JP5373187B2 - コンテンツ受信機、コンテンツ利用システム、コンテンツ再生方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

コンテンツ受信機、コンテンツ利用システム、コンテンツ再生方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、有限の視聴期限をもつレンタルコンテンツを可換媒体に書き出すコンテンツ受信機、コンテンツ利用システム、およびコンテンツ再生方法等に関する。
近年、インターネットの発達により、映画や音楽等をダウンロードして再生する技術が一般化しつつある。映画や音楽等のコンテンツ配信を行うサーバから、PC、AV機器、携帯電話やポータブル機器にネットワーク経由でコンテンツをダウンロードするサービスが多く提供されている。
この様なコンテンツ配信サービスの形態においては、ユーザが購入したコンテンツを永続的に視聴可能な売り切り型のコンテンツ販売と、ダウンロードしたコンテンツを限られた視聴期限の中で視聴することが可能なレンタル販売とがある。
典型的なダウンロード型のレンタル販売においては、コンテンツを供給するコンテンツ事業者がコンテンツサーバとDRMサーバを運用し、視聴者側のコンテンツ受信機はコンテンツサーバから暗号化されたレンタルコンテンツをダウンロードするとともに、DRMサーバから暗号化コンテンツの復号鍵とコンテンツの視聴条件とを取得する。コンテンツの視聴条件の中には、当該コンテンツを視聴することが許される視聴期限情報や、コンテンツの複製条件などが含まれる。
コンテンツ受信機はレンタルコンテンツを再生する場合に、DRMサーバから指定された視聴期限を参照し、視聴期限が超過していなければ当該コンテンツの再生を開始するとともに、視聴期限を超過していれば当該コンテンツの削除を実施する。
また、コンテンツ受信機は、レンタルコンテンツを視聴期限とともにSDカードなどの可換媒体に書き出すこともあり、この場合もSDカードの再生端末はレンタルコンテンツを再生しようとしたとき、または再生を終えたときに当該コンテンツの視聴期限を検査し、視聴期限が超過していれば、当該コンテンツを削除する。この種の視聴期限付きコンテンツの再生方法として例えば、特許文献1に記載されているようなものがあった。
図6は、従来のコンテンツダウンロードにおいて、コンテンツをサーバからダウンロードした端末が、ダウンロード端末自身にコンテンツを蓄積して視聴する場合のシーケンス図であり、図7は、他の端末でこのコンテンツを視聴するためにコンテンツをSDカードに書き出す場合のシーケンス図である。
ダウンロード端末302自身がコンテンツを視聴する場合、図6に示すように、ダウンロード端末302は、インターネット(図示せず)を介してコンテンツサーバ300から暗号化レンタルコンテンツをダウンロードして、ダウンロード端末302内のHDD303に蓄積する。ダウンロード端末302のユーザがこのレンタルコンテンツを再生する指示を行ったとき、ダウンロード端末302は当該コンテンツの視聴ライセンスをライセンスサーバ301から取得するために、視聴ライセンス要求304をライセンスサーバ301に送信し、ライセンスサーバ301は、視聴ライセンス要求304を受信した時刻をもとに、当該コンテンツの視聴期限を決定し、視聴期限付き視聴ライセンス305としてダウンロード端末302に返送する。
ダウンロード端末302は、ライセンスサーバ301から取得した視聴期限付き視聴ライセンス305から、暗号化レンタルコンテンツの復号鍵と、視聴期限とを取り出し、現在時刻と視聴期限とを比較し、現在時刻が視聴期限の範囲内であれば当該コンテンツの復号および再生を行う。
またダウンロード端末302が、他の端末で視聴を行うために、レンタルコンテンツをSDカード308に書き出す場合には、図7に示すように、最初にライセンスサーバ301に対して書き出しライセンス要求306を送付する。先ほどの視聴ライセンスの場合とは異なり、書き出しライセンスの場合は、SDカード308に書き出した時刻と、初回視聴を開始する時刻とが大きく離れている場合があるため、ライセンスサーバ301は視聴期限を確定させること無く、例えば「48時間視聴可能」などの視聴可能な時間の長さを示す視聴期間情報を、視聴期間付き書き出しライセンス307に設定してダウンロード端末302に返送する。
ダウンロード端末302は、受信した視聴期間付き書き出しライセンス307から暗号化レンタルコンテンツの復号鍵を取り出し、コンテンツサーバ300から暗号化レンタルコンテンツをダウンロードしながらこれを復号し、SDカード308への書き出し暗号化を並列して実施しつつSDカード308への書き出しを行う。
この場合、SDカード308への書き出しを行っている時点では視聴期限がまだ確定していないため、SDカード308上に記録されたレンタルコンテンツの管理情報としては、絶対日時の視聴期限ではなく、例えば48時間などの視聴期間(視聴期間情報311)が記録される。
SDカード308上のレンタルコンテンツを再生する視聴端末310においては、初回再生時に時刻情報を参照し、この視聴期間を視聴期限情報に変換してから視聴を行うことにより視聴期限が確定し、書き出し時刻から48時間ではなく、初回視聴時刻から48時間の視聴が可能となる。
特開2003−122643号公報
しかしながら、上記従来の技術においてレンタルコンテンツをSDカードに書き出す場合、SDカード308にレンタルコンテンツを書き出す際には視聴期限が確定しておらず、視聴期限を確定させるのは視聴端末310であるため、サービス事業者やコンテンツ権利者の意図するサービス提供期間を遵守することができないという課題があった。
具体的に説明すると、サービス事業者がコンテンツ権利者からレンタルコンテンツのサービス使用許諾を取得する際には、サービスを実施してよいサービス期間、すなわちそのコンテンツをユーザに視聴させてもよい期間が定められる。例えば、劇場で公開された映画をレンタルサービスに利用する場合、サービス事業者がコンテンツ権利者から得るサービス許諾条件として、劇場公開初日から起算して90日後から360日後までの270日間に限ってサービスを実施してよい、などのサービス提供期間が定められる。
図6に示したような、ダウンロード端末302がレンタルコンテンツを初回再生するときにライセンスサーバ301から視聴期限付き視聴ライセンス305を取得するモデルであれば、ライセンスサーバ301が視聴期限付き視聴ライセンス305をダウンロード端末302に返送する際に、当該コンテンツのサービス提供期間の範囲内であるか否かを判断すればよいので、サービス提供期間の範囲外において視聴期限付き視聴ライセンス305がダウンロード端末302に渡されることは無く、結果としてサービス事業者はサービス提供期間外にダウンロード端末302にレンタルコンテンツの視聴をさせないとともに、初回視聴を行う時刻をもとに視聴期限を定めることが実現できた。
これに対して、図7に示すような、SDカード308への書き出しを行うモデルでは、初回視聴を行う時刻をもとに視聴期限を定めるためには、視聴期間付き書き出しライセンス307をあらかじめダウンロード端末302に与えてSDカード308に書き出しを実施しておき、SDカード308を再生する端末(図示せず)が「視聴期間」を「視聴期限」に変換することを行う必要があるため、コンテンツ権利者やサービス事業者の意図しない日時に初回再生を実施されてしまう可能性があり、結果としてサービス事業者はサービス提供期間を遵守することができなくなってしまうという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を考慮して、視聴期限が確定していないレンタルコンテンツを可換媒体に書き出した場合でも、そのコンテンツに対するサービス提供期間を遵守できる、コンテンツ受信機、コンテンツ利用システム、およびコンテンツ再生方法等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツをコンテンツサーバから受信し、前記コンテンツを可換媒体に書き出すコンテンツ受信機であって、
前記コンテンツ毎に絶対時間によって確定されている、再生を許諾する確定提供期間と、前記許諾視聴期間とを前記コンテンツサーバから受信する期間情報受信部と、
前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る再生期間情報生成部と、
前記再生開始可能期間、前記許諾視聴期間および前記コンテンツを、前記可換媒体に書き出す書き出し部とを備えた、コンテンツ受信機である。
また、第2の本発明は、
前記再生期間情報生成部は、前記確定提供期間の最終時刻から前記許諾視聴期間を減算した期間を前記再生開始可能期間とする、第1の本発明のコンテンツ受信機である。
また、第3の本発明は、
前記書き出し部は、書き出し時の現在時刻が前記再生開始可能期間を超過していた場合には、前記コンテンツを前記可換媒体へ書き出さない、第1の本発明のコンテンツ受信機である。
また、第4の本発明は、
前記書き出し部は、書き出し時の現在時刻が前記再生開始可能期間を超過しており、かつ前記確定提供期間を超過していない場合には、前記確定提供期間の最終時刻を、前記コンテンツを視聴可能な有効期限として前記可換媒体へ書き出す、第1の本発明のコンテンツ受信機である。
また、第5の本発明は、
最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツを蓄積したコンテンツサーバと、前記コンテンツを前記コンテンツサーバから受信し可換媒体に書き出すコンテンツ受信機と、前記可換媒体に記録された前記コンテンツを再生するコンテンツ再生機とを備えたコンテンツ利用システムであって、
前記コンテンツサーバは、
前記コンテンツ毎に絶対時間によって確定されている、再生を許諾する確定提供期間と、前記許諾視聴期間とを前記コンテンツ受信機へ送信する期間情報送信部を有し、
前記コンテンツ受信機は、
前記許諾視聴期間および前記確定提供期間を前記コンテンツサーバから受信する期間情報受信部と、
前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る再生期間情報生成部と、
前記再生開始可能期間、前記許諾視聴期間および前記コンテンツを、前記可換媒体に書き出す書き出し部とを有し、
前記コンテンツ再生機は、
前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記現在時刻に前記許諾視聴期間を加算した時刻を前記コンテンツを視聴可能な有効期限と設定して、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、コンテンツ再生部を有する、コンテンツ利用システムである。
また、第6の本発明は、
前記所定条件とは、前記現在時刻が、前記再生開始可能期間の最終時刻に前記許諾視聴期間を加算した時刻を超過していることであり、
前記コンテンツ再生部は、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であり、かつ前記加算した時刻を超過していない場合には、前記加算した時刻を前記有効期限と設定して、前記コンテンツを再生する、第5の本発明のコンテンツ利用システムである。
また、第7の本発明は、
前記コンテンツ再生部は、前記所定条件に代えて無条件とし、前記現在時刻が前記再生開始可能期間を超過していた場合には、前記コンテンツを削除または無効化する、第5の本発明のコンテンツ利用システムである。
また、第8の本発明は、
最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツを蓄積したコンテンツサーバと、前記コンテンツを前記コンテンツサーバから受信し可換媒体に書き出すコンテンツ受信機と、前記可換媒体に記録された前記コンテンツを再生するコンテンツ再生機とを備えたコンテンツ利用システムにおけるコンテンツ再生方法であって、
前記コンテンツ毎に絶対時間によって確定されている、再生を許諾する確定提供期間と、前記許諾視聴期間とを前記コンテンツサーバから前記コンテンツ受信機へ送信する期間情報送信ステップと、
前記コンテンツ受信機によって、前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る再生期間情報生成ステップと、
前記コンテンツ受信機によって、前記再生開始可能期間、前記許諾視聴期間および前記コンテンツを、前記可換媒体に書き出す書き出しステップと、
前記コンテンツ再生機によって、前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記現在時刻に前記許諾視聴期間を加算した時刻を前記コンテンツを視聴可能な有効期限と設定して、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、コンテンツ再生ステップとを備えた、コンテンツ再生方法である。
また、第9の本発明は、
第8の本発明のコンテンツ再生方法の、前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る前記再生期間情報生成ステップ、および、前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、前記コンテンツ再生ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。
また、第10の本発明は、
第9の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
本発明により、視聴期限が確定していないレンタルコンテンツを可換媒体に書き出した場合でも、そのコンテンツに対するサービス提供期間を遵守できるコンテンツ受信機、コンテンツ利用システム、およびコンテンツ再生方法等を提供できる。
本発明の実施の形態1における、ダウンロードシステムの構成図 (a)本発明の実施の形態1の、ダウンロード端末がサーバから取得するライセンス情報の構成例を示す図、(b)本発明の実施の形態1の、ライセンス情報変換部が作成するライセンス情報の構成例を示す図、(c)本発明の実施の形態1の、視聴期限判定部が視聴期限を確定したライセンス情報の構成例を示す図 本発明の実施の形態1の、ライセンス情報で示される各期間および各時刻の関係を示す図 本発明の実施の形態1の、視聴端末の視聴期限判定部における視聴期限確定処理のフローチャート 本発明の実施の形態1において、視聴期間確保不可期間に暗号化レンタルコンテンツをSDカードに書き出す際に、ライセンス情報変換部が作成するライセンス情報の構成例を示す図 従来のコンテンツダウンロードシステムにおいて、コンテンツをサーバからダウンロードした端末自身がコンテンツを視聴する場合の処理を表すシーケンス図 従来のコンテンツダウンロードシステムにおいて、コンテンツをサーバからダウンロードした端末とは別の端末でそのコンテンツを視聴する場合の処理を表すシーケンス図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるダウンロードシステムの構成図である。
ダウンロード端末110におけるダウンローダ111は、インターネットなどのネットワーク(図示せず)を介して接続されているサーバ100から暗号化レンタルコンテンツ101をダウンロードし、SDカード書き出し部112を介してSDカード113にこれを書き込む。またダウンローダ111は、ダウンロードした暗号化レンタルコンテンツ101に関連付けられたライセンス情報102を同様に取得し、ライセンス情報変換部114においてこれをライセンス情報115に変換した後、SDカード書き出し部112を介してSDカード113に書き込む。
サーバ100の送信部109は、ダウンロード端末110のダウンローダ111からの要求に応じて、サーバ100内に蓄積している著作権保護された暗号化レンタルコンテンツ101およびライセンス情報102をダウンロード端末110へ送信する。
なお、ダウンロード端末110が、本発明のコンテンツ受信機の一例にあたり、サーバ100が、本発明のコンテンツサーバの一例にあたる。また、SDカード113が、本発明の可換媒体の一例にあたる。可換媒体とは、交換可能な記録メディアのことである。また、ダウンローダ111が、本発明の期間情報受信部の一例にあたり、SDカード書き出し部112が、本発明の書き出し部の一例にあたる。また、ライセンス情報変換部114が、本発明の再生期間情報生成部の一例にあたる。また、サーバ100の送信部109が、本発明の期間情報送信部の一例にあたる。また、サーバ100からダウンロードされる暗号化レンタルコンテンツ101が、本発明の、最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツの一例にあたる。
ダウンロード端末110において暗号化レンタルコンテンツ101およびライセンス情報115が書き出されたSDカード113を、視聴端末120に挿入することにより、ダウンロード端末110とは別の視聴端末120で暗号化レンタルコンテンツ101を視聴することができる。
視聴端末120のSDカード読み書き部121が、SDカード113に記録されている暗号化レンタルコンテンツ101およびライセンス情報115を読み込み、視聴期限判定部123がライセンス情報115に含まれる視聴期限に関する情報にしたがって暗号化レンタルコンテンツ101の再生可否の判定を行ない、再生可能と判定された場合には、再生制御部124が暗号化レンタルコンテンツ101を復号して、視聴端末120に内蔵されている画面や視聴端末120に接続されているディスプレイなどに出力して再生する。
なお、視聴端末120が、本発明のコンテンツ再生機の一例にあたり、視聴期限判定部123と再生制御部124を合わせた構成が、本発明のコンテンツ再生部の一例にあたる。
ダウンロード端末110のライセンス情報変換部114は、サーバ100からライセンス情報102を取得し、SDカード書き込み用のライセンス情報115を作成する。
図2(a)は、ダウンロード端末110がサーバ100から取得したライセンス情報102の構成例を、図2(b)は、ライセンス情報変換部114が作成したライセンス情報115の構成例を、それぞれ示している。
また、図3に、ライセンス情報102およびライセンス情報115で示される各期間および各時刻の関係を示す。
ダウンロード端末110がサーバ100から取得した、暗号化レンタルコンテンツ101に関連付けられたライセンス情報102は、図2(a)に示すように、暗号化レンタルコンテンツ101の識別子であるコンテンツID103、暗号化レンタルコンテンツ101を復号するための復号鍵104、コンテンツ権利者からサービス事業者が当該コンテンツのレンタルサービス実施の許諾を受けたサービス提供期間105、初回視聴時から視聴を行うことができる期間をあらわす視聴期間106とから構成される。
サービス事業者は、サービス提供期間105であらわされる期間の範囲中で、視聴期間106で表される視聴期間の視聴権利をユーザに販売することになるが、サービス提供期間105の範囲外の日時でユーザが暗号化レンタルコンテンツ101を視聴できてしまうことは、サービス事業者がコンテンツ権利者からコンテンツを調達する契約の違反事項となる。
なお、サービス提供期間105が、本発明の確定提供期間の一例にあたり、視聴期間106が、本発明の許諾視聴期間の一例にあたる。
ライセンス情報変換部114におけるライセンス情報115の具体的な作成方法は、ライセンス情報102に記載のサービス提供期間105の範囲から視聴期間106に示される時間の長さを減じた期間を、初回視聴期限116として保存する。
なお、初回視聴期限116が、本発明の再生開始可能期間の一例にあたる。
図2(a)に示す例の場合には、図3に示すように、サービス提供期間105は、サービス開始時刻130(2010/1/1/12:00)からサービス最終時刻131(2010/12/31/12:00)までの期間であり、ライセンス情報変換部114は、開始時刻をサービス提供期間105のサービス開始時刻130と同じ時刻とし、最終時刻を、サービス最終時刻131から視聴期間106の長さ(48時間)を減じた初回視聴可能最終時刻132(2010/12/29/12:00)とした期間を初回視聴期限116と算出する。
また、ライセンス情報115の視聴期限117は、SDカード113を初回視聴する端末が、初回視聴を開始する時刻をもとに、当該暗号化レンタルコンテンツ101を視聴してよい開始日時と終了日時を算出して書き込むための領域であり、ライセンス情報変換部114がライセンス情報115を生成する際には、図2(b)に示すように、領域だけが定義されて値は書き込まれない。
なお、暗号化レンタルコンテンツ101およびライセンス情報115をSDカード113に書き込む際に、そのときの時刻が初回視聴期限116を超過していた場合には、SDカード書き出し部112は、暗号化レンタルコンテンツ101およびライセンス情報115のSDカード113への書き込みを行なわない。
図4は、本実施の形態1の、SDカード113上の暗号化レンタルコンテンツ101を視聴する視聴端末120の視聴期限判定部123における視聴期限確定処理を表すフローチャートである。
視聴端末120において、SDカード読み書き部121によってSDカード113から読み出されたライセンス情報115を、視聴期限判定部123が取得し、視聴期限117が設定済みであるかどうかを調べ(ステップS200)、未設定であればいままで一度も視聴されたことが無いと判断するとともに、現在時刻と初回視聴期限116とを比較することにより、初回視聴期限内であるかどうかを調べる(ステップS201)。
初回視聴期限を既に超過してしまっている場合には、サービスを実施してよい期間が既に終了してしまっていることを意味するので、ステップS204において当該暗号化レンタルコンテンツ101を削除する。
初回視聴期限116にまだ到達していない場合には、ユーザに対して、当該コンテンツがまだ視聴可能な日時になっていないことを提示し、再生は開始されない(ステップS206)。
現在時刻が初回視聴期限116の範囲内である場合には、視聴期限判定部123は、現在時刻と視聴期間106とをもとに、視聴期限117を算出してSDカード113上のライセンス情報125として書き戻す(ステップS202)。
図2(c)は、視聴期限判定部123が視聴期限117を算出して設定したライセンス情報125の構成例を示している。
図3に示すように、このときの時刻が初回視聴開始時刻133(2010/5/1/18:00)であった場合、図2(c)に示すように、初回視聴開始時刻133から視聴期間106で示された48時間を加算した時刻(2010/5/3/18:00)までの期間が視聴期限117と算出されて確定され、ライセンス情報125としてSDカード113に書き戻される。
ステップS200において、視聴期限117が設定されており確定済みであった場合には、視聴期限判定部123は、視聴期限117と現在時刻とを比較し(ステップS203)、現在時刻が視聴期限117の範囲内に入っていれば当該暗号化レンタルコンテンツ101の再生を開始する(ステップS205)。
このとき、現在時刻が視聴期限117を既に超過してしまっている場合には、ユーザの視聴権利は既に失われているので、当該暗号化レンタルコンテンツ101を削除する(ステップS204)。また、現在時刻が視聴期限117の開始日時にまだ到達していない場合には、ユーザに対して、当該暗号化レンタルコンテンツ101がまだ視聴可能な日時になっていないことを提示し、再生は開始されない(ステップS206)。
以上のようにして、コンテンツ権利者とサービス事業者の意図するサービス提供期間105は、暗号化レンタルコンテンツ101がSDカード113に書き出された後でも、意図通りに遵守される。
なお、本実施の形態1においては、サービス提供期間105から初回視聴期限116を算出する演算はダウンロード端末110側での減算という形態で説明したが、初回視聴期限116を算出する方法はこれに限らない。つまり、サーバ100側で減算を行った結果をダウンロード端末110に渡し、ライセンス情報変換部114は減算を行わなくても同じ効果が得られるし、さらに言えば、減算を行うのではなく、あらかじめ、視聴期間106を視聴期限117に変換してもよい期間を示す初回視聴期限116を、サーバ100からダウンロード端末110に付与しても同じ効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施の形態1では、サービス提供期間105のサービス最終時刻131から視聴期間106を減算した期間を初回視聴期限116とすることとしたが、サービス提供期間105のサービス最終時刻131から、視聴期間106に所定時間(例えば3時間など)を加算した期間の長さ分を減算した期間を、初回視聴期限116としてもよい。このようにすることにより、コンテンツ権利者とサービス事業者の意図するサービス提供期間をより確実に遵守することができる。
また、本実施の形態1では、ステップS204において、SDカード113上の暗号化レンタルコンテンツ101を削除することとしたが、削除するのではなく、SDカード113からの読み出しや利用を不能にするなど、暗号化レンタルコンテンツ101を無効化するようにしてもよい。
なお、上記した本実施の形態1の場合には、図3において、視聴端末120における初回の視聴開始時刻が初回視聴期限116の最終時刻である初回視聴可能最終時刻132を超過していた場合には、サービス提供期間105の最終時刻であるサービス最終時刻131に到達する前の時間であっても、図4のステップS201において初回視聴期限を超過していると判定されて、SDカード113上の暗号化レンタルコンテンツ101を再生できない。これは、初回視聴可能最終時刻132以降に視聴端末120における初回の視聴を開始した場合には、ユーザに許諾された視聴期間106(この場合には、48時間)を確保できないためである。図3に示す視聴期間確保不可期間140が、サービス提供期間105内の期間ではあるが、初回視聴を開始した場合に視聴期間106を確保できなくなる期間を示している。
しかし、視聴期間確保不可期間140には視聴期間106を確保できないものの、サービス提供期間105内であるので、その期間に、ユーザに視聴可能とさせてもよい。
例えば、ダウンロード端末110のライセンス情報変換部114においてライセンス情報115を作成する際に、そのときの現在時刻が視聴期間確保不可期間140の範囲内の期間であった場合には、現在時刻を開始時刻、サービス最終時刻131を最終時刻とする期間を示す絶対時間情報を視聴期限117に設定したライセンス情報141を作成し、SDカード113に書き出すようにしてもよい。
なお、このときに、視聴期限117の最終時刻として設定した時刻が、本発明の、コンテンツを視聴可能な有効期限の一例にあたる。
図5は、このときにSDカード113に書き出すライセンス情報141の構成例を示している。
図5は、初回視聴可能最終時刻132(2010/12/29:12:00)を超過しているが、サービス最終時刻131(2010/12/31/12:00)を超過していない視聴期間確保不可期間140内の時刻である2010/12/30/10:00に、ライセンス情報141をSDカード113に書き出した場合を示しており、この場合には視聴期間106(48時間)を確保できないものの、ライセンス情報141の視聴期限117で示された期間内は、視聴端末120で、SDカード113上の暗号化レンタルコンテンツ101を視聴可能となる。
なお、この場合には、初回視聴期限116および視聴期間106の情報は必要ないので、図5のライセンス情報141では未設定としているが、これらの値を設定したままにしておいて、視聴端末120の視聴期限判定部123が、これらの設定値よりも視聴期限117の値を優先して判断するようにしてもよい。
また、視聴端末120においても、視聴期限判定部123が、ステップS201において、初回視聴期限116を超過している場合に視聴期間確保不可期間140内の期間であるかを判定して、視聴期限117を設定するようにしてもよい。
つまり、ユーザからの初回の視聴開始の依頼を受けた際に、初回視聴期限116の最終時刻である初回視聴可能最終時刻132に視聴期間106を加算した時刻と現在時刻とを比較し、現在時刻がその時刻を超過していなかった場合には、視聴可能であると判定し、現在時刻を開始時刻、初回視聴可能最終時刻132に視聴期間106を加算した時刻を最終時刻とする期間を示す絶対時間情報を視聴期限117に設定したライセンス情報141をSDカード113に書き戻すとともに、SDカード113上の暗号化レンタルコンテンツ101を再生開始させてもよい。
このように対応することにより、コンテンツ権利者とサービス事業者の意図するサービス提供期間を遵守するとともに、ユーザは、サービス提供期間105のサービス最終時刻131まで暗号化レンタルコンテンツ101を視聴することが可能となる。
なお、ダウンロード端末110のライセンス情報変換部114におけるライセンス情報115を作成する処理は、CPUによりプログラムを実行させてソフトウェアで実現することにより、ライセンス情報102やライセンス情報115の構成の仕様変更などに柔軟に対応できる。同様に、視聴端末120の視聴期限判定部123および再生制御部124についても、ソフトウェアで実現することにより、ライセンス情報115の構成の仕様変更などに柔軟に対応できる。
なお、本発明のプログラムは、上述したコンテンツ再生方法の、前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る前記再生期間情報生成ステップ、および、前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、前記コンテンツ再生ステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述したコンテンツ再生方法の、前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る前記再生期間情報生成ステップ、および、前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、前記コンテンツ再生ステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明の上記「ステップの動作」とは、前記ステップの全部または一部の動作を意味する。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、インターネット等の伝送媒体、光・電波等の伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明に係るコンテンツ受信機、コンテンツ利用システムおよびコンテンツ再生方法等は、視聴期限が確定していないレンタルコンテンツを可換媒体に書き出した場合でも、そのコンテンツに対するサービス提供期間を遵守できる効果を有し、有限の視聴期限をもつレンタルコンテンツを可換媒体に書き出すコンテンツ受信機、コンテンツ利用システム、およびコンテンツ再生方法等として有用である。
100 サーバ
101 暗号化レンタルコンテンツ
102 ライセンス情報
103 コンテンツID
104 復号鍵
105 サービス提供期間
106 視聴期間
109 送信部
110 ダウンロード端末
111 ダウンローダ
112 SDカード書き出し部
113 SDカード
114 ライセンス情報変換部
115 ライセンス情報
116 初回視聴期限
117 視聴期限
120 視聴端末
121 SDカード読み書き部
123 視聴期限判定部
124 再生制御部
125 ライセンス情報
130 サービス開始時刻
131 サービス最終時刻
132 初回視聴可能最終時刻
133 初回視聴開始時刻
140 視聴期間確保不可期間
141 ライセンス情報
300 コンテンツサーバ
301 ライセンスサーバ
302 ダウンロード端末
303 HDD
304 視聴ライセンス要求
305 視聴期限付き視聴ライセンス
306 書き出しライセンス要求
307 視聴期間付き書き出しライセンス
308 SDカード
310 視聴端末
311 視聴期間情報

Claims (10)

  1. 最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツをコンテンツサーバから受信し、前記コンテンツを可換媒体に書き出すコンテンツ受信機であって、
    前記コンテンツ毎に絶対時間によって確定されている、再生を許諾する確定提供期間と、前記許諾視聴期間とを前記コンテンツサーバから受信する期間情報受信部と、
    前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る再生期間情報生成部と、
    前記再生開始可能期間、前記許諾視聴期間および前記コンテンツを、前記可換媒体に書き出す書き出し部とを備えた、コンテンツ受信機。
  2. 前記再生期間情報生成部は、前記確定提供期間の最終時刻から前記許諾視聴期間を減算した期間を前記再生開始可能期間とする、請求項1に記載のコンテンツ受信機。
  3. 前記書き出し部は、書き出し時の現在時刻が前記再生開始可能期間を超過していた場合には、前記コンテンツを前記可換媒体へ書き出さない、請求項1に記載のコンテンツ受信機。
  4. 前記書き出し部は、書き出し時の現在時刻が前記再生開始可能期間を超過しており、かつ前記確定提供期間を超過していない場合には、前記確定提供期間の最終時刻を、前記コンテンツを視聴可能な有効期限として前記可換媒体へ書き出す、請求項1に記載のコンテンツ受信機。
  5. 最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツを蓄積したコンテンツサーバと、前記コンテンツを前記コンテンツサーバから受信し可換媒体に書き出すコンテンツ受信機と、前記可換媒体に記録された前記コンテンツを再生するコンテンツ再生機とを備えたコンテンツ利用システムであって、
    前記コンテンツサーバは、
    前記コンテンツ毎に絶対時間によって確定されている、再生を許諾する確定提供期間と、前記許諾視聴期間とを前記コンテンツ受信機へ送信する期間情報送信部を有し、
    前記コンテンツ受信機は、
    前記許諾視聴期間および前記確定提供期間を前記コンテンツサーバから受信する期間情報受信部と、
    前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る再生期間情報生成部と、
    前記再生開始可能期間、前記許諾視聴期間および前記コンテンツを、前記可換媒体に書き出す書き出し部とを有し、
    前記コンテンツ再生機は、
    前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記現在時刻に前記許諾視聴期間を加算した時刻を前記コンテンツを視聴可能な有効期限と設定して、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、コンテンツ再生部を有する、コンテンツ利用システム。
  6. 前記所定条件とは、前記現在時刻が、前記再生開始可能期間の最終時刻に前記許諾視聴期間を加算した時刻を超過していることであり、
    前記コンテンツ再生部は、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であり、かつ前記加算した時刻を超過していない場合には、前記加算した時刻を前記有効期限と設定して、前記コンテンツを再生する、請求項5に記載のコンテンツ利用システム。
  7. 前記コンテンツ再生部は、前記所定条件に代えて無条件とし、前記現在時刻が前記再生開始可能期間を超過していた場合には、前記コンテンツを削除または無効化する、請求項5に記載のコンテンツ利用システム。
  8. 最初に再生される際から所定の長さの許諾視聴期間の視聴が許諾されるコンテンツを蓄積したコンテンツサーバと、前記コンテンツを前記コンテンツサーバから受信し可換媒体に書き出すコンテンツ受信機と、前記可換媒体に記録された前記コンテンツを再生するコンテンツ再生機とを備えたコンテンツ利用システムにおけるコンテンツ再生方法であって、
    前記コンテンツ毎に絶対時間によって確定されている、再生を許諾する確定提供期間と、前記許諾視聴期間とを前記コンテンツサーバから前記コンテンツ受信機へ送信する期間情報送信ステップと、
    前記コンテンツ受信機によって、前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る再生期間情報生成ステップと、
    前記コンテンツ受信機によって、前記再生開始可能期間、前記許諾視聴期間および前記コンテンツを、前記可換媒体に書き出す書き出しステップと、
    前記コンテンツ再生機によって、前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記現在時刻に前記許諾視聴期間を加算した時刻を前記コンテンツを視聴可能な有効期限と設定して、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、コンテンツ再生ステップとを備えた、コンテンツ再生方法。
  9. 請求項8に記載のコンテンツ再生方法の、前記許諾視聴期間および前記確定提供期間に基づいて再生開始可能期間を得る前記再生期間情報生成ステップ、および、前記可換媒体に記録された前記コンテンツの再生を開始する際に、現在時刻と前記再生開始可能期間とを比較し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間内の時刻であれば、前記コンテンツを再生し、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より前の時刻であれば、前記コンテンツを再生せず、前記現在時刻が前記再生開始可能期間より後の時刻であれば、所定条件を満たす場合には前記コンテンツを再生しない、前記コンテンツ再生ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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