JP5373822B2 - 糞尿処理剤およびこれを用いた糞尿処理方法 - Google Patents

糞尿処理剤およびこれを用いた糞尿処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、糞尿処理剤およびこれを用いた糞尿処理方法に関し、より詳細には、消石灰を含む糞尿処理剤、およびこれを用いた糞尿処理方法に関する。
一般的に、トイレットは、糞尿を水とともに下水道に流す水洗式のものと、タンクに溜めておく汲み取り式のものに大別することができる。水洗式トイレットの場合、糞尿は水とともに下水道に流され、下水処理場で処理される。一方、汲み取り式トイレットの場合、バキュームカー等によりタンクから糞尿を汲み取り、下水処理場に運ばれて処理される。
下水処理場においては、糞尿を含む汚水は浄化槽に貯溜され、ここで糞尿中の有機物は活性汚泥等の微生物の作用により分解除去され、ついで、水分は何段階かの処理工程を経て浄化され、河川に放流される。
しかしながら、地震等の災害による長期の停電および断水時等においては、トイレットが使用できなくなり、各家庭では糞尿が大量に溜まってしまう。大量に溜まった糞尿からは悪臭が発散し続け、そのままにしておくと、その臭気により生活環境が著しく悪化してしまう。そこで、一般には糞尿をプラスチック製の袋に入れ、密封状態でとりあえず保管しておく方法等が採られているが、前記プラスチック製の袋は破損し易いため、保管中に破損して糞尿が漏れ出し、周囲に悪臭を発散させてしまう等の問題がある。また、前記プラスチック製の袋に入れられた糞尿は、時間とともに腐敗して臭気ガスが溜まり、その圧力で、前記プラスチック製の袋から臭気ガスが漏れ出てしまう等の問題もある。
また、工事現場、イベント会場、キャンプ場等においては、簡易トイレットが使用されているが、従来の簡易トイレットにおいては、設置しているうちに大量の糞尿が溜まり、周囲に悪臭を発散する等の問題がある。
このような状況下、特開2008−095016号公報には、中和率が50モル%以上であるアクリル酸単量体水溶液を重合反応させ、親水性の多価エポキシ化合物と重合開始剤を加えたのち光を照射して再重合反応をさせてゲル状固形体となさしめ、さらにこのゲル状固形体を熱風で乾燥、粉砕、選別し、表面架橋剤を添加し表面処理した、し尿処理用の高吸水性樹脂が開示されている。
しかしながら、特開2008−095016号公報に記載の高吸水性樹脂を用いて糞尿を処理した場合、処理後数日で処理物が腐敗し、悪臭やガスが発生するという問題を有している。
そこで、本発明は、簡便にかつ効率的に大量の糞尿を処理することができ、処理後も処理物の腐敗がほとんど起こらず、悪臭やガスの発生を抑制することができる糞尿処理剤、およびこれを用いた糞尿処理方法を提供することを目的とする。
上記目的は、下記(1)〜(4)により達成される。
(1)消石灰を含む糞尿処理剤。
(2)さらに、吸水性ポリマーおよび活性炭の少なくとも一方を含む、上記(1)に記載の糞尿処理剤。
(3)前記消石灰が疎水性の被覆剤で表面処理されている、上記(1)または(2)に記載の糞尿処理剤。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の糞尿処理剤と糞尿とを混合する工程を有する糞尿処理方法。
本発明の糞尿処理剤および糞尿処理方法によれば、攪拌等の操作を必要とせず、簡便にかつ効率的に大量の糞尿を処理することが可能であり、処理後も処理物の腐敗がほとんど起こらず、悪臭やガスの発生を抑制することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴および特質は、以後の説明および添付図面に例示される好ましい実施の形態を参酌することによって、明らかになるであろう。
実施例1の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。 実施例2の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。 実施例3の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。 実施例4の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。 実施例9の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。 実施例16の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。 比較例の糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明による糞尿処理剤は消石灰を含み、さらに必要に応じて、吸水性ポリマーおよび活性炭の少なくとも一方を含有してもよい。以下、本発明による糞尿処理剤の構成成分について詳述する。
[消石灰]
本発明で用いられる消石灰(Ca(OH))は、強アルカリであるため、糞尿処理の際の殺菌効果が大きい。これにより、有機物の発酵・分解が止まり、臭気を低減させる効果を得ることができる。また、消石灰は、主に硫化物を吸着するため、この点からも消石灰を使用することによる臭気の低減効果が大きいと言える。
消石灰の形状は、特に制限されず、例えば、粉粒状、ペレット状等が例示できるが、大便に対して効果的に分散させるという観点から、粉粒状であることが好ましい。また、その平均粒径は、10μm〜50mmの範囲であることが好ましく、50μm〜1000μmの範囲であることがより好ましい。前記消石灰の平均粒径が10μm未満である場合には、製造が困難となり生産コストが高くなる場合がある。一方、50mmより大きい場合には、得られる糞尿処理剤と糞尿との接触面積が減少し、反応効率が低下する場合がある他、糞尿処理時に塊状物が生じ、未反応物が残存する場合がある。必要に応じて、前記消石灰は、平均粒径が異なる2種以上の消石灰が組み合わせて使用されてもよい。なお、本発明において、平均粒径は後述の実施例に記載の方法により測定した値を採用するものとする。
本発明の糞尿処理剤中の消石灰の含有量は、糞尿処理剤の総質量に対して、40〜100質量%であることが好ましい。消石灰の含有量が40質量%以上であれば、糞尿処理の際の臭気低減やガス発生の抑制の効果がより良好に得られる。該含有量は65〜100質量%であることがより好ましい。消石灰の含有量は100質量%でもよいが、例えば、さらに好ましくは65〜99.5質量%、特に好ましくは75〜99質量%とし、残部に、本発明の効果をより顕著に発揮させるという観点から、後述の吸水性ポリマーおよび活性炭の少なくとも一方を本発明の糞尿処理剤に添加することもまた好ましい。
[吸水性ポリマー]
糞尿処理剤として消石灰だけを用いた場合、糞尿中の水分を吸収しきれず泥状となる場合がある。消石灰が湿ると、消石灰自身が独特の悪臭を放つ場合がある。また、糞尿が泥状のままであれば、糞尿が空気に触れ、糞尿の発酵・分解が進む虞がある。本発明で用いられる吸水性ポリマーは、糞尿中の水分を吸収し糞尿を固化することができる。糞尿に対して、消石灰および吸水性ポリマーを加えると、糞尿が固化し、固化した糞尿の周囲を消石灰が覆う形となり、微生物の発酵、分解活動を止めることができる。また、消石灰の添加量を低減させることができ、消石灰自身が発する悪臭をより低減させることができる。
本発明で用いられる吸水性ポリマーは、本発明の糞尿処理剤および糞尿処理方法において悪影響を及ぼさない限り、特に制限はなく、公知の物質を使用することができる。その具体的な例としては、例えば、例えばデンプン−アクリロニトリルグラフト重合体加水分解物、デンプン−アクリル酸グラフト重合体などのデンプン系吸水性ポリマー、セルロース−アクリロニトリルグラフト重合体、セルロース−スチレンスルホン酸グラフト共重合体などのセルロース系吸水性ポリマー、多糖類系吸水性ポリマー、コラーゲン等のたんぱく質系吸水性ポリマー、ポリビニルアルコール架橋重合体などのポリビニルアルコール系吸水性ポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物、アクリル酸ナトリウム−ビニルアルコール共重合体などのアクリル系吸水性ポリマー、無水マレイン酸系吸水性ポリマー、ビニルピロリドン系吸水性ポリマー、ポリエチレングリコール・ジアクリレート架橋重合体などのポリエーテル系吸水性ポリマー等などが挙げられる。これら吸水性ポリマーは、単独で用いてもよいし2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これら吸水性ポリマーは、合成してもよいし市販品を用いてもよい。市販品の例としては、例えば、アクアキープ(登録商標)SA(住友精化株式会社製)、アクアリック(登録商標)CA(株式会社日本触媒製)などが挙げられる。
これら吸水性ポリマーの中でも、アクアキープ(登録商標)SAがより好ましい。
前記吸水性ポリマーの形状も特に制限されず、例えば、粒状、粉末状、顆粒状、ペレット状等が例示できる。
吸水性ポリマーを使用する場合の使用量は、吸水性ポリマーの種類や形状、および被処理物である糞尿中に含まれる水分量などにより適宜調整可能であるが、糞尿処理剤の総質量に対して、0.5〜30質量%の範囲であることが好ましく、1〜20質量%の範囲であることがより好ましく、5〜15質量%の範囲であることがさらに好ましい。使用量が0.5質量%未満の場合、吸水性ポリマーの効果がほとんど得られず、糞尿が泥状になる場合がある。一方、30質量%を超える場合、未反応の吸水性ポリマーが残留し、コスト的に不経済になる場合がある。
[活性炭]
本発明で用いられる活性炭は、上記の消石灰が放つ悪臭を抑制する観点から添加されるものである。また、前記活性炭は、糞尿処理中に発生する悪臭を抑制する働きをも有する。
本発明で用いられる活性炭は、特に制限されない。活性炭の具体的な例としては、例えば、木炭、コークス、ヤシガラ、天然繊維、ポリアクリロニトリル、レーヨン、フェノール樹脂などの合成樹脂、ピッチなどを原料として用い、公知の方法で得られた活性炭が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、前記活性炭は、合成してもよいし市販品を用いてもよい。市販品の例としては、例えば、活性炭GYアルカリ用、活性炭GX酸性用(以上、東洋紡株式会社製)、またはこれらの混合物などが挙げられる。
さらに、消石灰と活性炭とが予め混合されている市販品、例えば、ゾルバリット(宇部マテリアルズ株式会社製)を用いて、本発明の糞尿処理剤の消石灰成分および活性炭成分としてもよい。
これら活性炭の中でも、ゾルバリットがより好ましい。
前記活性炭の形状も特に制限されず、例えば、粒状、粉末状、顆粒状、ペレット状、マカロニ状、繊維状、ハニカム状等が例示できる。
活性炭を使用する場合の使用量は、活性炭の種類や形状、および被処理物である糞尿中に含まれる水分量などにより適宜調整可能であるが、糞尿処理剤の総質量に対して、0.5〜30質量%の範囲であることが好ましく、1〜15質量%の範囲であることがより好ましく、3〜10質量%の範囲であることがさらに好ましい。使用量が0.5質量%未満の場合、悪臭を抑制する活性炭の効果がほとんど得られない場合がある。一方、30質量%を超える場合、活性炭が過剰となり、コスト的に不経済となる場合がある。
なお、本発明において、前記活性炭の代わりに、例えば、K[AlSi]などのゼオライトを用いてもよい。
また、本発明で用いられる消石灰は、疎水性の被覆剤で表面処理されることが好ましい。表面処理を行うことにより、糞尿処理剤の保存安定性を向上させることができる。また、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰は、糞尿中の水分によりゆっくりと溶け出すため、糞尿中の微生物を殺菌しやすく、悪臭を抑制する効果を増大させうる。さらに、処理後の糞尿が粉粒状となるため、取り扱いも容易となる。
前記疎水性の被覆剤の具体例としては、例えば、パラフィン、ステアリルアミン、高級脂肪酸、高級脂肪酸の塩、または高級脂肪酸のエステルからなる群より選択される少なくとも1種の化合物などが挙げられ、これらの中でも、高級脂肪酸、高級脂肪酸の塩、および高級脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種の化合物であることが好ましい。かかる高級脂肪酸としては、炭素数8〜26の一価または多価の飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸が好ましく、炭素数8〜24の一価または多価の飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸がより好ましく、炭素数10〜20の一価の飽和脂肪酸が特に好ましい。前記高級脂肪酸の具体例としては、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、リグノセリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などが挙げられる。前記高級脂肪酸の塩の具体例としては、アンモニウム塩;ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;またはカルシウム塩、マグネシウム塩などの第2族の金属の塩などが挙げられる。また、前記高級脂肪酸のエステルの具体例としては、メチルエステル、エチルエステル、n−プロピルエステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエステル、sec−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、イソブチルエステル、n−ヘキシルエステルなどのアルキルエステル;またはシクロヘキシルエステルなどのシクロアルキルエステルなどが挙げられる。
疎水性の被覆剤を使用する場合の使用量は、消石灰に対し、0.1〜5質量%の範囲であることが好ましく、0.3〜2質量%の範囲であることがより好ましく、0.5〜1質量%の範囲であることがさらに好ましい。被覆剤の使用量が、0.1質量%未満である場合には、糞尿処理時に、十分な反応遅延効果が得られず、急激に反応が進行し、均一な混合ができないために塊状物が生成する他、反応生成物の疎水性が保たれず、水分の混入等により元の糞尿の形態に戻る虞がある。一方、5質量%を超える場合には、消石灰の活性表面積が減少するため効率的に反応が進行しない虞がある他、コストが高くなる虞がある。
消石灰を疎水性の被覆剤で表面処理する場合、その表面処理の方法は、本発明の糞尿処理剤および糞尿処理方法に悪影響を及ぼさない限り、特に制限されない。具体的には、例えば、生石灰を加熱し被覆剤の融点よりも高い温度にある状態で、前記疎水性の被覆剤を添加し、所定温度まで冷却した後、水を添加し水和反応を起こさせて製造する方法が好ましく挙げられる。前記の表面処理した消石灰は、必要に応じて、異なる使用量の被覆剤を用いて表面処理した消石灰を、2種以上組み合わせて使用してもよい。
上記の疎水性の被覆剤で表面処理した消石灰は、合成してもよいし市販品を用いてもよい。
また、上記の表面処理した消石灰の形状は、特に制限されないが、粉粒状であることが好ましい。粒径も特に制限されないが、100メッシュ程度であることが好ましい。
[添加剤]
本発明の糞尿処理剤は、本発明の糞尿処理剤および糞尿処理方法において悪影響を及ぼさない限り、その他の添加剤をさらに含有していてもよい。かかる添加剤の例としては、臭気対策の観点から、香料、消臭剤、または脱臭剤;前記表面処理した消石灰の水に対する濡れ性を向上させるという観点から、アルコール等の親水性有機化合物、または界面活性剤;糞尿中の水分含量を制御するという観点から、シリカゲル、無水硫酸ナトリウム等の乾燥剤;殺菌・脱臭の観点から、次亜塩素酸ナトリウム等の塩素含有化合物;糞尿処理時のアルカリ性条件を補完する観点から、水酸化ナトリウム等の第1族元素の水酸化物、炭酸水素ナトリウム(重曹)などが挙げられる。これらの添加剤は、単独で使用してもよいし2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記香料の例としては、例えば、レモンオイル、レモングラス、シナモン油、ラベンダー油、ベチパー等が挙げられる。
前記界面活性剤としては、各種の界面活性剤を使用することができ、その具体的な例としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンジ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレンソルビタンモノ脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステルなどのノニオン系界面活性剤;アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホサクシネート、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルサルフェート、アリールスルホネートなどのアニオン系界面活性剤;長鎖第1級アミン塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、アルキルピリジニウム塩、ベンザルコニウムクロリド、ベンゼトニウムクロリドなどのカチオン系界面活性剤;または塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、塩酸アルキルポリアミノエチルグリシンなどの両性系界面活性剤等が挙げられる。
また、糞尿処理剤を糞尿に添加する際に用いられうる、後述の水溶性樹脂からなる包袋、水溶紙からなる包袋、または水解性不織布からなる包袋も、本発明の糞尿処理剤の添加剤として含有されうる。
[糞尿処理剤]
本発明の糞尿処理剤の調製方法は、特に制限されず、例えば、消石灰、ならびに必要に応じて活性炭および吸水性ポリマーの少なくとも一方を混合し、必要に応じてさらに所望の添加剤を混合する方法等が挙げられる。
混合する方法は、各成分を一度に混合してもよいし、各成分を順次混合してもよい。
[糞尿処理方法]
次に、本発明の糞尿処理剤を用いる糞尿処理方法について詳述する。
本発明の糞尿処理方法は、本発明の糞尿処理剤と糞尿とを混合する工程を有する。
本発明の糞尿処理方法に付される糞尿は、人糞尿のみならず、例えば、牛糞尿、豚糞尿、鶏糞尿等の畜糞尿等も包含する。また、前記糞尿は、大便単独でもよいし、小便単独でもよいし、大便と小便との混合物であってもよい。
前記糞尿処理剤の使用量は、被処理物である糞尿100質量部に対し、15〜200質量部の範囲であることが好ましく、30〜120質量部の範囲であることがより好ましく、50〜100質量部であることがさらに好ましい。糞尿処理剤の使用量が、15質量部未満である場合には、糞尿と消石灰との接触面積が減少するため、糞尿が空気に触れ、糞尿の発酵・分解が進む虞がある。一方、200質量部を超える場合には、処理後の残渣が多くなり、処理後の廃棄物が多くなる場合がある。また、コストが高くなる場合がある。
本発明の糞尿処理方法の具体的な例としては、例えば、被処理物である糞尿を前記糞尿処理剤に添加し静置する方法、前記糞尿処理剤を被処理物である糞尿に添加し静置する方法、または前記糞尿処理剤および被処理物である糞尿を容器に同時に添加・混合し静置する方法など、攪拌の操作を含まない処理方法が挙げられる。また、糞尿処理剤の各成分を糞尿に対して順次添加し静置する方法も、本発明の糞尿処理方法に含まれる。
さらに、本発明の糞尿処理方法は、取り扱いの容易性等の観点から、例えば、前記糞尿処理剤を予め包袋に入れておき、糞尿処理時に前記包袋をそのまま糞尿に添加する方法であってもよい。この場合の包袋は、糞尿処理時に糞尿処理剤が糞尿に効率的に拡散するよう、水溶性樹脂からなる包袋、水溶紙からなる包袋、または水解性不織布からなる包袋であることが好ましい。なお、これらの態様を含め、前記糞尿処理剤は、耐湿、耐水条件下で保存することが好ましい。
このような本発明の糞尿処理方法によれば、攪拌等の操作を必要とせず静置したままで、かつ処理中の発熱や悪臭の発生を抑制することができ、安全かつ大量に糞尿処理を行うことができる。
本発明の糞尿処理剤は、災害用トイレの処理、介護用簡易トイレの処理、感染症患者の嘔吐物の処理、血液の処理等の用途に好適に用いられうる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は下記の実施例により何ら制限されるものではない。なお、糞尿処理剤の調製に用いた薬品は、下記の通りである。
・消石灰・・・品名:消石灰(宇部マテリアルズ株式会社製)
・予め消石灰と活性炭とが混合されているもの(以下、単に「活性炭入り消石灰」とも称する)・・・品名:ゾルバリット(宇部マテリアルズ株式会社製、活性炭の含有量は10質量%)
・疎水性の被覆剤・・・粒状ステアリン酸
・活性炭・・・品名:活性炭GYアルカリ用および活性炭GX酸性用(以上、東洋紡株式会社製)の混合物(混合比は質量比で1:1)
・吸水性ポリマー・・・品名:アクアキープ(登録商標)SA(住友精化株式会社製)
(実施例1)
上記の消石灰をそのまま糞尿処理剤とした。
(実施例2)
消石灰135gおよび吸水性ポリマー15gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例3)
活性炭入り消石灰135g(消石灰の量は121.5g、活性炭の量は13.5g)をそのまま糞尿処理剤とした。
(実施例4)
活性炭入り消石灰135g(消石灰の量は121.5g、活性炭の量は13.5g)および吸水性ポリマー15gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例5)
活性炭入り消石灰100g(消石灰の量は90g、活性炭の量は10g)および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例6)
活性炭入り消石灰80g(消石灰の量は72g、活性炭の量は8g)および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例7)
活性炭入り消石灰60g(消石灰の量は54g、活性炭の量は6g)および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例8)
活性炭入り消石灰40g(消石灰の量は36g、活性炭の量は4g)および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例9)
100メッシュの粉粒状生石灰1000gを、加温できるミキサーに入れ、約70℃まで加温した。別途にあらかじめ加温しておいた粒状ステアリン酸を5g投入し、ゆっくりと攪拌し、常温(20℃)に下がるまで攪拌を続けた。温度が常温(20℃)まで下がった後、攪拌を止め、水 500gを加え90秒攪拌し、水和反応を行った。反応熱により温度が95℃まで上昇したことを確認した後、24時間反応させた。その後、常温(20℃)までに冷却し、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を得た。得られた表面処理された消石灰を135g取り出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。なお、疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.5質量%であった。
(実施例10)
実施例9と同様の方法で得られた、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を110g取り出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.5質量%であった。
(実施例11)
実施例9と同様の方法で得られた、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を90g取り出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.5質量%であった。
(実施例12)
実施例9と同様の方法で得られた、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を70g取出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.5質量%であった。
(実施例13)
疎水性の被覆剤を7gとしたこと以外は、実施例9と同様の方法で、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を得た。この表面処理された消石灰を135g取り出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.7質量%であった。
(実施例14)
疎水性の被覆剤を3gとしたこと以外は、実施例9と同様の方法で、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を得た。この表面処理された消石灰を135g取り出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.3質量%であった。
(実施例15)
疎水性の被覆剤を1gとしたこと以外は、実施例9と同様の方法で、疎水性の被覆剤で表面処理された消石灰を得た。この表面処理された消石灰を135g取り出し、そのまま糞尿処理剤として用いた。疎水性の被覆剤の含有量は、消石灰に対して、0.1質量%であった。
(実施例16)
実施例9と同様の方法で得られた表面処理された消石灰90g、活性炭10g、および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例17)
実施例9と同様の方法で得られた表面処理された消石灰72g、活性炭8g、および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例18)
実施例9と同様の方法で得られた表面処理された消石灰54g、活性炭6g、および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(実施例19)
実施例9と同様の方法で得られた表面処理された消石灰36g、活性炭4g、および吸水性ポリマー10gを、ビーカー中で、25℃で攪拌・混合することにより、糞尿処理剤を調製した。
(比較例)
吸水性ポリマーをそのまま糞尿処理剤として用いた。
(糞尿処理試験)
検体は、大便、小便、およびトイレットペーパーの混合物 265gを用意した。
東京都指定のゴミ袋中に検体を入れ、次いで、糞尿処理剤を入れ、口を縛った。その後25℃で放置し、1日後、3日後、1週間後、および1ヵ月後の臭気および性状の観察を行った。実施例1〜19および比較例の糞尿処理剤を用いたときの結果を、下記表1および表2に示す。
上記表1から明らかなように、比較例の吸水性ポリマーのみからなる糞尿処理剤を用いた場合、処理後も大便の臭気や悪臭が消えず、1週間を経てからはさらにひどくなり、また処理物の性状も、腐敗している様子が観察された。
一方、実施例1〜19の本発明の糞尿処理剤を用いた場合、被処理物である大便の臭気は少なく、特に実施例3〜11、実施例13〜14、実施例16〜19の糞尿処理剤を用いた場合に、臭気はほとんど感じられなかった。
処理物の性状については、特に実施例3〜5、実施例9、実施例13〜14、および実施例16〜18の糞尿処理剤を用いた場合、大便の形が残っていなかった
さらに、糞尿処理剤で糞尿を処理して1ヶ月経過した後の処理物の写真を図1〜7に示す。図1は実施例1の糞尿処理剤、図2は実施例2の糞尿処理剤、図3は実施例3の糞尿処理剤、図4は実施例4の糞尿処理剤、図5は実施例9の糞尿処理剤、図6は実施例16の糞尿処理剤、図7は比較例の糞尿処理剤をそれぞれ用いた。図1〜7からわかるように、実施例3、実施例4、実施例9、および実施例16の糞尿処理剤を用いた場合、大便の形が残っておらず、処理物の腐敗もほとんど進んでいなかった。一方、比較例の糞尿処理剤を用いた場合、大便の形がそのまま見え、腐敗が進んでいた。
以上の結果より、本発明による糞尿処理剤は、攪拌を行うことなく簡便な方法で糞尿を処理することができ、処理後でも臭気をほとんど発生させないことがわかる。
なお、本出願は、2008年12月19日に出願された日本特許出願第2008−324210号に基づいており、その開示内容は、参照により全体として引用されている。

Claims (7)

  1. 消石灰と、
    吸水性ポリマーおよび活性炭の少なくとも一方と
    を含み、
    前記消石灰の含有量が65〜99質量%である、糞尿処理剤。
  2. 前記消石灰の含有量が75質量%以上である、請求項1に記載の糞尿処理剤。
  3. 前記消石灰の含有量が80質量%以上である、請求項1または2に記載の糞尿処理剤。
  4. 吸水性ポリマーの使用量は、糞尿処理剤の総質量に対して、0.5〜20質量%の範囲である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の糞尿処理剤。
  5. 活性炭の使用量は、糞尿処理剤の総質量に対して、0.5〜15質量%の範囲である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の糞尿処理剤。
  6. 前記消石灰が疎水性の被覆剤で表面処理されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の糞尿処理剤。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の糞尿処理剤と糞尿とを混合する工程を有する糞尿処理方法。
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