JP5381463B2 - アンテナとそれを有する通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は,アンテナとそれを有する通信装置に関する。
無線通信,例えば無線LANや,近年サービス開始されるモバイルWiMAX等において,小型化されたアンテナを有する通信装置を提供することが市場で求められている。このような新たな無線通信規格は,国または地域ごとに異なる周波数帯域が割り当てられる傾向にある。したがって,市場に提供すべき通信装置は,それらの異なる周波数帯域のすべての帯域で対応可能であることが望ましい。国または地域ごとにそこの周波数帯域に対応して異なる通信装置を開発することはコストアップを招き好ましくないからである。そこで,モバイル環境でも使用できる小型で広帯域なアンテナの開発が望まれている。
このようなアンテナについては,例えば,特許文献1,非特許文献1などに記載されている。
特開2005−86794号公報
「携帯端末用L字型折り返しモノポールアンテナの素子間相互結合低減に関する一検討」防衛大学校 電気電子工学科 Yongho KIM 伊藤淳 森下久,電子情報通信学会 信学技法,2008年3月27日
WiMAXに対して,第1の国または地域では第1の周波数帯が割り当てられ,第2の国または地域では第2の周波数帯が割り当てられることがある。たとえば,現時点において,WiMAXには,日本では周波数帯域2.5〜2.7GHzが割り当てられ,欧州では3.4〜3.6GHxが割り当てられている。したがって,両方の周波数帯域をカバーする広帯域の小型アンテナと無線通信回路があれば,両方の地域に共通のアンテナ及びそれを有する通信装置を提供することができる。
さらに,WiMAXでは,MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信方式が行われる。MIMOでは,通信アンテナ及び受信アンテナを複数設け,複数の送信アンテナから同じ周波数帯域のチャネルで別の通信信号列を同時に通信を行うことで,実質的に周波数の高効率化を図っている。この場合,複数のアンテナを近接させると互いの結合が強くなりMIMO通信方式の実現が困難である。したがって,省スペースで互いの結合が小さい複数のアンテナを設けることが望まれる。
そこで,本発明の目的は,小型で広帯域のアンテナ及びそれを有する通信装置を提供することにある。
本発明の一側面は,誘電体基板と,前記誘電体基板上に形成され第1の方向に延在し第1の長さを有する第1の導電体層を有する給電エレメントと,前記誘電体基板上に形成され前記第1の導電体層の一端の第1の位置から第1の距離を隔てた第2の位置から前記第1の方向と逆の第2の方向に延在する第2の導電体層を有する基準電位エレメントとを有し,前記基準電位エレメントは,前記誘電体基板上に形成され前記第2の導電体層の前記第2の位置から前記第1の導電体層と第2の距離を隔てて前記第1の方向に延在し第3の長さを有する第3の導電体層をさらに有する。
本発明の一側面によれば,小型で広帯域のアンテナを提供することができる。
第1の実施の形態におけるアンテナの構成図である。 第1の実施の形態におけるアンテナの周波数に対する反射係数を示す図である。 第1の実施の形態のアンテナの別の構成を示す図である 第1の実施の形態のアンテナのさらに別の構成を示す図である 第2の実施の形態のアンテナの構成を示す図である。 アンテナ間の結合度を示すグラフ図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの特性を示す図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの特性を示す図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの変形例を示す図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの変形例を示す図である。 第3の実施の形態におけるアンテナの構造を示す図である。 第3の実施の形態におけるアンテナの構造を示す図である。 第4の実施の形態におけるアンテナの構造を示す図である。 実施の形態のアンテナを有する通信装置に外観図である。
図1は,第1の実施の形態におけるアンテナの構成図である。図中,平面図と2つの断面図が示されている。平面図には誘電体基板10の表面に形成された導電体層のパターン11,12,13が示されている。また,図中,平面図中に示された位置A−Aの断面図と位置B−Bの断面図とが示されている。
誘電体基板10は,たとえば,ポリイミドフィルムまたは液晶ポリマフィルムをベース材料とする基板であり,ガラス素材エポキシ系樹脂積層板材料でもよい。厚みは25μm単位の厚み,銅箔18μm,例えば0.043mm程度で,誘電率εr(1MHz)はたとえば4.0〜4.8程度である。誘電体基板10の一方の表面上に,給電エレメントの第1の導電体層11と,グランド電位などの基準電位が印加される基準電位エレメントの第2の導電体層12と,第2の導電体層12から延在する第3の導電体層13とが形成されている。
給電エレメントの第1の導電体層11は,第1の位置P1から図中垂直上側の第1の方向に延在し第1の長さを有し,第1の位置P1に送信信号が印加或いは受信信号が誘起される。図1中の第1の導電体層11は,第1の位置P1で細く先端に向かって漸次太くなる形状を有するが,後述するとおり,一定の幅を有する帯状形状でもよい。
基準電位エレメントの第2の導電体層12は,第1の位置P1から所定距離L1離れた第2の位置P2から図中垂直下側の第2の方向に延在し第2の長さを有する。第2の導電体層12の幅は,第1の導電体層11より太いが,第1の導電体層11と同程度の幅でもよい。そして,第2の導電体層12内の第2の位置にグランド電位などの基準電位が印加される。
たとえば,図示しない通信回路基板に接続されている同軸ケーブルの内導体が第1の導電体層11の第1の位置P1に接続され,外導体が第2の導電体層12の第2の位置P2に接続される。
第1の導電体層11の給電エレメントと,第2の導電体層12の基準電位エレメントとからなるアンテナは,ダイポールアンテナの構成と同等である。つまり,第1の位置P1と第2の位置P2に高周波信号が印加され,第1の導電体層11と第2の導電体層12との間に第1の導電体層11に加えられる高周波信号或いは到来する電磁波によって誘起する電圧が発生し,空気中に電波を放射或いは誘起する。
ダイポールアンテナの場合,給電エレメント11の長さは使用帯域の信号波長λの4分の1,λ/4になる。逆に言えば,アンテナは給電エレメント11の第1の長さに対応した周波数に共振し、給電エレメント11の幅に対応した周波数帯幅を有する。また,基準電位エレメント12の長さも同様にλ/4である。
本実施の形態のアンテナでは,さらに,基準電位エレメントは,第2の導電体層12の第2の位置から図中垂直上側の第1の方向に延在し,第1の導電体層11と所定の距離L1を隔てて配置された第3の導電体層13を有する。第3の導電体層13は,図1の右側の例では,第1の導電体層11の両側に配置されている。ただし,図1の左側の例のように,第3の導電体層13は,第1の導電体層11の片側にのみ配置されていてもよい。
また,第3の導電体層13の第3の長さL3は,好ましくは,第1の導電体層11の第1の長さの1/2未満である。さらに好ましくは,第3の長さL3は,このアンテナの周波数帯域内の所定の周波数の波長をλ(例えば2.5GHz)とすると,λ/12〜λ/8程度である。
第1の導電体層11と第3の導電体層13との間には,誘電体基板10の誘電体材料が介在されている。したがって,第3の導電体層13を設けることで,第1の導電体層11と第3の導電体層13との間にも容量が形成され第1の導電体層11に加えられる高周波信号或いは到来する電磁波による誘起による電圧が発生し,電波が放射或いは誘起する。この動作による電波の周波数は,第1の導電体層11と第2の導電体層12との間による電波の周波数異なる共振周波数をもつと考えられる。その結果,本実施の形態のアンテナの周波数帯域は,第1,第2の導電体層11,12だけのダイポールアンテナの周波数帯域よりも広くなる。半波長λ/2ダイポールアンテナの長さは下記によって得られる。ここでλ:波長=λc:自由空間波長とする。
波長λ=光の速度/周波数=3×10/2.5×10=0.12m
異なる共振周波数λoは下記で計算される。誘電率εrは4.0〜4.8とする。
λo=λ/√εr
図2は,第1の実施の形態におけるアンテナの周波数に対する反射係数を示す図である。横軸が周波数,縦軸が反射係数を示し,本発明者が実験により得た。反射係数VSWRが低い周波数帯域では,アンテナから放射された電波が反射することなく送出されるので,反射係数が低い帯域がアンテナの使用周波数帯域になる。
図中,破線がダイポールアンテナだけの場合の反射係数の周波数特性を示す。そして,実線が第1の実施の形態のアンテナの反射係数の周波数特性である。明らかに,実線の特性は,破線の特性よりもより高い周波数帯域で反射係数が低下し周波数帯域が大きく広がっている。さらに,実線の特性は,破線の特性よりより低い周波数領域でも周波数帯域が多少広がっている。
第1の導電体層11と第2の導電体層12との間の距離,つまり第1の位置P1と第2の位置P2との間の距離L1は,第1の導電体層11と第3の導電体層13との間の距離L1とほぼ同じであり,λ/80〜λ/60程度である。この距離L1は,好ましくは,給電電圧が印加される第1の位置と基準電圧が印加される第2の位置とを入力端子対とした場合の,アンテナの入力インピーダンスが,50Ωに整合するような距離に選択されている。アンテナの入力インピーダンスを50Ωに整合させることで,図示しない通信回路装置との接続を汎用性の高い50Ωの特性インピーダンスを有する同軸ケーブルやマイクロストリップライン等で行うことができる。これによりコイルやコンデンサなのど部品を使用することなくインピーダンス整合させることができ,入力端子間での高周波信号の整合損失を減らし反射を抑制することができる。
本発明者が試作した図1のアンテナによれば,その周波数帯域を2.3〜3.6GHzに広げることができた。その結果,比帯域は次の通りになる。
(3.6−2.3)/{(3.6−2.3)/2+2.3}≒0.441=44.1%
また,第3の導電体層13を給電エレメントの第1の導電体層11の片側に設けた場合と,両側に設けた場合とを試作品で調べたところ,両方の場合で図2の反射係数が広い周波数帯域で低下する特性が確認された。片側に設けた場合のほうが低い周波数帯域で反射が多少少なくなることが確認されたが,両側に設けた場合のほうが高い周波数帯域で反射が多少少なくなることも確認された。
さらに,第3の導電体層13の長さL3を異ならせた試作品を調べたところ,長さL3がλ/4から短くなるに従い反射係数がより低くなりながらその反射係数が低い周波数帯域が低い帯域から高い帯域に移動し,λ/8〜λ/12内の最適な長さで広い周波数帯域で最も反射係数が低くなる特性を持ち,さらに長さL3を短くすると反射係数が低い周波数帯域がより高い帯域に移動しながら反射係数は高くなり破線のダイポールアンテナ特性になる事が確認された。
図3は,第1の実施の形態のアンテナの別の構成を示す図である。このアンテナは,誘電体基板10の第1の表面上に,垂直上方向に延在する一定幅の帯状の第1の導電体層11と,それと所定の距離L1離間して垂直下方向に延在する一定幅の帯状の第2の導電体層12と,第1の導電体層11と所定距離L1離れて第2の位置P2から垂直上方向に延在する第3の導電体層13とを有する。断面構造は図1と同じである。そして,第1の位置P1と第2の位置P2との間に送信信号20が供給或いは誘起され,それに対応した電波が送信或いは受信される。
図3の平面図の右側は,第3の導電体層13が第1の導電体層11の両側に設けられているが,平面図の左側のように片側のみに設ける構成でもよい。
図4は,第1の実施の形態のアンテナのさらに別の構成を示す図である。このアンテナは,誘電体基板10の第1の表面上に給電エレメントの第1の導電対層11が設けられ,第1の表面とは反対側の第2の表面上に基準電位エレメントの第2及び第3の導電対層12,13が設けられている。
このように構成することで,給電エレメントと基準電位エレメントとの間に介在する誘電体基板の高い誘電率により,アンテナサイズを小型化することができる。図3に示した構成のアンテナも同様に,誘電体基板の第1の表面と第2の表面とに給電エレメントと基準電位エレメントとをそれぞれ形成しても同様に小型化することができる。図4の平面図の右側は第3の導電体層13が第1の導電体層11の両側に設けられた例であり,左側は片側のみに設けられた例である。いずれの構成でもよい。
図5は,第2の実施の形態のアンテナの構成を示す図である。このアンテナは,誘電体基板10上に並べて配置され,給電エレメント11A,11Bと基準電位エレメント12A,12B,13A,13Bとをそれぞれ有する第1及び第2のアンテナ素子21,22を有する。さらに,アンテナは,誘電体基板10上に設けられ第1及び第2のアンテナ素子21,22の基準電位エレメント12A,12Bの間を接続し第4の長さを有する短絡用導電体層14を有する。2つのアンテナ素子21,22の給電エレメントと基準電位エレメントの形状及びサイズは同じである。したがって,両アンテナ素子21,22は同じ周波数帯域を有し,MIMOアンテナとして利用可能である。
さらに,両アンテナ素子の基準電位エレメント12A,12Bの間を第4の長さを有する短絡用導電体層14で結合させている。短絡用導電体層14は,基準電位エレメント12A,12Bの結合点15A,15Bで結合されている。
MIMOアンテナなど複数のアンテナから同じ周波数の電波を送出する場合,一方のアンテナから送出した電波が他方のアンテナで吸収される程度が高いのは好ましくない。このように両アンテナ間の結合度が高いと,複数のアンテナから異なる信号の電波を送出することができないからである。そこで,一般には,両アンテナの距離L4をλ/4以上にすることが行われている。しかし,このことはアンテナの小型化に反する。
しかし,上記のような短絡用導電体層14を設けることで,この結合度を低下させることができることが本発明者により見いだされた。つまり,両アンテナ間の距離L4をλ/4より短くしても,充分に結合度が低いアンテナ対にすることができる。
図5の右側は,アンテナ対それぞれで第3の導電体層13が第1の導電体層11の両側に設けられた例であり,左側は片側のみに設けられた例である。いずれの構成でもよい。
図5のアンテナ対は,図4のように給電エレメント11A,11Bと誘電体基板10の第1の表面上に形成し,基準電位エレメント12A,12B,13A,13Bを誘電体基板10の第2の表面上に形成してもよい。
図6は,アンテナ間の結合度を示すグラフ図である。横軸がアンテナ間の距離L4を,縦軸が結合度を示す。結合度は,一方のアンテナから送出した電波の減衰量に対応し,減衰量が小さいほど結合度が弱いことを意味している。図6に示された結合度は,図5のアンテナ対において短絡用導電体層14を設けていない場合のものである。距離30mmは周波数が2.5GHzのときのλ/4に対応する。短絡用導電体層14を設けていない場合は,アンテナ間の距離L4を30mm(=λ/4)以上離間することがアンテナ間の充分なアイソレーションを得るためには望ましい。
一方,図5のように短絡用導電体層14を設けることで,図6の結合度をより低くすることが確認された。したがって,アンテナ間の距離L4をλ/4未満に近づけることができる。その結果,MIMOアンテナとして小型化することができる。
図5の短絡用導電体層14で基準電位エレメントの間を結合したアンテナ対は,短絡用導電体層14を設けることで,特定の周波数において大きく減衰する特性を持つことが本発明者により見いだされた。この特定の狭い周波数帯域での減衰特性は,上記のアンテナ間の結合度の低下特性とは別にかつ独立して存在する。そして,短絡用導電体層14の結合点15A,15Bの位置を変更することで,その特定の周波数帯域を変更することができる。また,短絡用導電体層14の長さを変更することで,その減衰率を変更することができる。
図7は,第2の実施の形態におけるアンテナの特性を示す図である。上記のように,図5のアンテナ対は,短絡用導電体層14の結合点15A,15Bの位置を変更することで,その特定の周波数帯域を変更することができる。図7中の右側に示されるとおり,短絡用導電体層14の結合点15A,15Bを,破線のように第3の導電体層13A,13Bに近い位置に配置した場合は,特定周波数帯域の周波数を低く設定することができ,一方で,実線のように第3の導電体層13A,13Bから遠い位置に配置した場合は,特定周波数帯域の周波数を高く設定することができる。
図7中の左側には,減衰量が大きくなる周波数特性が示されている。破線は,短絡用導電体層14の結合点15A,15Bを第3の導電体層13A,13Bに近い位置に配置した場合であり,実線は,短絡用導電体層14の結合点15A,15Bを第3の導電体層13A,13Bから遠い位置に配置した場合である。矢印で示されるとおり,結合点を変更することにより,減衰率が低下する特定の周波数帯を変更することができる。これにより,無線通信において受信したくない外来の妨害電波信号の周波数帯に上記の特定周波数を設定すれば,アンテナは外来の妨害電波乱の信号を減衰することができる。
特に,日本におけるWiMAXは,WiLAN,Wi−Fi,Bluetoothなどと一部周波数帯域が重なっている。したがって,そのような重なっている周波数帯域に上記の特定の周波数帯を一致させることで,WiLANの電波をカットすることができる。
図7の平面図において,左側はアンテナ対がそれぞれ第3の導電体層13が第1の導電体層11の両側に設けられた例であり,左側は片側のみに設けられた例である。いずれの構成でも同様の特性が得られる。
図8は,第2の実施の形態におけるアンテナの特性を示す図である。上記のように,図5のアンテナ対は,短絡用導電体層14の長さを変更することで,その減衰率を変更することができる。図8中右側に示したアンテナ対31は,導電体層14Aにより短絡用導電体層14(3)の長さが短い例であり,アンテナ対32は,短絡用導電体層14(4)の長さが長い例である。
図8中左側に示されるとおり,短絡用導電体層14の長さが短い場合は減衰率が小さくなり,逆に,短絡用導電体層14の長さが長い場合は減衰率が大きくなる。ただし,減衰率を大きくするとその特定周波数帯の近くの周波数帯においても減衰率が大きくなる。したがって,短絡用導電体層14の長さを適宜選択することで,特定周波数帯の近くの周波数帯の減衰率を低下させることなく,特定周波数帯の減衰率を必要な程度まで低下させることができる。
図8の平面図には,アンテナ対のアンテナそれぞれが第3の導電体層を第1の導電体層の両側に設けた例しか示されていないが,片側に設けた例でも同様の特性が得られる。
図9は,第2の実施の形態におけるアンテナの変形例を示す図である。図9中右側に示されるとおり,この変形例では,アンテナ対21,22の基準電位エレメントである第2の導電体層12A,12Bの間を結合する短絡用導電体層14の結合点を変更可能な結合点スイッチ群15SWと,短絡用導電体層14の長さを変更可能な長さスイッチ群14SWとを有する。そして,これらのスイッチ群内のいずれかのスイッチを導通状態にすることで,結合点を所望の位置に,長さを所望の長さにそれぞれ設定することができる。
減衰率が低下する特定周波数帯をスイッチ群15SWで選択し,減衰率の程度をスイッチ群14SWで選択することで,アンテナ対の結合度を低下させると共に,特定周波数帯の電波を拒否することができる。
図10は,第2の実施の形態におけるアンテナの変形例を示す図である。この例では,図9とことなり,アンテナそれぞれにおいて,第3の導電体層13が第1の導電体層11の片側のみに設けられている。この構造でも,図9と同様に設定することが可能である。
図11は,第3の実施の形態におけるアンテナの構造を示す図である。このアンテナ対21,22のうち,アンテナ21は,給電エレメントの第1の導電体層11Aの第1の位置P1とは反対側の第2の位置P2から横方向に延びる第4の導電体層11Aeを有する。アンテナ22も同様に,第2の位置P2から横方向に延びる第4の導電体層11Beを有する。
さらに,アンテナ21は,基準電位エレメントの第2の導電体層12Aの第4の位置P4から,第2の導電体層12Aと離間して図中垂直上方向に延びる第5の導電体層12Aeを有する。アンテナ22も同様に,第4の位置P4から垂直上方向に延びる第5の導電体層12Beを有する。
さらに,両アンテナ21,22共に,給電エレメントの第1の導電体層11A,11Bと第4の導電体層11Ae,11Beとが,誘電体基板10の一方の平面に形成され,基準電位エレメントの第2の導電体層12A,12Bと第5の導電体層12Ae,12Beとが,誘電体基板10の他方の平面に形成されている。また,断面C−Cに示されるとおり,第2の導電体層12A,12Bと,第5の導電体層12Ae,12Beとの間の誘電体基板10は,10A,10Bに示されているとおり,除去されている。
このように,給電エレメントと基準電位エレメントとを共に長い構成にし,誘電体基板10の両面に別々に設けることで,図5の構成に比較すると,給電エレメントの長さが同じとした場合,図10のアンテナのほうが全体のサイズを小さくすることができる。
図12は,第3の実施の形態におけるアンテナの構造を示す図である。この例は,図11と異なり,各アンテナにおいて,第3の導電体層13A,13Bが第1の導電体層11A,11Bの片側にだけ設けられている。この構成でも図11と同様である。
図13は,第4の実施の形態におけるアンテナの構造を示す図である。このアンテナは,2つのアンテナ31,32を有する。アンテナ31は,図1と同じ構造であり,給電エレメントである第1の導電体層11Aと基準電位エレメントである第2の導電体層12A及び第3の導電体層13Aとを有する。一方,アンテナ32は,図10のアンテナ22と同等の構造であり,給電エレメントは第1の導電体層11Bと第4の導電体層11Beを有し,基準電位エレメントは第2の導電体層12Bと第3の導電体層13Bと第5の導電体層12Beとを有する。そして,2つの給電エレメントには入力端子30から同じ送信信号が印加或いは誘起される。
アンテナ31の給電エレメント11Aの長さよりも,アンテナ32の給電エレメント11B,11Beの長さが長い。したがって,アンテナ31の周波数帯よりアンテナ32の周波数帯のほうが低くなり,両者の周波数帯域は異なる。そして,アンテナ31,32の距離はたとえばλ/4未満であっても,周波数が異なるため両アンテナの結合はない。その結果,アンテナ対31,32は,2つの周波数帯域にまたがる広い周波数帯域を有する。
なお,図10に示されるように,アンテナ対の給電エレメントを誘電体基板10の一方の面に,基準電位エレメントを他方の面に形成してもよい。
図13には,右側に第3の導電体層13が第1の導電体層11の両側に設けられた構成が,左側に片側にのみ設けられた構成がそれぞれ示されている。
図14は,上記実施の形態のアンテナを有する通信装置に外観図である。図14には2種類の通信装置が示されている。いずれも,USBなどのコネクタ50と,通信回路が内蔵されている第1の筐体51と,アンテナが収容されている第2の筐体52とを有する。図14(A)は,アンテナの筐体52が水平方向に横たわった構成であり,図14(B)はアンテナの筐体52が垂直方向に立った構成である。図14(B)の構成にすれば,ダイポールアンテナの給電エレメントと基準電位エレメントを結ぶ直線の周り360°の方向に電波を送出するので,上下方向を除いて無指向性のアンテナにすることができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
誘電体基板と,
前記誘電体基板上に形成され第1の方向に延在し第1の長さを有する第1の導電体層を有する給電エレメントと,
前記誘電体基板上に形成され前記第1の導電体層の一端の第1の位置から第1の距離を隔てた第2の位置から前記第1の方向と逆の第2の方向に延在する第2の導電体層を有する基準電位エレメントとを有し,
前記基準電位エレメントは,前記誘電体基板上に形成され前記第2の導電体層の前記第2の位置から前記第1の導電体層と第2の距離を隔てて前記第1の方向に延在し第3の長さを有する第3の導電体層をさらに有するアンテナ。
(付記2)
付記1において,
前記第1の導電体層の第1の位置に送信信号が印加され,前記第2の導電体層の第2の位置に基準電位が印加されるアンテナ。
(付記3)
付記2において,
前記第1及び第2の距離は等しく,前記第1の導体層の第1の位置と前記第2の導体層の第2の位置を入力端子対としてみた入力インピーダンスが50Ωに整合するように,前記第1及び第2の距離が選択されているアンテナ。
(付記4)
付記2または3において,
前記第3の長さが,前記第1の長さの1/2未満であるアンテナ。
(付記5)
付記2または3において,
使用帯域の周波数の波長をλとした場合に,前記第1の長さがλ/4であり,前記第3の長さがλ/8〜λ/12であるアンテナ。
(付記6)
付記2において,
前記給電エレメントの第1の導電体層は前記誘電体基板の第1の表面に形成され,
前記基準電位エレメントの第2及び第3の導電体層は前記誘電体基板の前記第1の表面とは反対側の第2の表面に形成されているアンテナ。
(付記7)
付記2において,
前記誘電体基板上に並べて配置され,前記給電エレメントと基準電位エレメントとをそれぞれ有する第1及び第2のアンテナ素子を有し,
さらに,前記誘電体基板上に設けられ前記第1及び第2のアンテナ素子の前記基準電位エレメントの間を接続し第4の長さを有する短絡用導電体層を有するアンテナ。
(付記8)
付記7において,
前記短絡用導電体層が接続される前記基準電位エレメントの短絡接続点を可変変更する第1のスイッチ群を有するアンテナ。
(付記9)
付記7または8において,
前記短絡用導電体層の第4の長さを可変変更する第2のスイッチ群を有するアンテナ。
(付記10)
付記2または7において,
前記給電エレメントは,前記第1の導電体層の前記第1の位置とは反対側他端の第3の位置から前記第1の方向と異なる第4の方向に延びる第4の導電体層を有し,
前記基準電位エレメントは,前記第2の導電体層の前記第2の位置とは反対側他端の第4の位置から前記第1の方向に延びる第5の導電体層を有するアンテナ。
(付記11)
付記7において,
前記第2のアンテナ素子の給電エレメントは,前記第1の導電体層の前記第1の位置とは反対側他端の第3の位置から前記第1の方向と異なる第4の方向に延びる第4の導電体層を有し,
前記第2のアンテナ素子の基準電位エレメントは,前記第2の導電体層の前記第2の位置とは反対側他端の第4の位置から前記第1の方向に延びる第5の導電体層を有するアンテナ。
(付記12)
付記1乃至11のいずれかに記載のアンテナと,
前記アンテナの前記給電エレメントに送信信号を前記基準電位エレメントに基準電位をそれぞれ供給する通信回路装置とを有する通信装置。
10:誘電体基板 11:給電エレメント(第1の導電体層)
12:基準電位エレメント(第2の導電体層)
13:基準電位エレメント(第3の導電体層)

Claims (9)

  1. 誘電体基板と,
    前記誘電体基板上に形成され第1の方向に延在し第1の長さを有する第1の導電体層を有する給電エレメントと,前記誘電体基板上に形成され前記第1の導電体層の一端の第1の位置から第1の距離を隔てた第2の位置から前記第1の方向と逆の第2の方向に延在する第2の導電体層を有する基準電位エレメントとを有し,前記基準電位エレメントは,前記誘電体基板上に形成され前記第2の導電体層の前記第2の位置から前記第1の導電体層と第2の距離を隔てて前記第1の方向に延在し第3の長さを有する第3の導電体層をさらに有する第1のアンテナ素子と,
    前記第1のアンテナ素子と前記誘電体基板上に並べて配置され,前記給電エレメントと基準電位エレメントとを有する第2のアンテナ素子と,
    前記誘電体基板上に設けられ前記第1及び第2のアンテナ素子の前記基準電位エレメントの間を接続し第4の長さを有する短絡用導電体層と,
    前記短絡用導電体層が接続される前記基準電位エレメントの短絡接続点を可変変更する第1のスイッチ群とを有するアンテナ。
  2. 誘電体基板と,
    前記誘電体基板上に形成され第1の方向に延在し第1の長さを有する第1の導電体層を有する給電エレメントと,前記誘電体基板上に形成され前記第1の導電体層の一端の第1の位置から第1の距離を隔てた第2の位置から前記第1の方向と逆の第2の方向に延在する第2の導電体層を有する基準電位エレメントとを有し,前記基準電位エレメントは,前記誘電体基板上に形成され前記第2の導電体層の前記第2の位置から前記第1の導電体層と第2の距離を隔てて前記第1の方向に延在し第3の長さを有する第3の導電体層をさらに有する第1のアンテナ素子と,
    前記第1のアンテナ素子と前記誘電体基板上に並べて配置され,前記給電エレメントと基準電位エレメントとを有する第2のアンテナ素子と,
    前記誘電体基板上に設けられ前記第1及び第2のアンテナ素子の前記基準電位エレメントの間を接続し第4の長さを有する短絡用導電体層と,
    前記短絡用導電体層の第4の長さを可変変更する第2のスイッチ群とを有するアンテナ。
  3. 請求項1または2において,
    前記第1の導電体層の第1の位置に送信信号が印加され,前記第2の導電体層の第2の位置に基準電位が印加されるアンテナ。
  4. 請求項において,
    前記第1及び第2の距離は等しく,前記第1の導体層の第1の位置と前記第2の導体層の第2の位置を入力端子対としてみた入力インピーダンスが50Ωに整合するように,前記第1及び第2の距離が選択されているアンテナ。
  5. 請求項3または4において,
    前記第3の長さが,前記第1の長さの1/2未満であるアンテナ。
  6. 請求項3または4において,
    使用帯域の周波数の波長をλとした場合に,前記第1の長さがλ/4であり,前記第3の長さがλ/8〜λ/12であるアンテナ。
  7. 請求項において,
    前記給電エレメントの第1の導電体層は前記誘電体基板の第1の表面に形成され,
    前記基準電位エレメントの第2及び第3の導電体層は前記誘電体基板の前記第1の表面とは反対側の第2の表面に形成されているアンテナ。
  8. 請求項において,
    さらに,前記短絡用導電体層の第4の長さを可変変更する第2のスイッチ群を有するアンテナ。
  9. 請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナと,
    前記アンテナの前記給電エレメントに送信信号を前記基準電位エレメントに基準電位をそれぞれ供給する通信回路装置とを有する通信装置。
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