JP5364930B2 - Tensioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無端状のベルトやチェーンの張力を一定に保つために用いられるテンショナーに関する。 The present invention relates to a tensioner used to keep constant tension of an endless belt or chain.
テンショナーは、例えば、自動車のエンジンに使用されるタイミングチェーンやタイミングベルトを所定の力で押しており、これらに伸びや緩みが生じた場合に、その張力を一定に保つように作用する。 The tensioner, for example, pushes a timing chain or timing belt used in an automobile engine with a predetermined force, and acts to keep the tension constant when the chain is stretched or loosened.
図21は、テンショナー100を自動車のエンジン本体200に実装した状態を示す。エンジン本体200の内部には、一対のカムスプロケット210とクランクスプロケット220とが配置されており、これらのスプロケット210、220の間にタイミングチェーン230が無端状となって掛け渡されている。タイミングチェーン230の移動路上には、チェーンガイド240が揺動自在に配置されており、タイミングチェーン230はチェーンガイド240を摺動する。エンジン本体200には、取付面250が形成されており、テンショナー100は取付面250に形成された取付孔260に挿通されてボルト270により取付面250に固定される。この場合、エンジン本体200の内部には、図示しない潤滑用のオイルが封入されている。
FIG. 21 shows a state in which the
図22は、特許文献1に記載された従来のテンショナー300を示す。軸方向に進退する軸状の推進部材310がケース370に挿入されている。推進部材310は、ケース370内に設けられた推進ばね340によってケース370から進出するように付勢されている。
FIG. 22 shows a
ケース370内には、ホルダーばね360によって推進部材310の進出方向に付勢されたホルダー330が設けられ、このホルダー330に2つの係止駒320が支持されている。係止駒320は、中実のナットを割断した形状となっており、後側の外周面には、円錐状のカム斜面321が形成されている。これに対し、ホルダー330の内周面には、係止駒320のカム斜面321が接触するカム斜面331が形成されている。ホルダー330のカム斜面331は凹んだ円錐状に形成されるものである。係止駒320は、カム斜面321,331が接触した状態でホルダー330に支持される。350は、係止駒320をホルダー330に押し付けるための押圧ばねである。係止駒320の内周面には、係止歯323が形成されると共に、推進部材310の外周面には、係止駒320の係止歯323が噛み合って係合する係止歯313が形成されている。
In the
このような構造では、推進部材310が推進ばね340によって進出方向に付勢されている。このとき、係止駒320は、拡径方向に移動して係止歯323と推進部材310の係止歯313との係合が解除されているため、推進部材310は進出が可能となっている。これに対し、推進部材310に後退方向への過負荷が作用すると、係止駒320は、押圧ばね350の付勢力によってカム斜面331に沿って縮径方向に移動して推進部材310と係合するため、推進部材310の後退がロックされる。これらの作動によって、タイミングチェーン230に張力を付与することができる。
In such a structure, the propelling
テンショナーにおいては、エンジンからの高周波の強力な振動を受けるため、推進部材310及び係止駒320は、振動に対する追従性が高いことが好ましい。この追従性を向上させるためには、軽量化することが好ましい。しかしながら、従来のテンショナーにおける係止駒320が中実のナットを割断して形成されているため、係止駒320の軽量化が難しく、振動に対する良好な追従性を得ることができない問題がある。
In the tensioner, since the high-frequency strong vibration from the engine is received, it is preferable that the
また、中実のナットを割断して形成される係止駒320は、切削又は焼結によって作製される。しかし、切削加工では、ナットを分割する際にバリが発生して、その除去が必要となると共に、切削加工のサイクルタイムが長くなる。一方、焼結加工では、成形可能な形状的な制約が加わり、テーパ形状、半円形状等への加工が難しいと共に、係止歯の成形が難しい。又、材料密度が不均一となり、欠肉を生じて十分な強度を得ることができない。さらに、薄板板金による加工によって係止駒320を加工する場合には、アンダーカット部分の成形が困難となり、量産性に欠ける問題がある。
The
本発明は、このような問題点を考慮してなされたものであり、エンジンからの高周波の振動に対する良好な追従性を有すると共に、係止駒の加工を簡単に行うことができ、しかも係止駒の形状的な制約のないテンショナーを提供することを目的とする。又、本発明は、推進部材がエンジンから高負荷を受けたとき、推進部材が円滑に戻り作動して過負荷防止を行うことが可能なテンショナーを提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of such problems, has good followability to high-frequency vibrations from the engine, can easily process the locking piece, and The object is to provide a tensioner without any geometric constraints. Another object of the present invention is to provide a tensioner capable of preventing the overload by smoothly returning and operating when the propulsion member receives a high load from the engine.
請求項1記載の発明のテンショナーは、筒状部材の内部で軸方向に進退移動可能となっている推進部材と、前記推進部材の進出方向への移動を付勢する推進ばねと、前記筒状部材の内面又は前記推進部材の外面に形成された係止歯と、前記係止歯に係合する係止歯が形成された係止駒とを備え、前記係止駒の係止歯が前記筒状部材の係止歯又は推進部材の係止歯に係合した状態で前記筒状部材と推進部材との間に配置されて推進部材の後退方向へのロックを行うテンショナーであって、前記係止駒は、前記推進部材が後退するときの荷重を受ける荷重受け部と、前記係止歯が形成され推進部材及び筒状部材の径方向に沿って延びる2列以上の係止歯形成部と、この係止歯形成部を一体に接続する接続部とを備えて前記筒状部材及び推進部材に対して回転可能となっており、前記荷重受け部が受ける荷重方向と、前記接続部が前記係止歯形成部を接続する接続方向とが異なった方向となるように前記荷重受け部と接続部とが直接に接しない位置に設けられていることを特徴とする。 The tensioner according to the first aspect of the present invention includes a propulsion member that is capable of moving back and forth in the axial direction inside the tubular member, a propulsion spring that urges movement of the propulsion member in the advance direction, and the tubular shape. A locking tooth formed on an inner surface of the member or an outer surface of the propulsion member, and a locking piece formed with a locking tooth that engages with the locking tooth, the locking tooth of the locking piece being the cylinder A tensioner that is disposed between the tubular member and the propelling member in a state of being engaged with the locking teeth of the cylindrical member or the propelling member, and locks the propelling member in the backward direction. The stop piece includes a load receiving portion that receives a load when the propulsion member moves backward, and two or more rows of locking tooth forming portions in which the locking teeth are formed and extend along the radial direction of the propelling member and the cylindrical member, , the locking teeth formed portion on the tubular member and the propulsion member and a connecting portion connecting together And has a rotatable, connected to the load direction in which the load receiving unit receives, and the connecting portion is the engagement Tomeha forming part receiving the load such that the connecting direction and a different direction to connect the unit section And are provided at positions where they are not in direct contact with each other.
請求項2記載の発明は、請求項1記載のテンショナーであって、前記荷重受け部が前記推進部材の推進方向に沿って傾斜した円錐状となっており、前記推進部材又は筒状部材に前記荷重受け部と接触する円錐状の支持面が形成されていることを特徴とする。
Invention of
請求項3記載の発明は、請求項1記載のテンショナーであって、前記係止駒の前記推進部材の推進方向への動き及び前記推進方向と交差した径方向への動きを許容可能な調整部材が前記筒状部材の内部に回転可能に設けられていることを特徴とする。
According to a third aspect of the invention, a tensioner according to
請求項4記載の発明は、請求項1記載のテンショナーであって、前記係止駒は、板状部材のプレス加工により成形されていることを特徴とする。 A fourth aspect of the invention is the tensioner according to the first aspect, wherein the locking piece is formed by pressing a plate-like member.
請求項5記載の発明は、請求項1記載のテンショナーであって、前記推進部材を進出させる油圧を作用させる油圧源がさらに設けられていることを特徴とする。 A fifth aspect of the invention is the tensioner according to the first aspect, further comprising a hydraulic pressure source for applying a hydraulic pressure for advancing the propulsion member.
本発明によれば、係止駒を荷重受け部、係止歯形成部及び接続部によって形成しているため、係止駒を板状部材によって成形することができ、係止駒を軽量とすることができる。このため、エンジンに対する追従性が良好となり、しかも加工が簡単となる。又、係止駒が筒状部材及び推進部材に対して回転可能となっているため、推進部材がエンジンからの荷重を受けたとき、係止駒が筒状部材との係合状態で後退でき、推進部材が戻り作動して過負荷防止が可能となる。 According to the present invention, since the locking piece is formed by the load receiving portion, the locking tooth forming portion, and the connecting portion, the locking piece can be formed by the plate-like member, and the locking piece is lightweight. be able to. For this reason, the followability with respect to the engine is good, and the processing becomes easy. Further, since the locking piece is rotatable with respect to the cylindrical member and the propelling member, when the propelling member receives a load from the engine, the locking piece can be retracted in the engaged state with the cylindrical member. Then, the propulsion member returns and can prevent overload.
[第1実施形態]
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示し、図1は、この実施形態のテンショナーの縦断面図、図2は、エンジン本体に取り付けた状態の斜視図、図3は、係止駒と推進部材との関係を示す斜視図、図4は、係止駒の正面図、平面図、斜視図である。
[First Embodiment]
1 to 4 show a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a tensioner of this embodiment, FIG. 2 is a perspective view of the tensioner attached to an engine body, and FIG. FIG. 4 is a front view, a plan view, and a perspective view of the locking piece, showing a relationship between the stopping piece and the propelling member.
この実施形態のテンショナーは、筒状部材1、係止駒2、推進部材3、推進ばね4、押圧ばね5を備えている。
The tensioner of this embodiment includes a
筒状部材1は、胴部1a及び後端側(図1及び図2においては上端側)のフランジ部1bが連設され、両端部が開口した円筒状に形成されている。フランジ部1bは、エンジン本体200の取付面250に当接することによりエンジン本体200に固定された状態となる。胴部1a及びフランジ部1bを含む筒状部材1の内面の全体には係止歯1cが形成されている。
The
係止駒2は、筒状部材1の係止歯1cに係合した状態で筒状部材1の内部に配置される。係止駒2は、筒状部材1内面の係止歯1cに係合する係止歯21が形成されており、係止歯21が係止歯1cに噛み合って係合した状態で筒状部材1に対して回転可能となっている。係止駒2は、後述する推進部材3の支持面3cに当接することにより、支持面3cに支持される。この実施形態においては、図2に示すように、係止駒2が推進部材3の周方向に複数(4つ)が支持されるものである。
The
図1〜図3に示すように、推進部材3は、大径軸部3aと、大径軸部3aの後端側(上端側)に連設された小径軸部3bとを備えた軸状に形成されている。推進部材3は、全体が筒状部材1の内部に挿入され、筒状部材1に対して軸方向に進退可能となっている。大径軸部3aの先端部(上端部)には、フランジ部3dが形成されており、フランジ部3dがエンジン本体200のチェーンガイド240に当接する。推進部材3の大径軸部3aは、筒状部材1内面の係止歯1cの内径よりわずかに小さな外径に形成される。これにより、推進部材3の大径軸部3aと筒状部材1の内面との間の径方向の隙間を小さくすることができる。12は、筒状部材1の先端(下端)と推進部材3との間に配置されたシール部材であり、シール部材12を設けることにより、筒状部材1内に油圧を作用させる場合の油圧のシール性を確保することができる。
As shown in FIGS. 1 to 3, the propelling
推進部材3における大径軸部3aと小径軸部3bとの境界部分には、支持面3cが形成されている。支持面3cは、推進部材3の進出方向に向かって径が漸次拡径する円錐状となっている。支持面3cは、円錐状に形成されており、係止駒2を回転可能に支持するものである。
A
推進ばね4は、コイルばねが使用されている。推進ばね4は、推進部材3のフランジ部3dと、筒状部材1のフランジ部1bとの間に挿入された状態で筒状部材1の胴部1aに外挿されており、推進部材3が軸方向に進出するように付勢している。
The
押圧ばね5は、推進部材3の小径軸部3bに取り付けられた押えプレート9及び係止駒2の後側(上側)に配置されたワッシャ6との間に設けられたコイルばねによって形成されている。押圧ばね5は、ワッシャ6を介して係止駒2を推進部材3の支持面3cに押圧するように付勢するものである。この付勢により、係止駒2は推進部材3の支持面3cに押圧され、係止駒2は拡径方向に移動するように付勢される。これにより、係止駒2の係止歯21と、筒状部材1の係止歯1cとががたつきのないバックラッシュを低減した係合状態となる。なお、押えプレート9はCリング10によって推進部材3の小径軸部3bからの外れ止めがなされている。
The
この実施形態においては、取付蓋11が用いられる。取付蓋11は、蓋本体11aと、蓋本体11aの外周側のフランジ部11bとによって形成されている。取付蓋11は、筒状部材1及び推進部材3をエンジン本体200に固定するためのものであり、筒状部材1のフランジ部1b及び推進部材3の小径軸部3bの後側(上側)に被せられる。そして、図2に示すように、フランジ部11bにボルト270を貫通させ、ボルト270をエンジン本体200のボルト孔271に螺合させることによりエンジン本体200の取付面250に固定される。この固定により、蓋本体11aが筒状部材1、推進部材3、推進ばね4をエンジン本体200に装着する。
In this embodiment, the
図4に示すように、係止駒2は、荷重受け部22と、係止歯形成部23と、接続部24とを備えている。係止歯形成部23は、2列の板状となっており、板状2列の係止歯形成部23が接続部24によって一体に接続されている。板状2列の係止歯形成部23のそれぞれの先端面には、係止歯21が形成される。上述したように係止歯21は、筒状部材1の係止歯1cに噛み合って係合する。接続部24は、板状となった状態で係止歯形成部23を接続する。このように係止歯形成部23(係止歯21)が接続部24によって接続されることにより、ねじり剛性が高く、機械的強度も向上した構造となる。
As shown in FIG. 4, the
荷重受け部22は、推進部材3の支持面に相応した円錐状に形成されている。すなわち、荷重受け部22は、推進部材3の推進方向に沿って傾斜した円錐状となっており、推進部材3の支持面3cに面接触する。この面接触によって荷重受け部22は、推進部材3が後退するときの荷重を受ける。荷重受け部22は円錐状に形成されており、この荷重受け部22が同様に円錐状に形成されている支持面3cに接触することにより、係止駒2が推進部材3に対して回転可能となっている。このことにより、係止駒2は、推進部材3及び筒状部材1に対して回転可能となっており、係止駒2は、推進部材3及び筒状部材1に対して回転方向に独立して動くことができる。
The
図3及び図4に示すように、係止駒2には、アンダーカット部分がなく、形状的な制約がないため、係止駒2を板状部材のプレス加工によって作製することができる。このため、係止駒2を切削や焼結によって作製する必要がなく、係止駒2の作製が容易となり、量産性に優れたものとなる。又、係止駒2が板状部材のプレスによって作製されることから、中実な構造とする必要がなく、係止駒2の軽量化及び安価での提供が可能となる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
以上のテンショナーにおいては、係止駒2が押圧ばね5によって付勢されているため、推進部材3の進出方向には、推進部材3の支持面3cに沿って縮径方向に移動し、係止歯21が筒状部材1の係止歯1cを乗り越えるため、推進部材3の円滑な進出が可能となる。推進部材3が後退する場合には、係止駒2が支持面3cに押圧されて拡径方向に移動するため、係止歯21が筒状部材1の係止歯1cに係合する。これにより、推進部材3の後退がロックされる。
In the above tensioner, since the
又、係止駒2が筒状部材1及び推進部材3に対して回転可能となっているため、エンジンからの荷重を推進部材3が受けたときに係止駒2が回転することにより、係止駒2は筒状部材1との係合状態で筒状部材1に対して後退する。このため、推進部材3が戻り作動することができる。従って、エンジンが高温になり、タイミングチェーン230が張り込んだ場合でも、過負荷防止を行うことができる。
Further, since the
さらに、係止駒2が板状部材のプレス加工によって成形されることにより、係止駒2を軽量とすることができる。係止駒2が軽量となることにより、エンジンからの高周波の振動に対する追従性を高くできる。そして、エンジンからの高周波の振動に対する追従性が高くなることにより、係止駒2を推進部材3に押し付ける押圧ばね5の荷重も低減することができる。
Furthermore, the
図5は、エンジンからの振動を横軸にプロットし、その振動に追従するために必要な推進部材3の推力を縦軸にプロットしたグラフである。図5のグラフは、図6に示すような推進部材3における大径軸部3aの直径を16mm、小径軸部3bの直径を6mmとし、この推進部材3の支持面3cに2個の係止駒を取り付け、押しばね5を作用させたテンショナーを構成して理論計算を行ったものである。曲線Mは、この実施形態の係止駒2の測定結果を示す。係止駒2としては、炭素鋼からなる板厚1mmの板材をプレス加工して、外径16mm、内径6mm、高さ10mm、幅8mmとしたものを用いた。この係止駒2が1.0gの重さである。曲線Lは、この実施形態の係止駒2と同材料、同寸法及び同数としたが、中実構造となっている係止駒2を用いた場合の理論計算結果である。曲線Lにおける係止駒は2.0gの重さである。
FIG. 5 is a graph in which the vibration from the engine is plotted on the horizontal axis, and the thrust force of the propelling
図5に示すように、板材のプレス加工によって作製されたこの実施形態の係止駒においては、中実の係止駒よりも振動に対して小さな推力となっており、高周波の振動に対する追従性が良好であることがわかる。 As shown in FIG. 5, the locking piece of this embodiment produced by pressing a plate material has a smaller thrust for vibration than the solid locking piece, and is capable of following high-frequency vibration. Is found to be good.
[第2実施形態]
図7及び図8は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態のテンショナーは、第1実施形態のテンショナーに対し、調整部材14を組み込んだものであり、その他の構成は第1実施形態と同様となっている。
[Second Embodiment]
7 and 8 show a second embodiment of the present invention. The tensioner of this embodiment incorporates the
調整部材14は、天板部15と、天板部15垂下する複数(4つ)の脚部16とを有した構造となっている。天板部15の中央部分には、6角等の非円形の操作孔17が形成されている。複数の脚部16は、天板部15の円周の4等分位置から垂下しており、図8に示すように、それぞれの脚部16の下端部には、内側に折り曲げられた爪部18が形成されている。
The
図7に示すように、調整部材14は、脚部16が4つの係止駒2の間に入り込むように係止駒2上に配置される。そして、爪部18が推進部材3における支持面3cの下部に形成された溝部3eに係合することにより推進部材3に外れ止め状態で取り付けられる。爪部18が溝部3eに係合することにより、調整部材14は回転が可能であるが、軸方向への動きが規制される。このような調整部材14は、推進部材3に取り付けられることにより、係止駒2の径方向の移動及び軸方向の移動を許容するが、軸方向と直交する線に対する係止駒2の回転方向の動きは規制する。又、調整部材14は、脚部16が係止駒2の間に入り込むことにより、係止駒2の回転方向への動きを一体化する。
As shown in FIG. 7, the
このような調整部材14において、その操作孔17にレンチ等の工具を差し込んで調整部材14を回転させると、その係止歯21が筒状部材1の係止歯1cに係合している係止駒2は同方向に回転して軸方向に進退移動する。これにより、推進部材3が軸方向へ移動可能となる。従って、推進部材3を後退させてタイミングチェーン230を緩めたり、推進部材3を前進させてタイミングチェーン230に張りを与えたりする操作が可能となる。これにより、メンテナンスに便利となるメリットがある。その他の効果は、第1実施形態と同様である。
In such an
[第3実施形態]
図9〜図13は、本発明の第3実施形態であり、図9〜図11は、この実施形態のテンショナーを示す。
[Third Embodiment]
9 to 13 show a third embodiment of the present invention, and FIGS. 9 to 11 show a tensioner of this embodiment.
図9に示すように、この実施形態のテンショナーは、ケース31と、複数(2つ)の係止駒32と、ケース31内に挿入された軸状の推進部材33と、ケース31内に設けられたホルダー41とを備えている。
As shown in FIG. 9, the tensioner of this embodiment is provided with a
ケース31は、軸方向の先端部が開口された筒形状に形成されており、推進部材33が進退移動可能に挿入される。推進部材33を進出方向に付勢するため、推進ばね34がケース31内に設けられている。推進部材33は、軸方向の中間部分にフランジ状のばね受け部33aが形成されており、ばね受け部33aに推進ばね34の付勢力が作用するようになっている。
The
推進部材33の外周面には、係止歯33cが形成されている。係止歯33cは、ばね受け部33aよりも前方側の外周面に形成されるものである。推進部材33の先端部には、チェーンガイド240に当接するシュー部33dが設けられ、後端部にはねじ孔33eが軸方向に形成されている。
Locking
ホルダー41は、短尺の筒状に形成されており、推進部材33のばね受け部33aとケース31の先端側のストッパプレート36との間に配置されている。この実施形態において、筒状のケース31及び筒状のホルダー41は、第1実施形態と第2実施形態における筒状部材1に相当するものである。ホルダー41の内面には、円錐状の支持面42が形成されている。支持面42は、ばね受け部33a側に形成されるものであり、推進部材33の進出方向に向かって径が漸次拡径する円錐状となっている。ホルダー41は、ホルダーばね43により、推進部材33の進出方向に移動可能に付勢されている。
The
係止駒32は、ホルダー41の支持面42と接触した状態でホルダー41内に設けられることにより支持面42に支持されている。係止駒32は、押圧ばね35によってホルダー41の支持面42と接触する方向に付勢されている。又、係止駒32は、推進部材33の係止歯33cと係合する係止歯32aが形成されている。
The locking
図11及び図12に示すように、係止駒32は、荷重受け部32bと、係止歯形成部32cと、接続部32dとを備えている。係止歯形成部32cは、2列の板状となっており、それぞれの係止歯形成部32cの先端面には、上述した係止歯32aが形成されている。2列の係止歯形成部32cは、接続部32dにより一体に接続されている。接続部32dは、係止歯形成部32cの背面部32eを接続するものである。このような係止駒32は、ホルダー41に対して回転可能となっていると共に、推進部材33に対して回転可能となっている。
As shown in FIGS. 11 and 12, the locking
荷重受け部32bは、係止歯形成部32cにおける背面部32eとの反対側に位置するように形成されている。従って、荷重受け部32bと接続部32dとは、荷重受け部32bが受ける荷重と、接続部32dが係止歯形成部32cを接続する方向とが異なるように直接に接しない位置に設けられている。これにより、係止駒32にはアンダーカット部分がなく、形状的な制約がないため、係止駒32を板状部材のプレス加工によって作製することができる。この場合、荷重受け部32bは、ホルダー41の支持面42に対応する傾斜を有した円錐状に形成されている。
The
このようなテンショナーにおいては、推進部材33のねじ孔33eをケース2の後端側の保持ボルト45に螺合させて推進部材33を待機状態とする。この状態で、ケース31をエンジン本体200に組み付け、保持ボルト45とねじ孔33eとの螺合を解除する。これにより、推進ばね34によって推進部材33が押し出されてそのシュー部33dがチェーンガイド240に当接する。
In such a tensioner, the screw hole 33e of the
このような構造では、推進部材33が推進ばね34の付勢力により進出する。このとき、係止駒32は、拡径方向に移動して係止歯32aが推進部材33の係止歯33cとの係合から解除されているため、推進部材33が円滑に進出する。推進部材33に後退方向への過負荷が作用すると、押圧ばね35の付勢力によって荷重受け部32bがホルダー41の支持面42に沿って縮径方向に移動し、係止歯32aが推進部材33の係止歯33cと係合する。これにより、推進部材33の後退がロックされる。
In such a structure, the
ここで、係止駒32がホルダー41及び推進部材33に対して回転可能となっているため、エンジンからの荷重を推進部材33が受けたときに係止駒32が回転することにより、推進部材33が後退する。このため、エンジンが高温になり、タイミングチェーン230が張り込んだ場合でも、過負荷防止を行うことができる。
Here, since the locking
上述したように、係止駒32が板状部材のプレス加工によって成形されることにより、係止駒32を軽量とすることができる。係止駒32が軽量となることにより、エンジンからの高周波の振動に対する追従性を高くできる。そして、エンジンからの高周波の振動に対する追従性が高くなることにより、係止駒32をホルダー41に押し付ける押圧ばね35の荷重も低減することができる。
As described above, the locking
図14は、荷重受け部32bと接続部32dとが直接に接続された構造の係止駒420を示す。すなわち、荷重受け部32bと接続部32dとが連設部421によって直接に接続されるものである。図14の係止駒420においては、連設部421が係止歯形成部32cの内側で囲まれるため、アンダーカット形状となり、プレス加工が困難となる。一方、図14の係止駒420を絞り加工する場合には、材料の複雑な引っ張り合いによって係止歯32aが変形する。このため、推進部材33との係止歯33cとの係合が難しくなる。図14において、Qは引っ張り合いの方向を示す。
FIG. 14 shows a
図14の係止駒420に対し、この実施形態の係止駒32は、荷重受け部32bと接続部32dとが直接に接していないため、プレス加工が容易である。図13は、このプレス加工を示し、打ち抜き原板を一対のプレス型51によってプレスすることにより、アンダーカット部分を発生させることなく係止駒32を作製することができる。
In the
図15〜図19は、図9に示すテンショナーに用いることができる係止駒の別例をそれぞれ示す。図15の係止駒61においては、接続部32dが係止歯形成部32cの上面を接続している。この形状においても、アンダーカット部分がないため、プレス加工が可能であり、材料として板状部材を用いることができ、これにより軽量化が可能となり、テンショナーの機能を向上させることができる。
15 to 19 show other examples of locking pieces that can be used in the tensioner shown in FIG. In the
図16の係止駒62の係止歯32aがピッチαをずらして形成されている。この係止駒62は、係合相手となる係止歯21、33cが周方向の位相があるねじの場合に適用することができ、ピッチαは、相手側の係止歯の位相分ずれるように設定される。
Locking
図17の係止駒63は、係止歯32aがそれぞれの係止歯形成部32cに一つ形成されたものである。図18の係止駒64は、係止歯32aがβだけ斜めに傾いて形成されたものであり、ねじの螺旋に合わせることが可能となっている。図19の係止駒65は、係止歯形成部32cが4列設けられたものである。以上の係止歯32aの形状や歯数、歯列は適宜変更できるものである。
The locking
[第4実施形態]
図20は、本発明の第4実施形態を示す。この実施形態のテンショナーは、第1実施形態のテンショナーに油圧源70が接続された構造となっており、油圧源70の油圧71が推進部材3の進出方向に作用する。
[Fourth Embodiment]
FIG. 20 shows a fourth embodiment of the present invention. The tensioner of this embodiment has a structure in which the
図20に示すように、筒状部材1は、両端部が開口され、先端側の内面と推進部材3との間にシール部材12が装着されると共に、後端側の内面に盲蓋73が嵌合している。筒状部材1の後端側には、油圧流通口74が開設されており、エンジン本体200側に設けられた油圧源70からの油圧71が油圧流通口74から筒状部材1内部に充填される。
As shown in FIG. 20, the
シール部材12は、筒状部材1内の油圧をシールするとともに推進部材3の抜け止めを行う。従って、推進部材3が進出し続けると、推進部材3の支持面3cに組み込まれている係止駒2の係止歯21がシール部材12に突き当たることにより推進部材3の進出が制止される。
The
筒状部材1は、後端部の下方外面がエンジン本体200の穿設された浅い凹状の取付け溝202内に配置された状態でU字型クランプ77によりボルトを介して固定される。このとき、エンジン本体200側に設けられた油圧源70に連通する油圧流通口75と筒状部材1の油圧流通口74とが油圧流通口75の周囲に嵌着されたシール部材79を介して対向して一致するように配置される。
U字型クランプ13は、推進部材3が当接するベルト又はチェーンガイド240からの負荷を受けた筒状部材1がスライドして後退するのを阻止する機能を有する。
The
The U-shaped clamp 13 has a function of preventing the
なお、エンジン本体200の内壁201には、取付け溝202に連続して、推進部材3の推進方向に沿って推進部材3のフランジ部3d及びベルト又はチェーンガイド240に対する逃げ部203が設けられている。
The inner wall 201 of the
この実施形態においても、係止駒2は、第1実施形態と同様に形成される。これにより、第1実施形態と同様な効果を有している。これに加えて、筒状部材1内の推進部材3の推進方向に油圧71を作用させることにより推進部材3の推進力がアップするため、これに相応して圧縮力を低く設定した小形の推進ばね4を用いることができる。また、油圧油が粘性を有しているため、推進部材3及び係止駒2等の可動部材の作動に対して油圧油の粘性抵抗によるダンピング効果及び潤滑効果が付加される。このため、推進部材3の進退時の振幅を安定的に抑制する効果が高められるとともに、これら可動部材の摩耗を抑制することにより耐久性を向上させることができる。このような実施形態のテンショナーは、比較的軽負荷運転を行う小型エンジンから中負荷運転を行う中型エンジンに亘って適用し得る設計の自由度がある。
Also in this embodiment, the
本発明においては、第1、第2、第4実施形態における筒状部材1の係止歯1c及びこれに係合する係止駒21の係止歯21、第3実施形態における推進部材3の係止歯33c及びこれに係合する係止駒32,61,62,63,64,65の係止歯32aとして、軸方向のピッチが零の平歯又はピッチを有するねじ状歯を用いることができる。平歯の場合には、強度を確保でき、ねじ状歯では、強度を確保し、しかも円滑な噛み込み係合を行うことができる。又、筒状部材及び推進部材に対する係止駒2,32,61,62,63,64,65の個数は、1つ或いは3つ以上とすることが可能である。
In the present invention, the locking
1:筒状部材
1c,22:係止歯
2,32,61,62,63,64,65:係止駒
3,33:推進部材
3c:支持面
4,34:推進ばね
5、35:押圧ばね
14:調整部材
22:荷重受け部
23:係止歯形成部
24:接続部
1:
Claims (5)
前記係止駒は、前記推進部材が後退するときの荷重を受ける荷重受け部と、前記係止歯が形成され推進部材及び筒状部材の径方向に沿って延びる2列以上の係止歯形成部と、この係止歯形成部を一体に接続する接続部とを備えて前記筒状部材及び推進部材に対して回転可能となっており、
前記荷重受け部が受ける荷重方向と、前記接続部が前記係止歯形成部を接続する接続方向とが異なった方向となるように前記荷重受け部と接続部とが直接に接しない位置に設けられていることを特徴とするテンショナー。 A propulsion member that can move forward and backward in the axial direction inside the tubular member, a propulsion spring that urges movement of the propulsion member in the advance direction, and an inner surface of the tubular member or an outer surface of the propulsion member A locking piece formed with a locking tooth that engages with the locking tooth, and the locking tooth of the locking piece is a locking tooth of the tubular member or the propulsion member. A tensioner that is disposed between the tubular member and the propulsion member in a state of being engaged with the locking teeth and locks the propulsion member in the backward direction,
The locking piece includes a load receiving portion that receives a load when the propulsion member moves backward, and two or more rows of locking teeth that are formed along the radial direction of the propelling member and the cylindrical member. and parts, are rotatable with respect to said tubular member and propulsion member and a connecting portion connecting together the locking teeth forming portion,
Provided at a position where the load receiving portion and the connecting portion do not directly contact so that the load direction received by the load receiving portion is different from the connecting direction in which the connecting portion connects the locking tooth forming portion. The tensioner is characterized by being .
前記推進部材又は筒状部材に前記荷重受け部と接触する円錐状の支持面が形成されていることを特徴とする請求項1記載のテンショナー。 The load receiving portion has a conical shape inclined along the propulsion direction of the propulsion member,
The tensioner according to claim 1, wherein a conical support surface that contacts the load receiving portion is formed on the propulsion member or the cylindrical member.
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