JP5373134B2 - タッチパネル構造及び位置検知方式選択手法 - Google Patents

タッチパネル構造及び位置検知方式選択手法 Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネル構造及び位置検知方式選択手法に関し、特に、静電容量方式と抵抗膜方式とを組み合わせたタッチパネル構造及び位置検知方式選択手法に関する。
現在の携帯用情報機器で使用されるタッチパネルの90%程度が主に抵抗膜方式である。しかし、今後のスマートフォンなど多くの携帯情報機器はマルチタッチの検知が可能な静電容量方式が増えることが想定される。ここで、マルチタッチとは、タッチパネル表面の複数のポイントに同時に触れて操作することをいう。
特許文献1には、静電容量方式のタッチパネルと抵抗膜方式のタッチパネルとを1つの基板の表裏に設けることが記載されている。
特許文献2には、静電容量方式のタッチパネルと抵抗膜方式のタッチパネルとを設けることが記載されている。
特開2010−86510号公報 特開2009−116850号公報
ところで、静電容量方式のタッチパネルを携帯情報機器に採用する場合、水中では携帯情報機器の操作においてタッチパネルの利用ができないという問題がある。これは、水中では静電気が発生しないからである。つまり、静電容量方式はタッチすると静電気によってそのタッチした位置の静電容量が変化することを利用して、そのタッチした位置を測定するため、静電気の発生しない水中では、利用できない。水中で唯一利用できる入力方式として、押下操作することで、物理的に電気の導通を発生させる抵抗膜方式がある。例えば、現在、市販されている防水カメラに採用されているタッチパネルは抵抗膜方式が大半を占めている。
ここで、防水カメラに、静電容量方式のタッチパネルを採用した場合、上述したように、水中での操作ができないため、水中でタッチパネルの操作を実現するには抵抗膜方式のタッチパネルを採用する必要がある。携帯情報機器を水中で利用するための防水ケースもあるが、防水ケースを用いても水中で利用する場合は静電容量方式のタッチパネルを操作することができないので、ホームボタンや撮影ボタンを利用して操作する必要がある。これでは、タッチパネルの操作に慣れている利用者にとっては、使い勝手が非常に悪い。
一方、静電容量方式の操作性の良さが売りのスマートフォンを全て抵抗膜方式に変えることは取り得ない。また、静電容量型方式と抵抗膜方式とを単に組み合わせるだけでは、装置をコンパクトに構成できないという問題点がある。この問題は、特許文献1、2のいずれによっても解決することはできない。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、水中でもタッチパネルを使用することのできるとともに、コンパクトなタッチパネル構造及び位置検知方式選択手法を提供することである。
本発明の一態様によるタッチパネル構造は、
第1非導電体(例えば、図2中の第1非導電体50)と、
第1透明導電膜(例えば、図2中の透明導電膜60)と、
前記第1非導電体下に形成され、互いに、平行に配設された第1及び第2電極(例えば、図2中の第1電極52#1、第2電極52#2)と、
前記第1透明導電膜の4隅に形成された第3〜第6電極(例えば、図2中の電極62#1〜62#4)と、
第2透明導電膜(例えば、図2中の透明導電膜80)と、
前記第1透明導電膜と前記第2透明導電膜とに挟まれたマイクロドット(例えば、図2中のマイクロドット72)と、
第2非導電体(例えば、図2中の第2非導電体81)と、
前記第2非導電体上に形成され、前記第1及び第2電極と直角方向、かつ、互いに平行に配設された第7及び第8電極(例えば、図2中の電極82#1、82#2)と、
前記第1及び第2電極間に電圧勾配を与える第1電源(例えば、図2中の電源54)と、
前記第7及び第8電極間に電圧勾配を与える第2電源(例えば、図2中の電源86)と、
前記第1電極に電気的に接続され、電圧を計測する第1電圧センサ(例えば、図2中の電圧計56)と、
前記第7電極に電気的に接続され、電圧を計測する第2電圧センサ(例えば、図2中の電圧計84)と、
前記第3〜第6電極にそれぞれ電気的に接続された第1〜第4電流センサ(例えば、図2中の抵抗64#i(i=1〜4)及び電圧計66#i(i=1〜4))とを具備し、
タッチ操作面上から下方に向かって、前記第1非導電体、前記第1透明導電膜、前記マイクロドット、前記第2透明導電膜、前記第2非導電体の順に積層されており、
前記第1非導電体と、前記第1透明導電膜とによって静電容量方式タッチパネルの構成を実現し、
前記第1透明導電膜と、前記マイクロドットと、前記第2透明導電膜とによって抵抗膜方式タッチパネルの構成を実現していることを特徴とする。
このような構成によれば、水中では、抵抗膜方式により、タッチポイントのタッチ位置を検出し、水中以外の場所では、静電容量方式により、タッチポイントのタッチ位置を検出できる。
また、前記第1〜第4電流センサの出力に基づいて、表面電荷の変化が発生しているか否かを判断する判断部(例えば、図1中のコントロールIC12)をさらに具備し、
前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していないと判断したとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していると判断したとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出することが望ましい。この構成により、タッチパネルの搭載された機器が水中にあり、表面電荷の変化が発生していないと判断部が判断したときは抵抗膜方式に従って、また、タッチパネルの搭載された機器が水中以外にあり、表面電荷の変化が発生していると判断したときは静電容量方式に従って、タッチパネルのタッチ位置を算出することができ、携帯情報機器が水中にあっても水中以外の場所にあっても、ユーザはタッチパネル操作を利用することができる。
さらに、前記判断部は、外部より入力され、表面電荷の変化が発生しているか否かを示す制御信号が、前記表面電荷が発生していないことを示しているとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
前記制御信号が、前記表面電荷の変化が発生していることを示しているとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出するようにしてもよい。この構成により、モード切替スイッチ操作やセンサの検出結果に応じて、静電容量方式タッチパネル及び抵抗膜方式タッチパネルのうち適切なものを動作させることができる。
また、前記判断部は、前記第1〜第2電圧センサの第1出力群及び前記第1〜第4電流センサの第2出力群のうち、出力タイミングの早いいずれか一方の出力群を用いて、該当する静電容量方式及び抵抗膜方式のいずれかの方式により、前記タッチパネルのタッチポイントの位置を算出するようにしてもよい。この構成により、静電容量方式タッチパネル及び抵抗膜方式タッチパネルのいずれも使用可能な状況において、タッチパネル操作に対応する処理を早く開始することができる。
本発明の一態様による位置検知方式選択手法は、
第1非導電体(例えば、図2中の第1非導電体50)と、
第1透明導電膜(例えば、図2中の透明導電膜60)と、
前記第1非導電体下に形成され、互いに、平行に配設された第1及び第2電極(例えば、図2中の第1電極52#1、第2電極52#2)と、
前記第1透明導電膜の4隅に形成された第3〜第6電極(例えば、図2中の電極62#1〜62#4)と、
第2透明導電膜(例えば、図2中の透明導電膜80)と、
前記第1透明導電膜と前記第2透明導電膜とに挟まれたマイクロドット(例えば、図2中のマイクロドット72)と、
第2非導電体(例えば、図2中の第2非導電体81)と、
前記第2非導電体上に形成され、前記第1及び第2電極と直角方向、かつ、互いに平行に配設された第7及び第8電極(例えば、図2中の電極82#1、82#2)と、
前記第1及び第2電極間に電圧勾配を与える第1電源(例えば、図2中の電源54)と、
前記第7及び第8電極間に電圧勾配を与える第2電源(例えば、図2中の電源86)と、
前記第1電極に電気的に接続され、電圧を計測する第1電圧センサ(例えば、図2中の電圧計56)と、
前記第7電極に電気的に接続され、電圧を計測する第2電圧センサ(例えば、図2中の電圧計84)と、
前記第3〜第6電極にそれぞれ電気的に接続された第1〜第4電流センサ(例えば、図2中の抵抗64#i(i=1〜4)及び電圧計66#i(i=1〜4))とを具備し、
タッチ操作面上から下方に向かって、前記第1非導電体、前記第1透明導電膜、前記マイクロドット、前記第2透明導電膜、前記第2非導電体の順に積層されており、
前記第1非導電体と、前記第1透明導電膜とによって静電容量方式タッチパネルの構成を実現し、
前記第1透明導電膜と、前記マイクロドットと、前記第2透明導電膜とによって抵抗膜方式タッチパネルの構成を実現しているタッチパネル構造について、
前記第1〜第4電流センサの出力に基づいて、表面電荷の変化が発生しているか否かを判断する判断部を具備し、
前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していないと判断したとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していると判断したとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出することを特徴とする。
この選択手法によれば、水中では、抵抗膜方式により、タッチポイントのタッチ位置を検出し、水中以外の場所では、静電容量方式により、タッチポイントのタッチ位置を検出できる。そして、タッチパネルの搭載された機器が水中にあり、表面電荷の変化が発生していないと判断部が判断したときは抵抗膜方式に従って、また、タッチパネルの搭載された機器が水中以外にあり、表面電荷の変化が発生していると判断したときは静電容量方式に従って、タッチパネルのタッチ位置を算出することができ、携帯情報機器が水中にあっても水中以外の場所にあっても、ユーザはタッチパネル操作を利用することができる。
また、前記判断部は、外部より入力され、表面電荷の変化が発生しているか否かを示す制御信号が、前記表面電荷が発生していないことを示しているとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
前記制御信号が、前記表面電荷の変化が発生していることを示しているとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出するようにしてもよい。この選択手法によれば、モード切替スイッチ操作やセンサの検出結果に応じて、静電容量方式タッチパネル及び抵抗膜方式タッチパネルのうち適切なものを動作させることができる。
なお、前記判断部は、前記第1〜第2電圧センサの第1出力群及び前記第1〜第4電流センサの第2出力群のうち、出力タイミングの早いいずれか一方の出力群を用いて、該当する静電容量方式及び抵抗膜方式のいずれかの方式により、前記タッチパネルのタッチポイントの位置を算出するようにしてもよい。この選択手法により、静電容量方式タッチパネル及び抵抗膜方式タッチパネルのいずれも使用可能な状況において、タッチパネル操作に対応する処理を早く開始することができる。
本発明のタッチパネル構造によれば、水中では、抵抗膜方式により、タッチポイントのタッチ位置を算出し、水中以外の場所では、静電容量方式により、タッチポイントのタッチ位置を算出するので、このタッチパネル構造を携帯情報機器に採用すれば、水中でも、タッチパネルを用いた操作を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るタッチパネル構造を採用したハイブリッド型タッチパネルの機能構成を示す図である。 図1中のタッチパネル構造の積層構成を示す図である。 図1中のタッチパネル構造の積層構成を示す断面図である。 抵抗膜方式のタッチパネルにおいてタッチポイントを算出する原理を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るタッチパネル構造を採用したハイブリッド型タッチパネルの構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるタッチパネル構造を採用したハイブリッド型タッチパネルを含む携帯情報機器の構成例を示すブロック図である。第1実施形態によるタッチパネル構造を採用したハイブリッド型タッチパネルは、水中では、抵抗膜方式により、タッチポイントの位置を検出し、水中以外の場所では、静電容量方式により、タッチポイントの位置を精度良く検出するようにしたタッチパネル構造であることが従来と異なる。なお、ここで、「水中」には、水の中に限らず、シャワールームの中など湿度が高いために静電気が発生しない場所も含む。
このハイブリッド型タッチパネルを携帯情報機器に採用することにより、陸上など水中以外では、操作性の良い静電容量方式により、タッチポイントの位置を算出し、水中では、抵抗膜方式により、タッチポイントの位置を算出するので、水中でも、タッチパネルによる操作を実現できるようにしている。
(携帯情報機器の構成)
図1を参照すると、携帯情報機器2は、ハイブリッド型タッチパネル4、ノイズフィルタ10、コントロールIC12、IFドライバー15、並びにホスト機器18を備えている。
ハイブリッド型タッチパネル4は、静電容量方式タッチパネル6と、抵抗膜方式タッチパネル8とを備えている。
ノイズフィルタ10は、ハイブリッド型タッチパネル4から出力される信号のノイズをカットする機能を備えている。
コントロールIC12は、ノイズフィルタ10によってノイズがカットされた信号について、アナログ信号からデジタル信号への変換を行うA/D変換器14を備えている。このコントロールIC12の機能については、後述する。
IFドライバー15は、コントロールIC12とホスト機器18との間のインタフェース(IF)を司るものである。このIFドライバー15は、コントロールIC12から受信したタッチポイントの位置信号をホスト機器18に送信する。
ホスト機器18は、携帯情報機器の本体装置であり、タッチポイントの位置情報等に基づいて、各種アプリケーションプログラムを実行する。ホスト機器18はドライバー16を備えている。このドライバー16は、IFドライバー15とホスト機器18との間のインタフェースを司る。
(ハイブリッド型タッチパネルの構造)
図2は、ハイブリッド型タッチパネル4の構造図である。ハイブリッド型タッチパネル4は、静電容量方式タッチパネル6及び抵抗膜方式タッチパネル8を具備する。
ハイブリッド型タッチパネル4は、第1非導電体50、透明導電膜60、絶縁部70#1,70#2、マイクロドット72、透明導電膜80、第2非導電体81を備える。
第1非導電体50は、本例では平面形状が矩形であり、その下面の対向する辺に沿って互いに平行に第1電極52#1、第2電極52#2が設けられている。これら第1電極52#1、第2電極52#2には電源54が接続されているため、両電極間に電圧勾配が生じる。電極52#1には、電圧値を計測する電圧センサとして機能する電圧計56が接続されている。
第1非導電体50の下方には、平面形状が矩形の透明導電膜60が設けられている。透明導電膜60と、第1電極52#1および第2電極52#2とは電気的に接続される。透明導電膜60は、本例では平面形状が矩形であり、その4隅に矩形の電極62#i(i=1〜4)が設けられている。第1電極52#1および第2電極52#2と、電極62#i(i=1〜4)とは電気的に接触しない位置に設けられている。
電極62#1には、抵抗64#1、及び、電圧計66#1が直列に接続されている。電極62#i(i=2〜4)にも同様に、図示せぬ抵抗64#i(i=2〜4)、及び、図示せぬ電圧計66#i(i=2〜4)が直列に接続されている。電圧計66#i(i=1〜4)は、それぞれ、一端が抵抗64#i(i=1〜4)に接続され、他端がグランドに接続されている。抵抗64#i(i=1〜4)の抵抗値が既知であれば、各電圧計66#i(i=1〜4)によって計測される電圧値をその抵抗値で除算することにより、指先F等によるタッチポイントPから電極62#i(i=1〜4)を介してグランドに向かって流れる電流を検出することができる。つまり、抵抗64#i(i=1〜4)及び電圧計66#i(i=1〜4)の直列接続は、タッチポイントPから電極62#i(i=1〜4)を介してグランドに向かって流れる電流を検出する電流センサとして機能する。
透明導電膜60の下方には、平面形状が矩形の透明導電膜80が設けられている。透明導電膜60と透明導電膜80との間には、絶縁部70#1、70#2並びにマイクロドット72が設けられている。絶縁部70#1、70#2並びにマイクロドット72が透明導電膜60と透明導電膜80との間に挟まれて設けられているため、タッチパネルが操作されない状態において、透明導電膜60と透明導電膜80との絶縁状態が保たれる。
絶縁体である絶縁部70#1、70#2は、第1電極52#1、第2電極52#2の下方に、互いに平行に設けられている。マイクロドット72は、絶縁部70#1と、絶縁部70#2との間に挟まれて、複数設けられている。
透明導電膜80の下方には、平面形状が矩形の第2非導電体81が設けられている。第2非導電体81には、第1電極52#1、第2電極52#2とは直角に、かつ、対向する辺に沿って互いに平行に、電極82#1、電極82#2が設けられている。これら電極82#1、電極82#2には電源86が接続されているため、両電極間に電圧勾配が生じる。電極82#2には電圧値を計測する電圧センサとして機能する電圧計84が接続されている。
電源54及び86、並びに、電圧計56および84は、タッチパネルの操作に影響の無い位置に設けられる。電圧計66#i(i=1〜4)、並びに、抵抗64#i(i=1〜4)についてもタッチパネルの操作に影響の無い位置に設けられる。
上述したように電圧計56は電極52#1に電気的に接続されている。タッチ操作による透明導電膜60と透明導電膜80との電気的接触時に、電極82#1と電極82#2との間に接続されている電源86によって与えられる電圧値(電極52#1とグランドとの間の電圧値)を電圧計56によって計測することにより、タッチポイントPのY座標が特定される。
一方、電圧計84は電極82#2に電気的に接続されている。タッチ操作による透明導電膜60と透明導電膜80との電気的接触時に、電極52#1と電極52#2との間に接続されている電源54によって与えられる電圧値(電極82#2とグランドとの間の電圧値)を電圧計84によって計測することにより、タッチポイントPのX座標が特定される。
なお、本例では、第1電極52#1、第2電極52#2の長手方向をY軸方向とし、電極82#1、電極82#2の長手方向をX軸方向とする。
さらに、図3を参照し、本例のタッチパネルの断面構造について説明する。図3は、図2中の電極82#1の長手方向に沿ってタッチパネル表面に垂直な面で切断し、図2中の矢印YA方向から見た断面を示す図である。
図3のように、本例のタッチパネルは、第2非導電体81の上に電極82#1が形成され、その上に透明導電膜80が設けられている。第2非導電体81は、例えば、透明ガラス、ポリエチレン・テレフタート等からなる。
さらに、透明導電膜80の上方に、透明導電膜60が設けられている。第1透明導電膜60は、導電性を有し、例えば、インジウム、スズ酸化物(ITO)、アンチモン、スズ酸化物(ATO)、酸化亜鉛(ZO)、アルミニウムをドープした酸化亜鉛(AZO)等から構成されている。
透明導電膜80と透明導電膜60との間に挟まれて、絶縁部70#1と、絶縁部70#2と、マイクロドット72とが設けられている。絶縁部70#i(i=1,2)及びマイクロドット72は、例えば、透明ガラス、ポリエチレン・テレフタート等から構成されている。
透明導電膜60上には、電極62#1、電極62#4が形成されている。電極62#i(i=1〜4)は、銅、プラチナ等から構成されている。
透明導電膜60の上方に、第1非導電体50が設けられている。第1非導電体50は、絶縁性を有し、例えば、透明ガラス、ポリエチレン・テレフタート等から構成されている。この第1非導電体50は、第1透明導電膜60の上方に形成されている。
ここで、静電容量方式タッチパネル6は、第1非導電体50、第1透明導電膜60、電極62#i(i=1〜4)、抵抗64#i(i=1〜4)及び電圧計66#i(i=1〜4)によって構成される。また、抵抗膜方式タッチパネル8は、第1非導電体50に設けられている電極52#i(i=1,2)、電源54、電圧計56、第1透明導電膜60、絶縁部70#i(i=1,2)、マイクロドット72、第2透明導電膜80、第2非導電体81、電極82#i(i=1,2)並びに電圧計84によって構成される。
(ノイズフィルタ)
ノイズフィルタ10は、静電容量方式タッチパネル6中の電圧計66#i(i=1〜4)より出力される信号S2aのノイズをカットし、コントロールIC12内のA/D変換器14に出力する。また、ノイズフィルタ10は、抵抗膜方式タッチパネル8中の電圧計56,84より出力される信号S2bのノイズをカットし、コントロールIC12内のA/D変換器14に出力する。
なお、ノイズフィルタ10は、例えば、ローパスフィルタ等により構成されている。
(コントロールIC)
コントロールIC12は、以下の機能を有する。
(1)コントロールIC12は、A/D変換器14より出力されて、ノイズがカットされた信号S2aより表面電荷が発生しているか否かを判定する。表面電荷が発生していない場合とは、表面電荷が変化せず、信号S2aのレベルに変化がなく、特定の一定値の計測値である場合をいう。
(2)上述したように、表面電荷が発生していないと判断される場合、コントロールIC12は、A/D変換器14により、デジタルに変換された信号から上述の抵抗膜方式に基づいて、タッチポイントの位置を算出する。
(3)上述したように、表面電荷が発生していると判断される場合、コントロールIC12は、A/D変換器14により、デジタル信号に変換された信号から、静電容量方式に基づいて、タッチポイントの位置を算出する。静電容量型には、表面型と投影型があるが、本実施形態では、表面型により、タッチポイントの位置を算出する。投影型であっても、勿論、良い。
(4)コントロールIC12は、タッチポイントの位置を信号S10として、IFドライバー15に出力する。
(抵抗膜方式によりタッチポイントの位置を検出する原理)
図4は、抵抗膜方式によりタッチポイントの位置を検出する原理を示す図である。図4に示すように、指先F等で第1非導電体50の表面に触れ、指による押圧力により、第1非導電体50及び透明導電膜60が図中下方に変形する。透明導電膜60が図中下方に変形することにより、指先Fの下方のマイクロドット72間の隙間を通して、透明導電膜60と透明導電膜80とが電気的に接触する。
第1非導電体50の辺に沿って平行に配設された電極52#i(i=1,2)に対応して設けられた電圧計84の測定値である信号は、ノイズフィルタ10によってノイズがカットされた後、デジタル信号に変換される。この変換後のデジタル信号に基づいて、タッチポイントのY座標を算出する。
また、第2非導電体81上に平行に配設された電極82#i(i=1,2)に対応して設けられた電圧計56の測定値である信号は、ノイズフィルタ10によってノイズがカットされた後、A/D変換器14により、デジタル信号に変換される。この変換後のデジタル信号に基づいて、コントロールIC12は、タッチポイントのX座標を算出する。
(静電容量方式によりタッチポイントの位置を検出する原理)
図2において、第1非導電体50の表面全体に一様な電界が発生している状態において、指先等で第1非導電体50の表面に触れる。このタッチポイントから透明導電膜60の4隅に配設された電極62#i(i=1〜4)までの距離に反比例して電流i1〜i4が変化するので、その電流i1〜i4の変化を抵抗および電圧計64#i(i=1〜4)によって検出する。電極62#i(i=1〜4)にそれぞれ対応して設けられた電圧計64#i(i=1〜4)の測定値である信号は、ノイズフィルタ10によってノイズがカットされた後、A/D変換器14により、デジタル信号に変換される。この変換後のデジタル信号に基づいて、コントロールIC12は、タッチポイントの位置を算出する。
(タッチパネルの動作)
以下、図1を参照し、本例のタッチパネルの動作について説明する。
静電容量方式タッチパネル6は、電圧計66#i(i=1〜4)によって検出される電圧値を信号S2aとして出力する。抵抗膜方式タッチパネル8は、電圧計56、84より出力される電圧値を信号S2bとして出力する。
ノイズフィルタ10は、信号S2a,信号S2bのノイズをカットし、信号S6として、A/D変換器14に出力する。A/D変換器14は、ノイズフィルタ10より出力される信号S6に基づいて、所定のサンプリング周期でサンプリングし、アナログ/デジタル変換を行う。
コントロールIC12は、アナログ/デジタル変換されたデジタル信号に基づいて、静電容量方式タッチパネル6から出力され、ノイズフィルタ10により、ノイズがカットされ、A/D変換器14によってデジタル信号に変換された信号が有効か否かを判断し、信号S2aが有効でなければ、A/D変換器14によりデジタルに変換されたデジタル信号から、上述の抵抗膜方式に基づいて、タッチポイントの位置を算出する。
一方、コントロールIC12は、信号S2aが有効であれば、A/D変換器14によってデジタルに変換された信号から、上述の静電容量方式に基づいて、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)を算出する。
コントロールIC12は、算出したタッチポイントの位置(X座標,Y座標)を信号S10として、IFドライバー15に出力する。
IFドライバー15は、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)をIFドライバー16に出力する。IFドライバー16は、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)をホスト機器18に出力する。ホスト機器18は、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)に基づいて、各種アプリケーションプログラムを実行する。
以上説明した、第1実施形態によれば、パネル表面へのタッチによってパネル表面に電荷が発生している場合は、静電容量方式により、タッチポイントの位置を検出する。一方、パネル表面に電荷の変化が発生していない場合は、静電容量方式ではなく、抵抗膜方式により、タッチポイントの位置を検出する。このように動作するので、携帯情報機器を水中でも使用可能となる。また、静電容量方式タッチパネル6と抵抗膜方式タッチパネル8とで、透明導電膜60を共用する構造を採用しているので、機器全体をコンパクトにすることができる。さらに透明導電膜60を共用する構造を採用しているので、静電容量方式タッチパネル6と抵抗膜方式タッチパネル8とを単に組み合わせる場合と比べてコストダウンを図ることができる。
第1実施形態では、パネル表面に電荷の変化が発生しているか否かを判断して、電荷の変化が発生していない場合は、抵抗膜方式により、タッチパネルのタッチポイントの位置を算出するようにしている。ここで、指先等がタッチパネルに接触する前に表面の電荷が変化するため、表面の電荷の変化を検出するための電極62#i(i=1〜4)からの出力群による検出タイミングが、透明導電膜60と透明導電膜80との接触による電圧計56,電圧計84からの出力群による検出タイミングよりも早い。このため、2つの出力群、すなわち電極62#i(i=1〜4)からの第1出力群,及び電圧計56および84からの第2出力群の中で、出力タイミングの早い出力群を使用して、静電容量方式又は抵抗膜方式により、タッチポイントの位置を検出するようにし、出力の遅い出力群による処理をキャンセルしても良い。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態によるタッチパネル構造を採用したハイブリッド型タッチパネルを含む携帯情報機器の構成例を示すブロック図である。図5において、図1中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。第2実施形態において、コントロールIC12’が、第1実施形態のコントロールIC12と異なる点は、タッチパネルの表面に電荷が発生しているか否かを、外部より制御信号S8として、コントロールIC12’に通知するようにしたことである。
コントロールIC12’は、携帯情報機器が水中で用いられている状態にあることを制御信号S8が示している(つまり、表面電荷が発生しないことを示している)場合には、抵抗膜方式に従って、タッチパネルのタッチポイントの位置を算出する。一方、携帯情報機器が陸上等、水中以外で用いられている状態にあることを制御信号S8が示している場合には、静電容量方式に従って、タッチパネルのタッチポイントの位置を算出する。
制御信号S8については、モード切替スイッチなど外部のスイッチをユーザが操作することによって発生するように構成してもよいし、図示せぬ圧力センサ等の検出結果によって発生するように構成してもよい。
コントロールIC12’は、算出したタッチポイントの位置をIFドライバー15に出力する。IFドライバー15は、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)をドライバー16に出力する。IFドライバー16は、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)をホスト機器18に出力する。ホスト機器18は、タッチポイントの位置(X座標,Y座標)に基づいて、各種アプリケーションプログラムを実行する。
(まとめ)
以上説明したように、本発明によるタッチパネル構造には、静電容量型タッチパネルと、抵抗膜方式タッチパネルとを組み込んでいるので、パネル表面に電荷が発生しない水中では、抵抗膜方式により、タッチポイントの位置を検出できる。水中以外では、パネル表面に電荷が発生するので、検出精度の高い静電容量方式によりタッチポイントの位置を算出できる。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
本発明は、携帯電話機をはじめとする、携帯情報機器のタッチパネル構造及び位置検知方式選択手法として利用することができる。
4 ハイブリッド型タッチパネル
6 静電容量方式タッチパネル
8 抵抗膜方式タッチパネル
10 ノイズフィルタ
12、12’ コントロールIC
14 A/D変換器
15 IFドライバー
16 ドライバー
18 ホスト機器
50 第1非導電体
52#1 第1電極
52#2 第2電極
54、86 電源
62#1〜62#4 電極
64#1〜64#4 抵抗
56、66#1〜66#4、84 電圧計
70#1、70#2 絶縁部
72 マイクロドット
60,80 透明導電膜
81 第2非導電体
82#1、82#2 電極

Claims (7)

  1. 第1非導電体と、
    第1透明導電膜と、
    前記第1非導電体下に形成され、互いに、平行に配設された第1及び第2電極と、
    前記第1透明導電膜の4隅に形成された第3〜第6電極と、
    第2透明導電膜と、
    前記第1透明導電膜と前記第2透明導電膜とに挟まれたマイクロドットと、
    第2非導電体と、
    前記第2非導電体上に形成され、前記第1及び第2電極と直角方向、かつ、互いに平行に配設された第7及び第8電極と、
    前記第1及び第2電極間に電圧勾配を与える第1電源と、
    前記第7及び第8電極間に電圧勾配を与える第2電源と、
    前記第1電極に電気的に接続され、電圧を計測する第1電圧センサと、
    前記第7電極に電気的に接続され、電圧を計測する第2電圧センサと、
    前記第3〜第6電極にそれぞれ電気的に接続された第1〜第4電流センサとを具備し、
    タッチ操作面上から下方に向かって、前記第1非導電体、前記第1透明導電膜、前記マイクロドット、前記第2透明導電膜、前記第2非導電体の順に積層されており、
    前記第1非導電体と、前記第1透明導電膜とによって静電容量方式タッチパネルの構成を実現し、
    前記第1透明導電膜と、前記マイクロドットと、前記第2透明導電膜とによって抵抗膜方式タッチパネルの構成を実現していることを特徴とするタッチパネル構造。
  2. 請求項1記載のタッチパネル構造において、
    前記第1〜第4電流センサの出力に基づいて、表面電荷の変化が発生しているか否かを判断する判断部をさらに具備し、
    前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していないと判断したとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
    前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していると判断したとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出することを特徴とするタッチパネル構造。
  3. 請求項2記載のタッチパネル構造において、
    前記判断部は、
    外部より入力され、表面電荷の変化が発生しているか否かを示す制御信号が、前記表面電荷が発生していないことを示しているとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
    前記制御信号が、前記表面電荷の変化が発生していることを示しているとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出することを特徴とするタッチパネル構造。
  4. 請求項2記載のタッチパネル構造において、
    前記判断部は、
    前記第1〜第2電圧センサの第1出力群及び前記第1〜第4電流センサの第2出力群のうち、出力タイミングの早いいずれか一方の出力群を用いて、該当する静電容量方式及び抵抗膜方式のいずれかの方式により、前記タッチパネルのタッチポイントの位置を算出することを特徴とするタッチパネル構造。
  5. 第1非導電体と、
    第1透明導電膜と、
    前記第1非導電体下に形成され、互いに、平行に配設された第1及び第2電極と、
    前記第1透明導電膜の4隅に形成された第3〜第6電極と、
    第2透明導電膜と、
    前記第1透明導電膜と前記第2透明導電膜とに挟まれたマイクロドットと、
    第2非導電体と、
    前記第2非導電体上に形成され、前記第1及び第2電極と直角方向、かつ、互いに平行に配設された第7及び第8電極と、
    前記第1及び第2電極間に電圧勾配を与える第1電源と、
    前記第7及び第8電極間に電圧勾配を与える第2電源と、
    前記第1電極に電気的に接続され、電圧を計測する第1電圧センサと、
    前記第7電極に電気的に接続され、電圧を計測する第2電圧センサと、
    前記第3〜第6電極にそれぞれ電気的に接続された第1〜第4電流センサとを具備し、
    タッチ操作面上から下方に向かって、前記第1非導電体、前記第1透明導電膜、前記マイクロドット、前記第2透明導電膜、前記第2非導電体の順に積層されており、
    前記第1非導電体と、前記第1透明導電膜とによって静電容量方式タッチパネルの構成を実現し、
    前記第1透明導電膜と、前記マイクロドットと、前記第2透明導電膜とによって抵抗膜方式タッチパネルの構成を実現しているタッチパネル構造について、
    前記第1〜第4電流センサの出力に基づいて、表面電荷の変化が発生しているか否かを判断する判断部を具備し、
    前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していないと判断したとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
    前記判断部が、前記表面電荷の変化が発生していると判断したとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出することを特徴とする位置検知方式選択手法。
  6. 請求項5記載の位置検知方式選択手法において、
    前記判断部は、
    外部より入力され、表面電荷の変化が発生しているか否かを示す制御信号が、前記表面電荷が発生していないことを示しているとき、抵抗膜方式に従って、前記第1及び第2電圧センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出し、
    前記制御信号が、前記表面電荷の変化が発生していることを示しているとき、静電容量方式に従って、前記第1〜第4電流センサの計測値に基づいて、前記タッチパネルのタッチ位置を算出することを特徴とする位置検知方式選択手法。
  7. 請求項5記載の位置検知方式選択手法において、
    前記判断部は、
    前記第1〜第2電圧センサの第1出力群及び前記第1〜第4電流センサの第2出力群のうち、出力タイミングの早いいずれか一方の出力群を用いて、該当する静電容量方式及び抵抗膜方式のいずれかの方式により、前記タッチパネルのタッチポイントの位置を算出することを特徴とする位置検知方式選択手法。
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