JP5352762B1 - 加温器及び液体発散部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体の対象部位に対して、加熱及び加圧を効率的に行なうことが可能で、長時間にわたって施術しても、施術者の疲労、痛みが抑制されること。
【解決手段】生体を加熱しながら加圧する指圧温灸器1であって、一方側に位置する先端部21Aが球面状に形成されるとともに前記先端部21Aから他方側に円錐状に形成された第1壁部21と、前記第1壁部21と接続され他方側向かい前記他方側に膨出してすぼむ第2壁部22とを有する収容体20と、前記第2壁部22の他方側に接続されて前記他方側に伸びる軸部26を有する支持部25とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、指圧温灸器をはじめとする、収容体に収容された熱源を用いて生体の対象部位を加熱しながら加圧する加温器及びこの加温器とともに用いる液体発散部材に関する。
従来、生体(例えば、人体の幹部等)を指圧、マッサージする際に、収容体の中にもぐさや線香などの燃焼熱源を保持して生体にあてる温灸用具が用いられている。
このような温灸用具として、不用意な消火を抑制するとともに過熱等を防止するために多くの部品を用いて複雑な構造とされた収容体が開示されている(例えば、特許文献1。)。
また、被覆物の先端部に通気穴を設け、被覆物の開口部近傍に把持部を設けることで、熱源の燃焼を容易にしようとする温灸用具が開示されている(特許文献2。)。
また、収容体の先端部を指圧しやすくするために曲面状とするとともに通気穴を持ち、ペンシルのように把握して取り扱うものが開示されている(特許文献3。)。
特開2006−333881号公報 特開2000−93489号公報 特開2007−229409号公報
しかしながら、上記従来の温灸用具は、もぐさや線香などが燃焼して取り換える際には、収容体の分解・組み立てをすることが必要である。また、固定された熱源が燃焼して発熱する場合、熱源の燃焼が進むと発熱部の位置が変化してしまい、充分な熱量が得られなくなるので、充分な熱量が得られなくなった場合に、熱源の位置を調節して発熱部からの熱が充分に伝熱するように調整する必要があった。
また、熱源が燃焼する場合には、先端近位部に燃焼用の空気を供給する空気穴を設けているので、燃焼した熱源から発生する灰等の塵埃が空気穴から出てしまい、シーツや床や洋服を汚すおそれがあった。温灸を行なう治療院は、清潔感がとても大切な要素であるため、このような塵埃の排出は清潔感を損なうというおそれがあった。
そこで、生体の対象部位を効率的に加熱及び加圧することが可能であり、長時間にわたって施術しても、施術者の疲労、痛みが抑制される加温器に対する強い要望がある。また、施術の際に、薬剤や効用のあるエキス等の液体を、施術しながら効率的に対象部位に発散させることが可能な液体発散手段に対する要望もある。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたものであり、
(1)生体の対象部位を、効率的に加熱しながら加圧することが可能で、長時間にわたって施術しても、施術者の疲労、痛みが抑制されること。
(2)燃焼による熱源を用いる場合に、対象部位に安定した熱量を供給することができること。
(3)燃焼による熱源を用いる場合に、熱源を容易に交換できること。
(4)燃焼による熱源を用いる場合に、収容体から生じた塵埃が外部に排出されるのを抑制して衛生面が確保できること。
の少なくとも、いずれかひとつが解決可能な加温器を提供することを目的とするものである。
また、加温器により施術する際に、
(5)薬剤や効用のあるエキス等の液体を、対象部位に効率的に発散させること
ができる液体発散部材を提供すること。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、収容体に収容した熱源を用いて、生体を加熱しながら加圧する加温器であって、一方側に位置する先端部が球面状に形成されるとともに前記先端部から他方側に円錐状に形成された第1壁部前記第1壁部と接続され他方側向かい前記他方側に膨出してすぼむ第2壁部とを有するとともにガラスにより形成され内部が観察可能とされた収容体と、前記第2壁部の他方側に接続されて前記他方側に伸びる軸部を有する支持部とを備え、前記収容体の内部には、前記先端部側において燃焼することにより発熱するスティック状燃料を支えるとともに、切欠から前記スティック状燃料の燃焼部に空気を流入させ上部に流通可能とする筒状の燃料支持部材が配置されていることを特徴とする。
この発明に係る加温器によれば、収容体の先端部が球面状に形成されていて、先端部から他方側に円錐状に形成された第1壁部を有しているので、収容体の先端部を生体の対象部位に接触させて収容体内の熱源の熱を対象部位に伝えて加熱しながら対象部位を加圧することで、効果的な加温、マッサージをすることができる。
また、収容体の内部に、先端部側が燃焼して発熱するスティック状燃料(例えば、線香等)を収容部の先端側に収容する場合に、スティック状燃料を支えるとともにスティック状燃料の燃焼部に空気を流通させる燃料支持部材が配置されているので、スティック状燃料の燃焼部が第1壁部の所定部位で支持されるとともに安定して燃焼するので、指圧温灸に適した熱量を得やすく、生体を安定して加温することができる。
また、第2壁部が他方側に膨出してすぼみ、第2壁部の他方側に接続された軸部を有する支持部が形成されているので、例えば、支持部を指と指の間に挟んで手のひら(例えば、手のひら及び指の腹)により第2壁部を容易かつ安定して把持することができるので、先端部により対象部位を加圧する際に、容易かつ効率的に押圧することができ、押圧に際しての押圧方向が手首の屈曲方向と対応していて、手首に無理な屈曲を与えることが抑制されるので、手首及び腕等の疲労が抑制されて長時間使用した場合でも疲れにくく、手首等を傷めるおそれが軽減される。
また、先端部に円を描きながら移動させる際に、接触位置及び向きを適度に変えながら加熱及び加圧することができるので、局所的な過熱を抑制して効果的な指圧、マッサージを行うことができ、手首や腕部に無理な姿勢をさせる必要がないので、手首及び腕等の疲労が抑制され、手首等を傷めるおそれが軽減される。
また、先端部を支点として他端側を公転するように周回する、いわゆるすりこぎ運動をする際にも、接触位置及び向きを適度に変えながら加熱及び加圧することができるので、局所的な過熱を抑制して効果的な指圧、マッサージを行うことができ、手首や腕部に無理な姿勢をさせる必要がないので、手首及び腕等の疲労が抑制され、手首等を傷めるおそれが軽減される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の加温器であって、前記収容体は、前記第1壁部と、前記第2壁部が、互いの外縁において接続されていることを特徴とする。
この発明に係る加温器によれば、第1壁部と第2壁部とが互いの外縁において接続されているので、収容体の形状が簡単となり、熱源の収容性、収容体の把持、収容体の清掃、及び収容体の製造を効率的に行なうことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の加温器であって、前記支持部は、前記軸部の他方側において外周に拡がる支持壁部を有していることを特徴とする。
この発明に係る加温器によれば、支持部が、軸部の他方側で外周に拡がる支持壁部を有しているので、加温器を安定して把持しやすく、押圧力を容易に調整することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加温器であって、前記支持部は、前記他方側に前記軸部を通じて収容体の内部に通じる開口部が形成されていることを特徴とする。
この発明に係る加温器によれば、支持部は、他方側に軸部を通じて収容体の内部に通じる開口部が形成されているので、例えば、燃焼により消耗する熱源を用いる場合であっても、熱源を容易に収容、交換することができる。また、先端部から開口部までの距離を大きく設定しやすいことから、例えば、熱源が燃焼により塵埃等を生じる場合であっても、塵埃等が生体に飛散するのを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の加温器に装着して、保持する液体を加温、発散させる液体発散部材であって、シート状に形成され前記液体を保持する液体保持部と、前記液体保持部の複数の接続部位に接続される紐状体と、を備え、前記液体保持部は前記先端部に、前記紐状体は前記第2壁部に装着可能に構成されていることを特徴とする。
この発明に係る液体発散部材によれば、例えば、薬剤やびわエキス等の薬効成分等の液体を液体保持部に吸収させて、紐状体によって、液体保持部を収容体の先端部に、紐状体を収容体の第2壁部に装着することで、加温器の先端部に保持させた液体を、熱源の熱により効率的に加温し、発散することができる。また、液体保持部がシート状に形成されているので、先端部に容易に装着され、液体が均一に加温されて、長時間にわたって均一に加熱、発散される。
また、第2壁部に紐状体により装着されるので、収容体に容易に着脱することができる。
この発明に係る加温器によれば、効果的な指圧、マッサージを行うことができる。
また、液体発散部材によれば、液体保持部に液体を保持させることにより、加温器により対象部位を加熱及び加圧しながら、液体を効率的に発散させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る指圧温灸器の正面図である 第1の実施形態に係る指圧温灸器の縦断面図である 第1の実施形態に係る指圧温灸器に線香支持部材を収容し、線香支持部材により線香を支持した状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係る指圧温灸器に液体発散部材を装着した状態を示す図である。 第1の実施形態に係る指圧温灸器の使用状態を説明する図であり、指圧温灸器を把持し、押圧して患部を加圧、マッサージしている状態を示す図である。 第1の実施形態に係る指圧温灸器の使用状態を説明する図であり、指圧温灸器を把持して、押圧ながら円を描くように患部を加圧、マッサージしている状態を示す図である。 第1の実施形態に係る指圧温灸器の使用状態を説明する図であり、指圧温灸器を把持して、押圧ながらすりこぎ運動をして患部を加圧、マッサージしている状態を示す図である。 本発明に係る指圧温灸器の第1変形例を示す縦断面図である。 本発明に係る指圧温灸器の第2変形例を示す縦断面図である。
以下、図1から図7を参照し、この発明の第1の実施形態について説明する。
図1〜図2は、第1の実施形態に係る指圧温灸器(加温器)を示す図であり、符号1は指圧温灸器を、符号20は収容体を、符号30は線香支持部材(燃料支持部材)を示している。また、この実施形態において、熱源は、線香(スティック状燃料)Sを用いている。
指圧温灸器1は、図3に示すように、収容体20内に収容した線香Sの燃焼部S1が燃焼して発熱した熱により人体(生体)等の患部(対象部位)を加熱するとともに、収容体20の先端部を患部に押圧して加圧することにより、指圧、マッサージをすることができるようになっている。
収容体20は、一方側から他方側に向かって一旦円錐形状に膨らんで形成され一定の厚さに形成された第1壁部21と、第1壁部21と接続され他方側向かって膨出するとともに他方側がすぼみ一定厚さに形成された第2壁部22と、第2壁部22の他方側に接続されて他方側に伸びる筒状の支持部25とを備え、内方に収容空間が形成されている。
第1壁部21は、一方側に位置する先端部21Aが、人の指先程度の大きさの略半球の球面状に形成されている。なお、先端部21Aの直径は、例えば、5〜30mm程度であることが、指圧温灸器1を押圧した場合に適度な加圧ができる点で好適である。なお、先端部21Aの直径は、自在に設定可能であり、5〜30mmでなくてもよいことはいうまでもない。
第1壁部21の先端部21Aに接続される円錐形状部は、例えば、頂角が30〜60度、最大直径が5〜15cm程度とされていて、収容空間に線香を収容して適度な時間発熱可能に保持するとともに押圧による面圧に対して十分な強度を有していて、患部に適度な熱を伝えつつ患部に加圧力を加えることができるようになっている。
第2壁部22は、例えば、直径5〜15cmの半球形状の曲面に形成されていて、例えば、ボールを握るように手のひらでしっかりと把持できるようになっている。
第1壁部21と第2壁部22は、互いの外縁で接続されていて、例えば、ラグビーボールのような楕円体の一部を有する形状に形成されている。
なお、第1壁部21、第2壁部22の外縁は、直径5〜15cmでなくてもよいことはいうまでもない。
この実施形態において、収容体20は、例えば、耐熱性と強度を有する厚さ約2mmのガラス等により形成されていて、内部が観察できるようになっている。なお、材料については、ガラスに限定されず、セラミックス、磁器、陶器、アルミ、鉄等の金属により形成してもよく、この場合の肉厚は、熱源からの伝熱及び押圧時の強度により自在に設定可能である。また、伝熱と強度との関わりに応じて、薄肉部や厚肉部を設けてもよい。
支持部25は、第2壁部22に接続されて他方側に伸びる軸部26と、軸部26の他方側において外周に拡がる円板状の支持壁部27とを有し、軸部26は筒状に形成されていて、他方側に収容体20の収容空間に通じる開口部28が形成されている。
支持壁部27は、手のひらで収容体20を覆うように把持した際に、手の甲(または指の上面側)と対向するように形成され、収容体20を容易かつ安定して把持可能であるとともに、把持された収容体20が手から不意に落下するのを抑制できるようになっている。
なお、指との間にゆとりを持たせるためのわずかな隙間を形成してもよい。
線香支持部材30は、例えば、図3に示すように、金属筒31で形成され、先端側に切欠32が形成されていて、収容体20の収容空間に収容可能とされ、線香Sが燃焼する際に燃焼部S1を所定の位置(範囲)に支持可能とされている。
また、先端側に形成された切欠32から流入した空気が金属筒31を通じて上部に流通するので、燃焼部S1に燃焼用空気が充分に供給されて線香Sを安定して燃焼され、線香Sが燃焼して生じた熱が第1壁部21を介して先端部21Aの外周面に伝熱されるようになっている。なお、筒状の線香支持部材30に代えて、線香Sを燃焼部S1で支持するとともに燃焼部S1に空気を供給しつつ先端部21Aの外面に伝熱可能なコイルスプリングや網状の筒体等を用いてもよい。
液体発散部材40は、びわエキス等の液体を吸収、保持し、保持した液体を効率的に加温して、発散させるものであり、例えば、図4に示すように、シート状の不織布からなり液体を保持する液体保持部41と、液体保持部41の複数の接続部位に接続される紐状体42とを備え、液体保持部41は、収容体20の先端部21Aに、紐状体42は第2壁部22に装着可能に構成されている。
次に、図5、図6を参照して、指圧温灸器1の使用方法について説明する。
(1)まず、指圧温灸器1に、液体発散部材40を装着して、液体保持部41に液体を吸収させる。なお、指圧温灸器1に、液体発散部材40を装着するかどうかは、必要に応じて任意に行う。
(2)次に、線香支持部材(燃料保持部材)3を、開口部28から収容体20の収容空間に収容する。
(3)次いで、火を付けた線香(熱源)Sを、開口部28から収容体20に収容する。この時、線香Sの燃焼部S1が先端部21A近傍に位置するように、線香Sを入れる。
(4)次に、支持部25の軸部26を、親指と人差し指、または親指と中指で挟み込んで、手のひらで第2壁部22をしっかりと把握する。
(5)次いで、例えば、図5に示すように、収容体20を押圧して先端部21Aで患部を加温しながら加圧(指圧)してマッサージする。このとき、例えば、図6に示すように、収容体20を押圧して先端部21Aで円を描くようにして患部を加温しながら加圧(指圧)するとともに、先端部21Aに患部近傍において円を描くように移動させてマッサージしてもよい。
また、例えば、図7に示すように、収容体20を押圧して先端部21Aで患部を加温しながら加圧(指圧)するとともに、先端部21Aを支点に収容体20の支持部25側をすりこぎ運動させることによりマッサージしてもよい。
第1の実施形態に係る指圧温灸器1によれば、支持部25を設けて、手のひらにより第2壁部22を把持することができるので、指圧温灸器1を容易かつ安定して押圧、患部を加圧することができる。
また、指圧温灸器1によれば、先端部21Aの他方側に第2壁部22が形成されて軸部26を挟んで手のひらで第2壁部22をしっかりと把持できるので、先端部21Aを支点に、容易にすりこぎ運動を行うことができる。
また、指圧温灸器1によれば、収容体20を押圧して先端部21Aにより患部を加圧する場合に、押圧方向が手首の屈曲方向と対応しているので、収容体20を強く押圧しても、手首及び腕等の疲労が抑制され、長時間使用した場合でも疲れにくく、手首等を傷めるおそれが軽減する。
また、指圧温灸器1によれば、線香Sを機械的に固定する構造を持たないため、線香Sの形・大きさの選択範囲を広く設定することができる。また、線香Sを収容体20に入れる際の組み立ての手間や、温度調節のための熱源の位置移動などの手間がなくなった。
また、先端部21Aが球面状とされているので生体を効率的に押えて指圧、マッサーッジすることができ、適度に温めながら指圧のような刺激を与えることができる。
また、収容体20と生体の間に布を入れたり、熱源の大きさを変えたりすることで容易に、温度調節をすることができる。
また、収容体20の先端部21A近傍に空気穴が形成されていないので、線香Sから生じる灰等の粉塵が収容体20の外部に出ることが抑制されて衛生的である。その結果、布や服の上からも用いることができる。
また、指圧温灸器1の第1壁部21と第2壁部22とが互いの外縁において接続されているので、収容体20を簡単な形状とすることができ、支持部25の他方側に開口部28が形成されているので、収容体20への線香Sの収容、取り出し、交換、収容体20の内部の清掃を容易におこなうことができる。また、指圧温灸器1の生産を効率的に行なうことができる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることが可能である。
例えば、上記実施の形態では、収容体20に唯一の空気穴として開口部28が形成される場合について説明したが、例えば、図8に示す第1変形例に係る指圧温灸器1Aのように、第2壁部22に開口部28Aを形成した構成の収容体20Aとしてもよく、第2壁部22に開口部28Aのみを形成する構成としてもよい。また、例えば、開口部28に加え、又は開口部28に代えて、収容体を素焼き陶器等で形成することで、線香Sの灰等が収容体20の外部にもれずに空気が流通可能な細孔を有する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、収容体20が、第1壁部21の外縁と第2壁部22の外縁で接続されている場合について説明したが、例えば、図9に示す第2変形例に係る指圧温灸器1Bのように、第1壁部23と第2壁部24が外縁以外で接続される構成の収容体20Bとしてもよい。なお、収容体20Bは、軸部26で構成された支持部25Aを備えている。
なお、収容体20、20A、20Bにおいて、軸部26と支持壁部27を備えた支持部27とするか、軸部26により構成された支持部25Aを構成するかは、任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、支持部25の他方側に円板状の支持壁部27が形成される場合について説明したが、半円形状、多角形状等、他の形状としてもよい。また、支持壁部27を有しない構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、軸部26が筒状に形成されている場合について説明したが、開口部28を有しない構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、熱源が線香Sである場合について説明したが、線香以外の燃焼により発熱する熱源を用いてもよいし、例えば、電源がヒータ等の発熱体を発熱させる周知の電気制御回路を発熱体としてもよく、かかる場合に、温度センサを用いたフィードバック制御により発熱体を用いてもよいし、タイマ等により間欠的に発熱する構成としてもよい。
本発明に係る加温器によれば、手のひらで第2壁部をしっかりと把持できるので、加温器を容易かつ安定して押圧できるので、産業上利用可能である。
S1 燃焼部
S 線香(熱源、スティック状燃料)
1、1A、1B 指圧温灸器(加温器)
20、20A、20B 収容体
21、23 第1壁部
21A 先端部
22、24 第2壁部
25 支持部
26 軸部
27、27A 支持壁部
28、28A 開口部
30 線香支持部材(燃料保持部材)
31 金属筒
32 切欠
40 液体発散部材
41 液体保持部
42 紐状体

Claims (5)

  1. 収容体に収容した熱源を用いて、生体を加熱しながら加圧する加温器であって、
    一方側に位置する先端部が球面状に形成されるとともに前記先端部から他方側に円錐状に形成された第1壁部前記第1壁部と接続され他方側向かい前記他方側に膨出してすぼむ第2壁部とを有するとともにガラスにより形成され内部が観察可能とされた収容体と、
    前記第2壁部の他方側に接続されて前記他方側に伸びる軸部を有する支持部と、を備え、
    前記収容体の内部には、
    前記先端部側において燃焼することにより発熱するスティック状燃料を支えるとともに、切欠から前記スティック状燃料の燃焼部に空気を流入させ上部に流通可能とする筒状の燃料支持部材が配置されていることを特徴とする加温器。
  2. 請求項1に記載の加温器であって、
    前記収容体は、
    前記第1壁部と、前記第2壁部が、互いの外縁において接続されていることを特徴とする加温器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の加温器であって、
    前記支持部は、
    前記軸部の他方側において外周に拡がる支持壁部を有していることを特徴とする加温器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加温器であって、
    前記支持部は、前記他方側に前記軸部を通じて収容体の内部に通じる開口部が形成されていることを特徴とする加温器。
  5. 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の加温器に装着して、保持する液体を加温、発散させる液体発散部材であって、
    シート状に形成され前記液体を保持する液体保持部と、前記液体保持部の複数の接続部位に接続される紐状体と、を備え、前記液体保持部は前記先端部に、前記紐状体は前記第2壁部に装着可能に構成されていることを特徴とする液体発散部材。
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