JP5335723B2 - 制御システム、制御方法および制御プログラム - Google Patents

制御システム、制御方法および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5335723B2
JP5335723B2 JP2010073646A JP2010073646A JP5335723B2 JP 5335723 B2 JP5335723 B2 JP 5335723B2 JP 2010073646 A JP2010073646 A JP 2010073646A JP 2010073646 A JP2010073646 A JP 2010073646A JP 5335723 B2 JP5335723 B2 JP 5335723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
control
distance
control content
distance measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010073646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011204203A (ja
Inventor
勝 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010073646A priority Critical patent/JP5335723B2/ja
Publication of JP2011204203A publication Critical patent/JP2011204203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5335723B2 publication Critical patent/JP5335723B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、制御システム、制御方法および制御プログラムに関する。
従来より、ゲーム中の人物等の制御対象を制御するための端末として様々な種類の端末が利用されてきた。近年では、加速度センサを備えて、操作者の動きをそのまま制御対象に反映させる端末も利用されている。また、複数の端末を用いて制御対象を制御するシステムも知られている(例えば、非特許文献1参照)。
"Wii Sports Resort"、[online]、任天堂株式会社、[平成22年3月11日検索]、インターネット<URL:http://www.nintendo.co.jp/wii/rztj/resort/10_sports/index.html>
ところで、複数の端末を用いて制御対象を制御する場合、端末間の距離が重要な意味をもつ場合がある。例えば、複数の操作者がそれぞれ端末を操作してゲーム中の人物を制御し、共通の目的を達成するゲームの場合、各操作者がバラバラに離れた状態よりも、各操作者が近い、すなわち、端末間の距離が短い方が盛り上がる場合がある。しかしながら、複数の端末を用いて制御対象を制御する従来のシステムでは、端末間の距離が制御対象の制御に反映されず、有効に活用されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御内容を入力する端末間の距離を制御対象の制御に反映させることができる制御システム、制御方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る制御システムは、制御対象を制御する制御システムであって、制御内容の入力を受け付ける第1の端末と、制御内容の入力を受け付ける第2の端末と、前記第1の端末と前記第2の端末の距離を測定する距離測定手段と、前記第1の端末から送信された制御内容と、前記第2の端末から送信された制御内容と、前記距離測定手段によって測定された距離とに基づいて前記制御対象を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離に応じて、前記第1の端末から送信された制御内容と前記第2の端末から送信された制御内容とに基づく前記制御対象の挙動の変化の変化量を変動させることを特徴とする。
また、本発明に係る制御方法は、制御対象を制御する制御方法であって、第1の端末が、制御内容の入力を受け付けるステップと、第2の端末が、制御内容の入力を受け付けるステップと、距離測定手段が、前記第1の端末と前記第2の端末の距離を測定するステップと、制御手段が、前記第1の端末から送信された制御内容と、前記第2の端末から送信された制御内容と、前記距離測定手段によって測定された距離とに基づいて前記制御対象を制御するステップとを含み、前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離に応じて、前記第1の端末から送信された制御内容と前記第2の端末から送信された制御内容とに基づく前記制御対象の挙動の変化の変化量を変動させることを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、制御対象を制御する制御プログラムであって、第1の端末が入力を受け付けた制御内容を取得するステップと、第2の端末が入力を受け付けた制御内容を取得するステップと、距離測定手段が測定した前記第1の端末と前記第2の端末の距離を取得するステップと、前記第1の端末から送信された制御内容と、前記第2の端末から送信された制御内容と、前記距離測定手段によって測定された距離とに基づいて前記制御対象を制御するステップとをコンピュータに実行させ、前記制御対象を制御するステップでは、前記距離測定手段によって測定された距離に応じて、前記第1の端末から送信された制御内容と前記第2の端末から送信された制御内容とに基づく前記制御対象の挙動の変化の変化量を変動させることを特徴とする。
本発明に係る制御システム、制御方法および制御プログラムは、制御内容を入力する端末間の距離を制御対象の制御に反映させることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る制御システムの構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る制御システムの動作を示す図である。 図3は、実施例2に係る制御システムの構成を示す図である。 図4は、画像中の端末の像の大きさと端末の距離の関係を示す図である。 図5は、換算テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施例2に係る制御システムの動作を示す図である。 図7は、実施例3に係る制御システムの構成を示す図である。 図8は、実施例3に係る制御システムの動作を示す図である。 図9は、実施例4に係る制御システムの構成を示す図である。 図10は、実施例4に係る制御システムの動作を示す図である。 図11は、制御プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
以下に、本発明に係る制御システム、制御方法および制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る制御システムの概要について説明する。本実施例に係る制御システムでは、複数の端末が送信する制御内容に応じて制御対象が遠隔制御される。ここで、制御対象は、例えば、ゲーム中の人物、動物、もしくは乗り物や、実世界のロボットである。また、端末は、例えば、キーボード、ジョイスティック、もしくは加速度センサによって操作者から制御内容の入力を受け付ける。なお、一人の操作者が複数の端末を操作してもよいし、各端末がそれぞれ異なる操作者によって操作されてもよい。
本実施例に係る制御システムでは、制御対象を制御するために、複数の端末が送信する制御内容に加えて、端末間の距離が用いられる。端末間の距離を制御対象の制御にどのように反映させるかについては、端末が送信する制御内容に基づく制御対象の挙動の変化量を端末間の距離に応じて変動させることとしてもよいし、端末が送信する制御内容とは独立して端末間の距離に応じて制御対象の挙動を変化させることとしてもよい。
端末が送信する制御内容に基づく制御対象の挙動の変化量を端末間の距離に応じて変動させる例について説明する。複数のプレイヤが端末を操作して楽しむゲームでは、端末間の距離に応じてゲーム中の人物の動きを速くしたり遅くしたりすることで、ゲームの面白さを向上させることができる。例えば、端末間の距離が短くなるとゲーム中の人物の動きが速くなるが力は弱くなることとすれば、アクションゲームや格闘ゲームの戦略性が高まり、面白味が増す。
また、協調性を必要とするゲームにおいては、一定距離を一定時間保つことでゲーム中の人物の動きを速くしたり、力を強くしたりすることで複数のプレイヤが同調して操作を行うことを促すことができる。
また、端末間の距離を安全性の確保に利用することもできる。例えば、複数のプレイヤが加速度センサを内蔵した端末を振り回して遊ぶゲームでは、端末間の距離が短くなった場合にゲーム中の人物の動きを遅くすることにより、プレイヤ間の距離が近付いて危険になりつつあることをプレイヤに示し、プレイヤが十分に距離をとることを促すことができる。
次に、図1を参照しながら、本実施例に係る制御システムの構成について説明する。図1に示すように、本実施例に係る制御システムは、制御装置11と、端末12と、端末13と、距離測定装置14とを含む。端末12および端末13は、操作者の操作によって入力された制御内容を所定のコマンド等へ変換して制御装置11へ送信する。なお、制御内容の送信は、有線によるものであっても、無線によるものであってもよい。
距離測定装置14は、端末12と端末13の距離Dを測定し、測定した距離Dを制御装置11へ送信する。なお、距離の測定方式については特に限定しない。例えば、所定の空間を撮像装置で撮影し、得られた画像データ中の端末12と端末13の像に基づいて距離Dを測定することとしてもよい。また、電波、音波、光等の信号を利用して距離Dを測定することとしてもよい。また、距離測定装置14は、制御装置11と一体に構成されていてもよいし、端末12または端末13と一体に構成されていてもよい。
制御装置11は、例えば、ロボットやゲーム機であり、制御対象を制御する制御部11aを有する。制御装置11がロボットである場合、制御対象はロボットそのものであり、制御装置11がゲーム機の場合、制御対象はゲーム中の人物、動物、乗り物等である。制御部11aは、端末12および端末13が送信する制御内容と、距離測定装置14によって測定された端末12と端末13の距離Dとに基づいて、制御対象を制御する。
一例として、端末12から送信された制御内容がゲーム中の人物Aをレベル3の高さまでジャンプさせるという内容であり、端末13から送信された制御内容がゲーム中の人物Bをレベル5の高さまでジャンプさせるという内容であったものとする。この場合、例えば、制御部11aは、距離測定装置14によって測定された距離Dが所定の下限値以下の場合、人物Aと人物Bがジャンプする高さをそれぞれ5と7まで引き上げ、距離測定装置14によって測定された距離Dが所定の上限値以上の場合、人物Aと人物Bがジャンプする高さをそれぞれ1と3まで引き下げる。
次に、図2を参照しながら、本実施例に係る制御システムの動作について説明する。端末12は、操作者による制御内容の入力があったか否かを判定し、入力があれば(ステップS101肯定)、入力された制御内容を制御装置11へ送信し(ステップS102)、入力がなければ(ステップS101否定)、制御内容の入力を待つという動作を繰り返す。同様に、端末13は、操作者による制御内容の入力があったか否かを判定し、入力があれば(ステップS111肯定)、入力された制御内容を制御装置11へ送信し(ステップS112)、入力がなければ(ステップS111否定)、制御内容の入力を待つという動作を繰り返す。
距離測定装置14は、端末12と端末13の距離Dを測定し(ステップS121)、測定した距離Dを制御装置11へ送信する(ステップS122)、という動作を繰り返す。
制御装置11は、端末12および端末13から制御内容を受信し(ステップS131)、距離測定装置14から端末12と端末13の距離Dを受信し(ステップS132)、受信した制御内容と距離Dに基づいて制御対象を制御する(ステップS133)。
上述してきたように、本実施例では制御対象を制御する端末間の距離を測定し、測定した距離を制御対象の制御部に送信することとしたので、端末間の距離を制御対象の制御に反映させることができる。
本実施例では、画像データ中の像に基づいて端末間の距離を測定する例について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図3を参照しながら、本実施例に係る制御システムの構成について説明する。図3に示すように、本実施例に係る制御システムは、制御装置11と、端末12と、端末13と、距離測定装置24とを含む。
距離測定装置24は、端末12と端末13の距離Dを測定し、測定した距離Dを制御装置11へ送信する。距離測定装置24は、この機能を実現するために、撮像部24aと、距離算出部24bとを有する。撮像部24aは、前方の空間を撮影した画像データを生成する。距離算出部24bは、撮像部24aによって撮影された画像データに写っている端末12の像の大きさと端末13の像の大きさに基づいて、端末12と端末13の距離Dを算出する。距離測定装置24は、撮像部24aによって撮影される画像データ内に端末12と端末13の像が含まれるような位置と角度に設置される。
距離算出部24bによる距離Dの算出について、図4および図5を参照しながら、さらに詳細に説明する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、端末12と端末13の全体もしくは一部が同じ大きさの球形であるものとする。
図4に示すように端末13が端末12よりも撮像部24aに近い位置にあると、撮像部24aによって撮影される画像データPにおいて、端末12の球体の像と端末13の球体の像の画像上での距離dは、実際の距離Dよりも見かけ上短くなる。また、図示しないレンズの影響により、距離dは、端末12と端末13が撮像部24aから遠いほど見かけ上短くなる。また、端末12の球体の像と端末13の球体の像は、端末13と端末12が撮像部24aから遠いほど小さくなる。
そこで、距離算出部24bは、端末12の球体の像と端末13の球体の像が小さいほど、すなわち、端末12と端末13が撮像部24aから遠いほど、距離dを大きな値に補正して距離Dを算出する。また、距離算出部24bは、端末12の球体の像と端末13の球体の像の大きさの差が大きいほど、すなわち、撮像部24aから見た端末12と端末13の位置の前後差が大きいほど、距離dを大きな値に補正して距離Dを算出する。
このような補正を行うため、距離算出部24bは、例えば、図5に示すような換算テーブルを用いる。図5に示す換算テーブルは、画像データにおける一方の端末の球体の像の大きさであるサイズAと画像データにおける他方の端末の球体の像の大きさであるサイズBの組み合わせ毎に、距離Dを算出するために距離dに乗じられる補正値が定義されている。
距離算出部24bは、図5に示すような換算テーブルから求めた補正値を用いて、以下の式により距離Dを算出する。
距離D = 距離d × 補正値
図5に示す換算テーブルでは、サイズAが「〜30」でサイズBが「〜30」のときに補正値が「5」となり、サイズAが「31〜40」でサイズBが「31〜40」のときに補正値が「4.7」となっているように、端末12の球体の像と端末13の球体の像が小さいほど補正値の値が大きくなっている。
また、図5に示す換算テーブルでは、サイズAが「〜30」でサイズBが「31〜40」のときに補正値が「5.5」となり、サイズAが「31〜40」でサイズBが「31〜40」のときに補正値が「4.7」となっているように、端末12の球体の像と端末13の球体の像の大きさの差が大きいほど補正値の値が大きくなっている。
なお、図5に示したような換算テーブルを用いるのではなく、画像データにおける端末12の像と端末13の像の大きさと位置等に基づいて、端末12と端末13の距離を幾何学的に算出することとしてもよい。
次に、図6を参照しながら、本実施例に係る制御システムの動作について説明する。なお、制御装置11、端末12および端末13については、実施例1と同様の動作であるため説明を省略する。
距離測定装置24の撮像部24aは、撮影を実行して画像データを生成する(ステップS221)。距離算出部24bは、撮影された画像データ中の端末12の像と端末13の像を識別する(ステップS222)。端末の像の識別には、公知の画像処理技術を利用することができる。
続いて、距離算出部24bは、画像データにおける端末12の像と端末13の像の距離dを取得する(ステップS223)。また、距離算出部24bは、画像データにおける端末12の像の大きさと端末13の像の大きさを取得する(ステップS224)。そして、距離算出部24bは、端末12の像の大きさと端末13の像の大きさに基づいて、画像上での距離である距離dを補正して、端末12と端末13の実際の距離である距離Dを算出する(ステップS225)。距離算出部24bは、こうして求めた距離Dを制御装置11へ送信する(ステップS226)。
上述してきたように、本実施例では画像データ中の像に基づいて端末間の距離を測定することとしたので、端末間の距離を制御対象の制御に反映させることができる。
本実施例では、電波を用いて端末間の距離を測定する例について説明する。まず、図7を参照しながら、本実施例に係る制御システムの構成について説明する。図7に示すように、本実施例に係る制御システムは、制御装置11と、端末32と、端末33と、距離測定装置34とを含む。
端末32は、応答送信部32aをさらに有することを除いて、実施例1で示した端末12と同様の装置である。応答送信部32aは、距離測定装置34から送信された自装置宛の測定信号を受信すると、応答信号を送信する。
端末33は、応答送信部33aをさらに有することを除いて、実施例1で示した端末13と同様の装置である。応答送信部33aは、距離測定装置34から送信された自装置宛の測定信号を受信すると、応答信号を送信する。
距離測定装置34は、端末32と端末33の距離Dを測定し、測定した距離Dを制御装置11へ送信する。距離測定装置34は、この機能を実現するために、位置測定部34aと、距離算出部34bとを有する。
位置測定部34aは、電波を用いて端末32と端末33の位置を測定する。具体的には、位置測定部34aは、端末32の識別番号を含む測定信号を送信し、端末32が測定信号に対して応答した応答信号を受信する。そして、位置測定部34aは、応答信号がどの方向から受信されたかを判定するとともに、測定信号を送信してから応答信号を受信するまでの間隔に基づいて自装置と端末32の距離を算出する。
また、位置測定部34aは、端末33の識別番号を含む測定信号を送信し、端末33が測定信号に対して応答した応答信号を受信する。そして、位置測定部34aは、応答信号がどの方向から受信されたかを判定するとともに、測定信号を送信してから応答信号を受信するまでの間隔に基づいて自装置と端末33の距離を算出する。
なお、応答信号がどの方向から受信されたかについては、例えば、指向性の強い複数のアンテナをそれぞれ異なる方向を向けて設置し、応答信号の受信レベルが最も高かったアンテナが向いている方向を応答信号が受信された方向と判定することができる。また、指向性の強いアンテナの向きを変化させながら測定信号の送信と応答信号の受信を複数回行い、受信レベルが最も高い応答信号が受信されたときにアンテナが向いていた方向を応答信号が受信された方向と判定することができる。
距離算出部34bは、端末32が位置測定部34aによって求められた方向と距離に存在し、端末33が位置測定部34aによって求められた方向と距離に存在する場合における端末32と端末33の距離を距離Dとして算出する。
次に、図8を参照しながら、本実施例に係る制御システムの動作について説明する。なお、制御装置11については、実施例1と同様の動作であるため説明を省略する。
端末32の応答送信部32aは、測定信号が受信され(ステップS301肯定)、かつ、受信された測定信号に含まれる識別番号が自装置のものである、すなわち、受信された測定信号が自装置宛である場合(ステップS302肯定)、応答信号を送信する(ステップS303)。測定信号が受信されない場合(ステップS301否定)、または、測定信号が自装置宛でない場合(ステップS302否定)、応答信号の送信は行われない。
そして、端末32は、操作者による制御内容の入力があったか否かを判定し、入力があれば(ステップS304肯定)、入力された制御内容を制御装置11へ送信し(ステップS305)、ステップS301以降を再実行する。制御内容の入力がない場合(ステップS304否定)、端末32は、制御内容を送信することなくステップS301以降を再実行する。
同様に、端末33の応答送信部33aは、測定信号が受信され(ステップS311肯定)、かつ、受信された測定信号に含まれる識別番号が自装置のものである、すなわち、受信された測定信号が自装置宛である場合(ステップS312肯定)、応答信号を送信する(ステップS313)。測定信号が受信されない場合(ステップS311否定)、または、測定信号が自装置宛でない場合(ステップS312否定)、応答信号の送信は行われない。
そして、端末33は、操作者による制御内容の入力があったか否かを判定し、入力があれば(ステップS314肯定)、入力された制御内容を制御装置11へ送信し(ステップS315)、ステップS311以降を再実行する。制御内容の入力がない場合(ステップS314否定)、端末33は、制御内容を送信することなくステップS311以降を再実行する。
距離測定装置34の位置測定部34aは、端末32の識別番号を含む測定信号を送信し(ステップS321)、端末32が応答した応答信号を受信する(ステップS322)。そして、位置測定部34aは、送受信間隔と受信方向に基づいて端末32の位置を算出する(ステップS323)。
また、位置測定部34aは、端末33の識別番号を含む測定信号を送信し(ステップS324)、端末33が応答した応答信号を受信する(ステップS325)。そして、位置測定部34aは、送受信間隔と受信方向に基づいて端末33の位置を算出する(ステップS326)。
続いて、距離測定装置34の距離算出部34bは、位置測定部34aが求めた端末32と端末33の位置に基づいて、端末32と端末33の距離である距離Dを算出する(ステップS327)。距離算出部34bは、こうして求めた距離Dを制御装置11へ送信する(ステップS328)。
上述してきたように、本実施例では電波を用いて端末間の距離を測定することとしたので、端末間の距離を制御対象の制御に反映させることができる。なお、本実施例では、端末32と端末33の位置を求めるために電波を利用することとしたが、電波に代えて、音波や、赤外線等の光線を用いることとしてもよい。
本実施例では、端末側で端末間の距離を測定する例について説明する。まず、図9を参照しながら、本実施例に係る制御システムの構成について説明する。図9に示すように、本実施例に係る制御システムは、制御装置41と、端末42と、端末43とを含む。
制御装置41は、例えば、ロボットやゲーム機であり、制御対象を制御する制御部41aを有する。制御装置41がロボットである場合、制御対象はロボットそのものであり、制御装置41がゲーム機の場合、制御対象はゲーム中の人物、動物、乗り物等である。制御部41aは、距離測定装置14からではなく、端末42から端末間の距離Dを取得することを除いて、実施例1で示した制御部11aと同様の装置である。
端末42は、距離算出部42aをさらに有することを除いて、実施例1で示した端末12と同様の装置である。距離算出部42aは、端末42と端末43の距離Dを測定し、測定した距離Dを制御装置41へ送信する。具体的には、距離算出部42aは、端末43の識別番号を含む測定信号を送信し、端末43が測定信号に対して応答した応答信号を受信する。そして、距離算出部42aは、測定信号を送信してから応答信号を受信するまでの間隔に基づいて自装置と端末32の距離を距離Dとして算出する。
端末43は、応答送信部43aをさらに有することを除いて、実施例1で示した端末13と同様の装置である。応答送信部43aは、端末42から送信された自装置宛の測定信号を受信すると、応答信号を送信する。
次に、図10を参照しながら、本実施例に係る制御システムの動作について説明する。
端末42の距離算出部42aは、端末43の識別番号を含む測定信号を送信し(ステップS401)、端末43が応答した応答信号を受信する(ステップS402)。そして、距離算出部42aは、送受信間隔に基づいて端末42と端末43の距離Dを算出する(ステップS403)。距離算出部42aは、こうして求めた距離Dを制御装置41へ送信する(ステップS404)。
そして、端末42は、操作者による制御内容の入力があったか否かを判定し、入力があれば(ステップS405肯定)、入力された制御内容を制御装置41へ送信し(ステップS406)、ステップS401以降を再実行する。制御内容の入力がない場合(ステップS405否定)、端末42は、制御内容を送信することなくステップS401以降を再実行する。
端末43の応答送信部43aは、測定信号が受信され(ステップS411肯定)、かつ、受信された測定信号に含まれる識別番号が自装置のものである、すなわち、受信された測定信号が自装置宛である場合(ステップS412肯定)、応答信号を送信する(ステップS413)。測定信号が受信されない場合(ステップS411否定)、または、測定信号が自装置宛でない場合(ステップS412否定)、応答信号の送信は行われない。
そして、端末43は、操作者による制御内容の入力があったか否かを判定し、入力があれば(ステップS414肯定)、入力された制御内容を制御装置41へ送信し(ステップS415)、ステップS411以降を再実行する。制御内容の入力がない場合(ステップS414否定)、端末43は、制御内容を送信することなくステップS411以降を再実行する。
制御装置41は、端末42および端末43から制御内容を受信し(ステップS431)、端末42から端末42と端末43の距離Dを受信し(ステップS432)、受信した制御内容と距離Dに基づいて制御対象を制御する(ステップS433)。
上述してきたように、本実施例では端末が端末間の距離を測定することとしたので、端末間の距離を制御対象の制御に反映させることができる。なお、本実施例では、端末42と端末43の距離を求めるために電波を利用することとしたが、電波に代えて、音波や、赤外線等の光線を用いることとしてもよい。また、制御装置41からの距離測定要求をトリガとして端末42と端末43の距離を測定することとしてもよい。
上記の各実施例で示した制御システムの構成は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、制御システムに含まれる各装置の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、各実施例で示した制御システムと同等のシステムを実現することもできる。以下に、制御装置11の機能をソフトウェアとして実装した制御プログラム171を実行するコンピュータの一例を示す。
図11は、制御プログラム171を実行するコンピュータ100を示す機能ブロック図である。このコンピュータ100は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)110と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置120と、各種情報を表示するモニタ130と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置140と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置150と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)160と、ハードディスク装置170とをバス180で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置170には、図1に示した制御装置11と同様の機能を有する制御プログラム171と、制御プログラム171の動作に関する各種パラメータ等が格納された制御用データ172とが記憶される。なお、制御用データ172を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU110が制御プログラム171をハードディスク装置170から読み出してRAM160に展開することにより、制御プログラム171は、制御プロセス161として機能するようになる。そして、制御プロセス161は、制御用データ172から読み出した情報等を適宜RAM160上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の制御プログラム171は、必ずしもハードディスク装置170に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ100が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上のように、本発明は、各種の制御対象の制御に有用であり、特に、複数人で制御対象を遠隔操作するような場合や、一人で複数の端末を操作して制御対象を遠隔操作するような場合に有用である。例として、人が入っていけない危険な場所で作業する機械の遠隔操作や、高度な技術を要する外科手術の遠隔操作などの分野へ本発明を応用することができる。
11、41 制御装置
11a、41a 制御部
12、13、32、33、42、43 端末
14、24、34 距離測定装置
24a 撮像部
24b、34b、42a 距離算出部
32a、33a、43a 応答送信部
34a 位置測定部
100 コンピュータ
110 CPU
120 入力装置
130 モニタ
140 媒体読取り装置
150 ネットワークインターフェース装置
160 RAM
161 制御プロセス
170 ハードディスク装置
171 制御プログラム
172 制御用データ
180 バス

Claims (6)

  1. 制御対象を制御する制御システムであって、
    制御内容の入力を受け付ける第1の端末と、
    制御内容の入力を受け付ける第2の端末と、
    前記第1の端末と前記第2の端末の距離を測定する距離測定手段と、
    前記第1の端末から送信された制御内容と、前記第2の端末から送信された制御内容と、前記距離測定手段によって測定された距離とに基づいて前記制御対象を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離に応じて、前記第1の端末から送信された制御内容と前記第2の端末から送信された制御内容とに基づく前記制御対象の挙動の変化の変化量を変動させることを特徴とする制御システム。
  2. 前記距離測定手段は、撮像装置によって撮影された画像に写っている前記第1の端末と前記第2の端末の像の大きさに基づいて、前記第1の端末の像と前記第2の端末の像の画像上での距離を補正して、前記第1の端末と前記第2の端末の距離を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記距離測定手段は、前記第1の端末と前記第2の端末へ信号を送信してから応答が受信されるまでの時間と、応答が受信された方向とに基づいて、前記第1の端末と前記第2の端末の距離を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  4. 前記距離測定手段は、前記第1の端末が前記第2の端末へ信号を送信してから応答を受信するまでの時間に基づいて、前記第1の端末と前記第2の端末の距離を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  5. 制御対象を制御する制御方法であって、
    第1の端末が、制御内容の入力を受け付けるステップと、
    第2の端末が、制御内容の入力を受け付けるステップと、
    距離測定手段が、前記第1の端末と前記第2の端末の距離を測定するステップと、
    制御手段が、前記第1の端末から送信された制御内容と、前記第2の端末から送信された制御内容と、前記距離測定手段によって測定された距離とに基づいて前記制御対象を制御するステップとを含み、
    前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離に応じて、前記第1の端末から送信された制御内容と前記第2の端末から送信された制御内容とに基づく前記制御対象の挙動の変化の変化量を変動させることを特徴とする制御方法。
  6. 制御対象を制御する制御プログラムであって、
    第1の端末が入力を受け付けた制御内容を取得するステップと、
    第2の端末が入力を受け付けた制御内容を取得するステップと、
    距離測定手段が測定した前記第1の端末と前記第2の端末の距離を取得するステップと、
    前記第1の端末から送信された制御内容と、前記第2の端末から送信された制御内容と、前記距離測定手段によって測定された距離とに基づいて前記制御対象を制御するステップと
    をコンピュータに実行させ
    前記制御対象を制御するステップでは、前記距離測定手段によって測定された距離に応じて、前記第1の端末から送信された制御内容と前記第2の端末から送信された制御内容とに基づく前記制御対象の挙動の変化の変化量を変動させることを特徴とする制御プログラム。
JP2010073646A 2010-03-26 2010-03-26 制御システム、制御方法および制御プログラム Expired - Fee Related JP5335723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010073646A JP5335723B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 制御システム、制御方法および制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010073646A JP5335723B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 制御システム、制御方法および制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011204203A JP2011204203A (ja) 2011-10-13
JP5335723B2 true JP5335723B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=44880751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010073646A Expired - Fee Related JP5335723B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 制御システム、制御方法および制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5335723B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964878B2 (ja) * 1994-08-10 1999-10-18 株式会社セガ・エンタープライゼス ゲームコントローラ及びゲーム操作情報の形成方法
JPH10281728A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Minolta Co Ltd 画像データ処理装置及び撮影装置
US8323106B2 (en) * 2008-05-30 2012-12-04 Sony Computer Entertainment America Llc Determination of controller three-dimensional location using image analysis and ultrasonic communication
JP4604571B2 (ja) * 2004-06-25 2011-01-05 ソニー株式会社 操作端末
JP2007152080A (ja) * 2005-06-16 2007-06-21 Shinsedai Kk 入力装置、疑似体験方法及びエンタテインメント・システム
JP4798705B2 (ja) * 2006-03-23 2011-10-19 任天堂株式会社 位置算出装置、位置算出プログラム、ゲーム装置、およびゲームプログラム
JP5433448B2 (ja) * 2010-02-01 2014-03-05 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム装置及びゲーム用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011204203A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10960298B2 (en) Boolean/float controller and gesture recognition system
JP6690014B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ追跡
JP3985369B2 (ja) ゲーム画面の表示制御方法、キャラクタの移動制御方法およびゲーム機並びにプログラムを記録した記録媒体
US10614590B2 (en) Apparatus for determination of interference between virtual objects, control method of the apparatus, and storage medium
JP2021523432A (ja) 光学式位置追跡デバイスの電力管理
JP5048720B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラム
CN102077234A (zh) 对倾斜功能灵敏度的动态选择
CN102193624A (zh) 用于基于姿势的用户界面的物理交互区
JP2009009562A (ja) 入力装置を制御し、コリジョンデータを生成し、カメラ角度を制御する方法およびシステム
CN109310926A (zh) 游戏装置、游戏装置的控制方法及计算机可读取的记录介质
CN100579615C (zh) 游戏控制方法和游戏机
JP2013094303A5 (ja)
EP2044985A2 (en) Image generating apparatus, image generating program, image generating program recording medium and image generating method
JP5335723B2 (ja) 制御システム、制御方法および制御プログラム
US20210117070A1 (en) Computer-readable recording medium, computer apparatus, and method of controlling
US20160023110A1 (en) Game device
EP2357605B1 (en) Stabilisation method and computer system
JP7252915B2 (ja) ゲームプログラム、方法、および情報処理装置
CN113769373A (zh) 游戏操作的灵敏度调整方法及装置、存储介质及电子设备
KR101398087B1 (ko) 터치 스크린 상에서의 사용자 입력을 보정하는 방법 및 장치, 온라인 게임에서의 사용자 입력을 보정하는 방법
GB2562245B (en) System and method of locating a controller
WO2024001799A1 (zh) 虚拟现实vr设备的防碰撞方法和电子设备
WO2017068559A1 (ja) ロボットおよびプログラム
JP6668425B2 (ja) ゲームプログラム、方法、および情報処理装置
EP3372289B1 (en) Method suitable for a head mounted display device and virtual reality system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5335723

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees