JP5335359B2 - モータ制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DCブラシレスモータを制御するモータ制御装置、及びレーザビームプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
従来、レーザビームプリンタや複写機において、回転安定性が高く長寿命であるということからDCブラシレスモータがあらゆる用途で用いられている。
特に、カラー画像形成装置においては、高トルク、高回転数とういう観点からDCブラシレスモータを用いることが多くなってきている。また、最近では、DCブラシレスモータに対するアクセル(加速)/デクセル(減速)の制御が可能となっている。
DCブラシレスモータは、ステッピングモータと異なり、過負荷状態においても脱調することなく回転することができるという利点がある。しかしながら、過負荷状態で停止せずに動作し続けると、場合によっては、DCブラシレスモータを駆動しているギアを破損してしまうことがある。
このために、物理的にギアの強度を強くするということが考えられるが、その場合、コストアップにつながることになる。
過負荷状態を検出してギアの破損を防止するための技術として、モータの駆動電流を検出する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、別の技術として、モータの駆動電圧を検出する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−245182号公報 特開平7―67385号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、制御部側に電流値を検出する回路を新たに追加しなければならず、装置の大型化とコストアップにつながる。
また、上記特許文献2記載の技術では、モータ駆動回路から電圧を検出するための信号を出す必要があり、コストアップにつながってしまう。このため、コストアップをせずに通常の制御信号で過負荷状態を検出することが必要となってくる。
本発明の目的は、DCブラシレスモータの過負荷の検出を、電流検出回路等を設けることなく行うことができるモータ制御装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のモータ制御装置は、DCブラシレスモータを制御するモータ制御装置において、前記DCブラシレスモータの回転速度に比例した回転検出信号を生成する信号生成手段と、前記信号生成手段で生成された回転検出信号の周波数と前記DCブラシレスモータを所定の速度で回転させる目標周波数とを比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータを加速するために出力される加速信号のパルス幅と所定のパルス幅とを比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータの回転を停止させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えないと判断された場合に、前記DCブラシレスモータを減速させるための減速信号を出力し、前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された状態が所定回数以上継続した場合に、前記DCブラシレスモータの回転を停止させることを特徴とする。
請求項記載のモータ制御装置は、DCブラシレスモータを制御するモータ制御装置において、前記DCブラシレスモータの回転速度に比例した回転検出信号を生成する信号生成手段と、前記信号生成手段で生成された回転検出信号の周波数と前記DCブラシレスモータを所定の速度で回転させる目標周波数とを比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータを加速するために出力される加速信号のパルス幅と所定のパルス幅とを比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータを低速モードに移行させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えないと判断された場合に、前記DCブラシレスモータを減速させるための減速信号を出力し、前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された状態が所定回数以上継続した場合に、前記DCブラシレスモータを低速モードに移行させることを特徴とする。
請求項記載の画像形成装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置を備えることを特徴とする
本発明のモータ制御装置によれば、DCブラシレスモータの過負荷の検出を、電流検出回路等を設けることなく行うことができる。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1の画像形成装置は、電子写真方式でタンデム型の中間転写ベルトを有するカラー画像形成装置である。
この画像形成装置は、イエロー色の画像を形成する画像形成部1Yと、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形成部1Cと、ブラック色の画像を形成する画像形成部1Bkの4つの画像形成部を備えている。
これら4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkは、一定の間隔において一列に配置される。さらにその下方に、カセット17、手差しトレイ20を配置し、用紙の搬送パス18を縦に配置し、その上方に定着ユニット16を備えている。
次に個々のユニットについて詳しく説明する。
各画像形成部1Y、1M、1C、1Bkには、それぞれ像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)2a、2b、2c、2dが設置されている。各感光ドラム2a、2b、2c、2dの周囲には、一次帯電器3a、3b、3c、3d、現像装置4a、4b、4c、4d、転写手段としての転写ローラ5a、5b、5c、5d、ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ配置されている。
一次帯電器3a、3b、3c、3dと現像装置4a、4b、4c、4dとの間の下方には、レーザ露光装置7が設置されている。
各感光ドラム2a、2b、2c、2dは、負帯電のOPC感光体でアルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有しており、駆動装置(不図示)によって時計回り方向に所定のプロセススピードで回転駆動される。
一次帯電手段としての一次帯電器3a、3b、3c、3dは、帯電バイアス電源(不図示)から印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2a、2b、2c、2dの表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。
感光ドラム2の下方に配置されるレーザ露光装置7は、与えられる画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応した発光を行うレーザ発光手段、ポリゴンレンズ、反射ミラー等で構成される。
レーザ露光装置7は、各感光ドラム2a、2b、2c、2dに露光をすることによって、各一次帯電器3a、3b、3c、3dで帯電された各感光ドラム2a、2b、2c、2dの表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成する。
各現像装置4a、4b、4c、4dは、それぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、ブラックトナーが収納されている。そして、各現像装置4a、4b、4c、4dは、各感光ドラム2a、2b、2c、2d上に形成される各静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像として現像(可視像化)する。
一次転写手段としての転写ローラ5a、5b、5c、5dは、各一次転写部32a〜32dにて中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a、2b、2c、2dに当接可能に配置されている。転写ローラ5a、5b、5c、5dは、各感光ドラム2上のトナー像を順次中間転写ベルト8上に転写し重ね合わせていく。
ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dは、クリーニングブレード等で構成され、感光ドラム2上の一次転写時の残留した転写残トナーを、感光ドラム2から掻き落とし、感光ドラム2の表面を清掃する。
中間転写ベルト8は、各感光ドラム2a、2b、2c、2dの上面側に配置されて、二次転写対向ローラ10とテンションローラ11間に張架されている。二次転写対向ローラ10は、二次転写部34において、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接可能に配置されている。
中間転写ベルト8は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等のような誘電体樹脂によって構成されている。中間転写ベルト8に転写された画像は二次転写部34において、後述する給紙ユニットから搬送された用紙上に転写される。
中間転写ベルト8の外側で、テンションローラ11の近傍には、中間転写ベルト8の表面に残った転写残トナーを除去して回収するベルトクリーニング装置13が設置されている。
以上に示したプロセスにより各トナーによる画像形成が行われる。
給紙ユニットは、用紙Pを収納するためのカセット17、手差しトレイ20、カセット17内もしくは手差しトレイ20から用紙Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ(不図示)を備える。
また、給紙ユニットは、各ピックアップローラから送り出された用紙Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ、搬送パス18、画像形成部1の画像形成タイミングに合わせて用紙Pを二次転写領域へ送り出すためのレジストローラ19を備える。
定着ユニット16は、内部にヒータを配置したセラミック基板等の熱源を備えた定着フィルム(定着ローラ)16aと、基板に定着フィルム16aを挟んで加圧される加圧ローラ16b(このローラに熱源を備える場合もある)からなる。
また、定着ユニット16の上流側には、上記ローラ対のニップ部31へ用紙Pを導くための搬送ガイド35があり、定着ユニット16の下流側には、定着ユニット16から排紙された用紙Pを外部に導き出すための外排紙ローラ21が配設される。さらに、外排紙ローラ21の下流側には、排紙トレイ22がある。
図2は、図1の画像形成装置におけるコントローラ部のブロック図である。
コントローラ部200において、CPU201は、画像形成装置全体の制御を行うものであり、装置本体の制御手順(制御プログラム)を記憶した読み取り専用メモリ203(ROM)からプログラムを順次読み取り、実行する。
CPU201のアドレスバス及びデータバスは、バスドライバ・アドレスデコーダ202を経て各負荷に接続されている。ランダムアクセスメモリ(RAM)204は、入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置である。
I/O206は、操作者がキー入力を行い、装置の状態等を液晶、LEDを用いて表示する操作パネル216や給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うステッピングモータ207等の各負荷に接続される。また、I/O206は、クラッチ類208、ソレノイド類209、搬送される用紙を検出するための紙検出センサ類210等の各負荷に接続される。
現像装置4にはトナー量を検出するトナーセンサ211が配置されており、その出力信号がI/O206に入力される。さらに、各負荷のホームポジション、ドアの開閉状態等を検出するためのスイッチ類212の信号もI/O206に入力される。
高圧ユニット213は、CPU201の指示に従って、一次帯電器3、現像装置4、転写ローラ5、二次転写ローラ12へ高圧を出力する。ヒータ217は、PTC素子を配列した基材で形成され、オンオフ信号によってAC電圧が供給される。
ACC/DECモジュール205は、DCブラシレスモータ220からのFG信号を受け、ACC(加速)/DEC(減速)信号を出力する。DCブラシレスモータ220は、感光ドラム2、現像装置4、中間転写ベルト8、定着ユニット16を駆動する。DCブラシレスモータ220が駆動するこれらの負荷は、画像形成装置内の状態や経年変化等により重くなることがある。
画像処理部221にもCPU等を搭載しており、CPU201と、PWM215を介してシリアル信号等で接続されており、エンジン部への出力タイミング等のやり取りを行う。また、接続されたパソコン222等から出力された画像信号が入力されると画像処理を行い、エンジン部へ画像データを出力する。
画像処理部221からの画像データに従って、レーザ露光装置7から出力されるレーザ光は、感光ドラム2を照射し、露光するとともに非画像領域において受光センサであるビーム検出センサ214によって発光状態が検出される。ビーム検出センサの出力信号がI/O206に入力される。
次に、上記したカラー画像形成装置のエンジン部の画像形成動作について説明を行う。
画像形成装置に接続されたパソコン222から画像形成開始信号が発せられると、選択されたカセット17もしくは手差しトレイ20から給紙動作を開始する。
例えば、カセット17から給紙された場合について説明すると、まず、ピックアップローラにより、カセット17から用紙Pが1枚ずつ送り出される。そして用紙Pが搬送パス18の間を案内されてレジストローラ19まで搬送される。
そのとき、レジストローラ19は停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部1が画像の形成を開始するタイミング信号に基づいてレジストローラ19は回転を始める。
この回転時期は、用紙Pと、画像形成部1より中間転写ベルト8上に一次転写されたトナー画像とが二次転写部34において一致するように、そのタイミングが設定されている。
一方、画像形成部1では、画像形成動作開始信号が発せられると、各色の感光ドラム2上に静電潜像が形成される。副走査方向の画像形成タイミングは、中間転写ベルト8の回転方向において一番上流にある感光ドラム(本実施の形態の場合はY)から順に各画像形成部間の距離に応じて決定され、制御される。
また、各感光ドラム2の主走査方向の書き出しタイミングについては、図示しない回路動作により1つのBDセンサ信号(本実施の形態ではBKに配置されている)を用いて、擬似BDセンサ信号を生成し制御する。
形成された静電潜像は、前述したプロセスにより現像される。そして一番上流にある感光ドラム2a上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された転写ローラ5aによって一次転写領域において中間転写ベルト8に一次転写される。
一次転写されたトナー像は、次の転写ローラ5bまで搬送される。そこでは上記したタイミング信号により、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写されることになる。
以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト8上において一次転写される。
その後、用紙Pが二次転写部34に進入し中間転写ベルト8に接触すると、用紙Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ12に高電圧を印加する。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー画像が用紙Pの表面に転写される。
二次転写後、用紙Pは、搬送ガイド35によってニップ部31まで正確に案内される。そして定着フィルム16a、加圧ローラ16bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が用紙表面に定着される。用紙Pは、その後、外排紙ローラ21により搬送され、用紙Pは排紙トレイ22に排紙されて一連の画像形成動作を終了する。
本実施の形態では、画像形成部1上流側からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に配置したが、これは装置の特性で決定されるものでこの限りではない。
図3は、図2におけるDCブラシレスモータの制御ブロック図である。
本実施の形態のDCブラシレスモータは、3相のDCブラシレスモータ220であり、U、V、W相の3つのコイル315〜317とロータを持つ。ロータの回転位置検出のため3つのホール素子318〜320を備え、その出力はモータ制御IC301に入力される。
3つのコイル315〜317は、それぞれハイ側FET302〜304と、ロー側FET305〜307の中点に接続されている。
これにより、モータ制御IC301は、ホール素子318〜320で検出したロータの回転位置情報を元に、FET302〜307を順次オン/オフさせ、各コイル315〜317に電流を流してロータを回転させる。
DCブラシレスモータ220に流れる電流は電流検出(検出)抵抗324で電圧に変換され、検出した電流値が予め決められた電流値以下となるように、モータ制御IC301がハイ側FET302〜304のオン時にPWM制御を行っている。
また、ロータ端面には微細な多極着磁が施され、それに対向する位置に矩形波状のプリントパターン(FGパターン)325を設けている。ロータが回転すると、FGパターン325の両端に交流電圧が誘起され、それをモータ制御IC301にて検出する。
検出した交流電圧の周波数はロータの速度に比例するので、これをモータ制御IC301内でデジタル波形に整形し、モータの速度を表すFG信号としてACC/DECモジュール205へ送信する。
ACC/DECモジュール205は、DCブラシレスモータ220から受信したFG信号の周波数と、設定された目標速度から算出されるFG信号の目標周波数とを比較する。そして、ACC/DECモジュール205は、目標速度に対して受信したFG信号により得られる実速度が遅ければ加速(ACC)信号を、速ければ減速(DEC)信号をモータ制御IC301に送信する。
モータ制御IC301は、受信した信号に合わせて、DCブラシレスモータ220の加速あるいは減速を行い、目標速度で定速回転するように制御する。
図4は、図3におけるDCブラシレスモータの速度制御のタイミングチャートである。
ACC/DECモジュール205は、DCブラシレスモータ220からFG信号を受信する。FG信号は速度に比例して周波数が変化する。
DCブラシレスモータ220の速度が速いと、FG信号の検出時間が短くなるので周波数は小さくなり、速度が遅いとFG信号の検出時間が長くなるので周波数は大きくなる。
ACC/DECモジュール205内部では、目標速度に応じたFG信号の目標周波数を持っており、DCブラシレスモータ220からのFG信号と目標速度の周波数を比較する。
目標速度よりDCブラシレスモータ220の速度が遅い場合は、ACC信号をその差分だけ出力し加速させる。逆に、目標速度よりDCブラシレスモータ220の速度が速い場合はDEC信号をその差分だけ出力させ減速させる。
即ち、ACC信号やDEC信号のパルス幅は速度の差が大きいほど大きくなる。ACC/DEC信号はACC/DECモジュール205が持つ内部CLKに同期して算出して出力する。
図5は、図2のコントローラ部と図3のDCブラシレスモータの制御ブロックによって実行されるDCブラシレスモータの制御処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
尚、以下では、DCブラシレスモータ220を単にモータと称する。
モータの駆動開始後、ステップS501において、CPU201に制御されるACC/DECモジュール205で、モータからのFG(回転検出)信号(の周波数)と目標速度に対応した目標周波数を比較する。
FG信号が目標周波数以下の場合、即ち、モータの速度が速い場合は、ステップS502に進み、ACC/DECモジュール205は、モータに対してDEC信号を出力して減速させる。
ステップS501でFG信号が目標周波数を超えている場合、即ち、モータの速度が遅い場合は、ステップS503に進み、ACC/DECモジュール205は、ACC信号のパルス幅Wと所定のパルス幅W0を比較する。
そして、ACC信号のパルス幅Wが所定のパルス幅W0以下の場合、ACC/DECモジュール205は、ステップS504でN=0として、ステップS505に進み、ACC信号を出力する。
ステップS503において、ACC信号のパルス幅Wが所定のパルス幅W0を超えている場合は、ステップS506で、ACC/DECモジュール205は、N=N+1とする。
ステップS507で、Nが所定回数N0と等しくない場合は、ステップS505に進み、ACC/DECモジュール205は、ACC信号を出力させるが、N=N0のときは、ステップS508に進み、モータ制御IC301は、モータを停止させる、もしくはモータを停止させずに低速モードに移行させる。低速モードでは、モータは、目標速度よりも低速の速度で定速回転するように制御される。
ここで、ステップS501は、モータの回転速度に比例した回転検出信号の周波数とモータを所定の速度で回転させる目標周波数とを比較する第1の比較手段として機能する。
また、ステップS503は、第1の比較手段により回転検出信号の周波数が目標周波数を超えていると判断された場合に、モータを加速するために出力される加速信号のパルス幅と所定のパルス幅とを比較する第2の比較手段として機能する。
また、ステップS508は、第2の比較手段により加速信号のパルス幅が所定のパルス幅を超えていると判断された場合に、モータの回転を停止させるか、前記DCブラシレスモータを低速モードに移行させる制御手段として機能する。
また、本実施の形態では、第2の比較手段により加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えていると判断された状態が所定回数以上継続した場合に、制御手段は、モータの回転を停止させるか、モータを低速モードに移行させる。
図5の第1の実施の形態においては、ACC信号のパルス幅を検出して、一定以上のパルス幅が所定回数以上続いたときはモータを減速または停止させていた。
第2の実施の形態においては、ACC信号のパルス幅にリミットかけて、ACC信号を出力しないようにする。
図6は、図2のコントローラ部と図3のDCブラシレスモータの制御ブロックによって実行されるDCブラシレスモータの制御処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
尚、以下では、DCブラシレスモータ220を単にモータと称する。
モータの駆動開始後、ステップS601において、CPU201に制御されるACC/DECモジュール205で、モータからのFG信号(の周波数)と目標速度に対応した目標周波数を比較する。
FG信号が目標周波数以下の場合、即ち、モータの速度が速い場合は、ステップS602に進み、ACC/DECモジュール205は、モータに対してDEC信号を出力して減速させる。
ステップS601で、FG信号が目標周波数を超えている場合、即ち、モータの速度が遅い場合は、ステップS603に進む。
ステップS603において、ACC/DECモジュール205で計算されたACC信号のパルス幅Wが所定のパルス幅W1以下であれば、ステップS605に進み、ACC/DECモジュール205は、ACC信号を出力する。
ステップS603において、ACC/DECモジュール205で計算されたACC信号のパルス幅Wが所定のパルス幅W1を超えている場合は、ステップS604で、ACC/DECモジュール205は、W=W1とする。そして、ステップS606に進み、ACC/DECモジュール205は、ACC信号を出力する。
ここで、ステップS601は、モータの回転速度に比例した回転検出信号の周波数とモータを所定の速度で回転させる目標周波数とを比較する第1の比較手段として機能する。
また、ステップS603は、第1の比較手段により回転検出信号の周波数が目標周波数を超えていると判断された場合に、モータを加速するために出力される加速信号のパルス幅と所定のパルス幅とを比較する第2の比較手段として機能する。
また、ステップS604は、第2の比較手段により加速信号のパルス幅が所定のパルス幅を超えていると判断された場合に、加速信号のパルス幅を所定のパルス幅に制限する制限手段として機能する。
以上のように、DCブラシレスモータの過負荷状態を検出することによって、モータ及び駆動対象のメカ機構を保護することができる。
装置内で同じモータを複数箇所に使用する場合に、それぞれの箇所で負荷が異なる。その箇所に応じた過負荷のリミット値を設定することによって、負荷の軽いところでは強度の小さいギアを使用することによって、コストダウンを図ることができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、上述した実施の形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 図1の画像形成装置におけるコントローラ部のブロック図である。 図2におけるDCブラシレスモータの制御ブロック図である。 図3におけるDCブラシレスモータの速度制御のタイミングチャートである。 図2のコントローラ部と図3のDCブラシレスモータの制御ブロックによって実行されるDCブラシレスモータの制御処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図2のコントローラ部と図3のDCブラシレスモータの制御ブロックによって実行されるDCブラシレスモータの制御処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
200 コントローラ部
201 CPU
203 ROM
204 RAM
205 ACC/DECモジュール
220 DCブラシレスモータ
301 モータ制御IC
325 FGパターン

Claims (4)

  1. DCブラシレスモータを制御するモータ制御装置において、
    前記DCブラシレスモータの回転速度に比例した回転検出信号を生成する信号生成手段と、
    前記信号生成手段で生成された回転検出信号の周波数と前記DCブラシレスモータを所定の速度で回転させる目標周波数とを比較する第1の比較手段と、
    前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータを加速するために出力される加速信号のパルス幅と所定のパルス幅とを比較する第2の比較手段と、
    前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータの回転を停止させる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えないと判断された場合に、前記DCブラシレスモータを減速させるための減速信号を出力し、前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された状態が所定回数以上継続した場合に、前記DCブラシレスモータの回転を停止させる
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  2. DCブラシレスモータを制御するモータ制御装置において、
    前記DCブラシレスモータの回転速度に比例した回転検出信号を生成する信号生成手段と、
    前記信号生成手段で生成された回転検出信号の周波数と前記DCブラシレスモータを所定の速度で回転させる目標周波数とを比較する第1の比較手段と、
    前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータを加速するために出力される加速信号のパルス幅と所定のパルス幅とを比較する第2の比較手段と、
    前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された場合に、前記DCブラシレスモータを低速モードに移行させる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記第1の比較手段により前記回転検出信号の周波数が前記目標周波数を超えないと判断された場合に、前記DCブラシレスモータを減速させるための減速信号を出力し、前記第2の比較手段により前記加速信号のパルス幅が前記所定のパルス幅を超えると判断された状態が所定回数以上継続した場合に、前記DCブラシレスモータを低速モードに移行させる
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記回転検出信号は、前記DCブラシレスモータのロータ端面と対向する位置に設けられたプリントパターンに誘起される交流電圧の周波数から求めたモータの速度信号であることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ制御装置
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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