JP5360166B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置に関する。
次のような操作制御装置が知られている。この操作制御装置は、ユーザーの手の動きに応じた画像を操作することができる(例えば、特許文献1)。
特開2010−81466号公報
しかしながら、従来の操作制御装置では、手をイメージ化した図形を画像上に表示することでユーザーに手を検出したことを報知するため、画像が見難くなるという問題があった。
本発明による画像表示装置は、人物のまたは前記人物の手に持っている物体を検出する検出手段と、検出手段によって人物の手または人物の手に持っている物体が検出されたときに、画像を3次元表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像を3次元表示することで、ユーザーに対象物体を検出したことを報知するので、画像が見難くならない。
画像表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 デジタルフォトフレームの外観例を模式的に示した図である。 画像の再生状態の変更処理の流れを示すフローチャート図である。 再生中の画像を3D表示した場合の具体例を示す第1の図である。 再生中の画像を3D表示した場合の具体例を示す第2の図である。 第2の実施の形態において画像を3D表示した場合の具体例を示す図である。 第3の実施の形態において画像を3D表示した場合の具体例を示す図である。 第3の実施の形態において画像を3D表示した場合の具体例を示す図である。 第4の実施の形態において画像を3D表示した場合の具体例を示す図である。 第5の実施の形態において画像を3D表示した場合の具体例を示す図である。 変形例(12)において画像を3D表示した場合の具体例を示す図である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態における画像表示装置の構成を示すブロック図である。画像表示装置としては、例えば、図2に示すようなデジタルフォトフレーム100が用いられ、このデジタルフォトフレーム100は、操作部材101と、3次元位置検出カメラ102と、接続IF(インターフェース)103と、制御装置104と、記憶媒体105と、3Dモニタ106とを備えている。
操作部材101は、デジタルフォトフレーム100のユーザーによって操作される種々の装置、例えば操作ボタン等を含む。あるいは、3Dモニタ106にタッチパネルを搭載し、ユーザーは、タッチパネルを用いてデジタルフォトフレームを操作するようにしてもよい。
3次元位置検出カメラ102は、被写体の3次元位置を検出することができるカメラである。なお、3次元位置検出カメラ102としては、例えば単眼式3Dカメラ、2眼式3Dカメラ、または距離画像センサ等が用いられる。この3次元位置検出カメラ102は、図2に示すように、デジタルフォトフレーム100の前面に配置され、デジタルフォトフレーム100に対面するユーザーを撮影することができる。3次元位置検出カメラ102が備えるイメージセンサから出力される画像信号は制御装置104へ出力され、制御装置104は、画像信号に基づいて画像データを生成する。
接続IF103は、デジタルフォトフレーム100と外部機器とを接続するためのインターフェースである。本実施の形態では、デジタルフォトフレーム100は、この接続IF103を介して画像データが記録されている外部機器、例えばデジタルカメラ等と接続される。そして、制御装置104は、接続IF103を介して外部機器から画像データを取り込んで、記憶媒体105に記録する。なお、接続IF103としては、外部機器とデジタルフォトフレーム100とを有線接続するためのUSBインターフェースや、無線接続するための無線LANモジュールなどが用いられる。あるいは、接続IF103の代わりにメモリカードスロットを設け、該メモリカードスロットに画像データが記録されたメモリカードを挿入することにより、画像データを取り込むようにしてもよい。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、デジタルフォトフレーム100の全体を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリを含む。
記憶媒体105は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリであって、制御装置104によって実行されるプログラムや、接続IF103を介して取り込まれた画像データ等が記録される。3Dモニタ106は、3次元表示が可能なモニタであって、図2に示すように、再生対象の画像2bを3D表示することが可能である。なお、3Dモニタ106は、画像2bを3次元表示だけでなく2次元表示することもできる。また、3次元表示が可能なモニタとしては、例えば裸眼式や眼鏡式等の公知の方式で3D表示を行う3Dモニタが用いられる。
本実施の形態におけるデジタルフォトフレーム100は、制御装置104は、3次元位置検出カメラ102によって撮影された画像に基づいてユーザーの手2aの3次元位置、およびフレーム間での3次元位置の変化を検出し、その検出結果に応じて画像2bの再生状態を変更する。以下、制御装置104による、ユーザーの手2aの3次元位置、およびフレーム間での3次元位置の変化に応じた画像2bの再生状態の変更処理について説明する。なお、以下の説明では、制御装置104は、3次元位置検出カメラ102から入力される画像内にユーザーの手2aが写っていない場合には、画像2bを3Dモニタ106に2次元表示させ、手2aが写っていることを検出したときに3次元表示に変化させる例について説明する。
図3は、ユーザーの手2aの3次元位置、およびフレーム間での3次元位置の変化に応じた画像の再生状態の変更処理の流れを示すフローチャートである。図3に示す処理は、3Dモニタ106への画像2bの再生が開始されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、プログラムの実行開始時点では、まだユーザーの手2aの3次元位置は検出されていないので、上述したように画像2bは3Dモニタ106に2次元表示される。
ステップS10において、制御装置104は、3次元位置検出カメラ102による画像の撮影を開始する。本実施の形態では、例えば、3次元位置検出カメラ102は、所定のフレームレートで撮影を行うこととし、制御装置104には、3次元位置検出カメラ102から該フレームレートに応じた所定の時間間隔で連続して画像データが入力される。その後、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置104は、3次元位置検出カメラ102から入力される画像データに基づいて、入力画像内におけるユーザーの手2aの3次元位置を検出したか否かを判断する。例えば、あらかじめユーザーの手2aの画像をテンプレート画像として記録しておき、制御装置104は、入力画像とテンプレート画像とをマッチングすることにより、入力画像内にユーザーの手2aが写っているか否かを判定し、写っていた場合には、その手2aの3次元位置を検出する。ステップS20で否定判断した場合には、後述するステップS60へ進む。これに対して、ステップS20で肯定判断した場合には、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置104は、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向(前後方向)の距離を視覚的に変化させることにより、3Dモニタ106に再生中の画像2bを2次元表示から3次元表示へ切り替える。例えば、制御装置104は、2次元表示の状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に短くすることにより、図4(b)に示すように、画像2bが手前に飛び出すように3次元表示する。これにより、ユーザーに、3Dモニタ106に手をかざすと画像2bが手に吸い寄せられるような感覚を与えることができる。なお、制御装置104は、画像2bを視覚的にユーザーの手2aに近い位置まで飛び出させることにより、ユーザーに、視覚的に画像2bに触れたような感覚を与えることができる。
あるいは、制御装置104は、2次元表示の状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に長くすることにより、図5(b)に示すように、画像2bが奥に沈み込むように3次元表示する。これにより、ユーザーに、3Dモニタ106に手をかざすと、その手によって画像2bが奥に押し込まれたような感覚を与えることができる。なお、ステップS30において、制御装置104が図4(b)に示すように3次元表示に切り替えるか、図5(b)に示すように3次元表示に切り替えるかは、ユーザーによってあらかじめ選択され、設定されているものとする。
その後、ステップS40へ進み、制御装置104は、3次元位置検出カメラ102から時系列で入力される画像データ間での画像内における手2aの3次元位置の変化を監視することにより、ユーザーの手2aの動きを検出する。ステップS40でユーザーの手2aの動きを検出しない場合には、後述するステップS60へ進む。これに対して、ステップS40でユーザーの手2aの動きを検出した場合には、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置104は、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的にさらに変化させる。まず、図4(b)に示したように、画像2bを手前に浮かび上がらせることによって3次元表示した場合について説明する。この場合には、制御装置104は、例えば、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、図4(c)に示すように、図4(b)に示した状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を短くして、画像2bの飛び出し量を大きくする。これによって、ユーザーには、手を3Dモニタ106に近づけたことにより、さらに画像2bが手に吸い寄せられてくるような感覚を与えることができる。
また、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106から遠ざかる方向に移動したことを検出した場合には、図4(b)に示した状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を長くして、画像2bの飛び出し量を小さくする。これによって、ユーザーには、手を3Dモニタ106から遠ざけたことにより、画像2bが手から遠ざかったような感覚を与えることができる。なお、この場合の画像の飛出し量は、ユーザーにとって手2aと画像2bとの距離が視覚的に常に一定になるように変化させるようにするとともに、画像の飛出し量の最大量を両眼視差量で1度程度として、画像2bの自然な立体感を損なわないようにする。
次に、図5(b)に示したように、画像2bを奥に沈み込むように変化させることによって3次元表示した場合について説明する。この場合には、制御装置104は、例えば、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、図5(c)に示すように、図5(b)に示した状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を長くして、画像2bの沈み込み量を大きくする。これによって、ユーザーには、手を3Dモニタ106に近づけたことにより、さらに画像が押し込まれたような感覚を与えることができる。
また、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106から遠ざかる方向に移動したことを検出した場合には、図4(b)に示した状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を短くして、画像2bの沈み込み量を小さくする。これによって、ユーザーには、手を3Dモニタ106から遠ざけたことにより、画像2bの沈み込みが小さくなったような感覚を与えることができる。なお、この場合の画像の沈み込み量は、ユーザーにとって手2aと画像2bとの距離が視覚的に一定になるように変化させるようにするとともに、画像の沈み込み量の最大量を両眼視差量で1度程度として、画像2bの自然な立体感を損なわないようにする。
その後、ステップS60へ進み、制御装置104は、ユーザーによって、画像の再生を終了するように指示されたか否かを判断する。ステップS60で否定判断した場合には、ステップS20へ戻る。これに対して、ステップS60で肯定判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、3次元位置検出カメラ102からの入力画像に基づいてユーザーの手2aの3次元位置を検出したときに、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に変化させることにより、3Dモニタ106に再生中の画像2bを2次元表示から3次元表示へ切り替えるようにした。これによって、ユーザーは、3Dモニタ106に手をかざしたときに、画像2bがユーザーの手に吸い寄せられるような感覚や、画像を奥に押し込む感覚を受けることができる。
(2)制御装置104は、ユーザーの手2aの動きを検出し、手2aの動きに応じて、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的にさらに変化させるようにした。これによって、ユーザーは、手を動かすことによって直感的に画像2bの飛出し量や沈み込み量を変化させることができる。
(3)制御装置104は、ユーザーにとって手2aと画像2bとの距離が視覚的に常に一定になるように、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に変化させるようにした。これによって、ユーザーは、手の動きに追従して画像の飛出し量や沈み込み量が変化しているように感じることができる。
(4)制御装置104は、2次元表示の状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に短くすることにより、画像2bが手前に飛び出すように3次元表示するようにした。これにより、ユーザーに、3Dモニタ106に手をかざすと画像2bが手に吸い寄せられるような感覚を与えることができる。
(5)制御装置104は、画像2bを視覚的にユーザーの手2aに近い位置まで飛び出させるようにした。これによって、ユーザーに、視覚的に画像2bに触れたような感覚を与えることができる。
(6)制御装置104は、2次元表示の状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に長くすることにより、画像2bが奥に沈み込むように3次元表示するようにした。これにより、ユーザーに、3Dモニタ106に手をかざすと、その手によって画像2bが奥に押し込まれたような感覚を与えることができる。
(第2の実施の形態)
図面を参照して、本発明による第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態と画像2bの再生状態の変更処理が異なっているため、相違点を中心に詳しく説明する。なお、画像2bの再生状態の変更処理以外については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
第2の実施の形態の制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した場合には、3Dモニタ106に再生中の画像2bの形状を球状に変化させると共にその球状に応じた奥行きを視覚的に与えるように3次元表示させる。
たとえば、制御装置104は、図6(a)に示す2次元表示の状態から、図6(b)に示すように画像2bの形状を画面から手前に飛び出すような球状に3次元表示させる。これにより、ユーザーに、3Dモニタ106に手2aをかざすと画像2bが手2aに吸い寄せられるような感覚を与えることができる。
また、制御装置104は、2次元表示の状態から、画像2bの形状を画面の奥に沈み込むような球状に3次元表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザーに、3Dモニタ106に手2aをかざすと、その手2aによって画像2bが奥に押し込まれたような感覚を与えることができる。
なお、制御装置104が手前に飛び出すような3次元表示に切り替えるか、奥に沈み込むような3次元表示に切り替えるかは、ユーザーによってあらかじめ選択され、設定されているものとする。
その後、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、画像2bの飛び出し量または沈み込み量を大きくする。これにより、手2aを3Dモニタ106に近づけたことで画像2bがさらに吸い寄せられた感覚、または、押し込まれた感覚をユーザーに与えることができる。
一方、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106から遠ざかる方向に移動したことを検出した場合には、画像2bの飛び出し量または沈み込み量を小さくする。これにより、手2aを3Dモニタ106から遠ざけたことで画像2bの吸い寄せ量、または、押し込み量が小さくなった感覚をユーザーに与えることができる。
以上説明した第2の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)デジタルフォトフレーム100は、ユーザーの手2aを検出する制御装置104と、制御装置104によってユーザーの手2aが検出されたときに、画像2bを3次元表示する制御装置104とを備えるので、画像2bを3次元表示することでユーザーに手2aを検出したことを報知でき、画像2bが見難くならない。
(2)上記(1)のデジタルフォトフレーム100において、制御装置104は、ユーザーの手2aが検出されたときに、画像2bの形状を変化させると共に該形状に応じた奥行きを視覚的に与えるように3次元表示するように構成したので、ユーザーに手2aを検出したことを一段とわかりやすく報知できる。
(第3の実施の形態)
図面を参照して、本発明による第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、第1の実施の形態と画像2bの再生状態の変更処理が異なっているため、相違点を中心に詳しく説明する。なお、画像2bの再生状態の変更処理以外については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図7(a)に示すように、ユーザーが手2aを横に移動するときには、手2aが3Dモニタ106の奥行き方向に対して、たとえば肩などを支点として円弧状に移動する。そこで、第3の実施の形態では、手2aの横方向の移動に応じて、画像2bが奥行き方向に対して円弧状に移動するように表示する。
たとえば、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した場合には、2次元表示の状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向(前後方向)の距離を視覚的に変化させることにより、画像2bが画面から手前に飛び出すように3次元表示する。
その後、手2aの3次元位置が横方向に移動したことを検出した場合には、図7(b)および図8に示すように、制御装置104は、手2aの移動方向に画像2bを移動させると共に、画像2bが画面の左端または右端に近づくほど画像2bの飛び出し量を小さくし、画像2bが画面の中央に近づくほど画像2bの飛びだし量を大きくする。すなわち、手2aが3Dモニタ106に近づくほど画像2bが手2aに近づき、手2aが3Dモニタ106から離れるほど画像2bが手2aから遠ざかるように表示する。これにより、手2aの動きに連動して画像2bが移動しながら手前に吸い寄せられる感覚をユーザーに与えることができる。
また、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した場合には、2次元表示の状態から、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向(前後方向)の距離を視覚的に変化させることにより、画像2bが画面の奥に沈み込むように3次元表示してもよい。
この場合、手2aの3次元位置が横方向に移動したことを検出した場合には、図7(c)に示すように、制御装置104は、手2aの移動方向に画像2bを移動させると共に、画像2bが画面の左端または右端に近づくほど画像2bの沈み込み量を小さくし、画像2bが画面の中央に近づくほど画像2bの沈み込み量を大きくする。すなわち、手2aが3Dモニタ106に近づくほど画像2bが手2aから遠ざかり、手2aが3Dモニタ106から離れるほど画像2bが手2aへ近づくように画像2bを表示する。これにより、手2aの動きに連動して画像2bが移動しながら画面の奥に押し込まれる感覚をユーザーに与えることができる。
以上説明した第3の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)デジタルフォトフレーム100は、ユーザーの手2aを検出する制御装置104と、制御装置104によってユーザーの手2aが検出されたときに、画像2bを3次元表示する制御装置104とを備えるので、画像2bを3次元表示することでユーザーに手2aを検出したことを報知でき、画像2bが見難くならない。
(2)上記(1)のデジタルフォトフレーム100において、ユーザーの手2aの動きを検出する制御装置104をさらに備え、制御装置104は、ユーザーの手2aの動きが検出された場合には、ユーザーの手2aの動きに応じて、ユーザーの手2aと画像2bとの間の前後方向の距離を変化させるように構成したので、ユーザーは手2aを動かすことによって、直感的に画像2bの操作を指示することができる。
(3)上記(2)のデジタルフォトフレーム100において、制御装置104は、ユーザーの手2aの動きに応じて、ユーザーの手2aと画像2bとの間の前後方向の距離を変化させながら画像2bを移動させるように構成したので、手2aの動きに連動して画像2bの操作を行い得ることをユーザーにわかりやすく報知することができる。
(第4の実施の形態)
図面を参照して、本発明による第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、動画像を2次元表示させ、動画像を操作するための操作アイコンを3次元表示させるように構成される。なお、第1の実施の形態と画像表示装置の構成(図1)は同様であるため、説明を省略する。
第4の実施の形態の制御装置104は、図9(a)に示すように、3Dモニタ106に動画像3を2次元表示させるとともに、3次元位置カメラ102による画像の撮影を行う。
そして、制御装置104は、3次元位置検出カメラ102から入力された画像データに基づいて、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した場合には、図9(b)に示すように、3Dモニタ106に操作アイコン4a〜4cを画面から手前に飛び出すように3次元表示させる。たとえば、操作アイコン4aは動画像の巻き戻しに対応するアイコンであり、操作アイコン4bは動画像の停止に対応するアイコンであり、操作アイコン4cは動画像の早送りに対応するアイコンである。これにより、ユーザーには、3Dモニタ106に手2aをかざすと、操作アイコン4a〜4cが手2aに吸い寄せられるような感覚を与えることができる。
その後、制御装置104は、手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、図9(c)に示すように、図9(b)に示した状態から、手2aと操作アイコン4a〜4cとの間の奥行き方向の距離を短くして、操作アイコン4a〜4cの飛び出し量を大きくする。これによって、ユーザーには、手2aを3Dモニタ106に近づけたことにより、さらに操作アイコン4a〜4cが手2aに吸い寄せられてくるような感覚を与えることができる。
またこのとき制御装置104は、手2aの3次元位置に対応する操作アイコン(すなわち手2aの3次元位置と表示位置が最も近い操作アイコン)4aの色を、他の操作アイコン4b、4cと異なる色で表示させることにより、操作アイコン4aを強調表示する。これによって、ユーザーに、操作アイコン4aが操作候補であることを報知することができる。
さらに制御装置104は、図9(d)に示すように、手2aの3次元位置が3Dモニタ106にさらに近づく方向に移動し、手2aと3Dモニタ106との距離が所定値(たとえば5cm)以内になったことを検出した場合には、強調表示していた操作アイコン4aに対応する処理(ここでは動画像3の巻き戻し)を実行する。これにより、ユーザーには、手2aが操作アイコン4aにタッチして操作アイコン4aに対応する処理が実行されたような感覚を与えることができる。
一方、制御装置104は、手2aの3次元位置が3Dモニタ106に遠ざかる方向に移動したことを検出した場合には、手2aと操作アイコン4a〜4cとの間の奥行き方向の距離を長くして、操作アイコン4a〜4cの飛び出し量を小さくする。これによって、ユーザーには、手2aを3Dモニタ106から遠ざけたことにより、操作アイコン4a〜4cが手2aから遠ざかったような感覚を与えることができる。
以上説明した第4の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)デジタルフォトフレーム100は、ユーザーの手2aを検出する制御装置104と、制御装置104によってユーザーの手2aが検出されたときに、操作アイコン4a〜4cを3次元表示する制御装置104とを備えるので、操作アイコン4a〜4cを3次元表示することでユーザーに手2aを検出したことを報知でき、操作アイコン4a〜4cが見難くならない。
(2)上記(1)のデジタルフォトフレーム100において、ユーザーの手2aの動きを検出する制御装置104をさらに備え、制御装置104は、ユーザーの手2aの動きが検出された場合には、ユーザーの手2aの動きに応じて、ユーザーの手2aと操作アイコン4a〜4cとの間の前後方向の距離を変化させるように構成したので、ユーザーは手2aを動かすことによって、直感的に操作アイコン4a〜4cの操作を指示することができる。
(3)上記(2)のデジタルフォトフレーム100において、制御装置104は、ユーザーの手2aが3Dモニタ106に近づく方向へ動き、ユーザーの手2aと3Dモニタ106との距離が所定値以下になったことを検出した場合には、操作アイコン4aに対応付けられた処理を実行するように構成したので、ユーザーは手2aを動かすことによって、直感的に操作アイコン4aに対応付けられた処理の実行を指示することができる。
(第5の実施の形態)
図面を参照して、本発明による第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態では、第1の実施の形態と、画像2bの再生状態の変更処理が異なっているため、相違点を中心に詳しく説明する。なお、画像2bの再生状態の変更処理以外については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
第5の実施の形態の制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した場合には、ユーザーと再生中の画像2bとの間の奥行き方向の距離を視覚的に長くすることにより、図10(a)に示すように、画像2bが奥に沈み込むように3次元表示する。
その後、制御装置104は、手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、図10(b)に示すように、画像2bを徐々に縮小させて表示すると共に、画像2bの周囲に画像2bの前後複数枚の画像(2c〜2j)を縮小して表示する。すなわち、3Dモニタ106には、これらの画像2b〜2jが格子状(たとえば3×3)に並んでサムネイル表示される。なお、サムネイル表示とは、サムネイルと呼ばれる縮小画像を並べて表示することである。また制御装置104は、これらのサムネイル画像2b〜2jを、図10(a)に示した状態から、沈み込み量が大きくなるように3次元表示する。
さらにこのとき制御装置104は、矩形枠であるカーソルCsを、画像2bを囲む位置に表示させる。このカーソルCsは、サムネイル画像を選択するために用いられる。
その後、手2aが上下左右に移動したことを検出した場合には、制御装置104は、手の2aの移動方向に応じてカーソルCsを移動させる。たとえば、図10(b)の状態で手2aが左に移動した場合には、図10(c)に示すように、カーソルCsは画像2bの左隣の画像2iに移動される。
この状態で、手2aが3Dモニタ106から遠ざかる方向に移動したことを検出した場合には、制御装置104は、図10(d)に示すように、検出した時点でカーソルCsが位置していた画像2iのみを拡大して表示する。このとき、制御装置104は、拡大した画像2iを、図10(c)に示した状態から、沈み込み量が小さくなるように3次元表示する。
その後、手2aが再び3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、制御装置104は、図10(e)に示すように、再生していた画像2iを徐々に縮小して表示すると共に、画像2iの周囲に画像2iの前後複数枚の画像(2b、2f〜2h、2j〜2m)を縮小表示する。また制御装置104は、これらのサムネイル画像(2b、2f〜2m)を、図10(d)に示した状態から、沈み込み量を大きくするように3次元表示する。
さらにこの状態で、手2aの横方向の移動量が所定閾値以上であることにより、手2aが横に大きく移動したことを検出した場合には、制御装置104は、サムネイル表示している9枚の画像(2b、2f〜2m)を、手2aの移動方向にまとめてスライドさせると共に、さらに前または後ろの9枚の画像もスライドさせて表示する。制御装置104は、このとき新たに表示する画像も奥に沈み込むように3次元表示する。なお、制御装置104は、手2aの横方向の移動量が所定閾値未満である場合には、上述したように、手2aの移動に応じてカーソルCsを移動させる。
また、図10(d)に示した状態で、手2aが3Dモニタ106からさらに遠ざかる方向に移動したことを検出した場合には、制御装置104は、画像2iを2次元表示に戻す。
このように制御装置104は、手2aが3Dモニタ106に近づくと、サムネイル表示に切り替える。これにより、ユーザーは、画像を奥に押し込むような手2aの動きによって、サムネイル表示を直感的に指示することができる。
そして、制御装置104は、サムネイル表示の状態において、手2aが上下左右に移動されるとカーソルCsを移動させ、手2aが横に大きく移動されるとサムネイル画像をスライドして切り替える。これにより、ユーザーは、手2aの振りによって、カーソルCsの移動やサムネイル画像の切替えを直感的に指示することができる。
また、制御装置104は、サムネイル表示の状態において、手2aが3Dモニタ106から遠ざかると、カーソルCsによって選択された画像を拡大表示する。これにより、ユーザーは、画像を手前に吸い寄せるような手2aの動きによって、画像の拡大を直感的に指示することができる。
以上説明した第5の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)デジタルフォトフレーム100は、ユーザーの手2aを検出する制御装置104と、制御装置104によってユーザーの手2aが検出されたときに、画像2bを3次元表示する制御装置104とを備えるので、画像2bを3次元表示することでユーザーに手2aを検出したことを報知でき、画像2bが見難くならない。
(2)上記(1)のデジタルフォトフレーム100において、ユーザーの手2aの動きを検出する制御装置104をさらに備え、制御装置104は、ユーザーの手2aの動きが検出された場合には、ユーザーの手2aの動きに応じて、ユーザーの手2aと画像2bとの間の前後方向の距離を変化させるように構成したので、ユーザーは手2aを動かすことによって、直感的に画像2bの操作を指示することができる。
(3)上記(2)のデジタルフォトフレーム100において、制御装置104は、3Dモニタ106に近づく方向へのユーザーの手2aの動きが検出された場合には、画像2bを含む複数枚の画像2b〜2jを縮小して3次元表示するように構成したので、ユーザーは手2aを動かすことによって、直感的に画像2bの縮小表示を指示することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、デジタルフォトフレーム100は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリで構成される記憶媒体105を備え、該記憶媒体105に再生対象の画像データを記録する例について説明した。しかしながら、記憶媒体105の代わりにメモリカードスロットを設け、該メモリカードスロットに記録されている画像データを再生対象とするようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、図4や図5に示したように、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づいたか遠ざかったかによって画像2bの飛出し量や沈み込み量を変化させる例について説明した。しかしながら、制御装置104は、ユーザーが手2aをかざしている時間の長さに応じて、画像2bの飛出し量や沈み込み量を変化させるようにしてもよい。例えば、図4に示す例では、制御装置104は、ユーザーの手2aの検出を開始してからの経過時間が長くなるほど、徐々に再生中の画像2bの飛出し量を大きくするようにしてもよい。これによって、ユーザーには、手を3Dモニタ106に長くかざすほど、画像が手に吸い寄せられてくるような感覚を与えることができる。あるいは、図5に示す例では、制御装置104は、ユーザーの手2aの検出を開始してからの経過時間が長くなるほど、徐々に再生中の画像2bの沈み込み量を大きくするようにしてもよい。これによって、ユーザーには、手を3Dモニタ106に長くかざすほど、画像が奥に押し込まれていくような感覚を与えることができる。
(3)上述した実施の形態では、ステップS30において、制御装置104が図4(b)に示すように3次元表示に切り替えるか、図5(b)に示すように3次元表示に切り替えるかは、ユーザーによってあらかじめ選択され、設定されている例について説明した。しかしながら、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した段階では、画像2bを2次元表示したままとし、その後、ユーザーの手2aが3Dモニタ106から遠ざかったことを検出した場合には、図4(b)に示したように画像2bが飛び出すように3次元表示させ、ユーザーの手2aが3Dモニタ106に近づいたことを検出した場合には、図5(b)に示したように画像2bが沈み込むように3次元表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザーには、3Dモニタ106から手を遠ざけると、それにともなって画像2bが手に吸い寄せられるような感覚を与えることができる。また、その一方で、3Dモニタ106に手を近づけると、それにともなって画像2bが奥に押し込まれるような感覚を与えることができる。
あるいは、制御装置104は、再生中の画像2bに応じて図4(b)に示す3次元表示方法と図5(b)に示す3次元表示方法とを切り替えるようにしてもよい。例えば、再生中の画像2bが風景画である場合には、ユーザーの手2aの3次元位置を検出したときに図5(b)に示す3次元表示に切り替え、再生中の画像2bが風景画以外の場合には、ユーザーの手2aの3次元位置を検出したときに図4(b)に示す3次元表示に切り替えるようにしてもよい。これによって、風景画のように、ユーザー2aから遠くにある景色を再生する場合には、ユーザーに画像2bが奥に沈み込んで遠くに表示されているような感覚を与えることができる。
(4)上述した実施の形態では、3次元位置検出カメラ102によって取得された画像内からユーザーの手2aの3次元位置が1つだけ検出される例について説明した。しかしながら、手が複数ある場合には、複数の手の3次元位置が検出されることも考えられる。その場合には、制御装置104は、選択した1つの手に注目して上記処理を行えばよい。例えば、制御装置104は、画像の中心に最も近い位置に存在する手に注目してもよいし、画像内で一番大きく写っている手に注目するようにしてもよい。あるいは、制御装置104は、時間的に最も早く検出した手に注目するようにしてもよい。
(5)上述した実施の形態では、3次元位置検出カメラ102は、図2に示すように、デジタルフォトフレーム100の前面に配置され、デジタルフォトフレーム100に対面するユーザーを撮影する例について説明した。この場合、3次元位置検出カメラ102に対してユーザーがどの位置に立つかは不明であるため、ユーザーの立つ位置によっては、ユーザーの手2aが3次元位置検出カメラ102の画角内に収まらない可能性がある。よって、これを避けるために、3次元位置検出カメラ102を首振り可能な構成として、3次元位置検出カメラ102は、撮影範囲を変更しながらユーザーの手2aが検出できるカメラの向きを探すようにしてもよい。あるいは、ユーザーの手2aが3次元位置検出カメラ102の画角内に収まっていないことをユーザーに報知して、ユーザーに移動を促すようにしてもよい。ユーザーへの報知は、例えば不図示のスピーカーから音を出力して行ってもよいし、3Dモニタ106上にメッセージを表示するようにしてもよい。この場合、ユーザーの手2aの3次元位置が検出可能になった時点で、再度音やメッセージを出力したり、画像2bに枠を付けて強調表示したりして、ユーザーに手2aの3次元位置が検出可能になったことを報知してもよい。
(6)上述した実施の形態では、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出したときに、画像2bを3次元表示する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、ユーザーの手2a以外の対象物の3次元位置を検出したときに、画像2bを3次元表示するようにしてもよい。例えば、ユーザーが指示棒を3Dモニタ106にかざす場合には、制御装置104は、指示棒を対象物として検出したときに、画像2bを3次元表示するようにしてもよい。
(7)上述した実施の形態では、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106に対して垂直方向に移動したことを検出したとき、すなわち手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づいたか遠ざかったことを検出したときに、画像2bの飛出し量または沈み込み量を変化させる例について説明した。しかしながら、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置が3Dモニタ106に対して水平方向、すなわち横方向に移動したことを検出した場合に、ユーザーの手2aの動きに従って再生中の画像2bを左右に動かすようにしてもよい。これによって、ユーザーは、手の振りによって直感的に画像2bを動かすように指示することができる。あるいは、制御装置104は、ユーザーの手2aの横方向の移動に伴って、再生中の画像2bを拡大、縮小したり、再生中の画像を切り替えたりするようにしてもよい。
(8)上述した実施の形態では、制御装置104は、画像2bの再生開始時は2次元表示することとし、ユーザーの手2aを検出したタイミングで3次元表示に切り替える例にすいて説明した。しかしながら、制御装置104は、再生対象の画像2bが3次元画像である場合には、再生開始時から3次元表示するようにしてもよい。また、制御装置104は、再生対象の画像2bが2次元画像であっても再生開始時から3次元表示するようにしてもよい。
(9)上述した実施の形態では、カメラとして3次元位置検出カメラ102を用いる例について説明した。しかしながら、被写体の3次元位置を検出することができない通常のカメラを用いてもよい。この場合、図3のステップS20では、制御装置104は、カメラで撮影した画像内からユーザーの手2aを検出した場合に肯定判断すればよい。また、ステップS40では、制御装置104は、カメラから時系列で入力される画像データ間での画像内における手2aの位置や大きさの変化を監視することにより、ユーザーの手2aの動きを検出するようにすればよい。
(10)上述した実施の形態では、画像表示装置としてデジタルフォトフレームを用いる例について説明した。しかしながら、3次元位置検出カメラと3Dモニタとを備え、画像再生機能を有する他の機器、例えばデジタルカメラや携帯電話にも本発明は適用可能である。また、テレビや画像を投影するプロジェクタ装置にも本発明は適用可能である。
(11)上述した第2の実施の形態では、画像2bを徐々に球状に変化させる例について説明した。しかしながら、上述した球状に限ることはなく、画像2bを凸面または凹面の奥行き感を表現できる形状に変化させればよい。たとえば、多角形や円筒状などに変化させるようにしてもよい。
(12)上述した第4の実施の形態では、動画像を操作するための操作アイコン4a〜4cを3次元表示させる例について説明した。しかしながら、以下に述べるような画像を3次元表示させてもよい。
たとえば、変形例12の制御装置104は、電源がオンされると、図11(a)に示すように、3Dモニタ106に、アプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)の起動を指示するためのアイコン(以下、アプリアイコンと呼ぶ)a1〜a9を格子状に並べて2次元表示させる。たとえば、アプリアイコンa7は静止画像を再生するアプリに対応し、アプリアイコンa8は動画像を再生するアプリに対応する。
そして、制御装置104は、ユーザーの手2aの3次元位置を検出した場合には、図11(b)に示すように、3Dモニタ106に、アプリアイコンa1〜a9を飛び出すように3次元表示させる。
その後、制御装置104は、手2aの3次元位置が3Dモニタ106に近づく方向に移動したことを検出した場合には、図11(c)に示すように、図11(b)に示した状態から、手2aとアプリアイコンa1〜a9との間の奥行き方向の距離を短くして、アプリアイコンa1〜a9の飛び出し量を大きくする。
またこのとき制御装置104は、手2aの3次元位置に対応するアプリアイコンa7の色を、他のアプリアイコンa1〜a6、a8、a9と異なる色で表示させることにより、アプリアイコンa7を強調表示する。これによって、ユーザーに、アプリアイコンa7が操作候補であることを報知することができる。
さらに制御装置104は、図11(d)に示すように、手2aの3次元位置が3Dモニタ106にさらに近づく方向に移動し、手2aと3Dモニタ106との距離が所定値(たとえば5cm)以内になったことを検出した場合には、強調表示していたアプリアイコンa7に対応するアプリ(ここでは、静止画像の再生アプリ)を起動する。
(13)上述した第4の実施の形態では、手2aの3次元位置に対応する操作アイコン4aの色を異なる色で表示させることで強調表示する例について説明した。しかしながら、強調表示の方法はこれに限らなくてもよく、たとえば、操作アイコン4aを枠で囲んだり、他の操作アイコンよりも大きくしたり、輝度を高めたり、飛び出し量を大きくしたりすることによって強調表示するようにしてもよい。
(14)なお、上記の各実施の形態では、手の動きにより操作を行ったが、手の動きに加えて、指の動きにより操作を行うようにしてもよい。例えば、指を握った状態から指を広げた状態への変化を検出した場合は、表示している画像を拡大し、逆に、指を広げた状態から指を握った状態への変化を検出した場合は、表示している画像を縮小させる。また、指を立てる本数により、操作を行う例として、指を1本立てたら、動画を通常の速度で再生し、指を2本立てたら、動画を2倍の速度で再生し、指を3本立てたら、動画を4倍の速度で再生するようにする。これにより、操作のバリエーションを増やすことができる。
また、上記の各実施の形態では、手の動きにより操作を行ったが、手の代わりに、頭の動きにより、手の動きと同様の操作を行っても良い。これにより、パソコンを操作する際に、キーボードや、マウスを操作するために、手の動きによる操作ができない場合でも、頭の動きにより操作を行うことができる。
なお、上記の各実施の形態では、手の動きにより操作を行ったが、手に持っている物体(ペン等)の動きにより操作を行うようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態どうしを組み合わせてもよいし、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 デジタルフォトフレーム、101 操作部材、102 3次元位置検出カメラ、103 接続IF、104 制御装置、105 記憶媒体、106 3Dモニタ

Claims (14)

  1. 人物のまたは前記人物の手に持っている物体を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記人物の手または前記人物の手に持っている物体が検出されたときに、画像を3次元表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記人物の手または前記人物の手に持っている物体の動きを検出する動き検出手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記動き検出手段によって前記人物の手または前記人物の手に持っている物体の動きが検出された場合には、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体の動きに応じて、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離を変化させることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離が視覚的に常に一定になるように変化させることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離を視覚的に短くすることにより、前記画像が手前に飛び出すように3次元表示することを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記画像を視覚的に前記人物の手または前記人物の手に持っている物体に近い位置まで飛び出させることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離を視覚的に長くすることにより、前記画像が奥に沈み込むように3
    次元表示することを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離を視覚的に短くすることにより、前記画像が手前に飛び出すように3次元表示する第1の方法と、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離を視覚的に長くすることにより、前記画像が奥に沈み込むように3次元表示する第2の方法とを、前記人物によってあらかじめ設定された設定操作または再生中の画像が風景画かそれ以外かによって、切り替えることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項7に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記画像に応じて、または前記人物の手または前記人物の手に持っている物体の移動方向に応じて、前記第1の方法と前記第2の方法とを切り替えることを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記検出手段によって前記人物の手または前記人物の手に持っている物体が検出されたときに、前記画像の形状を変化させると共に前記形状に応じた奥行きを視覚的に与えるように3次元表示することを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体の動きに応じて、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と前記画像との間の前後方向の距離を変化させながら前記画像を移動させることを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記人物の手または前記人物の手に持っている物体が表示部に近づく方向へ動き、前記人物の手または前記人物の手に持っている物体と表示部との距離が所定値以下になったことが前記動き検出手段によって検出された場合には、前記画像に対応付けられた処理を実行する処理実行部をさらに備えることを特徴とする画像表示装置。
  12. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記動き検出手段によって表示部に近づく方向への前記人物の手または前記人物の手に持っている物体の動きが検出された場合には、前記画像を含む複数枚の画像を縮小して3次元表示することを特徴とする画像表示装置。
  13. 請求項11に記載の画像表示装置において、
    前記画像は動画像を操作するための操作アイコンであることを特徴とする画像表示装置。
  14. 請求項11に記載の画像表示装置において、
    前記画像はアプリケーションプログラムの起動を指示するためのアイコンであることを特徴とする画像表示装置。
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