JP5384983B2 - タービンシュラウド - Google Patents

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Description

本発明は、タービンシュラウドに関し、特に、ガスタービンエンジン等のタービン動翼の外周を取り囲むと共に環状の冷却流体室を画定するタービンシュラウドに関する。
ガスタービンエンジンの高圧タービン用のタービンシュラウドは、タービン動翼の外周を取り囲む環状シュラウドであり、多くの場合、タービンケーシングの内周面に取り付けられる複数個の円弧状のシュラウドセグメントの集合体によって環状に構成されている(例えば、特許文献1、2)。この種のタービンシュラウドには、タービンシュラウドがタービンケーシングとの間に円環状の冷却流体室を画定し、冷却流体室に供給される冷却空気によってタービンシュラウドの温度調整を行い、タービンシュラウドの内周面とタービン動翼の先端との間のクリアランスを管理するものがある(例えば、特許文献1)。
特開平4−330302号公報 特開2000−54804号公報
タービンシュラウドは、燃焼ガスによって高温に曝され、半径方向の温度勾配を持つ。このため、タービンシュラウドを構成するシュラウドセグメントは、円弧形状を反転する方向に反る熱変形を生じる。
このことに対して、従来は、シュラウドセグメントをタービンケーシングの内周面に取り付けるためにシュラウドセグメントに形成されたフック部の外周面とフック係合部内周面との嵌合隙間(クリアランス)を大きめに設定し、シュラウドセグメントに過大な熱応力が生じないようにしている。
しかし、シュラウドセグメントのフック部外周面とフック係合部内周面とのクリアランスが大きめに設定されると、タービンシュラウドの内側に画定されている冷却流体室よりタービン室へ漏洩する冷却空気の漏れ量が増加する問題が生じる。この冷却空気の漏れは、タービン性能を低下させる原因になり、僅かなタービン性能の低下でも、燃料経済性に大きい影響を与える航空機用ガスタービンエンジンにおいては、特に重要な課題になる。
本発明が解決しようとする課題は、タービンシュラウドにおいて、シュラウドセグメントに過大な熱応力が生じないようすることと、冷却空気の漏れ量低減とを両立し、冷却空気漏れによるタービン性能の低下を少なくすることである。
本発明によるタービンシュラウドは、タービン動翼の外周を取り囲むようにタービンケーシングの内周面に取り付けられる複数個の弧形状のシュラウドセグメントにより構成され、前記タービンケーシングとの間に環状の冷却流体室を画定するタービンシュラウドであって、前記シュラウドセグメントは、前記タービン動翼との間のクリアランスを設定するための弧面状のシュラウド本体部と、前記シュラウド本体部の外周面の母線方向に離れた2箇所に前記シュラウド本体部の円弧方向全体に亘って突出形成された鈎形横断面形状の前側フック部と後側フック部とを有し、前記シュラウドセグメントは、前記シュラウド本体部と前記前側フック部と前記後側フック部とにより前記冷却流体室を画定するための凹溝部を形成していて、前記前側フック部の外周面と前記後側フック部の外周面が前記タービンケーシングのフック係合部の内周面に対向する形態で前記タービンケーシングに取り付けられており、前記シュラウドセグメントは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方の外周面と前記タービンケーシングの前記フック係合部の内周面との間のクリアランスが熱変形前において弧方向中央部より弧方向端部において大きくなる形状に設定されている。
このタービンシュラウドでは、好ましくは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方における弧方向端部の径方向厚さが同部位の弧方向中央部の径方向厚さより薄くてよい。
また、本発明によるタービンシュラウドは、タービン動翼の外周を取り囲むようにタービンケーシングの内周面に取り付けられる複数個のシュラウドセグメントにより構成され、前記タービンケーシングとの間に環状の冷却流体室を画定するタービンシュラウドであって、前記シュラウドセグメントは、前記タービン動翼との間のクリアランスを設定するための弧面状のシュラウド本体部と、前記シュラウド本体部の外周面の母線方向に離れた2箇所に前記シュラウド本体部の円弧方向全体に亘って突出形成された鈎形横断面形状の前側フック部と後側フック部とを有し、前記前側フック部の内周面と前記後側フック部の内周面が前記タービンケーシングのフック係合部の外周面に対向する形態で前記タービンケーシングに取り付けられており、前記シュラウドセグメントは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方の内周面と前記タービンケーシングの前記フック係合部の外周面との間のクリアランスが熱変形前において弧方向端部より弧方向中央部において大きくなる形状に設定されている。
このタービンシュラウドでは、好ましくは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方における弧方向中央部の径方向厚さが同部位の弧方向端部の径方向厚さより薄くてよい。
本発明によるタービンシュラウドは、好ましくは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方における外周面と内周面とが互いに非同心の円弧面により構成されている。
本発明によるタービンシュラウドは、好ましくは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方における外周面あるいは内周面の少なくとも何れか一方が、楕円面、放物面等の非円弧の曲面により構成されている。
本発明によるタービンシュラウドは、好ましくは、更に、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方の外周面の端部が面取り状の傾斜面になっている。
シュラウドセグメントが、燃焼ガスによって高温に曝され、半径方向の温度勾配を持つことにより、弧形状を反転する方向に反る熱変形を生じると、シュラウドセグメントの弧方向中央部より弧方向端部において、フック部外周面とフック係合部内周面との間のクリアランスが大きく縮まるが、本発明によるタービンシュラウドでは、シュラウドセグメントの前側フック部と後側フック部の少なくとも何れか一方の外周面とタービンケーシングの内周面との間のクリアランスが、熱変形前において弧方向中央部より弧方向端部において大きいことにより、熱変形後の当該クリアランスを、弧方向中央部と弧方向端部の全体に亘って一様なもの、あるいは大きい差がないものに設定することできる。
また、本発明によるタービンシュラウドでは、シュラウドセグメントの前側フック部と後側フック部の少なくとも何れか一方の内周面とタービンケーシングの外周面との間のクリアランスが、熱変形前において弧方向端部より弧方向中央部において大きいことにより、熱変形後の当該クリアランスを、弧方向中央部と弧方向端部の全体に亘って一様なもの、あるいは大きい差がないものに設定することできる。
これにより、シュラウドセグメントが高温に曝されても、シュラウド全体が拘束されないことにより、熱変形時のクリアランスが適当なものになり、シュラウドセグメントに過大な熱応力が生じることなく、熱応力と冷却空気の漏れ量を低減を図ることができる。
本発明によるタービンシュラウドの適用に適したガスタービンエンジン(ジェットエンジン)の概要を示す概要図である。 本発明によるタービンシュラウドの一つの実施形態を示す分解斜視図である。 本実施形態によるタービンシュラウドのシュラウドセグメントを示す斜視図である。 本実施形態によるタービンシュラウドのシュラウドセグメントを示す断面図である。 本実施形態によるタービンシュラウドのシュラウドセグメントにおける冷却空気漏れ状態を示す説明図である。 本実施形態によるタービンシュラウドのシュラウドセグメントの形状を解図的に示す説明図である。 本実施形態のものと、従来のものの、冷却空気漏れ実験結果を示すグラフである。 本実施形態のものと、従来のものの応力特性を示すグラフである。 他の実施形態によるタービンシュラウドのシュラウドセグメントの形状を解図的に示す説明図である。 (A)、(B)は本発明によるタービンシュラウドの他の実施形態の熱変形前、熱変形後の形状を解図的に示す説明図である。 (A)、(B)は本発明によるタービンシュラウドの他の実施形態の熱変形前、熱変形後の形状を解図的に示す説明図である。 (A)、(B)は本発明によるタービンシュラウドの圧入式の実施形態の圧入前、圧入後の形状を解図的に示す説明図である。
まず、本実施形態のタービンシュラウドの適用に適したガスタービンエンジン(ジェットエンジン)の概要を、図1を参照して説明する。
このジェットエンジン1は、同軸上に配置されたそれぞれが円筒状をなすアウタケーシング3とインナケーシング4とを有し、これらは互いの間を複数の整流板2で連結されている。ジェットエンジン1は、同心的に組み合わされた中空軸からなるアウタシャフト7とインナシャフト8を有する。アウタシャフト7、インナシャフト8は、それぞれが互いに独立した軸受5f・5r・6f・6rをもってケーシング3、4の中心部に回転可能に支持されている。
アウタシャフト7の前側には高圧遠心型圧縮機HCのインペラ9が、アウタシャフト7の後側には逆流燃焼室10のノズルNに隣接配置された高圧タービンHTの高圧タービンホイール11が、それぞれ一体的に結合されている。
インナシャフト8には、その前端にフロントファン12が、フロントファン12の後方に低圧軸流コンプレッサLCの動翼を構成するコンプレッサホイール13が、そして後端に燃焼ガスの噴射ダクト14中に低圧タービンLTの動翼を置いた一対のタービンホイール15a・15bが、それぞれ一体的に結合されている。
フロントファン12の中心にはノーズコーン16が設けられている。フロントファン12の後方にはアウタケーシング3の内周面にその外端を結合させた静翼17が配置されている。
インナケーシング4の前端部内周には、低圧軸流コンプレッサLCの静翼18が配置されている。そしてその後方には、フロントファン12が吸入し、かつ低圧軸流コンプレッサLCが予圧した空気を高圧遠心型圧縮機HCへ送り込むための吸入ダクト19が画定され、これにケーシングシュラウド20及びインペラ9により画定される高圧遠心型圧縮機HCの圧縮室HCRが連結されている。吸入ダクト19の内周側には、前記したアウタシャフト7並びにインナシャフト8の前側を支持する軸受5f・6fの軸受箱21が結合されている。
フロントファン12が吸入した空気は、その一部が上記のように低圧軸流コンプレッサLCを経て高圧遠心型圧縮機HCへと送り込まれる。そしてその残りの比較的低速かつ大量の空気は、アウタケーシング3とインナケーシング4との間に形成されたバイパスダクト22から後方へ噴射され、主たる推力となる。
高圧遠心型圧縮機HCの外周部にはディフューザ23が結合されており、ディフューザ23より、その直後に設けられた逆流燃焼室10へ高圧空気を送り込むようになっている。
逆流燃焼室10では、その後端面に設けられた燃料噴射ノズル24から噴射された燃料とディフューザ23から送り込まれた高圧空気とを混合して燃焼させることが行われる。そして後方を向くノズルNから噴射ダクト14を経て大気中へ噴射する燃焼ガスにより推力を得る。
なお、噴射ダクト14の内周側には、前記したアウタシャフト7並びにインナシャフト8の後側を支持する軸受5r・6rの軸受箱25が結合されている。
アウタシャフト7には、図示されていないギア機構を介してスタータモータ26の出力軸が連結されている。スタータモータ26を駆動すると、高圧遠心型圧縮機HCのインペラ9がアウタシャフト7と共に回転駆動され、高圧空気が逆流燃焼室10へ送り込まれる。この高圧空気と燃料とを混合して燃焼させると、その燃焼ガスの噴射圧で高圧タービンHTの高圧タービンホイール11並びに低圧タービンLTのタービンホイール15a・15bが回転駆動される。
高圧タービンホイール11の回転力で高圧遠心型圧縮機HCのインペラ9が、そして低圧タービンホイール15a・15bの回転力によってフロントファン12及び低圧軸流コンプレッサLCのコンプレッサホイール13が、それぞれ回転駆動される。そして燃焼ガスの噴射圧によって高圧タービンホイール11並びに低圧タービンホイール15a・15bが駆動されると、燃料供給量と吸入空気量との自己フィードバック的釣り合いに応じて定まる状態でジェットエンジン1が回転を継続することとなる。
高圧タービンホイール11は、外周部の多数のタービン動翼11Aを有しており、円筒形状のタービンケーシング27の内側に画定される円筒状のタービン室28の入口側に同心配置されている。
図2に示されているように、タービンケーシング27の入口側の内周面に、タービン動翼11Aの外周を取り囲むように本実施形態の円環状のタービンシュラウド30が取り付けられている。
タービンシュラウド30の詳細を、図2〜図6を参照して説明する。なお、これより以降、高圧タービンHTのガス流で見て上流側(図1で見て左側)を前側、下流側を後側と云う。
タービンシュラウド30は、複数個の弧形状のシュラウドセグメント31を円環状に組み合わせたものにより構成されている。複数個のシュラウドセグメント31は、円環状のタービンシュラウド30を周方向に等分割、本実施形態では14等分した部品であり、全て同一形状のものである。
シュラウドセグメント31は、タービン動翼11Aとの間のクリアランスCtを設定するための円弧状のシュラウド本体部32と、シュラウド本体部32の外周面の母線方向(軸線方向)に互いに離れた2箇所にシュラウド本体部32の外周側に円弧方向全体に亘って突出形成された前側フック部33と後側フック部34とを有する。前側フック部33、後側フック部34は、各々、先端側に、シュラウド本体部32と同方向に湾曲した円弧係止片部分33A、円弧係止片部分34Aを有し、鈎形(L形)の横断面形状を有する。
シュラウドセグメント31は、全体を、例えば、Ni基鋳造合金(INCO625)により構成され、燃焼ガスによって高温に曝される前面31Aと内周面31Bにニッケルろう等による耐熱金属を吹き付けられ、当該部分を耐熱層36によって被覆されている。なお、耐熱層36は、タービン動翼11Aより軟質(低強度)の材料により構成されており、耐熱層36にタービン動翼11Aが接触しても自損によりタービン動翼11Aに損傷を与えないようになっている。
タービンケーシング27の内周には、軸線方向に互いに離れた位置に、各々軸線方向前側が開放された前側円環状凹溝51と後側円環状凹溝52とが形成されている。シュラウドセグメント31は、前側フック部33の円弧係止片部分33Aを前側円環状凹溝51に、後側フック部34の円弧係止片部分34Aを後側円環状凹溝52に軸線方向スライドによって各々嵌め込まれている。これにより、シュラウドセグメント31は、タービンケーシング27に対して、径方向の変位と軸線方向後側への変位を拘束され、径方向位置と軸線方向後端位置を決められる。
タービンケーシング27の外周には円環状の係止周溝53が形成されている。また、タービンケーシング27には当該タービンケーシング27を径方向に貫通するピン挿入孔54が、シュラウドセグメント31の個数と同個数、タービンケーシング27の周方向に等間隔に形成されている。
シュラウドセグメント31の前側フック部33の円弧係止片部分33Aの外周面中央部には凹部35が形成されている。タービンケーシング27の各ピン挿入孔54には回り止めピン55が挿入されている。回り止めピン55はシュラウドセグメント31の凹部35に係合している。これにより、シュラウドセグメント31は、タービンケーシング27に対して、周方向変位を拘束され、周方向位置を決められる。
タービンケーシング27の前端部にはリティニングリング56が固定装着されている。リティニングリング56の固定は、リティニングリング56がタービンケーシング27の前端部外周に嵌合する部分の内周に形成された円環状の係止周溝57と、タービンケーシング27の係止周溝53とに係合するばね性を有するC字形の係止ワイヤ部材58がタービンケーシング27とリティニングリング56とを跨ぐように係合することにより、抜け止め式に行われている。
リティニングリング56は耐熱層36を挟んでシュラウドセグメント31の前面31Aと対向する円環状スラスト面56Aを有している。円環状スラスト面56Aはシュラウドセグメント31の前面31A部分の耐熱層36の表面に微少間隔をおいて対向している。これにより、シュラウドセグメント31は、タービンケーシング27に対して、軸線方向前側への変位(熱膨張変位)を所要量許容された状態で、軸線方向の位置決めをされている。
シュラウドセグメント31は、シュラウド本体部32と前側フック部33と後側フック部34とにより、前側フック部33と後側フック部34との間に凹溝部37を形成している。シュラウドセグメント31は、凹溝部37の部分に、タービンケーシング27と協働して全体で見てタービン軸線周りの円環状の冷却流体室60を画定している。タービンケーシング27には冷却流体室60に開口した冷却空気供給通路59が形成されている。冷却空気供給通路59は、所定圧の冷却空気を冷却流体室60に供給する。
シュラウドセグメント31同士の接続面であるシュラウド本体部32、前側フック部33、後側フック部34の各部分の端面には、スリット39、40、41が形成されている。互いに隣り合うシュラウドセグメント31のスリット39、40、41には、両者間に橋渡しされた形態で、シールプレート42、43、44が差し込まれている。これにより、セグメント接続部における冷却流体室60の気密性が高められる。
また、冷却流体室60の気密性は、前側フック部33の円弧係止片部分33Aの外周面(フック部外周面)33Aaと、これに対向するタービンケーシング27の前側円環状凹溝51部分の内周面(フック係合部内周面)27Aとの間、後側フック部34の円弧係止片部分34Aの外周面(フック部外周面)34Aaと、これに対向するタービンケーシング27の後側円環状凹溝52部分の内周面(フック係合部内周面)27Bとの間、前側フック部33の円弧係止片部分33Aの内周面(フック部内周面)33Abと、これに対向するタービンケーシング27の前側円環状凹溝51部分の外周面(フック係合部外周面)27Cとの間、後側フック部34の円弧係止片部分34Aの内周面(フック部内周面)34Abと、これに対向するタービンケーシング27の後側円環状凹溝52部分の外周面(フック係合部外周面)27Dとの間の各々のクリアランス調整により保証される。
上述のクリアランスを設定する前側フック部33と前側円環状凹溝51、後側フック部34と後側円環状凹溝52の形状、大きさについて、図6を参照して詳細に説明する。
フック係合部内周面27A、27B、フック係合部外周面27C、27Dは、各々、タービン回転中心Xtを中心とした半径Ra、Rb、Rc、Rdによる円周面により構成されている。
シュラウドセグメント31のフック部内周面33Ab、34Abは、各々、タービン回転中心Xtを中心とした半径Rg、Rhによる円弧面であるのに対して、フック部外周面33Aa、34Aaは、各々、タービン回転中心Xtに対してオフセット量Δxをもって偏倚した中心Xoを中心として、半径Ra、Rbより小さい半径Re、Rfによる円弧面により構成されている。
これにより、フック部外周面33Aaとフック係合部内周面27A、フック部外周面34Aaとフック係合部内周面27Bとは、各々、非同心の円弧面になり、フック部外周面33Aaとフック係合部内周面27Aとの間の径方向のクリアランスCa、フック部外周面34Aaとフック係合部内周面27Bとの間の径方向のクリアランスCbが、各々、熱変形前においては、一つのシュラウドセグメント31で見て、弧方向中央部Mより弧方向端部Eにおいて大きくなる。このことに併せて、フック部外周面33Aa、34Aaとフック部内周面33Ab、34Abとが非同心の円弧面であることにより、前側フック部33および後側フック部34の径方向厚さが、弧方向中央部Mに比して弧方向端部E側のほうが薄くなっている。
シュラウドセグメント31が燃焼ガスによって高温に曝され、シュラウドセグメント31が半径方向の温度勾配を持つと、シュラウドセグメント31は弧形状を反転する方向に反る熱変形を生じる。これにより、シュラウドセグメント31の弧方向中央部Mより弧方向端部E側において、フック部外周面33Aa、34Aaとフック係合部内周面27A、27Bとの間のクリアランスCa、Cbが大きく縮まる現象が生じる。
本実施の形態のシュラウドセグメント31は、熱変形前においては、フック部外周面33Aa、34Aaとタービンケーシング27のフック係合部内周面27A、27Bとの間のクリアランスCa、Cbが弧方向中央部Mより弧方向端部Eの方が大きいことにより、熱変形後の熱応力が低減している。更に、弧方向中央部MのクリアランスCa、Cbを詰めることにより、空気の漏れ量を最小化している。
このようにして、熱変形後の当該クリアランスCa、Cbは、弧方向中央部Mと弧方向端部Eの全体に亘って一様なもの、あるいは大きい差がないものになり、全体的に最小化が図られる。
クリアランスCa、Cbが、弧方向中央部Mと弧方向端部Eの全体に亘って一様なもの、あるいは大きい差がないものにすることは、シュラウドセグメント31の熱変形量に対するオフセット量Δx、フック部外周面33Aa、34Aaの半径Re、Rfの同定により得られる。この同定は、前側フック部33と後側フック部34の熱変形量の違いに応じて、前側フック部33と後側フック部34とで、個別に行われてよい。
これらのことにより、シュラウドセグメント31が高温に曝され、シュラウドセグメント31が半径方向の温度勾配を持っても、シュラウドセグメント31に過大な熱応力が生じることがなく、その上で、図5に、流線Fa、Fbで示されているクリアランスCa、Cbによる冷却流体室60よりの冷却空気の漏れ量が低減する。この結果、シュラウドセグメント31の耐久性が保証された上で、冷却空気漏れによるタービン性能の低下が低減し、ジェットエンジン1の燃料経済性が改善されると共に、より少ない空気量で、タービン室28より冷却流体室60へのガスの逆流が防止される。
図7は冷却空気漏れ実験結果を示すグラフであり、(A)が本実施形態による空気漏れ流量率を、(B)が従来のものの空気漏れ流量率を、各々示している。従来のものの空気漏れ流量率が0.72%であったのに対し、本実施形態によるシュラウドセグメント31では、空気漏れ流量率が0.63%であった。
また、本実施形態によるシュラウドセグメント31は、前側フック部33の円弧係止片部分33Aの外周面33Aaの端部と、後側フック部34の円弧係止片部分34Aの外周面34Aaの端部が、各々、面取り状の傾斜面45になっている。傾斜面45の周方向の長さは溝40、41の深さに等しいか、それより少し大きい。
このように、フック部外周面33Aa、外周面34Aaの端部が、各々、面取り状の傾斜面45になっていることにより、フック部外周面33Aa、外周面34Aaのうちの溝40、41がある領域の外周面がタービンケーシング27のフック係合部内周面27A、27Bに強く当たることが回避される。
これにより、溝40、41の内壁が歪んで溝端部に応力集中することがなくなり、このことによってもシュラウドセグメント31の耐久性が向上する。
図8はシュラウドセグメントに作用する応力について示している。図8(A)は前側フック部33の応力を、図8(B)は、後側フック部34の応力を各々示しており、図8(A)、(B)において、(a)は傾斜面ありの場合の応力を、(b)は傾斜面なしの場合の応力を示している。図8より、傾斜面の設定により、前側フック部33、後側フック部34の応力が低減していることが分かる。
他の実施形態として、図9に解図的に示されているように、前述の実施形態と同様に、タービンケーシング27のフック係合部内周面27A、27Bはタービン回転中心Xtを中心とした半径Ra、Rbによる円周面により構成され、シュラウドセグメント31の内周面31Bはタービン回転中心Xtを中心とした半径Rcによる円弧面により構成されていて、前側フック部33の円弧係止片部分33Aの外周面33Aaと後側フック部34の円弧係止片部分34Aの外周面34Aaが、楕円面や放物面等の非円弧の曲面により構成されていてもよい。
この場合も、シュラウドセグメント31は、フック部外周面33Aa、34Aaとタービンケーシング27のフック係合部内周面27A、27Bとの間のクリアランスCa、Cbが熱変形前において弧方向中央部Mより弧方向端部Eにおいて大きくなる形状に設定されると共に、前側フック部33と後側フック部34の部位の弧方向端部Eの径方向厚さが同部位の弧方向中央部Mの径方向厚さより薄くなる。
従って、この実施形態でも、熱変形後のクリアランスCa、Cbが、弧方向中央部Mと弧方向端部Eの全体に亘って一様に最小化され、あるいは大きい差がないものになり、前述の実施形態と同等と効果をえることができる。
なお、上述の何れの実施形態においても、フック部外周面33Aa、34Aaとタービンケーシング27のフック係合部内周面27A、27Bとの間のクリアランスCa、Cbが熱変形前において弧方向中央部Mより弧方向端部Eにおいて大きくなる設定は、前側フック部33の部位のみ、あるいは後側フック部34の部位のみであってもよく、これらのことは要求特性等に応じて定められればよい。
なお、他の実施形態として、図10(A)、(B)に示されているように、シュラウドセグメント31は、フック部内周面33Abとタービンケーシング27のフック係合外周面27Cとの間のクリアランスCc、フック部内周面34Abとタービンケーシング27のフック係合外周面27Dとの間のクリアランスCdが、各々、熱変形前において、弧方向端部Eより弧方向中央部Mにおいて大きくなる形状に設定されていてもよい。図10(A)は熱変形前の状態を、図10(B)は熱変形後の状態を各々示している。
この場合、シュラウドセグメント31のフック部外周面33Aa、34Aaは、各々、タービン回転中心Xtを中心とした円弧面であるのに対し、フック部内周面33Ab、34Abは、各々、タービン回転中心に対して所定のオフセット量をもって偏倚した中心を中心として、フック係合部外周面27C、27Dの半径より小さい半径による円弧面により構成されている。これにより、フック部外周面33Aa、34Aaとフック部内周面33Ab、34Abとが非同心の円弧面で、しかも、フック部内周面33Abとフック係合部外周面27C、フック部内周面34Abとフック係合部内周面27Dとは、各々、非同心の円弧面になる。
この実施形態では、シュラウドセグメント31の内周側の熱変形後のクリアランスCc、Cdが、弧方向中央部Mと弧方向端部Eの全体に亘って一様に最小化され、あるいは大きい差がないものになり、全体的に最小化が図られる。これにより、本実施形態でも、前述の実施の形態と同様の作用、効果が得られる。
なお、フック部外周面33Aa、34Aaは、楕円面、放物面等の非円弧の曲面により構成されていもよい。
上述したクリアランスの最適化は、フック部外周面33Aa、34Aaとフック係合部内周面27A、27Bとの間のクリアランスCa、Cbと、フック部内周面33Ab、34Abとフック係合部外周面27C、27Dとの間のクリアランスCc、Cdの双方について行われてもよい。
この場合には、図11(A)、(B)に示されているように、フック部外周面33Aa、34Aaとフック係合部内周面27A、27Bとの間のクリアランスCa、Cbについては、弧方向中央部Mより弧方向端部Eにおいて大きく、フック部内周面33Ab、34Abとフック係合部外周面27C、27Dとの間のクリアランスCc、Cdについては、弧方向端部Eより弧方向中央部Mにおいて大きくなる形状に設定される。図11(A)は熱変形前の状態を、図11(B)は熱変形後の状態を各々示している。
この実施の形態では、シュラウドセグメント31の外周側の熱変形後のクリアランスCa、Cbと、内周側の熱変形後のクリアランスCc、Cdが減少する。特に、この実施の形態では、熱変形後のシュラウドセグメント31の円弧係止片部分33Aに作用する熱応力の低減が図られる。
本発明によるタービンシュラウドは、上述の実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で変更可能である。また、本発明によるタービンシュラウドは、非圧入式のシュラウドセグメントに限られることはなく、圧入式のシュラウドセグメントにも同様に適用することができる。図12は、図10に示されている実施形態と同等のものを圧入式のシュラウドセグメントとした実施の形態を示しており、図12(A)は圧入前の状態を、図12(B)は圧入後の状態を示している。
1 ジェットエンジン
10 逆流燃焼室
11 高圧タービンホイール
11A タービン動翼
13 コンプレッサホイール
27 タービンケーシング
28 タービン室
30 タービンシュラウド
31 シュラウドセグメント
32 シュラウド本体部
33 前側フック部
34 後側フック部
37 凹溝部
60 冷却流体室

Claims (3)

  1. タービン動翼の外周を取り囲むようにタービンケーシングの内周面に取り付けられる複数個のシュラウドセグメントにより構成され、前記タービンケーシングとの間に環状の冷却流体室を画定するタービンシュラウドであって、
    前記シュラウドセグメントは、前記タービン動翼との間のクリアランスを設定するための弧面状のシュラウド本体部と、前記シュラウド本体部の外周面の母線方向に離れた2箇所に前記シュラウド本体部の円弧方向全体に亘って突出形成された鈎形横断面形状の前側フック部と後側フック部とを有し、
    前記シュラウドセグメントは、前記シュラウド本体部と前記前側フック部と前記後側フック部とにより前記冷却流体室を画定するための凹溝部を形成していて、前記前側フック部の外周面と前記後側フック部の外周面が前記タービンケーシングのフック係合部の内周面に対向する形態で前記タービンケーシングに取り付けられており、
    前記シュラウドセグメントは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方の外周面と前記タービンケーシングのフック係合部の内周面との間のクリアランスが熱変形前において弧方向中央部より弧方向端部において大きくなる形状に設定されており、
    前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方における外周面と内周面とが互いに非同心の円弧面により構成されていることを特徴とするタービンシュラウド。
  2. 前記シュラウドセグメントは、前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方における弧方向端部の径方向厚さが同部位の弧方向中央部の径方向厚さより薄いことを特徴とする請求項1に記載のタービンシュラウド。
  3. 前記前側フック部と前記後側フック部の少なくとも何れか一方の外周面の端部が面取り状の傾斜面になっていることを特徴とする請求項1または2に記載のタービンシュラウド。
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