JP5346775B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、像担持体を備えた画像形成装置に係り、とりわけ、像担持体のクリーニング制御に関する。
電子写真プロセスや静電記録プロセスなどを採用した転写方式の画像形成装置では、用紙へと転写されずに像担持体の表面に残っている現像剤をクリーニングする必要がある。しかし、像担持体とクリーニングブレードとを当接させたまま放置すると、これらの当接領域に微粉トナーや外添剤などが凝集し、スジや画像ブレ(濃度変動等)が発生する。一般に、像担持体の表面(周面)のうち微粉トナー等が凝集した部分の摩擦係数μは相対的に低下する。よって、摩擦係数μが低下した部分をクリーニングブレードが通過する際に像担持体の回転速度(周速度)が一時的に速くなってしまう。これがスジや画像ブレの一因となる。
特許文献1によれば、画像形成が終了すると像担持体を停止させ、その後、像担持体を微小回転させることで微粉トナーを除去し、さらに像担持体を逆回転させることで凝集を低減する発明が提案されている。
ところで、複数の像担持体を併設して多色画像を形成する画像形成装置では、各像担持体の回転位相を一致させることが、色ずれを低減する上で重要である。色ずれは、それぞれ異なる色に対応した複数の像担持体間の画像形成位置(転写位置)が一致しないことで発生する。特許文献2によれば、画像形成の終了後に複数の像担持体間の位相差が少なくなるように位相を合わせてから各像担持体を停止することが提案されている。
特開2005−62280号公報 特開2006−330299号公報
しかし、特許文献2では、特許文献1のような画像形成終了後のクリーニングシーケンスについて考慮してはない。すなわち、位相を合わせた後に、クリーニングシーケンスを実行すれば再び位相がずれてしまう恐れがある。一般に、複数のステーションを持つ画像形成装置においては、各ステーションでそれぞれ異なるカートリッジが装着される。すなわち、各カートリッジの耐久状況や固体差によって各モータの負荷が異なってくるため、担持体の表面(周面)の移動量も異なってしまう。これは、像担持体間の位相差を拡大させてしまう恐れもある。なお、像担持体を次回起動する際に位相を合わせてもよいが、これではファーストプリントアウト時間が増加してしまう。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題のうち、少なくとも1つを解決することを目的とする。例えば、本発明は、像担持体を駆動する駆動源の負荷のばらつきに伴う位相差を低減することで、ファーストプリントアウト時間を増加させることなく、スジ、画像ブレ及び色ずれを低減することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明の画像形成装置は、例えば、現像剤により形成された画像を担持する画像担持体、画像担持体を回転駆動する駆動源、画像担持体に当接し画像担持体の表面から現像剤を除去するクリーニング部材、制御手段、測定手段および決定手段を備える。制御手段は、現像剤により形成された画像の記録媒体への転写が終了すると、画像担持体を一旦停止させ、その後、画像担持体をN(Nは2以上の自然数)回にわたり間欠的に駆動するよう駆動源を制御する。測定手段は、画像担持体を間欠的に駆動させる際の画像担持体の回転量を測定する。
決定手段は、画像担持体の駆動開始から測定手段により測定された駆動回転量Ctが所定の停止指示発行回転量Mtになったことで制御手段により駆動源に停止指示が発行されてから、画像担持体の回転が停止するまでの間に測定手段により測定された慣性回転量Clと、画像担持体の間欠的な駆動における目標回転量Dとに基づいて、次の駆動に適用されることになる停止指示発行回転量Mtを決定する。
本発明によれば、画像担持体をN回にわたり間欠的に駆動したときの最終的な回転量が所定量となるように制御されるため、駆動源の負荷のばらつきに伴う位相差が低減される。これにより、ファーストプリントアウト時間を増加させることなく、画像担持体間の位相差に起因したスジ、画像ブレ及び色ずれを低減することが可能となる。
マルチカラーの画像形成装置の概略断面図である。 DCブラシレスモータの駆動回路を示し図である。 モータ、感光ドラム及び回転位相検知機構を示した図である。 モータ39の回転速度制御に関する制御ブロック図である。 モータの起動及び停止に対応する加減速信号(DEC、ACC)とFG信号との関係を示した図である。 感光ドラムの駆動構成を説明するための図である。 感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。 停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。 感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。 停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。 感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。 停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。 感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。 停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。 感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。 目標総回転量を格納したテーブルの一例を示した図である。 停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[実施例1]
図1は、マルチカラーの画像形成装置100(以下、本体と称す)の概略断面図である。図1において、参照番号のプリフィックスとして付与されているYMCKは、現像剤であるトナーの色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)を示している。以下では、各色に共通する事項を説明する際にはYMCKを省略する。
画像形成装置100は、本体から着脱自在な4個のプロセスカートリッジ5を備えている。これら4個のプロセスカートリッジ5の基本構造は同一であるが、それぞれ異なる色のトナーにより画像を形成する点で相違している。プロセスカートリッジ5は、トナー容器23、像担持体である感光ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ3、ドラムクリーニングブレード4及び廃トナー容器24を有している。
プロセスカートリッジ5の上方にはレーザユニット7が配置されている。レーザユニット7は、画像信号に基づく露光を対応する感光ドラム1に対して行う。感光ドラム1は、帯電ローラ2によって所定電位に帯電された後、レーザユニット7の露光によってそれぞれ静電潜像が形成される。現像ローラ3は、トナー容器23に収納されているトナーを用いて静電潜像を現像し、感光ドラム1の表面(周面)にトナー像を形成する。
中間転写ベルトユニットは、中間転写ベルト8、駆動ローラ9及び二次転写対向ローラ10を備えている。中間転写ベルト8の内側には、感光ドラム1に対向して一次転写ローラ6が配設されている。各感光ドラム1の表面に形成されたそれぞれ色の異なるトナー像は、中間転写ベルト8の表面に、順次、一次転写される。中間転写ベルト8に転写された4色のトナー像は、二次転写ローラ11へされ、そこで転写材Pに2次転写される。転写材は、記録媒体、用紙などと呼ばれることもある。
給搬送装置12は、転写材Pを収納する給紙カセット13内から転写材Pを給紙する給紙ローラ14と、給紙された転写材Pを搬送する搬送ローラ対15とを有している。給搬送装置12から搬送されてきた転写材Pはレジストローラ対16によって二次転写ローラ11に搬送される。
トナー像を転写された転写材Pは、定着装置17に搬送される。転写材Pは、定着フィルム18と加圧ローラ19とによって加熱及び加圧されてその表面にトナー像が定着される。定着された転写材Pは排紙ローラ対20によって排出される。
一方、一次転写が終了した感光ドラム1の表面に残ったトナーは、ドラムに当接しているドラムクリーニングブレード4によって除去され、廃トナー容器24へ回収される。ドラムクリーニングブレード4は、画像担持体であるドラムに当接し、そのドラムの表面から現像剤を除去するクリーニング部材の一例である。二次転写が終了した中間転写ベルト8の表面に残ったトナーも、転写ベルトクリーニングブレード21によって除去され、廃トナー回収容器22へ回収される。なお、クリーニング部材は、必ずしもブレード状の部材である必要はない。
制御基板80は本体の制御を行うためのCPU40などの電気回路が搭載されている。CPU40は、転写材Pの搬送に関る駆動源やプロセスカートリッジ5の駆動源の制御及び画像形成に関する制御など、本体の動作を一括して制御する。
図2は、DCブラシレスモータ(以下、モータ39と称す)の駆動回路を示し図である。モータ39は、画像担持体を回転駆動する駆動源の一例であり、Y結線されたコイル55〜57とロータ58を備えている。さらに、モータ39は、ロータ58の回転位置を検出する3つのホール素子59、60、61を備えている。ホール素子59〜61からのそれぞれの出力(位置検出信号)は、アンプ62で増幅され、モータ駆動制御回路42に入力される。
駆動回路41は、モータ駆動制御回路42と、ハイ側のFET43、444、45と、ロー側のFET46、47、48を備えている。FET43〜48は、それぞれがコイルの両端であるU,V,Wに接続されている。FET43〜48は、モータ駆動制御回路42から出力される相切り替え信号に従って、励磁する相を切り替えることでロータ58を回転させる。モータ駆動制御回路42は、CPU40の出力ポートからの駆動信号及びホール素子59〜61から出力される位置検出信号に応じて相切り替え信号を生成する。
図3は、モータ39と感光ドラム1及び感光ドラム1の回転位相検知機構を示したものである。図3(a)は、モータ39と感光ドラム1との回転軸方向からこれらを見た図である。図3(b)は、モータ39と感光ドラム1との回転軸と平行な方向からこれらを見た図である。
ギア70は感光ドラム1と一体に回転し、感光ドラム1を駆動する。ギア70にはフラグ71が設けられている。フラグ71は感光ドラム1の回転に伴い、フォトセンサ64の光路を遮る。これにより感光ドラム1が1回転するごとにフォトセンサ64からパルス信号が出力される。このように、フラグ71は、感光ドラム1のホームポジションを特定するために使用される。なお、フォトセンサ64から出力されるパルス信号に基づいて感光ドラム1やモータ39の回転量を検出してもよい。ただし、後述する回転検出部68と比較すると、この方法は精度が高くはない。モータ39の出力軸にはギア72が設けられている。ギア72とギア70が噛み合うことでモータ39の駆動力が感光ドラム1に伝達する。
図4は、モータ39の回転速度制御に関する制御ブロック図である。すでに説明した箇所には同一の参照符号を付与することで説明を簡潔にする。CPU40は、モータ39の回転速度(角速度)を制御するために、予め定めた回転速度目標値と、実際の回転速度を表す回転速度情報とを比較し、速度誤差情報を決定する。CPU40は、位置制御を行うために、回転速度情報を積分して得たロータ58の位置情報と位置目標値とを比較し、位置誤差情報を決定する。CPU40は、速度誤差情報と位置誤差情報からモータ操作量を演算し、加減速信号を生成してモータ39へ送出する。
誤差増幅部65は加減速信号を増幅し、PWM駆動部66に出力する。PWMはパルス幅変調の略称である。PWM駆動部66は加減速信号に応じてFET43〜48をPWM駆動することで、ロータ58を回転させる。回転検出部68は、ロータ58または感光ドラム1の回転速度を検出し、回転速度情報としてCPU40へフィードバックする。回転検出部68は、モータ39の回転に同期してパルス信号(FG信号)を出力する。CPU40、その出力信号からモータの回転速度や回転角度を算出する。回転検出部68は、例えば、モータ39の出力軸が1回転するたびに45個のパルスからなるパルス信号を出力する。すなわち、1パルスが出力されるとロータ58は8°(π/22.5[rad])だけ回転したことになる。
図5は、モータの起動及び停止に対応する加減速信号(DEC、ACC)とFG信号との関係を示した図である。DECは、減速を意味する駆動信号であり、ACCは加速を意味する駆動信号である。FG信号は、回転検出部68が出力するパルス信号である。DEC信号がハイ(High)でかつACC信号がロー(Low)であれば、モータ39は加速する。一方、DEC信号がローでかつACC信号もローであれば、モータ39にはブレーキがかけられる。このように、DEC信号がローとしACC信号をローとすることでCPU40はモータ39の停止指示を発行する。図5によれば、停止指示が発行された後も、FG信号が出力されている。これは、モータ39のロータ58が慣性力によってまだ回転していることを示している。
図6は、感光ドラムの駆動構成を説明するための図である。本実施例においては、2つのモータ(カラー用とブラック用)で4つの感光ドラム1を駆動しているものとして説明する。もちろん、3つ以上のモータ39が使用されてもよい。
モータ39Cは、ギア72C、70Cを介してカラー用の感光ドラム1Y,1M,1Cを駆動する。モータ39Kは、ギア72K、70Kによりそれぞれブラック用の感光ドラム1Kを駆動する。ここでカラー用の感光ドラムを駆動するギア70Yとギア70Mとの間には73YMが設けられ、ギア70Mとギア70Cとの間にはギア73MCが設けられている。ギア73YM、73MCの歯数は感光ドラム1を駆動するギア70Y,70M,70Cの歯数に対して整数比となっている。これにより、カラー用の感光ドラム1Y,1M,1Cの間の回転位相は常に同じとなる。なお、モータ39Cとモータ39Kとでは負荷が異なるため、カラー用の感光ドラム1Y,1M,1Cと、ブラック用の感光ドラム1Kとの間では回転位相の調整が必要となる。それゆえ、感光ドラムの回転位相を検知するフォトセンサ64C,64Kの2つだけ備えられている。本実施例において、各感光ドラムの位相検知センサの信号が一致している状態がAC成分の色ずれを抑制することができる所望の位相関係であるものとする。
図7は、感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。感光ドラムの停止シーケンスは、トナー像の転写が終了した後にスジや画像ブレ(濃度変動等)を低減するために実行されるシーケンスのことである。例えば、感光ドラム1を一旦停止した後で、5回にわたり感光ドラム1を間欠的に駆動する。なお、感光ドラム1の回転方向は、画像形成時の回転方向と同一である。これを、正回転と呼ぶことにする。感光ドラム1をN回にわたり間欠的に駆動することで感光ドラム1の表面が移動する距離は、感光ドラム1とドラムクリーニングブレード4とが当接することで形成されるニップ部の幅よりも長い。ニップ部の幅は、感光ドラム1の軸方向とほぼ直交した方向における長さのことである。以下では、説明の便宜上、3つのカラー用の感光ドラム1Y、1M、1Cを代表して感光ドラム1Cと呼ぶことにする。
実施例1においては、画像形成終了後に感光ドラム1K、1Cのそれぞれの位置検出信号の立ち上がりを検出する。立ち上がりから所定時間経過した後で、モータ39C、39Kを停止させる。なお、この所定時間は、感光ドラム1K、1C間における色ずれを低減することができる所望の位相で感光ドラム1K、1Cがそれぞれ停止するように決定された時間である。
図7において、Mtは、停止指示を発行するための目安となる停止指示発行回転量である。具体的に、Mtは、モータ39の駆動開始(起動)から停止指示を発行するまでの間にカウントされることになる回転検出部68から出力されたパルス信号に含まれているパルスの数を示している。Mtの初期値は、例えば、色ずれやスジなどを低減するための実験結果から決定される。
Ctは、感光ドラム1の駆動開始から測定される駆動回転量を示している。具体的に、Ctは、モータ39の駆動開始(起動)からカウントされたパルスの数を示している。Ctのカウントは、停止指示が発行されると、停止される。CPU40は、駆動回転量Ctが止指示発行回転量Mtに一致すると、停止指示をモータ駆動制御回路42に発行する。モータ39にはブレーキが掛けられる。
Clは、モータ39または感光ドラム1の慣性回転量を示している。具体的に実施例1では、Clは、モータ39に停止指示が発行されてから感光ドラム1の回転が実際に停止するまでの間にカウントされたパルスの数を示している。停止指示を受信したモータ駆動制御回路42は、モータ39にブレーキを掛ける。しかし、モータ39は、慣性力に応じて、回転を継続する。そのため、慣性回転量Clも測定する必要がある。すなわち、駆動時の回転量だけでなく、慣性による回転量も測定しなければ、モータ39や感光ドラム1の回転位相を正確に制御できないからである。
Dは、感光ドラム1の表面の目標移動量に相当する目標回転量である。目標移動量は、例えば、色ずれやスジなどを低減するための実験結果から決定される。目標回転量Dは、実施例1では感光ドラム1の1回あたりの駆動によるパルスの数を示している。実施例1で、CPU40は、慣性回転量Clと目標回転量Dとに基づいて、次回の駆動に適用されることになる停止指示発行回転量Mtを補正する。これにより、次回の間欠駆動における感光ドラム1の移動量が目標移動量に近づくようになる。図7の場合では、5回にわたり感光ドラム1を間欠的に駆動するので、次回の駆動とは2〜5回目の駆動の少なくともいずれかを意味する。
図7によれば、1回目の間欠駆動に適用される初期値として、Mt=6及びD=9が設定されている。そのため、CPU40は、駆動回転量Ctが6になると、停止指示を発行する。その結果、CPU40は、慣性回転量Clとして5個のパルスを観測することになる。CPU40は、目標回転量Dと慣性回転量Clとの差(D−Cl=4)を算出し、この差を2回目の間欠駆動に適用されることになる停止指示発行回転量Mtとして決定する。以下、CPU40は、3回目ないし5回目まで同様の手順で停止指示発行回転量Mtを補正ないしは決定する。
図8は、停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。停止シーケンスは、概略すると、感光ドラムの停止工程と間欠正回転動作工程とに分割されている。CPU40は、プリントが終了すると停止シーケンスを実行する。
[感光ドラムの停止工程]
S801で、CPU40は、感光ドラム1の位置検出センサから出力されたパルスの立ち上がりを検出する。S802で、CPU40は、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過したと判定されると、S803に進み、CPU40は、モータ39を停止させる。
[間欠正回転動作工程]
S804で、CPU40は、変数に初期値を設定する。CPU40は、例えば、停止指示発行回転量Mtを6に設定し、目標回転量Dを9に設定する。また、何回目の間欠駆動かを示す変数iを1に設定する。なお、間欠駆動の合計回数Nは5に設定されているものとする。
S805で、CPU40は、モータ39を起動させる。S806で、CPU40は、各回の駆動回転量Ctと慣性回転量Clとをカウントするための各カウンタをゼロにリセットする。S807で、CPU40は、モータ39に一定の角加速度で加速させる。S808で、CPU40は、駆動回転量Ctのカウントを開始する。S809で、CPU40は、停止指示発行回転量Mtと駆動回転量Ctを比較し、両者が一致しているか否かを判定する。Ct=Mtでなければ、ステップS807に戻る。一方、Ct=Mtとなれば、ステップS810に進む。
S810で、CPU40は、駆動回転量Ctのカウントを終了する。S811で、CPU40は、モータ39に停止指示を発行する。S812で、CPU40は、慣性回転量Clのカウントを開始する。S813で、モータ39は実際に停止する。S814で、CPU40は、慣性回転量Clのカウントを終了する。S815で、CPU40は、これまでに実行した間欠駆動の回数iが、所定の合計回数Nとなったか否かを判定する。i=Nであれば、CPU40は、停止シーケンスを終了する。一方、i=Nでなければ、S816に進む。
S816で、CPU40は、目標回転量Dと慣性回転量Clとに基づいて(i+1)回目の駆動に適用されることになる停止指示発行回転量Mtを補正する。例えば、CPU40は、目標回転量Dと慣性回転量Clとの差(Mt=D−Cl)を算出する。この差が、次回の停止指示発行回転量Mtとして使用される。S817で、CPU40は、間欠駆動の実行回数を示す変数iを1つインクリメントする。その後、S805に戻る。
以上説明したように実施例1によれば、感光ドラム1をN回にわたり間欠駆動したときの最終的な総回転量が所定量となるように制御されるため、モータ39Cとモータ39K間の負荷のばらつきに伴う位相差が低減される。これにより、ファーストプリントアウト時間を増加させることなく、画像担持体間の位相差に起因したスジ、画像ブレ及び色ずれを低減することが可能となる。具体的には、2回目からN回目までの間欠駆動では1つ前の間欠駆動におけるばらつきを考慮して停止指示発行回転量Mt補正する。これにより、感光ドラム1の回転周期に応じて発生するスジや画像ブレ(濃度変動等)が抑制され、色ずれも低減される。
[実施例2]
実施例2では、1回目から(N−1)回目の間欠駆動に適用される停止指示発行回転量Mtを補正せず、最後であるN回目の間欠駆動に適用される停止指示発行回転量Mtを補正する。ここでは、1回目から(N−1)回目の間欠駆動に適用される停止指示発行回転量をMt(N−1)とする。なお、MT(1)、MT(2)、・・・、Mt(N−1)はいずれも同一の値である。1回目の間欠駆動開始からN回目の間欠駆動が終了するまでの目標総回転量をDaとする。即ち、目標総回転量Daは1回目からN回目までの各目標回転量Dの総和である。1回目の間欠駆動開始から(N−1)回目の間欠駆動が終了するまでに測定された総回転量Caとする。ここで、モータの駆動開始からモータに停止指示が発行されるまでの間にカウントしたパルスの数を示すCtと、モータに停止指示が発行されてから回転が実際に停止するまでの間にカウントしたパルスの数を示すClの和は実際の回転量を表すので、総回転量Caは1回目からN回目までの実際の回転量(Ct+Cl)の総和である。N回目の間欠駆動の停止指示発行回転量Mt(N)とする。実施例2では、CPU40が、N回目の間欠駆動の停止指示発行回転量Mt(N)を、Mt(N−1)、Da及びCaに基づいて決定する。
図9は、感光ドラムの停止シーケンスを説明するための図である。実施例2で、CPU40は、停止シーケンスが開始されてからのパルスの総数である総回転量Caをカウントしてゆく。図9によれば、間欠駆動の実行回数は5回であるため、1回目から4回目までの間欠駆動による総回転量Caが測定される。なお、1回目から4回目までの間欠駆動において、CPU40は、Ct=6となるたびに停止指示を発行する。
CPU40は、目標総回転量Daから1回目から4回目までの間欠駆動による総回転量Caを減算することで、5回目の駆動における目標回転量D(5)を決定する。さらに、CPU40は、5回目の間欠駆動の目標回転量D(5)と4回目の間欠駆動の目標回転量D(4)との差dを算出する。なお、D(1)からD(4)はいずれも同一の値であり、実施例2では9である。CPU40は、4回目の間欠駆動の停止指示発行回転量Mt(4)から差dの絶対値を減算することで、5回目の間欠駆動の停止指示発行回転量Mt(5)を決定する。Mt(5)=Mt(4)−|D5)−D(4)|。このように、5回目の間欠駆動の停止指示発行回転量Mt(5)を補正することで、停止シーケンスの全体での総回転数Caが目標回転数Daに近づく。
図10は、停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。なお、すでに説明したステップには同一の参照符号を付与することで説明を簡潔にする。感光ドラムの停止工程が終了すると、実施例2に係る間欠正回転動作工程に進む。
S1001で、CPU40は、使用する変数に初期値を設定する。1例として、N=5とすると、CPU40は、例えば、1回目から4回目の停止指示発行回転量Mtを6に設定し、1回目から4回目の目標回転量Dを9に設定する。また、何回目の間欠駆動かを示す変数iを1に設定する。さらに、目標総回転量Daを45に設定する。目標総回転量Daは、実験結果等に基づいて決定される。
S1002で、CPU40は、総回転量Caをゼロにリセットする。S1003で、CPU40は、総回転量Caのカウントを開始する。S1004で、CPU40は、モータ39を起動する。S1005で、CPU40は、駆動回転量Ctをゼロにリセットする。S1006で、CPU40は、モータ39を一定の角加速度で加速させる。S1007で、CPU40は、駆動回転量Ctのカウントを開始する。S1008で、CPU40は、Ct=Mtとなったか否かを判定する。Ct=Mtとなっていなければ、ステップS1006に戻る。一方、Ct=Mtとなっていれば、ステップS1009に進む。
S1009で、CPU40は、駆動回転量Ctのカウントを終了する。S1010で、CPU40は、モータ39に停止指示を発行する。S1011で、モータ39は実際に停止する。S1012で、CPU40は、これまでに実行した間欠駆動の回数iがN−1以上であるか否かを判定する。i≧N−1でなければ、S1013に進み、CPU40は、iの値を1つインクリメントする。その後、S1004に戻る。
一方、i≧N−1であれば、S1014に進み、CPU40は、i=Nであるか否かを判定する。i=Nであれば、S1018に進み、CPU40は、停止シーケンスを終了する。一方、i=Nでなければ、S1015に進む。
S1015で、CPU40は、目標総回転量Daと総回転量Caを用いてN回目の目標回転量D(N)を決定する。例えば、目標総回転量Daから総回転量Caを減算することで、N回目の目標回転量D(N)を算出する。S1016で、CPU40は、Mt(N−1)、D(N−1)及びD(N)に基づいて次のN回目の駆動の停止指示発行回転量Mt(N)を決定する。CPU40は、例えば、次式を使用してもよい。
Mt(N)=MT(N−1)−|D(N)−D(N−1)|
その後、S1017に進み、CPU40は、iの値を1つインクリメントする。その後、S1004に戻る。
以上説明したように実施例2によれば、実施例1と同様の効果が奏される。具体的には、2回目からN−1回目までは、目標回転量Dと停止指示発行回転量Mtを補正せず、最後のN回目において、目標総回転量Da及び総回転量Caを用いて、目標回転量D(N)と停止指示発行回転量Mt(N)を補正する。すなわち、N回目の間欠駆動において、負荷のばらつきの影響を低減する。これにより、感光ドラム1の回転周期に応じて発生するスジや画像ブレ(濃度変動等)が抑制され、色ずれも低減される。
[実施例3]
実施例3では、1回目から(N−1)回目までの停止指示発行回転量Mtの補正方法は、実施例1と同様である。しかし、実施例3では、N回目の停止指示発行回転量Mt(N)の決定方法が異なっている。すなわち、CPU40は、i(iは2以上N−1以下の自然数)回目の停止指示発行回転量Mt(i)を、目標回転量Dと(i−1)回目の慣性回転量Cl(i−1)とに基づいて決定する。CPU40は、目標総回転量Daと、1回目から(N−1)回目の間欠駆動が終了するまでに測定された総回転量Caとに基づいてN回目の目標回転量D(N)を決定する。さらに、CPU40は、N回目の目標回転量D(N)と(N−1)回目の慣性回転量Cl(N−1)とに基づいて、(N−1)回目の次のN回目の停止指示発行回転量Mt(N)を決定する。
図11は、停止シーケンスを説明するための図である。ここでの変数の初期値は、説明の便宜上、実施例1、2と同様とする。1回目から4回目までは、基本的に、実施例1と同様である。ただし、総回転量Caをカウントする点で実施例3と実施例2とは類似している。
実施例3では、4回目の間欠駆動が終了すると、CPU40は、目標総回転量Daと、1回目から4回目までに測定された総回転量Caとから5回目の目標回転量D(5)を決定する(D(5)=Da−Ca)。さらに、CPU40は、5回目の停止指示発行回転量Mt(5)を5回目の目標回転量D(5)と4回目の慣性回転量Cl(4)とに基づいて決定する(Mt(5)=D(5)−Cl(4))。
図12は、停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。すでに説明した箇所には、同一の参照符号を付与している。なお、実施例3のフローチャートは、実施例2のフローチャートとかなり類似しているため、相違点のみを詳細に説明する。
S801ないしS1004までは、実施例2において説明した通りである。実施例3では、S1005に代えてS1201が採用されている。S1201で、CPU40は、CPU40は、駆動回転量Ct(i)及び慣性回転量Cl(i)をゼロにリセットする。その後、S1006ないしS1010を実行する。S1010とS1011の間には、新規にS1202が挿入されている。S1202で、CPU40は、慣性回転量Cl(i)のカウントを開始する。S1011とS1012の間には、新規にS1203が挿入されている。S1203で、CPU40は、慣性回転量Cl(i)のカウントを終了する。
2回目から(N−1)回目までの停止指示発行回転量Mt(i+1)を補正するために、S1012とS1013との間にS1204が設けられている。S1204で、CPU40は、(i+1)回目の停止指示発行回転量Mt(i+1)を、目標回転量Dとi回目の慣性回転量Cl(i)とに基づいて決定する。例えば、CPU40は、目標回転量Dから慣性回転量Cl(i)を減算することで、停止指示発行回転量Mt(i+1)を算出する。
N回目の停止指示発行回転量Mt(N)を決定するために、S1016に代えてS1205が採用されている。S1205で、CPU40は、N回目の目標回転量D(N)と(N−1)回目の慣性回転量Cl(N−1)とに基づいて、N回目の停止指示発行回転量Mt(N)を決定する。例えば、CPU40は、目標回転量D(N)から慣性回転量Cl(N−1)を減算することで停止指示発行回転量Mt(N)を決定する。
このように実施例3においても、実施例1や2と同様の効果が奏される。
[実施例4]
実施例4は、目標総回転量Daと、1回目から(i−1)回目までに測定された総回転量Caと、所定の係数(N−i+1)とに基づいてi回の目標回転量D(i)を決定する。なお、i回目の停止指示発行回転量Mt(i)は、(i−1)回目の間欠駆動により測定された慣性回転量Cl(i−1)と目標回転量D(i)とに基づいて決定する。
図13は、停止シーケンスを説明するための図である。初期値に関しては、便宜上、他の実施例と同一の値を使用する。実施例4の停止指示発行回転量Mt(i)の決定方法は実施例3と共通している。しかし、2回目からN回目の目標回転量D(i)が毎回補正される点で異なっている。例えば、CPU40は、D(i)=(Da−Ca)/(N−i+1)という式を用いて、i回目の目標回転量D(i)を決定する。2回目の目標回転量D(2)は、
D(2)=(45−11)/(5−2+1)
=34/4
=8
となる。なお、除算で生じる余りは切り捨てるものとする。2回目の停止指示発行回転量Mt(2)は、
Mt(2)=D(2)−Cl(1)
=8−5
=3
となる。以下、3回目からN回目まで同様の手法で次の目標回転量と停止指示発行回転量とが順次決定される。
図14は、停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。なお、すでに説明したステップには同一の参照符号を付与することで説明を簡潔にする。とりわけ、図12と比較すると、図14では、S1012、S1204、S1013が削除され、さらにS1015及びS1205がS1410及びS1402に置換されている。そのため、S1203の次にS1014が配置されている。S1014でi=Nでなければ、S1401に進む。
S1401で、CPU40は、(i+1)回目の目標回転量D(i+1)を決定する。CPU40は、目標総回転量Daから総回転量Caを減算して、差を求める。さらに、CPU40は、算出した差を係数(N−i)により除算することで、i+1回目の目標回転量D(i+1)を決定する。
次に、S1402で、CPU40は、(i+1)回目の駆動に適用されることになる停止指示発行回転量Mt(i+1)を決定する。例えば、CPU40は、目標回転量D(i+1)から慣性回転量Cl(i)を減算することで、停止指示発行回転量Mt(i+1)を算出する。その後、S1017に進む。
このように実施例4においても、実施例3と同様の効果が奏される。
[実施例5]
実施例5では、i(iは2以上N以下の自然数)回目の目標回転量D(i)が、画像担持体の1回目の駆動開始からi回目の駆動が終了するまでの目標総回転量Da(i)と、(i−1)回目までに測定された総回転量Caとに基づいて決定される。さらに、停止指示発行回転量Mt(i)の決定方法は、実施例4で説明した通りである。なお、目標総回転量Da(1)ないしDa(N)は予め実験等を行って決定される。また、目標総回転量Da(1)ないしDa(N)は例えばテーブルに保持される。
図15は、停止シーケンスを説明するための図である。1回目の目標回転量D(1)には、テーブルから読み出された目標総回転量Da(1)が代入される。図16は、目標総回転量Da(i)を格納したテーブルの一例を示した図である。テーブルには、1回目からN回目までの各目標総回転量Da(i)が格納されている。
図15が示すように、2回目以降の目標回転量D(i)は、テーブルから読み出された目標総回転量Da(i)から総回転量Caを減算することで決定される。例えば、図16に示したテーブルによれば、Da(2)は18である。また、図15によれば、Caは11である。よって、D=18−11=7となる。また、2回目の停止指示発行回転量Mt(2)は、D(2)からCl(1)を減算することで決定される。すなわち、Mt(2)=7−5=2である。3回目以降も同様の手法で目標回転量D(i)と停止指示発行回転量Mt(i)が決定される。
図17は、停止シーケンスの一例を示したフローチャートである。図14と比較すると、S1001がS1701に置換され、S1401、S1402及びS1017が、S1702ないしS1704に置換されている。
S1701で、CPU40は、各変数に初期値を設定する。なお、目標回転量D(1)には、テーブルから読み出した目標総回転量Da(1)の値が代入される。
S1014でi=Nでないと判定されると、S1702に進む。S1702で、CPU40は、iの値を1つインクリメントする。S1703で、CPU40は、測定された総回転量Caと、テーブルから読み出した目標総回転量Da(i)とに基づいて目標回転量D(i)を決定する。例えば、D(i)=Da(i)−Caである。S1704で、CPU40は、目標回転量D(i)と慣性回転量Cl(i−1)とに基づいて停止指示発行回転量Mt(i)を決定する。その後、S1004に戻る。このように、実施例5においても実施例4と同様の効果が奏される。

Claims (12)

  1. 現像剤により形成された画像を担持する画像担持体と、
    前記画像担持体を回転駆動する駆動源と、
    前記画像担持体に当接し前記画像担持体の表面から前記現像剤を除去するクリーニング部材と、
    前記現像剤により形成された画像の記録媒体への転写が終了すると、前記画像担持体を一旦停止させ、その後、該画像担持体をN(Nは2以上の自然数)回にわたり間欠的に駆動するよう前記駆動源を制御する制御手段と、
    前記画像担持体を間欠的に駆動させる際の前記画像担持体の回転量を測定する測定手段と、
    前記画像担持体の駆動開始から前記測定手段により測定された駆動回転量Ctが所定の停止指示発行回転量Mtになったことで前記制御手段により前記駆動源に停止指示が発行されてから、前記画像担持体の回転が停止するまでの間に前記測定手段により測定された慣性回転量Clと、前記画像担持体の間欠的な駆動における目標回転量Dとに基づいて、次の駆動に適用されることになる前記停止指示発行回転量Mtを決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、
    前記画像担持体の間欠的な駆動において、前記目標回転量Dと前記慣性回転量Clとの差を前記次の駆動に適用されることになる前記停止指示発行回転量Mtとして決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段は、
    1回目から(N−1)回目の駆動に適用される前記停止指示発行回転量Mtを補正せず、N回目の駆動に適用される前記停止指示発行回転量Mtについては、前記1回目から(N−1)回目の駆動に適用された前記停止指示発行回転量Mtと、前記画像担持体の1回目の駆動開始からN回目の駆動が終了するまでの前記目標回転量Dの総和として予め定義された目標総回転量Daと、前記画像担持体の1回目の駆動開始から(N−1)回目の駆動が終了するまでに測定された前記駆動回転量Ctと前記慣性回転量Clの総和である総回転量Caとに基づいて、決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記目標総回転量Daと前記総回転量Caとの差をN回目の駆動における目標回転量D(N)として決定し、
    前記N回目の駆動における目標回転量D(N)と前記(N−1)回目の駆動における目標回転量D(N−1)との差を前記(N−1)回目の駆動に適用された前記停止指示発行回転量Mtから減算することで、前記N回目の駆動に適用される停止指示発行回転量Mtを決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記決定手段は、
    i(iは2以上N−1以下の自然数)回目の駆動に適用されるそれぞれの前記停止指示発行回転量Mtを、前記目標回転量Dと(i−1)回目の駆動により測定された前記慣性回転量Clとに基づいて決定し、
    N回目の駆動に適用される前記停止指示発行回転量Mtを、(N−1)回目の駆動において測定された前記慣性回転量Clと、前記画像担持体の1回目の駆動開始からN回目の駆動が終了するまでの前記目標回転量Dの総和として予め定義された目標総回転量Daと、前記画像担持体の1回目の駆動開始から(N−1)回目の駆動が終了するまでに測定された前記駆動回転量Ctと前記慣性回転量Clの総和である総回転量Caとに基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記決定手段は、
    前記N回目の駆動に適用される前記目標回転量D(N)を、前記目標総回転量Daから前記総回転量Caを減算することで決定し、
    前記N回目の駆動に適用される前記停止指示発行回転量Mtを、前記N回目の駆動に適用される前記目標回転量D(N)から前記(N−1)回目の駆動において測定された前記慣性回転量Clを減算することで決定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記決定手段は、
    i(iは2以上かつN以下の自然数)回目の前記画像担持体の駆動に適用される前記目標回転量D(i)を、前記画像担持体の1回目の駆動開始からN回目の駆動が終了するまでの前記目標回転量D(i)の総和として予め定義された目標総回転量Daと、前記画像担持体の1回目の駆動開始から(i−1)回目の駆動が終了するまでに測定された前記駆動回転量Ctと前記慣性回転量Clの総和である総回転量Caと、所定の係数(N−i+1)とに基づいて決定し、
    (i−1)回目の駆動により測定された前記慣性回転量Clと、前記目標回転量D(i)とに基づいて、i回目の駆動に適用されることになる前記停止指示発行回転量Mt(i)を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記決定手段は、
    前記目標総回転量Daと前記総回転量Caとの差を前記所定の係数(N−i+1)により除算することで、前記i回目の前記画像担持体の駆動に適用される前記目標回転量D(i)を決定し、
    前記i回目の前記画像担持体の駆動に適用される前記目標回転量D(i)と前記(i−1)回目の駆動により測定された前記慣性回転量Clとの差を前記i回目の駆動に適用されることになる前記停止指示発行回転量Mt(i)として決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記決定手段は、
    i(iは2以上N以下の自然数)回目の駆動に適用される前記目標回転量D(i)を、前記画像担持体の1回目の駆動開始からN回目の駆動が終了するまでの前記目標回転量D(i)の総和として予め定義された目標総回転量Da(i)と、前記画像担持体の1回目の駆動開始から(i−1)回目の駆動が終了するまでに測定された前記駆動回転量Ctと前記慣性回転量Clの総和である総回転量Caとに基づいて決定し、
    i回目の駆動に適用される前記停止指示発行回転量Mt(i)を、前記i回目の駆動に適用される前記目標回転量D(i)と、(i−1)回目の駆動により測定された前記慣性回転量Clとに基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記決定手段は、
    前記i回目の駆動に適用される前記目標回転量D(i)を、前記画像担持体の1回目の駆動開始からi回目の駆動が終了するまでの目標総回転量Da(i)から、前記画像担持体の1回目の駆動開始から(i−1)回目の駆動が終了するまでに測定された総回転量Caを減算することで決定し、
    前記i回目の駆動に適用される前記停止指示発行回転量Mt(i)を、前記i回目の駆動に適用される前記目標回転量D(i)から前記(i−1)回目の駆動により測定された前記慣性回転量Clを減算することで決定することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記測定手段は、
    前記駆動源の回転に同期してパルス信号を生成する生成手段と、
    前記パルス信号に含まれるパルスの数を回転量としてカウントするカウント手段と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像担持体をN回にわたり間欠的に駆動することで該画像担持体の表面が移動する距離は、該画像担持体と前記クリーニング部材とが当接することで形成されるニップ部の幅よりも長いことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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