JP5332469B2 - 光学部品、バックライトユニット及び表示装置 - Google Patents
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Description
図1に示す光学部品は、多層拡散層12からなる。この光学部品を表示装置において使用する場合、表示装置の組み立て時におけるハンドリング性、即ち高い剛性と薄型化への要求とを考慮した場合、多層拡散層12の厚さは、例えば1.5mm乃至2mmの範囲内とする。
図2は、図1に示す光学部品の一変形例を概略的に示す断面図である。
図2に示す光学部品は、多層拡散層13からなる。多層拡散層13は、前面拡散層10を含んでいないこと以外は、多層拡散層12と同様である。即ち、この多層拡散層13は、透明樹脂層11と背面拡散層10とからなる。なお、図2に示す構造を採用した場合、透明樹脂層11の厚さに対する背面拡散層10の厚さの比は、例えば1/9乃至1/3の範囲内とする。
図3に示す光学部品は、多層拡散層12と光学シート9とを含んでいる。
図4に示す光学部品は、多層拡散層12とレンズアレイ14とを含んでいる。レンズアレイ14は、多層拡散層12の前面拡散層10上に設けられている。
図7は、バックライトユニットの一例を概略的に示す平面図である。
図8は、表示装置の一例を概略的に示す断面図である。
<光学部品A1乃至A8の製造>
図3に示す光学部品を、以下の方法により製造した。
前面拡散層10を省略したこと以外は、光学部品A1乃至A8に関して上述したのと同様の方法により、下記表1に示す光学部品B1乃至B9を製造した。即ち、図1に示す多層拡散層12の代わりに、図2に示す多層拡散層13を形成した。なお、光学部品B1乃至B9の全てにおいて、多層拡散層13の厚さは2mmとした。
延伸処理を行わずに背面及び前面拡散層10を形成したこと以外は、光学部品A1乃至A8に関して上述したのと同様の方法により、下記表1に示す光学部品C1及びC2を製造した。即ち、背面及び前面拡散層10には、空孔は設けなかった。なお、光学部品C1及びC2の何れにおいても、多層拡散層12の厚さは2mmとした。また、光学部品C1及びC2は、光学部品C1では多層拡散層12と光学シート9とを一体化せず、光学部品C2では多層拡散層12と光学シート9とを一体化したことを除いて同様である。
光学部品A1乃至A8、B1乃至B9並びにC1及びC2の各々について、上述した方法により最大反り量を測定した。
これらの結果を、以下の表1に纏める。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
光源が放射する光が入射する光入射面と前記光入射面に入射した光を射出する光射出面とを含んだ透明樹脂層と、
前記光入射面を被覆し、透明樹脂と、前記透明樹脂中で分布した複数の空孔と、前記透明樹脂中で分布し、前記透明樹脂とは屈折率が異なる複数の透明粒子とを含んだ背面拡散層と
からなる多層拡散層を具備したことを特徴とする光学部品。
[2]
前記透明樹脂の体積と前記複数の透明粒子の体積との和に対する前記複数の空孔の容積の比は、40%乃至80%の範囲内にあることを特徴とする[1]に記載の光学部品。
[3]
前記透明樹脂層の厚さに対する前記背面拡散層の厚さの比は1/9乃至1/3の範囲内にあることを特徴とする[2]に記載の光学部品。
[4]
光源が放射する光が入射する光入射面と前記光入射面に入射した光を射出する光射出面とを含んだ透明樹脂層と、
前記光入射面を被覆し、第1透明樹脂と、前記第1透明樹脂中で分布した複数の第1空孔と、前記第1透明樹脂中で分布し、前記第1透明樹脂とは屈折率が異なる複数の第1透明粒子とを含んだ背面拡散層と、
前記光射出面を被覆し、第2透明樹脂と、前記第2透明樹脂中で分布し、前記第2透明樹脂とは屈折率が異なる複数の第2透明粒子とを含んだ前面拡散層と
からなる多層拡散層を具備したことを特徴とする光学部品。
[5]
前記前面拡散層は、前記第2透明樹脂中で分布した複数の第2空孔を更に含んだことを特徴とする[4]に記載の光学部品。
[6]
前記第1透明樹脂の体積と前記複数の第1透明粒子の体積との和に対する前記複数の第1空孔の容積の比、又は、この比と前記第2透明樹脂の体積と前記複数の第2透明粒子の体積との和に対する前記複数の第2空孔の容積の比の各々は、40%乃至80%の範囲内にあることを特徴とする[4]又は[5]に記載の光学部品。
[7]
前記透明樹脂層の厚さに対する前記背面拡散層の厚さの比は1/18乃至1/6の範囲内にあることを特徴とする[6]に記載の光学部品。
[8]
前記背面拡散層の厚さに対する前記前面拡散層の厚さの比は6/19乃至1の範囲内にあることを特徴とする[7]に記載の光学部品。
[9]
一方の主面がこの主面と前記背面拡散層との間に前記透明樹脂層が介在するように前記多層拡散層と向き合い、他方の主面にレンズ又はプリズムを各々が構成している複数の凸部が設けられたレリーフ層を更に具備したことを特徴とする[1]乃至[8]の何れか1項に記載の光学部品。
[10]
80℃に加熱したときの最大反り量が長辺の2%未満であることを特徴とする[1]乃至[9]の何れか1項に記載の光学部品。
[11]
[1]乃至[10]の何れか1項に記載の光学部品と、
前記光学部品を照明する光源と
を具備したことを特徴とするバックライトユニット。
[12]
[11]に記載のバックライトユニットと、前記光学部品を間に挟んで前記光源と向き合った表示パネルとを具備したことを特徴とする表示装置。
Claims (4)
- 光源が放射する光が入射する光入射面と前記光入射面に入射した光を射出する光射出面とを含んだ透明樹脂層と、
前記光入射面を被覆し、第1透明樹脂と、前記第1透明樹脂中で分布した複数の第1空孔と、前記第1透明樹脂中で分布し、前記第1透明樹脂とは屈折率が異なる複数の第1透明粒子とを含んだ背面拡散層と、
前記光射出面を被覆し、第2透明樹脂と、前記第2透明樹脂中で分布した複数の第2空孔と、前記第2透明樹脂中で分布し、前記第2透明樹脂とは屈折率が異なる複数の第2透明粒子とを含んだ前面拡散層と
からなる多層拡散層を具備し、
前記第1透明樹脂の体積と前記複数の第1透明粒子の体積との和に対する前記複数の第1空孔の容積の比、及び、前記第2透明樹脂の体積と前記複数の第2透明粒子の体積との和に対する前記複数の第2空孔の容積の比の各々は、40%乃至80%の範囲内にあり、
前記透明樹脂層の厚さに対する前記背面拡散層の厚さの比は1/12乃至1/6の範囲内にあり、
前記背面拡散層の厚さに対する前記前面拡散層の厚さの比は1/3乃至1の範囲内にあり、
80℃に加熱したときの最大反り量が長辺の2%未満である
ことを特徴とする光学部品。 - 一方の主面がこの主面と前記背面拡散層との間に前記透明樹脂層が介在するように前記多層拡散層と向き合い、他方の主面にレンズ又はプリズムを各々が構成している複数の凸部が設けられたレリーフ層を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
- 請求項1又は2に記載の光学部品と、
前記光学部品を照明する光源と
を具備したことを特徴とするバックライトユニット。 - 請求項3に記載のバックライトユニットと、前記光学部品を間に挟んで前記光源と向き合った表示パネルとを具備したことを特徴とする表示装置。
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