JP5344537B2 - 情報記録装置の着脱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、機器本体の外面に形成された凹部に着脱される直方体の情報記録装置と、該情報記録装置に取り付けられるレバーとを有する情報記録装置の着脱構造に関する。
近年、各種の電子機器は、製品の高機能化に伴い、記録装置を内蔵するものが増加している。例えば、車載機器では、オーディオビジュアル機器やナビゲーション機器において、膨大な音楽データ、映像データ、地図データ等を必要とするため、ハードディスクドライブ(HDD)を内蔵させている。但し、HDDは、耐衝撃性が低く、修理交換が行われることが多いため、機器を分解することなく、HDDを内蔵するハードディスクユニットの機器本体への取り付け及び取り外しの可能な構造が要求される。
機器を分解することなく、ハードディスクユニットの機器本体への取り付け及び取り外しを可能とした構造としては、例えば、ハードディスクユニットを板金のトレーに装着させ、当該トレーのスライド動作をガイドする金属板を機器本体に設置する。また、PET等のフィルムにより形成されたタブを両面テープ等によりトレーに貼付する。そして、取り付け時には、トレーを機器本体へ押し込むことでハードディスクユニットと機器本体との電気的接続を行い、更にネジ止めによりハードディスクユニットを機器本体へ固定する。一方取り外し時には、タブを掴み引き出すことで、トレーを機器本体から引き出し、当該トレーに装着されたハードディスクユニットを取り出す(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−185571号公報
しかしながら、上述した構造では、トレーのがたつきを抑え、相当数の着脱回数に耐えるよう、トレーにバネ構造を持たせたり、トレーの材質にステンレスを採用して変形強度を確保するとともに、トレーにタブを貼付するため、構造が複雑になる。また、ハードディスクユニットと機器本体との電気的接続を行うためにこれらに設けられるコネクタは、取り付け時には機器本体内部の奥で互いに接続されるため、作業者は、確実に接続されたか否かを視認することができず、その結果、接続時に必要以上の衝撃力を加えてしまう場合がある。
本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で適切に機器本体に対する取り付け及び取り外しが可能な情報記録装置の着脱構造を提供するものである。
本発明に係る、機器本体の外面に形成された凹部に着脱される直方体の情報記録装置と、該情報記録装置に取り付けられるレバーとを有する情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、第1の側面に設けられ、前記機器本体に設けられて外部に露出したコネクタと相互に接続されるコネクタを有し、前記レバーが、第1の端部が、前記情報記録装置における第1の側面と垂直をなす第2の側面の一方に回動可能に取り付けられ、第2の端部が、前記情報記録装置における前記第1の側面と垂直をなす第2の側面の他方に回動可能に取り付けられ、前記レバーは、未使用時に、前記第1の端部と前記第2の端部との間の中央部が前記情報記録装置の第1の側面と前記凹部の側面との間を覆う
この構成によれば、情報記録装置の対向する2つの側面にレバーの端部を回動可能に取り付けられており、構造が簡易である。また、作業者がレバーを回動させ、更に引き上げるだけで、機器本体の外面に形成された凹部に対する情報記録装置の取り付け及び取り外しが可能である。また、情報記録装置の側面に設けられたコネクタを、機器本体に設けられて外部に露出したコネクタと相互に接続する際には、その接続部分が外部に露出しているため、作業者は、確実に接続されたか否かを視認することができ、接続時に必要以上の衝撃力を加えてしまうこともない。
そして、ハードディスクが機器本体に取り付けられた後は、レバーによって、情報記録装置の第1の側面と凹部の側面との間を覆うことにより、コネクタの接続部分が外部に晒されて塵等が付着し、電気的接続が不良となることが抑制される。

また、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、前記凹部への取り付け時における露出面の高さが前記凹部の開口端と同一又は前記凹部の開口端よりも該凹部の底部側であり、前記レバーが、未使用時の露出面の高さが前記凹部の開口端と同一又は前記凹部の開口端よりも該凹部の底部側である。
この構成によれば、レバーの未使用時には、当該レバーと情報記録装置とが凹部の開口端から突出しないため、機器本体を車両等に取り付ける場合等において、レバーや情報記録装置が障害となることが防止される。
また、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、前記第2の側面の一方に設けられる第1の凸部に形成され、前記情報記録装置を前記機器本体に固定するためのネジが貫通する第1のネジ穴と、前記第2の側面の他方に設けられる第2の凸部に形成され、前記情報記録装置を前記機器本体に固定するためのネジが貫通する第2のネジ穴とを有し、前記レバーが、前記第1の端部において、未使用時に前記第1のネジ穴と重なる位置に形成される第3のネジ穴と、前記第2の端部において、未使用時に前記第2のネジ穴と重なる位置に形成される第4のネジ穴とを有する。
この構成によれば、情報記録装置のネジ穴とレバーの未使用時のネジ穴とが重なるようにすることで、情報記録装置を前記機器本体に固定するためのネジを、未使用時のレバーを情報記録装置及び機器本体に固定するためにも用いることができ、レバーの固定のために別途ネジ穴及びネジを用いる必要がなく、コストが低減される。
また、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、記録媒体本体と、該記録媒体本体を収容するケース体とを有し、前記ケース体が、前記記録媒体本体を固定するためのネジが貫通する第3のネジ穴を有し、前記レバーが、前記第1の端部に形成され、前記記録媒体本体を固定するためのネジの頭部が嵌合する第1の貫通孔と、前記第2の端部に形成され、前記記録媒体本体を固定するためのネジの頭部が嵌合する第2の貫通孔とを有し、前記ネジの頭部を回動軸として回動可能である。
この構成によれば、記録媒体本体を固定するためのネジの頭部をレバーの貫通孔に嵌合させて、当該ネジをレバーの回動軸としても用いられるようにすることにより、別途回動軸を設ける必要がない。
また、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記レバーが、前記中央部の端部に形成される切欠部を有する。
この構成によれば、作業者が切欠部に指を当ててレバーの回動操作を行うことで、当該レバーを回動させやすくすることができる。
また、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、前記第1の側面と対向する第3の側面に設けられ、前記凹部の深部と浅部との間の稜線部に形成された穴に挿入される第2の凸部を有する。
この構成によれば、第3の凸部が凹部に形成された穴に挿入されていることで、情報記録装置の取り外し時にレバーを引き上げる際に、必要以上に情報記録装置が引き上げられて、コネクタの接続部分が破壊されてしまうようなことが防止される。
同様の観点から、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、前記第3の側面に設けられ、前記凹部の浅部に接する第4の凸部を有する。
また、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、前記情報記録装置が、ハードディスク又はメモリドライブを有する。
本発明によれば、簡易な構造で、且つ、作業者は、レバーを持ち上げるだけで、機器本体の外面に形成された凹部に対して情報記録装置を取り付けたり、取り外すことが可能であり、更には、コネクタが確実に接続されたか否かを視認することができ、接続時に必要以上の衝撃力を加えてしまうこともなく、機器本体に対する情報記録装置の取り付け及び取り外しを簡易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る情報記録装置としてのハードディスクユニットの着脱構造を適用した車載オーディオ機器の外観斜視図である。
図1に示す車載オーディオ機器10は、デジタルバーサタイルディスク(DVD)やコンパクトディスク(CD)を再生するものであり、機器本体12と、当該機器本体12の外面に形成された凹部14に着脱され、図示しないHDDを内蔵する直方体のハードディスクユニット100と、当該ハードディスクユニット100に取り付けられるレバー200とにより構成される。
図2は、レバー200の未使用時(レバー200の非屹立時)における、ハードディスクユニット100及びレバー200の外観斜視図、図3は、レバー200の未使用時における、ハードディスクユニット100及びレバー200の側面図、図4は、ハードディスクユニット100の分解斜視図、図5は、レバー200の使用時(レバー200の屹立時)における、ハードディスクユニット100及びレバー200の第1の外観斜視図、図6は、レバー200の使用時における、ハードディスクユニット100及びレバー200の第2の外観斜視図、図7は、レバー200の使用時における、ハードディスクユニット100及びレバー200の側面図である。
これら図2乃至図7に示すように、ハードディスクユニット100は、曲げ加工により形成されるケース体としての板金ケース170に、記録媒体本体であるハードディスクドライブ(HDD)180が収容されて構成される。HDD180の側面181には、ネジ穴184及び185が形成されている。この側面181には、第1の側面に対応する表面にコネクタ110が設けられた基板101が配置される。この基板101には、ネジ穴184と重なるネジ穴191と、ネジ穴185と重なるネジ穴192とが形成されている。ネジ193がネジ穴191及び184を貫通して締結され、ネジ194がネジ穴192及び185を貫通して締結されることにより、基板101がHDD180に固定される。
また、HDD180の側面のうち、側面181と垂直をなす側面182には、ネジ穴186及び187が形成され、当該側面182に対向する側面183には、ネジ穴188及び189が形成されている。
一方、板金ケース170の第2の側面に対応する側面102には、ネジ穴171及び172が形成され、第2の側面に対応し、側面102に対向する側面103には、ネジ穴173及び174が形成されている。この板金ケース170にHDD180が収容されると、ネジ穴171はネジ穴186と重なり、ネジ穴172はネジ穴187と重なる。また、ネジ穴173はネジ穴188と重なり、ネジ穴174はネジ穴189と重なる。ネジ250がネジ穴171及び186を貫通して締結され、ネジ251がネジ穴172及び187を貫通して締結されるとともに、ネジ260がネジ穴173及び188を貫通して締結され、ネジ261がネジ穴184及び189を貫通して締結されることにより、HDD180が板金ケース170に固定される。また、板金ケース170の側面102及び103は、基板101の表面に対して垂直をなす。
レバー200は、中央部のバー202と、第1の端部に対応する端部210と、第2の端部に対応する端部220とからなる。
このレバー200の中央部202の一端には、切欠部204が形成され、他端には、切欠部206が形成されている。また、レバー200の端部210には、水平方向に貫通する第1の貫通孔に対応する貫通孔212が形成されている。ネジ250の頭部は、この貫通孔212に嵌合する。これにより、端部210は、ネジ250を回動軸として、ハードディスクユニット100の側面102に回動可能に取り付けられる。同様に、レバー200の端部220には、水平方向に貫通する第2の貫通孔に対応する貫通孔222が形成されている。ネジ260の頭部は、この貫通孔222に嵌合する。これにより、端部220は、ネジ260を回動軸として、ハードディスクユニット100の側面103に回動可能に取り付けられる。
また、ハードディスク100の側面102における基板101側の端部には、主面が水平方向である第1の凸部に対応するフランジ140が設けられている。このフランジ140には、垂直方向に貫通する第1のネジ穴に対応するネジ穴142が形成されている。同様に、ハードディスク100の側面103における基板101側の端部には、主面が水平方向である第2の凸部に対応するフランジ150が設けられている。このフランジ150には、垂直方向に貫通する第2のネジ穴に対応するネジ穴152が形成されている。
一方、レバー200の端部210には第3のネジ穴に対応するネジ穴214が形成され、端部220には第4のネジ穴に対応するネジ穴224が形成されている。ネジ穴214は、レバー200の未使用時に、貫通方向が垂直方向となって、上述したハードディスクユニット100におけるフランジ140に形成されたネジ穴142と重なるような位置に形成されている。同様に、ネジ穴224は、レバー200の未使用時に、貫通方向が垂直方向となって、上述したハードディスクユニット100におけるフランジ150に形成されたネジ穴152と重なるような位置に形成されている。
また、ハードディスクユニット100の第3の側面である側面104には、中央部に主面が水平方向に延在する第3の凸部に対応する凸部160が設けられている。更に、この凸部160の両側であって、当該凸部160よりも上側には、主面が水平方向に延在する第4の凸部に対応する凸部120及び凸部130が形成されている。凸部120には、垂直方向に貫通するネジ穴122が形成され、同様に、凸部130には、垂直方向に貫通するネジ穴132が形成されている。
図8は、機器本体12の外面に形成された凹部14の外観斜視図である。この凹部14は、浅い部分(浅部)21−1と深い部分(深部)21−2からなる。また、凹部14の四隅のうち、深部21−2に該当する2つの位置には、ネジ穴16及び18が形成され、浅部21−1に該当する2つの位置には、ネジ穴22及び24が形成されている。更には、凹部14における浅部21−1と深部21−2との間の稜線部19の中央部には、穴20が形成されている。なお、稜線部19は曲げが形成されており、作業者の指当たり等に配慮している。
次に、機器本体12へのハードディスクユニット100の取り付け工程を説明する。図9は、機器本体12へのハードディスクユニット100の取り付けの第1の工程を示す図、図10は第2の工程を示す図、図11は第3の工程を示す図である。
図9に示す第1の工程では、作業者によって支持されたレバー200が使用されて引き上げられた状態にあり、ハードディスクユニット100は、基板101が上方側、当該基板101に対向する側面104(図9では図示せず)が下方側となるように傾斜して配置される。また、ハードディスクユニット100の側面104の中央部に設けられた凸部160(図9では図示せず)が凹部14における浅部21−1と深部21−2との間の稜線部19の中央部に形成された穴20(図9では図示せず)に挿入されるとともに、ハードディスクユニット100の側面104に設けられた凸部120及び130が浅部21−1(図9では図示せず)の上面に接した状態となる。
更には、ハードディスクユニット100の基板101に設けられたコネクタ110は、外部に露出したコネクタ26と接続されている。コネクタ26は、機器本体12の内部から引き出されたフレキシブルケーブル28に接続されており、コネクタ110とコネクタ26とが相互に接続されることにより、ハードディスクユニット110と機器本体12とが電気的に接続される。
図10に示す第2の工程では、作業者がレバー200を持ち下げることによって、当該レバー200に接続されたハードディスクユニット100が傾斜した状態から水平状態となり、当該ハードディスクユニット100は、凹部14内に収容される。このとき、ハードディスクユニット100の露出面である上面の高さは、凹部14の開口端と同一、又は、凹部14の開口端よりも当該凹部14の底部側であり、ハードディスクユニット100が凹部14の開口端から突出しないようになっている。
また、ハードディスクユニット100に設けられたフランジ140に形成されたネジ穴142は、凹部14に形成されたネジ穴16と重なり、ハードディスクユニット100に設けられたフランジ150に形成されたネジ穴152は、凹部14に形成されたネジ穴18と重なる。更には、ハードディスクユニット100に設けられた凸部120に形成されたネジ穴122は、凹部14に形成されたネジ穴22と重なり、ハードディスクユニット100に設けられた凸部130に形成されたネジ穴132は、凹部14に形成されたネジ穴24と重なる。
図11に示す第3の工程では、作業者がレバー200を回動させることによって、当該レバー200の端部210に形成されたネジ穴214の貫通方向が垂直方向となり、当該ネジ穴214が、ハードディスクユニット100に設けられたフランジ140に形成されたネジ穴142と重なる。同様に、レバー200の端部220に形成されたネジ穴224の貫通方向が垂直方向となり、当該ネジ穴224が、ハードディスクユニット100に設けられたフランジ150に形成されたネジ穴152と重なる。
上述した第2の工程では、凹部14に形成されたネジ穴16と、ハードディスクユニット100に設けられたフランジ140に形成されたネジ穴142とが重ねられるとともに、凹部14に形成されたネジ穴18と、ハードディスクユニット100に設けられたフランジ150に形成されたネジ穴152とが重ねられている。従って、第3の工程において、ネジ穴16、142及び214が重なり、ネジ穴18、152及び224が重なることになる。
更に、ネジ31が、ネジ穴214、142及び16を貫通して締結されることにより、当該ネジ31の位置において、レバー200、ハードディスクユニット100及び機器本体12に共締めされて固定される。同様に、ネジ32が、ネジ穴224、152及び18を貫通して締結されることにより、当該ネジ32の位置において、レバー200、ハードディスクユニット100及び機器本体12に共締めされて固定される。このとき、レバー200の露出面である上面の高さは、凹部14の開口端と同一、又は、凹部14の開口端よりも当該凹部14の底部側であり、レバー200が凹部14の開口端から突出しないようになっている。また、レバー200の中央部202は、ハードディスクユニット100の基板101と凹部14の側面との間を覆うように配置される。
また、ネジ33が、ネジ穴122及び22を貫通して締結されることにより、当該ネジ33の位置において、ハードディスクユニット100が機器本体12に共締めされて固定される。同様に、ネジ34が、ネジ穴132及び24を貫通して締結されることにより、当該ネジ34の位置において、ハードディスクユニット100が機器本体12に共締めされて固定される。
次に、機器本体12からのハードディスクユニット100の取り外し工程を説明する。取り外し工程は、上述した図9乃至図11の取り付け工程を逆にたどることになる。すなわち、図11に示す第1の工程では、ネジ31乃至34が外される。次に、図10に示す第2の工程では、ネジ31及び32が外されることによって、回動可能となったレバー200が作業者によって回動される。このとき、作業者は指を切欠部204や切欠部206に当ててレバー200の回動操作を行う。また、本工程では、ハードディスクユニット100に設けられた凸部160が凹部14に形成された穴20に挿入されたままの状態であり、ハードディスクユニット100に設けられた凸部120及び130は、凹部14の浅部21−1に接したままの状態である。
図9に示す第3の工程では、凸部160が穴20に挿入されたままの状態であり、凸部120及び130が浅部21−1に接したままの状態であるため、作業者によってレバー200が引き上げられると、フレキシブルケーブル28が引き出されるとともに、ハードディスクユニット100は、凸部120、130及び160が設けられた側面104を回動軸として回動する。但し、この回動量が所定量に達すると、凹部14の穴20に挿入されている凸部160が浅部21−1を下方から押圧し、凸部120及び130が浅部21−1を上方から押圧した状態となり、ハードディスクユニット100が更に回動することが防止される。その後は、ハードディスクユニット100のコネクタ110がコネクタ26から取り外されることにより、ハードディスクユニット100が機器本体12から取り外されることになる。
このように、車載オーディオ機器10では、機器本体12の外面に形成された凹部14にハードディスクユニット100が着脱され、当該ハードディスクユニット100の側面102に、レバー200の端部210が回動可能に取り付けられるとともに、ハードディスクユニット100の側面103に、レバー200の端部220が回動可能に取り付けられており、構造が簡易であり、作業者は、レバー200を回動させ、更に引き上げるだけで、凹部14に対してハードディスクユニット100を取り付けたり、取り外すことが可能である。また、ハードディスクユニット100の基板101に設けられたコネクタ110を、機器本体12に設けられて外部に露出したコネクタ26と相互に接続する際には、その接続部分が外部に露出しているため、作業者は、確実に接続されたか否かを視認することができ、接続時に必要以上の衝撃力を加えてしまうこともない。
また、レバー200の中央部202は、未使用時にハードディスクユニット100の基板101と凹部14の側面との間を覆うように配置されるため、コネクタ110及び26の接続部分が外部に晒されて塵等が付着し、電気的接続が不良となることが抑制される。
また、ハードディスクユニット100は、凹部14の開口端から突出せず、レバー200は、未使用時には凹部14の開口端から突出しないため、機器本体12を車両等に取り付ける場合等において、レバー200やハードディスクユニット100が障害となることが防止される。
また、ハードディスクユニット100のネジ穴120とレバー200の未使用時のネジ穴214とが重なるようにし、ハードディスクユニット100のネジ穴152とレバー200の未使用時のネジ穴224とが重なるようにすることで、ハードディスクユニット100を機器本体12に固定するためのネジ21及び32を、未使用時のレバー200をハードディスクユニット100及び機器本体12に固定するためにも用いることができ、レバー200の固定のために別途ネジ穴及びネジを用いる必要がなく、コストが低減される。
また、レバー200の中央部202の端部に切欠部204及び206を形成することにより、作業者がこれら切欠部204及び206に指を当ててレバー200の回動操作を行うことで、当該レバー200を回動させやすくすることができる。
また、ハードディスクユニット100の側面104に、凹部14の穴20に挿入される凸部160と、凹部14の浅部21−1に接する凸部120及び130を設けることにより、ハードディスクユニット100の取り外し時にレバー200を引き上げる際、一時的なストッパ機能を有することとなり、一度に必要以上にハードディスクユニット100が引き上げられて、フレキシブルケーブル28が切断したり、コネクタ110及び26の接続部分が破壊されてしまうようなことが防止される。
なお、上述した実施形態では、車載オーディオ機器10におけるハードディスクユニット100の着脱構造について説明したが、メモリドライブ等を有する情報記録装置についても、上述と同様の着脱構造を適用することができる。
以上、説明したように、本発明に係る情報記録装置の着脱構造は、簡易に機器本体に対する取り付け及び取り外しが可能であり、情報記録装置の着脱構造として有用である。
ハードディスクユニットの着脱構造を適用した車載オーディオ機器の外観斜視図である。 レバーの未使用時における、ハードディスクユニット及びレバーの外観斜視図である。 レバーの未使用時における、ハードディスクユニット及びレバーの側面図である。 ハードディスクユニットの分解斜視図である。 レバーの使用時における、ハードディスクユニット及びレバーの第1の外観斜視図である。 レバーの使用時における、ハードディスクユニット及びレバーの第2の外観斜視図である。 レバーの使用時における、ハードディスクユニット及びレバーの側面図である。 機器本体の外面に形成された凹部の外観斜視図である。 機器本体に対するハードディスクユニットの取り付けの第1の工程、及び、取り外しの第3の工程を示す図である。 機器本体に対するハードディスクユニットの取り付けの第2の工程、及び、取り外しの第2の工程を示す図である。 機器本体に対するハードディスクユニットの取り付けの第3の工程、及び、取り外しの第1の工程を示す図である。
符号の説明
10 車載オーディオ機器
12 機器本体
14 凹部
16、18、22、24、122、132、142、152、171、172、173、174、184、185、186、187、188、189、191、192、214、224 ネジ穴
19 稜線部
20 穴
21−1 浅部
21−2 深部
26 コネクタ
28 フレキシブルケーブル
31、32、33、34、193、194、250、251、260、261 ネジ
100 ハードディスクユニット
101 基板
102、103、104、181、182、183 側面
110 コネクタ
120、130、160 凸部
140、150 フランジ
170 板金ケース
180 ハードディスクドライブ(HDD)
200 レバー
202 中央部
204、206 切欠部
210、220 端部
122、222 貫通孔

Claims (8)

  1. 機器本体の外面に形成された凹部に着脱される直方体の情報記録装置と、該情報記録装置に取り付けられるレバーとを有する情報記録装置の着脱構造であって、
    前記情報記録装置は、
    第1の側面に設けられ、前記機器本体に設けられて外部に露出したコネクタと相互に接続されるコネクタを有し、
    前記レバーは、
    第1の端部が、前記情報記録装置における第1の側面と垂直をなす第2の側面のいずれかに回動可能に取り付けられ、第2の端部が、前記第2の側面であって、且つ、前記第1の端部が取り付けられた面と対向する面に回動可能に取り付けられ
    前記レバーは、未使用時に、前記第1の端部と前記第2の端部との間の中央部が前記情報記録装置の第1の側面と前記凹部の側面との間を覆う情報記録装置の着脱構造。
  2. 前記情報記録装置は、前記凹部への取り付け時における露出面の高さが前記凹部の開口端と同一又は前記凹部の開口端よりも該凹部の底部側であり、
    前記レバーは、未使用時の露出面の高さが前記凹部の開口端と同一又は前記凹部の開口端よりも該凹部の底部側である請求項1記載の情報記録装置の着脱構造。
  3. 前記情報記録装置は、
    前記第2の側面の一方に設けられる第1の凸部に形成され、前記情報記録装置を前記機器本体に固定するためのネジが貫通する第1のネジ穴と、
    前記第2の側面の他方に設けられる第2の凸部に形成され、前記情報記録装置を前記機器本体に固定するためのネジが貫通する第2のネジ穴とを有し、
    前記レバーは、
    前記第1の端部において、未使用時に前記第1のネジ穴と重なる位置に形成される第3のネジ穴と、
    前記第2の端部において、未使用時に前記第2のネジ穴と重なる位置に形成される第4のネジ穴とを有する請求項1または2記載の情報記録装置の着脱構造。
  4. 前記情報記録装置は、記録媒体本体と、該記録媒体本体を収容するケース体とを有し、
    前記ケース体は、
    前記記録媒体本体を固定するためのネジが貫通する第3のネジ穴を有し、
    前記レバーは、
    前記第1の端部に形成され、前記記録媒体本体を固定するためのネジの頭部が嵌合する第1の貫通孔と、
    前記第2の端部に形成され、前記記録媒体本体を固定するためのネジの頭部が嵌合する第2の貫通孔とを有し、
    前記ネジの頭部を回動軸として回動可能である請求項1乃至のいずれかに記載の情報記録装置の着脱構造。
  5. 前記レバーは、前記中央部の端部に形成される切欠部を有する請求項1乃至のいずれかに記載の情報記録装置の着脱構造。
  6. 前記情報記録装置は、
    前記第1の側面と対向する第3の側面に設けられ、前記凹部の深部と浅部との間の稜線部に形成された穴に挿入される第3の凸部を有する請求項1乃至のいずれかに記載の情報記録装置の着脱構造。
  7. 前記情報記録装置は、
    前記第3の側面に設けられ、前記凹部の浅部に接する第4の凸部を有する請求項に記載の情報記録装置の着脱構造。
  8. 前記情報記録装置は、ハードディスク又はメモリドライブを有する請求項1乃至のいずれかに記載の情報記録装置の着脱構造。
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