JP5363378B2 - 警報システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災やガス漏れなどの異常を検出して警報すると共に他の警報器や告知放送受信機に信号を送信して警報を連動出力させる警報システムに関する。
従来、住宅における火災を検出して警報する住宅用警報器(以下「住警器」という)が普及しており、近年にあっては、複数の住警器を相互に通信させ、1つの住警器の異常情報を他の警報器でも警報できる連動型警報システム向けの無線式住警器が実用化されており、これらの中には電池電源によって動作するものがある。
無線通信を行う連動型の警報システムにあっては、ある住警器で火災を検出した場合、火災を検出した連動元の住警器は、例えば「ピッピッピッ 火事です 火事です」との音声メッセージを出力し、一方、連動先の住警器では「ピッピッピッ 別の火災警報器が作動しました 確認してください」という音声メッセージを出力するようにしている。
一方、CATVシステムに加入している住戸にあっては、CATVシステムを利用して音声告知放送を受信する告知放送受信機が設置され、告知放送受信機により一般放送や緊急放送を受信できるようにしている。
特開2007−094719号公報
しかしながら、このような従来の連動警報を行う無線式の住警器にあっては、火災監視を行う複数の住警器の間で相互に警報を行う連動システムとしており、火災以外にガス漏れ警報器や盗難警報器といった各種の警報器との連動は考えられているが、告知放送受信機のような住戸内の異常監視に使用していない機器との連動は考えられていない。
しかしながら、告知放送受信機は、住戸内の居間などの常に人がいる場所に設置されて一般放送や緊急放送の受信に利用されており、音声により情報を伝える機能として、単に放送を流すのみならず、留守中に放送されたメッセージなどを録音して帰宅時に再生する機能、緊急放送時にはボリュームによる音量調整にかかわらず最大音量で放送する機能などが設けられており、このような告知放送受信機を無線式の住警器の構成機器の1つとして警報システムに含めることができれば、住警器のみでは達成できないような新たな活用が期待される。
本発明は、無線式の警報器と告知放送受信機を連動させることにより、住戸における火災などの異常監視の機能を更に強化することを可能とする警報システムを提供することを目的とする。
本発明は警報システムを提供するものであり、
異常を検出して連動元を示す警報を出力すると共に他の警報器に異常検出信号を無線送信し、一方、他の警報器からの異常検出信号を受信して連動先を示す警報を出力する1又は複数の警報器と、
伝送回線を介して外部の放送設備から送信された告知放送信号を受信して出力すると共に、警報器からの異常検出信号を受信して連動先を示す警報を出力させる告知放送受信機と、
を設けたことを特徴とする。
ここで、告知放送受信機は、異常を検出して連動元を示す警報を出力すると共に警報器に異常検出信号を無線送信する。
警報器は、
監視エリアの物理的現象を検出して出力するセンサ部と、
警報音と警報表示により異常警報を出力する報知部と、
警報を停止する操作手段を含む操作部と、
センサ部の検出出力による異常の有無及び操作部による停止操作を含むイベントを検出するイベント検出部と、
イベント検出部で検出したイベントを示すイベント信号を他の警報器及び告知放送受信機へ送信する送信処理部と、
他の警報器または告知放送受信機からのイベント信号を受信する受信処理部と、
イベント検出部で異常を検出した時に、報知部から連動元を示す異常警報を出力させると共に、異常を示すイベント信号を他の警報器に送信させ、一方、他の警報器または告知放送受信機から異常を示すイベント信号を受信した時に、報知部からの連動先を示す異常警報を出力させる警報処理部と、
異常警報の出力中に自己の警報停止操作又は他の警報器あるいは告知放送受信機から警報停止を示すイベント信号受信を検出した場合、警報を停止する警報停止部と、
を備える。
告知放送受信機は、
警報音と警報表示により異常警報を出力する報知部と、
警報を停止する操作手段を含む操作部と、
操作部による停止操作を含むイベントを検出するイベント検出部と、
イベント検出部で検出したイベントを示すイベント信号を警報器へ送信する送信処理部と、
警報器からのイベント信号を受信する受信処理部と、
受信処理部で警報器からの異常を示すイベント信号を受信した時に、報知部からの連動先を示す異常警報を出力させる警報処理部と、
異常警報の出力中に自己の警報停止操作又は前記警報器から警報停止を示すイベント信号受信を検出した場合、警報を停止する警報停止部と、
を備える。
また、告知放送受信機は、
監視エリアの物理的現象を検出して出力するセンサ部と、
警報音と警報表示により異常警報を出力する報知部と、
警報を停止する操作手段を含む操作部と、
センサ部の検出出力による異常の有無及び前記操作部による停止操作を含むイベントを検出するイベント検出部と、
イベント検出部で検出したイベントを示すイベント信号を警報器へ送信する送信処理部と、
警報器からのイベント信号を受信する受信処理部と、
イベント検出部で異常を検出した時に、報知部から連動元を示す異常警報を出力させると共に、異常を示すイベント信号を警報器に送信させ、一方、警報器から異常を示すイベント信号を受信した時に、報知部からの連動先を示す異常警報を出力させる警報処理部と、
異常警報の出力中に自己の警報停止操作又は警報器から警報停止を示すイベント信号受信を検出した場合、警報を停止する警報停止部と、
を設けるようにしても良い。
告知放送受信機の警報処理部は、異常を示すイベント信号を伝送線路を介して外部の放送設備側に設けた上位システムに送信して警報させる。
告知放送受信機の警報処理部は、告知放送情報を警報器に送信して音声出力させる。
本発明によれば、告知放送受信機で住警器からの異常を示すイベント信号を受信して連動先を示す警報を出力するようにしたことで、告知放送受信機の音声報知機能を有効に活用して警報器で検出された火災などの異常を確実且つ明瞭に伝えることができる。
また告知放送受信機に、警報器のもつ火災などの異常を検出するセンサ部を設けることで、告知放送受信機が火災などの警報器としての機能をもつこととなり、告知放送受信機を設置している部屋に、別途警報器を設置しなくとも、火災などの異常を告知放送受信機で検出して連動元を示す警報を出し、同時に別の部屋に設置している警報器に異常を示すイベント信号を送信して連動先を示す警報を出力させることができる。
また告知放送受信機で緊急放送などを受信した場合、放送情報を警報器に送信して音声出力させることで、緊急放送による情報を警報器の連動関係を利用して住戸内に広く且つ迅速に伝えることができる。
また告知放送受信機はCATV伝送路を介して告知放送設備に対し上り信号を伝送する機能を持つことから、警報器又は自分自身で検出した異常を示すイベント情報を告知放送設備側の上位システムに伝送して警報させることで、告知放送受信機を設置した加入者宅の異常を上位側で集中監視することもできる。
住宅に対する本発明の警報システムの設置状態を示した説明図 図1の警報システムに設けた無線式の住警器の外観を示した説明図 図1の警報システムに設けた告知放送受信機の外観を示した説明図 図1の告知放送受信機が接続される告知放送システムの概略を示した説明図 図1の住警器の実施形態を示したブロック図 本実施形態で使用するイベント信号のフォーマットを示した説明図 図5の住警器における基本的な処理を示したフローチャート 図7のステップS3における検出イベント対応処理の詳細を示したフローチャート 図7のステップS5における受信イベント対応処理の詳細を示したフローチャート 図3の告知放送受信機の実施形態を示したブロック図 図10の告知放送受信機における基本的な処理を示したフローチャート 図3の告知放送受信機の他の実施形態を示したブロック図
図1は住宅に対する本実施形態の警報システムの設置状態を示した説明図である。図1の例にあっては、住宅24に設けられている台所、主寝室、子供部屋のそれぞれに火災を検出して警報する住警器10−1〜10−3が設置され、居間に告知放送受信機100が設置されている。
住警器10−1〜10−3は、イベント信号を相互に無線により送受信する機能を備え、住宅全体の火災監視を行っている。告知放送受信機100は同軸ケーブル又は光ファイバーケーブルなどの伝送路により外部の告知放送センター設備にCATCシステムのヘッドエンドを介して接続されており、一般放送や緊急放送を受信して出力する。また本実施形態の告知放送受信機100には住警器10−1〜10−3と同じ火災を監視し、またイベント信号を相互に無線により送受信する機能を設けている。
いま住宅24の台所で万一、火災が発生したとすると、住警器10−1が火災を検出して警報を開始する。この火災を検出して警報を開始することを、住警器における「発報」という。住警器10−1が発報すると、住警器10−1は連動元として機能し、連動先となる他の住警器10−2,10−3及び告知放送受信機100に対し、火災発報を示すイベント信号を無線により送信する。住警器10−2,10−3及び告知放送受信機100においては、連動元の住警器10−1からの火災発報を示すイベント信号を受信した場合に、警報音と警報表示により連動先としての警報動作を行う。
ここで連動元となった住警器10−1の警報音としては、例えば音声メッセージにより「ピッピッピッ 火事です 火事です」を出力する。一方、連動先の住警器10−2,10−3及び告知放送受信機100にあっては、「ピッピッピッ 別の警報器が作動しました 確認してください」といった音声メッセージを出力する。
また連動元となった住警器10−1の警報表示としては、LEDを例えば明滅させる。一方、連動先の住警器10−2,10−3にあっては、LEDを例えば点滅させる。これによって、連動元警報と連動先警報におけるLEDによる警報表示を区別できるようにしている。
このとき告知放送受信機100は、連動元の住警器10−1からの火災発報を示すイベント信号を受信した場合に、火災イベント情報を伝送回路を介して上位システムに送って警報させることもできる。
また居間で火災が発生したとすると、告知放送受信機100が火災を検出して発報し、住告知放送受信機100は連動元として機能し、連動元を示す警報を出力すると共に、連動先となる他の住警器10−1〜10−3に対し火災発報を示すイベント信号を無線により送信する。住警器10−1〜10−3においては、連動元の告知放送受信機100からの火災発報を示すイベント信号を受信した場合に、警報音と警報表示により連動先としての警報動作を行う。
図2は図1に設ける無線式の住警器の外観を示した説明図であり、図2(A)に正面図を、図2(B)に側面図を示している。
図2において、住警器10はカバー12と本体14で構成されている。カバー12の中央には、周囲に煙流入口を開口し、その内部には検煙部16が配置され、火災による煙が所定濃度に達したときに火災を検出するようにしている。
カバー12に設けた検煙部16の左下側には音響穴18が設けられ、この背後にブザーやスピーカを内蔵し、警報音や音声メッセージを出力できるようにしている。検煙部16の下側には警報停止スイッチ20が設けられている。警報停止スイッチ20は住警器の機能点検を指示する点検スイッチとしての機能を兼ねている。たとえば、火災警報時に警報停止スイッチ20が操作されると警報を停止し、通常状態で警報停止スイッチ20が操作されると機能点検を開始して結果を報知する。
警報停止スイッチ20は、半透明部材で形成されたスイッチカバーと、スイッチカバーの内部に配置されたタクトスイッチ(図示せず)とで構成されている。スイッチカバー内部のタクトスイッチ近傍には、点線で示すように警報表示を行うLED22が配置されており、LED22が点灯すると、警報停止スイッチ20のスイッチカバーの部分を透過してLED22の点灯状態が外部から分かるようにしている。
また本体14の裏側上部には中央付近に挿通孔を有する取付フック15が設けられており、設置する部屋の壁面にビスなどをねじ込み、この取付フック15の挿通孔にビスを通して引っかけることで、壁面に住警器10を所謂壁掛け設置することができる。
なお図1の住警器10にあっては、検煙部16を備えた火災による煙を検出する住警器を例に取っているが、これ以外に火災による熱を検出するサーミスタ等の温度検出素子を備えた住警器や火災に伴うその他の物理現象を検出する住警器、火災以外にガス漏れを検出する警報器、侵入者や地震その他の異常を検出する各種の警報器、これらを組み合わせて成る警報器についても、本発明の対象に含まれる。
図3は図1に設けた告知放送受信機の外観を示した説明図である。図3において、告知放送受信機100の表示部には、電源灯102、緊急放送灯104及び一般放送灯106を設けている。緊急放送灯104と一般放送灯106は対応する放送受信の際に点灯する。また留番守録音セット状態で放送を受信して録音した場合、録音放送に対応する緊急放送灯104または一般放送灯106を点滅し、録音があることを知らせる。
告知放送受信機100の操作部には、ラジオ受信スイッチ108、告知再生スイッチ110、警報停止スイッチ112及び音量調整ダイヤル114が設けられている。ラジオ受信スイッチ108を押すと一般放送を聴くことができる。告知再生スイッチ110を押すと留守番録音された一般放送または非常放送を聴くことができる。
警報停止スイッチ112は火災監視のための住警器機能に対応して設けたスイッチであり、警報音の出力中に押すことで警報音を停止できる。
表示部及び操作部の左側にはスリット状の音響孔116が形成され、その内部にスピーカが内蔵されている。また左側面にはアンテナ118が設置され、警報システムを構築する住警器との間で無線によりイベント信号を送受信する。
図4は図1の告知放送受信機100が接続される告知放送システムの概略を示した説明図である。図4において、CATV局120にはCATVヘッドエンド122と告知放送センター設備124が設けられる。CATVヘッドエンド122からは同軸ケーブル128と光ファイバーケーブル130が加入者住戸側に引き出されている。
同軸ケーブル128の途中には幹線分岐増幅器132などが設けられて同軸ケーブルをツリー状に分岐し、終端側に設けたタップオフ134に加入者住戸の分岐器136を接続し、分岐器136にテレビと告知放送受信機100を接続している。
光ファイバーケーブル130は分岐装置として知られたクロージャ140で分岐され、加入者住戸の手前に設けた変換器142で光信号を電気信号に変換して分岐器114に接続し、分岐器114にはテレビ136と告知放送受信機100が接続されている。
CATVヘッドエンド122の上位には告知放送センター設備124が接続され、更に外部の警察や消防といった公共機関に設置したサブセンター設備126と接続している。告知放送センター124は、通常時は、一般放送としてラジオ放送を送っており、地震、台風などの災害発生時などには緊急放送を行う。
また同軸ケーブル128及び光ファイバーケーブル130を用いた伝送路は、上位から加入者住戸に放送信号やテレビ信号を送る下り伝送と、加入者住戸からヘッドエンド側にイベント信号を含む各種の信号を送り上り伝送を行っている。
図5は図1の住警器の実施形態を示したブロック図であり、図1に示した3台の住警器10−1〜10−3につき、その内の住警器10−1について回路構成を詳細に示し、併せて告知放送受信機100を示している。
住警器10−1と他の住警器10−2、10−3及び告知放送受信機100を結ぶ矢印はそれぞれが相互に通信することを示しているが、たとえば住警器10−2と住警器10−3なども相互に通信させるようにしている。
住警器10−1はワンチップCPUとして知られたプロセッサ28を備え、プロセッサ28に対してはアンテナ31を備えた無線通信部30、メモリ32、センサ部34、報知部36、操作部38及び電池電源40を設けている。
無線通信部30には送信回路42と受信回路44が設けられ、他の住警器10−2〜10−5との間でイベント信号を無線により送受信できるようにしている。無線通信部30としては、日本国内の場合には、例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格として知られたSTD−30(小電力セキュリティシステム無線局の無線設備標準規格)またはSTD−T67(特定小電力無線局テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備の標準規格)に準拠した構成を備える。
もちろん無線通信部30としては、日本国内以外の場所については、その地域の割当無線局の標準規格に準拠した内容を持つことになる。
記憶部としてのメモリ22には、ベント信号の順番を示す連続番号である連番48、住警器を特定するID(識別子)となる送信元符号50及び図1のように住宅の設置した住警器10−1〜10−3及び告知放送受信機100で連動警報を行う連動グループを構成するためのグループ符号52が格納されている。
連番58は警報器間の通信に於いてイベント信号の中継処理を管理するためのものであるが、本実施形態に直接関係しないので詳細な説明を省略する。
送信元符号50としては、国内に提供される住警器の数を予測し、例えば同一符号として重複しないように26ビットの符号コードが使用される。
グループ符号52は連動グループを構成する複数の住警器に共通に設定される符号であり、無線通信部30で受信した他の住警器からのイベント信号に含まれるグループ符号がメモリ32に登録しているグループ符号52に一致したときに、このイベント信号を有効な信号として受信して処理することになるので、図2に示したように、近隣の住宅等に設置された、連動を要しない他グループの警報器との混信を回避出来る。
センサ部34には検煙部16以外に、火災による温度を検出するサーミスタ等の温度検出素子や、火災に伴うその他の物理現象変化を検出する各種素子を設けてもよい。
報知部36には警報音を出力するスピーカ58と警報表示を行うLED22が設けられている。スピーカ58は、図示しない音声合成回路部からの音声メッセージや警報音を出力する。LED22は点滅や明滅、点灯などにより、火災などの異常を警報表示する。スピーカ48に代えて、ブザー等を用いても良い。
操作部38には警報停止スイッチ20が設けられている。警報停止スイッチ20は、報知部36からスピーカ56により警報音により警報表示を行っているときにのみ有効となる。連動元を示す警報中に警報停止スイッチ20を操作すると、警報音は停止し、警報表示はそのまま継続され、一方、連動先を示す警報中に警報停止スイッチ20を操作すると、同様に、警報音は停止し、警報表示は継続する。
一方、連動元または連動先を示す警報を行っていない通常監視状態で警報停止スイッチ20は点検スイッチとして機能し、この状態で点検スイッチを押すと、所定の点検動作が実行されて報知部36から点検結果を示す点検メッセージなどが出力される。この点検メッセージは、正常時はたとえば「ピッピッピッ 火事です 火事です 正常です」を1回出力し、センサ障害時はたとえば「ピッ 故障です」を1回出力し、更に、ローバッテリー障害ときはたとえば「ピッ 電池切れです」を1回出力する
電池電源40は、例えば所定セル数のリチウム電池やアルカリ乾電池を使用しており、電池容量としては住警器10−1における無線通信部30を含む回路部全体の低消費電力化により、例えば10年の電池寿命を保証している。
プロセッサ28にはプログラムの実行により実現される機能として、イベント検出部60、送信処理部62、受信処理部64、警報処理部66及び警報停止部68設けられている。
イベント検出部60は、センサ部34による異常検出、操作部28による警報停止または点検指示、センサ部24の異常検出がなくなる異常復旧を含むイベントを検出する。
送信処理部62は、イベント検出部6によりセンサ部34による異常検出、操作部38による警報停止または点検指示、センサ部34の異常検出がなくなる異常復旧を含む自己のイベントを検出した時に、検出イベントを示すイベント信号を連動先の住警器に送信させる。受信処理部64は、住警器10−2〜10−5からのイベント信号を受信して解読する。
警報処理部66は、イベント検出部60で自己の異常として火災発報を検出した時にスピーカ58から連動元を示す警報音を出力すると共に、LED22を駆動して連動元を示す警報表示を行い、更に、火災発報を示すイベント信号を他の住警器に送信する。
具体的に説明すると、警報処理部66は、センサ部34に設けた検煙部16から煙検出信号からイベント検出部60で火災を検出したときに、報知部36のスピーカ58から連動元を示す警報音例えば「ピッピッピッ 火事です 火事です」を繰り返し出力させると共に、LED22を明滅して連動元を示す警報表示を行い、更に、火災発報を示すイベント信号を無線通信部30の送信回路42によりアンテナ11から他の住警器10−2〜10−3及び告知放送受信機100に向けて送信させる。
また警報処理部62は、他の住警器10−2〜10−5のいずれかから火災発報を示すイベント信号を無線通信部30の受信回路44により受信し、受信処理部62で有効となったときに、報知部36のスピーカ58から連動先を示す警報音例えば「ピッピッピッ 別の火災警報器が作動しました 確認してください」となる警報音を繰り返し出力させ、同時にLED22を点滅して連動先を示す警報表示を行う。
警報停止部68は、連動元を示す異常警報の出力中に操作部38に設けた警報停止スイッチ20の警報停止操作を検出した場合、連動元を示すスピーカ58からの警報音例えば「ピッピッピッ 火事です 火事です」を停止すると共にLED22の明滅による警報表示を停止し、更に、他の住警器10−2〜10−3及び告知放送受信機100に警報停止を示すイベント信号を送信する。
また警報停止部68は、連動先を示す異常警報の出力中に他の住警器からの警報停止を示すイベント信号の受信を検出した場合、連動先を示すスピーカ58からの警報音を停止し、LED22の点滅による警報表示も停止する。
図6は本実施形態で使用するイベント信号のフォーマットを示した説明図である。図6において、イベント信号46は連番48、送信元符号50、グループ符号52及びイベント符号54で構成されている。
連番48はイベント信号の順番を示す連続番号であり、イベント信号を送信する毎に1つずつ増加させる。また、連番48は住警器10−1〜10−3及び告知放送受信機100の各々で非同期に生成している。連番48は警報器間の通信に於いてイベント信号の中継処理を管理するためのものであるが、本実施形態に直接関係しないので詳細な説明を省略する。
送信元符号50は例えば26ビットの符号である。グループ符号52は例えば8ビットの符号であり、同一グループを構成する例えば図1の住警器10−1〜10−3及び告知放送受信機100につき同じグループ符号が設定されている。
なおグループ符号52としては、同一グループの住警器に同一のグループ符号を設定する以外に、予め定めたグループを構成する住警器に共通な基準符号と、各住警器に固有な送信元符号との演算から求めた住警器ごとに異なるグループ符号であってもよい。
イベント符号54は、火災、ガス漏れなどのイベント内容を表す符号であり、本実施形態にあっては3ビット符号を使用しており、例えば「001」で火災、「010」でガス漏れ(例えばガス漏れ警報器や火災ガス漏れ複合型警報器の場合)、「011」で盗難(例えば盗難用警報器の場合)、「100」で警報停止、「101」で復旧、「110」で点検、残りをリザーブとしている。なおイベント符号42のビット数は、イベントの種類が増加したときには更に4ビット、5ビットと増加させることで、更に多くのイベント内容を表すことができる。
図7は図6の実施形態における住警器の基本的な処理を示したフローチャートである。図7において、住警器10−1の電池電源40から電源供給が開始されると、ステップS1で初期化及び自己診断を実行し、異常がなければステップS2に進み、イベント検出部60による監視イベント検出の有無をチェックし、監視イベント検出を判別するとステップS3に進み、検出イベントに対応した処理を実行する。
続いてステップS4で他の住警器からの監視イベント信号の受信の有無をチェックしており、監視イベント信号受信を判別するとステップS5に進み、受信イベントに対応した処理を実行する。
図8は住警器による図7のステップS3における検出イベント対応処理の詳細を示したフローチャートであり、プロセッサ28のプログラムの実行による処理となる。
図8において、検出イベント対応処理は、ステップS11で火災発報を監視しており、センサ部34から出力された煙検出信号が所定の火災レベルを超えると火災発報を判別してステップS12に進み、連番、送信元符号、グループ符号、火災発報を示すイベント符号を含むイベント信号を他の住警器及び告知放送受信機に無線により送信した後、ステップS13でスピーカ58からの警報音とLED22の明滅による警報表示とにより連動元を示す火災警報を出力する。
続いて、ステップS14でセンサ部34からの煙検出信号が低下して火災発報がなくなる火災復旧の有無を判別しており、火災復旧を判別するとステップS15で連番、送信元符号、グループ符号、火災復旧を示すイベント符号を含むイベント信号を他の住警器及び告知放送受信機に送信する。
続いてステップS16で警報停止スイッチ20の操作の有無を判別し、スイッチ操作が判別されるとステップS17で警報中の有無を判別する。ステップS17で警報中が判別されると、ステップS18に進んで連番、送信元符号、グループ符号、警報停止を示すイベント符号を含むイベント信号を他の住警器及び告知放送受信機に送信し、ステップS19に進んで連動元を示すスピーカ58からの警報音を停止し、LED22の明滅による警報表示を消灯する。
またステップS17で警報中でなかった場合には、これは通常状態であることからステップS21に進んで連番、送信元符号、グループ符号、点検を示すイベント符号を含むイベント信号を他の住警器及び告知放送受信機に送信し、ステップS22に進んで連動元を示すスピーカ58からのその時の住警器の状態を示す点検メッセージを出力させる。
図9は住警器による図7のステップS5における受信イベント対応処理の詳細を示したフローチャートであり、プロセッサ28のプログラムの実行による処理となる。
図9において、ステップS31で他の住警器または告知放送受信機からの火災発報を示すイベント信号受信の有無を判別している。他の住警器または告知放送受信機からの火災発報を示すイベント信号受信を判別すると、ステップS32に進んで連動先を示す火災警報としてスピーカ58からの警報音とLED22の点滅による警報表示を行う。
次にステップS33で他の住警器または告知放送受信機からの火災復旧を示すイベント信号受信の有無を判別しており、火災復旧を示すイベント信号を受信すると、ステップS34に進んで連動先の警報として行っているスピーカ58からの警報音とLED22の点滅による警報表示を停止する。
次にステップS35で他の住警器または告知放送受信機からの警報停止を示すイベント信号の受信の有無をチェックしており、警報停止を示すイベント信号の受信を判別すると、ステップS36に進んで警報中の有無を判別し、警報中を判別するとステップS37に進んで連動元または連動先の警報音を停止し、警報表示も停止させる。
次にステップS38で他の住警器または告知放送受信機からの点検を示すイベント信号の受信の有無をチェックしており、点検を示すイベント信号の受信を判別すると、ステップS39に進んでステップS42で住警器の状態を示す点検メッセージをスピーカ58から出力させる。
図10は図3に示した告知放送受信機100の実施形態を示したブロック図であり、併せて住警器10−1〜10−3を示している。
告知放送受信機100はワンチップCPUとして知られたプロセッサ150を備え、プロセッサ150に対してはアンテナ118を備えた無線通信部158、センサ部160、メモリ162、伝送回路部152、報知部154、及び操作部156を設けている。
無線通信部158には送信回路164と受信回路166が設けられ、住警器10−1〜10−3との間でイベント信号を無線により送受信できるようにしている。無線通信部158としては、日本国内の場合には、例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格として知られたSTD−30またはSTD−T67に準拠した構成を備える。
記憶部としてのメモリ162には、イベント信号の順番を示す連続番号である連番48、住警器を特定するID(識別子)となる送信元符号50及び図1のように住宅の設置した住警器10−1〜10−3及び告知放送受信機100で連動警報を行う連動グループを構成するためのグループ符号52が格納されている。
センサ部34には検煙部168が設けられる。検煙部168以外に、火災による温度を検出するサーミスタ等の温度検出素子や、火災に伴うその他の物理現象変化を検出する各種素子を設けてもよい。
伝送回路部152には下り伝送回路と上り伝送回路が設けられ、伝送路を介してヘッドエンドとの間で双方向伝送を行う。
報知部154には放送音および警報音を出力するスピーカと図3に示した各種の表示灯が設けられている。操作部156には警報停止スイッチ112を含む図3に示した各種のスイッチが設けられている。
警報停止スイッチ112は、報知部154からスピーカにより警報音により警報を行っているときにのみ有効となる。警報中に警報停止スイッチ112を操作すると、警報音は停止し、警報表示も停止する。
一方、連動元または連動先を示す警報を行っていない通常監視状態で警報停止スイッチ112は点検スイッチとして機能し、この状態で点検スイッチを押すと、所定の点検動作が実行されて報知部154から点検結果を示す点検メッセージなどが出力される。この点検メッセージは、正常時はたとえば「ピッピッピッ 火事です 火事です 正常です」を1回出力し、センサ障害時はたとえば「ピッ 故障です」を1回出力し、更に、ローバッテリー障害ときはたとえば「ピッ 電池切れです」を1回出力する。
プロセッサ150にはプログラムの実行により実現される機能として、告知放送処理部170と住警器処理部172が設けられる。告知放送処理部170は、一般放送受信処理、音量を最大とする緊急放送受信処理、留守番録音と再生処理といった各種の告知放送受信に必要な処理を実行する。
住警器処理部172は、図6の住警器に示したイベント検出部60、送信処理部62、受信処理部64、警報処理部66および警報停止部68と同じ機能を備える。
図11は図10の実施形態における告知放送受信機の基本的な処理を示したフローチャートである。図11において、告知放送受信機100の電源を投入すると、ステップS41で初期化及び自己診断を実行し、異常がなければステップS42に進み、告知放送イベント発生の有無を判別している。ステップS42で告知放送イベント発生を判別すると、ステップS43に進み、対応する告知放送処理を実行する。
続いてステップS44で住警器処理部172による監視イベント検出の有無をチェックし、監視イベント検出を判別するとステップS45に進み、検出イベントに対応した処理を実行する。
続いてステップS46で他の住警器からの監視イベント信号の受信の有無をチェックしており、監視イベント信号受信を判別するとステップS47に進み、受信イベントに対応した処理を実行する。
ここでステップS45の検出イベント対応処理の詳細は、図8のフローチャートと同じになる。またステップS47の受信イベント対応処理の詳細は、図9のフローチャートと同じになる。検出イベント対応処理及び受信イベント対応処理における告知放送受信機100の警報出力は、非常放送受信時と同様に、そのときの調整音量にかかわらず、最大音量で警報音を出力する。
図12は図3に示した告知放送受信機100の他の実施形態を示したブロック図であり、図10の実施形態における告知放送受信機100に設けていたセンサ部160を除いたことが図10の実施形態と異なる。
図12において、告知放送受信機100は、プロセッサ150、無線通信部158、メモリ162、伝送回路部152、報知部154、及び操作部156で構成され、プロセッサ150にはプログラムの実行により実現される機能として、告知放送処理部170と住警器処理部172が設けられる。
図10の実施形態で設けていたセンサ部160が除かれたことに伴い、プロセッサ150に設けた住警器処理部172は図11のフローチャートに示したステップS44及びS45の監視イベント検出を判別した時の検出イベント対応処理を除く処理、即ち、ステップS42及びステップ43の告知イベント発生を判別した時の告知放送処理と、ステップS46及びステップS47の監視イベント信号受信を判別した時の受信イベント対応処理を行うことになる。それ以外の構成及び動作は図10の実施形態と同じになる。
なお上記の実施形態は、告知放送受信機にセンサ部を設けて自分自身で火災などの異常を検出して連動元としての警報を行うようにしているが、告知放送受信機にセンサ部を設けず、住警器から火災を示すイベント信号を受信して連動先を示す警報を出すだけの構成としても良い。
また上記の実施形態は火災を検出して警報する住警器と告知放送受信機を例にとるものであったが、ガス漏れ警報器、CO警報器、各種の防犯用警報器を配置した警報システムについても同様に適用できる。
また上記の実施形態におけるフローチャートは処理の概略例を説明したもので、処理の順番等はこれに限定されない。また各処理や処理と処理の間に必要に応じて遅延時間を設けたり、他の判定を挿入する等が出来る。
また上記の実施形態で述べた「受信がある」、「受信が無い」、「受信した場合」、「受信を判別」等は、受信した信号が有効なものとして認識されたか否かの判定も含んでいる。
また、上記の実施形態は住宅用に限らずビルやオフィス用など各種用途の警報器にも適用できる。
また、上記の実施形態は警報器にセンサ部と警報出力処理部を一体に設けた場合を例にとるが、他の実施形態として、センサ部と警報出力処理部を別体とした警報器であっても良い。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10−1〜10−3:住警器
12:カバー
14:本体
15:取付フック
16:検煙部
18:音響孔
20:警報停止スイッチ
22:LED
24:住宅
26:ガレージ
28,150:プロセッサ
31,118:アンテナ
30,158:無線通信部
32,162:メモリ
34,160:センサ部
36,154:報知部
38,156:操作部
40:電池電源
42,164:送信回路
44,166:受信回路
46:イベント信号
48:連番
50:送信元符号
52:グループ符号
54:イベント符号
58:スピーカ
60:イベント検出部
62:送信処理部
64:受信処理部
66:警報処理部
68:警報停止部
100:告知放送受信機
102:電源灯
104:緊急放送灯
106:一般放送灯
108:ラジオ受信スイッチ
110:告知再生スイッチ
112:警報停止スイッチ
114:音量調整ダイヤル
116:音響穴
120:CATV局
122:CATVヘッドエンド
124:告知放送センター設備
126:サブセンター設備
128:同軸ケーブル
130:光ファイバーケーブル
152:伝送回路部
170:告知放送処理部
172:住警器処理部

Claims (7)

  1. 異常を検出して連動元を示す警報を出力すると共に他の警報器に異常検出信号を無線送信し、一方、他の警報器からの異常検出信号を受信して連動先を示す警報を出力する1又は複数の警報器と、
    伝送回線を介して外部の放送設備から送信された告知放送信号を受信して出力すると共に、前記警報器からの異常検出信号を受信して連動先を示す警報を出力させる告知放送受信機と、
    を設けたことを特徴とする警報システム。
  2. 請求項1記載の警報システムに於いて、前記告知放送受信機は、異常を検出して連動元を示す警報を出力すると共に前記警報器に異常検出信号を無線送信することを特徴とする警報システム。
  3. 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
    監視エリアの物理的現象を検出して出力するセンサ部と、
    警報音と警報表示により異常警報を出力する報知部と、
    警報を停止する操作手段を含む操作部と、
    前記センサ部の検出出力による異常の有無及び前記操作部による停止操作を含むイベントを検出するイベント検出部と、
    前記イベント検出部で検出したイベントを示すイベント信号を他の警報器及び前記告知放送受信機へ送信する送信処理部と、
    他の警報器または前記告知放送受信機からのイベント信号を受信する受信処理部と、
    前記イベント検出部で異常を検出した時に、前記報知部から連動元を示す異常警報を出力させると共に、異常を示すイベント信号を他の警報器に送信させ、一方、他の警報器または前記告知放送受信機から異常を示すイベント信号を受信した時に、前記報知部からの連動先を示す異常警報を出力させる警報処理部と、
    異常警報の出力中に自己の警報停止操作又は他の警報器あるいは前記告知放送受信機から警報停止を示すイベント信号受信を検出した場合、警報を停止する警報停止部と、
    を備えたことを特徴とする警報システム。
  4. 請求項1記載の警報システムに於いて、前記告知放送受信機は、
    警報音と警報表示により異常警報を出力する報知部と、
    警報を停止する操作手段を含む操作部と、
    前記操作部による停止操作を含むイベントを検出するイベント検出部と、
    前記イベント検出部で検出したイベントを示すイベント信号を前記警報器へ送信する送信処理部と、
    前記警報器からのイベント信号を受信する受信処理部と、
    前記受信処理部で前記警報器からの異常を示すイベント信号を受信した時に、前記報知部からの連動先を示す異常警報を出力させる警報処理部と、
    異常警報の出力中に自己の警報停止操作又は前記警報器から警報停止を示すイベント信号受信を検出した場合、警報を停止する警報停止部と、
    を備えたことを特徴とする警報システム。
  5. 請求項2記載の警報システムに於いて、前記告知放送受信機は、
    監視エリアの物理的現象を検出して出力するセンサ部と、
    警報音と警報表示により異常警報を出力する報知部と、
    警報を停止する操作手段を含む操作部と、
    前記センサ部の検出出力による異常の有無及び前記操作部による停止操作を含むイベントを検出するイベント検出部と、
    前記イベント検出部で検出したイベントを示すイベント信号を前記警報器へ送信する送信処理部と、
    前記警報器からのイベント信号を受信する受信処理部と、
    前記イベント検出部で異常を検出した時に、前記報知部から連動元を示す異常警報を出力させると共に、異常を示すイベント信号を前記警報器に送信させ、一方、前記警報器から異常を示すイベント信号を受信した時に、前記報知部からの連動先を示す異常警報を出力させる警報処理部と、
    異常警報の出力中に自己の警報停止操作又は前記警報器から警報停止を示すイベント信号受信を検出した場合、警報を停止する警報停止部と、
    を設けたことを特徴とする警報システム。
  6. 請求項4又は5記載の警報システムに於いて、前記告知放送受信機の警報処理部は、異常を示すイベント信号を前記伝送線路を介して外部の放送設備側に設けた上位システムに送信して警報させることを特徴とする警報システム。
  7. 請求項4又は5記載の警報システムに於いて、前記告知放送受信機の警報処理部は、告知放送情報を前記警報器に送信して音声出力させることを特徴とする警報システム。
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