JP5350698B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
従来の無線通信システムでは、周期的に無線フレームを繰り返しており、例えば図10に示すように、一つの無線フレーム100は、報知スロット(図中“報”)101,下り専用スロット(図中“D”)102,共用スロット(図中“共1〜共3”)103−1〜103−3,及び上り専用スロット(図中“U”)104から構成される。
無線フレーム100は、報知スロット101,下り専用スロット102,共用スロット103−1〜103−3,上り専用スロット104の順で送受信されるよう規定されているが、それらの数や構成はシステムによって異なる。
共用スロット103−1〜103−3が下りに指定されていた場合、図1中実線で示すように、主局は共用スロット103−1〜103−3でデータを送信して従属局は受信する。
なお、各スロットの先頭には主局と従属局の送信が衝突しないようにするガードタイム(図中“G”で示す斜線部分)と、主局と従属局との無線同期をとるための同期信号(図中の横縞部分)が必要となる。特にガードタイムGは、無線の衝突を避けるために無線区間の伝播遅延の2倍以上の時間が必要となる。
具体的には、図10に示す例では、下り専用スロット102が1つ、共用スロット13−1〜103−3が3つ、上り専用スロット104が1つであり、各スロットの大きさが同じ場合、上りと下りとの配分比率は、1:4、2:3、3:2、4:1の4パターンしか構成できない。
しかし、各スロットの先頭のガードタイムや同期信号の送受信中は、データを伝送できない。従って、1フレーム中のスロット数を増やすと、そのスロット数に比例してガードタイムと同期信号が増えてしまい、その結果、主局と従属局との間のデータ伝送量が低減してしまう。
その中で、1フレーム中のスロット数を増やすことにより、ガードタイム及び同期信号を増やしてしまうと、上りと下りとを合わせたデータ伝送量はより低減してしまう。
まず、本発明の第1実施形態としての無線通信システム1aについて説明する。図1は無線通信システム1aの機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、本発明に係る無線通信システム1aは、ポイントツウポイント(Point-to-Point)で時分割複信方式(TDD)の無線通信を行うものであり、主局(主装置)10aと従属局(従属装置)20aとを備えている。
送信部12aはアンテナ11を用いて従属局20aにデータを送信するものである。つまり、送信部12aは所定のタイミングで送信データに基づいて変調された所定の周波数の送信信号をアンテナ11から電波として放射する。
なお、下り専用スロットとは、主局10aから従属局20aへのデータ伝送に割り当てられたスロットのことをいい、以下の説明において主局10aから従属局20aへの送信データ全体を指す場合もある。
受信部13aはアンテナ11を用いて従属局20aからデータを受信するものである。つまり、受信部13aはアンテナ11に入感した信号を復調して受信データを得る。
LAN受信部15は、LAN信号終端部14を介して外部からデータを受信するものである。LAN受信部15が受信した従属局20aに送信すべきデータは、バッファ等(図示略)に一時的に保存され、送信部12aによって従属局20aに送信される。
比率設定部17は、主局10aと従属局20aとの間のTDDの無線通信における、単位無線フレーム内の下り専用スロットと上り専用スロットとの少なくとも一方の送信時間の比率(以下、送信比率ともいう)を任意に設定するものである。
例えば、主局10a内のメモリ等(図示略)には比率設定部17が設定可能な比率(ここでは下り専用スロットの比率)が保持されており、比率設定部17は、その比率の中から所定の比率を設定する。比率設定部17が設定し得る比率は、従属局20aの後述する制御用テーブル30aに保持されている。
送信制御部19aは、送信部12aによるデータ送信を制御するものである。具体的には、送信制御部19aは、比率設定部17によって設定された送信比率に基づいて、下り伝送が当該送信比率になるように、送信部12aによるデータ伝送を制御する。例えば、主局10aは送信比率に応じた下り専用スロットの送信終了タイミングやデータサイズをテーブル(図示略)で保持しており、送信制御部19aがそのテーブルに基づいて、比率設定部17によって設定された送信比率での通信を実現させている。
送信部22aは、アンテナ21を用いて主局10aにデータを送信するものである。つまり、送信部22aは所定のタイミングで送信データに基づいて変調された所定の周波数の送信信号をアンテナ21から電波として放射する。
LAN信号終端部24は、LANに接続された終端部分であり、LANとのインターフェースとして機能するものである。
LAN受信部25は、LAN信号終端部24を介して外部からデータを受信するものである。LAN受信部25が受信した主局10aに送信すべきデータは、バッファ(図示略)等に一時的に保存され、送信部22aによって主局10a送信される。
同期検出部27は、受信部23aが主局10aから受信した同期信号を検出することにより、主局10aとの無線通信のための同期をとるものである。
抽出部29aは、受信部23aが主局10aから受信した受信データ(下り専用スロット)のヘッダから送信比率を抽出するものである。
制御用テーブル30aは、例えば図2に示すように、送信比率(ここでは、2/16〜15/16)に応じて、どのタイミングで上り専用スロットを送信開始するかを示す送信開始タイミングと、その上り専用スロットで送信可能な送信比率に応じたデータサイズ(送信容量;図中“サイズ”と表記)と保持している。
ここで、図3を参照しながら、無線通信システム1aの動作例を説明する。図3に示すように、主局10aと従属局20aとは、まず、ガードタイム後、同期信号により同期を取って通信を開始する。なお、図中の符号40は、主局10aと従属局20aとの間の一つの無線フレーム(単位無線フレーム)を示す。
このとき、送信制御部19aは、送信部12aによって送信される下り専用スロット41に、ヘッダ生成部18aによって生成されたヘッダ42を含める。
そして、このヘッダ42には、比率設定部17によって設定された送信比率(図中“比率”と表記)43が含まれている。
そして、通知を受けた従属局20aは、下り専用スロット41を受信している間に、その通知された下りの送信比率43から上り専用スロット(図中“U”と表記)44の送信開始タイミング及びサイズを算出する。
次いで、送信制御部31aが算出した送信タイミング及びサイズに基づいて上り専用スロット44を送信部22aに送信させる。
ところで、従属局20aでは、下り専用スロット41の先頭の同期信号により同期検出部27が同期を検出すると、時間計測部28が下り専用スロット41の受信開始を始点として時間のカウントアップを行う。
つまり、送信部22aは、取得された送信開始タイミングになったら上り専用スロット44の送信を開始する。
次に、図4を参照しながら従属局20aのより具体的な動作例について説明する。図4は、図3に示す動作例と同じ動作例を示しており、送信比率43が“11/16”であった場合の従属局20aの動作例である。
一方、抽出部29aが下り専用スロット41のヘッダ42から送信比率43を取り出し、送信制御部31aは、制御用テーブル30aから送信比率43が一致する項目を検索する。ここでは、送信比率43が“11/16”であった場合であり、送信制御部31aは、下り専用スロットの送信比率“11/16”に対応する送信開始タイミング“11”及びサイズ“5”を制御用テーブル30aから取得する。
さらに、送信部22aは、送信制御部31aに制御され、上り専用スロットのサイズ“5”分のデータを送信すると、送信を停止し、従属局20aは受信に遷移する。
次に、本発明の第2実施形態としての無線通信システム1bについて説明する。図5は無線通信システム1bの機能構成を示すブロック図である。なお、図5において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
無線通信システム1bは、送信比率を変更する際に通信フラグを用いるように構成され、主局10b及び従属局20bが、共に、送信比率に応じて無線パラメータとしての送信電力の調整と自動利得調整(AGC:Auto Gain Control)とを行う点を除いては、上述した第1実施形態の無線通信システム1aと同様に構成されている。従って、以下の説明においては、上述した第1実施形態の無線通信システム1aと共通部分はその説明を省略し、第1実施形態の無線通信システム1aに対する変更部分を中心に詳細に説明する。
送信部12bは、送信制御部19bに制御され、例えば図6に示すように、無線フレーム50における下り専用スロット51のヘッダ52において、フラグ制御部34によって制御(決定)されたフラグ54を付加して、従属局20bに送信する。なお、フラグ54の種類については、フラグ制御部34の説明箇所にて詳述する。
受信部13bは、従属局20bから送信されたデータ(上り専用スロット56等)を受信するものであり、ここでは制御用テーブル32に基づいて、送信比率に応じた所定の利得調整を行う。つまり、受信部13bは、制御用テーブル32に基づいて利得を調整する利得調整部としての機能を備えている。
従って、送信部12bは、送信制御部19bに制御され、例えば図6に示すように、無線フレーム50における下り専用スロット51のヘッダ52において、設定比率53にフラグ54を付加して、従属局20bに送信する。
ここで、送信電力を制御するのは、無線通信システム1bの無線通信の規格等において所定時間当たりの平均送信電力が定められている場合に、送信比率が変更されて下り/上り専用スロットの送信時間が変化しても平均送信電力を一定に保つためである。
なお、主局10bも送信比率に応じた下り専用スロットの送信終了タイミングやデータサイズをテーブルで保持してもよく、送信制御部19bがそのテーブルに基づいて、比率設定部17によって設定された送信比率での通信を実現させてもよい。
抽出部33は、受信部13bが従属局20bから受信した受信データ(上り専用スロット56)からヘッダ57に含まれるフラグ58を抽出するものである。
リクエストフラグは送信比率の変更を要求することを示すフラグである。また、変更フラグはリクエストフラグに対する応答(後述するリクエスト応答フラグ)があった場合に、送信比率を実際に変更することを示すフラグである。
送信部22bは、送信制御部31bに制御され、例えば図6に示すように、無線フレーム50における上り専用スロット56のヘッダ57において、フラグ制御部35によって制御(決定)されたフラグ58を付加して、主局10bに送信する。なお、フラグ58の種類については、フラグ制御部35の説明箇所にて詳述する。
受信部23bは、主局10bから送信されたデータ(下り専用スロット51等)を受信するものであり、ここでは制御用テーブル30bに基づいて、送信比率に応じた所定の利得調整を行う。つまり、受信部23bは、制御用テーブル30bに基づいて利得を調整する利得調整部としての機能を備えている。
制御用テーブル30bは、例えば図8に示すように、上述した図2の制御用テーブル30aに加えて、送信比率に応じた上り専用スロットの送信電力(dB)と利得(dB)とを保持している。ここでは、送信比率2/16〜15/16に応じて、送信電力C1〜C14及び利得D1〜D14をそれぞれ保持している。
このように、制御用テーブル30bは、送信比率に応じた送信開始タイミングと送信容量とを示す第1テーブルと、送信比率に応じた送信電力と利得とを示す第2テーブルとの2つのテーブルを併合して保持している。なお、従属局20bはこれら2つのテーブルを別テーブルとして保持していてもよい。
さらに、送信制御部31bは、抽出部29bによって抽出された送信比率53に応じて、制御用テーブル30bに基づく所定の送信電力で送信部22bにデータを送信させる。つまり、送信制御部31bは、制御用テーブル30bに基づいて送信比率53に応じた送信電力を制御する。
リクエスト応答フラグは、主局10bからの送信比率を変更したいという要求(リクエストフラグ)に応じることを示すフラグである。逆に、リクエスト非応答フラグは、主局10bからの送信比率を変更したいという要求に応じないことを示すフラグである。また、変更応答フラグは、主局10bからの実際の送信比率の変更要求(変更要求フラグ)に応じることを示すフラグである。
ここで、図9を参照しながら、送信比率を変更する際の主局10bと従属局20bとのデータ(特にフラグ)のやり取りについて説明する。
図9に示すように、まず、主局10bの送信部12bが、送信制御部19に制御され、比率設定部17で選定された新たな送信比率を、下り専用スロット51のヘッダ52の比率53として含めて従属局20bに送信する(図中の矢印T1参照)。
ただし、これら新たな送信比率やリクエストフラグを送信する下り専用スロット51は、変更前の送信比率(初期時はデフォルトの送信比率)に基づくものである。
これに対して、従属局20bは、受信部23bが新送信比率とリクエストフラグとを含む下り専用スロット51を受信すると、抽出部29bがそれら新送信比率とリクエストフラグとを抽出する。
なお、従属局20bのフラグ制御部35は、何らかの理由(例えば制御用テーブル30bに新たな送信比率が保持されていなかったこと)により、主局10bからの送信比率変更要求に応じることができない場合は、リクエスト非応答フラグ(Nack/Req)を選定し、送信部22bはリクエスト非応答フラグをフラグ58として主局10bに送信する。これにより、主局10bと従属局20bとは送信比率を変更することなく、無線通信を行う。
続いて、フラグ制御部34は、リクエスト応答フラグに応じて、変更フラグを選定し、ヘッダ生成部18bがヘッダに変更フラグを含める。
これに対して、従属局20bでは、抽出部29bが下り専用スロットから変更フラグを抽出し、フラグ制御部35が変更フラグに応じて、変更応答フラグを選定する。
次いで、主局10bにおいて、抽出部33が変更応答フラグを抽出すると、比率設定部17が、上記新たな送信比率を現在の送信比率として設定し(図中のブロックT5参照)、送信制御部19bは以降の通信を、当該新たな送信比率に基づいて送信部12bに実行させる。具体的には、送信部12bは送信比率53を新たな送信比率、フラグ54を通常の通信フラグ“0”として、新たな送信比率に対応したサイズで下り専用スロットを従属局20bに送信する(図中の矢印T6参照)。
このとき、送信制御部19bは、制御用テーブル32に基づいて、新たな送信比率に応じた送信電力になるように送信部12bによる下り専用スロットの送信を制御する。さらに、受信部13bは、制御用テーブル32に基づいて、新たな送信比率に応じた自動利得調整を行う。
そして、フラグ制御部35が通常の通信フラグ“0”を選定し、送信部22bは、送信制御部19bに制御され、ヘッダのフラグが“0”であり、新送信比率に応じた送信タイミング及びサイズの上り専用スロットを主局10bに送信する(図中の矢印T8参照)。
つまり、送信電力の変更や自動利得調整にはある程度の時間を要する。そのため、主局10bからの送信比率の変更を指示する下り専用スロットのサイズが小さいと、従属局20bがその下り専用スロットを受信して上り専用スロットを返すまでに、送信電力の変更や自動利得調整を行うことができず、結果的に送信比率を変更できない場合がある。
また、主局10b及び従属局20bのそれぞれが、制御用テーブル32,30bに送信比率に応じた送信電力と利得とを保持し、送信制御部19b,31bが制御用テーブル32,30bに基づいて送信電力を制御し、受信部13b,23bが備える利得調整部が制御用テーブル32,30bに基づいて利得を調整するように構成されている。そのため、送信比率が変更され、上り/下り専用スロットの送信時間やサイズが変更された場合であっても、制御用テーブル32,30bに基づいて送信電力を送信比率に応じて変更でき、その結果、所定時間当たりの平均送信電力を一定に保つことができる。
換言すると、送信比率の変更により自動利得調整や送信電力等の無線パラメータの変更が必要となる無線通信システム1bにおいても、上りと下りの送受信比率を変更することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、無線通信システム1a,1bが、一つの主局10a,10bに対して、一つの従属局20a,20bを備えた場合を例にあげて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、無線通信システム1a,1bは複数の従属局20a,20bを備えていてもよく、この場合であっても主局10a,10bは複数の従属局20a,20bのうちの一の従属局20a,20bとポイントツウポイントで時分割複信方式の無線通信を行うように構成される。
いずれにしても、制御用テーブル30a,30b,32は、主局10a,10bと従属局20a,20bとでやり取りされる比率に対応している必要がある。
また、上述した実施形態では、送信比率、あるいは、送信比率とフラグとを、下り専用スロットのヘッダに含める場合を例にあげて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、下り専用スロットに報知スロットを別途追加し、その報知スロットに送信比率、あるいは、送信比率とフラグとを入れてもよい。
10a,10b:主局(主装置)
11,21:アンテナ
12a,12b,22a,22b:受信部
13a,13b:送信部(第1送信部)
14,24:LAN(Local Area Network)信号終端部
15,25:LAN受信部
16,26:LAN送信部
17:比率設定部(設定部)
18a,18b,36:ヘッダ生成部
19a,19b,31a,31b:送信制御部
20a,20b:従属局(従属装置)
23a,23b:送信部(第2送信部)
27:同期検出部
28:時間計測部
29a,29b,33:抽出部
30a:制御用テーブル(第1テーブル)
30b:制御用テーブル(第1テーブル,第2テーブル)
32:制御用テーブル
34,35:フラグ制御部
40,50:単位無線フレーム
41,47,51,60:下り専用スロット(下りスロット)
42,52,57:ヘッダ
43,53:比率
44,56:上り専用スロット(上りスロット)
45,46,55,59:ガードタイム
54:フラグ(変更情報)
58:フラグ(応答情報)
100:無線フレーム
101:報知スロット
102:下り専用スロット
103−1〜103−3:共用スロット
104:上り専用スロット
Claims (2)
- 時分割複信方式で主装置と従属装置とが無線通信を行う無線通信システムであって、
前記主装置が、
単位無線フレームにおける下りスロット又は上りスロットの少なくとも一方の比率を設定する設定部と、
前記下りスロット内に前記比率の情報を含めて前記従属装置に送信する第1送信部とを備え、
前記従属装置が、
前記主装置の前記第1送信部によって送信された前記下りスロットを受信する受信部と、
前記比率の情報に応じた上りスロットの送信開始タイミングと送信容量とを示す第1テーブルと、
前記第1テーブルに基づき、前記受信部が受信した前記下りスロットに含まれる前記比率の情報に応じた前記送信開始タイミングに、前記比率の情報に応じた前記送信容量に対応する上りスロットを前記主装置に送信する第2送信部とを備え、
前記主装置の第1送信部が、前記比率を変更することを示す変更情報を前記下りスロット内に含めるように構成され、
前記従属装置の前記第2送信部が、前記比率の変更に応じるか否かを示す応答情報を前記上りスロット内に含めるように構成され、
前記主装置の前記設定部は、前記従属装置からの前記応答情報に応じて新たな前記比率を設定するとともに、
前記主装置は、前記比率に応じた前記下りスロットの送信電力と前記上りスロットの受信利得とを示す第2テーブルと、前記第2テーブルに基づいて前記第1送信部の送信電力を制御する第1送信制御部と、前記第2テーブルに基づいて受信利得を調整する第1利得調整部とをさらに備え、
前記従属装置は、前記比率に応じた前記上りスロットの送信電力と前記下りスロットの受信利得とを示す第3テーブルと、前記第3テーブルに基づいて前記第2送信部の送信電力を制御する第2送信制御部と、前記第3テーブルに基づいて受信利得を制御する第2利得調整部とをさらに備えていることを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1テーブルと前記第3テーブルとが同一テーブルで構成されていることを特徴とする、請求項1記載の無線通信システム。
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