JP5340821B2 - 台所用洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、台所用洗浄剤組成物に関する。
従来より、台所に用いられる洗剤としては、アルキルエーテルサルフェート等のアニオン性界面活性剤を主成分としたものが主流となっている。しかしながらアルキルエーテルサルフェートは、泡立ちは優れるものの油脂に対する洗浄性が悪いという問題があった。そこで、油脂に対する洗浄性を改良する目的で、硫酸エステル又はスルホネート型アニオン性界面活性剤、特定のアルコキシレート型非イオン性界面活性剤及び脂肪酸塩を配合したもの(特許文献1)や、特定のアルコキシレート型非イオン性界面活性剤及びアルキルジエタノールアミドを配合したもの(特許文献2)が提案されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の洗浄剤組成物は、油脂に対する洗浄性は良好であるが、起泡性及び泡の持続性が十分でないという課題がある。
特開2004−203989号公報 特開平8−165500号公報
本発明は、洗浄性に優れ、かつ起泡性及び泡の持続性に優れた台所用洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成するべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、下記一般式(1)で表される界面活性剤(A)を必須成分として含有してなる台所用洗浄剤組成物である。
式中、R 1 は炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基又はアシルアミノアルキル基、炭素数8〜24のアルキル基と1〜10個の炭素数2〜4のオキシアルキレン基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基及び炭素数8〜24のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上;R 2 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、フェニル基及び炭素数7〜14のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上;EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表す;n1及びn3はそれぞれ独立して1〜100の数;n2及びn4はそれぞれ独立して0〜20の数;[(EO)n1・(PO)n2]及び[(EO)n3・(PO)n4]は、EO及びPOがランダム付加及び/又はブロック付加した基;fは1〜6の整数であり、fは1であり、X f− は脂肪酸(B1)のカルボキシル基からプロトンを除いたアニオン、硫酸エステル基含有化合物(B2)の硫酸エステル基からプロトンを除いたアニオン及びスルホン酸基含有化合物(B3)のスルホン酸基からプロトンを除いたアニオンからなる群から選ばれる1種以上の1価の有機酸のアニオンを表す。]
本発明の台所用洗浄剤組成物は、洗浄性、起泡性及び泡の持続性に優れる、といった効果を奏する。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、一般式(1)で表される界面活性剤(A)を必須成分として含有することを特徴とする。
一般式(1)において、R1は炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基又はアシルアミノアルキル基、炭素数8〜24のアルキル基と1〜10個の炭素数2〜4のオキシアルキレン基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基及び炭素数8〜24のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上である。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基である。
炭素数が8〜24のアルキル基としては、直鎖若しくは分岐のアルキル基又はシクロアルキル基が挙げられ、例えばn−オクチル基、イソオクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、イソノニル基、n−デシル基、イソデシル基、n−ドデシル基、イソドデシル基、n−トリデシル基、イソトリデシル基、n−テトラデシル基、イソ−テトラデシル基、n−ヘキサデシル基、イソヘキサデシル基、n−ステアリル基、イソステアリル基、n−ノナデシル基、n−エイコシル基及びn−テトラコシル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数が12〜20のアルキル基であり、更に好ましいのは12〜18のアルキル基であり、特に好ましいのは12〜16のアルキル基である。
炭素数が8〜24のアルケニル基としては、例えばオクテニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセニル基、オレイル基及びガドレイル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数が12〜20のアルケニル基であり、更に好ましいのは12〜18のアルケニル基であり、特に好ましいのは12〜16のアルケニル基である。
炭素数8〜24のアシル基を有し、かつ炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基としては、例えばラウロイロキシエチル基、ラウロイロキシプロピル基、ステアロイロキシエチル基、ステアロイロキシプロピル基、オレオイロキシエチル基及びオレオイロキシプロピル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数12〜20のアシル基を有しかつ炭素数1〜4のアルキル基を有するアシロキシアルキル基であり、更に好ましいのは、炭素数12〜18のアシル基を有しかつ炭素数1又は2のアルキル基を有するアシロキシアルキル基であり、特に好まいのは、12〜16のアシル基を有しかつ炭素数1又は2のアルキル基を有するアシロキシアルキル基である。
炭素数8〜24のアシルアミノ基を有し、かつ炭素数1〜6のアルキル基を有するアシルアミノアルキル基としては、例えばラウラミドエチル基、ラウラミドプロピル基、ステアラミドエチル基及びステアラミドプロピル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数12〜20のアシルアミノ基を有しかつ炭素数1〜4のアルキル基を有するアシルアミノアルキル基であり、更に好ましいのは、炭素数12〜18のアシルアミノ基を有しかつ炭素数1又は2のアルキル基を有するアシルアミノアルキル基であり、特に好ましいのは、12〜16のアシルアミノ基を有しかつ炭素数1又は2のアルキル基を有するアシルアミノアルキル基である。
炭素数8〜24のアルキル基を有し、かつ1〜10個の炭素数2〜4のオキシアルキレン基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基(オキシアルキレン基の重合度=1〜10)としては、例えばラウリルポリオキシエチレン基(オキシエチレン基の重合度=6)及びヘキサデシルポリオキシエチレン基(オキシエチレン基の重合度=6)等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数12〜20のアルキル基を有しかつ1〜10個の炭素数2又は3のアルキル基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基であり、更に好ましいのは、炭素数12〜18のアルキル基を有しかつ1〜10個の炭素数2又は3はアルキル基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基であり、特に好ましいのは、炭素数12〜16のアルキル基を有しかつ1〜10個の炭素数2又は3はアルキル基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基である。
炭素数8〜24のアリールアルキル基としては、例えば6−フェニルヘキシル基、7−フェニルヘプチル基、8−フェニルオクチル基、10−フェニルデシル基及び12−フェニルドデシル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、アルキル基の炭素数が2〜18の炭素数8〜24のアリールアルキル基である。
一般式(1)におけるR2は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、フェニル基及び炭素数7〜14のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上を表す。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基及び炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基である。
炭素数が1〜8のアルキル基としては、直鎖若しくは分岐のアルキル基又はシクロアルキル基が挙げられ、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基及び2−エチルヘキシル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数が1〜6のアルキル基であり、更に好ましいのは炭素数が1〜4のアルキル基であり、特に好ましいのは炭素数が1又は2のアルキル基である。
炭素数が1〜8のヒドロキシアルキル基としては、例えばヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、5−ヒドロキシペンチル基、6−ヒドロキシヘキシル基、7−ヒドロキシヘプチル基及び8−ヒドロキシオクチル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数が2〜8のヒドロキシアルキル基であり、更に好ましいのは炭素数が2〜6のヒドロキシアルキル基であり、特に好ましいのは炭素数が2〜4のヒドロキシアルキル基である。
炭素数7〜14のアリールアルキル基としては、例えばベンジル基、2−フェニルエチル基、2−フェニルプロピル基及び4−フェニルブチル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、アルキル基の炭素数が1〜4の炭素数7〜14のアリールアルキル基である。
一般式(1)において、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表す。一般式(1)におけるn1及びn3は、それぞれ独立して1〜100の数であり、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは1〜50であり、更に好ましいのは2〜30である。一般式(1)におけるn2及びn4はそれぞれ独立して0〜20の数であり、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは0〜10であり、更に好ましいのは0〜5である。なお、n1、n2、n3及びn4はいずれもオキシアルキレン基の平均付加モル数を表しているので、整数であるとは限らず、小数の場合もある。[(EO)n1・(PO)n2]及び[(EO)n3・(PO)n4]は、EO及びPOがランダム付加及び/又はブロック付加した基を表す。
一般式(1)における[(EO)n1・(PO)n2]、[(EO)n3・(PO)n4]及びR1がアルキル(ポリ)オキシアルキレン基の場合の(ポリ)オキシアルキレン基の全重量に基づいて、オキシエチレン基の含有量は、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは75〜100モル%であり、更に好ましいのは90〜100モル%である。
一般式(1)におけるXf−-は、f価の有機酸のアニオンを表し、fはアニオンの価数を表し、1〜6の整数である。fは、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは1である。
Xf-−を構成する有機酸(B)としては、1〜6価の脂肪酸(B1)、硫酸エステル基含有化合物(B2)、スルホン酸基含有化合物(B3)、リン酸エステル類及びフェノール類等が挙げられる。
脂肪酸(B1)としては、モノカルボン酸、2〜6価の多価カルボン酸及びカルボキシル基含有ビニル単量体の重合体等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのはモノカルボン酸である。
モノカルボン酸としては、炭素数1〜22のアルキル又はアルケニルカルボン酸(例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ヘキサン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、ノナン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ステアリン酸、オレイン酸、安息香酸、エチル安息香酸、桂皮酸及びt−ブチル安息香酸等)、分子内に少なくとも1個以上のエーテル基を含むカルボン酸(B11)等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは(B11)である。
分子内に少なくとも1個以上のエーテル基を含むカルボン酸(B11)としては、一般式(2)で示されるカルボン酸が挙げられる。
R3−O−(A1O)p−(CH2)q−COOH (2)
式中、R3は炭素数4〜18のアルキル基又はアルケニル基;A1Oは炭素数2〜4のオキシアルキレン基;pは0〜10の数;qは1又は2の整数である。
炭素数4〜18のアルキル基又はアルケニル基としては、直鎖若しくは分岐のアルキル基又はシクロアルキル基が挙げられ、例えばn−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、nオクチル基、イソオクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、イソノニル基、n−デシル基、イソデシル基、n−ドデシル基、イソドデシル基、n−トリデシル基、イソトリデシル基、n−テトラデシル基、イソテトラデシル基、n−ヘキサデシル基、イソヘキサデシル基、ステアリル基、ノナデシル基、エイコシル基及びテトラコシル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは、炭素数12〜16アルキル基又はアルケニル基である。
炭素数2〜4のオキシアルキレン基としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基及びオキシブチレン基が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのはオキシエチレン基である。
一般式(2)において、pは洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは0〜10の数であり、更に好ましいのは1〜5の数である。qは洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは1又は2の整数であり、更に好ましいのは1である。
一般式(2)で表される分子内に少なくとも1個以上のエーテル基を含むカルボン酸(B11)としては、ポリオキシエチレン(オキシエチレン基の重合度=3)ラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレン(オキシエチレン基の重合度=5)ヘキサデシルエーテル酢酸、ポリオキシエチレン(オキシエチレン基の重合度=5)オレイルエーテル酢酸及びポリオキシエチレン(オキシエチレン基の重合度=2)ラウリルエーテルプロピオン酸等が挙げられる。
2〜6価の多価カルボン酸としては、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、クエン酸、アスパラギン酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、L−グルタミン酸二酢酸、s−アスパラギン酸二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、シクロヘキサンヘキサカルボン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、リンゴ酸及びグルタル酸等が挙げられる。
カルボキシル基含有ビニル単量体の重合体としては、例えばアクリル酸重合体、マレイン酸重合体及びアクリル酸/マレイン酸共重合体等が挙げられる。
硫酸エステル基含有化合物(B2)としては、一般式(3)で示される化合物が挙げられる。
R4−O−(A2O)r−SO3H (3)
式中、R4は炭素数4〜18のアルキル基又はアルケニル基、フェニル基及び炭素数7〜24のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上;A2Oは炭素数2〜4のオキシアルキレン基;rは0〜10の数である。
炭素数4〜18のアルキル基又はアルケニル基としては、一般式(2)におけるR2と同様の基が挙げられる。炭素数7〜24のアリールアルキル基としては、例えば6−フェニルヘキシル基、7−フェニルヘプチル基、8−フェニルオクチル基、10−フェニルデシル基、12−フェニルドデシル基、14−フェニルテトラデシル基、16−フェニルヘキサデシル基及び18−フェニルオクタデシル基等が挙げられる。これらのうち、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点からの観点から好ましいのは、アルキル基の炭素数が2〜18の炭素数7〜24のアリールアルキル基である。
A2Oの炭素数2〜4のオキシアルキレン基としては、一般式(2)におけるA1Oと同様の基が挙げられる。
rは、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは0〜20の数であり、更に好ましいのは0〜5の数である。
一般式(3)で表される硫酸エステル基含有化合物(B21)としては、オクチル硫酸エステル、2−エチルヘキシル硫酸エステル、デシル硫酸エステル、ドデシル硫酸エステル、テトラデシル硫酸エステル、ステアリル硫酸エステル及びオレイル硫酸エステル等;ポリオキシエチレンオクチルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステル及びポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸エステル等が挙げられる。
スルホン酸基含有化合物(B3)としては、一般式(4)で示される化合物が挙げられる。
R5−SO3H (4)
式中、R5は一般式(3)におけるR4と同様の基が挙げられる。
一般式(4)で表されるスルホン酸基含有化合物(B3)としては、エチルベンゼンスルホン酸、ブチルベンゼンスルホン酸、オクチルベンゼンスルホン酸及びドデシルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。
有機酸(B)としてのリン酸エステル類としては、炭素数8〜18のアルキル又はアルケニル燐酸エステル(例えばオクチル燐酸エステル、2−エチルヘキシル燐酸エステル、デシル燐酸エステル、ドデシル燐酸エステル、ステアリル燐酸エステル及びオレイル燐酸エステル等)及び(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜4)アルキル又はアルケニル(炭素数8〜18)エーテル燐酸エステル(例えばポリオキシエチレンオクチルエーテル燐酸エステル等)が挙げられる。
有機酸(B)としてのフェノール類としては、例えばフェノール、p−クロロフェノール、β−ナフトール、o−又はp−ニトロフェノール、p−アミノフェノール、カテコール及びレゾルシン等が挙げられる。
本発明における界面活性剤(A)において、一般式(1)で表されるf個のカチオンとf価の有機酸アニオンの組み合わせからなる界面活性剤以外に、f個のカチオンとそれ以外のカチオン(例えばアルカリ金属、アルカリ土類金属カチオン)が(f+1)以上の価数の有機酸のアニオンと対になったカチオン型界面活性剤を含有してもよい。
本発明における界面活性剤(A)は、公知の方法で製造することができるが、例えば以下の方法が挙げられる。
(1):一般式(1)におけるR2が水素原子である(A)の製造
R1−NH2で表されるアミン類を加圧反応容器に仕込み、無触媒又は触媒の存在下にエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドを吹き込み、常圧又は加圧下に1段階又は多段階で反応を行なう。触媒としては、アルカリ触媒[例えばアルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム及びセシウム等)]の水酸化物、酸[過ハロゲン酸(過塩素酸、過臭素酸及び過ヨウ素酸等)、硫酸、燐酸及び硝酸等(好ましいのは過塩素酸)]及びこれらの塩[好ましいのは2価又は3価の金属(Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Ni、Cu及びAl等)の塩]が挙げられる。反応温度は通常50〜150℃であり、反応時間は通常2〜20時間である。アルキレンオキサイドの付加反応終了後、室温まで冷却し、R1−NH2と当量の有機酸で中和して界面活性剤(A)が得られる。
(2):一般式(1)におけるR2が水素原子以外の基である(A)の製造
R1−NH2で表されるアミン類を加圧反応容器に仕込み、無触媒又は触媒の存在下にエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドを吹き込み、常圧又は加圧下に1段階又は多段階で反応を行なう。反応は前記(1)と同様の反応条件で行うことができる。アルキレンオキサイドの付加反応終了後、R1−NH2に対して1〜2モル当量のアルキル化剤(例えば、炭素数1〜8のアルキルハライド又はヒドロキシアルキルハライド、ハロゲン化フェニル、炭素数7〜14のアリールアルキルハライド及び炭酸ジメチル等)を仕込んで4級化反応を行う。反応温度は通常50〜200℃であり、反応時間は通常2〜30時間である。4級化反応は低級アルコール溶媒(例えばメタノール、エタノール及びイソプロピルアルコール等)の存在下行ってもよい。4級化反応終了後、未反応のアルキル化剤及び必要により低級アルコール溶媒を50〜150℃で減圧除去する。室温まで冷却後、R1−NH2と当量のアルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム等)を投入して塩交換し、0〜10℃に冷却して塩交換により副生した塩を析出させ、ろ過により副生した塩を除去する。次いでR1−NH2と当量の有機酸を投入して塩交換し、必要により塩交換で生じた水を減圧除去して界面活性剤(A)が得られる。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、必須成分の界面活性剤(A)の他に、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤(特開2004−27181号公報に記載のもの)又は3級アミンオキシド型界面活性剤等の公知の界面活性剤を含有してもよい。公知の界面活性剤のうち好ましいのは、非イオン性界面活性剤(C)、アニオン性界面活性剤(D)、両性界面活性剤(E)及び3級アミンオキシド型界面活性剤(F)である。
非イオン性界面活性剤(C)としては、アルキレンオキシド付加型非イオン性界面活性剤(C1)及び多価アルコール型非イオン性界面活性剤(C2)等が挙げられる。
アルキレンオキシド付加型非イオン性界面活性剤(C1)としては、高級アルコール(炭素数8〜18)アルキレン(炭素数2〜4、好ましいのは2)オキシド付加物(活性水素1個当たりの付加モル数1〜30)、アルキル(炭素数1〜12)フェノールエチレンオキシド付加物(付加モル数1〜30)、高級アミン(炭素数8〜22)アルキレン(炭素数2〜4、好ましいのは2)オキシド付加物(活性水素1個当たりの付加モル数1〜40)、脂肪酸(炭素数8〜18)エチレンオキシド付加物(活性水素1個当たりの付加モル数1〜60)、ポリプロピレングリコール(数平均分子量200〜4,000)エチレンオキシド付加物(活性水素1個当たりの付加モル数1〜50)、ポリオキシエチレン(繰り返し単位数3〜30)アルキル(炭素数6〜20)アリルエーテル並びにソルビタンモノラウレートエチレンオキシド付加物(活性水素1個あたりの付加モル数1〜30)及びソルビタンモノオレートエチレンオキシド付加物(活性水素1個あたりの付加モル数1〜30)等の多価(2〜8価又はそれ以上)アルコール(炭素数2〜30)の脂肪酸(炭素数8〜24)エステルエチレンオキシド付加物(活性水素1個あたりの付加モル数1〜30)等が挙げられる。
多価アルコール型非イオン性界面活性剤(C2)としては、グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレート、ソルビタンモノラウレート及びソルビタンモノオレート等の多価(2〜8価又はそれ以上)アルコール(炭素数2〜30)の脂肪酸(炭素数8〜24)エステル並びにラウリン酸モノエタノールアミド及びラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸(炭素数10〜18)アルカノールアミド等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤(C)のうちで好ましいのは、高級アルコール(炭素数8〜18)アルキレン(炭素数2〜4、好ましいのは2)オキシド付加物(活性水素1個当たりの付加モル数1〜30)、高級アミン(炭素数8〜22)アルキレン(炭素数2〜4、好ましいのは2)オキシド付加物(活性水素1個当たりの付加モル数1〜40)及び脂肪酸(炭素数10〜18、好ましいのは10〜14)アルカノールアミドである。
アニオン性界面活性剤(D)としては、炭素数8〜24のアルキル基を有するエーテルカルボン酸(塩)[(ポリ)オキシエチレン(繰り返し単位数1〜100)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム等]、炭素数8〜24のアルキル基を有するエーテル硫酸エステル塩[(ポリ)オキシエチレン(繰り返し単位数1〜100)ラウリル硫酸ナトリウム等]、炭素数8〜24のアルキル基を有するスルホコハク酸エステル塩[モノ又はジアルキルスルホコハク酸エステルジ又はモノナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(繰り返し単位数1〜100)モノ又はジアルキルスルホコハク酸エステルジ又はモノナトリウム等]、(ポリ)オキシエチレン(繰り返し単位数1〜100)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム、炭素数8〜24のアルキル基を有するスルホン酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等)、炭素数8〜24のアルキル基を有するリン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム及び(ポリ)オキシエチレン(繰り返し単位数1〜100)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム及びラウリン酸トリエタノールアミン等]、アシル化アミノ酸塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム及びラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム等]等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤(D)のうちで好ましいのは、炭素数8〜24のアルキル基を有するエーテル硫酸エステル塩及び炭素数8〜24の炭化水素基を有するスルホン酸塩である。
両性界面活性剤(E)としては、ベタイン型両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン及びラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等)、アミノ酸型両性界面活性剤(β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等)等が挙げられ、これらのうちで好ましいのは、ベタイン型両性界面活性剤である。
3級アミンオキシド型界面活性剤(F)としては、炭素数8〜24のアルキル基を含有するアルキル(又はアルケニル)ジメチルアミンオキシドが挙げられ、好ましいのは、炭素数10〜14のアルキルジメチルアミンオキシドである。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、取扱い性の観点から、必要により水を含有させてもよい。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、必要により、界面活性剤以外の公知のその他の成分、例えば特開2004−27181号公報に記載のキレート剤、酵素、親水性溶媒、除菌剤、香料、着色剤及びアルカリ剤を含有してもよい。
キレート剤としてはクエン酸塩、リンゴ酸塩、EDTA及びNTA等の多価カルボン酸塩が挙げられる。酵素としてはプロテアーゼ、リパーゼ及びアミラーゼ等が挙げられる。除菌剤としては、キトサン、ヒノキチオール及び茶カテキン等が挙げられる。香料としては、メチルイオノン、ヘキシルシンナミックアルデヒド及びリナロール等が挙げられる。着色剤としては、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料及びウルトラマリンブルー等が挙げられる。アルカリ剤としては、苛性ソーダ、アンモニア、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン及びトリポリリン酸ソーダ等が挙げられる。親水性溶媒としてはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びプロピレングリコール等が挙げられる。
本発明の台所洗浄剤組成物における界面活性剤(A)、公知の界面活性剤、水及びその他の成分の含有量は以下の通りである。
界面活性剤(A)の含有量は、台所用洗浄剤組成物の全重量に基づいて、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは5〜100重量%であり、更に好ましいのは10〜100重量%であり、特に好ましいのは20〜100重量%であり、最も好ましいのは50〜100重量%である。
公知の界面活性剤の含有量は、台所用洗浄剤組成物の全重量に基づいて、洗浄性、起泡性及び泡の持続性の観点から好ましいのは0〜95重量%であり、更に好ましいのは0〜90重量%であり、特に好ましいのは0〜80重量%であり、最も好ましいのは0〜50重量%である。
水の含有量は、台所用洗浄剤組成物の全重量に基づいて、好ましいのは1,000重量%以下であり、更に好ましいのは500重量%以下であり、特に好ましいのは100重量%以下である。
その他の成分のうち、キレート剤及びアルカリ剤の含有量は、台所用洗浄剤組成物の全重量に基づいて、好ましいのは10重量%以下である。酵素、除菌剤、香料及び着色剤の含有量は、台所用洗浄剤組成物の全重量に基づいて、好ましいのは5重量%以下である。親水性溶媒の含有量は、台所用洗浄剤組成物の全重量に基づいて、好ましいのは20重量%以下である。
本発明の台所用洗浄剤組成物の性状は特に限定されないが、液状、ペースト状、粉末状、フレーク状及びブロック状等が挙げられる。これらのうち、取扱い性の観点から好ましいのは液状である。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、性状の違いにより、以下の方法を選択して製造することができる。
(1)台所用洗浄剤組成物の性状が液状又はペースト状の場合
撹拌器及び温度調節機能を備えた混合槽に、界面活性剤(A)、更に必要により、公知の界面活性剤、水及び/又はその他の成分を投入順序に特に制限なく仕込み、10〜50℃で均一になるまで攪拌して製造する方法。
(2)台所用洗浄剤組成物の性状が粉末状の場合
撹拌器及び温度調節機能を備えた混合槽に、界面活性剤(A)、更に必要により、公知の界面活性剤、水及び/又はその他の成分を投入順序に特に制限なく仕込み、10〜50℃で均一になるまで攪拌した後、噴霧乾燥器(例えば圧力噴霧ノズル型噴霧乾燥機、2流体噴霧ノズル型噴霧乾燥機及び回転円盤式噴霧乾燥機等)で噴霧乾燥する方法。
(3)台所用洗浄剤組成物の性状が粉末状、フレーク状及びブロック状の場合
撹拌器及び温度調節機能を備えた混合槽に、界面活性剤(A)、更に必要により、公知の界面活性剤及び/又はその他の成分を投入順序に特に制限なく仕込み、30〜100℃で均一に溶融するまで攪拌した後、離型紙上に溶融物を取り出して室温まで冷却し、得られた固化物を粉砕機(例えば、ミルミキサー、ボールミル、ジェット粉砕機、コロイドミル及びホモジナイザー等)で適度な大きさ(粉状、フレーク状又はブロック状)に粉砕する方法。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、スポンジ等(好ましくは水を含む)に染み込ませ、直接食品調理用器具、キッチンシンク、ガスレンジ及び換気扇等に接触させて洗浄を行う方法やスプレー等で吹き付けて洗浄を行う方法に適用できる。
本発明の台所洗浄剤組成物は、油汚れと水垢汚れ等に対する洗浄性が優れているため、油汚れと水垢汚れを含む洗浄対象用の洗浄剤として適用できる。具体的には、食器洗い用洗浄剤、台所廻り用洗浄剤として好適である。
以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下 特に定めない限り、%は重量%、部は重量部を示す。
<製造例1>
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ロート及びストリッピング装置を備えたステンレス製耐圧容器にラウリルアミン185部を仕込み、窒素置換後密閉し、160℃に昇温した。撹拌下、エチレンオキシド88部を圧力が0.3MPaを超えないように調整しながら、160℃で3時間かけて滴下し、更に同温で1時間熟成し、60℃まで冷却してラウリルアミンのエチレンオキシド2モル付加を得た。次いで水酸化カリウム0.1部を仕込み、窒素置換後密閉し、160℃に昇温した。撹拌下、エチレンオキシド352部を圧力が0.3MPaを超えないように調整しながら、160℃で4時間かけて滴下し、更に同温で1時間熟成してラウリルアミンのエチレンオキシド10モル付加物(X−2)を得た。室温まで冷却後、ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸「ビューライトLCA−25NH」[三洋化成工業(株)製]376部を撹拌下、1時間かけて滴下し界面活性剤(A−1)を得た。(A−1)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例2>
エチレンオキシドの部数352部を4312部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−2)を得た。(A−2)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=50、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例3>
エチレンオキシドの部数352部を8712部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−3)を得た。(A−3)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=100、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例4>
エチレンオキシド352部をエチレンオキシド352部とプロピレンオキシド116部の混合物に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−4)を得た。(A−4)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=1、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例5>
ラウリルアミン185部をオレイルアミン267部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−5)を得た。(A−5)は、一般式(1)においてR1がオレイル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例6>
ラウリルアミン185部をテトラコシルアミン353部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−6)を得た。(A−6)は、一般式(1)においてR1がテトラコシル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例7>
ラウリルアミン185部をラウロイロキシエチルアミン229部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−7)を得た。(A−7)は、一般式(1)においてR1がステアロイロキシエチル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例8>
ラウリルアミン185部をラウラミドエチルアミン254部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−8)を得た。(A−8)は、一般式(1)においてR1がラウラミドエチル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例9>
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ロート及びストリッピング装置を備えたステンレス製耐圧容器にオレイルアルコールエチレンオキシド5モル付加物「エマルミンCO−50」[三洋化成工業(株)製]732部を仕込み、窒素置換後密閉し、65℃に昇温した。撹拌下、三フッ化ホウ素(47重量%テトラヒドロフラン溶液)22.5部、クロロエチルアミン238.5部をそれぞれ1時間かけて滴下し、65℃で4時間反応させた。次いで未反応のクロロエチルアミンを65℃で1時間かけて減圧(20mmHg)除去し、室温まで冷却後、水酸化カリウム84.2部を1時間かけて投入した。0℃まで冷却し、析出した塩化カリウムをろ過により除去し、C1835O(EO)524NH2(A’−9)790部を得た。温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ロート及びストリッピング装置を備えたステンレス製耐圧容器に得られた(A’−9)519部を仕込み、窒素置換後密閉し、160℃に昇温し減圧下1時間かけて脱水した。エチレンオキシド88部を圧力が0.3MPaを超えないように調整しながら、160℃で3時間かけて滴下し、更に同温で1時間熟成し、60℃まで冷却した。次いで水酸化カリウム0.1部を仕込み、窒素置換後密閉し、160℃に昇温した。撹拌下、エチレンオキシド352部を圧力が0.3MPaを超えないように調整しながら、160℃で4時間かけて滴下し、更に同温で1時間熟成した。室温まで冷却後、ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸「ビューライトLCA−25NH」[三洋化成工業(株)製]376部を撹拌下、1時間かけて滴下し界面活性剤(A−9)を得た。(A−9)は、一般式(1)においてR1がC1835O(EO)524で表される基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例10>
ラウリルアミン185部を10−フェニルデシルアミン233部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−10)を得た。(A−10)は、一般式(1)においてR1が10−フェニルデシル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例11>
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ロート及びストリッピング装置を備えたステンレス製耐圧容器に製造例1の方法で得られたラウリルアミンのエチレンオキシド10モル付加物(X−2)625部、炭酸ジメチル135部及びメタノール100部を仕込み、窒素置換後密閉し、130℃で20時間反応させた。50℃まで冷却後、未反応の炭酸ジメチル及びメタノールを1時間かけて減圧(20mmHg)除去した。室温まで冷却後、ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム376部を撹拌下、1時間かけて滴下し、副生するメタノールと炭酸ガスを減圧(20mmHg)除去しながら塩交換し(A−11)を得た。(A−11)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2がメチル基、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例12>
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ロート及びストリッピング装置を備えたステンレス製耐圧容器に製造例1の方法で得られたラウリルアミンのエチレンオキシド10モル付加物(X−2)625部を仕込み、窒素置換後密閉し、130℃に昇温した。次いでエチレンクロロヒドリン104.7部を2時間かけて滴下し、更に1時間熟成した。室温まで冷却後、未反応のエチレンクロロヒドリンを1時間かけて減圧(20mmHg)除去した。次いで水酸化カリウム56.1部を1時間かけて投入後0℃まで冷却し、析出した塩化カリウムをろ過により除去した。ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム376部を撹拌下、1時間かけて滴下し塩交換した。塩交換で副生した水を1時間かけて減圧(20mmHg)除去し(A−12)を得た。(A−12)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2がヒドロキシエチル基、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例13>
エチレンクロロヒドリン104.7部を2−フェニルエチルクロライド182.7部に変更した以外は製造例12と同様にして、界面活性剤(A−13)を得た。(A−13)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が2−フェニルエチル基、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225O(EO)3CH2COO-で表される化合物である。
<製造例14>
ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸376部をラウリルアルコール硫酸エステル266部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−14)を得た。(A−14)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC1225OSO3 -で表される化合物である。
<製造例15>
ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸376部をドデシルベンゼンスルホン酸326部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−15)を得た。(A−15)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=1、Xf-がC122564SO3 -で表される化合物である。
<製造例16>
ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸376部をアジピン酸73部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−16)を得た。(A−13)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=2、Xf--OOCC48COO-で表される化合物である。
<製造例17>
ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル酢酸376部をシクロヘキサンヘキサカルボン酸58部に変更した以外は製造例1と同様にして、界面活性剤(A−17)を得た。(A−17)は、一般式(1)においてR1がラウリル基、R2が水素原子、n1及びn3=5、n2及びn4=0、f=6、Xf-がC66(COO-6で表される化合物である。
<比較製造例1>
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ロート及びストリッピング装置を備えたステンレス製耐圧容器に製造例1の方法で得られたラウリルアミンのエチレンオキシド10モル付加物(X−2)625部を仕込み、撹拌下、塩酸(35重量%)104.3部を1時間かけて滴下した。次いで110℃に昇温し、1時間かけて減圧(20mmHg)脱水し界面活性剤(X−1)を得た。
表2及び3に記載した部数の台所洗浄剤組成物の各原料を、撹拌器及び温度調節機能を備えた混合槽に仕込み、20〜30℃で1時間攪拌して台所洗浄剤組成物(実施例1〜20及び比較例1〜4を作製した。得られた台所洗浄剤組成物について、下記方法により洗浄性、起泡性及び泡の持続性を評価し、結果を表2及び3に示した。
表2及び3の(X−1)〜(X−4)の組成は、以下の通りである。
(X−1):ラウリルアミンエチレンオキシド10モル付加物の塩酸塩
(X−2):ラウリルアミンエチレンオキシド10モル付加物
(X−3):ラウリルアルコールエチレンオキシド10モル付加物「エマルミンNL−100」[三洋化成工業(株)製]
(X−4):ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム
<洗浄性の評価方法>
リ−ナッツ法(JIS K3362)に準じて洗浄性の評価を行った。
汚垢支持体としてスライドガラス6枚を一組として用い、汚垢成分は表1に示した組成の人工汚垢のクロロホルム溶液を塗布して用いた。実施例1〜20及び比較例1〜4のいずれかの台所洗浄剤組成物6部を水999.4部に溶解させた水溶液(固形分濃度:0.15重量%)を洗浄液として人工汚垢を塗布したスライドガラスを洗浄し、汚垢塗布前後のスライドガラスの重量及び洗浄後のスライドガラスの重量から次式に従って洗浄性を求めた。
洗浄性(%)=100×[汚垢塗布後のスライドガラスの重量(g)−洗浄後のスライドガラスの重量(g)]/汚垢塗布前のスライドガラスの重量(g)
<起泡性及び泡の持続性の評価方法>
JIS K3362の起泡性の試験(ロスマイルス法)に基づき、起泡性及び泡の持続性を評価した。所定の起泡性測定装置に30℃に温調した水200mlを測定装置に投入し、実施例1〜20及び比較例1〜4のいずれかの台所洗浄剤組成物0.8部を水199.2部に溶解させた水溶液(固形分濃度:0.1重量%)200mlを30℃に温調し、先に投入した水の水面から900mmの高さから、前記水溶液を30秒間で水面上に落下させた直後に生じる泡の高さ(mm)及び5分後の泡の高さ(mm)を測定した。滴下直後に生じた泡の高さを起泡性とし、5分後の泡の高さを泡の持続性として評価した。
表2及び3の結果から明らかなように、実施例1〜20の台所用洗浄剤組成物は、比較例1〜4と比較して、洗浄性、起泡性及び泡の持続性に優れている。
本発明の台所用洗浄剤組成物は、一般家庭用の食器用や台所廻り用などの洗剤、厨房で使用する業務用洗剤、食品工場で使用される洗浄剤として有用である。

Claims (5)

  1. 一般式(1)で表される界面活性剤(A)を必須成分として含有してなる台所用洗浄剤組成物。

    [式中、R 1 は炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基又はアシルアミノアルキル基、炭素数8〜24のアルキル基と1〜10個の炭素数2〜4のオキシアルキレン基を有するアルキル(ポリ)オキシアルキレン基及び炭素数8〜24のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上;R 2 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、フェニル基及び炭素数7〜14のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上;EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表す;n1及びn3はそれぞれ独立して1〜100の数;n2及びn4はそれぞれ独立して0〜20の数;[(EO)n1・(PO)n2]及び[(EO)n3・(PO)n4]は、EO及びPOがランダム付加及び/又はブロック付加した基;fは1であり、X f− は脂肪酸(B1)のカルボキシル基からプロトンを除いたアニオン、硫酸エステル基含有化合物(B2)の硫酸エステル基からプロトンを除いたアニオン及びスルホン酸基含有化合物(B3)のスルホン酸基からプロトンを除いたアニオンからなる群から選ばれる1種以上の1価の有機酸のアニオンを表す。]
  2. 前記一般式(1)における、[(EO)n1・(PO)n2]、[(EO)n3・(PO)n4]及びR 1 がアルキル(ポリ)オキシアルキレン基の場合の(ポリ)オキシアルキレン基の全重量に基づいて、オキシエチレン基の含有量が75〜100重量%である請求項1記載の台所用洗浄剤組成物。
  3. 前記脂肪酸(B1)が、一般式(2)で示される脂肪酸(B11)である請求項1または2に記載の台所用洗浄剤組成物。
    −O−(A 1 O)p−(CH )q−COOH (2)
    [式中、R は炭素数4〜18のアルキル基;A 1 Oは炭素数2〜4のオキシアルキレン基;pは0〜10の数;qは1又は2の整数である。]
  4. 前記硫酸エステル基含有化合物(B2)が、下記一般式(3)で示される化合物(B21)である請求項1または2に記載の台所用洗浄剤組成物。
    −O−(A 2 O)r−SO H (3)
    [式中、R は炭素数4〜18のアルキル基、フェニル基及び炭素数7〜14のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上;A Oは炭素数2〜4のオキシアルキレン基;rは0〜10の数である。]
  5. 前記スルホン酸基含有化合物(B3)が、下記一般式(4)で示される化合物(B31)である請求項1または2に記載の台所用洗浄剤組成物。
    −SO H (4)
    [式中、R は炭素数4〜18のアルキル基、フェニル基及び炭素数7〜14のアリールアルキル基からなる群から選ばれる1種以上である。]
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