JP5328699B2 - 立体映像表示用光学部材及び立体映像表示装置 - Google Patents

立体映像表示用光学部材及び立体映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、立体映像表示用光学部材及び立体映像表示装置に関する。
観察者に立体映像を認識させる装置として、右目用の映像と左目用の映像をそれぞれ異なる領域に表示する映像生成部、及び、二つの異なる領域に入射した偏光の偏光軸が、互いに直交した直線偏光、又は偏光軸の回転方向が互いに逆方向である円偏光として射出する偏光軸制御板を含む立体映像表示装置が知られている(例えば、特許文献1〜5を参照)。
特開平10−232365号公報 特開2004−264338号公報 特開平9−90431号公報 特開2008−304909号公報 特開2002−185983号公報
しかしながら、特許文献1〜5に記載の技術では、モアレが発生する場合があった。ここで、モアレとは、干渉縞ともいい、規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことである。
例えば、特許文献4及び特許文献5に記載の立体映像表示装置では、右目用の画像を生成する領域と左目用の画像を生成する領域とクロストークの発生を低減するために設けられた映像生成領域遮光部とを有する画像生成部と、右目用の画像を透過させる第一偏向領域と左目用の画像を偏向軸に対して直角に観点させて透過させる第一偏向領域とクロストークの発生を低減するために設けられた偏光軸制御板領域遮光部とを有する偏向軸制御板とを備えており、映像生成領域遮光部と偏光軸制御板領域遮光部とのピッチが近似しているので、モアレが発生しやすい。一般的に、2つの規則正しい繰り返し模様のパターンがあるとき、第1のパターンの間隔(周期)をp、第2のパターンの間隔(周期)をp−δpとするとき、発生するモアレの間隔(周期)dは、下記(数式1)を用いて表される。
d=p/δp ・・・(数式1)
映像生成領域遮光部と偏光軸制御板領域遮光部との間には、偏光軸制御部を保持するためのガラス基板が設けられ、これらはこのガラス基板により一定の距離を保ち隔てられて配置されている。このため、観察者は正面にある映像生成領域遮光部と偏光軸制御板領域遮光部とが重なっているように見え、映像生成領域遮光部と偏光軸制御板領域遮光部とは分離して見えない。このためモアレは発生しない。しかしながら、観察者が正面より高さ方向に移動して観察する場合、映像生成領域遮光部と偏光軸制御板領域遮光部とは分離して見える、即ち見た目のピッチにずれが生じるためモアレが観察される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、モアレの発生を低減する立体映像表示用光学部材及び立体映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る立体映像表示用光学部材の第1の特徴は、外部から入力する第1の映像信号に基づいて、所定の角度の偏光軸である第1の偏光軸の直線偏光を光変調して第1の変調偏光を生成して射出する第1の変調光生成領域と、外部から入力する第2の映像信号に基づいて前記第1の偏光軸の直線偏光を光変調して第2の変調偏光を生成して射出する第2の変調光生成領域と、前記第1の変調光生成領域及び前記第2の変調光生成領域の境界部に設けられ入射した光を遮光する映像生成領域遮光部とを有する映像生成部から射出した前記第1の変調偏光及び前記第2の変調偏光のうち、前記第1の偏光軸と異なる角度を有する第2の偏光軸の直線偏光である前記第1の変調偏光及び前記第2の変調偏光を透過して射出する偏光板と、前記映像生成部における第1の変調光生成領域の位置に対応し、前記偏光板を射出した前記第1の変調偏光が入射した際に前記第1の変調偏光の偏光軸を第3の偏光軸となるよう偏光し第3の変調偏光として射出する第1の偏光領域と、前記映像生成部における第2の変調光生成領域の位置に対応し、前記偏光板を射出した前記第2の変調偏光が入射した際に前記第2の変調偏光の偏光軸を前記第3偏光軸と異なる第4の偏光軸となるよう偏光し第4の変調偏光として射出する第2の偏光領域と、前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の境界部に設けられ入射した光を遮光する遮光部とを有する偏光軸制御板と、を備え、前記遮光部は、モアレのピッチの半値が、前記第1の変調光生成領域及び前記第2の変調光生成領域の合計本数に前記映像生成領域遮光部が設けられたピッチを乗じた値より大きくなるようなピッチで、前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の境界部に設けられたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る立体映像表示用光学部材の第2の特徴は、前記偏光軸制御板は、前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の合計本数が例えば1080本であり、かつ前記遮光部が前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の境界部に0.46(mm)以上のピッチで設けられたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る立体映像表示装置の第1の特徴は、光源と、前記光源を射出した光のうち前記第1偏光軸である第1の直線偏光を透過する直線偏光生成部と、第1の変調光生成領域と第2の変調光生成領域を有し、前記直線偏光生成部を射出した前記第1の直線偏光が入射した際に光変調して前記第1の変調偏光及び前記第2の変調偏光として射出する前記映像生成部と、第1の特徴又は第2の特徴に記載の立体映像表示用光学部材と、を備え、前記偏光軸制御板における前記第1の偏光領域を射出した前記第3変調偏光により生成される映像を右目用映像とし、前記第2の偏光領域を射出した前記第4の変調偏光により生成される映像を左目用映像とすることにある。
本発明の立体映像表示用光学部材及び立体映像表示装置によれば、モアレの発生を低減することができる。
本発明の実施例1に係る立体映像表示装置の分解斜視図である。 本発明の実施例1に係る立体映像表示装置の使用状態を示す概略図である。 本発明の実施例1に係る立体映像表示装置が備える映像生成部の一部を拡大して示す平面図である。 映像生成領域遮光部及び偏光軸制御板領域遮光部が形成されていない場合における映像生成部と偏光軸制御板との断面の一例を図示した断面図である。 本発明の実施例に係る立体映像表示装置に備えられた映像生成部と偏光軸制御板との断面の一例を図示した断面図である。 本発明の実施例1である立体映像表示装置において、モアレの変化を調査する実験に用いた映像生成部及び偏光軸制御板の側面図である。 本発明の実施例1である立体映像表示装置において、画面縦寸法を変更した場合のモアレの評価結果を示した図である。 本発明の実施例1である立体映像表示装置において、図8に示した値に基づいて、偏光軸制御板領域遮光部のピッチに対するモアレのピッチの半値と画面縦寸法との値をグラフ化した図である。 本発明の実施例1に係る立体映像表示装置の偏光軸制御板の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る立体映像表示装置の偏光軸制御板の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る立体映像表示装置の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置100の分解斜視図である。
立体映像表示装置100は、光源120と、映像表示部130と、偏光軸制御板(立体映像表示用光学部材)180とを図1に示す順で備え、これらが図示しない筐体に収容されている。また、映像表示部130は、偏光板(直線偏光生成部)150、映像生成部160及び偏光板170を含む。この立体映像表示装置100に表示される立体映像を後述する観察者が観察する場合、観測者は、図1に示した矢印X1の方向から(図1における偏光軸制御板180よりも右側から)観察する。
光源120は、観察者から見て立体映像表示装置100の最も奥側に配され、立体映像表示装置100を使用している状態(以下、「立体映像表示装置100の使用状態」と略称する)において、白色の無偏光を偏光板150の一面に向けて射出する。なお、本発明の実施例1では、光源120に面光源を用いているが、面光源に替えて例えば点光源と集光レンズとの組み合わせでもよい。この集光レンズの一例は、フレネルレンズシートである。
偏光板150は、映像生成部160の光源120側に配される。偏光板150は、透過軸及び当該透過軸に直交する吸収軸を有し、光源120から射出した無偏光が入射すると、その無偏光のうち透過軸と平行な偏光軸の光を透過し、吸収軸と平行な偏光軸の光を遮断する。ここで、偏光軸とは、光における電界の振動方向のことであり、偏光板150における透過軸は、図1に矢印Y1で示すように、観察者が立体映像表示装置100を見たときの水平方向から右上方向及び左下方向に45度の傾斜を有する。したがって、偏光板150から射出する光は、水平方向から45度の傾斜を有する直線偏光となる。
映像生成部160は、赤色光,緑色光及び青色光にそれぞれ対応した画素を備えている。また、映像生成部160は、複数の画素からなる右目用映像生成領域162及び右目用映像生成領域162と異なる複数の画素からなる左目用映像生成領域164を有する。映像生成部160は、液晶表示素子等の入射した光を外部から入力した映像信号に基づいて光変調するものである。これら右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164は、図1に示すように、映像生成部160を水平方向に区切った領域であり、複数の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164が鉛直方向に互い違いに配される。
立体映像表示装置100の使用状態において、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164には、外部から供給される右目用映像信号及び左目用映像信号によりそれぞれ右目用映像及び左目用映像が生成される。右目用映像生成領域162に右目用映像が生成されているときに、偏光板150を透過した光の一部が右目用映像生成領域162に入射すると、右目用映像信号に基づいて光変調され右目用映像生成領域162からは右目用映像の映像光(以下、「右目用映像光」と略称する)が射出する。また、左目用映像生成領域164に左目用映像が生成されているときに、偏光板150を透過した光の他の一部が左目用映像生成領域164に入射すると、左目用映像信号に基づいて光変調され左目用映像生成領域164からは左目用映像の映像光(以下、「左目用映像光」と略称する)が射出する。ここで、右目用映像生成領域162から射出する右目用映像光及び左目用映像生成領域164から射出する左目用映像光は、映像光における映像信号に基づいて光変調された領域はそれぞれ偏光軸が回転する。また、映像生成部160の各画素の境界部には赤色光,緑色光及び青色光の混色を低減するために、ブラックマトリクスと呼ばれる遮光部が設けられている。更に、ブラックマトリクスのうち右目用映像生成領域162と左目用映像生成領域164の境界部には、水平方向に帯状のブラックマトリクスである映像生成領域遮光部163が形成されている。
偏光板170は、映像生成部160における観察者側に配置される。この偏光板170は、上述した右目用映像生成領域162を透過した右目用映像光、及び、上述した左目用映像生成領域164を透過した左目用映像光が入射すると、これらのうち偏光軸の成分の中で透過軸と平行な偏光成分を透過し、偏光軸が吸収軸と平行な偏光成分を遮断する。ここで、偏光板170における透過軸は、図1に矢印Y2で示すように、観察者が立体映像表示装置100を見たときの水平方向から左上方向及び右下方向に45度の傾斜を有する。したがって、偏光板170から射出する光は、偏光板150から射出する光と直交すると共に、水平方向から45度の傾斜を有する直線偏光となる。
偏光軸制御板180は、基板184と基板184上に形成された第一偏光領域181及び第二偏光領域182とを有する。この偏光軸制御板180における第一偏光領域181及び第二偏光領域182の位置及び大きさは、図1に示すように、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の位置及び大きさに対応する。したがって、立体映像表示装置100の使用状態において、第一偏光領域181には、右目用映像生成領域162を透過した右目用映像光が入射し、第二偏光領域182には、左目用映像生成領域164を透過した左目用映像光が入射する。
第一偏光領域181は、入射した右目用映像光の偏光軸を回転させずにそのまま透過する。一方、第二偏光領域182は、入射した左目用映像光の偏光軸を第一偏光領域181に入射した右目用映像光の偏光軸に対して直交する方向に90度回転させる。したがって、第一偏光領域181を透過した右目用映像光の偏光軸と、第二偏光領域182を透過した左目用映像光の偏光軸とは、図1に矢印Y3,Y4で示すように、その向きが互いに直交する。なお、図1において偏光軸制御板180の第一偏光領域181及び第二偏光領域182に示した矢印Y3,Y4は、各偏光領域を通過した偏光の偏光軸の向きを示す。
偏光軸制御板180において、基板184には、入射する映像光の偏光軸の向きを変化させないように、例えば複屈折が低い透明なガラスまたは複屈折が低い樹脂などの板状部材、若しくは複屈折が低いフィルム状部材が用いられる。第一偏光領域181には、入射する右目用映像光の偏光軸の向きを変化させないでそのまま透過させるため、基板184上に何も設けずに光を透過させるか、または、複屈折が低いガラスや樹脂など部材、あるいは偏光板170と同様の偏光状態を有する偏光板が用いられる。また、第二偏光領域182には、例えば入射する左目用映像光の偏光軸の向きを90度回転する性質を有する複屈折性の物質で形成された半波長板が用いられる。結果として偏光軸制御板180から射出した右目用映像光の偏光軸の向きと左目用映像光の偏光軸の向きとは、直交した光となる。
また、偏光軸制御板180の映像表示部130と対向する面における第一偏光領域181と第二偏光領域182との境界部分に、帯状の偏光軸制御板領域遮光部183(ブラックストライプ)が映像表示部130側に設けられている。このような偏光軸制御板領域遮光部183を設けることにより、偏光軸制御板180の第一偏光領域181に隣接する第二偏光領域182に入射するべき左目用映像光のうち、上記境界を超えて当該第一偏光領域181に入射する映像光を吸収して遮ることができる。また、同様に、偏光軸制御板180の第二偏光領域182に隣接する第一偏光領域181に入射するべき右目用映像光のうち、上記境界を超えて当該第二偏光領域182に入射する映像光を吸収して遮ることができる。したがって、立体映像表示装置100から射出される右目用映像光及び左目用映像光にクロストークが生じにくくなる。このクロストークについての詳細は後述する。
図2は、立体映像表示装置100の使用状態を示す概略図である。
立体映像表示装置100により立体映像を観察する場合、観察者500は、図2に示すように、立体映像表示装置100から投影される右目用映像光及び左目用映像光を、偏光眼鏡200をかけて観察する。この偏光眼鏡200には、観察者500がこの偏光眼鏡200をかけたときに観察者500の右目512側にあたる位置に右目用映像透過部232が配され、左目514側にあたる位置に左目用映像透過部234が配される。これら右目用映像透過部232及び左目用映像透過部234は、透過軸方向が互いに異なる偏光レンズであり、偏光眼鏡200のフレームに固定されている。
右目用映像透過部232は、透過軸が第一偏光領域181を透過した右目用映像光と同じ向きを有し、吸収軸が上記透過軸と直交する向きを有する偏光板である。左目用映像透過部234は、透過軸が第二偏光領域182を透過した左目用映像光と同じ向きを有し、吸収軸が上記透過軸と直交する向きを有する偏光板である。これら右目用映像透過部232及び左目用映像透過部234には、例えば二色性染料を含浸させたフィルムを一軸延伸して得られる偏光膜を貼り付けた偏光レンズが用いられる。
観察者500は、立体映像表示装置100により立体映像を観察するときに、第一偏光領域181を透過した右目用映像光及び第二偏光領域182を透過した左目用映像光の射出する範囲内で、偏光眼鏡200をかけて立体映像表示装置100を観察することにより、右目512では右目用映像光に含まれる右目用映像だけを観察することができ、左目514では左目用映像光に含まれる左目用映像だけを観察することができる。したがって、観察者500は、これら右目用映像及び左目用映像を立体映像として認識することができる。
図3は、映像生成部160の一部を拡大して示す平面図である。
図3に示すように、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164は、それぞれ水平方向において複数の小さなセルに分割されており、これらのセルの1つ1つが赤色表示画素361、緑色表示画素362及び青色表示画素363となっている。
なお、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164では、例えば赤色表示画素361、緑色表示画素362及び青色表示画素363が水平方向にこの順に繰り返して配される。
また、映像生成部160の右目用映像生成領域162と左目用映像生成領域164の境界部を含む各画素の境界部にはブラックマトリクスである映像生成領域遮光部163が形成されている。
ここで、クロストークについて説明する。
図4は、映像生成領域遮光部163(ブラックマトリクス)及び偏光軸制御板領域遮光部183(ブラックストライプ)が形成されていない場合における映像生成部160と偏光軸制御板180との断面の一例を図示した断面図である。
図4に示すように、偏光軸制御板180は、右目用映像生成領域162の前方に第一偏光領域181が位置するように、また、左目用映像生成領域164の前方に第二偏光領域182が位置するように、観測者500から見て映像生成部160の手前側に配置されている。
そして、右目用映像生成領域162からは右目用映像光が射出され、射出された右目用映像光は第一偏光領域181を透過して観察者500に到達する。一方、左目用映像生成領域164からは左目用映像光が射出され、射出された左目用映像光は第二偏光領域182に入射して偏光の振動方向が90°回転された後に観察者500に到達する。
このように、立体映像表示装置100において、右目用映像及び左目用映像を表示させるためには、右目用映像生成領域162から射出された右目用映像光が第一偏光領域181に入射され、且つ、左目用映像生成領域164から射出された左目用映像光が第二偏光領域182に入射される必要がある。
しかしながら、従来技術では、映像生成部160から射出された右目用映像光及び左目用映像光を、全てそれぞれ第一偏光領域181及び第二偏光領域182に入射させるように精度良く映像生成部160と偏光軸制御板180とを配置することは極めて困難であった。
鮮明な映像を得るには右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164が密である(巾細である)方が良いが、この場合、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164が密に配された映像生成部160の前方に、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164に対応すべく、正確に第一偏光領域181及び第二偏光領域182を配設することが極めて困難であった。具体的には、一般的な第一偏光領域181及び第二偏光領域182は、夫々200μm程度の巾の極細線状であり、位置ずれを5%未満にする十数μmレベルで正確に配置することは、非常に困難である。
また、右目用映像生成領域162から射出された右目用映像光、及び、左目用映像生成領域164から射出された左目用映像光は共に完全には平行光ではないので、例えば、図4に示した左目用映像生成領域164の上端部付近から射出された左目用映像光の一部は第一偏光領域181に入射されてしまう場合がある(図4に示す矢印10)。これをクロストークという。
そこで、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置100は、偏光軸制御板180に、偏光軸制御板領域遮光部183を備える構成とする。
図5は、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置100に備えられた映像生成部160と偏光軸制御板180との断面の一例を図示した断面図である。
図5に示すように、映像生成部160は、右目用映像生成領域162と左目用映像生成領域164とが交互に並設された映像生成部160が配置されており、映像生成部160の右目用映像生成領域162と左目用映像生成領域164との境界部にはブラックマトリクスである映像生成領域遮光部163が形成されている。
また、偏光軸制御板180は、第二偏光領域182と第一偏光領域181の境界部に、クロストークを低減するために、帯状の偏光軸制御板領域遮光部183(ブラックストライプ)が形成されている。
映像生成領域遮光部163(ブラックマトリクス)と偏光軸制御板領域遮光部183(ブラックストライプ)とは、フォトリソ法、または、印刷工法を用いて形成され、この際の塗料は黒色染料を添加した紫外線硬化樹脂や熱硬化性樹脂が用いられる。通常は、偏光軸制御板領域遮光部183は黒色の帯状として形成される。ここで、印刷工法としては、凸版印刷、平版印刷、凹版印刷、孔版印刷、スクリーン印刷及びオフセット印刷等を用いることができる。
これにより、偏光軸制御板180の第一偏光領域181に隣接する第二偏光領域182に入射するべき左目用映像光のうち、上記境界を超えて第一偏光領域181に入射する映像光を吸収して遮ることができる。
また、同様に、偏光軸制御板180の第二偏光領域182に隣接する第一偏光領域181に入射するべき右目用映像光のうち、上記境界を超えて第二偏光領域182に入射する映像光を吸収して遮ることができる。したがって、立体映像表示装置100から射出される右目用映像光及び左目用映像光にクロストークが生じにくくなる。
そのため、観察者500は、立体映像表示装置100により立体映像を観察するときに、第一偏光領域181を透過した右目用映像光及び第二偏光領域182を透過した左目用映像光の射出する範囲内で、偏光眼鏡200をかけて立体映像表示装置100を観察することにより、右目では右目用映像光に含まれる右目用映像だけを観察することができ、左目では左目用映像光に含まれる左目用映像だけを観察することができる。これにより、観察者500は、これら右目用映像及び左目用映像を立体映像として認識することができる。
しかしながら、映像生成領域遮光部163と偏光軸制御板領域遮光部183とのピッチは近似しており、モアレが発生しやすく、特に、画面縦寸法が小さいときモアレが発生しやすくなる。
そこで、以下に示すように、画面縦寸法を変更してモアレの変化を調査する実験を行った。
図6は、本発明の実施例1である立体映像表示装置100において、モアレの変化を調査する実験に用いた映像生成部160及び偏光軸制御板180の側面を模式的に示した図である。なお、図6では説明のため簡略化して示しているが、立体映像表示装置100は、HD(High Definition)仕様であり、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の合計本数は1080本である。
図6に示すように、画面縦寸法をH、映像生成領域遮光部163のピッチをp、偏光軸制御板領域遮光部183のピッチを(p−δp)とすると、偏光軸制御板180から正面方向に3Hだけ離れた地点から観測する場合に、観測者500の視点と映像生成領域遮光部163と偏光軸制御板領域遮光部183とが直線上に配置されるように、δが定められる。
また、上述したように、映像生成領域遮光部163のピッチをp、偏光軸制御板領域遮光部183のピッチを(p−δp)とするとき、発生するモアレのピッチdは、下記(数式1)を用いて表される。
d=p/δp ・・・(数式1)
図7は、本発明の実施例1である立体映像表示装置100において、画面縦寸法Hを変更した場合のモアレの評価結果を示した図である。ここで、画面縦寸法Hは、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の合計本数に映像生成領域遮光部163のピッチpを乗じた値として算出される。
図7に示すように、画面サイズが大きくなる程、画面縦寸法Hは大きくなる。そして、画面縦寸法Hが大きくなる程、偏光軸制御板領域遮光部183のピッチである(p−δp)が大きくなり、この(p−δp)が大きくなる程、発生するモアレのピッチdの半値(=d/2=p/2δp)の値は大きくなる。
そして、図7に示すように、モアレが観察された場合を“×”、モアレが観察されなかった場合を“○”として、それぞれの画面サイズ毎に、モアレの発生を評価すると、画面サイズが37(インチ)以下の場合には、モアレが発生しているのに対し、画面サイズが42(インチ)以上の場合には、モアレが発生していないことが解った。
図8は、図7に示した値に基づいて、偏光軸制御板領域遮光部183のピッチに対するモアレのピッチdの半値と画面縦寸法Hとの値をグラフ化した図である。
図8に示すように、モアレのピッチdの半値と画面縦寸法Hとは、偏光軸制御板領域遮光部183のピッチが0.46で交差しており、この値は、図7に示したモアレの発生領域及び非発生領域の境界と一致する。
即ち、モアレの発生を防止するためには、モアレのピッチdの半値を画面縦寸法Hより大きくする必要があることが分かる。これは、映像生成領域遮光部163と偏光軸制御板領域遮光部183とのピッチが近似していることにより、モアレは水平方向の曲線が特定の周期で発生する。そのため、このモアレの最も黒い部分と最も白い部分の距離、即ち、モアレのピッチdの半値(=d/2=p/2δp)が画面縦寸法Hより大きくなることにより、モアレの黒い横線が画面に現れないため、モアレが観察されないことを示している。
特に、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の合計本数が1080本の場合、偏光軸制御板領域遮光部183のピッチが0.46以上であるときに、モアレのピッチdの半値が画面縦寸法Hより大きくなり、モアレが発生しないことが解る。
そこで、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置100は、モアレのピッチdの半値(=d/2=p/2δp)が、画面縦寸法H、即ち、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の合計本数に映像生成領域遮光部163のピッチpを乗じた値より大きくなるように、(p−δp)が定められ、このピッチ(p−δp)となるように偏光軸制御板領域遮光部183が配置されたことを特徴とする。
特に、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の合計本数が1080本の場合、(p−δp)が0.46以上となるように、偏光軸制御板領域遮光部183が配置されたことを特徴とする。
以上のように、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置100によれば、偏光軸制御板領域遮光部183が、右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の合計本数に映像生成領域遮光部163が設けられたピッチpを乗じた値より、発生するモアレピッチの半値(=d/2=p/2δp)が大きくなるようなピッチで、第一偏光領域181及び第二偏光領域182の境界部に設けられているので、モアレの発生を低減することができる。
また、本発明の実施例1では、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164として、図1に示すように映像生成部160を水平方向に区切った領域として説明したが、図9に示すように映像生成部160を鉛直方向に区切った領域としてもよい。その際は、映像生成部160の駆動回路の変更と、偏光軸制御板180における第一偏光領域181及び第二偏光領域182の区切りも垂直方向とする必要がある。
更に、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164を、映像生成部160の駆動回路を変更することにより、図10に示すように水平方向及び鉛直方向に区切って格子状に構成してもよい。この場合は、偏光軸制御板180も映像生成部160に合わせて格子状に形成する必要がある。
本発明の実施例1では、第一偏光領域181及び第二偏光領域182に右目用映像光及び左目用映像光がそれぞれ入射したときに、入射した右目用映像光及び左目用映像光を、偏光軸が互いに直交した直線偏光として射出する偏光軸制御板180を備える立体映像表示装置100を例に挙げて説明したがこれに限らない。
本発明の実施例2では、第一偏光領域181及び第二偏光領域182に右目用映像光及び左目用映像光がそれぞれ入射したときに、入射した右目用映像光及び左目用映像光を、偏光軸の回転方向が互いに逆方向である円偏光として射出する偏光軸制御板を備える立体映像表示装置102を例に挙げて説明する。
図11は、本発明の実施例2に係る立体映像表示装置101の分解斜視図である。
図11に示す立体映像表示装置101において、図1に示す立体映像表示装置100と同じ構成については同じ符号を付しており、以下において説明を省略する。
図11に示すように、立体映像表示装置101は、立体映像表示装置100の偏光軸制御板180に替えて偏光軸制御板185を備える。この偏光軸制御板185は、基板184と基板184上に形成された第一偏光領域186及び第二偏光領域187とを有する。偏光軸制御板185における第一偏光領域186及び第二偏光領域187の位置及び大きさは、上記偏光軸制御板180における第一偏光領域181及び第二偏光領域182の位置及び大きさと同様に、映像生成部160の右目用映像生成領域162及び左目用映像生成領域164の位置及び大きさに対応している。したがって、立体映像表示装置101の使用状態において、第一偏光領域186には、上記右目用映像生成領域162を透過した右目用映像光が入射し、第二偏光領域187には、上記左目用映像生成領域164を透過した左目用映像光が入射する。
第一偏光領域186は、入射した右目用映像光を右回りの円偏光として射出する。また、第二偏光領域187は、入射した左目用映像光を左回りの円偏光として射出する。なお、図11の偏光軸制御板185の矢印Y5,Y6は、この偏光軸制御板185を通過した偏光の回転方向を示している。第一偏光領域186には、例えば光学軸が水平方向である1/4波長板が用いられ、第二偏光領域187には、例えば光学軸が鉛直方向である1/4波長板が用いられる。偏光軸制御板185の第一偏光領域186及び第二偏光領域187は、上記偏光軸制御板180の第一偏光領域181及び第二偏光領域182と同様にそれぞれ水平方向において複数の小さなセルに分割されている。
偏光軸制御板185を備えた立体映像表示装置101を観察する場合、観察者500は、右目512側にあたる位置及び左目514側にあたる位置にそれぞれ1/4波長板と偏光レンズが配された偏光眼鏡をかけて観察する。この偏光眼鏡において、観察者500の右目512側にあたる位置に配される1/4波長板は光学軸が水平方向であり、観察者500の左目514側にあたる位置に配される1/4波長板は光学軸が鉛直方向である。
また、観察者500の右目512側にあたる位置に配される偏光レンズ、及び、観察者500の左目514側にあたる位置に配される偏光レンズは、ともに透過軸の方向が観察者500から見て右斜め45度であり、吸収軸の方向は透過軸の方向と直交する方向である。
観察者500が上記の偏光眼鏡をかけて立体映像表示装置101を観察する場合、観察者500の右目512側では、偏光軸が観察者500から見て右回りの円偏光が入射したときに、その円偏光は上記の光学軸が水平方向である1/4波長板によって右斜め45度の直線偏光に変換された後、上記偏光レンズを透過して観察者500の右目512で観察される。
また、観察者500の左目514側では、偏光軸が観察者500から見て左回りの円偏光が入射したときに、その円偏光は上記の光学軸が鉛直方向である1/4波長板によって右斜め45度の直線偏光に変換された後、上記偏光レンズを透過して観察者500の左目514で観察される。
このように、上記偏光眼鏡をかけて立体映像表示装置101を観察することにより、右目512では右目用映像光に含まれる右目用映像だけを観察することができ、左目514では左目用映像光に含まれる左目用映像だけを観察することができる。したがって、観察者500は、これら右目用映像及び左目用映像を立体映像として認識することができる。
そして、本発明の実施例2に係る立体映像表示装置101によれば、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置100と同様に、第一偏光領域181と、第二偏光領域182と、第一偏光領域181及び第二偏光領域182の境界部に設けられた偏光軸制御板領域遮光部183とを有するので、透過率の異なる領域がランダムに出現し、映像生成領域遮光部163とのモアレは黒色部と白色部のコントラストが低減し、モアレの発生を低減することができる。
100,101,102…立体映像表示装置
120…光源
130…映像表示部
150…偏光板
160…映像生成部
162…右目用映像生成領域
163…映像生成領域遮光部
164…左目用映像生成領域
170…偏光板
180,185,190…偏光軸制御板
181,186,191…第一偏光領域
182,187,192…第二偏光領域
183,193…偏光軸制御板領域遮光部
200…偏光眼鏡

Claims (3)

  1. 外部から入力する第1の映像信号に基づいて、所定の角度の偏光軸である第1の偏光軸の直線偏光を光変調して第1の変調偏光を生成して射出する第1の変調光生成領域と、外部から入力する第2の映像信号に基づいて前記第1の偏光軸の直線偏光を光変調して第2の変調偏光を生成して射出する第2の変調光生成領域と、前記第1の変調光生成領域及び前記第2の変調光生成領域の境界部に設けられ入射した光を遮光する映像生成領域遮光部とを有する映像生成部から射出した前記第1の変調偏光及び前記第2の変調偏光のうち、前記第1の偏光軸と異なる角度を有する第2の偏光軸の直線偏光である前記第1の変調偏光及び前記第2の変調偏光を透過して射出する偏光板と、
    前記映像生成部における第1の変調光生成領域の位置に対応し、前記偏光板を射出した前記第1の変調偏光が入射した際に前記第1の変調偏光の偏光軸を第3の偏光軸となるよう偏光し第3の変調偏光として射出する第1の偏光領域と、前記映像生成部における第2の変調光生成領域の位置に対応し、前記偏光板を射出した前記第2の変調偏光が入射した際に前記第2の変調偏光の偏光軸を前記第3偏光軸と異なる第4の偏光軸となるよう偏光し第4の変調偏光として射出する第2の偏光領域と、前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の境界部に設けられ入射した光を遮光する遮光部とを有する偏光軸制御板と、
    を備え、
    前記遮光部は、
    モアレのピッチの半値が、前記第1の変調光生成領域及び前記第2の変調光生成領域の合計本数に前記映像生成領域遮光部が設けられたピッチを乗じた値より大きくなるようなピッチで、前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の境界部に設けられた
    ことを特徴とする立体映像表示用光学部材。
  2. 前記偏光軸制御板は、
    前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の合計本数が1080本であり、かつ前記遮光部が前記第1の偏光領域及び前記第2の偏光領域の境界部に0.46(mm)以上のピッチで設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の立体映像表示用光学部材。
  3. 光源と、
    前記光源を射出した光のうち前記第1偏光軸である第1の直線偏光を透過する直線偏光生成部と、
    第1の変調光生成領域と第2の変調光生成領域を有し、前記直線偏光生成部を射出した前記第1の直線偏光が入射した際に光変調して前記第1の変調偏光及び前記第2の変調偏光として射出する前記映像生成部と、
    請求項1又は2に記載の立体映像表示用光学部材と、
    を備え、
    前記偏光軸制御板における前記第1の偏光領域を射出した前記第3変調偏光により生成される映像を右目用映像とし、前記第2の偏光領域を射出した前記第4の変調偏光により生成される映像を左目用映像とすることを特徴とする立体映像表示装置。
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