JP5355465B2 - マーケティングシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マーケティングのためのコンピュータ技術に関する。
国勢調査等から得られる居住エリアの情報と、企業等の機関が保有する顧客情報とを用いて、マーケティング対象者(顧客)の居住エリアを分類する技術が知られている(例えば特許文献1)。居住エリアは、例えば町丁目単位で区分され、エリア属性が類似する複数のエリアをグループ化し、当該グループごとに「クラスタ」と呼ばれる分類名が付与される。すなわち、「クラスタ」とは、居住エリアの属性(例えば、消費者としてどのような特徴があるのか、その集団としての代表的特性)のカテゴリである。
特開2002−140490号公報
居住エリアとクラスタIDとの関係を表す情報(以下、個別クラスタ情報)は、機関毎に独自に生成され個別に管理されている。どの居住エリアにどのクラスタIDが割り当てられるかは、機関(又は商品等の用途)によって異なる。つまり、機関(又は用途)によって、同一の居住エリアに割り当てられるクラスタIDが異なる。
各機関にとって、居住エリアとクラスタIDとの関係が機関毎に異なり個別に管理されていることは当然である。従って、複数の機関の個別クラスタ情報をマーケティングのために統合的に利用するという発想は全く無い。仮に、そのような発想をしている機関があるとしても、具体的にどのように利用するかは全く考えられていない。
そこで、本発明の目的は、複数の機関の個別クラスタ情報を統合的に利用したマーケティング技術を提供することにある。
マーケティングを支援するためのサーバが設けられる。複数の機関がそれぞれ個別に管理している複数の個別クラスタ情報が、ユーザの識別情報と、ユーザの居住エリアを表す情報と、用途を表す情報と、ユーザの居住エリアに割り当てられたクラスタIDとの関係を表す。サーバが、複数の個別クラスタ情報を基に、居住エリアと機関及び/又は用途とクラスタIDとの関係を集約した情報である集約結果情報を生成する。その後、サーバは、ユーザの居住エリアを表す居住エリア情報を、ユーザが使用する情報処理端末であるユーザ端末から受ける。サーバは、その居住エリア情報に対応したクラスタIDを集約結果情報から特定し、特定されたクラスタIDと、そのクラスタIDに対応した機関及び/又は用途を表す情報との情報セットを、ユーザ端末に送信する。各機関および、ユーザの情報を管理していないその他の企業などの機関は、ユーザ端末に記憶されている1以上の情報セットを基に、広告を提供する。
これにより、ユーザ情報を独自に管理している機関のみならず、ユーザの情報を管理していない機関も含んだ種々の機関は、効率的且つ効果的にマーケティングを行える。
また、ユーザ端末から入力される情報は、ユーザの居住エリアを表す情報であれば良く、ユーザの氏名や詳細な住所等の個人情報である必要はない。このため、ユーザにとっては、個人情報を一切入力しなくても、そのユーザに合った広告を受け取ることが期待できる。
本発明の一実施形態に係るマーケティングシステムの構成を示す。 個別DB101の構成を示す。 サーバ103の集約部111の処理の流れを示す。 中間情報401の構成を示す。 集約結果情報501の構成を示す。 ユーザ端末105とサーバ103の送信部115との間の処理の流れを示す。 クラスタ情報セット群701の構成を示す。 ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第1の利用例を示す。 ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第2の利用例を示す。 ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第3の利用例を示す。 ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第4の利用例を示す。
本発明の一実施形態によれば、複数の機関が個別に管理する複数の個別クラスタ情報を統合的に利用したマーケティングが実現される。具体的には、マーケティングを支援するためのサーバが設けられ、そのサーバが、複数の個別クラスタ情報が有する多数のクラスタIDを居住エリア毎に集約する。ユーザ端末が、ユーザの居住エリアを表す居住エリア情報をサーバに入力すれば、サーバが、その居住エリアについて集約されたクラスタIDと、機関及び/又は用途を表す情報とのセットをユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、受信したセットを記憶する。機関の店舗等で、そのユーザ端末が記憶している、クラスタIDと機関及び/又は用途との関係が特定され、特定された関係を基に、ユーザに広告が提供される。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明において、「ID」とは、識別子のことであり、番号、アルファベット、その他の符号又はそれらのうちの2種類以上の組合せで表すことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るマーケティングシステムの構成を示す。
複数の個別DB(データベース)101、101、…と、マーケティング支援サーバ(以下、サーバ)103と、複数のユーザ端末105と、クラスタ活用サーバ107とがある。クラスタ活用サーバ107は、ユーザ端末105が取得したクラスタ情報セット群701に基づいてユーザ端末105への広告配信等を行う装置であり、後述する活用例における店舗システムのサーバ、表示制御サーバ、WEBサーバ、キャリアサーバである。
複数の個別DB101、101、…は、複数の機関がそれぞれ個別に管理するデータベースである。個別DB101としては、A社、B社、C社といった企業が管理するデータベースもあれば、国勢調査の結果に基づくデータベースもある。個別DB101は、そのDB101を管理する機関によるクラスタリング結果を表す情報、すなわち、顧客の居住エリアとその機関の所有する固有のユーザの消費行動結果に基づいて割り当てられる、その居住エリアに割り当てられたクラスタIDとの関係を表す情報である。複数の個別DB101、101、…は、異なる記憶装置に存在するが、個別に管理されてさえいれば、同一の記憶装置に存在しても良い。
サーバ103は、1以上の計算機で構成されたコンピュータシステムであり、プロセッサ及び記憶資源(例えばメモリ或いはハードディスクドライブ)等のハードウェア資源を有する。そのハードウェア資源を基に、集約部111、記憶部113及び送信部115が実現される。集約部111及び送信部115は、プロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより実現される機能である。記憶部113は、サーバ103内の記憶資源である(サーバ103に接続された外部の記憶装置であっても良い)。
集約部111は、複数の個別DB101が有するクラスタIDを居住エリア別に集約し、その集約結果を表す情報(集約結果情報)を、記憶部113に格納する。
送信部115は、記憶部113内の集約結果情報から、ユーザの居住エリアに対応したクラスタIDを特定し、そのユーザのユーザ端末105に、特定されたクラスタIDと、そのクラスタIDに対応した機関及び/又は用途を表す情報との情報セット(以下、クラスタ情報セット)を送信する。
ユーザ端末105は、ユーザが使用する情報処理端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話機等である。ユーザ端末105は、一般に、プロセッサ及び記憶資源を有する。ユーザ端末105は、サーバ103からクラスタ情報セットを受信し、受信したクラスタ情報セットを記憶資源に格納する。
以下、本実施形態をより詳細に説明する。
図2は、個別DB101の構成を示す。
個別DB101は、例えば、ユーザ毎に、下記の情報を有する。
(*)ユーザの識別情報であるユーザID。
(*)ユーザの居住エリアを表す情報である居住エリア情報。居住エリア情報は、例えば、町丁目までの情報であり、ユーザの住所の詳細を表す情報ではない。
(*)用途の識別情報を表す用途ID。用途は、例えば、商品又はその種類、或いは、サービス又はその種類である。
(*)クラスタの識別情報であるクラスタID。
個別DB101は、必ずしも用途IDを有していなくても良いが、図2に示すように、複数の用途IDを有していることが好ましい。
図2の例によれば、居住エリア「AA県・・・1丁目」に対して、用途「商品11」(例えば電化製品)についてはクラスタID「A06」が割り当てられており、用途「商品25」(例えば日用品)についてはクラスタID「C12」が割り当てられていることがわかる。
図3は、サーバ103の集約部111の処理の流れを示す。
集約部111は、全ての個別クラスタDB101から情報を収集する(S301)。
次に、集約部111は、収集した情報を基に中間情報(図4参照)401をメモリ上に作成する(S302)。中間情報401は、集約結果情報の作成のために一時的に作成される情報であり、例えば、図4に示すように、機関毎のクラスタIDの集約結果を表す。このS302で、具体的には、例えば、集約部111は、各個別DB101について、下記の処理を行う(なお、集約部111は、このS302を行うことなく後のS303を行っても良い)。下記の処理を全ての個別DB101について行うことで、中間情報401が完成する。
(*)集約部111は、情報の収集元の個別DB101を管理する機関を特定する。
(*)集約部111は、特定された機関の識別子である機関IDと、その機関の個別DB101が有する用途IDと、その個別DB101が有する居住エリア情報とのセットを、中間情報401(図4参照)に登録する。
(*)集約部111は、登録した各セットを居住エリア情報ごとに集約して同一の居住エリア情報について当該居住エリア情報に集めた1以上のクラスタIDを当該居住エリア情報と紐付けて中間情報401に登録する。
最後に、集約部111は、中間情報401を基に、居住エリア毎のクラスタIDの集約結果を表す集約結果情報(図5参照)501をメモリ上に作成し記憶部113に格納する(S303)。集約結果情報501は、図5に示す通り、居住エリア情報毎に、機関ID、用途ID及びクラスタIDを有する。
図6は、ユーザ端末105とのサーバ103の送信部115との間の処理の流れを示す。
ユーザ端末105が、そのユーザ端末105を有するユーザの居住エリア情報をサーバ103に入力する(S601)。送信部115は、その居住エリア情報を受け、メモリに記憶する(S602)。ユーザの居住エリア情報は、例えば、サーバ103が提供するWEBページを介してユーザから手動で入力されても良いし、ユーザ端末(例えば携帯電話機)101が記憶するユーザプロフィール情報から取得されても良い。つまり、ユーザの居住エリア情報は、手動で入力されても良いし自動で取得されても良い。また、サーバ103が事前に用意した一覧表からチェックボックスにチェックマークを記入する方法で入手してもよい。ここでの住居エリアは、丁目までの情報でよい。
送信部115は、ユーザの居住エリア情報を取得した場合、ユーザ所望の機関及び/又は用途を選択することをユーザに要求する(S603)。具体的には、例えば、送信部115は、ユーザ所望の機関及び/又は用途の選択肢(例えばチェックボックス)を含んだWEBページをユーザ端末105に送信する。
ユーザが、所望の機関及び/又は用途を選択する。具体的には、例えば、ユーザは、サーバ103から提供されユーザ端末105に表示されたWEBページから、所望の機関及び/又は用途の選択肢を選択し(例えばチェックボックスにチェックマークを記入し)、所定の操作を行う(例えばWEBページ上の実行ボタンをクリックする)。それに応答して、ユーザ端末105が、ユーザから選択された1以上の機関及び/又は用途のIDをサーバ103に送信する(S604)。
送信部115は、ユーザ所望の1以上の機関及び/又は用途のIDをユーザ端末105から受信しメモリに記憶する(S605)。
送信部115は、S602で受けた居住エリア情報を基に、S605で受けた各機関及び/又は用途のIDについて、対応するクラスタIDを、記憶部113内の集約結果情報501から特定する。送信部115は、機関及び/又は用途のIDとそれに対応する特定されたクラスタIDとの1以上の情報セット(クラスタ情報セット)を、ユーザ端末105に送信する(S606)。
ユーザ端末105は、1以上のクラスタ情報セットをサーバ103から受信する。ユーザ端末105は、受信した1以上のクラスタ情報セットの集合であるクラスタ情報セット群(図7参照)701を、ユーザ端末105内の記憶資源に記憶する(S607)。その結果、ユーザ端末105に、そのユーザ端末105のユーザの居住エリアに割り当てられたクラスタIDであって、ユーザ所望の機関及び/又は用途に対応したクラスタIDが集約されたことになる。ユーザ所望の機関および/又は用途に対応したクラスタIDの他に、いずれの機関および/又は用途とは無関係な国勢調査の結果を用いたクラスタIDも、クラスタ情報セットの一部として追加して記憶してもよい。
ユーザ端末105に集約された、各機関及び/又は用途に対応したクラスタIDは、ユーザの属性(例えば嗜好)だけを基に割り当てられたIDではないが、そのユーザが居住するエリアの属性(例えば、消費者としてどのような特徴があるのか、その集団としての代表的特性)のカテゴリのIDであることから、ユーザの属性も反映されている。このため、ユーザ端末105のユーザに対し、そのユーザ端末105内のクラスタIDに対応した広告を提供することが、機関にとっては効率的且つ効果的なマーケティングであるし、ユーザにとっては有用な情報を取得する機会となる。ここでの「機関」とは、クラスタ情報セット群の機関IDと同一の企業であってもよいし、ユーザ情報を管理していない企業や、ユーザ情報を管理しているがクラスタ情報セット群に取りこまれなかった企業などの機関であってもよい。
ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701は、様々に利用可能である。以下、そのうちの4つの利用例を例に採り説明する。
図8は、ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第1の利用例を示す。
店舗システム801がある。店舗システム801は、機関の店舗のコンピュータシステムであって、例えば、サーバと、店舗内のレジスタに接続された非接触式のICリーダ/ライタとを含む。ICリーダ/ライタは、店舗の入口に設置されていても良い。
第1の利用例では、例えば以下の処理が行われる。
(*)ユーザが、入店した際、或いは、決済する際に、ICリーダ/ライタにユーザ端末105をかざす。これにより、ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701が有する情報が、ICリーダ/ライタに取得される。取得された情報が、サーバに送信される。
(*)店舗システム801内の機関サーバは、クラスタ情報セット群701が有する情報を受信したら直ぐに、その情報に、店舗に対応した機関及び/又は用途のIDを含んだクラスタ情報セット(以下、図8の説明において「対象セット」と言う)があるか否かを判断する。ここで、「店舗に対応した機関」は、その店舗を有する機関である。「店舗に対応した用途」は、その店舗が販売している商品又はその種類(或いは、サービス又はその種類)である。
(*)その判断の結果が肯定的の場合、機関サーバは、対象セット内のクラスタIDに対応した広告の電子メールを、その対象セットを記憶しているユーザ端末105に送信する。電子メールの宛先アドレスは、例えば、その店舗を有する機関が管理している個別DB101から特定可能である。
この第1の利用例によれば、ユーザは、ユーザ端末101をICリーダ/ライタにかざしてから直ぐに(例えば、数分以内に)、そのユーザ端末101内のクラスタIDに対応した広告を受ける。このため、ユーザは、その広告を店舗にいる間に受け取る可能性が高い。それ故、機関にとっては、店舗にいる個々のユーザにそのユーザに合った異なる商品を広告することが期待でき、ユーザにとっては、店舗にいる間に嗜好に合った商品の広告を受けることが期待できる。
図9は、ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第2の利用例を示す。
店舗表示装置901と、表示制御サーバ903がある。店舗表示装置901は、店舗に設置された、大型の画面を有する表示装置901である。表示制御サーバ903は、デジタルサイネージのサーバであって、店舗表示装置901に表示される情報を制御する。
第2の利用例では、例えば、各時点で(定期的又は非定期的に)、以下の処理が行われる。
(*)表示制御サーバ903が、店舗内の所定の空間(例えば部屋)にいる複数のユーザのユーザ端末105から、クラスタ情報セット群501が有する情報を収集する。
(*)表示制御サーバ903は、収集された情報が有する複数のクラスタIDのうち最も多いクラスタIDを特定する。
(*)表示制御サーバ903が、特定されたクラスタIDに対応した広告映像を店舗表示装置901に表示する。
店舗の所定の空間には多くのユーザが出入りすることになるが、この第2の利用例によれば、各時点で、所定の空間にその時点でいるユーザに応じた広告映像が表示されることになる。
図10は、ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第3の利用例を示す。
WEBサーバ1001がある。WEBサーバ1001は、例えば、オンラインショッピングのためのサーバ、ポータルサイトのサーバ等であり、WEBページ上に広告を載せる。
第3の利用例では、例えば、以下の処理が行われる。
(*)ユーザ端末105が、WEBサーバ1001にアクセスする。
(*)WEBサーバ1001が、アクセス元のユーザ端末105からクラスタ情報セット群701が有する情報を取得する。本利用例では、例えば、ユーザ端末105は、パーソナルコンピュータであって、クラスタ情報セット群701は、クッキーファイルで良い。
(*)WEBサーバ1001が、取得された情報が表す情報セットを基に、或る機関及び/又は用途に対応した広告として、その機関及び/又は用途のIDに対応したクラスタIDに対応する広告を載せたWEBページを、アクセス元のユーザ端末101に提供する。
第3の利用例によれば、ユーザ端末101に提供されるWEBページ上の広告(例えばバナー)は、そのユーザ端末101内のクラスタIDに対応した広告となる。
図11は、ユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701の第4の利用例を示す。
例えば、キャリアサーバ(図示せず)と、動線管理DB(データベース)1111がある。キャリアサーバは、携帯電話機のキャリアが管理するサーバである。動線管理DB1111は、ユーザ端末105の各時点での位置を表すデータベースである。動線管理DB1111は、キャリアサーバ内の記憶装置又はキャリアサーバに接続された外部の記憶装置にある。
第4の実施例では、例えば、各時点で(定期的又は不定期的に)、以下の処理が行われる。
(S1101)キャリアサーバが、ユーザ端末105の現在位置を検出する。
(S1102)キャリアサーバが、そのユーザ端末105からクラスタ情報セット群701が有する情報を取得する。
(S1103)キャリアサーバが、S1101で検出された位置を表す位置情報と、検出された時刻を表す時刻情報と、S1102で取得された情報とを対応付けて動線管理DB(データベース)1111に蓄積する。
これにより、動線管理DB1111には、複数の時点での、ユーザ端末105の位置情報と、そのユーザ端末105内のクラスタ情報セット群701が有する情報とのセットが、蓄積されることになる。従って、動線管理DB1111からは、どのクラスタ情報セット群701を有するユーザ端末105がどの時点でどこにいたかがわかる。動線管理DB1111を利用したマーケティングが可能となる。
以上、本実施形態によれば、複数の機関が個別に管理している複数の個別クラスタDB101を統合的に利用したマーケティングが実現される。具体的には、サーバ103が、複数の個別クラスタDB101が有する情報を集約し、ユーザ端末105からユーザの居住エリア情報を受け、その居住エリア情報について集約されたクラスタIDを、ユーザ端末105に提供する。ユーザには、そのユーザ端末105が有するクラスタIDに対応する広告が提供される。これにより、機関にとっては効率的且つ効果的なマーケティングが行われ、ユーザにとっては自分の属性に合った広告を受ける機会が増える。また、自社でユーザ情報を管理しない機関が広告を提供することができ、潜在的な顧客に向けて広告を発信することもできる。
また、本実施形態によれば、ユーザ端末105にクラスタIDを集約させるためにユーザが入力する情報は、ユーザの氏名や住所の詳細等の個人情報ではなく、居住エリア情報という粗い情報で良い。従って、ユーザは、個人情報を入力しなくても、自分の属性に合った広告を受けることができる。また、ユーザ本人がどの企業のデータをユーザ端末にダウンロードするのかを選択できる。
上述した本発明の実施の形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をその実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
101…個別クラスタDB(データベース) 103…マーケティング支援サーバ 105…ユーザ端末

Claims (6)

  1. 複数の機関がそれぞれ個別に管理している複数の情報であって、ユーザの識別情報と、ユーザの居住エリアを表す情報と、用途を表す情報と、ユーザの居住エリアに割り当てられたクラスタIDとの関係を表す複数の個別クラスタ情報を基に、居住エリアと機関及び/又は用途とクラスタIDとの関係を集約した情報である集約結果情報を記憶手段に格納する集約手段と、
    ユーザの居住エリアを表す居住エリア情報が、ユーザが使用する情報処理端末であるユーザ端末から入力され、入力された居住エリア情報に対応したクラスタIDを前記集約結果情報から特定し、特定されたクラスタIDと、そのクラスタIDに対応した機関及び/又は用途を表す情報との情報セットを、前記ユーザ端末に送信する送信手段と
    を有するマーケティング支援サーバ。
  2. 請求項1記載のサーバであって、
    前記送信手段は、前記ユーザ所望の機関及び/又は用途を前記ユーザ端末から指定され、入力された居住エリア情報と指定された機関及び/又は用途との両方に対応するクラスタIDを前記集約結果情報から特定し、
    前記情報セットは、特定されたクラスタIDと、前記ユーザ端末から指定された機関及び/又は用途を表す情報との情報セットである、
    マーケティング支援サーバ。
  3. ユーザが使用する情報処理端末であるユーザ端末と、
    前記ユーザへのマーケティングを支援するためのマーケティング支援サーバと、
    前記ユーザへマーケティングを行う機関のコンピュータシステムである機関システムと
    を有し、
    (A)前記サーバが、複数の機関がそれぞれ個別に管理している複数の情報であって、ユーザの識別情報と、ユーザの居住エリアを表す情報と、用途を表す情報と、ユーザの居住エリアに割り当てられたクラスタIDとの関係を表す複数の個別クラスタ情報を基に、居住エリアと機関及び/又は用途とクラスタIDとの関係を集約した情報である集約結果情報を作成し、
    (B)前記ユーザ端末が、前記ユーザの居住エリアを表す居住エリア情報を、前記サーバに入力し、
    (C)前記サーバが、入力された居住エリア情報に対応したクラスタIDを前記集約結果情報から特定し、特定されたクラスタIDと、そのクラスタIDに対応した機関及び/又は用途を表す情報との情報セットを、前記ユーザ端末に送信し、
    (D)前記ユーザ端末が、前記情報セットを受信して記憶し、
    (E)前記機関システムが、その機関システムに対応した機関及び/又は用途を表す情報を含んだ情報セットが前記ユーザ端末に記憶されていれば、その情報セット内のクラスタIDに対応した広告を前記ユーザに提供する、
    マーケティングシステム。
  4. 請求項3記載のシステムであって、
    前記(E)において、前記機関システムは、
    (e1)前記機関の店舗にいる前記ユーザの前記ユーザ端末から、前記機関システムに対応した機関及び/又は用途についてのクラスタIDを特定し、
    (e2)前記(e1)を実行したら直ぐに、特定されたクラスタIDに対応した広告を表す情報を、そのクラスタIDを記憶している前記ユーザ端末に送信する、
    マーケティングシステム。
  5. 請求項3記載のシステムであって、
    前記(E)において、前記機関システムは、
    (e1)所定の空間にいる複数のユーザのユーザ端末から、前記機関システムに対応した機関及び/又は用途についてのクラスタIDを特定し、
    (e2)前記(e1)で特定された複数のクラスタIDのうち最も多いクラスタIDに対応した広告を、前記所定の空間に設けられている出力装置から出力する、
    マーケティングシステム。
  6. サーバが、複数の機関がそれぞれ個別に管理している複数の情報であって、ユーザの識別情報と、ユーザの居住エリアを表す情報と、用途を表す情報と、ユーザの居住エリアに割り当てられたクラスタIDとの関係を表す複数の個別クラスタ情報を基に、居住エリアと機関及び/又は用途とクラスタIDとの関係を集約した情報である集約結果情報を作成するステップと、
    前記ユーザが使用する情報処理端末であるユーザ端末が、前記ユーザの居住エリアを表す居住エリア情報を前記サーバに入力するステップと、
    前記サーバが、入力された居住エリア情報に対応したクラスタIDを前記集約結果情報から特定し、特定されたクラスタIDと、そのクラスタIDに対応した機関及び/又は用途を表す情報とのセットを、前記ユーザが使用する情報処理端末であるユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記セットを受信して記憶するステップと、
    前記ユーザへマーケティングを行う機関のコンピュータシステムである機関システムが、その機関システムに対応した機関及び/又は用途を表す情報を含んだ情報セットが前記ユーザ端末に記憶されていれば、その情報セット内のクラスタIDに対応した広告を前記ユーザに提供するステップと
    を有するマーケティング方法。
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