JP5342994B2 - 車両の後部荷室構造 - Google Patents
車両の後部荷室構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5342994B2 JP5342994B2 JP2009293825A JP2009293825A JP5342994B2 JP 5342994 B2 JP5342994 B2 JP 5342994B2 JP 2009293825 A JP2009293825 A JP 2009293825A JP 2009293825 A JP2009293825 A JP 2009293825A JP 5342994 B2 JP5342994 B2 JP 5342994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- cover
- cargo compartment
- vehicle
- compartment floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
このような車両の後部荷室構造として巻取り収納可能なトノカバーが設置されたものが知られている。ここで用いられるトノカバーは巻取り装置が後部荷室フロアの前部上方側の左右の荷室側壁に掛け渡されて設けられ、巻取り装置から布製のトノカバーを後方に引き出すことによって後部荷室フロアの上方を覆い隠すようになっている(例えば、特許文献1参照)。
請求項1に係る発明は、後部荷室フロア(例えば、実施形態における後部荷室フロア4)の前部に前方傾倒可能な隔壁(例えば、実施形態における隔壁5)が設けられ、前記隔壁が前方に傾倒されることによって後部荷室フロアが前方に拡張される車両の後部荷室構造において、前記隔壁の上部に第1の係止部(例えば、実施形態における係止金具20)が設けられるとともに、前記後部荷室フロアの前部上方側の固定部(例えば、実施形態における巻取り装置8)に第2の係止部(例えば、実施形態における係止金具21)が設けられ、前記隔壁の前方傾倒によって拡張された前記後部荷室フロアの上方を覆う目隠しカバー(例えば、実施形態における目隠しカバー22)が前記第1の係止部と前記第2の係止部とに脱着可能に取り付けられ、前記隔壁の前面側には、物品収納部(例えば、実施形態における第1物品収納部13A,第2物品収納部13B)が設けられるとともに、前記隔壁を起立させた状態で前記物品収納部を覆うように前記目隠しカバーを取り付けるための係止部(例えば、実施形態における係止金具27,28,29)が設けられていることを特徴とするものである。
図1は、テールゲート(図示せず)を備えた車両1の後部荷室2をゲート開口部3を通して見た図である。
同図に示すように、この車両1の後部荷室2は、後部荷室フロア4の前部に前方傾倒可能な隔壁5が配置されるとともに、前端側の上部に巻取り可能なトノカバー6が設置されている。このトノカバー6は、布製のカバー本体7が角筒状の巻取り装置8に収納されている。巻取り装置8は車体幅方向に延出し、その両端部が後部荷室2の前部両側の側壁9に脱着可能に取り付けられている。なお、トノカバー6のカバー本体7は車体後方側に略水平に引き出され、その状態で側壁9の後端部に設けられた係止溝50に係止されるようになっている。
この実施形態の場合、後部座席はクッションが撤去され、シートバック部分が隔壁5として用いられている。
隔壁5は、シートクッションのベース部10の後端部にヒンジ軸11を介して傾倒可能に支持されている。隔壁5の上端部の中央には解除レバー12が設置され、その解除レバー12の引き上げ操作によって隔壁5の前方への傾倒が可能とされている。ベース部10の上面と隔壁5の前面には、それぞれ凹状に窪んだ複数の第1物品収納部13Aと第2物品収納部13Bが設けられている。
このとき、目隠しカバー22の各フック金具26がベース部10と隔壁5の前面側の係止金具27,28,29に係止され、第1物品収納部13Aの上面側と第2物品収納部13Bの前面側が目隠しカバー22のメッシュ材25によって覆われる。これにより、第1,第2物品収納部13A,13B内に収納した物品が外部から見えにくくなって見栄えが良好になるとともに、第1,第2物品収納部13A,13B内に収納した物品の移動が目隠しカバー22によって抑えられるようになる。
このとき、目隠しカバー22の前後のフック金具26が隔壁5の背部側上部の係止金具20と、トノカバー6の巻取り装置8の前面の係止金具21とに係止される。また、このときトノカバー6のカバー本体7は後方に水平に引き出され、後部荷室2の後端の係止溝50に係止される。
これにより、隔壁5の背部上方から後部荷室フロア4の上方にかけてが目隠しカバー22とトノカバー6によって連続して覆われ、これらの上部に載置された荷物が外部から隠されるとともに、荷物の移動がトノカバー6と目隠しカバー22によって抑制される。特に、目隠しカバー22においては、後部荷室フロア4の前端側上部の巻取り装置8と、前方に倒した隔壁5の前端部を斜めに傾斜して覆うため、隔壁5の背部上面に載置した荷物の前方移動を有効に抑えることができる。
例えば、上記の実施形態においては、隔壁5やベース部10のほぼ全幅に亙る一つの目隠しカバー22を用いたが、図11に示す実施形態のように、隔壁5やベース部10の全幅の約半分の幅の2つの目隠しカバー122A,122Bを用いるようにしても良い。この場合、目隠しカバー122A,122Bを係止する係止金具は各目隠しカバー122A,122Bに対応させてベース部10、隔壁5、巻取り装置にそれぞれ設置する。
5…隔壁
6…トノカバー
8…巻取り装置(固定部)
13A…第1物品収納部(物品収納部)
13B…第2物品収納部(物品収納部)
20…係止金具(第1の係止部)
21…係止金具(第2の係止部)
22,122A,122B…目隠しカバー
27,28,29係止金具(係止部)
Claims (3)
- 後部荷室フロアの前部に前方傾倒可能な隔壁が設けられ、前記隔壁が前方に傾倒されることによって後部荷室フロアが前方に拡張される車両の後部荷室構造において、
前記隔壁の上部に第1の係止部が設けられるとともに、前記後部荷室フロアの前部上方側の固定部に第2の係止部が設けられ、
前記隔壁の前方傾倒によって拡張された前記後部荷室フロアの上方を覆う目隠しカバーが前記第1の係止部と前記第2の係止部とに脱着可能に取り付けられ、
前記隔壁の前面側には、物品収納部が設けられるとともに、前記隔壁を起立させた状態で前記物品収納部を覆うように前記目隠しカバーを取り付けるための係止部が設けられていることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - 前記後部荷室フロアの前部上方側には、トノカバーの巻取り装置が左右の荷室側壁に掛け渡されて設置され、前記巻取り装置が前記後部荷室フロアの前部上方側の固定部とされていることを特徴とする請求項1記載の車両の後部荷室構造。
- 前記隔壁は後部座席のシートバックであることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の後部荷室構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009293825A JP5342994B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 車両の後部荷室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009293825A JP5342994B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 車両の後部荷室構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011131767A JP2011131767A (ja) | 2011-07-07 |
JP5342994B2 true JP5342994B2 (ja) | 2013-11-13 |
Family
ID=44344980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009293825A Expired - Fee Related JP5342994B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 車両の後部荷室構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5342994B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146242U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 荒川車体工業株式会社 | 車両シ−ト用手荷物固定装置 |
JPH1159277A (ja) * | 1997-08-26 | 1999-03-02 | Ikeda Bussan Co Ltd | シートバックのトノボード取り付け構造 |
JP4474673B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2010-06-09 | マツダ株式会社 | 車両の後部荷室構造 |
JP4005341B2 (ja) * | 2001-11-27 | 2007-11-07 | 芦森工業株式会社 | 車両用荷崩れ防止装置 |
JP2005065897A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Tachi S Co Ltd | 収納型多目的シート・カバー |
JP2006025842A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Toyo Seat Co Ltd | 車両用シート |
JP2009292395A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Kanto Auto Works Ltd | 自動車のサブカバー構造 |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009293825A patent/JP5342994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011131767A (ja) | 2011-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5235218B2 (ja) | 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造 | |
JP6348527B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP5760645B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP4712784B2 (ja) | カーゴネットの係止構造 | |
JP2009149218A (ja) | 車両の荷室仕切装置 | |
JP4703711B2 (ja) | 自動車用フロアボード構造 | |
JP5342994B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP4661358B2 (ja) | 自動車用シート構造 | |
JP2008273330A (ja) | 車両の荷室構造 | |
JP6436041B2 (ja) | 車両用スロープ装置 | |
JP2006327466A (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP2010083311A (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP5076792B2 (ja) | 車両の荷室構造 | |
JP2009292196A (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2006142948A (ja) | 自動車のトノボード装置 | |
JP2012127402A (ja) | ロック解除用操作ケーブルの設置部構造 | |
JP5507529B2 (ja) | 車両用荷室内構造 | |
JP3549738B2 (ja) | 自動車用ハンガーレール装置 | |
JP4626396B2 (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP2011240894A (ja) | トノカバー装置を備えた車両の後部車体構造 | |
JP4513700B2 (ja) | 車両用荷室構造 | |
JP4241278B2 (ja) | シートロック構造 | |
JP2006335164A (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP2000038089A (ja) | トノカバー装置 | |
JP2021024451A (ja) | 車両用トノカバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |