JP5337160B2 - 読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するためのシステム - Google Patents

読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するためのシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、可撓性媒体のデータ記憶装置及びシステムに関し、より具体的には、読み書きヘッドと磁気テープのような可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良(misalignment)を調整するためのヘッド位置決めシステムに関する。
ビジネス、科学及び娯楽用のアプリケーションでは、データを処理し記録するためにコンピュータに依存し、多くの場合、大量のデータが、磁気ディスク、磁気テープ・カートリッジ、又は光ディスク・カートリッジのような不揮発性記憶媒体に格納され又は転送される。磁気データ記憶テープへのデジタル・データ記録は、依然として、大量のデータを格納するための実行可能な解決策である。
全ての商業的に実行可能な大容量記憶装置及び媒体について、データ記憶容量の増大、及び、データの格納及び検索性能の向上が望まれる。リニア方式の磁気データ記憶テープの場合、一般的な傾向として、0.5インチ幅の磁気テープといった所定幅の記憶媒体上に多数のリニア・データ・トラックを実現できるように、狭いトラック幅を有するマルチチャネルの可動式ヘッド構造に向かっている。所与のカートリッジ・サイズについての記憶密度を高めるために、記憶媒体上のデータ・ビットを、狭い面積に、かつ、複数の平行なリニア・データ・トラック上に正確に書き込む必要がある。
より多くのデータ・トラックがテープ上に記録されるのに伴い、各々のトラックはますます狭いものになり、従って、データ・トラックに対するテープ・ヘッドの位置合わせ不良に起因し得るエラーの影響をより受けやすくなる。トラック密度が増加した結果としてもたらされる1つの既知の問題は、テープ・ヘッドの基準中心線に対するテープの傾斜(スキュー、skew)である。
磁気データ記憶テープは、通常、テープの移動方向に対して垂直方向又は横方向に動くことが可能である。テープの横方向の動きは、ドライブ内に構築されたテープ経路の公差、及びテープ経路の寸法のばらつきに起因し得るものである。テープの横方向の動きを可能にする公差の例としては、幾つかの他の公差の中でも、カートリッジ・リール高さ、巻取りリール高さ、ガイド高さ、テープ・ガイドのフランジ間の間隔、巻取りリール及び供給リールのフランジ間の間隔、並びにテープ幅のばらつきを挙げることができる。さらに、テープは、通常、テープ・ヘッドによって両方向に読み書きされるので、傾斜は、テープの移動方向によって異なることがある。
データ書き込み動作の際、別個のチャネルにより、特定のデータ・トラックに対して読み取り動作と書き込み動作を同時に行なうことが可能になる。同時読み書き動作は、read−while―write又はread−verify―writeとして知られており、ここで、データは、テープに書き込まれた直後に読み込まれ、データがテープ上に正しく格納されたことを確認する。読み取り素子(要素)は、書き込み素子によって書き込まれたデータ・トラックと位置合わせすることができないので、テープの傾斜は、所与のデータ・トラックについてのread−while−write能力、及び読み取り/書き込み素子の寸法を制限する可能性がある。テープの傾斜を補償するために、十分な幅を使ってデータ・トラックに書き込みを行ない、予想される最大のテープ傾斜イベントの際に読み取りヘッドがトラック上にあるようにする。しかしながら、テープ・傾斜を補償するために十分な幅を使ってトラックに書き込みを行なうことにより、所与のテープ幅についてのデータ・トラックの可能な密度が制限され、これに対応して、テープの記憶容量が制限されることになる。従って、テープの傾斜は、磁気データ記憶テープのトラック密度及びデータ記憶容量を制限する1つの要因となる。
テープの傾斜を制限するためのシステムが、Jurnekeに付与された特許文献1に開示される。ここで開示されるのは、トランスデューサ・ヘッドを記憶媒体に対して位置決めするためのシステムである。このシステムは、磁気データ記憶テープのような記憶媒体の傾斜を補償するものとされ、読み取り及び書き込み素子を含むトランスデューサ・ヘッド・アセンブリと、該トランスデューサ・ヘッドの方位角位置(azimuth position)を調整するための少なくとも1つのアクチュエータと、第1及び第2の位置センサと、コントローラとを含む。第1及び第2のセンサは、テープの位置と関連した基準を感知し、ここで、第1及び第2のセンサは、テープ移動方向に沿ってトランスデューサ・ヘッドの読み取り及び書き込み素子の中心線の両側に配置される。読み取り及び書き込み素子の両側における感知された基準位置は、トランスデューサ・ヘッドに対するテープ及びその上のデータ・トラックの相対的な傾き又は傾斜を示し得る。
コントローラは、第1及び第2のセンサによる感知された基準位置に応じて、トランスデューサ・ヘッドの方位角位置を調整する。トランスデューサ・ヘッドに対する調整は、読み書き動作の際にオンザフライ(on the fly)で行なうことができる。さらに、テープの位置と関連した基準は、テープの磁気的及び/又は光学的に検出可能な構造部とすることができる1つ又は複数のテープ縁部を含むことができる。トランスデューサ・ヘッドは、トランスデューサ・ヘッドをその質量中心に対して回転させる、圧電アクチュエータのような差動アクチュエータによって調整することができる。
Jurnekeによって開示されたシステムはまた、記憶媒体に対するトランスデューサ・ヘッドの位置を検出するための方法も含む。この方法は、記憶媒体の搬送方向に沿った第1の位置における記憶媒体の位置と関連した基準を感知することと、記憶媒体の搬送方向に沿った第2の位置における記憶媒体の位置と関連した基準を感知することであって、第1の位置及び第2の位置は記憶媒体の搬送方向に沿ってトランスデューサ・ヘッドの両側にある、感知することと、基準の感知された第1及び第2の位置に応じて、記憶媒体に対してトランスデューサ・ヘッドの方位角を位置決めすることとを含む。
米国特許出願第2006/103,968 A1号 米国特許第6307718号 米国特許第5680278号
開示されたシステムの不都合な点は、ヘッドの質量中心に対するトランスデューサ・ヘッドの位置調整によっては、ヘッドとリニア・データ・トラックの最適な位置合わせができないことである。理想的には、トランスデューサ・ヘッドの中心は、いずれかの支持構造体及びケーブルを含む、ヘッドを調整するアクチュエータ・アセンブリの質量中心と一致するべきである。
開示されたシステムの別の周知の不都合な点は、ステッピング・モータ及びギアなどの、トランスデューサ・ヘッドの方位角及び他の位置決めを調整するために用いられる手段が、適切なトラック追従を維持するのに十分なほど迅速にはヘッドを動的に調整できないことである。さらに、ステッピング・モータ及びギア・システムは、例えば、摩耗のために時間が経つにつれて機能しなくなることが知られている。
テープの傾斜を制限するために、磁気ヘッドを所望の方位角システムに傾斜させるための磁気テープ・ヘッド傾斜機構が、Kasettyに付与された特許文献2に開示される。
ここに開示されるのは、ウォームギア及びウォーム(worm)を用いる、磁気テープ・ヘッド傾斜機構である。読み取りヘッド・ギャップが受け取る最強の信号を維持するために、書き込みヘッド・ギャップによって信号をテープ上に記録する際、磁気ヘッドの位置を調整するステッピング・モータによってウォームギアが駆動される。優れた角度分解能により、非常に高いトラック密度の書き込み及び強い読み取り信号の提供が可能になる。しかしながら、開示された機構の不都合な点は、ウォームギア及びステッピング・モータのシステムが、高速のトラック追従をサポートするのに必要とされる十分なバンド幅又は信頼性をもたらさないことである。さらに、これらのシステムは、摩耗しやすく、早期に機能しなくなる可能性がある。
Sawtelle Jr.に付与された特許文献3は、方位角(アジマス)テープ記録ヘッドに回転運動及び直線運動を与えるための機構及び方法を説明する。開示された機構は、読み書きヘッドが取り付けられた歯車を含む。各々が同一のステッピング・モータから延びている2つの同一のねじ付きシャフトが、歯車と同じ垂直面に沿って、基部上に取り付けられる。ねじ付きシャフトの回転軸は、各々が対向する側の歯車に噛み合って係合するように並行に配置される。ヘッドの回転運動は、ねじ付きシャフトを反対方向に同じ速度で同時に回転させることにより達成される。ヘッドの直線運動又は昇降は、一方のねじ付きシャフトを一方向に、そして、他方のねじ付きシャフトを反対方向に同時に回転させることにより達成される。上述のように、ウォームギア及びステッピング・モータ・システムの周知の不都合な点は、これらが、高速のトラック追従をサポートするのに必要とされる十分なバンド幅又は信頼性をもたらさないこと、及び摩耗しやすいことである。
読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するためのシステムが開示される。1つの一般的な実施形態によれば、システムは、ヘッド・キャリッジ・アセンブリと、ヘッド・キャリッジ・アセンブリをピボット運動可能に支持するピボット部材を含むリニア・アセンブリと、ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合された磁気アセンブリとを含む。ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするために、電流が磁気アセンブリに流される。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する可撓性媒体のトラック追従のために、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して実質的に横断する方向の軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするように、電流を磁気アセンブリに流すことができる。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して実質的に垂直な方向の軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に回転位置決めし、媒体移動方向における、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する磁気テープの傾斜を補償するように、電流をコイル・アセンブリに流すことができる。
システムの1つの一般的な実施形態において、磁気アセンブリは、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に関連する軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを位置決めするために、ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合されたボイス・コイル・モータを含むことができる。
本発明の他の態様及び利点は、本発明の原理を例として示す添付図面と併せて以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
ここで本発明の実施形態が、一例として、添付図面を参照して説明されるであろう。
フラット・ラップ型磁気テープ・ヘッドの側面図を示す。 図1の線2から取られた、テープ支持面である。 本発明のシステムの1つの一般的な実施形態の側面図である。 本発明のシステムの1つの一般的な実施形態の正面等角図である。 本発明のシステムの1つの一般的な実施形態の背面分解等角図である。 本発明のシステムの1つの一般的な実施形態の、テープがテープ・ヘッドを通過する際のテープの傾斜を示す、テープ支持面の図である。
以下の説明は、本発明の一般的な原理を示すためになされるものであり、ここで特許請求される本発明の概念を限定することを意図するものではない。さらに、本明細書で説明される特定の特徴は、種々の可能な組み合わせ及び置換の各々において、他の説明される特徴と組み合わせて用いることができる。本明細書で別段の定めがない限り、全ての用語には、明細書から暗示される意味、並びに、当業者により理解される意味、及び/又は辞書、論文等で定義される意味を含む、可能な限り広範な解釈が与えられるべきである。
本説明は、テープ・ベースのデータ記憶システム、並びにその動作及び/又は構成部品の幾つかの好ましい実施形態を開示することができる。以下の説明は、明確にするために、かつ、本発明を文脈に即するものとするように、テープ・データ記憶システムに関して説明したが、本明細書での教示は、全てのタイプの磁気データ記録及びデータ記憶に広く適用できることに留意すべきである。
以下に説明される実施形態は、読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するための新しいシステムを開示する。1つの一般的な実施形態によれば、このシステムは、ヘッド・キャリッジ・アセンブリと、該ヘッド・キャリッジ・アセンブリをピボット運動可能に支持するピボット部材を含むリニア・アセンブリと、ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合された磁気アセンブリとを含む。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするために、電流がコイル・アセンブリに流される。ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する可撓性媒体のトラック追従のために、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して実質的に横断する方向の軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするために、第1の電流がコイル・アセンブリに流される。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して実質的に垂直な方向の軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に回転位置決めし、媒体移動方向におけるヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する磁気テープの傾斜を補償するために、第2の電流がコイル・アセンブリに流される。
システムの1つの一般的な実施形態においては、磁気アセンブリは、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に関連する軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを位置決めするための、ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合されたボイス・コイル・モータを含むことができる。
図1は、当技術分野で見られる、フラット・ラップ型の双方向2モジュール式磁気テープ・ヘッド10を示す。発明されたシステムは、1つ、2つ及び3つのモジュール・ヘッドを含む、周知のヘッド設計及び/又は将来予想されるヘッド設計と共に用い得ることが理解される。示されるように、ヘッドは、各々がモジュール14を備えている一対の基部12を含む。基部は、典型的には、互いに接着結合された「U形ビーム」である。各々のモジュール14は、基板16及びクロージャ(密閉手段)18を含み、これらの間にリーダ及びライタ素子20が配置されている。使用において、磁気データ記憶テープ22(以下、「テープ」22)は、リーダ及びライタ20を用いて、テープ22上のデータを読み書きするために、示される方法でテープ支持面24に沿ってモジュール14の上を移動させられる。従来より、テープ22を素子20と極めて接近した状態に維持するために、テープ22とテープ支持面24との間に、部分的な真空が形成される。
図2は、モジュール14の1つのテープ支持面24を示す。テープ22は、破線で示されている。モジュール14は、ヘッド10がテープ22のデータ・トラック間に入りこむとき、テープ22を支持できるように十分に長いものである。示されるように、テープ22は、サーボ・トラック26間に定められる4つのデータ・バンド(バンド0−3)を含む。各々のデータ・バンドは、例えば、224のデータ・トラック(図示せず)といった多数のデータ・トラックを含むことができる。
図3乃至図5を参照すると、本発明の1つの一般的な実施形態のアクチュエータ・アセンブリ50が示される。アクチュエータ・アセンブリ50は、リニア・アセンブリ54にピボット運動可能に結合されたヘッド・キャリッジ・アセンブリ52と、ヘッド・キャリッジ・アセンブリをリニア・アセンブリ54に対して移動させるためのボイス・コイル・モータ(VCM)アセンブリ56とを含む。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52は、磁気データ読み書きヘッドに結合し、これを支持するように設けられる。例えば、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52は、図1に示される磁気テープ・ヘッド10のような読み書きヘッドを支持するように構成することができる。ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52は、磁気テープ22のような可撓性データ記憶媒体からデータを読み書きするのに好適な、任意の周知の読み書きヘッド及び/又は将来予想される読み書きヘッドを支持するように構成できることを理解すべきである。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52は、基部プレート66の上面64から外方に延びるヘッド支持構造体62を含むことができる。ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52をリニア・アセンブリ54にピボット運動可能に結合するために、支持構造体62とは反対側にある基部プレート66の底面70上に、ピボット軸受アセンブリ68(以下に十分に説明される)の少なくとも一部を設けることができる。
ヘッド支持構造体62は、磁気テープ・ヘッド10などの読み書きヘッドを支持するような大きさにすることができる。一実施形態においては、ヘッド支持構造体62は、基部プレート66から外方に延び、かつ、ヘッド10を支持するために該ヘッド10の各端部に結合された一対のアーム72を含むことができる。アーム72は、接着結合又はファスナなどの周知の方法を用いて、ヘッド10に結合することができる。アーム72は、データをテープ22に読み書きするために、ヘッド10をテープ経路内に支持するような大きさにされる。
一実施形態においては、基部プレート66、ヘッド支持構造体62を含むヘッド・キャリッジ・アセンブリ52が一体部分で構成されてもよい。アセンブリ52は、例えば、機械加工などにより、単一の部品から製造することができる。ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52は、データ記憶装置で用いるのに適したいずれの材料を含むこともできる。一実施形態において、アセンブリ52は、例えば、射出成形プラスチック又はインサート射出成形プラスチック、或いは、押出金属又は棒材から機械加工されたものを含むことができる。当技術分野においてよく知られているように、特定の設計要件に応じて、より小さい部品から又は1つの完全な部品として、サブアセンブリを作製することができる。
リニア・アセンブリ54は、ピボット軸受アセンブリ68を介してヘッド・キャリッジ・アセンブリ52に結合される。リニア・アセンブリ54は、テープ移動方向D(図2に示される)に対して横断方向のヘッド・キャリッジ・アセンブリ52の動きを可能にしながら、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52及びVCMアセンブリ56を支持することができる、いずれかの適切な支持構造体を含むことができる。
一実施形態においては、リニア・アセンブリ54は、支持ヨーク76に結合されたリニア支持部74を含む。リニア支持部74は、支持ヨーク76が支持部74に沿って移動することを可能にし、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52がテープ移動方向Dに対して横断方向に移動できるようにする、いずれかの適切な支持構造体を含むことができる。
一実施形態において、リニア支持部74は、互いに対して平行に延び、かつ、周知の手段を用いて、テープ移動方向Dに対して横断方向の定位置に維持される、一対のレールを含む。一実施形態において、レール74は、ほぼ円筒形であるが、ヨーク76がレール74に沿って移動するのを可能にする、矩形のような任意の適切な構成としてもよい。
一実施形態において、支持ヨーク76は、中央部80と一体に作られた2つの端部78を含むほぼI形状の部材を含むことができる。各端部78内に、細長いアパーチャ82(図3に示される)が形成される。各々のアパーチャ82は、支持ヨーク76をレール74に摺動可能に結合し、それにより、ヨーク76がレール74に沿って移動できるようにするように、1つのレール74を受けるような大きさにされる。
一実施形態においては、中央部80は、ピボット軸受アセンブリ68の少なくとも一部を含むことができる。ピボット軸受アセンブリ68は、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ5がリニア・アセンブリ54に対してピボット運動するのを可能にしながら、支持ヨーク76の中央部80をヘッド・キャリッジ・アセンブリ52の基部プレート66にピボット運動可能に結合し、従って、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52をリニア・アセンブリ54に結合するための、いずれかの適切な手段を含むことができる。
ピボット軸受アセンブリ68は、支持ヨーク76を基部プレート66にピボット運動可能に結合し、従って、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52をリニア・アセンブリ54に結合するためのいずれかの適切な装置又はアセンブリを含むことができる。1つの一般的な実施形態において、ピボット軸受アセンブリ68を構成すると考えられる軸受アセンブリ及び関連した装置アセンブリは、周知の転がり軸受のようなピボット軸受アセンブリ、周知のブッシング装置及びアセンブリ、又は屈曲ばねアセンブリを含む。
例えば、ピボット軸受アセンブリ68は、基部プレート66の底面70上に形成され、基部プレート66から下方に延びるピボット部材68Aを含むことができる。ピボット部材68Aは、基部プレート66の一体部材とすることができ、例えば、機械加工のような周知のプロセスを用いて基部プレート66上に形成することができる。或いは、ピボット部材68Aは、周知の方法を用いて基部プレート66に取り付けることができる。
これに対応して、支持ヨーク76の中央部80内に、ピボット受け部68Bを形成することができる。このピボット受け部68Bは、ピボット部材68Aを受け、該部材68Aに結合させて、該部材68Aにより支持ヨーク76を基部プレート66にピボット運動可能に結合するように、ピボット部材68Aに対して相補的であるように構成されることが好ましい。
1つの一般的な実施形態において、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52をリニア・アセンブリ54に対して移動させるために、ボイス・コイル・モータ(VCM)アセンブリ56が、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52に結合される。VCMアセンブリ56は、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52に結合されたコイル及び磁石アセンブリ84を含む。
一実施形態においては、コイル86は、基部プレート66の両端に結合される。コイル86は、いずれかの適切な周知の構造を含むことができ、周知の方法及び材料を用いて製造される。1つの典型的な実施形態において、コイル86は、当技術分野においてしばしば「パンケーキ」構造と呼ばれる平面的構造で巻かれる。コイル86は、接着結合又はファスナのような周知の方法を用いて、基部プレート66の両端に結合される。
磁石及び磁極アセンブリ90は、各コイル86に磁気的に結合される。磁石及び磁極アセンブリ90は、コイル86を選択的に磁化するために、コイル86に対して相補的であるいずれかの適切な構造を含むことができる。1つの典型的な実施形態において、磁石及び磁極アセンブリ90は、磁石94と、コイル86の周りに延びるように構成された少なくとも1つの極片92とを含む。例えば、各極片92は、対応するコイル86よりもわずかに広い上側96及び下側98を有するほぼU形状とすることができる。磁石94は、極片92の上側96及び下側98の少なくとも一方の内面100上に形成される。好ましい実施形態においては、磁石94は、極片92の上側96及び下側98の各内面100上に形成される。磁石94及び極片92は、当技術分野において周知の方法及び材料を用いて形成される。コイル86に電流を流すために、少なくとも1本のリード線又はワイヤ102が、各コイル86に結合される。
図面を参照すると、テープ22をテープ移動方向Dにヘッド10を横切って移動させることによって、データがテープ22から読み取られ、テープ22に書き込まれる。読み取り/書き込み動作の際、データを読み取り又は格納するためにリーダ及びライタ素子20をデータ・バンド(バンド0乃至バンド3)の1つの中に位置決めするために、ヘッドが、テープ移動方向Dに対して横断する方向のヘッド移動方向Hに移動される。電流を磁極アセンブリ90のコイル86に同時に流すことによって、ヘッド10が、所望のデータ・バンド内に配置される。電流を同時にヘッド・キャリッジ・アセンブリ52のコイル86に流すことにより、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52がリニア・アセンブリ54に沿ってヘッド移動方向Hに移動され、リーダ及びライタ20がデータ・バンド内に配置される。
しかしながら、テープ22がヘッド10を横切って移動するとき、テープ22が、テープの移動方向Dに対して傾斜する(skew)ことがある。図6に示されるように、テープ22は、傾斜角度θとして示される任意の量だけ、テープ移動方向Dに対して傾斜することがある。傾斜角度θは、単に例示を目的として示されるものにすぎない。テープ22が、テープ移動方向Dに対して、時計回り方向又は逆時計回り方向のいずれかに、幾らかの任意角度だけ傾斜することは、当技術分野において周知である。テープ22の傾斜により、ヘッド10のリーダ及びライタ20と、データが読み取られる又は格納される意図されたデータ・バンドとの間の位置合わせ不良がもたらされることがある。
テープ22がヘッド10の上を通過する際のテープ22の傾斜を補償するために、コイル86の一方により多くの電流を流すバイアス方式で、電流がコイル86に流される。コイル86の一方により多くの量の電流を流すことによって、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52をヘッド移動方向Hに対して回転させ、ヘッド移動方向Hに対して所望の任意角度βを得ることができる。例えば、ピボット・アセンブリ68を介してヘッド・キャリッジ・アセンブリ52をリニア・アセンブリに対してピボット運動させるために、VCMアセンブリ56のコイル86の一方により多くの量の電流を流すものとする。ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52が、時計回り方向又は逆時計回り方向のいずれかに回転され、任意角度βが得られる。
好ましい実施形態においては、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52が、ヘッド移動方向Hに対して回転され、所望の任意角度βを獲得し、ここで、任意角度βは、傾斜角度θとほぼ90°の角をなすので、ヘッド移動方向Hは、好ましいようにテープ移動方向Dに対して横断方向となり、データを読み取り、データ・バンドに書き込むためにヘッド10のリーダ及びライタ20が意図されたデータ・バンドと位置合わせされる。
ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52がリニア・アセンブリ54に沿って移動する長さ、及び、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52がリニア・アセンブリ54に対してピボット運動する回転距離は、特定のテープ経路について最適化することができる。VCMアセンブリ56の構成は、テープ22の検出された傾斜に合わせて調整することができ、この検出された傾斜は、最適化されて、ステッピング・モータ・システムのような、従来技術に見られるシステムと比べて著しく少ない最小の応答しかもたらさない。さらに、ヘッド・キャリッジ・アセンブリ52、リニア・アセンブリ54、及びVCMアセンブリ56を含む、本発明のアクチュエータ・アセンブリ50の構成は、ウォームギア及びモータ・システムのような従来技術のものと比べて、著しく摩耗しにくいシステムをもたらす。
このように、読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するための新しいシステムを説明してきた。このシステムは、リニア・アセンブリにピボット運動可能に結合されたヘッド・キャリッジ・アセンブリと、ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合された磁気アセンブリとを含む。ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするために、電流が磁気アセンブリに流される。ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する可撓性媒体のトラック追従のために、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して実質的に横断する方向の軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするように、第1の電流がコイル・アセンブリに流される。ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して実質的に垂直な方向の軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に回転位置決めし、媒体移動方向における、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する磁気テープの傾斜を補償するように、第2の電流がコイル・アセンブリに流される。磁気アセンブリは、ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に関連する軸に対してヘッド・キャリッジ・アセンブリを位置決めするための、ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合されたボイス・コイル・モータを含むことができる。
当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、説明したばかりの好ましい実施形態の種々の改造及び修正を構成できることを認識するであろう。従って、添付の特許請求の範囲内で、本発明を、本明細書で具体的に説明されたもの以外でも実施できることを理解すべきである。
10:磁気テープ・ヘッド
12:基部
14:モジュール
16:基板
18:クロージャ
20:リーダ及びライタ素子
22:磁気データ記憶テープ
24:テープ支持面
26:サーボ・トラック
50:アクチュエータ・アセンブリ
52:ヘッド・キャリッジ・アセンブリ
54:リニア・アセンブリ
56:ボイス・コイル・モータ・アセンブリ
62:ヘッド支持構造体
66:基部プレート
68:ピボット軸受アセンブリ
68A:ピボット部材
68B:ピボット受け部
72:アーム
74:リニア支持部
76:支持ヨーク
82:アパーチャ
84:コイル及び磁石アセンブリ
86:コイル
90:磁石及び磁極アセンブリ
92:極片
94:磁石
D:テープ移動方向
H:ヘッド移動方向

Claims (10)

  1. 読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するためのシステムであって、
    ヘッド・キャリッジ・アセンブリをピボット運動可能に支持するピボット・アセンブリと、
    前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合され、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して垂直な方向の軸に対して該ヘッド・キャリッジ・アセンブリを回転位置決めすることを可能にするボイス・コイル・モータを含む磁気アセンブリと、
    前記媒体移動方向に対して横断する方向の前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの移動を可能にしつつ、前記ピボット・アセンブリおよび前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを支持するリニア・アセンブリと、
    を含み、
    前記ピボット・アセンブリが、前記磁気アセンブリに流された電流に応じて、前記媒体移動方向に対する前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの位置決めを可能にするように、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリにピボット運動可能に結合され、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する媒体のトラック追従のために、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの動的位置決めを可能にしており、
    前記ボイス・コイル・モータに流された電流が、前記軸に対する前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの移動をもたらし、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを媒体移動方向に対して位置決めする、システム。
  2. 前記ボイス・コイル・モータは、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの両端に結合される第1コイルおよび第2コイルと、前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々に磁気的に結合される磁石および磁極アセンブリとを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1コイルまたは前記第2コイルの一方により多くの電流を流すバイアス方式により、前記電流が、前記第1コイルおよび前記第2コイルに流される、請求項に記載のシステム。
  4. 前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリは、流された前記電流に応じて、前記媒体移動方向に対して回転位置決めされ、前記媒体移動方向に対して横断する方向に対する角度βを得る、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記ピボット・アセンブリは、前記媒体移動方向における、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切って移動する前記可撓性データ記憶媒体の傾斜を補償するように、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの動的位置決めを可能にする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 読み書きヘッドと可撓性データ記憶媒体との間の位置合わせ不良を調整するためのシステムであって、
    ヘッド・キャリッジ・アセンブリと、
    前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して横断する方向の前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの移動を可能にしつつ、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリおよび該ヘッド・キャリッジ・アセンブリにピボット運動可能に結合されたピボット部材を支持するリニア・アセンブリと、
    前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリに結合され、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る媒体移動方向に対して垂直な方向の軸に対して該ヘッド・キャリッジ・アセンブリを回転位置決めすることを可能にするボイス・コイル・モータを含む磁気アセンブリと、
    を含み、
    前記媒体移動方向に対して横断する方向の軸に対して前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めするために、第1の電流が前記磁気アセンブリに流され、
    第2の電流が前記磁気アセンブリの前記ボイス・コイル・モータに流され、前記媒体移動方向に対して垂直な方向の軸に対する前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの移動をもたらし、前記媒体移動方向に対して前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを動的に位置決めする、システム。
  7. 前記ボイス・コイル・モータは、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの両端に結合される第1コイルおよび第2コイルと、前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々に磁気的に結合される磁石および磁極アセンブリとを含む、請求項に記載のシステム。
  8. 前記第1コイルまたは前記第2コイルの一方により多くの電流を流すバイアス方式により、前記電流が、前記第1コイルおよび前記第2コイルに流される、請求項に記載のシステム。
  9. 前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリは、流された前記電流に応じて、前記媒体移動方向に対して回転位置決めされ、前記媒体移動方向に対して横断する方向に対する角度βを得る、請求項に記載のシステム。
  10. 前記リニア・アセンブリは、前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリを横切る前記媒体移動方向に対して横断する方向の軸に対する前記ヘッド・キャリッジ・アセンブリの位置決めを可能にする一対のリニア・レールを含む、請求項6〜9のいずれか1項に記載のシステム。
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