JP5334226B2 - スケジュール管理方法及びスケジュール管理サーバ - Google Patents
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Description
本発明は、ユーザの業務を実行する仮想計算機の割当てスケジューリングに関する。特に、ホットマイグレーションを用いた、仮想計算機の割当てスケジューリングに関する。
複数の物理計算機上に複数の仮想計算機を構築し、仮想計算機上でミッションクリティカルな業務を実行するシステムが近年増大してきている。ミッションクリティカルな業務を実行する場合、他の業務も並列して稼働させなければならない。したがって、ミッションクリティカルな業務を実行するために必要な計算機リソースを予め確保する必要がある。すなわち、予め、計算機リソースの割当てを決定する必要がある。
以下、業務を実行に必要な計算機リソースを予め確保することを、「予約する」と記載する。
予約された計算機リソースは、他の業務が当該計算機リソースを予約ができない占有状態となる。
計算機リソースを予約する場合において、ミッションクリティカルな業務は連続稼働させなければならないため、業務に応じたリソース量を数時間、数日、又は数ヶ月単位で予約する必要がある。前述したような状況の下、計算機リソースを効率よく確保する予約方法が重要視されている。
例えば、特許文献1には、ユーザの希望予約期間に合致する計算機リソースを検索し、当該希望予約期間を包含する最大空き期間を有する計算機リソースを予約する技術が開示されている。特許文献1に開示された発明では、複数の計算機リソースが予約されている場合に、希望予約期間を最も長く確保できる計算機リソースが検索され、検索結果に基づいて計算機リソースが予約される。これによって、計算機リソースの遊休期間を減らし、多くの予約を受付ることが可能となる。
前述した特許文献1に開示された発明では、希望予約期間を包含する空き時間を有する計算機リソースがない場合には、計算機リソースを予約することができない。特許文献1に記載の発明では、希望予約期間以上の空き時間を有する計算機リソースのみが処理対象とするため、希望予約期間より小さい空き時間を有する計算機リソースは予約の対象とならない。
したがって、特許文献1に開示された発明では、計算機リソースの遊休期間を減らすことは可能であるが、短期間に遊休状態となっている計算機リソースを最大限に有効活用することができない。
本発明は、短期間の遊休状態となっている計算機リソースを考慮した、計算機リソースの予約方法を提供することを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、ユーザが操作する端末と、前記ユーザの一つ以上の業務を実行する複数の計算機と、前記業務を実行させる前記計算機の割当てを管理するスケジュール管理サーバと、を備える計算機システムにおけるスケジュール管理方法であって、前記端末は、第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリと、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースと、前記第1のプロセッサに接続される入出力部とを備え、前記計算機は、第2のプロセッサと、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリと、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースとを備え、前記スケジュール管理サーバは、第3のプロセッサと、前記第3のプロセッサに接続される第3のメモリと、前記第3のプロセッサに接続される第3のネットワークインタフェースとを備え、前記第2のメモリは、前記計算機の物理資源を仮想的に分割して生成される複数の仮想計算機を管理する仮想マシンモニタと、前記各仮想計算機上で実行され、前記業務を実行するオペレーティングシステムと、を格納し、前記第3のメモリは、新規業務に割り当てる前記仮想計算機を予約するための予約要求を受信する要求受信部と、前記各仮想計算機の前記業務への割当ての予約状況を含む予約情報を管理し、前記新規業務に割り当てる前記仮想計算機の予約スケジュールを生成するスケジュール管理部と、を格納し、前記スケジュール管理方法は、前記要求受信部が、前記ユーザが希望する予約要求期間を含む前記予約要求を前記端末から受信する第1のステップと、前記スケジュール管理部が、前記予約情報を参照して、前記仮想計算機毎に、前記新規業務以外の業務への割当てが予約されていない期間である空き期間を抽出する第2のステップと、前記スケジュール管理部が、前記受信した予約要求と、前記抽出された各仮想計算機の空き期間とに基づいて、前記新規業務への割当てが可能な前記複数の仮想計算機が実行される前記計算機を選択する第3のステップと、前記スケジュール管理部が、前記選択された計算機上で実行される前記複数の仮想計算機の各々の前記空き期間のうち、二以上の前記仮想計算機の空き期間に、前記新規業務への割当てを予約する予約期間を設定し、前記設定された予約期間以前の空き期間に、マイグレーション実行期間を示す仮予約期間を設定することによって、前記予約要求期間において前記新規業務を継続して実行可能な予約スケジュールを生成する第4のステップと、前記スケジュール管理部が、前記生成された予約スケジュールに基づいて、前記予約情報を更新する第5のステップと、前記スケジュール管理部が、前記更新された予約情報に基づいて、前記新規業務の実行中に、前記新規業務に対応する予約期間が設定され、現在、前記新規業務を実行する仮想計算機から、前記新規業務に対応する予約期間が設定され、当該仮想計算機の次に前記新規業務を実行する他の仮想計算機に前記新規業務をマイグレーションする第6のステップと、を含み、前記第4のステップでは、前記スケジュール管理部が、任意の仮想計算機に設定された前記予約期間の終点と、前記任意の仮想計算機の次に、前記新規業務を実行する他の前記仮想計算機に設定される前記予約期間の開始点とが一致又は重なるように、前記他の仮想計算機の空き期間に前記予約期間が設定されることを特徴とする。
本発明によれば、一つの仮想計算機に予約要求期間以上の空き期間がない場合であっても、複数の仮想計算機の空き時間に設定される予約期間が連続的になるようなスケジュールを生成することができる。これによって、短い空き時間を有効利用すると共に、一つの仮想計算機を予約した場合と同様の占有状態を実現できる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態の計算機システムの構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態の計算機システムは、管理クライアント100、スケジュール管理サーバ110、及び計算機120−1、120−2から構成される。
管理クライアント100、スケジュール管理サーバ110、及び計算機120−1、120−2は、互いにネットワーク160を介して接続される。ネットワーク160は、例えば、LAN等が考えられる。なお、本発明は、ネットワーク160の接続方法に限定されるものではない。
管理クライアント100は、ユーザが操作する計算機である。スケジュール管理サーバ110は、業務を実行する仮想計算機(Virtual Machine:以下VMと記載する)の割当てを管理する。計算機120−1、120−2は、ユーザの業務を実行する。なお、計算機120−1、120−2は、スケジュール管理サーバ110の管理対象となる計算機である。
図1に示すように、計算機120−1は、ハイパバイザ130を備える。ハイパバイザ130は、VM1(140−1)及びVM2(140−2)を管理する。なお、計算機120−2も同様の構成であるため説明を省略する。
以下、計算機120−1、120−2を区別しない場合、計算機120と記載する。また、VM(140−1)及びVM2(140−2)を区別しない場合、単にVM140と記載する。
第1の実施形態では、計算機リソースとして計算機120上に生成されたVM140が各業務に割り当てられる。
ハイパバイザ130は、計算機120が備える計算機リソースを論理的に分割することによってVM140を生成し、また、生成されたVM140を管理する。また、ハイパバイザ130は、VM140を削除することによって、計算機リソースを解放することができる。
図1に示す例では、ハイパバイザ130は、計算機120−1上に生成されたVM1(140−1)及びVM2(140−2)を管理する。
VM140は、ユーザの業務に対応するゲストOSを実行する。図1に示す例では、VM140−1はゲストOS150−1を実行し、VM140−2はゲストOS150−2を実行する。
なお、VM140上では、ゲストOS150−1、150−2以外のアプリケーションが実行されてもよい。
ユーザは、当該ユーザが希望する使用期間を指定して、業務を実行するVM140を予約する。以下、ユーザが希望する使用期間をユーザ要求期間と記載する。予約されたVM140は、他の業務が当該VM140を予約できない占有状態となる。
本発明では、新たなVM140の予約要求を受信したスケジュール管理サーバ110が、一つのVM140にユーザ要求期間分の予約ができない場合に、ユーザ要求期間を満たすVM140の割当てスケジュールを生成する。
具体的には、スケジュール管理サーバ110は、各VM140の予約状態を確認し、VM140の空き時間を抽出する。ここで、VM140の空き時間は、VM140が予約されていない時間を表す。
スケジュール管理サーバ110は、各VM140の空き時間に設定する予約期間が連続的になるように、VM140を予約する。すなわち、スケジュール管理サーバ110は、各VM140の空き時間をつなぎ合わせて、ユーザ要求期間を満たすVM140の割当てスケジュールを生成する。
これによって、ユーザ要求期間分の占有状態を作り出せることができる。すなわち、一つのVM140に対してユーザ要求期間分の予約した場合と同様の状態を作り出せる。したがって、ユーザ要求期間では、業務が途切れることなく実行可能となる。
第1の実施形態では、業務を実行するVM140から他のVM140に業務を移動させる場合に、マイグレーションが実行される。第1の実施形態では、スケジュール管理サーバ110は、VM140の割当てスケジュールを生成する場合に、さらに、VM140の空き時間に、マイグレーションの実行期間である仮予約期間を設定する。これによって、マイグレーションを安全かつ確実に実行することが可能となる。
次に、管理クライアント100、スケジュール管理サーバ110、及び計算機120のそれぞれの装置構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態の計算機120の装置構成を説明するブロック図である。
計算機120は、CPU200、メモリ210、不揮発性記憶媒体220及びネットワークインタフェース230を備える。CPU200、メモリ210、不揮発性記憶媒体220及びネットワークインタフェース230は、互いに、内部バス等を介して接続される。
CPU200は、メモリ210上に格納されるプログラムを実行する。これによって、計算機120が備える機能が実現される。
メモリ210は、CPU200が実行するプログラム及び当該プログラムを実行するために必要な情報を格納する。具体的には、メモリ210は、構成情報送信部240、負荷情報送信部250及び切替実行部260を格納する。なお、メモリ210は、他の情報を格納してもよい。
構成情報送信部240は、スケジュール管理サーバ110に、計算機120上に生成されたVM140の構成情報を送信する。
なお、構成情報送信部240は、周期的、又は、計算機120上のVM140の構成情報が変更された場合に、VM140の構成情報を送信する方法が考えられる。また、構成情報送信部240は、スケジュール管理サーバ110から取得要求を受信した場合に、VM140の構成情報を送信してもよい。
負荷情報送信部250は、計算機120上に生成されたVM140の負荷情報を取得し、取得された負荷情報をスケジュール管理サーバ110に送信する。
なお、負荷情報送信部250は、周期的、又は、スケジュール管理サーバ110から負荷情報の取得要求を受信した場合に、取得された負荷情報を送信する。
切替実行部260は、スケジュール管理サーバ110からマイグレーション実行命令を受信した場合に、マイグレーションを実行する。第1の実施形態では、切替実行部260は、同一の計算機120上のVM140間を移動するホットマイグレーションを実行する。
なお、構成情報送信部240、負荷情報送信部250及び切替実行部260は、ハイパバイザ130によって管理される。
不揮発性記憶媒体220は、計算機120が必要とする各種情報を格納する。不揮発性記憶媒体220は、例えば、HDD又はSSD等が考えられる。
不揮発性記憶媒体220には、例えば、メモリ210上に格納されるプログラムが格納される。CPU200は、プログラム実行時に、不揮発性記憶媒体220から所定のプログラムをメモリ210上に読み出し、読み出されたプログラムを実行する。
ネットワークインタフェース230は、外部の装置とネットワークを介して接続するためのインタフェースである。
図3は、本発明の第1の実施形態の管理クライアント100の装置構成を説明するブロック図である。
管理クライアント100は、CPU300、メモリ310、不揮発性記憶媒体320、ネットワークインタフェース330及び入出力装置340を備える。CPU300、メモリ310、不揮発性記憶媒体320、ネットワークインタフェース330及び入出力装置340は、互いに、内部バス等を介して接続される。
CPU300は、メモリ310上に格納されるプログラムを実行する。これによって、管理クライアント100が備える機能が実現される。
メモリ310は、CPU300が実行するプログラム及び当該プログラムを実行するために必要な情報を格納する。具体的には、メモリ310は、条件入力部350及び結果出力部360を備える。なお、メモリ310は、他の情報を格納してもよい。
条件入力部350は、後述する予約モデルを生成するための条件を入力する。また、条件入力部350は、入力された条件をスケジュール管理サーバ110に送信する。
結果出力部360は、各種処理の結果を出力する。
なお、条件入力部350及び結果出力部360によって実現される操作画面の一例を、図15を用いて後述する。
不揮発性記憶媒体320は、管理クライアント100が必要とする各種情報を格納する。不揮発性記憶媒体320は、例えば、HDD又はSSD等が考えられる。
不揮発性記憶媒体320には、例えば、メモリ310上に格納されるプログラムが格納される。CPU300は、プログラム実行時に、不揮発性記憶媒体320から所定のプログラムをメモリ310上に読み出し、読み出されたプログラムを実行する。
ネットワークインタフェース330は、外部の装置とネットワークを介して接続するためのインタフェースである。
入出力装置340は、各種情報を入力し、又は、各種処理結果を表示するための装置である。入出力装置340は、例えば、キーボード、マウス及びディスプレイ等を含む。
条件入力部350は、入出力装置340を用いて入力された情報を取得し、取得された情報をスケジュール管理サーバ110等に送信する。また、結果出力部360は、スケジュール管理サーバ110等から受信した情報を入出力装置340に出力する。
図4は、本発明の第1の実施形態のスケジュール管理サーバ110の装置構成を説明するブロック図である。
スケジュール管理サーバ110は、CPU400、メモリ410、不揮発性記憶媒体420及びネットワークインタフェース430を備える。CPU400、メモリ410、不揮発性記憶媒体420及びネットワークインタフェース430は、互いに、内部バス等を介して接続される。
CPU400は、メモリ410上に格納されるプログラムを実行する。これによって、スケジュール管理サーバ110が備える機能が実現される。
メモリ410は、CPU400が実行するプログラム及び当該プログラムを実行するために必要な情報を格納する。具体的には、メモリ410は、構成情報取得部441、スケジュール管理部442、構成情報管理部443、空き時間検出部444、予約モデル生成部445、負荷測定部446、マイグレーション命令部447、結果出力部448、及び要求取得部449を備える。なお、メモリ410は、他の情報を格納してもよい。
構成情報取得部441は、各計算機120の構成情報送信部240から送信されるVM140の構成情報を取得する。
構成情報取得部441は、VM140の構成情報を取得するための取得要求を各計算機120に送信することによって、VM140の構成情報を取得する。構成情報取得部441は、周期的、又は、スケジュール管理部442が実行する予約処理の開始時に取得要求を送信してもよい。
スケジュール管理部442は、VM140の予約状況を管理すると共に、VM140を予約するための予約処理を実行する。
構成情報管理部443は、各計算機120の構成情報送信部240から送信される構成情報を管理する。また、構成情報管理部443は、取得されたVM140の構成情報を構成情報451に格納する。
空き時間検出部444は、VM140の空き時間を検出する。なお、第1の実施形態では、VM140の空き時間を空きリソースとも記載する。
予約モデル生成部445は、空き時間検出部444によって検出されたVM140の空き時間に基づいて、予約モデルを生成する。ここで、予約モデルとは、ユーザ要求期間を満たすVM140の割当てスケジュールを表す。
負荷測定部446は、仮予約期間中における、移動先のVM140の負荷情報を取得する。具体的には、負荷測定部446は、移動先のVM140の負荷情報を取得するための負荷情報の取得要求を送信する。負荷情報の取得要求を受信した計算機120は、当該計算機120上に生成されるVM140の負荷情報を取得する。さらに、計算機120の負荷情報送信部250は、取得された負荷情報を負荷測定部446に送信する。
マイグレーション命令部447は、計算機120にマイグレーションの実行を命令する。具体的には、マイグレーション命令部447は、計算機120にマイグレーション実行命令を送信する。マイグレーション実行命令を受信した計算機120は、切替実行部260によってマイグレーションが実行される。
結果出力部448は、予約モデル生成部445によって生成された予約モデル等の処理結果を管理クライアント100に送信する。
要求取得部449は、管理クライアント100から送信される予約要求を取得し、取得された予約要求を管理する。ここで、予約要求とは、新たなVM140を予約するための要求である。
また、メモリ410は、候補リスト461、仮予約期間リスト462及び予約モデル463を格納する。
候補リスト461は、予約可能なVM140、すなわち、予約期間が設定可能なVM140の情報を格納する。候補リスト461の詳細については、図5を用いて後述する。
仮予約期間リスト462は、仮予約期間を設定可能なVM140の情報を格納する。仮予約期間リスト462の詳細については、図6を用いて後述する。
予約モデル463は、予約モデルの情報を格納する。予約モデル463の詳細については、図7を用いて後述する。
不揮発性記憶媒体420は、管理クライアント100が必要とする各種情報を格納する。不揮発性記憶媒体320は、例えば、HDD又はSSD等が考えられる。
不揮発性記憶媒体420は、構成情報451、マイグレーション情報452、評価定義情報453、スケジュール情報454、予約状態情報455、及び空きリソース情報456を格納する。
構成情報451は、各計算機120から取得されたVM140の構成情報を格納する。構成情報451の詳細については、図8を用いて後述する。
マイグレーション情報452は、マイグレーションのスケジュールに関する情報を格納する。マイグレーション情報452の詳細については、図9を用いて後述する。
評価定義情報453は、生成される予約モデルの有効性を表す評価値を算出するための定義情報を格納する。評価定義情報453の詳細については、図10を用いて後述する。
スケジュール情報454は、各VM140の割当てスケジュールを格納する。具体的には、各VM140に設定された予約期間及び仮予約期間の情報が格納される。スケジュール情報454の詳細については、図11及び図12を用いて後述する。
予約状態情報455は、各業務におけるVM140の予約状態に関する情報を格納する。予約状態情報455の詳細については、図13を用いて後述する。
空きリソース情報456は、VM140の空き時間に関する情報を格納する。空きリソース情報456の詳細については、図14を用いて後述する。
第1の実施形態では、VM140の空き時間を空きリソースとして利用する。
図5は、本発明の第1の実施形態の候補リスト461の一例を示す説明図である。
図5に示すように、一つの候補リスト生成条件に対して、一つの候補リスト461が存在する。ここで、候補リスト生成条件とは、候補リスト461を生成するための条件である。
候補リスト461は、ID501、マシン名502、Start Time503、End Time504、及び種別505を含む。
ID501は、候補リスト461に格納される各レコードを識別するための識別子である。
マシン名502は、予約可能なVM140を識別するための識別子である。
Start Time503及びEnd Time504は、マシン名502に対応するVM140に設定可能な予約期間を表す。具体的には、Start Time503は、設定可能な予約期間の開始時間である。End Time504は、設定可能な予約期間の終了時間である。
種別505は、予約種別を表す情報である。候補リスト461は予約可能なVM140の情報を格納するため、種別505には「占有」が格納される。
図6は、本発明の第1の実施形態の仮予約期間リスト462の一例を示す説明図である。
図6に示すように、一つの候補リスト461に対して一つの仮予約期間リスト462が存在する。
仮予約期間リスト462は、ID601、マシン名602、Start Time603、End Time604、及び種別605を含む。
ID601は、仮予約期間リスト462に格納される各レコードを識別するための識別子である。
マシン名602は、仮予約期間が設定できるVM140を識別するための識別子である。
Start Time603及びEnd Time604は、マシン名602に対応するVM140に設定可能な仮予約期間を表す。具体的には、Start Time603は、設定可能な仮予約期間の開始時間である。End Time604は、設定可能な仮予約期間の終了時間である。
種別605は、予約種別を表す情報である。仮予約期間リスト462は仮予約期間が設定されるVM140の情報を格納するため、種別605には「仮予約」が格納される。
図7は、本発明の第1の実施形態の予約モデル463の一例を示す説明図である。
図7に示すように、一つの候補リスト461に対して一つの予約モデル463が生成される。
予約モデル463は、ID701、マシン名702、Start Time703、End Time704、及び種別705を含む。
ID701はID501及びID601に対応し、マシン名702はマシン名502及びマシン名602に対応し、Start Time703はStart Time503及びStart Time603に対応し、End Time704はEnd Time504及びEnd Time604に対応し、また、種別705は種別505及び種別605に対応するため説明を省略する。
図8は、本発明の第1の実施形態の構成情報451の一例を示す説明図である。
図8に示すように、一つの計算機120に対して一つ構成情報451が存在する。
構成情報451は、マシン名801、OS802、CPU803、メモリ804、コア数805、及びサーバ名806を含む。
マシン名801は、計算機120上のVM140を一意に識別するための識別子である。
OS802は、マシン名801に対応するVM140上で実行されるゲストOS150を識別するための識別子である。
CPU803は、マシン名801に対応するVM140に割り当てられる計算機120のCPU200の周波数である。
メモリ804は、マシン名801に対応するVM140に割り当てられる計算機120のメモリ210のメモリ容量を格納する。
コア数805は、マシン名801に対応するVM140に割り当てられる計算機120のCPU200が備えるコア数である。
サーバ名806は、VM140上で稼動するアプリケーションを一意に識別するための名称である。
図9は、本発明の第1の実施形態のマイグレーション情報452の一例を示す説明図である。
マイグレーション情報452は、業務ID901、マイグレーションID902、マイグレーション開始時間903、マイグレーション終了時間904、種別905、移動元マシン名906、移動先マシン名907、及び基準負荷908を含む。
業務ID901は、マイグレーションが実行されるVM140が実行する業務を識別するための識別子である。
マイグレーションID902は、マイグレーション処理を識別するための識別子である。ここで、マイグレーション処理は、移動元と、移動先との対応関係によって識別される。そのため、同一の移動元で、かつ、同一の移動先であるマイグレーションについては、同一のマイグレーションID902が割当てられる。
種別905は、予約種別を表す情報である。具体的には、「占有」又は「仮予約」が格納される。
マイグレーション開始時間903及びマイグレーション終了時間904は、マイグレーション処理の実行時間である。
種別905が「占有」の場合には、マイグレーション開始時間903のみが格納される。種別905が「仮予約」の場合には、マイグレーション開始時間903及びマイグレーション終了時間904に仮予約期間が格納される。具体的には、マイグレーション開始時間903には仮予約期間の開始時間が格納され、マイグレーション終了時間904には仮予約期間の終了時間が格納される。
種別905が「仮予約」の場合には、マイグレーション開始時間903及びマイグレーション終了時間904に示される仮予約期間内にマイグレーション処理が実行される。
移動元マシン名906は、移動元のVM140を識別するための識別子である。
移動先マシン名907は、移動先のVM140を識別するための識別子である。
基準負荷908は、移動先のVM140の負荷の基準値である。なお、種別905が「仮予約」であるレコードについてのみ、基準負荷908に値が格納される。
後述するように、仮予約期間内では、移動先のVM140の負荷が基準負荷908に示された数値以下の場合にマイグレーション処理が実行される。
図10は、本発明の第1の実施形態の評価定義情報453の一例を示す説明図である。
評価定義情報453は、評価値1001、評価項目1002、評価基準1003及び重付け1004を含む。
評価値1001は、評価値を表す変数である。評価項目1002は、評価値を算出する評価対象の説明である。評価基準1003は、評価値の算出基準である。重付け1004は、各評価値1001の重要度を表す重み係数である。
なお、重付け1004は、ユーザが変更することができる。例えば、ユーザがVM140に割り当てられたCPUの周波数を重要視する場合には、評価値1001が「b」の重付け1004が最大になるように値が設定される。
評価定義情報453を用いた評価値の算出方法については、後述する。
図11及び図12は、本発明の第1の実施形態のスケジュール情報454の一例を示す説明図である。
一つの計算機120に対して一つのスケジュール情報454が存在する。
図11は、新たにVM140が予約される前のスケジュール情報454を表す。図12は、新たにVM140が予約された後のスケジュール情報454を表す。
スケジュール情報454は、VM140の予約状況、具体的には、VM140に設定された予約期間及び仮予約期間に関する情報を格納する。スケジュール情報454は、マシン名1101、Start Time1102、End Time1103、種別1104、業務ID1105、及びサーバ名1106を含む。
マシン名1101は、計算機120上においてVM140を一意に識別するための識別子である。
Start Time1102及びEnd Time1103は、マシン名1101に対応するVM140に設定された予約期間、又は、仮予約期間を表す。
具体的には、VM140に予約期間が設定された場合には、Start Time1102には予約期間の開始時間が格納され、End Time1103には予約期間の終了時間が格納される。また、VM140に仮予約期間が設定された場合には、Start Time1102には仮予約期間の開始時間が格納され、End Time1103には仮予約期間の終了時間が格納される。
種別1104は、予約種別を表す情報である。具体的には、予約期間が設定された場合には「占有」が格納され、また、仮予約期間が設定された場合には「仮予約」が格納される。
業務ID1105は、マシン名1101に対応するVM140が実行する業務を識別するための識別子である。
サーバ名1106は、VM140上で稼動するアプリケーションを一意に識別するための名称である。
図13は、本発明の第1の実施形態の予約状態情報455の一例を示す説明図である。
予約状態情報455は、業務ID1301、ユーザID1302、Start Time1303、End Time1304、仮予約期間1305、マイグレーション1306、CPU1307、及びメモリ1308を含む。
業務ID1301は、VM140上で実行される業務を識別するための識別子である。
ユーザID1302は、業務ID1201に対応する業務を実行するためのVM140の予約を要求したユーザを識別するための識別子である。
Start Time1303及びEnd Time1304は、ユーザ要求期間を表す。
具体的には、Start Time1303にはユーザ要求期間の開始時間が格納される。End Time1304には、ユーザ要求期間の終了時間が格納される。
仮予約期間1305は、業務ID1301に対応する業務を実行するために割り当てられたVM140に仮予約期間が設定されているか否かを示す情報である。具体的には、仮予約期間が設定されている場合には「有」が格納され、仮予約期間が設定されていない場合には「無」が格納される。
マイグレーション1306は、業務ID1301に対応する業務を実行するために割り当てられたVM140が、マイグレーションによって変更されるか否か表す情報である。すなわち、複数のVM140を用いた割当スケジュールであるか否かを示す情報である。
具体的には、マイグレーションが実行される場合には「有」が格納され、マイグレーションが実行されない場合には「無」が格納される。
一つのVM140がユーザ要求期間を満たす空き時間を有する場合には、マイグレーションは実行されない。すなわち、一つのVM140に十分な空き時間がある場合には、一つのVM140が予約される。一方、マイグレーションが実行される場合には、各VM140が有する空き時間を連続的につなぎ合わせることによって、ユーザ要求期間を満たすスケジュールが生成される。
CPU1307は、予約されたVM140に割り当てられるCPUの周波数である。
メモリ1308は、予約されたVM140に割り当てられるメモリの容量である。
図14A及び図14Bは、本発明の第1の実施形態の空きリソース情報456の一例を示す説明図である。
一つの計算機120に対して一つの空きリソース情報456が存在する。
図14Aは、候補リスト生成処理(図19参照)において、レコードがソートされる前の空きリソース情報456を表す。図14Bは、候補リスト生成処理(図19参照)において、レコードがソートされた後の空きリソース情報456を表す。
空きリソース情報456は、ID1401、マシン名1402、Start Time1403、End Time1404、及び種別1405を含む。
ID1401は、空きリソース情報456の各レコードを識別するための識別子である。
マシン名1402は、空きリソース、すなわち、空き時間を有するVM140を識別するための識別子である。
Start Time1403及びEnd Time1404は、VM140が有する空き時間を表す。具体的には、Start Time1403には空き時間の開始時間が格納され、End Time1404には空き時間の終了時間が格納される。
なお、Start Time1403の「現時点」は、候補リスト生成処理の実行時の時間を表す。また、End Time1404の「未定」は、空き時間の終了時間が特定できないことを表す。つまり、End Time1404の「未定」の場合には、Start Time1403以降の時間が全て空き時間であることを表す。
種別1405は、予約種別を表す情報である。空きリソース情報456は空き時間を有するVM140のレコードのみを格納するため、種別1405には空きリソースを示す「空」が格納される。
図15は、本発明の第1の実施形態における入出力装置340に出力される操作画面の一例を示す説明図である。
入出力装置340には、図15に示すような操作画面1500が表示される。
操作画面1500は、予約モデルを生成するための情報を入力する入力部、及び生成された予約モデルを表示する表示部が含まれる。操作画面1500は、条件入力部350及び結果出力部360によって実現される。
操作画面1500は、スペック設定ボタン1510、生成ボタン1520、生成条入力部1530、予約モデル表示部1540、予約ボタン1550を含む。
スペック設定ボタン1510は、予約するVM140の構成条件を設定するための操作部である。ユーザが当該スペック設定ボタン1510を操作すると、VM140の構成条件を設定する入力部(図示省略)が表示される。例えば、VM140に割り当てられるCPU、メモリ容量等を入力するための入力部が表示される。
生成ボタン1520は、予約処理を実行させるための操作部である。ユーザが生成ボタン1520を操作すると、各入力部に入力された情報を含む予約要求が、スケジュール管理サーバ110に送信される。このとき、当該予約要求を送信するユーザを識別するためのユーザIDもスケジュール管理サーバ110に送信される。
なお、ユーザIDの取得方法としては、ユーザが管理クライアント100を操作する時に入力したログオン情報等から取得する方法が考えられる。
予約要求を受信したスケジュール管理サーバ110は、当該予約要求に基づいて予約処理を実行する。
生成条入力部1530は、予約モデルを生成するための条件を入力するための入力部である。生成条入力部1530は、マイグレーション回数1531、負荷基準1532、仮予約期間1533、開始時間1534、及び終了時間1535を含む。
マイグレーション回数1531は、マイグレーションの実行回数を表す。
負荷基準1532は、移動先のVM140の負荷に関する情報である。負荷基準1532は、例えば、移動先のVM140に割り当てられたCPUの使用率が格納される。第1の実施形態では、仮予約期間の間、移動先のVM140の負荷が測定される。このとき、測定された負荷が負荷基準1532に示された値以下のときにマイグレーションが実行される。
仮予約期間1533は、ユーザが希望する仮予約期間の長さを表す。
開始時間1534及び終了時間1535は、ユーザ要求期間を表す。具体的には、開始時間1534にはユーザ要求期間の開始時間が格納され、また、終了時間1535にはユーザ要求期間の終了時間が格納される。
予約モデル表示部1540は、生成された予約モデルの情報を表示する。予約モデル表示部1540は、チェック1541、業務ID1542、使用計算機1543、マイグレーション回数1544、評価1545、最小周波数1546、使用期間1547、及び仮予約期間1548を含む。
チェック1541は、後述する予約設定処理において用いられる予約モデルを選択するための操作部である。ユーザは、チェック1541を操作することによって、複数の予約モデルの中から適切な予約モデルを選択できる。なお、自動的に予約設定処理が実行される場合には、チェック1541は操作できないように設定される。
業務ID1542は、VM140が実行する業務を識別するための識別子である。
使用計算機1543は、予約モデルにおいて使用されるVM140を識別するための識別子である。使用計算機1543に対応するVM140に対して、予約期間及び仮予約期間が設定される。
マイグレーション回数1544は、生成された予約モデルにおけるマイグレーションの実行回数を表す。
評価1545は、生成された予約モデルの評価値である。
最小周波数1546は、生成された予約モデルにおいて使用されるVM140に割当てられたCPUの周波数を表す。
複数のVM140が使用される予約モデルでは、最小周波数1546には、各VM140に割り当てられたCPUのうち、最小の周波数が格納される。なお、最小周波数1546には、各VM140に割り当てられたCPUの周波数の平均値等が格納されてもよい。
使用期間1547は、生成された予約モデルの予約可能な期間を表す。
仮予約期間1548は、設定された仮予約期間の長さを表す。
複数のVM140が使用される予約モデルでは、仮予約期間1548には、各仮予約期間のうち最小の仮予約期間が格納される。なお。仮予約期間1548には、各仮予約期間の平均値等が格納されてもよい。
予約ボタン1550は、予約設定処理の実行を指示するための操作部である。ユーザが予約ボタン1550を操作すると、チェック1541が操作された予約モデルに基づいて、予約設定処理が実行される。
なお、自動的に予約設定処理が実行される場合には、予約ボタン1550は操作されないように設定される。
次に、第1の実施形態における予約処理について説明する。
図16は、本発明の第1の実施形態のスケジュール管理サーバ110が実行する予約処理の概要を説明するフローチャートである。
スケジュール管理サーバ110は、管理クライアント100から予約要求を受け付けると処理を開始する(ステップ1601)。具体的には、要求取得部449が予約要求を受け付ける。要求取得部449は、メモリ410上に、受付けた予約要求を一時的に格納する。なお、予約要求には、操作画面1500を用いて入力された情報、及び当該予約要求を入力したユーザのユーザIDが含まれる。
図17は、本発明の第1の実施形態のメモリ410上に格納される予約要求の一例を示す説明図である。
図17に示すように、予約要求1700はテーブル形式の情報として保持される。
予約要求1700は、U−Start Time1701、U−End Time1702、マイグレーション回数1703、負荷基準1704、仮予約期間1705及びユーザID1706を含む。
U−Start Time1701及びU−End Time1702は、ユーザ要求期間を表す。具体的には、U−Start Time1701にはユーザ要求期間の開始時間が格納され、U−End Time1702にはユーザ要求期間の終了時間が格納される。
なお、U−Start Time1701は、開始時間1534と同一のものである。また、U−End Time1702は、終了時間1535と同一のものである。
マイグレーション回数1703は、マイグレーションの実行回数である。マイグレーション回数1703が「0」の場合は、一つのVM140を予約する予約処理が実行される。すなわち、従来の予約処理が実行される。マイグレーション回数1703が「1」以上である場合には、複数のVM140を用いた予約処理が実行される。
なお、マイグレーション回数1703は、マイグレーション回数1531と同一のものである。
負荷基準1704は、移動先のVM140の負荷に関する情報である。なお、負荷基準1704は、負荷基準1532と同一のものである。
仮予約期間1705は、ユーザが希望する仮予約期間の長さを表す。なお、仮予約期間1705は、仮予約期間1533と同一のものである。
ユーザID1706は、VM140の予約を希望するユーザを識別するための識別子である。
第1の実施形態の予約要求1700には、少なくとも、U−Start Time1701、U−End Time1702及びユーザID1706が格納される。すなわち、操作画面1500の開始時間1534及び終了時間1535に値が入力されている必要がある。
操作画面1500のその他の情報が入力されていない場合には、予約要求には、マイグレーション回数1703、負荷基準1704、及び仮予約期間1705等の情報が含まれない。
また、予約要求1700は、予約するVM140の構成情報が含まれてもよい。VM140の構成情報は、例えば、VM140に割り当てられるCPUの周波数、メモリの容量等が考えられる。
図16の説明に戻る。
スケジュール管理サーバ110は、受付けた予約要求に基づいて、予約可能なVM140を検索するための検索処理を実行する(ステップ1602)。具体的には、スケジュール管理サーバ110が予約モデル生成部445を呼び出し、呼び出された予約モデル生成部445が検索処理を実行する。なお、検索処理の詳細については、図18を用いて後述する。
スケジュール管理サーバ110は、検索結果を出力する(ステップ1603)。具体的には、結果出力部448が、生成された予約モデルを管理クライアント100に送信する。管理クライアント100は、受信した予約モデルに関する情報に基づいて、操作画面1500の予約モデル表示部1540に生成された予約モデルを表示する。
スケジュール管理サーバ110は、検索結果に基づいて、予約設定処理を実行する(ステップ1604)。具体的には、スケジュール管理部442が予約設定処理を実行する。予約設定処理は、管理クライアント100を操作するユーザの指示に基づいて実行されてもよいし、自動的に実行されてもよい。
管理クライアント100を操作するユーザが予約設定処理の実行を指示する場合には、当該ユーザが予約モデル表示部1540に表示された予約モデルのチェック1541を操作し、さらに、予約ボタン1550を操作することによって、予約設定処理の実行を指示する。
なお、予約設定処理の詳細については、図24を用いて後述する。
スケジュール管理サーバ110は、予約処理の結果を出力し(ステップ1605)、処理を終了する。具体的には、結果出力部448が、予約設定処理の結果を管理クライアント100に送信する。
図18は、本発明の第1の実施形態における検索処理を説明するフローチャートである。
まず、予約モデル生成部445は、メモリ410上に格納される予約要求1700を取得する(ステップ1801)。
次に、予約モデル生成部445は、候補リスト生成条件を設定する(ステップ1802)。
なお、予約モデル生成部445は、予め一以上の候補リスト生成条件を保持しており、保持される候補リスト生成条件を読み出すことによって、候補リスト生成条件を設定する。
候補リスト生成条件は、例えば、以下のようなものが考えられる。
(生成条件1)VM140が有する空き時間のうち、最も長い空き時間を有するVM140を予約する。
(生成条件2)割当てられているCPUの性能が最も高いVM140を予約する。
(生成条件3)仮予約期間が設定されていない空き時間を有するVM140を予約する。
(生成条件1)VM140が有する空き時間のうち、最も長い空き時間を有するVM140を予約する。
(生成条件2)割当てられているCPUの性能が最も高いVM140を予約する。
(生成条件3)仮予約期間が設定されていない空き時間を有するVM140を予約する。
第1の実施形態では、一つの候補リスト生成条件ごとに一つの候補リスト461が生成される。
予約モデル生成部445は、取得された予約要求1700、及び、設定された候補リスト生成条件に基づいて、候補リスト生成処理を実行する(ステップ1803)。当該処理によって、図5に示すような候補リスト461が生成される。また、生成された候補リスト461はメモリ410上に保持される。
なお、候補リスト生成処理の詳細については、図19を用いて後述する。
予約モデル生成部445は、候補リスト生成処理の結果、候補リスト461が生成されたか否かを判定する(ステップ1804)。すなわち、予約要求及び候補リスト生成条件を満たすVM140が存在するか否かが判定される。
当該判定では、例えば、図5に示すような候補リスト461が出力された場合には、候補リスト461が生成されたと判定される。
候補リスト461が生成されていないと判定された場合、予約モデル生成部445は、ステップ1808に進む。
候補リスト461が生成されたと判定された場合、予約モデル生成部445は、生成された候補リスト461に基づいて、仮予約期間リスト生成処理を実行する(ステップ1805)。当該処理によって、図6に示すような仮予約期間リスト462が生成される。また、生成された仮予約期間リスト462はメモリ410上に保持される。
なお、仮予約期間リスト生成処理の詳細については、図20を用いて後述する。
予約モデル生成部445は、生成された候補リスト461及び仮予約期間リスト462に基づいて、予約モデル生成処理を実行する(ステップ1806)。予約モデル生成部445は、当該処理によって生成された予約モデル463をメモリ410に保持する。
なお、予約モデル生成処理の詳細については、図23を用いて後述する。
予約モデル生成部445は、候補リスト生成条件が他にあるか否かを判定する(ステップ1807)。すなわち、全ての候補リスト生成条件について、予約モデルが生成されたか否かが判定される。
候補リスト生成条件が他にあると判定された場合、予約モデル生成部445は、ステップ1802に戻り、他の候補リスト生成条件を設定して同様の処理(ステップ1802〜ステップ1808)を実行する。
候補リスト生成条件がないと判定された場合、予約モデル生成部445は、生成された予約モデル463及び算出された評価値を出力し(ステップ1809)、処理を終了する。出力された予約モデル463及び算出された評価値は、結果出力部448によって管理クライアント100に送信される。
図19は、本発明の第1の実施形態における候補リスト生成処理を説明するフローチャートである。
まず、予約モデル生成部445は、空きリソース情報456を取得する(ステップ1901)。具体的には、以下のような処理が実行される。
予約モデル生成部445は、まず、空き時間検出部444を呼び出す。
まず、空き時間検出部444は、処理開始時刻を取得する。次に、空き時間検出部444は、スケジュール情報454を参照して、計算機120毎に、VM140の空き時間を抽出する。
第1の実施形態では、空き時間検出部444は、計算機120毎に、予約期間又は仮予約期間が設定されていない期間を空き時間として抽出する。すなわち、予約期間又は仮予約期間が設定された期間は、空き時間として扱われない。
空き時間検出部444は、抽出されたVM140の空き時間に基づいて、図14Aに示すような空きリソース情報456を生成する。このとき、各計算機120の空きリソース情報456が生成される。
生成された空きリソース情報456は、メモリ410上に格納される。なお、生成された空きリソース情報456は、不揮発性記憶媒体420上に格納されてもよい。
空き時間検出部444は、空きリソース情報456の生成が完了した旨を予約モデル生成部445に通知する。
予約モデル生成部445は、生成された全ての空きリソース情報456をメモリ410から読み出す。
次に、予約モデル生成部445は、読み出された空きリソース情報456に基づいて、VM140を予約する計算機120を決定する。
計算機の選択方法は、例えば、以下のような方法が考えられる。
予約モデル生成部445は、各計算機の空きリソース情報456を参照して、各計算機の空き時間の合計値を算出する。予約モデル生成部445は、算出された空き時間の合計値が最も大きい計算機を選択する。すなわち、空きリソースが最も多く存在する計算機120が選択される。
予約モデル生成部445は、選択された計算機に対応する空きリソース情報456に基づいて、以下の処理を実行する。
次に、予約モデル生成部445は、取得された空きリソース情報456のStart Time1303及びEnd Time1304を参照して、当該空きリソース情報456に格納される各レコードをソートする(ステップ1902)。
具体的には、予約モデル生成部445は、まず、Start Time1403が昇順になるように各レコードをソートする。Start Time1403が同一であるレコードが複数ある場合には、さらに、予約モデル生成部445は、End Time1304が降順になるようにレコードをソートする。
例えば、図14Aに示す空きリソース情報456は、図14Bにしめすように各レコードがソートされる。
空きリソース情報456に格納される各レコードを前述したようにソートすることによって、処理時間を短縮できる。
予約モデル生成部445は、取得された予約要求1700、及び、空きリソース情報456に基づいて、予約要求1700を満たす空き時間を有するVM140があるか否かを判定する(ステップ1903)。具体的には、以下の条件式(1)、かつ、条件式(2)を満たすVM140があるか否かが判定される。
(1)U−Start Time ≧ Start Time
(2)U−Start Time < End Time
(1)U−Start Time ≧ Start Time
(2)U−Start Time < End Time
以下、条件式(1)、かつ、条件式(2)を満たすVM140を処理対象VM140と記載する。
なお、予約要求にVM140の構成情報が含まれる場合には、予約モデル生成部445は、当該VM140の構成情報を満たすVM140を抽出する。さらに、予約モデル生成部445は、抽出されたVM140に対して、条件式(1)かつ条件式(2)を満たすVM140があるか否か判定する。
ここで、予約要求に含まれるVM140の構成情報は、スペック設定ボタン1510を操作することによって入力された情報である。
処理対象VM140がないと判定された場合、予約モデル生成部445は、候補リスト461を破棄し(ステップ1904)、処理を終了する。
処理対象VM140があると判定された場合、予約モデル生成部445は、処理対象VM140の中に、設定された候補リスト生成条件を満たすVM140があるか否かを判定する(ステップ1905)。
例えば、設定される候補リスト生成条件が(生成条件1)である場合、最も長い空き時間を有する処理対象VM140があるか否かが判定される。また、設定される候補リスト生成条件が(生成条件3)である場合、処理対象VM140が有する空き時間に仮予約期間が設定されている否かが判定される。具体的には、種別1405が「仮予約」であるか否かが判定される。
処理対象VM140の中に、設定された候補リスト生成条件を満たす処理対象VM140がないと判定された場合、予約モデル生成部445は、処理対象VM140を一つ選択する(ステップ1907)。
例えば、ソート順が上位のレコードに対応する処理対象VM140を選択する方法が考えられる。
処理対象VM140の中に、設定された候補リスト生成条件を満たす処理対象VM140があると判定された場合、予約モデル生成部445は、候補リスト生成条件を満たす処理対象VM140の中から一つのVM140を選択する(ステップ1906)。
なお、候補リスト生成条件を満たすVM140が複数ある場合には、ソート順が上位のレコードに対応する処理対象VM140を選択する方法が考えられる。
予約モデル生成部445は、選択されたVM140に対応するレコードを候補リスト461に追加する(ステップ1908)。
次に、予約モデル生成部445は、候補リスト461に追加されたレコードのEnd Time504を参照して、End Time504がU−End Time1702以上であるか否を判定する(ステップ1909)。すなわち、ユーザ要求期間を満たすスケジュールの設定が完了したか否かが判定される。
例えば、追加されたレコードのEnd Time504が「2010/04/25 23:59」で、U−End Time1702は「2010/04/30 23:59」である場合、ユーザ要求期間を満たすスケジュールの設定が完了していないと判定される。
End Time504がU−End Time1702より小さいと判定された場合、すなわち、ユーザ要求期間を満たすスケジュールの設定が完了していないと判定された場合、予約モデル生成部445は、空きリソース情報456を更新する(ステップ1910)。すなわち、追加されたレコードに対応するVM140の空き時間から、追加されたVM140の予約期間に対応する時間が削除される。
更新方法としては、例えば、U−Start Time1701から1分減算した時間を、追加されたVM140に対応するレコードのEnd Time1404とする方法が考えられる。
例えば、追加されたレコードに対応するVM140の更新前のEnd Time1404が「2010/04/14 23:59」、更新前のU−Start Time1501が「2010/04/01 00:00」である場合に、当該End Time1404は「2010/03/21 23:59」に更新される。
次に、予約モデル生成部445は、予約要求1700を更新し(ステップ1911)、ステップ1903に戻り同様の処理(ステップ1903〜ステップ1912)を実行する。
具体的には、追加されたレコードのEnd Time504に1分加算した時間をU−Start Time1701に格納する。例えば、End Time504が「2010/04/10 22:59」である場合、U−Start Time1701は「2010/04/10 23:00」に更新される。
これは、候補リスト461に追加されたレコードのEnd Time504までの期間は、VM140が予約されたため予約期間に相当する空き時間が削除される。
ステップ1909において、End Time504がU−End Time1702以上であると判定された場合、予約モデル生成部445は、空きリソース情報456を更新する(ステップ1912)。空きリソース情報456の更新方法は、ステップ1910と同一の方法が用いられる。
予約モデル生成部445は、生成された候補リスト461を出力し(ステップ1913)、処理を終了する。
なお、第1の実施形態では、空きリソース情報456を用いて予約可能なVM140を検索したが、これに限定されない。例えば、スケジュール情報454を参照して、各VM140に空き時間があるか否かを判定する方法であってもよい。この場合、スケジュール管理サーバ110は、空きリソース情報456を格納しなくてもよい。
なお、ステップ1904において、予約モデル生成部445は、候補リスト461を破棄した後に、ステップ1901に戻り、他の計算機120の空きリソース情報456を取得して同様の処理(ステップ1901〜ステップ1913)を実行してもよい。
図20は、本発明の第1の実施形態における仮予約期間リスト生成処理を説明するフローチャートである。
予約モデル生成部445は、生成された候補リスト461を参照し、ID501が「2」であるレコードを選択する(ステップ2001)。
次に、予約モデル生成部445は、候補リスト461の全レコードが選択されたか否かを判定する(ステップ2002)。すなわち、候補リスト461の全てのレコードに対して処理が実行されたか否かが判定される。
候補リスト461の全レコードが選択されていないと判定された場合、予約モデル生成部445は、空きリソース情報456を参照し、マシン名502に対応するVM140が仮予約期間を設定するため空き時間を有するか否かを判定する(ステップ2003)。
具体的には、予約モデル生成部445は、選択されたレコードに対応するVM140に設定された予約期間の開始時間(Start Time503)以前に、ユーザが要求する仮予約期間を設定するための空き時間があるか否かが判定される。
例えば、マシン名502が「VM2」、Start Time503が「2010/04/15 10:00」である場合、VM2に「2010/04/15 09:59」以前に仮予約期間(例えば、1時間)を設定するための空き時間があるか否かが判定される。
なお、仮予約期間の長さは、ユーザが指定してもよいし、予め設定してもよい。第1の実施形態では、ホットマイグレーションが用いられる。ホットマイグレーションは、瞬時に移行元のVM140から移行先のVM140に情報を移動できる。そのため、仮予約期間は、通常のマイグレーション処理に必要とする時間より短いものでよい。ただし、移行先のVM140の負荷を計測するために必要となる時間は確保する必要がある。
マシン名502に対応するVM140に仮予約期間を設定するための空き時間がないと判定された場合、予約モデル生成部445は、ステップ2005に進む。
マシン名502に対応するVM140に仮予約期間を設定するための空き時間があると判定された場合、予約モデル生成部445は、仮予約期間リスト462に、マシン名502に対応するVM140のレコードを追加する(ステップ2004)。
例えば、選択されたレコードのStart Time503から最長1時間分の空き時間を仮予約期間として仮予約期間リスト462のレコードに追加する。
予約モデル生成部445は、候補リスト461を参照し、次のレコードを選択して(ステップ2005)、ステップ2001に戻り同様の処理(ステップ2001〜ステップ2006)を実行する。
ステップ2002において、候補リスト461の全レコードが選択されたと判定された場合、予約モデル生成部445は、生成された仮予約期間リスト462を出力し(ステップ2006)、処理を終了する。
なお、ステップ2004において、仮予約期間の長さが特に設定されていない場合、予約モデル生成部445は、空き時間全てを仮予約期間とするレコードを仮予約期間リスト462に追加してもよい。
以下、候補リスト生成処理及び仮予約期間リスト生成処理の具体例について説明する。
説明の簡単のため以下のような条件を設定する。時間は、時、分、秒は考慮しないものとする。また、候補リスト生成条件は(生成条件1)が選択されたものとする。また、予約期間と仮予約期間とが設定されているものとする。また、設定される仮予約期間の長さは1時間とする。
まず、候補リスト生成処理の具体例について説明する。
図21A、図21B、図21C及び図21Dは、本発明の第1の実施形態における候補リスト生成処理の具体例を示す説明図である。
図21Aに示すように、ユーザ要求期間2101のU−Start Time1701が「2010/04/01」であり、U−End Time1702が「2010/0430」である。
また、VM140の予約する計算機120は、図21Aに示すような予約状況となっている。すなわち、予約期間2104が設定される。予約期間2104が設定される期間には、新たに予約期間2104を設定することができない。
具体的には、VM1では、「2010/04/01」〜「2010/04/10」、及び、「2010/04/15」〜「2010/04/20」の期間が予約される。VM2では、「2010/04/15」〜「2010/04/25」の期間が予約される。VM3では、「2010/04/05」〜「2010/04/10」、及び、「2010/04/25」〜「2010/04/20」の期間が予約される。
前述した状態において、以下のようの処理が実行される。
ステップ1901では、予約モデル生成部445は、VM1の「2010/04/10」〜「2010/04/15」、VM1の「2010/04/20」〜「2010/04/30」、VM2の「2010/04/01」〜「2010/04/15」、VM2の「2010/04/25」〜「2010/04/30」、VM3の「2010/04/01」〜「2010/04/05」、及びVM3の「2010/04/10」〜「2010/04/25」をレコードとする空きリソース情報456を取得する。
ステップ1903では、予約モデル生成部445は、VM2の「2010/04/01」〜「2010/04/15」、及びVM3の「2010/04/01」〜「2010/04/05」の期間を、予約要求を満たす空き時間として抽出する。
次に、ステップ1905では、予約モデル生成部445は、空き時間が長いレコード、すなわち、VM2の「2010/04/01」〜「2010/04/15」を選択する。これによって、候補リスト461に、予約期間2105−1を有するレコードが追加される。
ステップ1909では、追加されたレコードのEnd Time504は「2010/04/15」であるため、ステップ1910に進む。
ステップ1910では、空きリソース情報456からVM2の「2010/04/01」〜「2010/04/15」の空き時間を削除する処理が実行される。
ステップ1911では、U−Start Time1701が「2010/04/15」に更新される。
以上の処理が終了すると、図21Bに示すような状態となる。図21Bに示す状態において以下のような処理が実行される。
ステップ1903では、予約モデル生成部445は、VM3の「2010/04/15」〜「2010/04/25」の期間を、予約要求を満たす空き時間として抽出する。
次に、ステップ1905では、予約モデル生成部445は、VM3の「2010/04/15」〜「2010/04/25」を選択する。これによって、候補リスト461に、予約期間2105−2を有するレコードが追加される。
ステップ1909では、追加されたレコードのEnd Time504は「2010/04/25」であるため、ステップ1910に進む。
ステップ1910では、空きリソース情報456からVM3の「2010/04/15」〜「2010/04/25」の空き時間を削除する処理が実行される。
ステップ1911では、U−Start Time1701が「2010/04/25」に更新される。
以上の処理が終了すると、図21Cに示すような状態となる。図21Cに示す状態において以下のような処理が実行される。
ステップ1903では、予約モデル生成部445は、VM1の「2010/04/20」〜「2010/04/30」、及びVM3の「2010/04/20」〜「2010/04/30」の期間を、予約要求を満たす空きリソースとして抽出する。
次に、ステップ1905では、予約モデル生成部445は、空き時間が長いレコード、すなわち、VM1の「2010/04/20」〜「2010/04/30」を選択する。これによって、候補リスト461に、予約期間2105−3を有するレコードが追加される。
ステップ1909では、追加されたレコードのEnd Time504は「2010/04/30」であるため、ステップ1912に進む。
ステップ1912では、空きリソース情報456からVM1の「2010/04/20」〜「2010/04/30」の空き時間を削除する処理が実行される。
ステップ1913では、予約モデル生成部445は、生成された候補リスト461を出力し、処理を終了する。
以上の処理が終了すると、図21Dに示すような状態となる。図21Dに示すように、各予約期間2105−1、2105−2、2105−3が連続的になるようにつなぎ合わせることによって、ユーザ要求期間2101分のVM140の予約が可能となる。
これによって、各VM140の空き時間を有効に利用可能なVM140の割当てスケジュールが生成される。
本実施形態では、さらに、図21Dに示す状態において、仮予約期間リスト生成処理が実行される。
図22A、図22Bは、本発明の第1の実施形態における仮予約期間リスト生成処理の具体例を示す説明図である。
まず、ステップ2001において、予約モデル生成部445は、予約期間2105−2を有するレコードが選択する。
ステップ2002では、候補リスト461の全てのレコードについて処理が実行されていないため、予約モデル生成部445は、ステップ2003に進む。
ステップ2003では、予約期間2105−2を有するレコードに対応するVM3が、予約期間2105−2以前、すなわち、「2010/04/15」以前に、1時間以上の空き時間があるため、「2010/04/15」から1時間遡った時点までの期間を仮予約期間2200−1とするレコードを仮予約期間リスト462に追加する。
以上の処理が終了すると、図22Aに示すような状態となる。図22Aに示す状態において以下のような処理が実行される。
ステップ2005において、予約モデル生成部445は、予約期間2105−3を有するレコードを選択する。
ステップ2002では、候補リスト461の全てのレコードについて処理が実行されていないため、予約モデル生成部445は、ステップ2003に進む。
ステップ2003では、予約期間2105−3を有するレコードに対応するVM1が、予約期間2105−3以前、すなわち、「2010/04/25」以前に、1時間以上の空き時間があるため、仮予約期間リスト462に、「2010/04/25」から1時間遡った時点までの期間を仮予約期間2200−2とするレコードを追加する。
ステップ2005では、予約モデル生成部445は、他のレコードがないため、レコードを選択することなくステップ2002に戻る。
ステップ2002では、候補リスト461の全てのレコードについて処理が実行されたと判定され、予約モデル生成部445は、仮予約リストを出力し、処理を終了する。
以上の処理が終了すると、図22Bに示すような状態となる。
図23は、本発明の第1の実施形態における予約モデル生成処理を説明するフローチャートである。
予約モデル生成部445は、候補リスト461及び仮予約期間リスト462を取得する(ステップ2301)。なお、一つの候補リスト461に一つの仮予約期間リスト462が存在する。
次に、予約モデル生成部445は、候補リスト461と、仮予約期間リスト462とをマージすることによって、図7に示すような予約モデル463を生成する(ステップ2302)。なお、この時点では、ユーザ要求期間を満たす全ての予約モデルが生成される。
予約モデル生成部445は、生成された予約モデル463の評価値を算出する(ステップ2303)。具体的には、以下のような処理が実行される。
予約モデル生成部445は、生成された予約モデルに含まれるVM140間の変更回数をカウントすることによって、マイグレーション回数を取得する。また、予約モデル生成部445は、予約モデル463のマシン名702に基づいて構成情報451を参照することによって、CPUの周波数を取得する。また、予約モデル生成部445は、生成された予約モデルの種別705が「仮予約」であるレコードのStart Time703及びEnd Time704から仮予約期間を取得する。
予約モデル生成部445は、取得されたマイグレーション回数、CPUの周波数、及び仮予約期間に基づいて評価定義情報453を参照して評価値を算出する。評価値は、例えば、以下のように算出される。
評価値Y=3×a+2×b+1×c
ここで、a、b及びcは、評価値1001に対応する値である。また、各評価値1001の係数は、重付け1004の値である。
評価値Y=3×a+2×b+1×c
ここで、a、b及びcは、評価値1001に対応する値である。また、各評価値1001の係数は、重付け1004の値である。
次に、予約モデル生成部445は、生成された予約モデルを一つ選択し、ステップ2304〜2306の処理を繰り返し実行する。
まず、予約モデル生成部445は、選択された予約モデルにおけるマイグレーション回数が、設定されたマイグレーション回数に以下であるか否かを判定する(ステップ2304)。すなわち、選択された予約モデルにおけるマイグレーション回数が、マイグレーション回数1703以下であるか否かが判定される。
なお、マイグレーション回数1531に値が設定されていない場合には、選択された予約モデルにおけるマイグレーション回数は、マイグレーション回数1703以下であると判定される。
選択された予約モデルにおけるマイグレーション回数が、マイグレーション回数1703より大きいと判定された場合、予約モデル生成部445は、選択された予約モデルを破棄し、ステップ2306に進む。
選択された予約モデルにおけるマイグレーション回数が、マイグレーション回数1703以下であると判定された場合、予約モデル生成部445は、選択された予約モデルの評価値が、所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップ2305)。なお、閾値は予め設定された値である。
選択された予約モデルの評価値が、所定の閾値より小さいと判定された場合、予約モデル生成部445は、選択された予約モデルを破棄し、ステップ2306に進む。
選択された予約モデルの評価値が、所定の閾値以上であると判定された場合、予約モデル生成部445は、他の予約モデルがあるか否かを判定する(ステップ2306)。すなわち、生成された全ての予約モデルについて処理が終了したか否かが判定される。
他の予約モデルがあると判定された場合、予約モデル生成部445は、予約モデルを一つ選択し、ステップ2304に戻り同様の処理(ステップ2304〜ステップ2307)を実行する。
他の予約モデルがないと判定された場合、予約モデル生成部445は、ステップ2304〜2306の処理において破棄されなかった予約モデルに業務IDを付与し、業務IDが付与された予約モデルを出力し(ステップ2307)、処理を終了する。
なお、予約要求にユーザ要求期間のみが含まれる場合には、可能な全ての予約モデルが出力される。
なお、ステップ2304及びステップ2305の判定において、条件が満たされない場合、条件に一致しない旨のフラグを予約モデルに付加し、当該予約モデルを出力する方法であってよい。
この場合、操作画面1500の予約モデル表示部1540には、前述したフラグが付与された予約モデルが強調して表示される。これによって、ユーザは、選択可能な予約モデルを全て把握できる。また、ユーザは、条件を満たさない予約モデルを確認しながら、予約モデルを選択することができる。
図24は、本発明の第1の実施形態における予約設定処理を説明するフローチャートである。
スケジュール管理部442は、予約モデルを選択する(ステップ2401)。ここで、予約モデルの選択方法として、ユーザが選択する方法と、スケジュール管理部442が選択する方法とが考えられる。
ユーザが選択する場合には、チェック1541を操作することによって、予約モデルを選択する方法が考えられる。
スケジュール管理部442が選択する場合には、例えば、算出された評価値が最も大きい予約モデルを選択する方法が考えられる。なお、スケジュール管理部442は、その他の基準に基づいて予約モデルを選択してもよい。
スケジュール管理部442は、選択された予約モデルに基づいて、スケジュール情報454を更新する(ステップ2402)。
具体的には、スケジュール管理部442は、選択された予約モデルのうち種別705が「占有」であるレコードを、スケジュール情報454に追加する。このとき、業務ID1105には、ステップ2307において付与された業務IDと同一の識別子が格納される。
スケジュール管理部442は、選択された予約モデルに仮予約期間に関するレコードが含まれるか否かを判定する(ステップ2403)。すなわち、選択された予約モデルに種別705が「仮予約」であるレコードが含まれるか否かが判定される。
選択された予約モデルに仮予約期間に関するレコードが含まれないと判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2405に進む。
選択された予約モデルに仮予約期間に関するレコードが含まれると判定された場合、スケジュール管理部442は、仮予約期間に関するレコードをスケジュール情報454に追加する(ステップ2404)。このとき、業務ID405には、ステップ2402と同一の識別子が格納される。また、基準負荷908にも値が設定される。
なお、予約要求に負荷基準の値が含まれる場合、当該値が基準負荷908に格納される。一方、予約要求に負荷基準の値が含まれない場合、予め設定された値が格納される。
スケジュール管理部442は、選択された予約モデルに基づいて、予約状態情報455を更新する(ステップ2405)。
具体的には、以下のような処理が実行される。
スケジュール管理部442は、業務ID1301に業務ID1105と同一の業務IDを設定する。
スケジュール管理部442は、予約状態情報455のStart Time1303にユーザ要求期間の開始時刻を格納し、End Time1304にユーザ要求期間の終了時刻を格納する。
スケジュール管理部442は、選択された予約モデルに種別705が「仮予約」であるレコードが含まれる場合、仮予約期間1305を「有」に設定する。
また、スケジュール管理部442は、選択された予約モデルにマシン名702が異なるVM140のレコードが含まれる場合、マイグレーション1306を「有」に設定する。
また、スケジュール管理部442は、選択された予約モデルのマシン名702から、構成情報451を参照して、対応するVM140の構成情報を、それぞれCPU1307及びメモリ1308に格納する。
次に、スケジュール管理部442は、選択された予約モデルに基づいて、マイグレーション情報452を更新する(ステップ2406)。
具体的には、以下のような処理が実行される。
まず、スケジュール管理部442は、選択された予約モデルの種別705を参照して、仮予約期間が設定されている否かを判定する。
仮予約期間が設定されていると判定された場合、スケジュール管理部442は、種別705が「仮予約」であるレコードのStart Time703の値をマイグレーション開始時間903に格納し、End Time704の値をマイグレーション終了時間904に格納する。また、スケジュール管理部442は、当該レコードに対応するマシン名、業務ID及びサーバ名を設定する。
選択された予約モデルの種別705が「占有」であるレコードについては、以下のようにして更新される。
まず、スケジュール管理部442は、種別705が「占有」である二つのレコードを読み出し、当該二つのレコードのマシン名702が異なる場合には、マイグレーションが実行されると判定し、移行先のレコードのStart Time703をマイグレーション開始時間903に格納する。
スケジュール管理部442は、各情報を更新した後、処理を終了する。
次に、VM140の割当てスケジュールが作成された後に実行されるマイグレーション処理について説明する。
図25は、本発明の第1の実施形態におけるマイグレーション処理を説明するフローチャートである。
スケジュール管理部442は、周期的にマイグレーション処理を実行する。
まず、スケジュール管理部442は、マイグレーション情報452から、一つのレコードを選択する(ステップ2501)。レコードの選択方法としては、例えば、マイグレーション情報452に格納されるレコードを順に選択する方法が考えられる。
スケジュール管理部442は、処理開始時点の時刻を取得する(ステップ2502)。
スケジュール管理部442は、取得された時刻が予約期間又は仮予約期間のいずれかに該当するか否かを判定する(ステップ2503)。
具体的には、以下のような処理が実行される。
まず、スケジュール管理部442は、選択されたレコードのマイグレーション開始時間903と、取得された時刻とが一致するか否かを判定する。
取得されたレコードのマイグレーション開始時間903と、取得された時刻とが一致しないと判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2512に進む。
取得されたレコードのマイグレーション開始時間903と、取得された時刻とが一致すると判定された場合、スケジュール管理部442は、取得されたレコードの種別905を確認する。
取得されたレコードの種別905が「仮予約」である場合には、仮予約期間であると判定される。したがって、スケジュール管理部442は、ステップ2504に進む。
取得されたレコードの種別905が「予約」である場合には、予約期間であると判定される。したがって、スケジュール管理部442は、ステップ2509に進む。
取得された時刻が予約期間であると判定された場合、スケジュール管理部442は、ハイパバイザ130にマイグレーションの実行を命令する(ステップ2509)。
具体的には、スケジュール管理部442は、マイグレーション命令部447を呼び出し、当該マイグレーション命令部447が移動元のVM140を管理するハイパバイザ130にマイグレーション実行命令を送信する。
当該マイグレーション実行命令には、少なくとも、業務ID、移行元のVM140の識別子及び移行先のVM140の識別子が含まれる。
マイグレーション実行命令を受信したハイパバイザ130は、切替実行部260を呼び出す。呼び出された切替実行部260は、マイグレーション実行命令に基づいて、移行元のVM140から移行先のVM140に、業務IDに対応する業務を実行するゲストOS150を移動させる。切替実行部260は、マイグレーション処理の完了通知をスケジュール管理サーバ110に送信する。
スケジュール管理部442は、マイグレーションが成功したか否かを判定する(ステップ2510)。
具体的には、スケジュール管理部442は、切替実行部260から完了通知を受信したか否かを判定する。切替実行部260から完了通知を受信した場合には、マイグレーションが成功したと判定される。なお、その他の判定方法を用いてもよい。
マイグレーションが成功したと判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2512に進む。
マイグレーションが失敗したと判定された場合、スケジュール管理部442は、ユーザにマイグレーションが失敗した旨を通知する(ステップ2511)。
スケジュール管理部442は、選択されていないレコードがあるか否かを判定する(ステップ2512)。
選択されていないレコードがあると判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2501に戻り同様の処理(ステップ2501〜2512)を実行する。
ステップ2503において、取得された時刻が仮予約期間であると判定された場合、スケジュール管理部442は、負荷測定処理を実行する(ステップ2504)。
具体的には、スケジュール管理部442が負荷測定部446を呼び出し、当該負荷測定部446が、移行先のVM140の負荷情報送信部250に負荷情報の送信命令を送信する。
スケジュール管理部442は、取得された負荷情報に基づいて、負荷情報に含まれる値が基準負荷908以下であるか否かを判定する(ステップ2505)。
取得された負荷情報に含まれる値が、基準負荷908より大きいと判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2502に戻る。
取得された負荷情報に含まれる値が、基準負荷908所定以下であると判定された場合、スケジュール管理部442は、ハイパバイザ130にマイグレーションの実行を命令する(ステップ2506)。当該処理は、ステップ2509と同一の処理である。
スケジュール管理部442は、マイグレーションが成功したか否かを判定する(ステップ2507)。当該処理は、ステップ2510と同一の処理である。
マイグレーションが失敗したと判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2502に戻る。
マイグレーションが成功したと判定された場合、スケジュール管理部442は、スケジュール情報454を更新する(ステップ2508)。
具体的には、スケジュール管理部442は、移動先のVM140のStart Time1102に、マイグレーション完了時間を格納する。さらに、スケジュール管理部442は、スケジュール情報454から移動元のVM140のレコードを削除する。これによって、移動元のVM140のリソースが解放される。
スケジュール管理部442は、選択されていないレコードがあるか否かを判定する(ステップ2512)。
選択されていないレコードがあると判定された場合、スケジュール管理部442は、ステップ2501に戻り同様の処理(ステップ2501〜2512)を実行する。
前述のように、仮予約期間中は、負荷が所定値以下の時にマイグレーションが実行される。また、マイグレーションが成功しなかった場合には、仮予約期間中に再度マイグレーションが実行される。これによって、確実にマイグレーションが実行されるため、業務を実行するVM140の安全性及び信頼性が高くなる。
第1の実施形態によれば、ユーザ要求期間以上の空き時間を有するVM140がない場合であっても、各VM140が有する空き時間からユーザ要求期間を満たすVM140の予約が可能となる。これによって、各VM140が有する短い空き時間を有効に利用することができる。
また、第1の実施形態では、仮予約期間によってマイグレーションの実行タイミングが管理される。仮予約期間中では、移動先のVM140の負荷に応じて、マイグレーションが実行される。また、マイグレーション処理が失敗して場合であっても、仮予約期間中に再度マイグレーション処理が実行される。これによって、業務を実行するVM140の安全性及び信頼性が高くなる。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、スケジュール情報454に仮予約期間に関するレコードが含まれる場合の候補リスト生成処理が異なる。その他の装置構成及び処理方法は、第1の実施形態と同一であるため説明を省略する。
図26A及び図26Bは、本発明の第2の実施形態における候補リスト生成処理を説明するフローチャートである。
図19と同一の処理については同一の符号を付す。以下、図19との差異を中心に説明する。
はじめに、予約モデル生成部445は、予約期間又は仮予約期間が設定されていない空き時間に基づいて生成された空きリソース情報456を取得する(ステップ2601)。ここで、空きリソース情報456は、以下のような処理によって生成される。
空き時間検出部444は、スケジュール情報454を参照して、計算機120毎に、種別1104が「占有」及び「仮予約」であるレコードを除く空き時間を抽出する。すなわち、予約期間又は仮予約期間が設定されていない空き時間が抽出される。
次に、空き時間検出部444は、抽出された空き時間に基づいて、空きリソース情報456を生成する。このとき、生成される空きリソース情報456には、種別1405が「空」であるレコードのみが格納される。
ステップ1703において、予約要求を満たす空きリソースがないと判定された場合、予約モデル生成部445は、判定処理が1回目であるか否かを判定する(ステップ2602)。当該判定は、例えば、予約モデル生成部445が、処理回数をカウントすることによって判定できる。
判定処理が1回目であると判定された場合、予約モデル生成部445は、候補リスト461をクリアする。具体的には、U−Start Time1501が元の値にリセットし、候補リスト461に格納されるレコードが全て削除される。
候補リスト461がクリアされた後、予約モデル生成部445は、予約期間が設定されていない空き時間に基づいて生成された空きリソース情報456を取得する(ステップ2603)。ここで、空きリソース情報456は、以下のような処理によって生成される。
空き時間検出部444は、スケジュール情報454を参照して、計算機120毎に、種別1104が「占有」であるレコードを除く空き時間を抽出する。すなわち、予約期間が設定されていない空き時間が抽出される。これによって、仮予約期間が空き時間として扱われた空きリソース情報456が生成される。
空き時間検出部444は、抽出された空き時間に基づいて、空きリソース情報456を生成する。このとき、生成される空きリソース情報456には、種別1405が「空」及び「仮予約」であるレコードが格納される。
なお、空き時間検出部444は、仮予約期間全てを空き時間として抽出しなくともよい。本実施形態では、仮予約期間の終了時間(End Time1103)から1時間前までの期間が空き時間として抽出されないように設定されているものとする。この場合、仮予約期間が4時間である場合には、仮予約期間の開始時間(Start Time1102)から3時間分の期間が空き時間として抽出される。
予約モデル生成部445は、生成された空きリソース情報456に基づいて、予約要求を満たす空きリソースがあるか否かを判定する(ステップ1902)。
ステップ1909において、End Time504がU−End Time1702以上であると判定された場合、予約モデル生成部445は、空きリソース情報456を更新する(ステップ1912)。
さらに、予約モデル生成部445は、スケジュール情報454を更新し(ステップ1913)、処理を終了する。具体的には、種別1104が「仮予約」であるレコードのStart Time1102及びEnd Time1103を更新する。
仮予約期間のうち、候補リストのStart Time503及びEnd Time504と重複する時間が削除される。なお、仮予約期間の全期間が候補リストのStart Time503及びEnd Time504と重複する場合には、仮予約期間が設定されたレコードが、スケジュール情報454から削除される。
更新方法としては、ステップ1910と同一の方法が用いられる。ただし、ステップ2604において生成された空きリソース情報456を更新方法が一部異なる。具体的には、仮予約期間に新たな予約期間が設定される場合に、当該予約期間分の期間を仮予約期間から削除される。すなわち、仮予約期間を空き時間として、新たな予約期間が設定されることとなる。
なお、予約期間が予約期間に包含される場合には、空きリソース情報456から、仮予約期間のレコーダが削除される。
第2の実施形態では、仮予約期間は、他のユーザが予約期間を設定可能な期間である。すなわち、仮予約期間中は、VM140は占有状態として扱われず、一種の空き時間として扱われる。これによって、柔軟なリソースの割当て及び解放を実現できる。
[変形例]
第1の実施形態のマイグレーション処理では、仮予約期間の移行先のVM140の負荷が基準負荷908以下である場合にマイグレーションを実行した。本発明は、これに限定されず、以下のような方法を用いてもよい。
(第1の変形例)
ステップ2503において、取得された時刻が仮予約期間であると判定された場合、スケジュール管理部442は、ハイパバイザ130に各VM140上で実行される業務のジョブの監視を命令する。
ジョブの監視命令を受信したハイパバイザ130は、移行元のVM140のジョブが完了したことを検出した場合に、ジョブ完了通知をスケジュール管理部442に送信する。
ジョブ完了通知を受信したスケジュール管理部442は、ハイパバイザ130にマイグレーションの実行を命令する。
第1の変形例では、仮予約期間中にジョブが完了したことを契機にマイグレーションが実行される。
(第2の変形例)
第2の変形例では、ハイパバイザ130が、VM140の障害を検出する障害検出部(図示省略)を備える。
このときステップ2503において、取得された時刻が仮予約期間であると判定された場合、スケジュール管理部442は、ハイパバイザ130にVM140の障害監視を命令する。
VM140の障害監視命令を受信したハイパバイザ130は、障害検出部(図示省略)を呼び出し、VM140の障害を監視する。
移動元のVM140の障害が検出された場合、ハイパバイザ130は、移動元のVM140の識別子を含む、障害通知をスケジュール管理部442に送信する。
当該障害通知を受信したスケジュール管理部442は、ハイパバイザ130にマイグレーションの実行を命令する。
一方、移動先のVM140の障害が検出された場合、ハイパバイザ130は、移動先のVM140の識別子を含む、障害通知をスケジュール管理部442に送信する。
当該障害通知を受信したスケジュール管理部442は、ユーザに予約したVM140に障害が発生した旨を通知する。
なお、移動先のVM140の障害が検出された時に、仮予約期間の終了時間まで十分な間隔がある場合、スケジュール管理部442は、再度、予約処理を実行してもよい。
第2の変形例では、仮予約期間中の障害発生を契機にマイグレーションが実行される。
なお、第1の実施形態に、第1の変形例及び第2の変形例を組み合わせてもよい。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。
Claims (14)
- ユーザが操作する端末と、前記ユーザの一つ以上の業務を実行する複数の計算機と、前記業務を実行させる前記計算機の割当てを管理するスケジュール管理サーバと、を備える計算機システムにおけるスケジュール管理方法であって、
前記端末は、第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリと、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースと、前記第1のプロセッサに接続される入出力部とを備え、
前記計算機は、第2のプロセッサと、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリと、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースとを備え、
前記スケジュール管理サーバは、第3のプロセッサと、前記第3のプロセッサに接続される第3のメモリと、前記第3のプロセッサに接続される第3のネットワークインタフェースとを備え、
前記第2のメモリは、
前記計算機の物理資源を仮想的に分割して生成される複数の仮想計算機を管理する仮想マシンモニタと、
前記各仮想計算機上で実行され、前記業務を実行するオペレーティングシステムと、を格納し、
前記第3のメモリは、
新規業務に割り当てる前記仮想計算機を予約するための予約要求を受信する要求受信部と、
前記各仮想計算機の前記業務への割当ての予約状況を含む予約情報を管理し、前記新規業務に割り当てる前記仮想計算機の予約スケジュールを生成するスケジュール管理部と、を格納し、
前記スケジュール管理方法は、
前記要求受信部が、前記ユーザが希望する予約要求期間を含む前記予約要求を前記端末から受信する第1のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記予約情報を参照して、前記仮想計算機毎に、前記新規業務以外の業務への割当てが予約されていない期間である空き期間を抽出する第2のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記受信した予約要求と、前記抽出された各仮想計算機の空き期間とに基づいて、前記新規業務への割当てが可能な前記複数の仮想計算機が実行される前記計算機を選択する第3のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記選択された計算機上で実行される前記複数の仮想計算機の各々の前記空き期間のうち、二以上の前記仮想計算機の空き期間に、前記新規業務への割当てを予約する予約期間を設定し、前記設定された予約期間以前の空き期間に、マイグレーション実行期間を示す仮予約期間を設定することによって、前記予約要求期間において前記新規業務を継続して実行可能な予約スケジュールを生成する第4のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記生成された予約スケジュールに基づいて、前記予約情報を更新する第5のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記更新された予約情報に基づいて、前記新規業務の実行中に、前記新規業務に対応する予約期間が設定され、現在、前記新規業務を実行する仮想計算機から、前記新規業務に対応する予約期間が設定され、当該仮想計算機の次に前記新規業務を実行する他の仮想計算機に前記新規業務をマイグレーションする第6のステップと、
を含み、
前記第4のステップでは、前記スケジュール管理部が、任意の仮想計算機に設定された前記予約期間の終点と、前記任意の仮想計算機の次に、前記新規業務を実行する他の前記仮想計算機に設定される前記予約期間の開始点とが一致又は重なるように、前記他の仮想計算機の空き期間に前記予約期間が設定されることを特徴とするスケジュール管理方法。 - 前記第4のステップは、
前記スケジュール管理部が、前記設定される予約期間に関する第1の割当スケジュールを生成する第7のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記設定される仮予約期間に関する第2の割当スケジュールを生成する第8のステップと、
前記スケジュール管理部が、前記生成された第1の割当スケジュール及び第2の割当スケジュールに基づいて、前記予約スケジュールを生成する第9のステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。 - 前記スケジュール管理部は、前記第1の割当スケジュールを生成するための生成条件を複数保持し、
前記予約要求は、前記予約スケジュールを選択するための選択基準情報を含み、
前記7のステップでは、前記スケジュール管理部が、前記生成条件毎に、一つの前記第1の割当スケジュールを生成し、
前記第8のステップでは、前記スケジュール管理部が、前記生成された第1の割当スケジュール毎に、対応する前記第2の割当スケジュールを一つ生成し、
前記第9のステップでは、前記スケジュール管理部が、前記複数の第1の割当スケジュールと、対応する前記複数の第2の割当スケジュールとに基づいて、複数の前記予約スケジュールを生成し、
前記スケジュール管理方法は、前記第4のステップが実行された後に、さらに、前記スケジュール管理部が、前記受信した予約要求に基づいて、前記生成された複数の予約スケジュールのなかから、一つの前記予約スケジュールを選択する第10のステップを含むことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール管理方法。 - 前記第6のステップでは、
前記スケジュール管理部が、周期的に時刻を取得し、
前記スケジュール管理部が、前記取得された時刻に基づいて前記予約スケジュールを参照して、前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれるか否かを判定し、
前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれると判定された場合に、前記スケジュール管理部が、マイグレーション先の仮想計算機の負荷を取得し、
前記取得されたマイグレーション先の仮想計算機の負荷が所定の閾値以下である場合に、前記スケジュール管理部が、マイグレーション元の仮想計算機上で実行される前記新規業務を、前記マイグレーション先の仮想計算機にマイグレーションすることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。 - 前記第6のステップでは、
前記スケジュール管理部が、周期的に時刻を取得し、
前記スケジュール管理部が、前記取得された時刻に基づいて前記予約スケジュールを参照して、前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれるか否かを判定し、
前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれると判定された場合には、前記スケジュール管理部が、前記新規業務を実行するマイグレーション元の仮想計算機のジョブの実行状況を監視し、
前記ジョブの実行完了が検知された場合に、前記スケジュール管理部が、前記マイグレーション元の仮想計算機上で実行される新規業務を、マイグレーション先の仮想計算機にマイグレーションすることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。 - 前記第6のステップでは、
前記スケジュール管理部が、周期的に時刻を取得し、
前記スケジュール管理部が、前記取得された時刻に基づいて前記予約スケジュールを参照して、前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれるか否かを判定し、
前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれると判定された場合に、前記スケジュール管理部が、前記新規業務を実行するマイグレーション元の仮想計算機の障害を監視し、
前記マイグレーション元の仮想計算機に障害が発生したことが検知された場合に、前記スケジュール管理部が、前記マイグレーション元の仮想計算機上で実行される前記新規業務を、マイグレーション先の仮想計算機にマイグレーションすることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。 - 前記予約期間内では、当該予約期間が設定された前記仮想計算機は、新たな予約ができない状態であり、
前記仮予約期間内では、当該仮予約期間が設定された前記仮想計算機は、新たな予約が可能な状態であり、
前記スケジュール管理部は、新たな前記予約要求を受信した場合に、前記仮予約期間を、前記空き期間として抽出することを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。 - 計算機が備える物理資源を論理的に分割することによって生成された仮想計算機に対する業務の割当てを管理するスケジュール管理サーバであって、
前記スケジュール管理サーバは、プロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースとを備え、
前記メモリは、
新規業務に割り当てる前記仮想計算機を予約するための予約要求を受信する要求受信部と、
前記各仮想計算機の前記業務への割当ての予約状況を含む予約情報を管理し、前記新規業務に割り当てる前記仮想計算機の予約スケジュールを生成するスケジュール管理部と、を備え、
前記要求受信部は、ユーザが希望する予約要求期間を含む前記予約要求を受信し、
前記スケジュール管理部は、
前記予約情報を参照して、前記仮想計算機毎に、前記新規業務以外の業務への割当てが予約されていない期間である空き期間を抽出し、
前記受信した予約要求と、前記抽出された各仮想計算機の空き期間とに基づいて、前記新規業務への割当てが可能な前記複数の仮想計算機が実行される前記計算機を選択し、
前記選択された計算機上で実行される前記複数の前記仮想計算機の各々の前記空き期間のうち、二以上の前記仮想計算機の空き期間に、前記新規業務への割当てを予約する予約期間を設定し、前記設定された予約期間以前の空き期間に、マイグレーション実行期間を示す仮予約期間を設定することによって、前記予約要求期間において前記新規業務を継続して実行可能な予約スケジュールを生成し、
前記生成された予約スケジュールに基づいて、前記予約情報を更新し、
前記更新された予約情報に基づいて、前記新規業務の実行中に、前記新規業務に対応する予約期間が設定され、現在、前記新規業務を実行する仮想計算機から、前記新規業務に対応する予約期間が設定され、当該仮想計算機の次に前記新規業務を実行する他の仮想計算機に前記新規業務をマイグレーションし、
前記予約期間は、任意の仮想計算機に設定された前記予約期間の終点と、前記任意の仮想計算機の次に、前記新規業務を実行する他の前記仮想計算機に設定される前記予約期間の開始点とが一致又は重なるように設定されることを特徴とするスケジュール管理サーバ。 - 前記スケジュール管理部は、前記予約スケジュールを生成する場合に、
前記設定される予約期間に関する第1の割当スケジュールを生成し、
前記設定される仮予約期間に関する第2の割当スケジュールを生成し、
前記生成された第1の割当スケジュール及び第2の割当スケジュールに基づいて、前記予約スケジュールを生成することを特徴とする請求項8に記載のスケジュール管理サーバ。 - 前記スケジュール管理部は、前記第1の割当スケジュールを生成するための生成条件を複数保持し、
前記予約要求は、前記予約スケジュールを選択するための選択基準情報を含み、
前記スケジュール管理部は、
前記生成条件毎に、一つの前記第1の割当スケジュールを生成し、
前記生成された第1の割当スケジュール毎に、対応する前記第2の割当スケジュールを一つ生成し、
前記複数の第1の割当スケジュールと、対応する前記複数の第2の割当スケジュールとに基づいて、複数の前記予約スケジュールを生成し、
前記受信した予約要求に基づいて、前記生成された複数の予約スケジュールのなかから、一つの前記予約スケジュールを選択することを特徴とする請求項9に記載のスケジュール管理サーバ。 - 前記スケジュール管理部は、
周期的に時刻を取得し、
前記取得された時刻に基づいて前記予約スケジュールを参照して、前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれるか否かを判定し、
前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれると判定された場合に、マイグレーション先の仮想計算機の負荷を取得し、
前記取得されたマイグレーション先の仮想計算機の負荷が所定の閾値以下である場合に、マイグレーション元の仮想計算機上で実行される前記新規業務を、前記マイグレーション先の仮想計算機にマイグレーションすることを特徴とする請求項8に記載のスケジュール管理サーバ。 - 前記スケジュール管理部は、
周期的に時刻を取得し、
前記取得された時刻に基づいて前記予約スケジュールを参照して、前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれるか否かを判定し、
前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれると判定された場合に、前記新規業務を実行するマイグレーション元の仮想計算機のジョブの実行状況を監視し、
前記ジョブの実行完了が検知された場合に、前記マイグレーション元の仮想計算機上で実行される新規業務を、マイグレーション先の仮想計算機にマイグレーションすることを特徴とする請求項8に記載のスケジュール管理サーバ。 - 前記スケジュール管理部は、
周期的に時刻を取得し、
前記取得された時刻に基づいて前記予約スケジュールを参照して、前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれるか否かを判定し、
前記取得された時刻が前記設定された仮予約期間に含まれると判定された場合に、前記新規業務を実行するマイグレーション元の仮想計算機の障害を監視し、
前記マイグレーション元の仮想計算機に障害が発生したことが検知された場合に、前記マイグレーション元の仮想計算機上で実行される前記新規業務を、マイグレーション先の仮想計算機にマイグレーションすることを特徴とする請求項8に記載のスケジュール管理サーバ。 - 前記予約期間内では、当該予約期間が設定された前記仮想計算機は、新たな予約ができない状態であり、
前記仮予約期間内では、当該仮予約期間が設定された前記仮想計算機は、新たな予約が可能な状態であり、
前記スケジュール管理部は、新たな前記予約要求を受信した場合に、前記仮予約期間を、前記空き期間として抽出することを特徴とする請求項8に記載のスケジュール管理サーバ。
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