JP5349631B2 - スキャナおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、スキャナおよびプログラムに関する。
従来、音声ガイダンスにおいては、音声案内の利便性を向上させるために、各種設定を変更可能に設けたり、音声案内の再生時間を可変としたりする技術が知られている。
しかしながら、従来技術においては、ユーザの動作に応じて音声ガイダンスの途中にガイダンス内容を変更することができず、ユーザの動作に応じた音声ガイダンスを行うことが望まれていた。
実施形態のスキャナは、検出手段と、第1音声出力手段と、第2音声出力手段と、第3音声出力手段と、を備える。検出手段は、撮像手段が撮像した画像から、値引表示、または、商品に前記値引表示があることを示すフラグ表示を検出する。第1音声出力手段は、前記値引表示を検出した旨を報知する第1音声ガイダンス、または、前記値引表示の撮像を促す第2音声ガイダンスのうち、読み方が共通している冒頭部分を先に出力する。第2音声出力手段は、前記値引表示が検出されると、前記第1音声ガイダンスのうち前記冒頭部分以外の部分を出力する。第3音声出力手段は、前記値引表示は未検出だが前記フラグ表示が検出されると、前記第2音声ガイダンスのうち前記冒頭部分以外の部分を出力する。
図1は、本実施形態のスキャナを備えたチェックアウトレーンシステムの構成を概略的に示す外観斜視図である。 図2は、スキャナの構成を示すブロック図である。 図3は、商品とカメラの撮像エリアとの関係の一例を示す図である。 図4は、スキャナが実行する情報読取処理の手順を示すフローチャートである。
以下では、本実施形態にかかる音声ガイダンス装置をスーパーマーケット等の店舗において商品コード等の読み取りを行うスキャナに適用し、当該スキャナが値引きシールを検出したか否かに基づいてオペレータへの音声ガイダンスを切り替える例について説明する。
図1は、本形態にかかるスキャナ2を備えたチェックアウトレーンシステム4の構成を概略的に示す外観斜視図である。図1に示すように、チェックアウトレーンシステム4は、商品を入れた買い物かごを戴置するためのサッカー台1と、サッカー台1の略中央に立設されたスキャナ2と、スキャナ2と図示しない伝送路によって相互通信可能に接続されたPOS端末3とを備えている。
POS端末3は、客が購入する商品の販売登録を行うものである。図1に示すように、POS端末3には、キーボード31、オペレータ用の表示器32、客用の表示器33、レシート印字等を行うプリンタ34、現金等を収容するためのドロワ35等が設けられている。キーボード31には、商品代金の決済に必要な締めキー等が配設されている。POS端末3は、この種のチェックアウトレーンシステムで標準的に使用されているPOS端末と同様の構成と機能とを備えている。
スキャナ2は、商品に貼付されたバーコードを読み取って、バーコードが含む商品情報をPOS端末3に出力するための装置である。図1に示すように、スキャナ2は、読取窓21と、キーボード22と、客用ディスプレイ23と、店員用ディスプレイ24と、スピーカ25と、LED26とを主に備えている。
キーボード22は、バーコードで登録不能な商品の登録を行う場合に、各種キーによる入力を受付ける。客用ディスプレイ23は、登録された商品の品名や価格等を買い物客または店員に対して表示する。店員用ディスプレイ24は、登録された商品の品名や価格、その他のエラーメッセージ等をオペレータの店員に対して表示する。
読取窓21が設けられたスキャナ2の内部には、カメラ20(図2参照)が内蔵されている。カメラ20は、例えばCCD(Charge Coupled Device)を用いた撮像装置であってもよいし、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などその他の撮像素子を用いた撮像装置であってもよい。カメラ20は、読取窓21に相対する撮像領域にかざされた商品を撮像する。
図2は、スキャナ2の構成を示すブロック図である。スキャナ2は、CPU50と、ROM42と、RAM43と、通信I/F44と、出力ポート45と、キーボードコントローラ46と、表示コントローラ47、48と、カメラコントローラ49と、メモリ27とを主に備えており、これらがアドレスバス、データバスなどのバスライン41で接続されて構成されている。
CPU50は、スキャナ2の動作全体を制御する制御部として機能する。ROM42は、本実施の形態にかかるプログラムや、CPU50の動作を制御するその他のプログラム等を記憶している。RAM43は、ROM42が記憶する各種プログラムをCPU50が展開する際にワークエリアとして機能するものである。また、RAM43は、カメラ20によって撮像した画像データなどの各種データを格納する。CPU50が備える各部(画像取込部51〜情報出力部57)の機能については後述する。
通信I/F44は、バスを介して接続されたPOS端末3(図1参照)とのデータ通信を制御する。出力ポート45は、スピーカ25とLED26に駆動信号を出力する。キーボードコントローラ46は、キーボード22からキー信号を取り込む。表示コントローラ47は、客用ディスプレイ23に対するデータ表示を制御する。表示コントローラ48は、店員用ディスプレイ24に対するデータ表示を制御する。カメラコントローラ49は、カメラ20の撮像動作を制御する。
カメラ20は、撮像エリア70(例えば、図3に示す撮像エリア70a、70b)内の画像を撮像する。
メモリ27は不揮発性のメモリであり、識別パターン格納フォルダ27aを格納している。識別パターン格納フォルダ27aは、後述するフラグシールFや値引きシールLの特徴に関する情報や、パターン識別を行うための識別用パターン、文字認識を行うための情報等が格納されている。
次に、商品の値引販売を行うために商品に貼付される値引きシールLと、値引きシールLの読み落としを防止するためにバーコードの近傍に貼付されるフラグシールFとについて図3を用いて説明する。尚、フラグシールFの好適な実施形態や、フラグシールFの検出方法等に関しては、既存の技術を用いることができるので、ここでの詳細な説明は省略する。
図3は、商品60とカメラ20の撮像エリア70(70a、70b)との関係の一例を示す図である。図中2点鎖線で囲った領域は、カメラ20が1フレームで撮像できる領域である撮像エリア70a、70bである。図3に示す商品60には、バーコードラベル61に加えて、値引きシールLが貼付されている。バーコードラベル61には、商品名、商品価格、バーコード62等が表示されている。バーコード62には、商品60の販売データをPOS端末3で登録処理するのに用いられる商品コードが組み込まれている。値引きシールLには、商品60に関する値引額や割引率などを示す文字やシンボルが表示されている。
さらにバーコード62の近傍には、商品60に値引きシールLが付されていることを示すフラグシールF(トリガラベルと別称されることもある)が貼付される。スキャナ2はこのフラグシールFを検出した場合に、商品60に値引きシールLが貼付されていることを認識し、値引きシールLが読み取られるまでカメラ20による撮像を繰り返す。
即ち、図3に示すように、商品60においてバーコード62と値引きシールLとが離れて貼付されている場合には、バーコード62と値引きシールLとは同一の撮像エリア70によって撮像されない。しかしながらスキャナ2はフラグシールFを検出した場合に値引きシールLが貼付されていることをオペレータに報知するとともに、値引きシールLが読み取られるまでカメラ20による撮像を繰り返す。従って、オペレータは読取窓21にかざす商品60の位置を変えて、バーコード62を含む撮像エリア70aと、値引きシールLを含む撮像エリア70bとの複数のフレームにより商品60を複数回に分けて撮像し、値引きシールLを読み込むことができる。
このようにすることにより、値引きシールLがバーコード62から離れて貼付され、バーコード62と値引きシールLとをワンショットで撮像できない場合であっても、商品60が値引対象品であるにも関わらず値引きシールLが読み落とされ、値引き処理が行われずに商品60の売上登録が行われてしまうことを防止できる。
次に、CPU50がプログラムを実行することで実現される、スキャナ2の機能構成について説明する。CPU50は、RAM43に展開されたROM42が記憶するプログラムに従って動作することで、図2に示すように、画像取込部51と、バーコード検出部52と、フラグシール検出部53と、値引きシール検出部54と、ガイダンス切替判定部55と、音声出力部56と、情報出力部57として機能する。
画像取込部51は、カメラコントローラ49に撮像オン信号を出力してカメラ20に撮像動作を開始させる。また、画像取込部51は、値引きシール検出部54の指示を受けた場合に、カメラ20が撮像した1フレームの画像(例えば、図3に示す撮像エリア70a内の画像、または撮像エリア70b内の画像)を取り込んで、RAM43の画像ワークエリアに格納する。
バーコード検出部52は、画像取込部51が取り込んだ画像からコードシンボルを検出する。具体的には、パターンマッチング技術によるバーコードの検出や、所定のファインダパターンから二次元コードの検出などを行う。バーコード検出部52は、所定のデコード方法に従って検出したコードシンボルから、当該コードシンボルに対応する商品コードを読み取る。
フラグシール検出部53は、画像取込部51が取り込む画像からフラグシールFの画像を検出する。フラグシール検出部53は、例えばパターン認識を行ってフラグシールFの画像を検出する。検出方法の詳細は特に限定されず、既存の技術を用いることができる。また、フラグシール検出部53は、フラグシールFの画像が検出された場合に、商品60には値引きシールLが付されていると判定する。
値引きシール検出部54は、画像取込部51がRAM43の画像ワークエリアに格納した画像から、値引きシールLの画像を検出する。また、値引きシール検出部54は、検出された値引きシールLの画像からその値引きシールLに示されている値引き情報を読み取る。
より具体的には、値引きシール検出部54は、識別パターン格納フォルダ27aに予め設定されている、値引きシールLの枠線や形状などの図形的特徴を示す情報を用いて、値引きシールLの画像領域を検出する。そして、値引きシール検出部54は、検出した値引きシールLの画像領域に対してOCR(Optical Character Reader)等の文字認識処理や、パターン認識処理を行うことで、値引きシールLに示されている値引額、割引率等の値引き情報を読み取る。
ガイダンス切替判定部55は、予め準備された、冒頭の読み方が共通している複数のガイダンス用の文章のうち、音声出力するための条件が満たされた文章があるか否かを判定する。
音声出力部56は、フラグシール検出部53が商品60には値引きシールLが付されていると判定した場合に、商品60には値引きシールLが付されている旨、もしくは値引きシールLの読み込みを行う旨の指示を店員用ディスプレイ24に表示させることにより、オペレータに報知する。尚、報知方法は特に限定されず、音声出力によって当該報知を行ってもよい。これによりオペレータは、値引きシールLが商品60に貼付されていることを認識することができ、商品60のスキャン位置を変える等して値引きシールLから値引き情報を読み取ることができる。
また、音声出力部56(第1音声出力手段、第2音声出力手段)は、冒頭部分の読み方が共通している複数のガイダンス用の文章を、冒頭部分と、それ以外の部分とで区切って音声出力を行い、ガイダンスの後半部分は、ガイダンス切替判定部55の判定結果に応じて切替えて音声出力する。即ち、音声出力部56はまず共通している冒頭部分の音声出力を行い、ガイダンス切替判定部55の判定結果に基づいて、残りの後半部分(冒頭部分以外の部分)の音声出力を切り替える。そして、音声出力部56は、音声出力するための条件が満たされたガイダンス用の文章の後半部分を選択して、当該後半部分の音声をスピーカ25に出力させる。
ここで、冒頭部分の読み方が共通しているガイダンス用の文章として、
音声ガイダンス1: 「値引き/しました」
音声ガイダンス2: 「値引き/シールをかざして下さい」
の後半部分を切替えて音声出力する場合について説明する。ガイダンス中のスラッシュ(/)の前の部分は読み方の共通している冒頭部分で、スラッシュの後の部分は読み方の共通していない後半部分(冒頭部分以外の部分)である。
音声出力部56は、値引きシール検出部54によって値引きシールLが読み取られた場合には音声ガイダンス1を出力し、値引きシールLが読み取られていない場合には音声ガイダンス2を出力する。つまり、ガイダンス切替判定部55は、値引きシールLが読み取られた場合に、音声ガイダンス1を出力するための条件(条件1)が満たされていると判定し、値引きシールLが読み取られていない場合に、音声ガイダンス2を出力するための条件(条件2)が満たされていると判定する。
従って、音声出力部56は、まず、音声ガイダンス1、2において共通する冒頭部分「値引き」を先に出力(再生)し、ガイダンス切替判定部55の判定結果に基づいて、その後に出力する音声ガイダンスの後半部分を選択する。音声出力部56は、条件1が満たされた場合には音声ガイダンス1の後半部分「しました」を選択して音声出力し、条件2が満たされた場合には音声ガイダンス2の後半部分「シールをかざして下さい」を選択して音声出力する。
このように、1文の途中で後半部分のガイダンスを切替えて出力することができるので、音声出力部56はスムーズな音声ガイダンスを出力することができる。
情報出力部57は、バーコード検出部52が読み取った商品コードを、通信I/F44を介してPOS端末3に出力する。また、情報出力部57は、値引きシール検出部54が値引き情報を読み取った場合には、読み取った値引き情報を商品コードと共にPOS端末3に出力する。
POS端末3は、スキャナ2の情報出力部57が出力した商品コードを受信し、受信した商品コードを用いて商品60の販売登録を行う。また、POS端末3は、商品コードとともに値引き情報を受信した場合には、当該値引き情報によって商品60を値引して、当該商品60の販売登録を行う。
次に、スキャナ2が実行する情報読取処理の手順について、図4を用いて説明する。図4は、スキャナ2が実行する情報読取処理の手順を示すフローチャートである。
POS端末3からスキャン開始の指示を受信すると、スキャナ2の画像取込部51は、カメラコントローラ49に撮像オン信号を出力し、カメラ20による撮像を開始する(ステップS1)。画像取込部51は、カメラ20が撮像した画像の取り込みを開始する(ステップS2)。そして、バーコード検出部52、値引きシール検出部54、フラグシール検出部53は、取り込まれた画像に対してバーコード62、値引きシールL、フラグシールFの画像の検出処理をそれぞれ開始する(ステップS3)。
バーコード検出部52は、取り込んだ画像内にバーコード62の画像を検出したか否かを判定する(ステップS4)。バーコード62の画像を検出していない場合(ステップS4:No)には、バーコード検出処理を続ける(ステップS4)。即ち、画像取込部51はカメラ20による撮像を続け、バーコード検出部52は、新たに取り込まれたフレーム画像に対してバーコード検出処理を行う(ステップS4)。バーコード62の画像を検出した場合(ステップS4:Yes)には、バーコード検出部52は、検出したバーコード62の画像から商品コードを読み取る。情報出力部57は、読み取られた商品コードをPOS端末3に出力する(ステップS5)。
次に、値引きシール検出部54は、画像取込部51が取り込んだ画像において値引きシールLが検出されたか否かを判定する(ステップS6)。値引きシールLを検出した場合(ステップS6:Yes)には、音声出力部56は、「値引き/しました」という音声ガイダンス1をスピーカ25に出力させて(ステップS7、S8)、ステップS18に移行する。
値引きシールLが検出されない場合(ステップS6:No)には、フラグシール検出部53は、画像取込部51が取り込んだ画像においてフラグシールFが検出されたか否かを判定する(ステップS9)。フラグシールFが検出されない場合(ステップS9:No)には、ステップS19に移行する。
フラグシールFが検出された場合(ステップS9:Yes)には、音声出力部56は、スピーカ25に音声ガイダンス1と音声ガイダンス2において読み方の共通した冒頭部分である「値引き」という音声を出力させる(ステップS10)。そして、ガイダンス切替判定部55は、「値引き」という音声の出力中に値引きシール検出部54によって値引きシールLが検出されたか否かを判定する(ステップS11)。値引きシールLが検出された場合(ステップS11:Yes)には、ガイダンス切替判定部55は、「値引き/しました」という音声ガイダンス1を出力する条件が満たされたと判定する。そして、音声出力部56は、「値引き/しました」という音声ガイダンス1のうち、まだ出力されていない後半部分の「しました」という音声を出力する(ステップS12)。
一方、「値引き」という音声の出力中に値引きシールLが検出されなかった場合(ステップS11:No)、ガイダンス切替判定部55は、「値引き/シールをかざしてください」という音声ガイダンス2を出力する条件が満たされたと判定する。そして、音声出力部56は、「値引き/シールをかざしてください」という音声ガイダンス2のうち、まだ出力されていない後半部分の「シールをかざしてください」という音声を出力する(ステップS13)。
値引きシール検出部54は値引きシール検出処理を続け、予め定められた所定時間内に値引きシールLを検出したか否かを判定する(ステップS14)。値引きシールLが所定時間内に検出された場合(ステップS14:Yes)には、音声出力部56は「値引き/しました」という音声ガイダンス1を出力し(ステップS15、S16)、ステップS18に移行する。
一方、値引きシールLが所定時間内に検出されなかった場合(ステップS14:No)には、音声出力部56は「やり直してください」という音声ガイダンスを出力し(ステップS17)、その後はステップS6に移行してステップS6移行の処理を続ける。
ステップS8、S12、S16の後、値引きシール検出部54は、値引きシールLから値引き情報を読み取り、情報出力部57は読み取られた値引き情報をPOS端末3に出力する(ステップS18)。そして、スキャナ2は、POS端末3から販売登録処理が終了してバーコード読取処理終了を指示されたか否かを判定する(ステップS19)。バーコード読取処理の終了が指示されていない場合(ステップS19:No)には、スキャナ2はステップS2に戻ってステップS2以降の処理を続ける。バーコード読取処理の終了が指示された場合(ステップS19:Yes)には、スキャナ2の画像取込部51は、カメラコントローラ49に撮像オフ信号を出力し(ステップS20)、カメラ20による撮像を終了する。
尚、上述のステップS11では、ガイダンス切替判定部55が読み方の共通している冒頭部分の音声出力中に上記判定を行うとしたが、判定のタイミングは音声出力中として厳密に限定されるものではない。例えば、冒頭部分が短いガイダンスの場合等には、上述の判定を行うタイミングが冒頭部分の音声出力後となってもよい。
なお、本実施形態のスキャナ2で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のスキャナ2で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のスキャナ2で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のスキャナ2で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のスキャナ2で実行されるプログラムは、上述した各部(画像取込部51、バーコード検出部52、フラグシール検出部53、値引きシール検出部54、ガイダンス切替判定部55、音声出力部56、情報出力部57)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、画像取込部51、バーコード検出部52、フラグシール検出部53、値引きシール検出部54、ガイダンス切替判定部55、音声出力部56、情報出力部57が主記憶装置上に生成されるようになっている。
尚、スキャナ2が有する上記各部について、一部の機能(例えば、バーコード検出部52、フラグシール検出部53、値引きシール検出部54、ガイダンス切替判定部55等の機能)をPOS端末3に備える形態としてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、その他の例として、現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)等に本実施形態の音声ガイダンス装置を適用してもよい。また、スーパーマーケット等において、客自身がオペレータとなって商品の登録、清算を行うセルフチェックアウト端末(セルフPOS端末)に、本実施形態のスキャナを搭載してもよい。
また、上述では、スキャナ2が値引きシールL(図3参照)を検出する例について説明したが、その他のラベルを検出する場合に上記実施形態を適用してもよい。例えば、商品の割引率を表示した割引ラベルや、商品を購入した客に対して、通常のポイント付与数より割増されて付与されるポイント数を表示したポイント割増ラベル等を、フラグシールFとともに商品に貼付し、上述と同様の処理を行ってもよい。
また、ガイダンス用の文章は上述した例に限定されるものではなく、冒頭部分の読み方が共通している文章であればその他の文章に上記実施形態を適用してもよい。
(その他の音声ガイダンス例1)
一例として、ガイダンス切替判定部55は、画像取込部51によって取り込まれた撮像画像から所定の画像が検出されたか否かを判定し、音声出力部56は、所定の画像の検出結果に応じてガイダンスを切替えて出力してもよい。所定の画像としては、上述のように値引きシールの画像や、バーコードや二次元コード等のコードシンボルの画像、写真やマークなど各種画像を適用可能である。
ここで、バーコードの検出に応じて「バーコードを/検出しました」、「バーコードを/かざして下さい」という音声ガイダンスを切り替える場合について一例を示す。音声出力部56はまず「バーコードを」という冒頭部分を音声出力させる。そして、スキャナによってバーコードが検出された場合には「検出しました」という音声を出力し、バーコードが検出されない場合には「かざして下さい」という音声を出力させる。
即ち、音声出力部56は、「所定の画像を」に該当する音声をまず出力し、所定の画像(例えば、バーコードの画像)が検出された場合には、「所定の画像を」という音声に続き「検出した」に該当する音声を出力する。一方で音声出力部56は、所定の画像が検出されない場合には「所定の画像を」という音声に続き当該画像をカメラで撮像するよう仕向けるためのガイダンスとして例えば「かざして下さい」と音声出力する。
(その他の音声ガイダンス例2)
別な例として、ガイダンス切替判定部55は、磁気カードやICカード等の記憶媒体に記憶された情報が読み取られたか否かを判定し、音声出力部56は、当該情報の読取結果に応じてガイダンスを切替えて出力してもよい。
一例として、ICカードの読取に応じて、「カードを/読み取りました」、「カードを/かざして下さい」という音声ガイダンスを切り替える場合について示す。音声出力部56はまず「カードを」という冒頭部分を音声出力させる。そして、カードからカードに記憶された情報が読み取られた場合には「読み取りました」という音声を出力し、カードが読み取られない場合には「かざして下さい」という音声を出力させる。
即ち、音声出力部56は「記憶媒体を」に該当する音声をまず出力し、記憶媒体(例えば、ICカード)から情報が読み取られた場合には、「記憶媒体を」という音声に続き「読み取りました」に該当する音声を出力する。一方で音声出力部56は、記憶媒体から情報が読み取られない場合には「記憶媒体を」という音声に続き当該記憶媒体から情報を読み取らせるよう仕向けるためのガイダンスとして例えば「かざして下さい」という音声を出力させる。
また、共通する冒頭部分の音声と、この冒頭部分の音声に続く音声の音量を変更してもよい。例えば、冒頭部分の音声に続く音声の音量を冒頭部分の音声と比較して大きくしてもよい。これにより、冒頭部分に続く音声の音量が冒頭部分の音声の音量に比べて大きいため、操作者に対して情報が検知されたのか、又は、読み取りができず操作者に再度読み取りをさせる必要があるのかを効果的に報知することができる。
以上説明したとおり、上記実施形態によれば、ガイダンス用の文章のうち、読み方が共通している冒頭部分を先に音声出力し、その後、音声出力するための条件が満たされた文章の冒頭部分以外の部分を音声出力する。従って、ユーザの動作に応じて条件が満たされたガイダンスを出力することができ、ユーザの動作に応じて音声ガイダンスの途中にガイダンス内容を変更することができる。
2…スキャナ、3…POS端末、4…チェックアウトレーンシステム、51…画像取込部、52…バーコード検出部、53…フラグシール検出部、54…値引きシール検出部、55…ガイダンス切替判定部、56…音声出力部、57…情報出力部、60…商品、61…バーコードラベル、62…バーコード、70、70a、70b…撮像エリア、F…フラグシール、L…値引きシール。
特開2000−242203号公報

Claims (4)

  1. 撮像手段が撮像した画像から、値引表示、または、商品に前記値引表示があることを示すフラグ表示を検出する検出手段と、
    前記値引表示を検出した旨を報知する第1音声ガイダンス、または、前記値引表示の撮像を促す第2音声ガイダンスのうち、読み方が共通している冒頭部分を先に出力する第1音声出力手段と、
    前記値引表示が検出されると、前記第1音声ガイダンスのうち前記冒頭部分以外の部分を出力する第2音声出力手段と、
    前記値引表示は未検出だが前記フラグ表示が検出されると、前記第2音声ガイダンスのうち前記冒頭部分以外の部分を出力する第3音声出力手段と、
    を備えるスキャナ。
  2. 前記第2音声出力手段または前記第3音声出力手段は、前記第1音声出力手段による前記冒頭部分の出力音量よりも、前記冒頭部分以外の部分の出力音量を大きくする、請求項1に記載のスキャナ。
  3. スキャナを制御するコンピュータを、
    撮像手段が撮像した画像から、値引表示、または、商品に前記値引表示があることを示すフラグ表示を検出する検出手段と、
    前記値引表示を検出した旨を報知する第1音声ガイダンス、または、前記値引表示の撮像を促す第2音声ガイダンスのうち、読み方が共通している冒頭部分を先に出力する第1音声出力手段と、
    前記値引表示が検出されると、前記第1音声ガイダンスのうち前記冒頭部分以外の部分を出力する第2音声出力手段と、
    前記値引表示は未検出だが前記フラグ表示が検出されると、前記第2音声ガイダンスのうち前記冒頭部分以外の部分を出力する第3音声出力手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  4. 前記第2音声出力手段または前記第3音声出力手段は、前記第1音声出力手段による前記冒頭部分の出力音量よりも、前記冒頭部分以外の部分の出力音量を大きくする、請求項3に記載のプログラム。
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