JP5350534B2 - エネルギー効率のよいイーサネット・ネットワーク・ノードおよびイーサネット・ネットワーク・ノードの使用方法 - Google Patents

エネルギー効率のよいイーサネット・ネットワーク・ノードおよびイーサネット・ネットワーク・ノードの使用方法 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、データ通信の分野、特に、エネルギー効率のよいイーサネット(登録商標)・ネットワーク・ノードに関する。本発明はさらに、イーサネット・ネットワーク・ノードで用いる方法、およびエネルギー効率のよいイーサネット・ネットワーク・ノードを含むシステムに関する。
背景
今日、ローカルエリアネットワーク(LAN)および広域ネットワーク(WAN)の双方においてネットワークノード間のデータ通信を行う非常に一般的な方法はイーサネット・ネットワークである。イーサネット通信は、例えば、イーサネット・ネットワーク・インターフェースの種々の層でデータ伝送が行われる方法を規定するIEEE 802.3-2005などの標準ドキュメントにより規格化されている。
イーサネット・ネットワーク・インターフェースを使用して、イーサネット・ネットワーク・ノードを、イーサネット・ネットワーク・ノード間で、信号搬送データが伝達される経路を提供する共通の媒体に取付けてもよい。この媒体は、例えば、ツイスト・ペア・銅ケーブルや光ファイバーケーブルとし得る。
しかしながら、データ通信網に接続されるイーサネットノード数が増加し、それゆえ電力を消費するイーサネット・インターフェース・エレクトロニクスが増加するとともに、エネルギー節約に対する費用効果的かつ環境的な関心が高まっており、よりエネルギー効率のよいイーサネット・ネットワーク・ノードを提供する必要がある。
概要
本発明が関係する問題は、エネルギー消費を低減させたイーサネット・ネットワーク・ノードを達成することである。
この問題は、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して受信ノードにデータを伝送するための伝送ノードであって、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してデータを伝送するように構成されたデータ通信ユニットと、少なくとも1つのイーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持するようにデータ通信ユニットを制御するように構成された制御ユニットとを含む伝送ノードにおいて、制御ユニットが、少なくとも1つの予め定められたIDLE(アイドル)データパケットのタイミング間隔に従って、データ通信ユニットによって少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットが周期的に伝送される第1のIDLE状態で動作し、および前記第1のIDLE状態では、IDLEデータパケットの周期的な伝送と伝送の間に、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を切るように構成されることを特徴とする伝送ノードによって対処する。
この問題は、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して受信ノードにデータを伝送するための伝送ノードの使用方法であって、前記伝送ノードが、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してデータを伝送するように構成されたデータ通信ユニットと、少なくとも1つのイーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持するようにデータ通信ユニットを制御するように構成された制御ユニットとを含む、方法において、IDLEデータパケットを、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して周期的に伝送する第1のIDLE状態で動作するように、伝送ノードの制御ユニットを切り替えるステップ、および第1のIDLE状態での動作時、IDLEデータパケットの周期的な伝送と伝送の間に、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を切るステップを含むことを特徴とする方法によって対処する。
イーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットが周期的にのみ伝送され、かつ前記周期的な伝送と伝送の間に少なくとも1つの構成部品の電源を切る、代替的な第1のIDLE状態で動作するように構成された制御ユニットを伝送ノードに有することによって、本発明は、そのようなIDLEデータパケットが継続的に伝送される標準的なIDLE状態での動作と比較して、伝送ノードの電力消費を低減させることができる。その理由は、標準的なIDLE状態にある従来のイーサネット・ネットワーク・ノードのイーサネット・ネットワーク・インターフェースに含まれる光学および/または電子部品は、継続的に動作可能状態にあることが必要とされ、それゆえ、継続的な電力供給を必要とするためである。
上述の発明の利点は、イーサネット・ネットワーク・ノードを同期状態にしておく必要はなく、イーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持することが可能になることである。これは、現在のイーサネット規格では不可能である。
本発明の他の態様によれば、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、特定のアプリケーションに好適であるとみなされる任意の予め定められた期間とし得る。しかしながら、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔はまた、少なくとも、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を切り、その後、次のIDLEデータパケットの送信前にデータ通信ユニットによって再び電源を入れることができる程十分に長い時間間隔に基づき得る。後者は、特定のアプリケーションが本発明から利益を得るように、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に好適な少なくとも最短の期間を確立できる効果を提供する。
本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔はまた、少なくとも、データ通信ユニットに含まれる複数の構成部品の電源を切り、その後、次のIDLEデータパケットの送信前に、データ通信ユニットによって再び電源を入れることができる程十分に長い時間間隔に基づき得る。これは、特定のアプリケーションが本発明から利益を十分に得るように、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に少なくとも最短の期間を確立できる効果を提供する。
上述の発明の別の利点は、単一モード光ファイバーネットワークやマルチモード光ファイバーネットワークなどの光ネットワークを経由して前記IDLEデータパケットを伝送するように構成されたデータ通信ユニットを含む伝送ノードに特に有利であることである。これは、そのようなデータ通信ユニットの光学および/または電子部品および回路、例えば光送信器またはレーザは、例えばツイスト・ペア・銅ネットワークで使用される電子部品および回路よりもエネルギーを消費することが多いためである。
本発明の他の態様によれば、伝送ノードはさらに、イーサネット・リンクの確立時の、受信ノードとのオートネゴシエーション中に第1のIDLE状態の使用を折衝するように構成することができる。なぜなら、本発明による第1のIDLE状態は、伝送ノードの制御ユニットに起こり得る動作モードとして実装され得るためである。これは、例えば、起こり得る動作モードとして実装される第1のIDLE状態を有していない他のイーサネット・ネットワーク・ノードと、伝送ノードが依然として互換性を有することを可能にする。しかしながら、第1のIDLE状態はまた、伝送ノードの制御ユニットの事前設定された動作モードとしてもよい。
本発明の別の態様によれば、伝送ノードは、伝送ノードの制御ユニットが第1のIDLE状態に切り替わるべきであることを示すように構成された、予め定められたデータ伝送非活動時間提示タイマを含んでもよい。さらに、伝送ノードの制御ユニットはまた、上位レベルの機能またはプロトコルから第1のIDLE状態開始信号を受信するように構成されてもよい。これは、伝送ノードが第1のIDLE状態での動作に自動的に切り替わることを可能にする。
上述の問題は、さらに、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して伝送ノードからデータを受信するための受信ノードであって、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してデータを受信するように構成されたデータ通信ユニットと、少なくとも1つのイーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持するようにデータ通信ユニットを制御するように構成された制御ユニットとを含む受信ノードにおいて、制御ユニットが、IDLEデータパケットを、データ通信ユニットによって、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して周期的に受信する第1のIDLE状態で動作し、および第1のIDLE状態での動作時、IDLEデータパケットの周期的な受信と受信の間にイーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持するように構成されることを特徴とする受信ノードによって対処する。
本発明の態様によれば、受信ノードの制御ユニットは、イーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットを継続的に受信すると標準的なIDLE状態に切り替わってもよい。さらに、受信ノードの制御ユニットは、イーサネット・リンクを経由して実データを受信するとき第1のIDLE状態を直接終了させてもよい。
上述の問題はさらに、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して伝送ノードからデータを受信するための受信ノードの使用方法であって、前記受信ノードが、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してデータを伝送するように構成されたデータ通信ユニットと、少なくとも1つのイーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持するようにデータ通信ユニットを制御するように構成された制御ユニットとを含む、方法において、IDLEデータパケットを、データ通信ユニットによって、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由して周期的に受信する第1のIDLE状態で動作するように、受信ノードの制御ユニットを切り替えるステップ、および第1のIDLE状態での動作時、IDLEデータパケットの周期的な受信と受信の間にイーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持するステップを含むことを特徴とする方法によって対処する。
上述の問題はさらに、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してデータを送受信するためのネットワークノードであって、上述の伝送ノードによる少なくとも1つの伝送ノードと、上述の受信ノードによる少なくとも1つの受信ノードを含むネットワークノードによって対処する。
上述の問題はさらに、少なくとも1つのイーサネット・リンクを経由してデータを送受信するシステムであって、上述の伝送ノードによる少なくとも1つの伝送ノードおよび上述の受信ノードによる少なくとも1つの受信ノード;または上述の伝送ノードによる少なくとも1つの少なくとも1つの伝送ノードまたは上述の受信ノードによる少なくとも1つの受信ノード、および上述のネットワークノードによる少なくとも1つのネットワークノード;または上述のネットワークノードによる少なくとも第1および第2のネットワークノードを含むシステムによって対処する。
伝送ノードで使用するこの方法の別の有利な実施形態は、従属請求項で説明し、かつ上記の伝送ノードを参照して既に説明した有利な実施形態に対応する。
図面の簡単な説明
本発明の目的、利点および効果ならびに特徴は、添付の図面と併せて読むと、以下の本発明の例示的な実施形態の詳細な説明から容易に理解される。
従来技術によるイーサネット・ネットワークの例を示す。 IEEE Std. 802.3-2005、Fig. 32-12によるイーサネット・ネットワーク・ノードの伝送状態の図の一部を示す。 IEEE Std. 802.3-2005, Fig. 32-13によるイーサネット・ネットワーク・ノードの受信状態の図の一部を示す。 本発明の例示的な実施形態による伝送ノードおよび受信ノードを示す。 ネットワークノードに含まれる制御ユニット間のイーサネットのオートネゴシエーションを示す。 本発明の別の例示的な実施形態によるネットワークノードを示す。 本発明の別の例示的な実施形態による別のネットワークノードを示す。 図4〜図7で説明する本発明の例示的な実施形態のいずれかによるネットワークノードを含むシステムを示す。 本発明の例示的な実施形態による方法を示すフロー図を示す。 本発明の例示的な実施形態による別の方法を示すフロー図を示す。 本発明の例示的な実施形態による別の方法を示すフロー図を示す。 本発明の例示的な実施形態による別の方法を示すフロー図を示す。
詳細な説明
図1に、従来技術によるイーサネット・ネットワーク10の例を示す。イーサネット・ネットワーク10は、第1のイーサネット・ネットワーク・ノード11および第2のイーサネット・ネットワーク・ノード12を含む。第1および第2のイーサネット・ネットワーク・ノード11、12は各々イーサネット・インターフェースを含み、それらの間にイーサネット・リンク13が確立されている。第1および第2のイーサネット・ネットワーク・ノード11、12のイーサネット・インターフェースがデータを伝送および/または受信するにように適合され得るイーサネット・リンク13をサポートする媒体は、例えばツイスト・ペア・銅ケーブルや光ファイバーケーブルとし得る。イーサネット・リンク13上でのデータ通信は、標準ドキュメントIEEE 802.3-2005(IEEE 802.3adと称することもある)で説明されているイーサネット規格に従って、第1および第2のイーサネット・ネットワーク・ノード11、12によって実行され得る。以下、イーサネット規格について述べる時は、標準ドキュメントIEEE 802.3-2005による、かつそれに説明されているイーサネット規格を意図することに留意されたい。
図2は、従来技術によるイーサネット・ネットワーク・ノード11のIEEE Std. 802.3- 2005 Fig. 32-12による伝送状態の図の一部を示す。点線で囲まれる領域は、イーサネット・ネットワーク・ノード11の標準的なIDLE状態21を示す。説明のため、イーサネット・ネットワーク・ノード11を伝送ノード、およびイーサネット・ネットワーク・ノード12を受信ノードとみなす。伝送ノード11は、伝送すべき実データがないときはいつでも標準的なIDLE状態21になる。標準的なIDLE状態21では、IDLEデータパケットの連続ストリームは、伝送ノード11によってイーサネット・リンク13を経由して受信ノード12まで伝送される。これは、イーサネット・リンク13をリンク・アクティブ状態に維持するため、および伝送ノード11と受信ノード12の同期状態を保つために実行されてもよい。IDLEデータパケットの連続ストリームは、場合によっては、従来技術において、IDLEデータパケットの周期的な伝送と呼ばれることもあることにも留意されたい。しかしながら、そのような場合、これは、イーサネット・リンク13がリンク・アクティブ状態に留まりかつ伝送ノード11と受信ノード12を同期させておくために、IDLEデータパケットの周期的な伝送が特定のインプリメンテーション固有(implementation specific)の制限時間内で発生する限りにおいてのみ真である。これら特定のインプリメンテーション固有の制限時間が選択されて実装され得る、異なるグループの例は、単独で媒体であるもの(例えば、ケーブルや光の損失を確認し得る光ケーブルなど)、イーサネットのOAM(運用、管理および保守(Operation, Administration and Maintenance))機能、イーサネットにおけるSTP/RSTP(スパニングツリープロトコル/高速スパニングツリープロトコル(Spanning Tree Protocol/Rapid Spanning Tree Protocol))保護機能、またはリンクレベルで使用し得るイーサネットCFM(接続障害管理(Connectivity Fault Management))を含んでもよい。上述のようにそのような標準化IDLEデータパケット伝送を可能にするために、イーサネット・リンク13を経由して任意の形態のデータを伝送する伝送ノード11のイーサネット・ネットワーク・インターフェースに含まれる光学および/または電子部品および回路は全て、常に、連続動作していることが必要とされる。それゆえ、光学および/または電子部品および回路は、伝送ノード11の供給電力からのエネルギーの定常的な供給を連続的に取り出して、イーサネット・リンク13をリンク・アクティブ状態に維持する。
イーサネット・リンク13をサポートする媒体が光ファイバーケーブルを含む場合、主要な光学および/または電子部品および回路の電力消費は、例えば、ツイスト・ペア・銅ケーブルと比較して大きい。これは、例えば改良された性能、より高速なデータ転送速度を提供し、かつ伝送ノード11と受信ノード12との間の距離を長くすることを可能にするなど、光ファイバーケーブルはツイスト・ペア・銅ケーブルよりもいくつかの点で有利であるが、光ファイバーケーブルはまた、例えば、従来のツイスト・ペア銅線による解決法よりも通常より電気を消費する光学および/または電気部品および回路を必要とするためである。
図3は、従来技術によるイーサネット・ネットワーク・ノード12のIEEE Std. 802.3- 2005 Fig. 32-13による受信状態の図の一部を示す。点線で囲まれた領域は、イーサネット・ネットワーク・ノード12の標準的なIDLE状態31を示す。ここでも、説明のために、イーサネット・ネットワーク・ノード11を伝送ノード、およびイーサネット・ネットワーク・ノード12を受信ノードとみなす。受信ノード12は、伝送イーサネット・ネットワーク・ノード11によりイーサネット・リンク13を経由して伝送される、IDLEデータパケットの連続ストリームを検出しかつ受信すると、標準的なIDLE状態31となる。それゆえ、受信ノード12を、受信すべき実データがないときはいつでも、IDLEデータパケットの連続ストリームを検出しかつ受信するように構成する。しかしながら、イーサネット規格による通常の実装では、上述のように、特定のインプリメンテーション固有の期間に、伝送ノード11からIDLEデータパケットの連続ストリームを受信しない場合、受信ノード12自体が伝送ノード11と同期しておらず、かつイーサネット・リンク13が故障またはダウン状態である、すなわち非アクティブ状態にあるとみなす。再びデータを送受信できるようにするために、伝送ノード11および受信ノード12は再度イーサネット・リンク13を確立する必要がある。上述のイーサネット規格において、従来技術では周期的な伝送と呼ばれることもあるIDLEデータパケットの連続ストリームの場合も同様であることに留意されたい。
さらに、イーサネット・ネットワーク・ノードで使用するいくつかの既存の動作モード(一般に低電力リンク状態機能、グリーン・イーサネット(green Ethernet)などと称す)を、イーサネット・ネットワーク・ノードがイーサネット・リンクの一方の端部において切断されているかまたは電源が切られているときにのみ、エネルギー消費の低減に向ける。現在のところ、アクティブ・イーサネット・リンクに向けた省エネ型の解決法はない。
上記から明白なように、従来のイーサネット・ネットワークが抱えている問題は、よりエネルギー効率のよいイーサネット・ネットワーク・ノードを、特に、アクティブ・イーサネット・リンクを有するイーサネット・ネットワーク・ノードを提供することである。
本発明の独創的な特徴によれば、この問題は、イーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットが周期的にのみ伝送される代替的な第1のIDLE状態で動作するように構成されている伝送ノードに制御ユニットを有することによって対処する。この第1のIDLE状態は、イーサネット・リンクをリンク・アクティブ状態に維持しかつ伝送ノードと受信ノードの同期状態を保つための、通常のインプリメンテーション固有の制限時間外のIDLEデータパケットの周期的な伝送と伝送の間の持続時間である。伝送ノードは、対応して構成された受信ノードと共に、このようにして、伝送ノードに含まれる主要な光学および/または電子部品および回路の電力消費を低減できる。なぜなら、これらは、周期的な伝送と伝送の間に選択的に電源を切られることがあるためである。本発明の有利な例示的な実施形態を、以下、図4〜図11を参照してより詳細に説明する。
図4に、本発明の例示的な実施形態による伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bを示す。伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bは、例えば広帯域マルチプレクサ、スイッチ、ルータなどに含まれ得る。伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bは各々、制御ユニット2A、2Bおよびデータ通信ユニット3A、3Bをそれぞれ含む。制御ユニット2A、2Bはまた、それぞれデータ通信ユニット3A、3Bに組み込まれていてもよい。
データ通信ユニット3A、3Bを、イーサネット・ネットワーク・インターフェースを有する伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bを提供するように構成する。それゆえ、データ通信ユニット3A、3Bを、イーサネット・ネットワーク・カード、イーサネット・ネットワーク・アダプタ、イーサネット・ネットワーク・インターフェース制御装置(NIC)、イーサネット・ネットワーク・インターフェース・カードまたはチップ、またはイーサネットLANアダプタなどとも称してもよい。データ通信ユニット3A、3Bを、伝送ノード1Aと受信ノード1Bとの間にイーサネット・リンク6を確立し、かつイーサネット・リンク6を経由して通信するように構成する。データ通信ユニット3A、3Bは、データ通信ユニット3Aが選択媒体でデータストリームを入出力できるようにする論理および回路を提供し得る任意の好適な数の構成部品4A、5A、4B、5Bを含んでもよい。そのようなデータ通信ユニット3A、3Bは、当該技術分野では非常に一般的であり、種々の異なる構成および設計を見出し得る。本願明細書で説明する独創的な特徴は、データ通信ユニット3A、3Bに使用される任意の設計、構成および/または量のハードウェアコンポーネントに適用可能であるため、データ通信ユニット3A、3Bにおけるこれら構成部品、それらの設計および/または集合的な構成の多数の変形の詳細な説明は余分であるとみなす。しかしながら、データ通信ユニット3A、3Bの構成部品4A、5A、4B、5Bは、本願明細書において、実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5A、5Bおよび基本的なサポート電気/光学部品4A、4Bに分割される。一例として、選択した媒体が光媒体である場合、入力/出力インターフェースコンポーネント5A、5Bは光送信器/受信器、光学レーザ送信器/受信器などを含んでもよい。別の例によれば、選択した媒体がツイスト・ペア媒体の場合、入力/出力インターフェースコンポーネント5A、5Bは送信器/受信器などを含んでもよい。
データ通信ユニット3A、3Bは、例えば、銅線ツイスト・ペア媒体、光媒体(単一またはマルチモードファイバーネットワークなど)などを経由して通信するように構成してもよい。銅線ツイスト・ペア媒体を経由した伝送の場合、例えば、10BASE-T、100BASE-TX、および1000BASE-Tなど、数種類の形態のイーサネット規格がある。光媒体を経由した伝送の場合、例えば100BASE-FX、100BASE-SXおよび1000BASE-LXなど、数種類の形態の高速光イーサネット規格がある。データ通信ユニット3A、3Bを、これらの規格などのうちのいずれか1つを使用して通信するように構成する。
制御ユニット2A、2Bは、それぞれデータ通信ユニット3A、3Bと通信しかつそれらを制御するように構成され、および伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bそれぞれの機能手段を実行する論理を含む。この機能手段は、ソフトウェアやコンピュータプログラムによって実装されてもよい。制御ユニット2A、2Bはまた、コンピュータプログラムを格納する記憶手段またはメモリ装置と、コンピュータプログラムを実行するマイクロプロセッサのような処理手段または処理装置とを含んでもよい。記憶手段を、制御ユニット2A、2Bとは別個であるが接続されている可読記憶媒体とし得る。下記において、制御ユニット2A、2Bが特定の機能を果たすと記載する場合、伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bの制御ユニット2A、2Bは処理手段を使用して、それらの記憶手段に格納されているプログラムの特定の部分を実行する理解されたい。制御ユニット2A、2Bおよびデータ通信ユニット3A、3Bはそれぞれ、共有の計算能力および記憶能力を備え、および1つの物理装置、あるいは論理的に相互接続した複数の装置として設けられ得ることにも留意されたい。
制御ユニット2A、2Bおよびデータ通信ユニット3A、3Bを、例えば、データ通信バスなどのデータ通信インターフェース6A、6Bを経由して入出力データを受信するように構成してもよい。制御ユニット2A、2Bおよびデータ通信ユニット3A、3Bを、データ通信インターフェース6A、6Bを経由して、例えば後続のネットワークノード、コンピュータシステムなどの接続されているホストで実行し得る上位レベルの機能またはプロトコルと通信するように構成してもよい。
伝送ノード1Aの制御ユニット2Aを、異なるイーサネット動作モード、すなわちイーサネット・リンクを経由して伝送しかつイーサネット・リンクを維持する方法を説明する動作モードをサポートし、かつそれで動作するように構成してもよい。これらは、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aにおいて事前設定されても、またはイーサネット・リンク6を確立するときの伝送ノード1Aの制御ユニット2Aと受信ノード1Bの制御ユニット2Bとの間のイーサネットのオートネゴシエーション中に折衝可能であってもよい。
図5に、伝送ノード1Aに含まれる制御ユニット2Aと、受信ノード1Bに含まれる制御ユニット2Bとの間のイーサネットのオートネゴシエーション71を示す。イーサネットのオートネゴシエーション71は、イーサネット規格でサポートされる機能であり、イーサネット・リンクの伝送および受信側の双方におけるネットワークノードが、両ネットワークノードによってサポートされていない動作モードの使用を拒否することを可能にする。例えば、2つ以上の共通の動作モードがイーサネット・リンクの伝送および受信側においてネットワークノード間に存在する場合、オートネゴシエーション機能はまた、予め定められた優先順位決定機能を使用してネットワークノードが単一の動作モードに決定できるように構成されたメカニズムを提供する。そのような予め定められた優先順位決定機能がどのようなものかの例を、図5に示す例に関連して説明する。図5では、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aは、1つ以上の動作モードをサポートし得る(図5の72に示す)。受信ノード1Bの制御ユニット2Bもまた1つ以上の動作モードをサポートし得る(図5の列73に示す)。それゆえ、予め定められた優先順位決定機能を、両ネットワークによってサポートされている動作モードを確認し、従って両ネットワークノードによってサポートされていない動作モードの使用を拒否するように構成してもよい。1つ以上の動作モードが特定の機能に関して両ネットワークノードによってサポートされている場合、予め定められた優先順位決定機能はまた、動作モードの優先順位を有し、それゆえ、単一の動作モードとしてこれらの動作モードのうちの1つのみを選択し得る。イーサネットのオートネゴシエーション機能はさらに、ネットワークノードが規則的に種々の動作モード間で切り替えを行うことができるようにする。イーサネットのオートネゴシエーションはまた、制御ユニット2A、2Bおよび/または上位レベルのプロトコルがイーサネットのオートネゴシエーションを管理すること、すなわち特定の動作モード動作不能または動作可能にし、かつそれを選択することを可能にする。
イーサネット規格によれば、イーサネット・リンクの折衝後、イーサネットの伝送ノード11を、伝送すべき実データを全く有しないときはいつでも、図2に示すような通常のIDLE状態、すなわち「SEND IDLE(送信IDLE)」状態21のループに配置する。しかしながら、本発明によれば、動作モードが事前設定されているかまたは上記に従って受信ノード1Bの制御ユニット2Bと動作モードを折衝するかのいずれかによって、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aをさらに、本発明に従ってIDLEデータパケット伝送を実行する方法を規定する第1のIDLE状態で動作するように構成し得る。この新しい動作モードをイーサネット・パワー・セービング・モード(EPSM:Ethernet Power Saving Mode)、または「グリーンIDLE状態」と称してもよい。しかしながらイーサネット・リンク6の伝送および受信側の双方においてサポートされ構成される場合、またはイーサネットのオートネゴシエーションを介してイーサネット・リンク6の伝送および受信側の双方によってサポートされ構成された場合にのみ新しい動作モードになる。後者は、この動作モードをまだサポートしていないネットワークノードおよびデバイスとの互換性を維持するために実行してもよい。
新しい動作モードでは、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aを、伝送すべき実データがないときに直接第1のIDLE状態になるように構成してもよい。伝送ノード1Aの制御ユニット2Aはまた、例えば、予め定められたデータ伝送非活動時間の経過を検出したら、および/または上位レベルの機能またはプロトコルから第1のIDLE状態開始信号を受信したら、第1のIDLE状態になるかまたはそれに切り替えるように構成してもよい。例えば、制御ユニット2AのデフォルトIDLE状態として使用し得るイーサネット規格による通常のIDLE状態から切り替えを行ってもよい。
前記第1のIDLE状態で動作しているとき、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aを、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、データ通信ユニット3Aを介してイーサネット・リンク6を経由してIDLEデータパケットを周期的に伝送するように構成する。この予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、伝送ノード1Aと受信ノード1Bとの間のイーサネット・リンク同期を維持する通常のインプリメンテーション固有の制限時間外である。予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔を、IDLEデータパケットの伝送頻度が非常に低くなるように設定または構成し得る。予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔はまた、達成すべき電力低減の程度に基づいて1つまたは複数のレベルに従って設定し得る。例えば、第1のIDLE状態の第1のレベルを有することが可能であり、第1のレベルは、予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔が、少なくとも、データ通信ユニット3Aに含まれる少なくとも1つの実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5Aの電源を切り、その後、次のIDLEデータパケットの伝送時間の前に、制御ユニット2Aにより再び電源を入れることができる程十分に長い時間間隔に基づく。第1のレベルは非常に単純であり、パケット伝送後、非常に迅速に第1のレベルに入ることができる。実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5Aを、選択したイーサネット媒体で伝送する任意の形態の媒体送信器とし得る。この第1のレベルは、選択したイーサネット媒体が光媒体であり、かつ入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5Aが光送信器、光学レーザ送信器などである場合、特に有利である。これは、光送信器は通常、ネットワークノードのなかで比較的電力を消費する構成部品であるためである。しかしながら、光送信器の電源を切るとき、光送信器の結晶/発振器は、通常ある程度の期間暖められた後に安定性を得ることができるため、いくつかの形態の動作モードに保持することにも留意されたい。
第1のIDLE状態の第2のレベルの例は、予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔が、少なくとも、データ通信ユニット3Aに含まれる複数の構成部品4A、5Aの電源を切り、その後、次のIDLEデータパケットの伝送時間の前に制御ユニット2Aにより再び電源を入れることができる程十分に長い時間間隔に基づく。複数の構成部品は、実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5Aとともに、データ通信ユニット3Aの伝送エレクトロニクスに含まれる1つまたは複数の基本的なサポート電気/光学部品4Aを含み得る。このレベルは、本発明にあるような制御ユニット2Aがさらに、データ通信ユニット3Aの伝送エレクトロニクスに含まれる、基本的なサポート電気/光学部品4Aの少なくとも1つ以上を制御しかつ電源を切る/入れるように構成されると特に有利である。データ通信ユニット3Aの伝送エレクトロニクスに含まれる、基本的なサポート電気/光学部品4Aは、アナログ部およびデジタル部の双方を含み得る。
ここで、第1のIDLE状態の第1および/または第2のレベルは、種々の異なる態様および実装に依存して変動し得ることは容易に理解できる。第1のIDLE状態は複数の異なるレベルを含んでもよく、各レベルは、特定のアプリケーションまたは実装に好適な予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔を含み得ることも理解されたい。予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、例えば、数分、数時間、数日、数週、数カ月などの異なる長い時間に設定してもよい。エンドユーザに対するイーサネット・リンクの場合、予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、例えば、エネルギーを節約するために数時間に設定してもよいし、またはおそらく、夜間に起こり得るイーサネット・リンクの障害または故障はエンドユーザにとってそれほど問題とならないため、夜間にはそれよりも長く設定してもよい。
新しい動作モードでは、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aは、第1のIDLE状態からデフォルト状態、例えば、イーサネット規格による通常のIDLE状態へ切り替えるように構成してもよい。これにより、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aは、受信ノード1Bを直ちに「起動」させるために受信ノード1Bの制御ユニット2BへのIDLEデータパケットの送信を開始できる。これはさらに、イーサネット・リンク6を経由していずれかの実データが伝送される前にもかかわらずイーサネット・リンク6が動作可能である場合、高速検出を可能にする。伝送ノード1Aの制御ユニット2Aはまた、いずれかのIDLE状態を直接終了し、およびアクティブ状態になる、すなわちイーサネット・リンク6を経由して実データパケットを伝送するように構成してもよい。これは、例えば、伝送すべきいずれかの実データがあるかどうかを監視する伝送ノード1Aの制御ユニット2Aに基づいてもよい。伝送ノード1Aの制御ユニット2Aはさらに、アクティブ状態のいずれかの1つと、本発明による第1のIDLE状態と、イーサネット規格による通常のIDLE状態との間で切り替えるように構成してもよい。
上述のように、イーサネット・リンク6の伝送および受信側の双方でサポートされ構成される場合、またはイーサネットのオートネゴシエーションを介してイーサネット・リンク6の伝送および受信側の双方でサポートされ設定される場合にのみ、本発明による第1のIDLE状態になり得る。イーサネット規格によれば、イーサネット・リンクの折衝後、図1の受信ノード12は、受信ノード12が図1のイーサネットの伝送ノード11から実データを全く受信しないとき、図3に示すような通常のIDLE状態、すなわち「RECEIVE IDLE DETECT/CONFIRM(受信IDLE検出/確認)」状態31のループに配置される。イーサネットの受信ノード12が、イーサネット規格によるイーサネットの伝送ノード11からIDLEデータパケットまたは実データを全く受信しないとき、イーサネットの受信ノード12は、イーサネット・リンク13が故障しているかまたはダウン状態である、すなわち非アクティブ状態にあると宣言する。
それゆえ、新しい動作モードでは、本発明に従って、図4の受信ノード1Bの制御ユニット2Bを、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aの第1のIDLE状態に対応する、本発明に従ったIDLEデータパケット伝送の受信方法を規定する第1のIDLE状態で動作するように構成する。受信ノード1Bの制御ユニット2Bは、伝送ノード1Aの制御ユニット2Aと実質的に同時に同期しているその対応する第1のIDLE状態になるか、またはそれに切り替わるように構成されている。受信ノード1Bの制御ユニット2Bは、例えば、予め定められたデータ受信非活動時間の経過を検出すると、および/または上位レベルの機能またはプロトコルから第1のIDLE状態開始信号を受信すると、対応する第1のIDLE状態になるか、またはそれに切り替わるように構成され得る。
前記対応する第1のIDLE状態で動作しているとき、受信ノード1Bの制御ユニット2Bは、データ通信ユニット3Bによって、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、イーサネット・リンク6を経由して周期的にIDLEデータパケットを受信するように構成されている。この予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、伝送ノード1Aと受信ノード1Bとの間のイーサネット・リンク同期を維持する通常のインプリメンテーション固有の制限時間外である。予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔を、IDLEデータパケットの受信頻度が非常に低くなるように設定または構成してもよい。さらに、第1のIDLE状態で動作しているとき、受信ノード1Bの制御ユニット2Bを、IDLEデータパケットの周期的な受信と受信の間にイーサネット・リンク6をリンク・アクティブ状態で維持するように構成する。換言すると、イーサネット・リンク6を経由してIDLEデータパケットまたは実データが受信されなくても、受信ノード1Bの制御ユニット2Bは、依然としてイーサネット・リンク6はアップ状態でありかつ動作可能であるが、伝送ノード1Aと同期はしていないとみなす。受信ノード1Bは、継続的にアップ状態でありおよび動作可能である、すなわち、実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5B、および受信ノード1Bのデータ通信ユニット3Bに含まれる基本的なサポート電気/光学部品4Bは、継続的に電源を入れられかつ動作可能とし得る。
新しい動作モードでは、受信ノード1Bの制御ユニット2Bはまた、第1のIDLE状態からデフォルト状態、例えば、イーサネット規格による通常のIDLE状態へ切り替わるように構成されてもよい。これは、イーサネット規格による通常のIDLE状態に従ってイーサネット・リンク6を経由してIDLEデータパケットを継続的に受信すると実行され得る。受信ノード1Bの制御ユニット2Bはまた、イーサネット・リンク6を経由して実データパケットを受信するといずれかのIDLE状態を直接終了し、かつアクティブ状態になるように構成してもよい。受信ノード1Aの制御ユニット2Aはさらに、アクティブ状態と、本発明による第1のIDLE状態と、イーサネット規格による通常のIDLE状態とを含む状態のいずれか1つの間で切り替えるように構成してもよい。
上記の説明から、第1のIDLE状態でのIDLEデータパケットの周期的な伝送と伝送の間の予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、イーサネット・リンク6の両側において、すなわち、伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bの双方において事前設定されるか、または折衝されかつ設定された状態にある必要があることを理解されたい。次いで、第1のIDLE状態での周期的な伝送を、イーサネット・リンク6上の非常に低頻度のキープ・アライブ信号として使用し得る。これは、例えば、イーサネット・リンク6が故障またはダウン状態である場合に検出し宣言することを可能にする。
図6に、本発明の別の例示的な実施形態によるネットワークノード61A、61Bを示す。ネットワークノード61A、61Bは各々、図4を参照して説明した伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bのような伝送ノードおよび受信ノードを含む。この実施形態では、データ通信ユニット63A、63B’はデータ通信ユニット3Aに対応し、データ通信ユニット63B、63A’はデータ通信ユニット3Bに対応し得る。制御ユニット62Aを、図4を参照した上述の制御ユニット2A、2Bの動作に従ってデータ通信ユニット63A、63A’の双方を制御するように構成し得る。制御ユニット62Bを、図4を参照した上述の制御ユニット2A、2Bの動作に従ってデータ通信ユニット63B、63B’の双方を制御するように構成し得る。それゆえ、ネットワークノード61A、61Bは、イーサネット・リンク66で伝送ノードおよび受信ノードの双方としての機能を果たし得る。
図7に、本発明の別の例示的な実施形態によるネットワークノード71A、71Bを示す。ネットワークノード71A、71Bは各々、図4を参照して説明した伝送ノード1Aおよび受信ノード1Bのような伝送ノードおよび受信ノードを含む。この実施形態では、データ通信ユニット73Aは、図4の実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5A、5Bに対応する実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント75A、75A’の双方を組み込む。データ通信ユニット73Aは、実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント75A、75A’の双方に共有の基本的なサポート電気/光学部品74Aを含み得る。制御ユニット72Aを、図4を参照して上記で説明した制御ユニット2A、2Bの動作に従ってデータ通信ユニット73Aを制御するように構成する。データ通信ユニット73Bは、図4の実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント5A、5Bに対応する実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント75B、75B’を双方組み込み得る。データ通信ユニット73Bは、実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント75B、75B’の双方に共有の基本的なサポート電気/光学部品74Bを含み得る。制御ユニット72Bを、図4を参照して上記で説明した制御ユニット2A、2Bの動作に従ってデータ通信ユニット73Bを制御するように構成し得る。それゆえ、ネットワークノード71A、71Bは、イーサネット・リンク76上で伝送ノードおよび受信ノードの双方としての機能を果たし得る。
この実施形態では、制御ユニット73A、73Bを、前記第1のIDLE状態で動作するときに、実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント75A、75B’のいずれかのみ、すなわち実際の送信器、および/または実際の入力/出力媒体インターフェースコンポーネント75A、75B’によって使用される基本的なサポート電気/光学部品74A、74Bのいずれか一方の電源を切るように構成し得ることに留意されたい。
図8に、図4〜図7で説明した本発明の例示的な実施形態によるネットワークノード1A、1B、61A、61B、71A、71Bのうちの少なくとも2つを含むシステム80を示す。システム80は、イーサネット・リンク82を介して第1のルータ/スイッチ83に接続された顧客構内設備/顧客設置機器(CPE/CLE:customer premises equipment/customer located equipment)81を含む。第1のルータ/スイッチ83はさらに、イーサネット・リンク84を介して第2のルータ/スイッチ85に、およびイーサネット・リンク86を介して第3のルータ/スイッチ87に接続されている。第2のルータ/スイッチ85は、イーサネット・リンク88を介して第4のルータ/スイッチ89に接続され、第4のルータ/スイッチ89はさらに、イーサネット・リンク810を介して第3のルータ/スイッチ87に接続されている。このネットワークノード構成は種々のシステムまたはネットワークで生じることがあり、ネットワークノード間で伝送されるデータトラフィックに冗長な代替の伝送路を提供する。
しかしながら、CPE/CLE81と第1のルータ/スイッチ83との間のイーサネット・リンク82を利用せず、かつCPE/CLE81がイーサネット規格によるネットワークノードである場合には、CPE/CLE81は継続的に動作可能でかつ十分に電力が与えられ、しかも継続的にIDLEデータパケットを送信して、イーサネット・リンク82が利用されていなくともイーサネット・リンク82をアップ状態かつ動作可能にする。しかしながら、CPE/CLE81が、上述の実施形態のいずれか1つによる伝送ノードまたはネットワークノード1A、61A、61B、71A、71Bであり、およびスイッチ/ルータ83が、上述の実施形態のいずれか1つによる受信ノードまたはネットワークノード1B、61A、61B、71A、71Bである場合には、CPE/CLE81およびスイッチ/ルータ83は、本発明による第1のIDLE状態に切り替わることができ、CPE/CLE81は、IDLEデータパケットの周期的な伝送と伝送の間に少なくとも1つのデータ伝送部品の電源を切ってもよい。これは、CPE/CLE81の電力消費を著しく低減させると同時に、イーサネット・リンク82をアップ状態および動作可能に維持する。
システム80の利点は、システムのネットワークノード81、83、85、87、89およびイーサネット・リンク84、86、88、810の全てに同じ原理を適用し得ることである。例えば、イーサネット・リンク84がダウン状態または動作不能でない限りCPE/CLE81とスイッチ/ルータ85との間のデータパケットの伝送にイーサネット・リンク810を利用しない場合、スイッチ/ルータ87およびスイッチ/ルータ89は、本発明によれば、第1のIDLE状態に切り替わってもよく、スイッチ/ルータ87は、IDLEデータパケットのその周期的な伝送と伝送の間に少なくとも1つのデータ伝送部品の電源を切ってもよい。これは、スイッチ/ルータ87の電力消費を著しく低減させ得ると同時にイーサネット・リンク810をアップ状態および動作可能に維持する。
図9に、本発明の例示的な実施形態を示す方法を示すフロー図を示す。図9は、上述の実施形態のいずれか1つによる伝送ノードまたはネットワークノードで使用する一般的な方法を説明する。
ステップS91では、伝送ノードまたはネットワークノードの制御ユニットを第1のIDLE状態に切り替える。この第1のIDLE状態では、制御ユニットは、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従ってイーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットを周期的に伝送し、前記予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、伝送ノード/ネットワークノードと受信ノード/ネットワークノードとの間のイーサネット・リンク同期を維持する通常のインプリメンテーション固有の制限時間外である。制御ユニットでの第1のIDLE状態の使用は、制御ユニットで事前設定されても、または受信ノードとのイーサネット・リンクのオートネゴシエーション中に制御ユニットによって折衝されてもよい。
ステップS92では、第1のIDLE状態で動作する制御ユニットは、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を、IDLEデータパケットの周期的な伝送と伝送の間に切ってもよい。
図10に、本発明の例示的な実施形態による別の方法を示すフロー図を示す。この方法は、第1のIDLE状態の使用が伝送ノードおよび受信ノードによって設定されたときの図9のステップS91をより詳細に説明する。
ステップS101では、伝送ノードまたはネットワークノードの制御ユニットは、イーサネット・リンクを経由して伝送される実データがないことを検出してもよい。ステップS102では、制御ユニットは、データ伝送非活動時間を経過したかを確認するかまたは通知され得る。データ伝送非活動時間を経過した場合、制御ユニットは、ステップS104において第1のIDLE状態に切り替わる。データ伝送非活動時間を経過していない場合、制御ユニットはステップS103において、上位レベルのプロトコルからの第1のIDLE状態開始信号を受信したかを確認する。上位レベルのプロトコルからの第1のIDLE状態開始信号を受信した場合、制御ユニットは、ステップS104において第1のIDLE状態に切り替わり得る。上位レベルのプロトコルからの第1のIDLE状態開始信号を受信していない場合、制御ユニットは、ステップS105において第2のIDLE状態に切り替わり得る。第2のIDLE状態を、イーサネット規格による通常のIDLE状態とし得る。次いで、制御ユニットは、ステップS102およびS103の条件の一方が満たされるまでステップS102、S103およびS105を繰り返してもよく、それにより制御ユニットは第1のIDLE状態に切り替わり得る。ステップS102およびS103は順序を違えて発生してもよいこと、および制御ユニットは、いずれかの時点で上位レベルのプロトコルからの第1のIDLE状態開始信号を受信してから、第1のIDLE状態に切り替わり得ることに留意されたい。
図11は、本発明の例示的な実施形態による別の方法を示すフロー図を示す。この方法は、第1のIDLE状態の使用が伝送ノードおよび受信ノードにより設定されたときの図9の方法のステップS92をより詳細に説明する。
ステップS111では、第1のIDLE状態で動作する伝送ノードまたはネットワークノードの制御ユニットは、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を切ってもよい。ステップS112では、制御ユニットは、伝送すべきいずれかの実データがあるかどうか確認するかまたは通知され得る。伝送すべきいずれかの実データがある場合、制御ユニットは、ステップS116において、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を入れて、ステップS117において、第2のIDLE状態に切り替わるかまたは実データの伝送を開始し得る。伝送すべき実データが全くない場合、制御ユニットは、ステップS113において、IDLEデータパケットタイミング間隔が経過したかを確認するかまたは通知され得る。ステップS113において、IDLEデータパケットタイミング間隔を経過していない場合、制御ユニットはステップS112に戻り得る。ステップS113においてIDLEデータパケットタイミング間隔が経過した場合、制御ユニットは、ステップS116において、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を入れ、ステップS115において、IDLEデータパケットを伝送し得る。制御ユニットは、ステップS111に戻り、データ通信ユニットに含まれる少なくとも1つの構成部品の電源を切り得る。
図12は、本発明の例示的な実施形態による方法を示すフロー図を示す。図12は、上述の実施形態のいずれか1つによる受信ノードまたはネットワークノードで使用する一般的な方法を説明している。
ステップS121では、伝送ノードまたはネットワークノードの制御ユニットは、第1のIDLE状態に切り替わり得る。この第1のIDLE状態では、制御ユニットは、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、イーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットを周期的に受信し、前記予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔は、伝送ノード/ネットワークノードと受信ノード/ネットワークノードとの間のイーサネット・リンク同期を維持する通常のインプリメンテーション固有の制限時間外である。制御ユニットでの第1のIDLE状態の使用は、制御ユニットにおいて事前設定してもまたは伝送ノードとのイーサネット・リンクのオートネゴシエーション中に制御ユニットによって折衝してもよい。
ステップS122では、第1のIDLE状態で動作している制御ユニットは、IDLEデータパケットの周期的な受信と受信の間にリンク・アクティブ状態でイーサネット・リンクを維持し得る。これは、イーサネット・ネットワーク・ノードが同期状態に留まることを必要とせずに、制御ユニットにおいて実施され得る。制御ユニットはまた、イーサネット・リンクを経由してIDLEデータパケットを継続的に受信すると第2のIDLE状態に切り替わり、および/またはイーサネット・リンクを経由して実データを受信するので第1のIDLE状態を直接終了させ得る。第2のIDLE状態を、イーサネット規格による通常のIDLE状態とし得る。
本発明の別の利点は、既存の規格および製品の延長として追加できることである。本発明を、ハードウェアを更新する必要なく、既存の製品に直接実装してもよい。
本発明はまた、上述の実施形態で説明したように、伝送ノードの制御ユニットでの実行時に制御ユニットに上述の方法のステップのいずれか1つを実施させるコンピュータ可読コード手段を含む、伝送ノードの制御ユニットで使用するコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータプログラム製品のコード手段は、任意の形態の可読記憶媒体に格納されてよい。
本発明はさらに、上述の実施形態で説明したように、受信ノードの制御ユニットでの実行時に制御ユニットに受信ノードの動作を行わせるコンピュータ可読コード手段を含む受信ノードの制御ユニットで使用するコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータプログラム製品のコード手段は、任意の形態の可読記憶媒体に格納されてよい。
上述の説明は、本発明の実施に現在考えられる最良の態様である。説明は、限定を意図しておらず、本発明の一般的な原理を説明するためのものにすぎない。本発明の範囲は、公表される特許請求の範囲を参照してのみ確認されるべきである。

Claims (14)

  1. 少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して受信ノード(1B)にデータを伝送する伝送ノード(1A)であって、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してデータを伝送するように構成されたデータ通信ユニット(3A)と、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するように前記データ通信ユニット(3A)を制御するように構成された制御ユニット(2A)とを含む伝送ノード(1A)において、
    前記制御ユニット(2A)が、
    IDLEデータパケットを、前記データ通信ユニット(3A)によって、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して周期的に伝送する第1のIDLE状態で動作し、前記第1のIDLE状態においては、IDLEデータパケットの前記周期的な伝送と伝送の間に、前記データ通信ユニット(3A)に含まれる少なくとも1つの構成部品(4A、5A)の電源を切るように構成され
    前記第1のIDLE状態が、前記イーサネット・リンク(6)の確立時の、前記伝送ノード(1A)と前記受信ノード(1B)とのイーサネットのオートネゴシエーション中に折衝可能な前記制御ユニット(2A)の動作モードであり、
    前記制御ユニット(2A)がさらに、前記データ通信ユニット(3A)によって前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してIDLEデータパケットが継続的に伝送される第2のIDLE状態に切り替わるように構成され、前記伝送ノード(1A)の前記受信ノード(1B)との同期状態を保持し、および前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するようにすることを特徴とする、伝送ノード(1A)。
  2. 前記少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔が、少なくとも、前記データ通信ユニット(3A)に含まれる少なくとも1つの構成部品(5A)の電源を切り、その後、次のIDLEデータパケットの送信前に前記データ通信ユニット(3A)によって再び電源を入れることができる程十分に長い時間間隔に基づいている、請求項1に記載の伝送ノード(1A)。
  3. 前記少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔が、少なくとも、前記データ通信ユニット(3A)に含まれる複数の構成部品(4A、5A)の電源を切り、その後、次のIDLEデータパケットの送信前に前記データ通信ユニット(3A)によって再び電源を入れることができる程十分に長い時間間隔に基づいている、請求項1または2に記載の伝送ノード(1A)。
  4. 前記制御ユニット(2A)が、予め定められたデータ伝送非活動時間の経過を検出すると、および/または上位レベルの機能またはプロトコルから第1のIDLE状態開始信号を受信すると、前記第1のIDLE状態に切り替わるように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の伝送ノード(1A)。
  5. 前記制御ユニット(2A)が、伝送すべきいずれかの実データがあるかに基づいてアクティブ状態と、前記第1のIDLE状態と、前記第2のIDLE状態との間で切り替わるように、および/または前記イーサネット・リンク(6)を経由して実データが伝送されると前記第1のIDLE状態を直接終了させるように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の伝送ノード(1A)。
  6. 少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して受信ノード(1B)にデータを伝送するための伝送ノード(1A)の使用方法であって、前記伝送ノード(1A)が、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してデータを伝送するように構成されたデータ通信ユニット(3A)と、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するように前記データ通信ユニット(3A)を制御するように構成された制御ユニット(2A)とを含む、方法において、
    −IDLEデータパケットを、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して周期的に伝送する第1のIDLE状態で動作するように、前記伝送ノード(1A)の前記制御ユニット(2A)を切り替えるステップ、および
    前記第1のIDLE状態での動作時、データ通信ユニット(3A)に含まれる少なくとも1つの構成部品(4A、5A)の電源をIDLEデータパケットの前記周期的な伝送と伝送の間に切るステップ
    を含み、
    前記方法が、
    −前記受信ノード(1B)とのイーサネット・リンクのオートネゴシエーション中に前記制御ユニット(2A)での前記第1のIDLE状態の使用を折衝するステップ
    をさらに含み、
    前記制御ユニット(2A)がさらに、前記データ通信ユニット(3A)によって前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してIDLEデータパケットが継続的に伝送される第2のIDLE状態に切り替わるように構成され、前記伝送ノード(1A)の前記受信ノード(1B)との同期状態を保持し、および前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するようにすることを特徴とする方法。
  7. −予め定められたデータ伝送非活動時間の経過を検出したら、および/または上位レベルの機能またはプロトコルから第1のIDLE状態開始信号を受信したら、前記制御ユニット(6)において前記第1のIDLE状態に切り替えるステップ
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. −伝送すべきいずれかの実データがあるかに基づいてアクティブ状態と、前記第1のIDLE状態と、前記第2のIDLE状態との間で切り替える;および/または前記イーサネット・リンク(6)を経由して実データが伝送されるときに前記第1のIDLE状態を直接終了させるステップ
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して伝送ノード(1A)からデータを受信する受信ノード(1B)であって、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してデータを受信するように構成されたデータ通信ユニット(3B)と、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するように前記データ通信ユニット(3B)を制御するように構成された制御ユニット(2B)とを含む受信ノード(1B)において、
    前記制御ユニット(2B)が、
    IDLEデータパケットを、前記データ通信ユニット(3B)によって、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して周期的に受信する第1のIDLE状態で動作し、および前記第1のIDLE状態での動作時、前記IDLEデータパケットの前記周期的な受信と受信の間に前記イーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するように構成され
    前記第1のIDLE状態が、前記イーサネット・リンク(6)の確立時の、前記伝送ノード(1A)と前記受信ノード(1B)とのイーサネットのオートネゴシエーション中に折衝可能な前記制御ユニット(2B)の動作モードであり、
    前記制御ユニット(2B)がさらに、前記データ通信ユニット(3B)によって前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してIDLEデータパケットが継続的に受信される第2のIDLE状態に切り替わるように構成され、前記伝送ノード(1A)の前記受信ノード(1B)との同期状態を保持し、および前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するようにすることを特徴とする、受信ノード(1B)。
  10. 前記制御ユニット(2B)が、前記イーサネット・リンク(6)を経由してIDLEデータパケットを継続的に受信すると、および/または前記イーサネット・リンク(6)を経由して実データが受信されるときに前記第1のIDLE状態を直接終了させると、第2のIDLE状態に切り替わるように構成されている、請求項に記載の受信ノード(1B)。
  11. 少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して伝送ノード(1A)からデータを受信するための受信ノード(1B)の使用方法であって、前記受信ノード(1B)は、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してデータを伝送するように構成されたデータ通信ユニット(3B)と、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するように前記データ通信ユニット(3B)を制御するように構成された制御ユニット(2B)とを含む、方法において、
    −IDLEデータパケットを、前記データ通信ユニット(3B)によって、少なくとも1つの予め定められたIDLEデータパケットのタイミング間隔に従って、前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由して周期的に受信する第1のIDLE状態で動作するように、前記受信ノード(1B)の前記制御ユニット(2B)を切り替えるステップ、および
    −前記第1のIDLE状態での動作時、IDLEデータパケットの前記周期的な受信と受信の間に前記イーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するステップ
    含み、
    前記方法が、
    −前記伝送ノード(1A)とのイーサネット・リンクのオートネゴシエーション中に前記制御ユニット(2B)での前記第1のIDLE状態の使用を折衝するステップ
    をさらに含み、
    前記制御ユニット(2B)がさらに、前記データ通信ユニット(3B)によって前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)を経由してIDLEデータパケットが継続的に受信される第2のIDLE状態に切り替わるように構成され、前記伝送ノード(1A)の前記受信ノード(1B)との同期状態を保持し、および前記少なくとも1つのイーサネット・リンク(6)をリンク・アクティブ状態に維持するようにすることを特徴とする方法。
  12. 前記イーサネット・リンク(6)を経由してIDLEデータパケットを継続的に受信すると、および/または前記イーサネット・リンク(6)を経由して実データが受信されるときに前記第1のIDLE状態を直接終了させると、第2のIDLE状態に切り替えるステップ
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 少なくとも1つのイーサネット・リンク(66、76)を経由してデータを送受信するネットワークノード(61A、61B、71A、71B)であって、請求項1〜のいずれか一項に記載の少なくとも1つの伝送ノード(1A)と、請求項または10に記載の少なくとも1つの受信ノード(1B)とを含む、ネットワークノード(61A、61B、71A、71B)。
  14. 少なくとも1つのイーサネット・リンク(82、84、86、88、810)を経由してデータを送受信するシステム(80)であって、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の少なくとも1つの伝送ノード(1A)、および請求項または10に記載の少なくとも1つの受信ノード(1B);または
    請求項1〜のいずれか一項に記載の少なくとも1つの少なくとも1つの伝送ノード(1A)または請求項または10に記載の少なくとも1つの受信ノード(1B)、および請求項13に記載の少なくとも1つのネットワークノード(61A、61B、71A、71B);または
    請求項13に記載の少なくとも第1および第2のネットワークノード(61A、61B、71A、71B)
    を含むシステム(80)。
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