを破棄する割合を調整することを特徴とする付記6〜9のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記11)有線通信により他の装置から送られてくるデータを無線通信により移動局へ転送するデータ転送方法において、無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて該無線区間の無線品質を測定する無線品質測定ステップと、有線区間のデータ流量を測定するデータ流量測定ステップと、前記有線区間のデータ流量および前記無線区間の無線品質に基づいて前記有線区間のデータに対してフロー制御を行うフロー制御ステップと、を含むことを特徴とするデータ転送方法。
(付記12)前記無線品質測定ステップでは、前記移動局から送られてくるデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする付記11に記載のデータ転送方法。
(付記13)前記無線品質測定ステップでは、前記移動局が前記無線区間からデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて、前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする付記11に記載のデータ転送方法。
(付記14)前記フロー制御ステップでは、前記無線区間の無線品質に応じて前記フロー制御を開始するタイミングを調整することを特徴とする付記11〜13のいずれか一つに記載のデータ転送方法。
(付記15)前記フロー制御ステップでは、前記有線区間のデータの優先度に応じて該データを破棄する割合を調整することを特徴とする付記11〜14のいずれか一つに記載のデータ転送方法。
1,11 無線基地局装置
2,12,13,18 有線通信の伝送路
3,14,15 他の装置
4,16 無線通信の伝送路
5,17 移動局
6,25 無線通信部
7,27 有線通信部
8,29 制御部

Claims (6)

  1. 有線通信により他の装置との間でデータの送受信を行い、無線通信により移動局との間でデータの送受信を行う無線基地局装置であって、
    無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて該無線区間の無線品質を測定する無線通信部と、
    有線区間のデータ流量を測定し、該有線区間のデータに対してフロー制御を行う有線通信部と、
    前記有線通信部により測定された前記有線区間のデータ流量および前記無線通信部により測定された前記無線区間の無線品質に基づいて、前記有線通信部による前記フロー制御を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記無線通信部により測定された前記無線区間の無線品質に応じて、前記無線品質が所定の閾値よりも良好な場合には、前記フロー制御を開始するタイミングを遅らせ、前記無線品質が所定の閾値よりも悪い場合には、前記フロー制御を開始するタイミングを早める調整を行うことを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記無線通信部は、前記移動局から送られてくるデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  3. 前記無線通信部は、前記移動局が前記無線区間からデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて、前記無線区間の無線品質を測定することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  4. 前記制御部は、前記有線区間のデータの優先度に応じて該データを破棄する割合を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線基地局装置。
  5. 無線基地局装置との間で無線通信によりデータの送受信を行う移動局と、
    前記無線基地局装置との間で有線通信によりデータの送受信を行う他の装置と、
    無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて該無線区間の無線品質を測定するとともに、有線区間のデータ流量を測定し、前記有線区間のデータ流量および前記無線区間の無線品質に基づいて、前記有線区間のデータに対してフロー制御を行い、測定された前記無線区間の無線品質に応じて、前記無線品質が所定の閾値よりも良好な場合には、前記フロー制御を開始するタイミングを遅らせ、前記無線品質が所定の閾値よりも悪い場合には、前記フロー制御を開始するタイミングを早める調整を行う無線基地局装置と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  6. 有線通信により他の装置から送られてくるデータを無線通信により移動局へ転送するデータ転送方法において、
    無線区間のデータを受信するときの受信データの誤り率に基づいて該無線区間の無線品質を測定する無線品質測定ステップと、
    有線区間のデータ流量を測定するデータ流量測定ステップと、
    前記有線区間のデータ流量および前記無線区間の無線品質に基づいて前記有線区間のデータに対してフロー制御を行い、測定された前記無線区間の無線品質に応じて、前記無線品質が所定の閾値よりも良好な場合には、前記フロー制御を開始するタイミングを遅らせ、前記無線品質が所定の閾値よりも悪い場合には、前記フロー制御を開始するタイミングを早める調整を行うフロー制御ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ転送方法。
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