JP5350114B2 - 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタやデジタルカメラなどの画像表示装置及び画像表示方法、並びに前記画像表示装置の制御方法を実現するためのプログラムに関する。
従来のプリンタやデジタルカメラなどの画像表示装置には、画像情報の再生時に画像情報を示すファイル名の一部を数字により表示し、さらにこの画像情報が登録されるディレクトリにおけるディレクトリ名の少なくとも一部を数字により表示するものがある。そして、ディレクトリ名の少なくとも一部とファイル名の少なくとも一部とを“−”などのつなぎ記号を介して表示する手法が、例えば、特許文献1などに記載されている。
このファイル名とディレクトリ名の一部に数字を使用するための規格としては、DCF規格が存在する。このDCF規格によれば、ディレクトリ名は、先頭3文字が100〜999までの数字で、残りの5文字は自由文字の8文字にすることが決められている。特に先頭3文字の数字はディレクトリ番号と呼ばれ、この番号は重複しないようにDCF規格で定められている。一方のファイル名に関しては、先頭4文字が自由文字で、残りの4文字が0001〜9999までの8文字にすることが決められている。特に残り4文字の数字はファイル番号と呼ばれ、この番号は重複しないようにDCF規格で定められている。
上記特許文献1をDCF規格に適応することにより、ディレクトリ番号とファイル番号とを、“ディレクトリ番号−ファイル番号”のように“−”でつないだ形で表示することが可能となる。またディレクトリ番号とファイル番号は重複することはないため、これらの番号を表示することで、画像表示装置の使用者は表示している画像を特定することができる。
特開2004−64776号公報
従来の画像表示装置では、ディレクトリ番号やファイル番号を重複して記録した画像ファイルは、上記のDCF規格には適していないため、正しく再生できないことがある。そして、特許文献1のように、ディレクトリ番号やファイル番号のみを利用して画像ファイルを特定するための表示を行おうとしても、ディレクトリ番号やファイル番号が重複している場合には、画像ファイルを区別して表示することもできなかった。つまり、番号だけでは画像を特定できず、使用者にとって不便であった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、次のような、画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。即ち、ディレクトリ番号やファイル番号が重複して記録された画像ファイルであっても、これら画像ファイルを区別することが可能な文字列を表示することができ、使用者が、表示された画像の全てを特定することができるようにする。
上記目的を達成するために、本発明の画像表示装置は、画像ファイルが表示される表示手段と、前記表示手段に表示する画像ファイルを決定する表示画像決定手段と、前記表示画像決定手段により決定された画像ファイルに関する情報を前記表示手段に表示させる情報表示制御手段と、前記画像ファイルのファイル名を構成する数字、及び前記画像ファイルが登録されているディレクトリのディレクトリ名を構成する数字とを所定のつなぎ記号で連結して前記画像ファイルに関する情報を作成する表示情報作成手段とを備え、前記表示情報作成手段は、複数のディレクトリの中で、ディレクトリ名を構成する数字が重複しているディレクトリが存在するか否かを判定する第1の判定手段と、複数のファイルの中で、ファイル名を構成する数字が重複しているファイルが存在するか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段によって前記重複しているディレクトリが判定された場合には、該ディレクトリのディレクトリ名を構成する数字に文字を付随させ、前記第2の判定手段によって前記重複しているファイルが判定された場合には、該ファイルのファイル名を構成する数字に文字を付随させて、前記画像ファイルに関する情報を作成する作成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ディレクトリ名やファイル名が重複して記録された画像ファイルであっても、これらの画像ファイルを区別することが可能な、画像ファイルに関する情報を表示手段に表示することができる。これにより、使用者が、表示手段に表示された画像の全てを特定することが可能になる。
実施の形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。 画像表示装置の処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるディレクトリDB及びファイルDBの一例を示す図である。 表示部に表示される画像の表示例を示す図である。 表示文字列を作成する処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるファイル構成と表示文字列の対応図である。 第2の実施の形態において作成されるディレクトリDBの一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるファイル構成と表示文字列の対応図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
<画像表示装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。
この画像表示装置100は、システム制御回路50、メモリ52、及び不揮発性メモリ58を有している。システム制御回路50は、画像表示装置100全体を制御する回路であり、メモリ52はシステム制御回路50が動作するときに使用する変数、プログラム等を記憶するメモリである。このメモリ52は電源を切ると記録内容が保持されない例えばSDRAMなどで構成されている。不揮発性メモリ58は電気的に消去・記録可能なメモリであり、電源を切っても記録内容が保持される例えばフラッシュROMなどで構成されている。この不揮発性メモリ58には、プログラム本体やプログラムが使用する定数等が記憶される。
システム制御回路50には、システムバス51を介して、記録媒体200とのインタフェース(I/F)60、画像メモリ80、及び圧縮伸長部82が接続されている。記録媒体200は、メモリカードやハードディスク等である。
画像メモリ80は、記録媒体200から読み込まれた画像データや、圧縮伸張部82からの画像データを一時的に保存しておくメモリである。圧縮伸張部82は、記録媒体200から読み込まれたJPEG形式で圧縮された画像データを伸張し、画像メモリ80に書き込む。
さらに、システム制御回路50には、操作部40、表示部54、電源制御部30、及び記録媒体着脱検知部材62が接続されている。操作部40は、電源ボタンや十字キーなどの各種ボタンや、タッチパネル等で構成され、表示部54は、LCDなどから構成され、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字や画像を表示する。この表示部54に、記録媒体200に記録されている画像の表示を行うことも可能である。また操作部40の十字キーを操作することにより、記録媒体200に記録されている画像の画像送りをすることが可能である。電源制御部30は、システム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。記録媒体着脱検知部材62は、記録媒体200が装着されているか否かを検知する。
<画像表示装置の処理フロー>
図2は、画像表示装置100の処理を示すフローチャートである。
(A)全体的なフロー
操作部40の電源ボタンが押下されると、システム制御回路50は記録媒体200に記録されている画像ファイルを読み出し、読み出した画像データを表示部54に表示する画像表示処理を実行する(ステップS301〜ステップS305)。この画像表示処理に関しては後述する。
次にシステム制御回路50は、ユーザの操作を判別する(ステップS102)。このユーザの操作とは、ユーザによる操作部40に対する操作や、ユーザが記録媒体200を着脱し、この着脱を記録媒体着脱検知部材62によって検知した場合などがある。
システム制御回路50は、前記ステップS102の操作で記録媒体200の着脱を検知したときは画像表示処理(ステップS103)を行う。この画像表示処理は、上記した画像表示処理(ステップS301〜ステップS305)と同じ処理である。
前記ステップS102の操作で画像送りボタンが押されたときは、システム制御回路50は表示画像の画像送り処理(ステップS401〜ステップS406)を行う。この画像送り処理に関しては後述する。
前記ステップS102でその他のボタンが押されたときは、システム制御回路50はボタン操作に応じた処理を行う(ステップS105)。ボタン操作に応じた処理とは、例えばメニューの表示などが挙げられる。
また、前記ステップS102で電源OFFボタンが押されたときは、画像表示装置100の電源を切り(ステップS106)、処理を終了する。
(B)画像表示処理の詳細
次に、前述した画像表示処理(ステップS301〜ステップS305)の詳細について説明する。
システム制御回路50は、まず、ディレクトリデータベース(以下、ディレクトリDBと略す)を作成する(ステップS301)。このディレクトリDBの一例を図3(a)に示す。ディレクトリDBには、IDと、画像情報が登録されるディレクトリのディレクトリ名と、重複フラグを記録する。
図3(a)のIDは、ディレクトリ番号の小さい順に割り当てられる。このとき、101CANOと101KANOのように、同一ディレクトリ番号を持つディレクトリが存在しているときは、ディレクトリ名をアルファベット順に並べたときに、最初にリストされるディレクトリに対して小さいIDを割り当てる。
図3(a)の重複フラグは、ディレクトリ番号が重複しているかどうかを表すフラグである。ディレクトリ番号が重複しているときは、A,Bなどのアルファベット文字が一文字割り当てられる。このとき、IDの小さいほうから順に、A,B,Cの順に割り当てていく。即ち、ディレクトリ名が重複しているときは、ディレクトリ名の数字(つまりディレクトリ番号)にアルファベット一文字を付随し、Aから順に付随していくことになる。一方、ディレクトリ番号の重複がないときは、このフラグに例えば0を記録すればよい。
次にシステム制御回路50は、表示する画像を検索するディレクトリを決定する(ステップS302)。この決定方法は、図3(a)のディレクトリDBを参照して最も大きなIDを持つディレクトリで決定する。このとき、最も大きなIDを持つディレクトリに画像ファイルが存在しなかったときは、次に大きなIDを持つディレクトリで決定する。本例では、最も大きなディレクトリIDを持つディレクトリは102CANOで、この102CANOには画像ファイルが含まれているので、102CANOに決定する。
次にシステム制御回路50は、ファイルデータベース(以下、ファイルDBと略す)を作成する(ステップS303)。本実施の形態では、102CANOのディレクトリに記録されているファイルのファイルDBを作成する。図3(b)に、作成するファイルDBの一例を示す。ファイルDBには、IDとファイル名と重複フラグと表示文字列を記録する。表示文字列とは、表示部54に表示するディレクトリ・ファイル番号の文字列である。
図3(b)のIDは、ファイル番号の小さい順に割り当てられる。このとき、IMG_0018.JPGとSND_0018.JPGのように、同一ファイル番号を持つファイルが存在しているときは、ファイル名をアルファベット順に並べたときに、最初にリストされるファイルに対して小さいIDを割り当てる。
図3(b)の重複フラグは、ファイル番号が重複しているかどうかを表すフラグである。ファイル番号が重複しているときは、A,Bなどのアルファベット文字が一文字割り当てられる。このとき、IDの小さいほうから順に、A,B,Cの順に割り当てていく。即ち、ファイル名が重複しているときは、ファイル名の数字(つまりファイル番号)にアルファベット一文字を付随させる。このとき、Aから順に付随していくことになる。一方、ファイル番号の重複がないときは、この重複フラグに例えば0を記録すればよい。
図3(b)の例では、102CANOのディレクトリにあるファイルを表示するので、ディレクトリ番号は102である。このディレクトリ番号とファイル番号と重複フラグから表示文字列を決定する。
具体的には、重複フラグが0のときは、102−0019,102−0017のように「ディレクトリ番号+ハイフン+ファイル番号」の形式で文字列を生成する。即ち、ディレクトリ名の一部に含まれている数字(つまりディレクトリ番号)と、ファイル名の一部に含まれている数字(つまりファイル番号)とを所定のつなぎ記号であるハイフンで連結して、表示文字列を生成する。
一方、重複フラグにA,Bなどの文字列が設定されていたときは、102:0018A,102:0018Bのように「ディレクトリ番号+コロン+ファイル番号+重複フラグ」の形式で文字列を生成する。即ち、ディレクトリ番号か、或いはファイル番号に重複があった場合は、つなぎ記号の表示を例えばコロンに変更する。このディレクトリ番号とファイル番号を表す文字列の作成処理の詳細は図5を用いて後述する。
次にシステム制御回路50は、表示する画像ファイルを決定する(ステップS304、表示画像決定手段)。この決定方法は、図3(b)の例で最も大きなIDを持つ画像ファイルを、表示する画像ファイルとして決定する。本例ではIMG_0019.JPGである。
次にシステム制御回路50は、ステップS304で決定した画像ファイルを表示部54に表示する(ステップS305、)。このとき、図3(b)のファイルDBにて作成したディレクトリ・ファイル番号の文字列(つまり表示文字列)も、画像と共に表示部54に表示して(情報表示制御手段)、画像表示処理を終了する。
ステップS305において表示部54に表示される画像の表示例を図4に示す。同図中の700が画像ファイルIMG_0019.JPGに記録されていた画像であり、701がディレクトリ番号とファイル番号である。画像と共に、ディレクトリ番号・ファイル番号(つまり表示文字列)を表示することによって、どのファイルが表示されているかを識別しやすくなっている。
(C)画像送り処理の詳細
次に、前記画像送り処理(ステップS401〜ステップS406)の詳細について説明する。
システム制御回路50は、表示ディレクトリを変更するかどうかを判定する(ステップS401)。例えば、現在、102CANOのディレクトリにあるIMG_0019.JPGという画像ファイル(図6(a)参照)を表示している場合に、さらに画像を送るように指示されたときは、次のように処理する。即ち、100CANOのディレクトリにある画像のうち、最もファイル番号の小さい画像ファイルであるIMG_0001.JPGを表示する。
システム制御回路50は、ステップS401でディレクトリを変更する必要があるときは、前述した図3(a)のディレクトリDBを検索して(ステップS402)、表示するディレクトリを決定する。例えば、現在、IDが4である102CANOを表示していて、次のディレクトリを表示するときは、通常であればIDが5のディレクトリに決定する。しかし、最大のIDが4であるから、このときはIDが1である100CANOを表示ディレクトリとする。
一方、ステップS401でディレクトリを変更しないと判定したときは、ファイルDB(図3(b)〜(e))を検索して(ステップS405)、表示画像ファイルを決定する(ステップS404)。例えば、図3(b)で、IDが4であるIMG_0019.JPGを表示しているときに、表示画像を一枚戻すときはIDが3であるSND_0018.JPGを表示する画像ファイルとする。
システム制御回路50は、ステップS402で表示するディレクトリを決定した後、ファイルDBを作成する(ステップS403)。例えば、100CANOのファイルDBを作成するときは図3(c)に示すファイルDBを作成する。
次にシステム制御回路50は、このファイルDBから表示するファイルを決定する(ステップS404)。その方法は画像を送るように指示されたときは一番小さなIDを持つファイルに決定し、画像を戻すように支持されたときは一番大きなIDを持つファイルに決定する。
最後に、システム制御回路50は、画像ファイルの画像データと、画像ファイルのディレクトリ番号とファイル番号を表示部54に表示して画像送り処理を終了する。このとき表示されるディレクトリ番号とファイル番号は、例えば図3(b)〜(e)のファイルDBで作成した表示文字列で表示される。なお、図3(d)は101KANO、図3(e)は101CANOのファイルDBである。
<表示文字列の作成処理>
次に、ディレクトリ・ファイル番号を識別するための表示文字列の作成処理(表示情報作成手段)について図5を参照して説明する。
図5は、図3(b)〜(e)の表示文字列を作成する処理を示すフローチャートである。
システム制御回路50は、ディレクトリDBを検索して、複数のディレクトリ中に、表示する画像ファイルのディレクトリ番号が重複しているディレクトリが存在するかどうかを判定する(ステップS901、第1の判定手段)。ステップS901でディレクトリ番号が重複していない場合はステップS902へ進む。
ステップS902では、システム制御回路50は、ファイルDBを検索して、表示部54に表示する画像ファイルのファイル番号が重複しているかどうかを判定する(第2の判定手段)。ファイル番号が重複していないときは、ステップS903へ進み、「ディレクトリ番号」「−」「ファイル番号」の形式で文字列を作成する。例えば102−0019などの8文字から成る文字列を作成する。
また、システム制御回路50は、前記ステップS902においてファイル番号が重複していると判定したときは、ステップS904へ進み、「ディレクトリ番号」「:」「ファイル番号」「ファイル番号重複フラグ」の形式で文字列を作成する。例えば102:0018Aなどの9文字から成る文字列を作成する。
一方、システム制御回路50は、前記ステップS901においてディレクトリ番号が重複していると判定したときはステップS905へ進む。ステップS905では、ファイル番号が重複しているかどうかを判定する。このステップS905の処理は前述したステップS902と同じである。
また、システム制御回路50は、前記ステップS905においてファイル番号が重複していないと判定したときは、ステップS906へ進み「ディレクトリ番号」「ディレクトリ重複フラグ」「:」「ファイル番号」の形式で文字列を作成する。例えば101A:0011などの9文字から成る文字列を作成する。
そして、システム制御回路50は、前記ステップS905においてファイル番号が重複していると判定したときは、ステップS907へ進み「ディレクトリ番号」「ディレクトリ重複フラグ」「ファイル番号」「ファイル重複番号」の形式で文字列を作成する。例えば101B0016Bなどの9文字から成る文字列を作成する。即ち、ディレクトリ番号とファイル番号の両方ともが重複している場合には、ハイフンやコロンなどのつなぎ記号を表示しないようにする。
図6(a),(b)は、本実施の形態におけるファイル構成と表示文字列の対応図であり、同図(a)は、記録媒体200に記録されているファイル構成の一例を示し、同図(b)は表示文字列の作成処理(図5)により作成される表示文字列を示している。
本例のファイル構成は、ほぼDCF規格に則っている。ただし、図6中の501a、501bで示す2つのディレクトリ、及び502a、502b、503a、503bで示す4つのファイルは、DCF規格違反である。
具体的な違反内容としては、ディレクトリ番号・ファイル番号が重複していることである。DCF規格では、501aで示す「101CANO」、501bで示す「101KANO」のようなディレクトリ番号の重複を認めていない。また、同一ディレクトリで同じファイル番号を持つファイル名を付与することも認めていない。つまり、ディレクトリ「101KANO」に記録される、502aで示すファイル「IMG_ 0016.JPG」と502bで示す「SND_ 0016.JPG」はDCF規格違反である。同様に、102CANOに記録される、503aで示すファイル「IMG_0018.JPG」と503bで示す「SND_0018.JPG」はDCF規格違反である。
図5及び図6を用いて説明した通り、本実施の形態によれば、9文字以内の文字列でディレクトリ・ファイル番号を表示するように構成される。そのことによって、図4を用いて前述したように表示部54に、画像の表示を極力阻害しない形でディレクトリ・ファイル番号を表示することが可能となる。
<第1の実施の形態に係る利点>
本実施の形態によれば、ディレクトリ番号が重複しているディレクトリがあった場合は、ディレクトリ番号に付随する文字(例えばアルファベットの一文字)を追加することで番号が重複しているディレクトリ名の表示を変更する。また、ファイル番号が重複しているファイルがあった場合は、ファイル番号に付随する文字(例えばアルファベットの一文字)を追加することで番号が重複しているファイル名の表示を変更する。その結果、ディレクトリ番号やファイル番号が重複して記録された画像ファイルであっても、これらの画像ファイルを区別することが可能な表示文字列(画像ファイルに関する情報)を表示部54に表示することができる。これにより、使用者が、表示部54に表示された画像の全てを特定することができるようになる。
また、ディレクトリ番号が重複していれば、表示文字列の前半部分であるディレクトリ番号の直後に例えばアルファベットの一文字を追加する。ファイル番号が重複していれば、表示文字列の後半部分であるファイル番号の直後に例えばアルファベットの一文字を追加する。これにより、ディレクトリ番号及びファイル番号のいずれが重複しているのかを使用者に認識させることが可能になり、そのため、使用者は、DCF規格に適応しているファイルと、適応していないファイルとの判別が可能となる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、ディレクトリ名の重複があっても、数字以外の文字列が特定の文字列であった場合は、そのディレクトリを重複ディレクトリではないものとして表示を行う。以下、図7及び図8を参照して、第2の実施の形態を説明する。
図7は、第2の実施の形態において作成されるディレクトリDBの一例を示す図である。また、図8(a),(b)は、第2の実施の形態におけるファイル構成と表示文字列の対応図であり、同図(a)は、記録媒体200に記録されているファイル構成の一例を示し、同図(b)は表示文字列の作成処理(図5)により作成される表示文字列を示している。なお、図8(a)は図6(a)と同じである。
図7の例では、IDが2と3のディレクトリ名「101CANO,101KANO」において、ディレクトリ番号「101」が重複している。本実施の形態では、このようにディレクトリ番号が重複していても、例えばIDが2のディレクトリのように、ディレクトリ名が「ディレクトリ番号」+「CANO」であるディレクトリは重複ディレクトリではないと判定する。即ち、表示文字列に、例えば「CANO」という数字以外の特定の文字列があった場合には、重複フラグは0となる。
その結果、表示文字列は図8(b)に示すものとなる。即ち、図8(b)の例では、図中の501aに示す「101CANO」のディレクトリに記録されるファイルはDCF準拠として表示され、101−0012などのように表示される。一方の図中の501bに示す「101KANOディレクトリ」に記録されるファイルはDCF規格違反ファイルとして、101A:0014などのように表示される。
なお、第2の実施の形態では、ディレクトリ名が「ディレクトリ番号」+「CANO」のディレクトリを重複していないと判定するように構成したが、特定の文字列は、「CANO」以外のどのような文字列であっても構わない。また、ソフトウェアキーボードなどによって、ユーザが文字列を自由に選択可能なように構成しても構わない。
<第2の実施の形態に係る利点>
第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様の利点を得ることができるほか、使用者が必要に応じて特定の文字列を任意に設定することにより、重複ディレクトリではないものとして表示することができるので、使用者の利便性がより向上する。
[他の実施の形態]
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。また、上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
なお、本発明の実施の形態は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をパーソナルコンピュータ(CPU,プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
40 操作部
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
58 不揮発性メモリ
200 記録媒体

Claims (9)

  1. 画像ファイルが表示される表示手段と、
    前記表示手段に表示する画像ファイルを決定する表示画像決定手段と、
    前記表示画像決定手段により決定された画像ファイルに関する情報を前記表示手段に表示させる情報表示制御手段と、
    前記画像ファイルのファイル名を構成する数字、及び前記画像ファイルが登録されているディレクトリのディレクトリ名を構成する数字とを所定のつなぎ記号で連結して前記画像ファイルに関する情報を作成する表示情報作成手段とを備え、
    前記表示情報作成手段は、
    複数のディレクトリの中で、ディレクトリ名を構成する数字が重複しているディレクトリが存在するか否かを判定する第1の判定手段と、
    複数のファイルの中で、ファイル名を構成する数字が重複しているファイルが存在するか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって前記重複しているディレクトリが判定された場合には、該ディレクトリのディレクトリ名を構成する数字に文字を付随させ、前記第2の判定手段によって前記重複しているファイルが判定された場合には、該ファイルのファイル名を構成する数字に文字を付随させて、前記画像ファイルに関する情報を作成する作成手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記作成手段は、
    前記第1の判定手段によって前記重複しているディレクトリが判定された場合には、ディレクトリのディレクトリ名を構成する数字に付随させるアルファベットの一文字を、それぞれのディレクトリに対してAから順に追加していき、前記第2の判定手段によって前記重複しているファイルが判定された場合には、ファイルのファイル名を構成する数字に付随させるアルファベットの一文字を、それぞれのファイルに対してAから順に追加していくことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記所定のつなぎ記号は、ハイフンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記表示情報作成手段は、前記第1の判定手段によって前記重複しているディレクトリが判定された場合、又は前記第2の判定手段によって前記重複しているファイルが判定された場合に、前記所定のつなぎ記号を変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  5. 前記変更手段によって変更された所定のつなぎ記号は、コロンであることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記表示情報作成手段は、前記第1及び第2の判定手段によってディレクトリ名及びファイル名の両方とも重複していることが判定された場合には、前記所定のつなぎ記号を使用しないで前記画像ファイルに関する情報を作成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  7. 前記表示情報作成手段は、前記第1の判定手段によってディレクトリ名の重複があるディレクトリが判定された場合に、該ディレクトリのディレクトリ名を構成する数字以外の文字列が特定の文字列であったときは、ディレクトリ名の重複がないディレクトリと同じ形式で前記画像ファイルに関する情報を作成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  8. 表示手段に表示する画像ファイルを決定する表示画像決定工程と、
    前記表示画像決定工程により決定された画像ファイルに関する情報を前記表示手段に表示させる情報表示制御工程と、
    前記画像ファイルのファイル名を構成する数字、及び前記画像ファイルが登録されているディレクトリのディレクトリ名を構成する数字とを所定のつなぎ記号で連結して前記画像ファイルに関する情報を作成する表示情報作成工程とを有し、
    前記表示情報作成工程は、
    複数のディレクトリの中で、ディレクトリ名を構成する数字が重複しているディレクトリが存在するか否かを判定する第1の判定工程と、
    複数のファイルの中で、ファイル名を構成する数字が重複しているファイルが存在するか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記第1の判定工程によって前記重複しているディレクトリが判定された場合には、該ディレクトリのディレクトリ名を構成する数字に文字を付随させ、前記第2の判定工程によって前記重複しているファイルが判定された場合には、該ファイルのファイル名を構成する数字に文字を付随させて、前記画像ファイルに関する情報を作成する作成工程とを有することを特徴とする画像表示方法。
  9. 画像ファイルが表示される表示手段を有する画像表示装置の制御方法を実行するためのコンピュータ
    前記表示手段に表示する画像ファイルを決定する表示画像決定ステップと、前記表示画像決定ステップにより決定された画像ファイルに関する情報を前記表示手段に表示させる情報表示制御ステップと、前記画像ファイルのファイル名を構成する数字、及び前記画像ファイルが登録されているディレクトリのディレクトリ名を構成する数字とを所定のつなぎ記号で連結して前記画像ファイルに関する情報を作成する表示情報作成ステップを実行させるためのプログラムであって、
    前記表示情報作成ステップは、
    複数のディレクトリの中で、ディレクトリ名を構成する数字が重複しているディレクトリが存在するか否かを判定する第1の判定ステップと、
    複数のファイルの中で、ファイル名を構成する数字が重複しているファイルが存在するか否かを判定する第2の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップによって前記重複しているディレクトリが判定された場合には、該ディレクトリのディレクトリ名を構成する数字に文字を付随させ、前記第2の判定ステップによって前記重複しているファイルが判定された場合には、該ファイルのファイル名を構成する数字に文字を付随させて、前記画像ファイルに関する情報を作成する作成ステップとを有することを特徴とするプログラム。
JP2009176453A 2009-07-29 2009-07-29 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP5350114B2 (ja)

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