JP5379932B1 - 撮像システム、撮像方法 - Google Patents

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Abstract

全ライン露光期間(Ta)と非全ライン露光期間(Tr)とが生じるようにローリングシャッタ方式の撮像制御を行い、第1調光モードにおいて、全ライン露光期間(Ta)中の第1期間(T1)における照明光の光量を所定のレベルに維持しながら、第1期間(T1)以外の全ライン露光期間(Ta)および非全ライン露光期間(Tr)でなる第2期間(T2)中における照明光の光量を直前の第2期間(T2)に比して増減させる(CI1,CI2)ように照明光の光源を制御する撮像システム。

Description

本発明は、撮像素子の露光を水平ライン毎に順次行うローリングシャッタ方式の撮像システム、撮像方法に関する。
撮像装置では、従来よりCCD型イメージセンサが広範に用いられていたが、近年ではCMOS型イメージセンサ(以下、単にCMOSという)も広く使用されるようになってきている。このCMOSは、低消費電力で、周辺回路を同一基板上に形成することが可能であるという利点を有しており、電子内視鏡の分野においても、CMOSを使用した内視鏡システムが提案されてきている。
ところで、CMOSは、一般に、1水平ライン毎に順に画素信号の読み出しが行われるローリングシャッタ方式が採用されている。
このようなローリングシャッタ方式のCMOSを使用した撮像装置としては、例えば、特開2009−124260号公報に記載されたものが挙げられる。また、内視鏡装置におけるCMOSの適用例としては、特開2011−30985号公報に記載されたものが挙げられる。
ところで、ローリングシャッタ方式の場合には、同一の時点で露光中のラインと非露光中のラインとが存在する状態が発生するが、このような時点でフラッシュ発光(閃光発光)を行うと、照明光により照明された被写体が露光されるラインと、被写体が照明光により照明されることなく露光されるラインとが発生し、1画面中に明暗縞が生じてしまうことになる。
そこで、上述した特開2009−124260号公報や特開2011−30985号公報に記載の技術では、全ラインに共通する露光期間(全ライン露光期間、あるいはグローバル露光期間)に照明光を照射して撮影を行うように制御している。
しかし、フラッシュ発光(閃光発光)ではない通常のランプ(キセノンランプやハロゲンランプ等)、あるいはLED等を用いた照明光では、全ライン露光期間にのみ発光を行うと、全ライン露光期間以外の非全ライン露光期間にも発光を行う場合に比して、最大照明光量が低くなってしまう。
そこで、非全ライン露光期間にも発光を行った場合に生じる明暗縞を目立たなくする技術として、撮像のタイミングに対して光量変化を比較的緩やか(最速でも10Hz程度)にすることが考えられる。こうした緩やかな光量変化は、例えば、メカニカル絞り機構のような調光機構を有する光源装置において行われており、明暗縞が生じたとしても実用上問題のないレベルに抑制することが可能となっている。
メカニカル絞り機構による緩やかな光量変化に代えて、光源(例えばLED光源)を緩やか(例えば10Hz程度)に電流調光することも考えられる。しかし、電流調光だけでは広いダイナミックレンジの調光を行うことが困難である(特に、内視鏡光源で使用するような大電力LEDドライバでは、電流調光のみで達成し得る最小光量は、最大光量の例えば数十分の一程度である)。
従って、電流調光に加えて、さらにPWM調光、あるいはメカニカル絞り機構などを併用した調光が必要になると考えられる。
例えば、特開2007−318581号公報には、CMOS等の撮像素子と、撮像素子の露光および読出駆動をローリングシャッタ方式で制御する撮像素子駆動制御手段と、フレーム周期を制御するフレーム周期制御手段と、LEDライト等で構成される撮影補助光源と、この撮影補助光源をPWM駆動で制御する補助光源駆動制御手段と、を備える撮像装置が記載されている。該公報に記載の技術では、ローリングシャッタによる各ライン毎の露光開始期間に同期して、LEDライトをパルス発光させ、かつ発光パルスをPWM制御することにより発光量を調整している(ライン調光:該公報の例えば図3等参照)。
この特開2007−318581号公報に記載の技術は、1水平ライン期間毎に発光パルスをPWM調光する技術であるために、さらに電流調光を併用することも可能である。
ところで、一般的に1水平ライン期間は数10μs程度である。これに対して、内視鏡光源で使用するような大電力LEDドライバは、生成可能な最小パルス幅が数μs程度であるために、上述した特開2007−318581号公報に記載の技術をもってしても、広いダイナミックレンジの調光を行うことは依然として困難である(例えば、PWM調光と電流調光を併用したとしても、達成し得る最小光量は、最大光量の例えば数百分の一程度である)。
光源装置の調光ダイナミックレンジはより広いことが望ましく、特に内視鏡光源としては、最大光量の数千分の一のオーダーの最小光量が得られることが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、水平ライン毎に順次露光を行う撮像素子を用いる撮像システム、撮像方法において、画像の明暗縞を抑制しながら、調光のダイナミックレンジを広くすることができる撮像システム、撮像方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様による撮像システムは、光電変換を行う複数の画素が水平ライン単位で2次元状に配列された撮像素子と、全水平ラインの読み出しに要する期間よりも所定の露光期間が長くなるように設定して、前記撮像素子の露光を前記水平ライン毎に順次開始させ、最後の水平ラインの露光を開始させた後に、露光開始から前記所定の露光期間が経過した水平ライン毎に順次読出を行わせることにより、前記全水平ラインが同時に露光される全ライン露光期間と、何れかの水平ラインが露光される期間における前記全ライン露光期間以外の非全ライン露光期間と、が生じるように制御する撮像制御部と、前記撮像素子による撮像の対象である被写体へ出射する照明光を発光する光源と、前記光源を、前記照明光の光量を調節可能に駆動する光源駆動部と、第1調光モードにおいて、前記全ライン露光期間中の第1期間における前記照明光の光量を所定のレベルに維持しながら、前記第1期間以外の前記全ライン露光期間および前記非全ライン露光期間でなる第2期間中における前記照明光の光量を直前の第2期間に比して増減させるように前記光源駆動部を制御する調光制御部と、を具備している。
本発明の第2の態様による撮像方法は、光電変換を行う複数の画素が水平ライン単位で2次元状に配列された撮像素子の撮像制御に際して、全水平ラインの読み出しに要する期間よりも所定の露光期間が長くなるように設定し、前記撮像素子による撮像の対象である被写体へ出射する照明光を光源から発光し、前記撮像素子の露光を前記水平ライン毎に順次開始し、最後の水平ラインの露光を開始した後に、露光開始から前記所定の露光期間が経過した水平ライン毎に順次読出を行い、第1調光モードにおいて、前記全水平ラインが同時に露光される全ライン露光期間中の第1期間における前記照明光の光量を所定のレベルに維持しながら、何れかの水平ラインが露光される期間における前記全ライン露光期間以外の非全ライン露光期間および前記第1期間以外の前記全ライン露光期間でなる第2期間中における前記照明光の光量を直前の第2期間に比して増減する方法である。
本発明の実施形態1の内視鏡システムの構成を示す図。 上記実施形態1において、CMOSの露光タイミングと光源装置の調光動作とを示すタイミングチャート。 上記実施形態1の各調光モードにおける電流制御およびパルス幅制御の様子を示す線図。 上記実施形態1において、光源装置の制御部による調光制御の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図4のステップS2における光量減少処理の詳細を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図4のステップS4における光量増加処理の詳細を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図6は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は内視鏡システムの構成を示す図である。
本実施形態は、撮像システムの一例として、内視鏡システム1を挙げたものとなっている。ただし、撮像システムは内視鏡システム1に限定されるものではなく、撮像機能を備えたシステムに広く適用することが可能である。
内視鏡システム1は、スコープ(内視鏡)2と、光源装置3と、ビデオプロセッサ4と、モニタ5と、通信ケーブル6とを備えている。
光源装置3は、制御部21と、LED駆動部22と、白色LED(図中、W−LEDと記載する)23と、光学系24と、操作パネル25と、を備えている。
白色LED23は、照明光として白色光を発光する発光素子であり光源である。
LED駆動部22は、白色LED23に電流を供給して駆動する光源駆動部である。このLED駆動部22は、例えば供給する電流を制御することにより、白色LED23から発光する照明光の光量を調節することが可能となっている。ここに、LED駆動部22による電流制御としては、電流値の制御と、電流の印加パルス幅の制御(つまり、PWM制御)と、の両方が可能である。前者の電流値の制御は、白色LED23の発光輝度を制御することであり、後者のPWM制御は、白色LED23の発光時間を制御することである。
制御部21は、LED駆動部22から白色LED23へ供給する電流を制御することにより、白色LED23から発光する照明光の光量を調節する調光制御部である。この制御部21の制御は、通信ケーブル6を介してビデオプロセッサ4と通信を行って取得した絞り制御信号に基づき、または操作パネル25を介したユーザからの照明光の明るさ設定に基づき、行われる。
光学系24は、白色LED23から発光された照明光を伝送して、スコープ2の後述するライトガイド11の基端の入射端面に集光するものである。
操作パネル25は、光源装置3に対する操作をユーザが行うためのものであり、光源装置3の電源オン/オフ操作や、照明光の明るさ設定操作等を行うことができるようになっている。
このような光源装置3から照明光の供給を受ける内視鏡であるスコープ2は、ライトガイド11と、照明レンズ12と、対物レンズ13と、CMOS型イメージセンサ(CMOS)14と、信号線15と、ライトガイドコネクタ16と、ビデオコネクタ17と、を備えている。
ライトガイド11は、ライトガイドコネクタ16から基端が延出しており、ライトガイドコネクタ16を光源装置3に接続したときに、ライトガイド11の基端の入射端面に上述した白色LED23からの光が光学系24により集光される。
ライトガイド11はスコープ2の挿入部内を先端部まで挿通されており、先端の射出面から照明光を射出する。スコープ2の先端におけるこの照明光の光路上には、照明レンズ12が配設されている。こうして、ライトガイド11内を伝達された光源装置3からの照明光は、照明レンズ12を介して挿入部の先端から、CMOS14による撮像の対象である被写体へ出射される。
照明光を照射された被写体の光学像は、スコープ2の挿入部先端に配設された対物レンズ13を介して取り込まれ、撮像素子であるCMOS14上に結像する。このCMOS14は、光電変換を行う複数の画素が水平ライン単位で2次元状に配列され、この画素配列上に例えば原色ベイヤー配列のカラーフィルタアレイがさらに配設されている単板のカラー撮像素子である。そして、CMOS14は、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像を行い、信号線15を介して、ビデオコネクタ17が接続されたビデオプロセッサ4へ電気信号(単板カラー画像)を送信する。
ビデオプロセッサ4は、CMOS14の1フレーム期間(あるいは1フィールド期間などの、1枚の画像を撮像する期間)における露光を水平ライン毎に順次開始させ、露光開始から所定の露光期間(いわゆるシャッタ速度)が経過した水平ライン毎に順次読出を行わせる(すなわち、いわゆるローリングシャッタによる露光制御を行う)撮像制御部である。このビデオプロセッサ4は、さらに、全水平ラインの読み出しに要する期間よりも所定の露光期間が長くなるように設定する。これにより、最初の水平ラインの読み出しは、最後の水平ラインの露光が開始した後となる。従って、ビデオプロセッサ4は、全水平ラインが同時に露光される全ライン露光期間と、何れかの水平ラインが露光される期間における全ライン露光期間以外の非全ライン露光期間と、が生じるように制御している。
そして、ビデオプロセッサ4は、CMOS14から受信した単板カラー画像をデモザイキング(同時化)してカラー画像(つまり、各画素についてRGB3色の色信号が揃ったいわゆる三板カラー画像)を生成し、生成したカラー画像のカラーバランス調整やガンマ変換、色変換等の画像処理を行った後に、モニタ5に表示するための信号形式に変換してモニタ5へ出力する。ここにモニタ5は、カラーモニタである。これにより、モニタ5には被写体の画像がカラーで表示される。
また、ビデオプロセッサ4には、明暗補正部31が設けられている。光源装置3は、後で詳しく説明するように、発光量の制御、すなわち調光を、幾つかの異なる調光モード(具体的には、図3に示すように、最大調光モード、第1調光モード、第2調光モード)に分類して行うようになっている。そして、これらの内の第1調光モードで調光を行う場合には、CMOS14によるローリングシャッタと併用すると、被写体に緩やかなグラデーションが発生する。そこで、明暗補正部31は、第1調光モードの照明下でCMOS14により露光して得られた画像(緩やかなグラデーションがある画像)を、画像を露光したときの各水平ラインに対応する照明光の光量に基づいて、各水平ラインに対応する照明光の光量が同一であるときの画像(グラデーションがない画像)に近付けるように補正するものである。
さらに、ビデオプロセッサ4は、上述したカラー画像から例えば輝度信号を抽出して、抽出した輝度信号に基づき絞り制御信号を生成する。また、ビデオプロセッサ4は、全水平ライン中の最後の水平ラインの露光が開始された時点でハイレベルとなり、全水平ライン中の最初の水平ラインの露光が終了した時点でローレベルとなる全ライン露光信号も生成する。こうしてビデオプロセッサ4により生成された絞り制御信号および全ライン露光信号は、ビデオプロセッサ4と光源装置3とを接続する通信ケーブル6を介して、光源装置3の制御部21へ送信される。
制御部21は、受信した絞り制御信号と全ライン露光信号とに基づき、LED駆動部22を制御して白色LED23から発光する照明光の光量調節を行う。
一方、光源装置3の制御部21は、照明光の光量調節情報を、通信ケーブル6を介してビデオプロセッサ4へ送信する。上述した明暗補正部31は、受信した照明光の光量調節情報に基づき、水平ライン毎の露光時の照明光の光量の相違に基づく画像の明るさの相違を補正する。
次に、図2はCMOS14の露光タイミングと光源装置3の調光動作とを示すタイミングチャートである。
CMOS14は、各画素を水平ライン毎に順にリセットすること(リセットタイミングRST)により露光が開始され、所定の露光期間(図2に示す(Tr+Ta))が経過した水平ラインから画素データを順に読み出すこと(読出タイミングRD)により露光が終了する。
なお、露光期間(Tr+Ta)は、1フレーム期間Tflと等しいか、それよりも短い期間(図2に示した例は、1フレーム期間Tflよりもやや短い期間)となっている。
そして、ビデオプロセッサ4は、上述したように、露光期間(Tr+Ta)が全水平ラインの読出に要する期間Trよりも長くなるように制御しているために、全水平ラインが同時に露光される全ライン露光期間Taは正(Ta>0)である。これにより、最初に露光が開始された水平ラインの読み出しが開始される前に、最後の水平ラインの露光が開始されることになる。そして、少なくとも1つの水平ラインが露光されているが全ライン露光期間Taではない期間(例えば、上記期間Tr)は、非全ライン露光期間である。
ビデオプロセッサ4は、全ライン露光期間Taにおいて例えばハイレベルとなり、全ライン露光期間Ta以外の期間において例えばローレベルとなる信号を、上述した全ライン露光信号として生成して、光源装置3の制御部21へ送信する。
また、ビデオプロセッサ4は、絞り制御信号(例えば、照明光の光量を現状に維持する信号、あるいは照明光の光量を現状からどれだけ減少させるかを示す信号、さらにあるいは照明光の光量を現状からどれだけ増加させるかを示す信号等)を生成して、図2に示すように、例えば全ライン露光期間Taが開始されてから幾らかの時間が経過した時点で制御部21へ送信する。
光源装置3は、ビデオプロセッサから全ライン露光信号および絞り制御信号を受けて、照明光の光量調節(調光)を行う。この調光について、図3も参照して説明する。図3は各調光モードにおける電流制御およびパルス幅制御の様子を示す線図である。
まず、上述した図2に示す調光の例は、最大光量で照明を行っている時点(最大調光モードの時点)から、光量を徐々に減少させていくときの様子を示している。
最大調光モードのときには、図3に示すように、全ライン露光期間Ta中の第1期間T1に印加する電流AIも、第1期間T1以外の全ライン露光期間Taおよび非全ライン露光期間Trでなる第2期間T2に印加する電流NAIも共に、電流Iとして供給し得る最大電流(最大定格電流)Imaxである。
この最大調光モードから照明光の光量を減少させると、まず、第1調光モードに入る。この第1調光モードは、第1期間T1に印加する電流AIを最大電流Imaxに維持したまま(すなわち、全ライン露光期間Ta中の第1期間T1における照明光の光量を所定のレベルに維持しながら)、第2期間T2に印加する電流NAIだけを目標とする光量に近付くように直前の第2期間T2に比して増減する(ただし、1つの第2期間T2内においては、電流NAIを変化させることなく一定値に維持する)モードである(なお、ここでいう「増減」は、現状維持、すなわち0増加、あるいは0減少も含むものとする、以下同様)。すなわち、第1調光モードは、第2期間T2に光源である白色LED23へ供給する単位時間当たりの電力量を、制御部21がLED駆動部22に調整させることにより、照明光の光量を直前の第2期間T2に比して増減させるモードである。これにより、第2期間T2中における照明光の光量(例えば、矢印CI2参照)は、直前の第2期間T2における照明光の光量(矢印CI1参照)に比して増減されることになる。
なお、図2に示す例においては、タイミング制御のズレ等を考慮して余裕を持たせるために、第1期間T1を全ライン露光期間Taの全期間よりも開始時点側および終了時点側にやや短くしているが、タイミング制御のズレを考慮しなくても良いのであれば、第1期間T1を全ライン露光期間Taに一致させると良い。
この第1調光モードは、第2期間T2に印加する電流NAIが0になった時点(図2における矢印CI2参照)で終了し、さらに照明光の光量を減少させると、次に、第2調光モードに入る。この第2調光モードは、第2期間T2に印加する電流NAIを0に維持したまま(すなわち、第2期間T2中における照明光の光量をゼロに維持したまま)、第1期間T1に印加する電流AIを直前の第1期間T1に比して増減させる電流制御(図2における矢印CI3参照)と(ただし、1つの第1期間T1内においては、電流AIを変化させることなく一定値に維持する)、第1期間T1中の電流AIの印加期間を直前の第1期間T1に比して増減させるパルス幅制御(PWM制御)(図2における矢印PWM参照)と、を併用するモードである。すなわち、第2調光モードは、第1期間T1に光源である白色LED23へ供給する単位時間当たりの電力量の調整と、第1期間T1内における電力供給期間(パルス幅)の調整とを併用して、制御部21がLED駆動部22に行わせるモードである。従って、この第2調光モードでは、第1期間T1中における照明光の光量が、第1調光モードにおける所定のレベル(最大電流Imaxが印加されたときの光量)以下の範囲で直前の第1期間T1に比して増減されることになる。
図3に示す例では、この第2調光モードに入ると、PWM制御におけるパルス幅(電力供給期間)APWを最大パルス幅APWmax(この最大パルス幅APWmaxは、第1期間T1の全部に対応するパルス幅である)に維持したまま、まず電流制御のみを行う。この電流制御は、電流AIが最小電流Iminに到達したところで停止し、続いてPWM制御に移行する。このPWM制御は、第1期間T1における電流AIのパルス幅APWを、最大パルス幅APWmaxと最小パルス幅(例えばパルス幅0)との間で制御することにより行われる。
なお、図3に示す例においては、第1調光モードから第2調光モードに入ったときに、まず電流制御を優先して行い、電流制御による調整範囲の限界に達したところでPWM制御に移行するようにしたが、これに限るものではない。例えば、PWM制御を優先して行い、その後に電流制御に移行するようにしても良いし、PWM制御と電流制御とを同時並行的に行うようにしても構わない。また、PWM制御と電流制御とは、ステップ幅をもった段階的なレベル調整により行うようにしても良いことは言うまでもない。
また、電流制御においては最小電流Iminを非ゼロとし、PWM制御においては最小パルス幅をゼロとしたが、これに限るものでもない。すなわち、最小電流Iminをゼロとしても良いし、PWM制御における最小パルス幅を非ゼロとしても構わない。そして、最小電流Iminのゼロ/非ゼロと、最小パルス幅のゼロ/非ゼロとは、任意に組み合わせ可能である。
次に、図4は光源装置3の制御部21による調光制御の処理を示すフローチャートである。
この調光制御の処理を開始すると、制御部21は、ビデオプロセッサ4から受信した絞り制御信号に基づき、光量を減少させることが必要であるか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、光量を減少させることが必要であると判定した場合には、制御部21は、図5に示す光量減少処理を行う(ステップS2)。
この光量減少処理が終了するか、またはステップS1において光量を減少させることは不要であると判定した場合には、制御部21は、光量を増加させることが必要であるか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、光量を増加させることが必要であると判定した場合には、制御部21は、図6に示す光量増加処理を行う(ステップS4)。
この光量増加処理が終了するか、またはステップS3において光量を増加させることは不要であると判定した場合には、この調光制御の処理を終了して、図示しないメインルーチン等へ復帰する。
続いて、図5は図4のステップS2における光量減少処理の詳細を示すフローチャートである。
この光量減少処理に入ると、制御部21は、現在、最大調光モードであるか否かを判定する(ステップS11)。
ここで、現在最大調光モードであると判定した場合には、制御部21は、LED駆動部22を介して、白色LED23を最大電流ImaxでCW(Continuous Wave:無変調連続波)点灯する(ステップS12)。
また、ステップS11において現在最大調光モードでないと判定した場合には、制御部21はさらに、現在、第1調光モードであるか否かを判定する(ステップS13)。
上述したステップS12の処理が終了するか、またはステップS13において現在第1調光モードであると判定した場合には、制御部21は、第2期間T2のみ電流NAIを減少させる第1調光モードの処理を行う(ステップS14)。
その後、制御部21は、目標光量に達したか否かを判定する(ステップS15)。
ここで、目標光量に達していないと判定した場合には、制御部21は、第2期間T2の電流NAIが0になったか否かを判定する(ステップS16)。
ここで、電流NAIがまだ0になっていないと判定した場合には、制御部21は、ステップS14へ戻って引き続き第1調光モードの処理を行う。
一方、ステップS16において電流NAIが0になったと判定した場合、または上述したステップS13において現在第1調光モードでないと判定した場合には、第1期間T1内の電流制御とPWM制御とを併用して光量を減少させる第2調光モードの処理を行う(ステップS17)。
その後、制御部21は、目標光量に達したか否かを判定する(ステップS18)。
ここで、目標光量に達していないと判定した場合には、制御部21は、ステップS17へ戻って引き続き第2調光モードの処理を行う。
また、ステップS15あるいはステップS18において目標光量に達したと判定した場合には、この光量減少処理から図4に示した調光制御の処理へリターンする。
さらに、図6は図4のステップS4における光量増加処理の詳細を示すフローチャートである。
この光量増加処理に入ると、制御部21は、現在、第2調光モードであるか否かを判定する(ステップS21)。
ここで、現在第2調光モードであると判定した場合には、制御部21は、第1期間T1内の電流制御とPWM制御とを併用して光量を増加させる第2調光モードの処理を行う(ステップS22)。
続いて、制御部21は、目標光量に達したか否かを判定する(ステップS23)。
ここで、目標光量に達していないと判定した場合には、制御部21は、第1期間T1の電流AIが最大電流Imax、かつPWM制御におけるパルス幅が最大パルス幅APWmaxであるか否かを判定する(ステップS24)。
このステップS24において、電流AIが最大電流Imaxでないか、またはパルス幅が最大値でないと判定した場合には、制御部21は、ステップS22へ戻って引き続き第2調光モードの処理を行う。
また、上述したステップS21において現在第2調光モードでないと判定した場合には、制御部21はさらに、現在、第1調光モードであるか否かを判定する(ステップS25)。
そして、ステップS24において電流AIが最大電流Imaxであり、かつパルス幅が最大値であると判定した場合、またはステップS25において現在第1調光モードであると判定した場合には、制御部21は、第2期間T2のみ電流NAIを増加させる第1調光モードの処理を行う(ステップS26)。
その後、制御部21は、目標光量に達したか否かを判定する(ステップS27)。
ここで、目標光量に達していないと判定した場合には、制御部21はさらに、最大調光モードに達したか否かを判定する(ステップS28)。
最大調光モードに達していないと判定した場合には、制御部21は、ステップS26へ戻って引き続き第1調光モードの処理を行う。
こうして、ステップS23あるいはステップS27において目標光量に達したと判定した場合、ステップS28において最大調光モードに達したと判定した場合、またはステップS25において現在第1調光モードでない(つまり最大調光モードである)と判定した場合には、この光量増加処理から図4に示した調光制御の処理へリターンする。
このような処理により得られる画像における明暗は、次のようになる。
まず、最大調光モードの照明下で露光して得られた画像は、最大電流Imaxの連続的な印加により、連続的な最大光量で照明された被写体の画像となるために、環境光(自然光など)の影響を除外すれば(以下同様)、明暗縞やグラデーション等が発生することはない。
また、第2調光モードの照明下で露光して得られた画像は、全ライン露光期間Ta内における第1期間T1のみにおいて照明された被写体の画像となるために、同様に、明暗縞やグラデーション等が発生することはない。
一方、第1調光モードの照明下で露光して得られた画像は、第1期間T1に被写体に照射される照明光量は何れの水平ラインであっても一定であるが、第1期間T1の前後の第2期間T2における照明光量が異なるために、この第1期間T1の直前の第2期間T2の照明光量と直後の第2期間T2の照明光量とがどのようなバランスで照射された被写体を露光した水平ラインであるかに応じて、グラデーションが生じることになる(ただし、明確な明暗縞が発生することはない)。
具体的に、図2において、直前の第2期間T2の照明光量が矢印CI1で示す照明光、直後の第2期間T2の照明光量が矢印CI2で示す照明光となる場合には、最も上の水平ラインに対応する照明光量が最も多く、下へ行くにつれて照明光量が徐々に減少し、最も下の水平ラインに対応する照明光量が最も少なくなる。従って、画像の上側が明るめ、下側が暗めの緩やかなグラデーションが生じる。
このグラデーションは、調光を例えば10Hz程度の周期の変化速度で行えば、実使用上、ほとんど違和感を感じないレベルとすることができる(このような調光を行うのであれば、明暗補正部31を省略することも可能である)。
しかし、より厳密にグラデーションを除去したい場合、あるいは調光を10Hz程度よりも短い周期の変化速度で行う場合に、グラデーションを補正する処理を行うのがビデオプロセッサ4内に設けた明暗補正部31である。
すなわち、明暗補正部31は、制御部21から取得した照明光の光量調節情報に基づいて、第1調光モードの照明下で露光して得られた画像に対して発生する上述したようなグラデーションを、例えば水平ライン毎にゲイン調整して相殺するような補正処理(すなわち、各水平ラインに対応する照明光の光量が同一であるときの画像に近付けるような補正処理)を行う。
なお、明暗補正部31は、制御部21から照明光の光量調節情報を取得して補正処理を行うに限るものではく、ビデオプロセッサ4から制御部21へ送信する絞り制御信号に基づいて1画像中において発生するグラデーションを予測して、補正処理を行うようにしても良い。この場合には、制御部21からの調光結果の通信を待つ必要がないために、より速く処理結果を得る(つまり、より速い調光応答性を得る)ことが可能となる。
このような実施形態1によれば、水平ライン毎に順次露光を行う撮像素子を用いる撮像システムにおいて、照明光量に応じて複数の調光モードに分けて上述したような調光制御を行うことにより、画像の明暗縞を抑制しながら、広いダイナミックレンジの調光(光量絞り込み)を行うことが可能となる。具体的には、第1調光モードでの調光制御を行うことにより、最大調光モードでの調光に漸近する調光が可能となり、最大光量を確保しながら画像の明暗縞を抑制することができる。さらに、第2調光モードでの調光制御を行うことにより、広いダイナミックレンジ(例えば、最小光量が、最大光量の例えば数千分の一程度)の調光を行うことが可能となる。
また、第2調光モードは、全ライン露光期間Ta内における第1期間T1の発光光量のみを制御するモードであるために、明暗縞が発生することはなく、高い自由度で制御を行うことができる。
さらに、緩やかなグラデーションが発生する可能性のある第1調光モードの場合であっても、第1期間T1は所定レベルの光量(例えば最大光量)で点灯している(すなわち、画像全体の明るさが比較的明るい)ために、第2期間T2の照明光量が水平ライン毎に幾らか変化したとしても明るさに対するその寄与度は低く、グラデーションがより一層目立たなくなる利点がある。
従って、第1調光モードにおいて、第1期間T1中に維持する照明光の光量の所定レベルは、最大電流Imaxが印加されたときの光量レベルであることが望ましいが、これに限らず、最大電流Imaxよりも幾らか低い電流が印加されたときの光量レベルとしても構わない。
なお、上述では主として撮像システムについて説明したが、撮像システムを上述したように制御して撮像を行う撮像方法であっても良いし、コンピュータに撮像システムを上述したように制御させるための制御プログラム、該制御プログラムを記録するコンピュータにより読み取り可能な一時的でない記録媒体、等であっても構わない。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明の態様を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本出願は、2012年4月16日に日本国に出願された特願2012−093144号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (6)

  1. 光電変換を行う複数の画素が水平ライン単位で2次元状に配列された撮像素子と、
    全水平ラインの読み出しに要する期間よりも所定の露光期間が長くなるように設定して、前記撮像素子の露光を前記水平ライン毎に順次開始させ、最後の水平ラインの露光を開始させた後に、露光開始から前記所定の露光期間が経過した水平ライン毎に順次読出を行わせることにより、前記全水平ラインが同時に露光される全ライン露光期間と、何れかの水平ラインが露光される期間における前記全ライン露光期間以外の非全ライン露光期間と、が生じるように制御する撮像制御部と、
    前記撮像素子による撮像の対象である被写体へ出射する照明光を発光する光源と、
    前記光源を、前記照明光の光量を調節可能に駆動する光源駆動部と、
    第1調光モードにおいて、前記全ライン露光期間中の第1期間における前記照明光の光量を所定のレベルに維持しながら、前記第1期間以外の前記全ライン露光期間および前記非全ライン露光期間でなる第2期間中における前記照明光の光量を直前の第2期間に比して増減させるように前記光源駆動部を制御する調光制御部と、
    を具備したことを特徴とする撮像システム。
  2. 前記調光制御部は、さらに、前記第2期間中における前記照明光の光量がゼロとなった第2調光モードにおいて、前記第1期間中における前記照明光の光量を、前記所定のレベル以下の範囲で直前の第1期間に比して増減させるように前記光源駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記調光制御部は、前記第1調光モードにおいては、前記第2期間に前記光源へ供給する単位時間当たりの電力量を前記光源駆動部に調整させることにより、前記照明光の光量を直前の第2期間に比して増減させるように制御し、前記第2調光モードにおいては、前記第1期間に前記光源へ供給する単位時間当たりの電力量の調整と、該第1期間内における電力供給期間の調整と、を併用して前記光源駆動部に行わせることにより、前記照明光の光量を、前記所定のレベル以下の範囲で直前の第1期間に比して増減させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記第1調光モードの照明下で前記撮像素子により露光して得られた画像を、該画像を露光したときの各水平ラインに対応する前記照明光の光量に基づいて、各水平ラインに対応する前記照明光の光量が同一であるときの画像に近付けるように補正する明暗補正部をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  5. 前記第1期間は、前記全ライン露光期間と等しいことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  6. 光電変換を行う複数の画素が水平ライン単位で2次元状に配列された撮像素子の撮像制御に際して、全水平ラインの読み出しに要する期間よりも所定の露光期間が長くなるように設定し、
    前記撮像素子による撮像の対象である被写体へ出射する照明光を光源から発光し、
    前記撮像素子の露光を前記水平ライン毎に順次開始し、
    最後の水平ラインの露光を開始した後に、露光開始から前記所定の露光期間が経過した水平ライン毎に順次読出を行い、
    第1調光モードにおいて、前記全水平ラインが同時に露光される全ライン露光期間中の第1期間における前記照明光の光量を所定のレベルに維持しながら、何れかの水平ラインが露光される期間における前記全ライン露光期間以外の非全ライン露光期間および前記第1期間以外の前記全ライン露光期間でなる第2期間中における前記照明光の光量を直前の第2期間に比して増減する
    ことを特徴とする撮像方法。
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