JP5364183B2 - ネットワークのリソース管理装置 - Google Patents

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本発明は、IP(Internet Protocol)、MPLS(Multiprotocol Label Switching)、GMPLS(Generalized Multi-protocol label switching)などのパケット交換網、WDM(Wavelength Division Multiplexing)やTDM(Time Division Multiplexing)などを用いたパス交換網のネットワークの物理リソースを管理するリソース管理装置に関する。
近年、P2P(Peer to Peer)トラヒックの増加、または、YouTube(登録商標)などに代表されるCGM(Consumer Generated Media)の隆盛に伴い、特定の人気サイトへトラヒックが集中するようになっている。このような特定人気サイトの登場により、トラヒックパターンの急激な変化が、頻繁に発生するようになった。特に、YouTube(登録商標)の登場以来、米国から日本へ向けた国際回線のトラヒックの量の増え方は、他よりも顕著であると報告されている。今後も同様なキラーアプリケーションやキラーサービスにより、トラヒックパターンは、大きく変化すると予測される。このトラヒックパターンの急激な変化により、効率的なネットワークを構築することは、一層困難になっている。
非特許文献1には、特に複数のオーバーレイ網を収容するインフラ網に於いて、オーバーレイ網間の相互作用により、性能が低下することが報告されている。種々の新サービスが登場し、現在では想定できないトラヒックの変動が生じるような時代に備えて、ネットワークは、環境の変動に柔軟に適応するために、物理リソースを柔軟に利用することが必要である。
この問題に対処する技術として、ネットワーク仮想化技術が注目されている。ネットワーク仮想化技術とは、ネットワークの物理リソースを仮想的に分割して、その一部を割り当てることで、複数の仮想網を構成する技術である。
非特許文献2に記載のPlanetLabは、米国で開発されたアプリケーション層仮想化技術であり、IPネットワーク上で展開されるオーバーレイネットワークの技術である。非特許文献2に記載のPlanetLabは、参加者が物理リソースとしてLinux(登録商標)サーバを持ち寄り、Sliverと呼ばれる複数の仮想マシンに分割し、それら仮想マシンを組み合わせてサービス網を構成する。
非特許文献2に記載のPlanetLabは、仮想化リソースがLinuxサーバであり、ソフトウェアによって仮想網を実現している。そのため、PlanetLabが提供可能な通信速度には限界がある。更に、パケットネットワークの上での仮想網であるPlanetLabは、異なる仮想網が同じパケット転送に係る物理リソースを共有するので、干渉が発生する虞がある。
このように、既存のネットワーク仮想化技術では、複数の仮想網がIPパケットネットワーク上で多重化される。そのため、仮想網間の相互作用により、トラヒックパターンに大きな変化が現れ、ネットワークの安定性が低下する虞がある。
非特許文献3には、複数の仮想網を収容するインフラ網において、仮想網間の相互作用を抑制しつつ、各仮想網の構成変更を許容するインフラ網リソース管理技術が記載されている。非特許文献3に記載の技術は、特定の仮想網に対して予約リソースを配分することにより、仮想網間の干渉を回避している。
W. Jiang他、"On the interaction of multiple overlay routing"、Performance Evaluation 62、10 August 2005、p.229-246 中尾彰宏、「PlanetLab : Towards Ubiquitous Networking ユビキタス社会における分散コンピューティングの可能性」,電子情報通信学会技術研究報告、電子情報通信学会、2005-10-13、NSネットワークシステム 105(357)、pp25-28 Takashi Miyamura他、"Dynamic resource allocation mechanism for managed self-organization"、Network Operations and Management Symposium (APNOMS)、21-23 Sept 2011、13th Asia-Pacific
非特許文献3に記載の技術は、同一物理網に収容される全仮想網の交流トラヒック情報を取得した上で相関を計算し、制御対象となる仮想網のグループを抽出している。これにより、非特許文献3に記載の技術は、仮想網の数が増加すると、計算負荷が増大する虞がある。さらに、非特許文献3に記載の技術は、物理リソースが競合関係にある仮想網の数が増加すると、効率的に物理リソースを割り当てることができなくなる虞がある。
そこで、本発明は、仮想網の数が増加しても、容易に各仮想網間の相互干渉を最小化することができるネットワークのリソース管理装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、インフラ網に係るインフラ網トポロジ情報と、当該インフラ網の上に構築された各仮想網に係る仮想網トポロジ情報とに基づき、前記各仮想網に係るトラヒック需要情報を収集する情報収集部と、前記トラヒック需要情報に基づき、前記各仮想網から制御対象の仮想網を選択し、当該仮想網に基づき、前記インフラ網に係る各物理リソースから制御対象の物理リソースを選択する仮想網選択部と、前記情報収集部が収集した前記トラヒック需要情報に基づき、区分線形関数によって、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを算出する予約リソース計算部と、を備えたことを特徴とするネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、仮想網の数が増加しても、容易に各仮想網間の相互干渉を最小化することができる。さらに、トラヒック需要がゼロであっても、物理リソースを予め提供しておくことができるので、当該物理リソースが新たに使用されはじめたときに備えることができる。
請求項2に記載の発明では、インフラ網に係るインフラ網トポロジ情報と、当該インフラ網の上に構築された各仮想網に係る仮想網トポロジ情報とに基づき、前記各仮想網に係るトラヒック需要情報を収集する情報収集部と、前記トラヒック需要情報に基づき、前記各仮想網から制御対象の仮想網を選択し、当該仮想網に基づき、前記インフラ網に係る各物理リソースから制御対象の物理リソースを選択する仮想網選択部と、前記情報収集部が収集した前記トラヒック需要情報に基づき、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを、前記トラヒック需要情報に対して相乗的に大きくなるように算出する予約リソース計算部と、を備えたことを特徴とするネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、仮想網の数が増加しても、容易に各仮想網間の相互干渉を最小化することができる。さらに、多くの物理リソースを消費する重要な仮想網に、多くの物理リソースを予約することができる。
請求項に記載の発明では、インフラ網に係るインフラ網トポロジ情報と、当該インフラ網の上に構築された各仮想網に係る仮想網トポロジ情報とに基づき、前記インフラ網に係る各物理リソースの前記各仮想網に係るトラヒック需要情報を収集する情報収集部と、前記トラヒック需要情報に基づき、前記各物理リソースから制御対象の物理リソースを選択し、当該物理リソースに基づき前記各仮想網から制御対象の仮想網を選択する仮想網選択部と、前記情報収集部が収集した前記トラヒック需要情報に基づき、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを算出する予約リソース計算部と、を備えたことを特徴とするネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、仮想網の数が増加しても、容易に各仮想網間の相互干渉を最小化することができる。更に、仮想網の数が増加したとき、請求項1または請求項2に記載の発明よりも計算量を少なくすることができる。
請求項に記載の発明では、前記予約リソース計算部が算出した前記物理リソースを、前記仮想網に予約配分するリソース配分部を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、算出した物理リソースを仮想網に予約配分して、仮想網を動的に再構成させることができる。
請求項に記載の発明では、前記予約リソース計算部は、前記各仮想網に係る前記トラヒック需要情報に基づいて、予約リソースの配分量を算出し、前記物理リソースに、共有型の属性または予約型の属性のいずれかを設定する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、予約型の属性を設定することにより、仮想網の帯域を保証し、仮想網間の相互干渉を回避することができる。更に、物理リソースに共有型の属性を設定することにより、この物理リソースを仮想網間で融通し、トラヒック変動への耐性を向上し、インフラ網のリソース利用効率を向上させることができる。
請求項に記載の発明では、前記予約リソース計算部は、区分線形関数によって、前記トラヒック需要情報から、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを算出する、ことを特徴とする請求項に記載のネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、トラヒック需要がゼロであっても、物理リソースを予め提供しておくことができるので、当該物理リソースが新たに使用されはじめたときに備えることができる。
請求項に記載の発明では、前記予約リソース計算部は、前記トラヒック需要情報に対して、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースが相乗的に大きくなるように算出する、ことを特徴とする請求項に記載のネットワークのリソース管理装置とした。
このようにすることで、多くの物理リソースを消費する重要な仮想網に、多くの物理リソースを予約することができる。
本発明によれば、仮想網の数が増加しても、容易に各仮想網間の相互干渉を最小化することができるネットワークのリソース管理装置を提供することが可能となる。
第1の実施形態に於けるインフラ網および仮想網を示す概略の構成図である。 第1の実施形態に於けるインフラ網および仮想網の詳細を示す図である。 第1の実施形態に於ける物理リソースの属性を示す図である。 第1の実施形態に於けるリソース管理装置を示す概略の構成図である。 第1の実施形態に於ける配分量計算関数の例を示す図である。 第1の実施形態に於けるリソース配分量計算処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に於けるリソース配分量計算処理を示すフローチャートである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態の構成)
図1は、第1の実施形態に於けるインフラ網および仮想網を示す概略の構成図である。
インフラ網10は、ノード20a〜20dと、リンク21−1〜21−4とを備えている。ノード20aとノード20bとは、リンク21−1によって接続されている。ノード20bとノード20dとは、リンク21−2によって接続されている。ノード20dとノード20cとは、リンク21−3によって接続されている。ノード20cとノード20aとは、リンク21−4によって接続されている。
インフラ網10は、例えば、各ノード20a〜20dが光ファイバで接続されているWDMネットワークであり、IP over WDM(Internet Protocol over wavelength division multiplexing)をサポートしているものである。
ノード20a〜20dは、例えばOXC(optical cross-connect)などの光コネクト装置である。ノード20a〜20dは、光ファイバに於いて、データ伝送のための光通信路を自由に設定するようスイッチングできる装置である。以下、各ノード20a〜20dを特に区別しないときには、単にノード20と記載する。
リンク21−1〜21−4は、例えば光ファイバであり、各ノード20間を接続して光通信を可能とするものである。以下、リンク21−1〜21−4を特に区別しないときには、単にリンク21と記載する。
インフラ網10上には、WDMやTDMなどのレイヤ1技術、Ethernet(登録商標)などのレイヤ2技術、および、パケット交換などのレイヤ3技術を組み合わせてネットワーク仮想化を行い、インフラ網10の物理リソースを仮想的に分割したのちに組み合わせた仮想網「#1」11−1、仮想網「#2」11−2が構成されている。
仮想網「#1」11−1は、インフラ網10の上に仮想的に構築されているネットワークである。仮想網「#1」11−1は、例えば、IEEE802.1Qで規定された仮想ネットワークである。仮想網「#1」11−1は、インフラ網10と同様にノード20a〜20dを備え、インフラ網10とは異なるパス22を備えている。
仮想網「#2」11−2は、仮想網「#1」11−1と同様に、インフラ網10の上に仮想的に構築されているネットワークである。仮想網「#2」11−2は、インフラ網10と同様にノード20a〜20dを備え、インフラ網10とは異なるパス22を備えている。
仮想網「#1」11−1のパス22は、インフラ網10のリンク21−1〜21−4に、実線矢印で示されている。仮想網「#2」11−2のパス22は、インフラ網10のリンク21−1〜21−4に、破線矢印で示されている。以下、仮想網「#1」11−1、仮想網「#2」11−2を特に区別しないときには、単に仮想網11と記載する。
このインフラ網10には、リソース管理装置30が接続されている。リソース管理装置30は、各ノード20a〜20dを制御することによって、このインフラ網10と仮想網11とを制御する。
各仮想網11は、運用条件により固定的に経路やトポロジを構築する場合もあれば、動的トポロジ最適化制御を行い、環境変化に適応して各仮想網11のトポロジを変更する場合もある。動的トポロジ最適化制御により、各仮想網11は、環境変化への適応性を向上させることができる。
複数の仮想網11をインフラ網10の上に実現する際に、帯域粒度の細かいパケットと広帯域の波長パスを、サービスが要求する帯域に応じて使い分ける仕組みが必要となる。このような仕組みとして、仮想網トポロジ(Virtual Network Topology:VNT)と呼ぶ概念がある。
仮想網トポロジは、インフラ網10に於いて、ルータとそれらを相互接続するパスから構成されるパケットネットワークとみなすことができる。パスの制御をGMPLSなどで行うことにより、動的に仮想網トポロジを再構成することができる。仮想網11のトラヒック需要の変動や故障などの状態変化に追従して、動的に仮想網トポロジを再構成することにより、ネットワーク品質を安定化させ、リソース利用効率と耐故障性とを向上させることができる。
リソース管理装置30は、仮想網トポロジを動的に再構成すると共に、各仮想網11を安定的にインフラ網10に収容するように、各仮想網11に対して物理リソースを配分するものである。
仮想網11間の競合の調停については、各仮想網11のトラヒック需要や性能情報、インフラ網10と仮想網トポロジの収容関係から、物理リソースの競合の発生を抑制するようにインフラ網10のリソースの配分量を仮想網11毎に設計することで実現する。
インフラ網10の物理リソースとは、WDM、TDM、Ethernet(登録商標)などを用いたリンク21、ルータや光クロスコネクト装置などのノード20、ポート、プロセッサ、ストレージ、計算機などである。
本実施形態では、インフラ網10の物理リソースとして、WDMリンクの各波長を各仮想網11に配分する場合について説明している。
図2(a),(b)は、第1の実施形態に於けるインフラ網および仮想網の詳細を示す図である。
図2(a)は、インフラ網10および仮想網11を流れるフレーム60(パケット)の構造を示している。
インフラ網10および仮想網11を流れるフレーム60は、IEEE802.1Qに準拠している。IEEE802.1Qは、ブリッジなどで連結されたネットワークに於いて、同一のネットワークリンクを透過的に共有する規格である。
フレーム60は、宛先アドレス61(Destination Address)と、送信元アドレス62(Source Address)と、タグ63(Tag)と、イーサタイプ67(Ether Type)と、データ68(Data)と、FCS(Frame Check Sequence)69とを有している。更に、タグ63は、優先度64(Priority)と、CFI(Canonical Format Indicator)65と、仮想網識別子66(VID:Vertial lan ID)とを有している。
宛先アドレス61は、このフレーム60の宛先の機器が有しているMAC(Media Access Control)アドレスを格納している。
送信元アドレス62は、このフレーム60の送信元の機器が有しているMACアドレスを格納している。
タグ63の優先度64は、3ビットのフィールドであり、フレーム60の優先度を格納している。優先度64は、フレーム60の優先度を0(最低)から7(最高)で示し、各種トラヒック(音声、動画、データなど)の優先順位付けに利用されるものである。
タグ63のCFI65は、1ビットのフィールドであり、フレーム60のMACアドレスが非正規フォーマットであるか否かを示すものである。
タグ63の仮想網識別子66は、12ビットのフィールドで、当該フレーム60が属する仮想網11の識別子を格納している。仮想網識別子66が0の場合には、当該フレーム60は、いずれの仮想網11にも属していないことを意味している。本実施形態に於いて、仮想網「#1」11−1に流れるフレーム60は、仮想網識別子66に1が設定されている。仮想網「#2」11−2に流れるフレーム60は、仮想網識別子66に2が設定されている。
イーサタイプ67は、データ68で送信しているプロトコルタイプを格納している。
データ68は、当該フレーム60のペイロードである。
FCS69は、当該フレーム60が壊れていないかどうかをチェックするためのものである。
図2(b)は、インフラ網10および仮想網11のリンクとノードの詳細を示す図である。
インフラ網10は、ノード20a,20bと、IPルータ50a,50bとを備えている。ノード20aとノード20bとは、リンク21−1を介して接続されている。
IPルータ50aは、ノード20aに接続されている。IPルータ50bは、ノード20bに接続されている。以下、IPルータ50a,50bを特に区別しないときには、単にIPルータ50と記載する。
IPルータ50aには、仮想網「#1」11−1と仮想網「#2」11−2とからフレーム60(パケット)が送信される。同様に、IPルータ50bには、仮想網「#1」11−1と仮想網「#2」11−2とからフレーム60(パケット)が送信される。
各IPルータ50から送信された各仮想網11のフレーム60は、各ノード20とリンク21とを介して、宛先アドレス61によって指定された宛先の機器に中継される。
以下、このインフラ網10の物理リソースの配分量の調節による予約リソース量の配分方法について説明する。
各仮想網11は、インフラ網10のリソースの一部を利用し、仮想網トポロジを構成する。インフラ網10の物理リソースのうち、各仮想網11が利用可能な範囲はリソース管理装置30(図1)によって管理する。リソース管理装置30(図1)は、インフラ網10のトポロジ情報、各仮想網11のトポロジ情報、パス経路の情報、トラヒック需要情報を収集し、それらの情報をもとに各仮想網11に提供するリソース量を算出する。
本実施形態のリソース管理装置30(図1)は、各仮想網11が柔軟にインフラ網10の物理リソースを利用するため、共有型(非予約型)の属性の物理リソースと、予約型の属性の物理リソースとを、各仮想網11に提供している。
ここで物理リソースとは、仮想網11に配分可能な単位のインフラ網10の構成要素のことである。物理リソースは、例えば、WDMリンクに於ける各波長であり、TDMリンクに於ける各TDMスロットである。リソース管理装置30は、これらの物理リソースに対して、共有型の属性と予約型の属性のいずれかを予め設定する。
共有型の属性の物理リソースは、複数の仮想網11が利用可能である。予約型の属性の物理リソースは、予約された特定の仮想網11のみが利用可能である。各仮想網11は、利用権限を有している予約型の物理リソースと、共有型の物理リソースとを組み合わせて、仮想網トポロジを構成する。
図3(a),(b)は、第1の実施形態に於ける物理リソースの属性を示す図である。
図3(a)は、リンク21の波長#1〜#10を示す図である。全ての波長#1〜#10は、仮想網「#1」11−1と仮想網「#2」11−2との共有である。すなわち、波長#1〜#10は、未予約であり、共有型の属性を有している。
リソース管理装置30は、干渉が大きい場合など、どちらかの仮想網11の品質が満足できない場合には、共有型の属性を付与した物理リソースの一部を、品質が低下した仮想網11の予約リソースとして割り当てる。
図3(b)は、リンク21の波長#1〜#10を示す図である。
波長#1〜#5は、仮想網「#1」11−1用に予約されている。すなわち、波長#1〜#5は、予約型の属性を有している。
波長#6〜#10は、仮想網「#1」11−1と仮想網「#2」11−2との共有である。すなわち、波長#6〜#10は、未予約であり、共有型の属性を有している。
ノード20は、仮想網「#1」11−1のフレーム60を、波長#1〜#5に優先的に流す。ノード20は、当該波長#1〜#5のリンク利用率が閾値を超えた場合には、仮想網「#1」11−1のフレーム60を、波長#6〜#10に流す。
本実施形態のリソース管理装置30は、各仮想網11に独立したレイヤ1の物理リソースであるWDMリンクの波長を提供し、当該仮想網11を構築している。これにより、リソース管理装置30は、ネットワーク仮想化技術の課題であった、仮想網11間の物理リソースの相互干渉を回避することができる。
図4は、第1の実施形態に於けるリソース管理装置を示す概略の構成図である。
リソース管理装置30は、記憶部31と、処理部35と、通信部40とを備えている。記憶部31は、網状態情報DB(Database)32と、トラヒック需要情報DB33と、仮想網パス情報DB34とを備えている。処理部35は、情報収集部36と、仮想網選択部37と、予約リソース計算部38と、リソース配分部39とを備えている。通信部40は、インフラ網10に接続されている。
記憶部31は、例えば、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などであり、情報を格納するものである。
網状態情報DB32は、インフラ網10を構成する各リンク21と各ノード20の情報を格納するデータベースである。
トラヒック需要情報DB33は、各仮想網11で転送されるトラヒック量の情報を格納するデータベースである。
仮想網パス情報DB34は、各仮想網11のノード20間に設定されるパス22の中継経路の情報を格納するデータベースである。
処理部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が、RAM(Random Access Memory)にソフトウェアプログラムを読み込んで実行することによって具現化されるものである。
情報収集部36は、定期的に各ノード20から、各仮想網11の交流トラヒック情報を取得して、トラヒック需要情報DB33に蓄積するものである。
仮想網選択部37は、予約リソースの配分制御対象とするリソース、および、配分制御対象とする仮想網11を選択するものである。仮想網選択部37は、各仮想網11の状態に基づき、各仮想網11が適切に制御されているか否かを判断し、配分制御対象とする仮想網11を選択するものである。
予約リソース計算部38は、ノード20やリンク21に配分する予約リソースの配分量を計算するものである。予約リソース計算部38は、共有型の物理リソースを予約型の物理リソースに切り替えるなどして、仮想網11同士の物理リソースの競合を回避するものである。
リソース配分部39は、予約リソースの配分量を、ノード20やリンク21に通知することにより、物理リソースを配分するものである。
通信部40は、インフラ網10の各ノード20と通信するものであり、例えば、NIC(Network Interface Card)である。
図5(a)〜(c)は、第1の実施形態に於ける配分量計算関数の例を示す図である。
この配分量計算関数F(x)は、予約リソース計算部38が配分量を計算するときに用いる関数である。
図5(a)〜(c)の縦軸は、配分量計算関数F(x)の値を示している。図5(a)〜(c)の横軸は、当該仮想網11のトラヒック需要比率xの値を示している。ここでトラヒック需要比率xとは、仮想網11のトラヒック需要を、全ての仮想網11のトラヒック需要の総和に対する当該仮想網11のトラヒック需要の比率である。
図5(a)は、トラヒック需要比率xに応じて、線形に配分量を計算する例を示している。
図5(b)は、トラヒック需要比率xに応じて、区分線形に配分量を計算する例を示している。配分量計算関数F(x)は、トラヒック需要比率xがC1からC2(C1、C2は、0<C1、C1<C2、かつ、C2<1である。)の間は一定値の配分量を計算する。配分量計算関数F(x)は、C1未満の範囲、または、C2超過の範囲は、トラヒック需要比率xに応じて、配分量を計算する。このとき、トラヒック需要比率xが0であっても所定の配分量が算出されるので、トラヒック需要比率xが0であった物理リソースに、新たに所定のトラヒック需要が発生したときであっても、対応することができる。
図5(c)は、曲線(2次関数、指数関数等)による配分量計算関数F(x)を示している。図5(c)の配分量計算関数F(x)は、トラヒック需要比率xが増大すると、仮想網11に提供する物理リソースが相乗的に大きくなるように、配分量を算出している。これにより、トラヒック需要比率xが大きい仮想網11は、優先的にリソースが配分され、例えば動画ストリーミングサービスを中心とする仮想網11に於いて、ストレスなく動画を閲覧することができるようになる。
(第1の実施形態の動作)
図6は、第1の実施形態に於けるリソース配分量計算処理を示すフローチャートである。
処理を開始すると、ステップS10に於いて、リソース管理装置30の仮想網選択部37は、仮想網パス情報DB34の各仮想網11の性能状態と、トラヒック需要情報DB33の各仮想網11のトラヒック需要の情報とから、予約リソースの配分対象とする仮想網11の集合を選択する。すなわち、仮想網選択部37は、問題となりやすい仮想網11を選択する。
ステップS11に於いて、リソース管理装置30の仮想網選択部37は、インフラ網10を構成し、ステップS10で選択した各仮想網11の集合が収容している物理リソースのうち、特に競合が予測され、ボトルネックとなりやすいために予約型の設定が必要となる物理リソースを選択する。
ステップS12に於いて、リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、選択した当該物理リソースに於ける、各仮想網11の集合のトラヒック需要比率xを計算する。
ステップS13に於いて、リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、トラヒック需要比率xと配分量計算関数F(x)に基づき、各仮想網11の集合に割り当てる予約リソース量を算出する。ステップS13の処理が終了すると、リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、図6の処理を終了する。
以下、各ステップS10〜S14の処理を詳細に説明する。
《ステップS10の処理》
ステップS10の処理は、仮想網11の選択方法の処理である。制御対象の仮想網の選択には、以下の方法がある。以下の方法のうち、1つまたは複数を組み合わせて、制御対象の仮想網11を選択することができる。
第1の仮想網選択方法は、性能が低下している仮想網11を選択するものである。第1の仮想網選択方法に於いて、仮想網選択部37は、例えば、仮想網11の最大リンク利用率(性能指標)が過去一定期間(例えば1時間など)に亘って継続的に、予め設定された閾値(例えば80%)を超過しているか否かを判断し、当該判断条件が成立したならば当該仮想網11を選択する。
第2の仮想網選択方法は、トラヒック需要が大きい問題を有している仮想網11を選択する方法である。第2の仮想網選択方法に於いて、仮想網選択部37は、例えば、仮想網11のトラヒック需要の総和、または、特定対地間の需要の合計が、予め設定された閾値(例えば10Gbps)を超過しているか否かを判断し、当該判断条件が成立したならば当該仮想網11を選択する。
第3の仮想網選択方法は、ボトルネックとなりやすいリソースを利用している仮想網11を選択する方法である。第3の仮想網選択方法は、他の仮想網11の性能を改善する上で重要である。第3の仮想網選択方法に於いて、仮想網選択部37は、例えば、各仮想網11の通信経路を最短経路等で収容設計した場合、一定数以上の仮想網11が収容される物理リソースを特定し、当該物理リソースを収容している仮想網11を選択する。
《ステップS11の処理》
ステップS11の処理は、各仮想網11の集合への配分対象とする物理リソースを選択する処理である。
ステップS11の処理に於いて、リソース管理装置30の仮想網選択部37は、各仮想網11の集合が収容している物理リソースのうち、競合の発生している物理リソース、または競合の発生が予期される物理リソースに対して、予約型の属性を設定する。リソース管理装置30の仮想網選択部37は、例えば、当該物理リソースの使用割合が閾値(例えば90%)を超えていたならば、物理リソースの競合の発生が予期されると判断する。
《ステップS12の処理》
ステップS12の処理は、ステップS10で選択された仮想網11の集合に対して、各トラヒック需要比率xを計算する処理である。
リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、トラヒック需要比率xを、予約リソースの配分対象となる物理リソース単位で計算する。リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、当該物理リソースを通過する全ての仮想網11のトラヒック需要の総和を計算したのち、当該トラヒック需要の総和に対する当該仮想網11のトラヒック需要比率を計算する。
《ステップS13の処理》
ステップS13の処理は、仮想網11のトラヒック需要比率xに基づき、仮想網11に配分する予約リソースを計算する処理である。リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、計算対象となる物理リソース単位で、以下の計算式に従って配分量計算関数F(x)により配分量を計算する。仮想網11の予約リソース配分量は、以下の式1によって算出される。
Figure 0005364183
配分量計算関数F(x)は、前記した図5に示している。リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、式1により、仮想網11への予約リソースの配分量を計算することができる。当該物理リソースのうち、予約型の属性が設定されたもの以外は、共有型の属性が設定される。
リソース管理装置30の予約リソース計算部38は、ステップS11の処理で選択された全物理リソースに対して、式1の計算を行う。ここで、計算対象となる仮想網11は、ステップS10の処理で選択した、制御対象の仮想網11である。
インフラ網10の有限な物理リソースを複数の各仮想網11で共用する場合、仮想網11間で物理リソースの競合が発生する虞がある。
本実施形態に於いて、各仮想網11の通信によって直接に物理リソースの競合を調停するのではなく、リソース管理装置30が、インフラ網10のネットワーク仮想化を行う際に、各仮想網11に割り当てる物理リソースを調整し、間接的に物理リソースの競合を調停する。これにより、各仮想網11は、通信によるオーバヘッドを回避し、システム全体の堅牢性を高めることができる。
本実施形態のリソース管理装置30は、物理リソースの配分量を規定する際に、物理リソースの属性に、予約型と共有型の2種類を設定している。リソース管理装置30は、物理リソースに予約型の属性を設定することにより、仮想網11の帯域を保証し、仮想網11間の相互干渉を回避することができる。更に、リソース管理装置30は、物理リソースに共有型の属性を設定することにより、この物理リソースを仮想網11間で融通し、トラヒック変動への耐性を向上し、インフラ網10のリソース利用効率を向上させることができる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明した第1の実施形態では、次の(A)〜(C)のような効果がある。
(A) リソース管理装置30は、各仮想網11が利用可能な物理リソースに予約型の属性を設定し、各仮想網11の構成を適用的に変更する。これにより、仮想網11の数が増加しても、容易に仮想網11間の相互干渉を最小化することができる。
(B) リソース管理装置30は、物理リソースに予約型の属性を設定することにより、仮想網11の帯域を保証し、仮想網11間の相互干渉を回避することができる。
(C) リソース管理装置30は、物理リソースに共有型の属性を設定することにより、この物理リソースを仮想網11間で融通し、トラヒック変動への耐性を向上し、インフラ網10のリソース利用効率を向上させることができる。
(D) 予約リソース計算部38は、区分線形関数によって、トラヒック需要情報から、選択された仮想網11に提供する物理リソースを算出する、これにより、トラヒック需要情報がゼロであっても予め物理リソースを予約でき、当該物理リソースの使用に備えることができる。
(E) 予約リソース計算部38は、選択された仮想網11に提供する物理リソースが相乗的に大きくなるように算出している。これにより、多くの物理リソースを消費する重要な仮想網11に、多くの物理リソースを予約することができる。
(第2の実施形態の構成)
第2の実施形態のリソース管理装置30は、第1の実施形態のリソース管理装置30よりも、更に計算量を抑えて処理負荷を軽減することを特徴としている。
第2の実施形態のインフラ網10および各仮想網11の構成は、第1の実施形態のインフラ網10および各仮想網11(図1)の構成と同様である。
第2の実施形態のリソース管理装置30の構成は、第1の実施形態のリソース管理装置30(図4)の構成と同様である。
(第2の実施形態の動作)
図7は、第2の実施形態に於けるリソース配分量計算処理を示す図である。図6で示す第1の実施形態のリソース配分量計算処理と同一の要素には同一の符号を付与している。
処理を開始すると、ステップS10aに於いて、リソース管理装置30の仮想網選択部37は、インフラ網10を構成する物理リソースのうち、トラヒック需要情報DB33に基づき、ボトルネックとなりやすい物理リソースを選択する。すなわち、仮想網選択部37は、特に競合が予測され、予約型の設定が必要とされる物理リソースを選択する。
ステップS11aに於いて、リソース管理装置30の仮想網選択部37は、ステップS10aの処理で選択した物理リソースを収容している仮想網11の中から、選択した当該物理リソースを収容し、かつ問題となりやすい仮想網11を選択する。すなわち、仮想網選択部37は、仮想網パス情報DB34の各仮想網11の性能状態と、トラヒック需要情報DB33の各仮想網11のトラヒック需要の情報、予約リソースの配分対象とする仮想網11の集合を選択する。
ステップS12,S13の処理は、第1の実施形態のステップS12,S13の処理(図6)と同様である。
(第2の実施形態の効果)
以上説明した第2の実施形態では、次の(F)のような効果がある。
(F) リソース管理装置30の仮想網選択部37は、特に競合が予測される物理リソースを選択したのち、当該物理リソースを収容している仮想網11から、予約リソースの配分対象とする仮想網11の集合を選択している。これにより、仮想網11の個数が増大したときであっても、先に物理リソースを選択して仮想網11を絞り込むことにより、計算量を抑えて処理負荷を軽減することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(b)のようなものがある。
(a) 第1の実施形態では、インフラ網10の物理リソースとして、WDMリンクの各波長を各仮想網11に配分している。しかし、これに限られず、TDMリンクの各TDMスロット、ノード20、ポート、プロセッサ、ストレージ、または、計算機などを、各仮想網11に配分してもよい。
(b) 第1の実施形態の仮想網11は、仮想ネットワーク(Virtual Private Network)である。しかし、これに限られず、各ノードがパスによって接続されている一般的な論理ネットワークであればよい。
10 インフラ網
11 仮想網
20 ノード
21 リンク
22 パス
30 リソース管理装置
31 記憶部
32 網状態情報DB(インフラ網トポロジ情報)
33 トラヒック需要情報DB(トラヒック需要情報)
34 仮想網パス情報DB(仮想網トポロジ情報)
35 処理部
36 情報収集部
37 仮想網選択部
38 予約リソース計算部
39 リソース配分部
40 通信部
50 IPルータ
60 フレーム

Claims (7)

  1. インフラ網に係るインフラ網トポロジ情報と、当該インフラ網の上に構築された各仮想網に係る仮想網トポロジ情報とに基づき、前記各仮想網に係るトラヒック需要情報を収集する情報収集部と、
    前記トラヒック需要情報に基づき、前記各仮想網から制御対象の仮想網を選択し、当該仮想網に基づき、前記インフラ網に係る各物理リソースから制御対象の物理リソースを選択する仮想網選択部と、
    前記情報収集部が収集した前記トラヒック需要情報に基づき、区分線形関数によって、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを算出する予約リソース計算部と、
    を備えることを特徴とするネットワークのリソース管理装置。
  2. インフラ網に係るインフラ網トポロジ情報と、当該インフラ網の上に構築された各仮想網に係る仮想網トポロジ情報とに基づき、前記各仮想網に係るトラヒック需要情報を収集する情報収集部と、
    前記トラヒック需要情報に基づき、前記各仮想網から制御対象の仮想網を選択し、当該仮想網に基づき、前記インフラ網に係る各物理リソースから制御対象の物理リソースを選択する仮想網選択部と、
    前記情報収集部が収集した前記トラヒック需要情報に基づき、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを、前記トラヒック需要情報に対して相乗的に大きくなるように算出する予約リソース計算部と、
    を備えることを特徴とするネットワークのリソース管理装置。
  3. インフラ網に係るインフラ網トポロジ情報と、当該インフラ網の上に構築された各仮想網に係る仮想網トポロジ情報とに基づき、前記インフラ網に係る各物理リソースの前記各仮想網に係るトラヒック需要情報を収集する情報収集部と、
    前記トラヒック需要情報に基づき、前記各物理リソースから制御対象の物理リソースを選択し、当該物理リソースに基づき前記各仮想網から制御対象の仮想網を選択する仮想網選択部と、
    前記情報収集部が収集した前記トラヒック需要情報に基づき、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを算出する予約リソース計算部と、
    を備えたことを特徴とするネットワークのリソース管理装置。
  4. 前記予約リソース計算部は、区分線形関数によって、前記トラヒック需要情報から、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースを算出する、
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワークのリソース管理装置。
  5. 前記予約リソース計算部は、前記トラヒック需要情報に対して、選択された前記仮想網に提供する前記物理リソースが相乗的に大きくなるように算出する、
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワークのリソース管理装置。
  6. 前記予約リソース計算部が算出した前記物理リソースを、前記仮想網に予約配分するリソース配分部を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のネットワークのリソース管理装置。
  7. 前記予約リソース計算部は、
    前記各仮想網に係る前記トラヒック需要情報に基づいて、予約リソースの配分量を算出し、
    前記物理リソースに、共有型の属性または予約型の属性のいずれかを設定する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のネットワークのリソース管理装置。
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