JP5390827B2 - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP5390827B2
JP5390827B2 JP2008268576A JP2008268576A JP5390827B2 JP 5390827 B2 JP5390827 B2 JP 5390827B2 JP 2008268576 A JP2008268576 A JP 2008268576A JP 2008268576 A JP2008268576 A JP 2008268576A JP 5390827 B2 JP5390827 B2 JP 5390827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
electromagnetic field
resonator
power transmission
receiving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008268576A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010098878A (ja
Inventor
貴志 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOKKO ELECTRIC CO Ltd
Original Assignee
KYOKKO ELECTRIC CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOKKO ELECTRIC CO Ltd filed Critical KYOKKO ELECTRIC CO Ltd
Priority to JP2008268576A priority Critical patent/JP5390827B2/ja
Publication of JP2010098878A publication Critical patent/JP2010098878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5390827B2 publication Critical patent/JP5390827B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は、他の機器に電力を供給する電力供給システムに関し、特に、機器に対して選択的に電力を供給するものに関する。
従来の電力供給装置としては、電力を電磁波を用いて無線伝送する電力供給システム100がある。電力供給システム100は、電磁波の共鳴を利用して電力を送電するものである。電力供給システム100の構成の概略を図9に示す。
電力送電システム100は、交流電源101、コイル103、コイル105、及び白熱灯107を有している。
交流電源101は、コルピッツ発振回路であり、持続したに交流を発生する。コイル103及びコイル105は、銅線により形成されている。コイル103及びコイル105は、両者ともコイルの半径が約30cmである。コイル103及びコイル105は、LC共振器として機能する。ここで、コイル103及びコイル105には、外付けのキャパシタが存在しないが、寄生容量を形成すべく、銅線の直径を6mmとしている。
コイル103の単体としての共鳴特性は、共振周波数が約10MHz、理論Q値が約2300、測定されたQ値が約950である。コイル105についても、コイル103と同様である。なお、コイル103とコイル105との間のコイル間距離Lは、約200cmである。
このように、交流電源101、コイル103、コイル105、及び白熱灯107を配置し、交流電源101を用いて電流を流す。これにより、交流電源101とコイル103との間の電磁誘導によって、コイル103に電磁誘導電流が流れる。そして、電磁誘導電流によって、コイル103の周辺には磁場が形成される。コイル105には、地場共鳴によって、所定の電流が流れる。そして、コイル105と白熱灯107とコイル105との間の電磁誘導によって、白熱灯107に電磁誘導電流が流れて、交流電源101から離れて配置されている白熱灯107を点灯させることができる。つまり、電力供給システム100は、遠隔での電力の送信を可能とする。
Marin Soljacic et. al., 「電力を無線伝送する技術を開発/実験で60Wの電球を点灯」, 日経エレクトロニクス, 3.12.2007, p.117 -p.128
しかしながら、前述の電力供給装置100には、以下に示す改善すべき点があった。電力供給装置100は、電磁波によって生成される磁場の共振を利用する。一般的に、ある物体の共振周波数は、その物体に特有のものとして決まっている。したがって、電力送信に用いる磁場の共振周波数と、偶然にも同じ共振周波数を有する物体が存在する可能性がある。この場合、本来電力を供給するつもりがない物体に電力が供給されてしまし、場合によっては、その物体を加熱することになり危険である、という改善すべき点がある。
そこで、本発明は、機器に対して選択的に電力を供給する電力供給システムを提供することを目的とする。
以下に、課題を解決するための手段及び本発明の効果を示す。
本発明に係る電力供給システム及び電力供給方法では、前記送電装置は、電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信し、前記受電装置は、前記探索波を受信すると、当該受電装置を特定する特定情報を送信し、前記送電装置は、前記特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断し、前記送電装置は、電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信し、前記送電装置は、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、前記受電装置は、前記周波数情報を受信すると、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、前記送電装置は、前記共振器を用いて電磁場を生成し、前記受電装置は、前記共振器を用いて電磁場を生成する。
これにより、送電しようとする受電装置に電力を供給することができる。
本発明に係る電力供給システム及び電力供給方法では、さらに、前記送電装置は、前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成し、前記送電装置は、前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断し、前記送電装置は、前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記電磁場を生成する。
これにより、送電しようとする受電装置にのみ電力を供給することができる。
本発明に係る送電装置及び送電方法では、前記送電装置は、電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信し、前記受電装置から当該受電装置を特定する特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断し、電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信し、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、
前記共振器を用いて電磁場を生成する。
これにより、送電しようとする受電装置に電力を供給することができる。
本発明に係る送電装置及び送電方法では、さらに、前記送電装置は、前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成し、前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断し、前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記電磁場を生成する。
これにより、送電しようとする受電装置にのみ、電力を供給することができる。
本発明に係る受電装置及び受電方法では、前記受電装置は、電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を受信し、当該受電装置を特定する特定情報を送信し、前記送電装置が電力を送信するための電磁波である送電電磁波の周波数を示す周波数情報を受信し、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、前記共振器を用いて電磁場を生成する。
これにより、受電しようとする受電装置は電力の供給を受けることができる。
本発明に係る受電装置及び受電方法は、前記送電装置は、前記受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信し、前記送電装置は、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、前記受電装置は、前記周波数情報を受信すると、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、前記送電装置は、前記共振器を用いて電磁場を生成し、前記受電装置は、前記共振器を用いて電磁場を生成する。
これにより、送電しようとする受電装置に電力を供給することができる。
以下に、実施例により、本発明をより具体的に説明する。ただし、以下の実施例は、本発明を具体的に説明のためのものであり、本発明を実施例に限定するものではない。
以下において、本発明を具体的に説明する。なお、以下に示す実施例は、本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明を実施例の範囲に限定するものではない。
第一 電力供給システムの概要
本発明に係る電力供給システム1の機能を図1に示す機能ブロック図を用いて説明する。電力供給システム1は、送電装置21及び受電装置31を有している。電力供給システム1は、送電装置21から受電装置31に対して電力を供給する。
送電装置21は、探索波発信手段M201、特定情報受信手段M203、供給対象判断手段M205、周波数情報送信手段M207、送電側電磁場生成手段M209、送電側共振周波数切り換え手段M211、試験電磁場生成手段M213、及び共振対象判断手段M215を有している。
探索波発信手段M201は、電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信する。特定情報受信手段M203は、前記受電装置から当該受電装置を特定する特定情報を受信する。
供給対象判断手段M205は、前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断する。周波数情報送信手段M207は、電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信する。
送電側電磁場生成手段M209は、共振器を有する送電側電磁場生成手段であって、前記共振器を用いて電磁場を生成する。また、送電側電磁場生成手段M209は、さらに、前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記電磁場を生成する。
送電側共振周波数切り換え手段M211は、前記周波数情報に基づき、前記共振器の共振周波数を切り換える。試験電磁場生成手段M213は、共振器を有する試験電磁場生成手段であって、前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成する。共振対象判断手段M215は、前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断する。
一方、受電装置31は、探索波受信手段M301、特定情報送信手段M303、周波数情報受信手段M307、受電側電磁場生成手段M309、及び受電側共振周波数切り換え手段M311を有している。
探索波受信手段M301は、前記探索波を受信する。特定情報送信手段M303は、前記特定情報を送信する。周波数情報受信手段M307は、前記周波数情報を受信する。
受電側電磁場生成手段M309は、共振器を有する受電側電磁場生成手段であって、前記共振器を用いて電磁場を生成する。受電側共振周波数切り換え手段M311は、前記周波数情報に基づき、前記共振器の共振周波数を切り換える。
これにより、送電しようとする受電装置にのみ電力を供給することができる。
第二 ハードウェア構成
1.電力供給システム1のハードウェア構成
電力供給システム1のハードウェア構成を図2に示す。電力供給システム1は、送電装置21及び受電装置31を有している。送電装置21は、受電装置に対して電力を供給する。受電装置31は、送電装置21から送信された電力を受電する。
なお、送電装置21から受電装置31への電力の供給に際しては、電磁場の共鳴を利用している。
2.送電装置21のハードウェア構成
送電装置21のハードウェア構成を図3に基づき説明する。送電装置21は、制御回路211、メモリ212、送電回路213、及び通信回路217を有している。
制御回路211は、送電回路213による電磁波の送信、通信回路217による無線通信等の制御を行う。メモリ212は、一時的な各種データの保持、及び電力供給対象データベース(以下、電力供給対象DBとする。)を記録保持する。なお、電力供給対象DBについては後述する。
送電回路213は、共振器215を有している。送電回路213は、電磁波が形成する磁場の共振を用いて受電装置31の受電回路315(後述)との間で電力の送信を行う。磁波を用いて電力を送信する技術としては、例えば、図9に示すものがある。
通信回路217は、受電装置31との間で無線通信を介してデータの送受信を行う。
3.受電装置31のハードウェア構成
受電装置31のハードウェア構成を図4に基づき説明する。受電装置31は、制御回路311、メモリ312、受電回路313、及び通信回路317を有している。
制御回路311は、受電回路313による電磁波の受信、通信回路315による無線通信等の制御を行う。メモリ312は、一時的な各種データの保持、及び受電装置31を一意に特定する受電装置IDを記録保持する。
受電回路313は、共振315を有している。受電回路213は、電磁波が形成する磁場の共振を用いて送電装置21の送電回路215との間で電力の送信を行う。磁波を用いて電力を送信する技術としては、例えば、図9に示すものがある。
通信回路317は、送電装置21との間で無線通信を介したデータの送受信を行う。
第三 電力供給対象DB
送電装置21のメモリ212が有する電力供給対象DBを図5を用いて説明する。電力供給対象DBは、送電装置21が電力を供給する受電装置31を、給電の条件と対応づけて記録したデータベースである。
電力供給対象DBは、受電装置列C501、条件列C503を有している。受電装置列C501には、各受電装置31を一意に特定する受電装置IDが記述される。条件列C503には、受電装置列C501に記述された受電装置31に電力を供給する際の条件が記述される。
例えば、図5における受電装置ID「0001」、「0002」、「0006」の受電装置は、グループ「クライアントA」に属し、電力供給対象として「クライアントA」が選択された場合に、電力供給対象装置となる。なお、電力供給対象の設定については、後述する。
第四 電力供給システム1の動作
以下において、電力供給システム1の動作について説明する。
1.電力供給対象の事前設定
電力供給システム1の使用者は、当該電力供給システム1を用いて電力を供給する前に、送電装置21の使用者は、以下の電力供給対象の設定を行う必要がある。送電装置21の使用者は、送電装置21の初期設定を行う設定装置を用いて、電力供給対象の設定を行う。
送電装置21の使用者は、電力供給対象の設定にあたって、図6に示すような電力供給対象設定画面を用いる。電力供給対象設定画面において、送電装置21の使用者は、電力供給対象となる受電装置が属するグループをグループ設定欄C601で設定し、設定ボタンB601を選択する。
設定装置は、設定されたグループ設定欄C601の値を電力供給対象情報として、無線通信を介して送電装置21に送信する。送電装置21は電力供給対象情報を受信すると、送電装置21のメモリ212へ記憶保持する。
2.送電装置21及び受電装置31の動作
電力供給システム1の電力供給処理について図7に示すフローチャートを用いて説明する。
送電装置21の制御回路211は、送電回路213が生成する磁場による電力送信可能領域に受電装置31が存在するか否かを判断するためのサーチ用電波を通信回路217を介して送信する(S701)。なお、サーチ用電波の周波数としては1205MHzを使用する。
送電装置21の周辺に存在する受電装置31の制御回路311は、通信回路317を介してサーチ用電波を受信すると(S801)、通信回路317を介して応答電波を送信する(S803)。受電装置31は、応答電波を送信する際に、自己を一意に特定する受電装置IDを含む応答情報を送信する。
送電装置21の制御回路211は、通信回路217を介して応答電波を受信すると(S703)、応答情報に含まれる受電装置IDを抽出する(S705)。制御回路211は、抽出した受電装置IDに対応する条件情報を電力供給対象DBから取得する(S707)。制御回路211は、電力供給対象DBから取得した条件情報の値が及びメモリ112に記憶している電力供給対象情報と等しいか否かを判断する(S709)。
制御回路211は、電力供給対象DBから取得した条件情報の値が及びメモリ112に記憶している電力供給対象情報と等しいと判断すると、誤給電防止処理を実行する(S711)。なお、誤給電防止処理については後述する。
CPU111は、誤給電防止処理が終了すると、電力供給対象である受電装置31に対して給電用磁場の共振周波数を事前に通知する事前通知電波を通信回路217を介して送信する(S713)。なお、CPU111は、事前通知電波に、給電用磁場の共振周波数を示す給電周波数情報を含めて送信する。
また、事前通知電波の送受信に際しては、指定機器のみが給電用磁場の共振周波数を知ることができるように、送電装置1と各機器との間で予め定められた暗号化処理を施しておく。送電装置1と各機器との間での暗号化処理については、従来から用いられている通信技術を用いる。
受電装置31の制御回路311は、通信回路317を介して、事前通知電波を受信すると(S805)、給電周波数情報を抽出する(S807)。制御回路311は、給電周波数情報から給電用磁場の共振周波数を抽出し、受電回路313の共振回路315の周波数を給電用磁場の共振周波数にセットする(S809)。
なお、電力供給対象である受電装置31以外の受電装置31は、事前通知電波を受信したとしても、暗号化処理を解除できないため、事前通知電波を知ることはできない。
送電装置21の制御回路211は、事前通知電波を送信してから所定時間が経過したと判断する値(S715)、共振器215を用いて送電側の磁場を生成する(S717)。
受電装置31の制御回路311は、共振器315を介した磁場共鳴によって受電回路315に電流を生成する。このように、受電装置31は、送電装置21から電力を受信することができる(S811)。
3.誤給電防止処理
次に、送電装置21の制御回路211が実行する誤給電防止処理について、図8を用いて説明する。制御回路211は、これから受電装置31に対して電力を送信するための磁場を生成する前に、共振器215を用いて試験的に同じ磁場(以下、試験磁場とする)を所定の出力で生成する(S901)。制御回路211は、試験磁場の生成に必要な出力電圧を、当該試験磁場を生成している間中、検知する(S903)。制御回路211は、試験用磁場の出力に所定以上の変化があるか否かを判断する(S905)。
制御回路211は、所定以上の出力の変化があると判断すると、現在の試験用磁場では、意図しない物質での共振が発生していると判断し、試験用磁場を生成する共振器215の共振周波数を変更する(S907)。
制御回路211は、変更した共振周波数を有する共振器215を用いて、ステップS901〜ステップS907までの処理を実行する。
このように、実際に給電用磁場を生成する前に、試験用磁場を生成することによって、共振によって電力を意図せず供給してしまう受電装置31以外の対象の存在の有無を判断することができる。
[その他の実施形態]
(1)磁場共鳴
前述の実施例1においては、磁場共鳴によって電力を供給するものとしたが、所定の電力を供給できるのであれば、磁場に電場が加わった電磁場であってもよい。通常、電場を用いた電力供給は、伝送効率を低下させるが、伝送効率が低下しても所定の電力を提供できる場合には、電磁場を用いて電力を供給するようにしてもよい。
(2)電力供給対象DB
前述の実施例1においては、電力を供給する受電装置か否かの判断を電力供給対象DBを用いて行うとしたが、電力を供給する受電装置か否かの判断を行えるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、電力供給を行う都度、受電装置IDを登録するようにしてもよい。
(3)制御回路211、311
前述の実施例1においては、ハードウェア回路である制御回路211、311を用いて図7及び図8の処理を行うとしたが、図7及び図8の処理を行えるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、汎用CPUをプログラムによって動作させて、図7及び図8の処理を行うようにしても良い。
(4)送電回路213及び通信回路217
前述の実施例1においては、送電装置21は、送電回路213に加えて通信回路217を有することとしたが、サーチ用電波、事前通知電波の送信をできるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、電力供給効率を上昇させるために送電回路213が生成する磁場に高周波変調を加える際に、当該高周波をキャリア波として、より低速のサーチ用電波、事前通知電波を送信する。この場合、送電回路213に加えて、無線変調回路を設けるようにすればよい。また、送電制御回路を設け、送電の切り換えや送電量の調整を行うようにしてもよい。受電装置31の受電回路313についても同様である。
(5)受電装置の探索
前述の実施例1においては、サーチ用電波を用いて、受電対象となる受電装置を探索したが、予め所定の種類の電波若しくは所定の周波数の電波等の情報伝送手段を決めておき、当該伝送手段の送受信が可能な送電装置と受電装置との間で電力の供給を行えるようにしてもよい。
本発明に係る電力供給装置は、離れた位置にある所定の機器に対して電力を供給するシステムに利用することができる。例えば、会議において各人が有する携帯電話に電力を供給するシステムに用いることができる。
本発明に係る電力供給システム1の機能ブロック図である。 本発明に係る電力供給システム1のハードウェア構成を示す図である。 図2における送電装置21のハードウェア構成を示す図である。 図2における受電装置31のハードウェア構成を示す図である。 電力供給対象DBを示す図である。 設定画面を示す図である。 電力供給システム1の動作を示すフローチャートである。 誤給電防止処理を示すフローチャートである。 従来の電力供給システム1を説明する図である。
符号の説明
1・・・・・電力供給システム
21・・・・・送電装置
211・・・・・制御回路
215・・・・・共振器
31・・・・・受電装置
311・・・・・制御回路
315・・・・・共振器

Claims (4)

  1. 送電装置から受電装置に対して電力を供給する電力供給システムであって、
    前記送電装置は、
    電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信する探索波発信手段、
    前記受電装置から当該受電装置を特定する特定情報を受信する特定情報受信手段、
    前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断する供給対象判断手段、
    電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信する周波数情報送信手段、
    共振器を有する送電側電磁場生成手段であって、前記共振器を用いて電磁場を生成する送電側電磁場生成手段、
    前記周波数情報に基づき、前記共振器の共振周波数を切り換える送電側共振周波数切り換え手段、
    共振器を有する試験電磁場生成手段であって、前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成する試験電磁場生成手段、
    前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断する共振対象判断手段、
    を有し、
    前記受電装置は、
    前記探索波を受信する探索波受信手段、
    前記特定情報を送信する特定情報送信手段、
    前記周波数情報を受信する周波数情報受信手段、
    共振器を有する受電側電磁波生成手段であって、前記共振器を用いて電磁場を生成する受電側電磁場生成手段、
    前記周波数情報に基づき、前記共振器の共振周波数を切り換える受電側共振周波数切り換え手段、
    を有し、
    前記送電側電磁場生成手段は、さらに、
    前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記電磁場を生成すること、
    を特徴とする電力供給システム。
  2. 受電装置に対して電力を供給する送電装置であって、
    前記送電装置は、
    電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信する探索波発信手段、
    前記受電装置から当該受電装置を特定する特定情報を受信する特定情報受信手段、
    前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断する供給対象判断手段、
    電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信する周波数情報送信手段、
    共振器を有する送電側電磁場生成手段であって、前記共振器を用いて電磁場を生成する送電側電磁場生成手段、
    前記周波数情報に基づき、前記共振器の共振周波数を切り換える送電側共振周波数切り換え手段、
    共振器を有する試験電磁場生成手段であって、前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成する試験電磁場生成手段、
    前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断する共振対象判断手段、
    を有し、
    前記送電側電磁場生成手段は、さらに、
    前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記電磁場を生成すること、
    を特徴とする送電装置。
  3. 送電装置及び受電装置を用いて、送電装置から受電装置に対して電力を供給する電力供給方法であって、
    前記送電装置は、電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信し、
    前記受電装置は、前記探索波を受信すると、当該受電装置を特定する特定情報を送信し、
    前記送電装置は、前記特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断し、
    前記送電装置は、前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成し、
    前記送電装置は、前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断し、
    前記送電装置は、電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信し、
    前記送電装置は、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、
    前記受電装置は、前記周波数情報を受信すると、前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、
    前記送電装置は、前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記共振器を用いて電磁場を生成し、
    前記受電装置は、前記共振器を用いて電磁場を生成すること、
    を特徴とする電力供給方法。
  4. 送電装置から受電装置に対して電力を送電する送電方法であって、
    前記送電装置は、
    電力の供給対象となる受電装置が所定の範囲内に存在するか否かを探索するための探索波を発信し、
    前記受電装置から当該受電装置を特定する特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、当該特定情報に対応する受電装置が電力の供給対象であるか否かを判断し、
    前記周波数情報が示す共振周波数に共振する前記共振器を用いて試験電磁場を生成し、
    前記試験電磁場を生成するための出力に基づいて、前記試験電磁場に共振する対象が存在するか否かを判断し、
    電力の供給対象であると判断した受電装置に対して、電力を送信するための電磁場に共振する共振周波数を示す周波数情報を送信し、
    前記周波数情報に基づき、自らが有する共振器の共振周波数を切り換え、
    前記試験電磁場に共振する対象が存在しない場合に、前記共振器を用いて電磁場を生成すること、
    を特徴とする送電方法。
JP2008268576A 2008-10-17 2008-10-17 電力供給システム Expired - Fee Related JP5390827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008268576A JP5390827B2 (ja) 2008-10-17 2008-10-17 電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008268576A JP5390827B2 (ja) 2008-10-17 2008-10-17 電力供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010098878A JP2010098878A (ja) 2010-04-30
JP5390827B2 true JP5390827B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42260152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008268576A Expired - Fee Related JP5390827B2 (ja) 2008-10-17 2008-10-17 電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5390827B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5499534B2 (ja) * 2009-07-07 2014-05-21 ソニー株式会社 非接触受電装置、非接触受電装置における受電方法および非接触給電システム
KR101735558B1 (ko) 2010-11-10 2017-05-16 삼성전자주식회사 공진 전력 전송 시스템, 공진 전력 전송 및 수신 제어 방법
JP5677875B2 (ja) 2011-03-16 2015-02-25 日立マクセル株式会社 非接触電力伝送システム
WO2013089289A1 (ko) * 2011-12-13 2013-06-20 엘지전자 주식회사 무선 전력 전송 신호 변조 방법
JP5242767B2 (ja) * 2011-12-27 2013-07-24 株式会社東芝 送電装置、受電装置及び電力伝送システム
JP6161393B2 (ja) * 2013-05-14 2017-07-12 キヤノン株式会社 送電装置、送電方法及びプログラム
WO2016119896A1 (en) 2015-01-30 2016-08-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Heating unit
IL261831B2 (en) * 2016-03-18 2024-06-01 Global Energy Trans Co Wireless power transmission system
KR101847814B1 (ko) * 2017-05-08 2018-04-11 삼성전자주식회사 공진 전력 전송 시스템, 공진 전력 전송 및 수신 제어 방법

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471089A (ja) * 1990-07-11 1992-03-05 Mitsubishi Electric Corp Icカード
JPH11188113A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Nec Corp 電力伝送システムおよび電力伝送方法ならびにその電力伝送システムを備えた電気刺激装置
US7522878B2 (en) * 1999-06-21 2009-04-21 Access Business Group International Llc Adaptive inductive power supply with communication
JP2006060909A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Seiko Epson Corp 非接触電力伝送装置
JP2006230129A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Nanao Corp 非接触電力供給装置
JP2008148520A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯機器
US9774086B2 (en) * 2007-03-02 2017-09-26 Qualcomm Incorporated Wireless power apparatus and methods
JP2008236917A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Seiko Epson Corp 非接触電力伝送装置
JP5023965B2 (ja) * 2007-10-26 2012-09-12 ソニー株式会社 リーダ/ライタ装置および非接触データキャリアシステム
JP4609519B2 (ja) * 2008-04-15 2011-01-12 トヨタ自動車株式会社 無線エネルギ伝送装置及び無線エネルギ伝送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010098878A (ja) 2010-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5390827B2 (ja) 電力供給システム
JP6000131B2 (ja) 移動端末の無線充電のための方法及びそのための移動端末
EP3032699B1 (en) Wireless electricity transmission device and wireless power transmission system
KR101902795B1 (ko) 무선 충전 장치 및 방법
KR101959758B1 (ko) 무선 전력 송신기 및 그 제어 방법
KR101811292B1 (ko) 공진 주파수의 조절 기능을 구비한 무선 전력 송신 장치 및 무선 전력 수신 장치
US20130082651A1 (en) Apparatus and method for wireless charging
EP2269283B1 (en) Wireless energy transfer device
US10389183B2 (en) Multi-mode wireless power receiving device and method
KR20170112934A (ko) 무선 전력 전송 방법 및 장치
WO2011132507A1 (ja) 非接触電力伝送装置
WO2012137691A1 (ja) 送電装置、受電装置、送電装置の送電方法、及び受電装置の受電方法
KR101720400B1 (ko) 송전 장치 및 송수전 시스템
US9325205B2 (en) Method for driving power supply system
KR101974155B1 (ko) 멀티 코일 무선 충전 제어 방법 및 그를 위한 장치 및 시스템
KR20130096020A (ko) 무선 충전 장치 및 방법
JP2012060875A (ja) 無線電力伝送装置、無線充電装置及びこれを用いた無線充電システム
KR20180065693A (ko) 무선 충전을 위한 이물질 검출 방법 및 그를 위한 장치
KR20140121200A (ko) 무선 전력 수신장치 및 무선 전력 송수신장치
KR20140060186A (ko) 복수의 전력 전송기를 포함하는 무선 전력 전송장치
KR20170050991A (ko) 무선 전력 송신기
KR20100062416A (ko) 공진 커플링을 이용하여 전력 또는 데이터를 무선으로 송수신하는 시스템 및 방법
KR20140095349A (ko) Lc공진 발진기의 동작점 유지 기능을 갖는 무선 전력 전송장치 및 동작점 유지 방법
EP3297124A1 (en) Wireless power transmission apparatus and control method therefor, method for controlling wireless power reception apparatus, and wireless power transmission system and wireless power transmission method therefor
KR101455695B1 (ko) 무선전력전송시스템을 위한 시스템 웨이크 업 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5390827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees