JP5340183B2 - 薄型キーパッドの製造方法 - Google Patents
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Description
を少なくとも含むことを特徴とする薄型キーパッドの製造方法である。
1.1 薄型キーパッドの構造
図1は、第一の実施の形態に係る薄型キーパッドの斜視図である。図2は、図1に示す薄型キーパッドをA−A線にて切断した際の断面図である。図2中の一点鎖線で囲まれた領域Xは、図2に拡大して示す。
金型50におけるキートップ部11を形成するための凹部53の周囲に未硬化状態の光硬化性樹脂60を配置後、フィルム20の端部をその近傍に配置し、フィルム20を介して未硬化状態の光硬化性樹脂60の上からローラー65を当て、ローラー65を矢印Aの方向に移動する。
(ステージ B)
ローラー65を移動すると、未硬化状態の光硬化性樹脂60は、ローラー65の進行方向に向かって次々と凹部53を順に埋めていき、同時に、凹部53内の気泡もローラー65の進行方向に向かって移動する。ローラー65は、所定数の型枠52へのフィルム20の添付が完了する位置で停止する。
(ステージ C)
フィルム20の貼付が終了すると、フィルム20の上方から光(好ましくは、紫外線)を照射する。
金型50内で、未硬化状態の光硬化性樹脂が硬化して、フィルム20が貼付された状態のキーシート10が形成される。
(ステージ E)
次に、金型50内からフィルム20付きのキーシート10を分離して、レーザーカット用の治具70内に当該キーシート10をセットする。治具70における各キーの位置には、キー12を治具70に固定するために、外部から吸引するための多数の穴71が設けられている。キーシート10は、治具70の外部から多数の穴71を介して吸引された状態で、レーザーによりカットされる。なお、治具70には、予め、キー12を固定するための凹部が形成されているのが好ましい。
(ステージ F)
各キー12の周囲にレーザー光を照射して、各キー12を分離する。このとき、キー12同士の間隔より、レーザー光の線幅の方が狭いので、各キー12の周囲にフランジ13が形成される。レーザー光の照射条件として好適な条件は、レーザー光の線幅:0.1mm、レーザー光の走査速度:310mm/sec、レーザー出力:10〜30Wである。レーザー照射装置としては、例えば、サンクス社製のLP−430Uを好適に用いることができる。
(ステージ G)
次に、フィルム20上に、接着層30を形成する。
(ステージ H)
各キー12に、接着層30を介して、押圧子41付きの弾性シート40を固定する。
薄型キーパッドの第二の実施の形態は、キートップ部11の下面にフィルム20が存在しない点で、第一の実施の形態と異なる。それ以外の形態は、第一の実施の形態と共通する。
図7は、第二の実施の形態に係る薄型キーパッドの斜視図である。図8は、図7に示す薄型キーパッドをA−A線にて切断した際の断面図である。図8中の一点鎖線で囲まれた領域Xは、図8に拡大して示す。
以上、薄型キーパッドおよびその製造方法の好適な実施の形態を説明したが、次のような変形を施すこともできる。
10 キーシート
11 キートップ部
12 キー
13 フランジ
20 フィルム
30 接着層
40 弾性シート
50 金型
60 未硬化状態の光硬化性樹脂
w2 最も狭い間隔
Claims (4)
- 樹脂製若しくはエラストマー製の弾性シートと、1つのキーシートからレーザーカットされ、レーザーカットされた際の配置状態で上記弾性シート上に固定される2以上のキーとを備え、上記キーは厚さ1.0mm以下の光硬化性樹脂から成るキートップ部を少なくとも有し、上記キーと、それと隣接する他の上記キーとの間の最も狭い間隔が0.5mm以下である薄型キーパッドを製造する方法であって、
上記キートップ部を形成するための複数の凹部を有する金型の上記凹部の周囲に未硬化状態の光硬化性樹脂を供給する樹脂供給工程と、
上記未硬化状態の光硬化性樹脂の上記金型と反対側の面にフィルムを配置するフィルム配置工程と、
上記未硬化状態の光硬化性樹脂を上記凹部に充填しながら上記フィルムを上記凹部の開口部側に貼付するフィルム貼付工程と、
上記金型内の上記光硬化性樹脂に光を照射して硬化させて上記キーシートを作製する硬化工程と、
上記キーシートをレーザーによりカットして、上記2以上のキーに分割するカット工程と、
上記キーシート若しくは上記2以上のキーを、上記樹脂製若しくはエラストマー製の弾性シート上に固定する固定工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする薄型キーパッドの製造方法。 - 前記フィルム貼付工程は、前記未硬化状態の光硬化性樹脂の上から前記フィルムを介してローラーを当てて前記フィルムに沿って上記ローラーを移動することにより、上記ローラーの進行方向に向かって、前記未硬化状態の光硬化性樹脂を前記凹部内に充填していく工程であることを特徴とする請求項1に記載の薄型キーパッドの製造方法。
- 前記カット工程は、カット後に前記2以上のキーの位置が変わらないように行う工程であり、
前記固定工程は、前記2以上のキーが前記カット工程後の状態を保持したまま前記弾性シートに固定する工程であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄型キーパッドの製造方法。 - 前記硬化工程と前記固定工程との間に、前記フィルムを除去するフィルム除去工程を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の薄型キーパッドの製造方法。
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