JP5327230B2 - 運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法 - Google Patents

運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法 Download PDF

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Description

この発明は、IT(Information Technology)システムの運用管理を支援する運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法に関する。
近年、ITシステムは大規模化・複雑化しており、その運用管理作業に必要となる知識が専門的なものとなっている。運用管理作業は「運用プロセス」とも呼ばれ、運用管理対象となる業務システム、その業務システムに対しておこなわれる運用管理作業種別ごとにおこなわれる。
各運用プロセスでは、その作業手順を表現するアクティビティ図が作成される。ところが、運用プロセスごとのアクティビティ図を毎回一から作成しては時間がかかってしまう。また、作成者の運用管理経験が少ない場合には、不適切なアクティビティ図を作成してしまう可能性が高い。
そこで、運用プロセスで頻繁におこなわれる作業手順をテンプレートとして提供する手法がある。この手法によれば、アクティビティ図を新規作成する際に、頻出する作業手順をテンプレートとして利用することが可能となり、作成作業の効率化および品質向上を図ることができる。
テンプレートの提供方法としては、たとえば、ITIL(IT Infrastructure Library)などの運用管理作業のベストプラクティスに基づく標準アクティビティ図を提供するタイプと、異なる複数のアクティビティ図を比較して類似部分を提供するタイプに分類される。
類似部分を提供するタイプの場合、比較対象となるアクティビティ図の数が多いほど、共通性の高いテンプレートが抽出可能となり、抽出されるテンプレートの数も増える。しかし、異なるアクティビティ図を比較するためには、アクティビティ図間で記述方法や用語に共通性を持たせる必要がある。
従来においては、実世界に存在する様々なプロセスを共通に記述し分類することにより、分野や領域を越えてプロセス知識を活用可能にする技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。これによれば、異なる運用プロセス間でアクティビティ図の記述方法を統一することができる。
特開2001−273313号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の従来技術では、アクティビティ図を構成する要素の属性情報(たとえば、要素名)については何ら言及されていない。このため、要素名と処理内容との関係が同一運用プロセス内でしか統一されておらず、異なる運用プロセス間のアクティビティ図からテンプレートを抽出するのが難しいという問題があった。
具体的には、テンプレートを抽出する場合、アクティビティ図のフロー形状(要素間のつながり)だけでなく、各アクションの処理内容も判断する。すなわち、フロー形状が同じであっても処理内容が異なれば類似していると判断されない。要素同士の処理内容が同じか否かの判断は、要素名などの属性情報でおこなうことが多い。
したがって、テンプレートを抽出するためには、比較対象となるアクティビティ図同士で要素名が統一されていなければ、処理内容が一致するか否かを判断することが難しい。この結果、テンプレートの抽出作業が困難なものとなり、依然として、アクティビティ図の作成作業にかかるアクティビティ図作成の作業負荷および作業時間の増大化を招くという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ITシステムの運用管理作業にかかる作業負荷および作業時間の軽減化を図ることができる運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法は、運用管理対象となるシステムで実行された運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図に含まれる要素群ごとに、前記要素と当該要素のアクセス先とを関連付けて記憶する実行履歴情報を取得し、取得された実行履歴情報を参照して、前記全要素群から選ばれた第1の要素とアクセス先が一致する第2の要素を、前記全要素群から選ばれていない未選択の要素群の中から検索し、前記第2の要素が検索された場合、前記第1および第2の要素を同義の要素に設定し、設定された同義の要素を含むアクティビティ図同士で前記要素の要素列が一致する共通要素列を、前記同義の要素を含むアクティビティ図に含まれる要素群の中から抽出し、抽出された共通要素列を出力することを要件とする。
この運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法によれば、各アクティビティ図に含まれる要素群を、アクセス先が同じものを同義として分類することにより、異なる運用プロセス間でのテンプレートの抽出が可能となる。
この運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法によれば、ITシステムの運用管理作業にかかる作業負荷および作業時間の軽減化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、運用管理システムのシステム構成を示す説明図である。 図2は、CIのデータ構造の具体例を示す説明図である。 図3は、パッチ適用作業の作業手順を表現するアクティビティ図である。 図4は、本実施の形態の概要を示す説明図である。 図5は、実施の形態にかかる運用管理支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、実行履歴テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、運用管理支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 図8は、アクションリストの記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、分類済リストの記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。 図10は、分類済リストの記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。 図11は、属性情報が付与された実行履歴情報の一例を示す説明図(その1)である。 図12は、属性情報が付与された実行履歴情報の一例を示す説明図(その2)である。 図13は、要素列リストの具体例を示す説明図である。 図14は、共通要素列の抽出例を示す説明図である。 図15は、テンプレートの具体例を示す説明図である。 図16は、運用管理支援装置の運用管理支援処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 運用管理システム
101 プロセス作成部
102 プロセス実行部
103 テンプレート作成部
110 CMDB
600 実行履歴テーブル
600−1〜600−n 実行履歴情報
701 取得部
702 選択部
703 検索部
704 検出部
705 設定部
706 抽出部
707 作成部
708 比較部
709 出力部
以下に添付図面を参照して、この運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。この運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法では、各運用プロセス内の処理群をアクセス先が同じものを同義として分類し、名称が異なる処理を統一することで、異なる運用プロセス間での共通部分を雛形として抽出可能となり、新規運用プロセスの作成効率を向上させる。
(運用管理システムのシステム構成)
本実施の形態にかかる運用管理システムのシステム構成について説明する。図1は、運用管理システムのシステム構成を示す説明図である。図1において、運用管理システム100は、CMDB110(構成管理データベース)を備え、プロセス作成部101と、プロセス実行部102と、テンプレート作成部103と、を含む構成である。
この運用管理システム100は、運用管理対象となるITシステム140を管理する。CMDB110は、ITシステム140の構成要素をCI(Configuration Item:構成アイテム)単位で管理するデータベースである。ここで、構成要素とは、たとえば、ハードウェアやソフトウェアなどの物理リソース、仮想リソース、ITシステム140で稼働している各業務サービスなどである。
プロセス作成部101は、運用管理対象となるITシステム140の運用プロセス120を作成する機能を有する。具体的には、プロセス作成部101は、運用プロセス120の作業手順をあらわすアクティビティ図を作成する。なお、アクティビティ図についての詳細な説明は図3を用いて後述する。
プロセス実行部102は、運用プロセス120の作業手順をあらわすアクティビティ図をもとに、アクティビティを実行する機能を有する。ここで、アクティビティとは、開始状態から始まり、連鎖的にアクション(動作状態)が実行され、終了状態となるまでの一連の作業である。
プロセス実行部102は、CMDB110のCIにアクセスして、ITシステム140に関する設定値を参照する。なお、CI構造についての詳細な説明は図2を用いて後述する。また、プロセス実行部102は、ITシステム140への操作によって設定値が変更された場合、CMDB110のCIにアクセスして該当項目の設定値を変更する。
テンプレート作成部103は、アクティビティの実行結果である実行ログ130に基づいて、異なる運用プロセス間の共通部分を抽出してテンプレート150を作成する機能を有する。実行ログ130には、アクティビティ図に含まれる要素ごとに、当該要素がアクセスしたCIが記録されている。
このように、運用管理システム100では、異なる運用プロセス間での共通部分を抽出してテンプレート150を作成することができる。これにより、新規の運用プロセス(アクティビティ図)を作成する際の作成効率を向上させる。
本実施の形態にかかる運用管理支援装置は、上記機能部101〜103のうち少なくともテンプレート作成部103の機能を有する。なお、プロセス作成部101およびプロセス実行部102の機能については、運用管理支援装置が有することとしてもよく、また、他のコンピュータ装置が有することとしてもよい。
(CIのデータ構造)
ここで、CMDB110で管理されているCI(構成アイテム)のデータ構造について説明する。図2は、CIのデータ構造の具体例を示す説明図である。図2において、CI1は、構成アイテムID、タイプ、プロパティおよび設定値を有している。
ここで、構成アイテムIDとは、CIを識別する識別子である。タイプとは、CIの種別である。タイプとしては、たとえば、サーバ、スイッチ、ストレージなどがある。プロパティとは、CIの属性である。属性としては、たとえば、IPアドレス、名前、CPU(Central Processing Unit)クロック周波数、ディスク容量、型番、ロードアベレージ、平均CPU使用率などがある。設定値とは、各プロパティに設定されている属性値である。
図1に示したプロセス実行部102は、アクティビティの実行時に、CMDB110のCI(たとえば、CI1)にアクセスして、ITシステム140に関する設定値を参照することになる。このため、アクティビティの実行ログには、アクティビティで実行された各要素のアクセス先のCIが記録される。
(アクティビティ図の具体例)
つぎに、運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図について説明する。なお、アクティビティ図は、UML(Unified Modeling Language)を用いて記述されている。図3は、パッチ適用作業の作業手順を表現するアクティビティ図である。図3において、アクティビティ図300には、ITシステム140でのパッチ適用作業の作業手順が記述されている。
このアクティビティ図300では、作業者が運用SE301と関連部署302の2名存在している。アクティビティ図300のパーティションPa1に記述されている処理内容は運用SE301の作業内容であり、パーティションPa2に記述されている処理内容は関連部署302の作業内容である。
このアクティビティ図300では、黒丸303を始点ノードとして、矢印にしたがって各処理(角抜四角)が実行され、白枠付黒丸304の終点ノードに辿り着くとアクティビティが終了する。なお、アクティビティ図300に記述されている各処理をアクションという。各アクションには、アクション名(要素名)が記述されている。
(本実施の形態の概要)
つぎに、本実施の形態の概要について説明する。ここではまず、従来の問題点を具体的に説明する。従来において、アクティビティ図を構成する各要素(たとえば、アクション)の属性情報(たとえば、要素名)の付し方は、異なるプロセス間で統一されていない。このため、異なるアクティビティ図に同じ要素名のアクションが記述されていても同義のアクションとは限らない。
たとえば、2つの異なるアクティビティ図(P,Q)において、「性能見積もり」という同じ要素名のアクションが存在するとする。アクティビティ図Pに記述されているアクション「性能見積もり」は、「ネットワークの性能見積もり」として記述されている。一方、アクティビティ図Qに記述されているアクション「性能見積もり」は、「サーバの性能見積もり」として記述されている。この場合、要素名が同じ2つのアクション「性能見積もり」は、処理内容が異なるアクションである。
また、異なるアクティビティ図で同義のアクションが実行されていたとしても、同じ要素名となっているとは限らない。たとえば、2つの異なるアクティビティ図(R,S)において、「あるマシンにログイン」というアクションが存在するとする。このアクションは、アクティビティ図(R)では「ログイン」という名称で記述されている。一方、アクティビティ図(Y)では「サーバログイン」という名称で記述されている。この場合、処理内容が同じアクションであっても要素名が異なるため、異なるアクションとして認識する可能性が高い。
このように、従来においては、要素間の同義性を予め付された要素名から判断するため、異なるプロセス間で要素名の付し方が統一されていなければ、その同義性を判断することが難しいという問題があった。
そこで、本実施の形態では、アクティビティ図に含まれる各アクションを、アクセス先が同じものを同義として分類する。すなわち、要素間の同義性を、予め付されている要素名から判断するのではなく、そのアクセス先から判断する。
図4は、本実施の形態の概要を示す説明図である。図4には、異なる運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図1,2が示されている。なお、アクティビティ図1,2において、黒丸401は始点ノード、白枠付黒丸402は終点ノード、角抜四角403はアクション、黒線404はフォークノード、黒線405はジョインノードである。
始点ノードは、アクティビティの開始をあらわすノードである。終点ノードは、アクティビティの終了をあらわすノードである。アクションは、アクティビティで実行される処理をあらわすノードである。フォークノードは、並列処理の開始をあらわすノードである。ジョインノードは、並列処理の終了をあらわすノードである。
図4において、アクションaとアクションeのアクセス先「CI1」が一致する。このため、アクションaとアクションeを同義のアクションAとして分類する。同様に、アクションbとアクションfを同義のアクションBとして分類し、アクションdとアクションgを同義のアクションCとして分類する。これにより、要素名の付し方が統一されていない異なるプロセス間における要素同士の同義性を判断することができる。
このように、本実施の形態では、要素名(たとえば、アクション名)が異なる要素の意味づけ(同義性)を統一することにより、異なる運用プロセス間での共通部分の抽出を可能とする。これにより、アクティビティ図作成用のテンプレートが抽出可能となり、運用プロセスの作成効率を向上させる。
(運用管理支援装置のハードウェア構成)
図5は、実施の形態にかかる運用管理支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図5において、運用管理支援装置500は、CPU501と、ROM(Read‐Only Memory)502と、RAM(Random Access Memory)503と、磁気ディスクドライブ504と、磁気ディスク505と、光ディスクドライブ506と、光ディスク507と、ディスプレイ508と、I/F(Interface)509と、キーボード510と、マウス511と、スキャナ512と、プリンタ513と、を備えている。また、各構成部はバス520によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU501は、運用管理支援装置500の全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ504は、CPU501の制御にしたがって磁気ディスク505に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク505は、磁気ディスクドライブ504の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ506は、CPU501の制御にしたがって光ディスク507に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク507は、光ディスクドライブ506の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク507に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ508は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ508は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
インターフェース(以下、「I/F」と略する。)509は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク514に接続され、このネットワーク514を介して他の装置に接続される。そして、I/F509は、ネットワーク514と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F509には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード510は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス511は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ512は、画像を光学的に読み取り、運用管理支援装置500内に画像データを取り込む。なお、スキャナ512は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ513は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ513には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(実行履歴テーブルの記憶内容)
つぎに、運用管理支援装置500に用いられる実行履歴テーブルの記憶内容について説明する。図6は、実行履歴テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、実行履歴テーブル600は、要素ID、要素タイプ、読込先IDおよび書込先IDといったフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、アクティビティ図AG1〜AGnごとの実行履歴情報600−1〜600−nがレコードとして記憶されることとなる。
ここで、要素IDとは、アクティビティ図に含まれる要素を識別する識別子である。要素タイプとは、始点ノード、終点ノード、アクション、フォークノード、ジョインノード、ガードなどの要素種別である。読込先IDおよび書込先IDは、アクティビティ実行時に各要素がアクセスしたCIを識別する構成アイテムIDである。
これら実行履歴情報600−1〜600−nを参照することにより、各要素のアクセス先を認識することができる。なお、実行履歴情報600−1〜600−nにおいて、各要素は、始点ノードから終点ノードまでの手順どおりに並べられている。この実行履歴テーブル600は、たとえば、図5に示したRAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などの記憶領域に記憶されている。
(運用管理支援装置の機能的構成)
つぎに、運用管理支援装置500の機能的構成について説明する。図7は、運用管理支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図7において、運用管理支援装置500は、取得部701と、選択部702と、検索部703と、検出部704と、設定部705と、抽出部706と、作成部707と、比較部708と、出力部709と、を含む構成である。この制御部となる機能(取得部701〜出力部709)は、具体的には、たとえば、図5に示したROM502、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などの記憶領域に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることにより、または、I/F509により、その機能を実現する。
取得部701は、実行履歴情報600−1〜600−n(図6参照)を取得する機能を有する。ここで、実行履歴情報600−1〜600−nは、運用管理対象のITシステムで実行された運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図に含まれる要素と当該要素のアクセス先とを関連付けて記憶する情報である。
具体的には、たとえば、取得部701が、図5に示したキーボード510やマウス511を用いたユーザの操作入力により実行履歴情報600−1〜600−nを受け付けてもよい。また、ITシステム140で実行されたアクティビティの実行ログ130(図1参照)に基づいて、実行履歴情報600−1〜600−nを作成してもよい。なお、取得された取得結果は、たとえば、図6に示した実行履歴テーブル600に記憶される。
選択部702は、実行履歴情報600−1〜600−nを参照して、全要素群の中から第1の要素を選択する機能を有する。なお、全要素群とは、アクティビティ図AG1〜AGnに含まれるすべての要素である。具体的には、たとえば、選択部702が、実行履歴情報600−1〜600−nに含まれる要素ID群の中から、任意の要素IDを選択することにより第1の要素を選択する。
検索部703は、実行履歴情報600−1〜600−nを参照して、全要素群から選ばれた第1の要素とアクセス先が一致する第2の要素を、全要素群から選ばれていない未選択の要素群の中から検索する機能を有する。具体的には、たとえば、検索部703が、実行履歴情報600−1〜600−nの読込先IDおよび書込先IDを手掛かりに、第1の要素とアクセス先が一致する第2の要素を検索する。
より具体的には、たとえば、検索部703が、第1の要素と読込先IDおよび書込先IDが一致する第2の要素を検索する。このとき、第1の要素とアクセス先が一致する要素が複数存在する場合、それらすべての要素を第2の要素として検索することになる。なお、検索された検索結果は、たとえば、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などの記憶領域に記憶される。
ところで、全要素群のうち、アクセス先が存在する要素は「処理」をあらわす要素のみである。「処理」をあらわす要素とは、要素タイプが「アクション」の要素である。このため、上記選択部702の選択対象および上記検索部703の検索対象を、要素タイプが「アクション」の要素に限定してもよい。
この場合、まず、全要素群の中から要素タイプが「アクション」の要素を絞り込む。ここで、検出部704は、アクティビティ図に含まれる要素群の中から処理をあらわす要素を検出する機能を有する。具体的には、たとえば、実行履歴情報600−1〜600−nの要素タイプ「アクション」を手掛かりに、処理をあらわす要素(以下、「アクション」という)を検出する。検出された検出結果は、たとえば、図8に示すアクションリストに記憶される。
図8は、アクションリストの記憶内容の一例を示す説明図である。図8において、アクションリスト800は、アクションID、読込先ID、書込先IDおよび分類済フラグといったフィールドを有している。各フィールドに情報を設定することで、アクションごとの実行履歴がレコードとして記憶されることとなる。
ここで、アクションIDとは、アクションを識別する要素IDである。読込先IDとは、アクション実行時における読込先のCIを識別する構成アイテムIDである。書込先IDとは、アクション実行時における書込先のCIを識別する構成アイテムIDである。分類済フラグとは、各アクションが分類済みか否かを識別するためのフラグである。初期状態では「未」となっている。なお、分類済フラグについての説明は後述する。
この場合、選択部702は、アクションリスト800を参照して、全要素群(全アクション群)の中から第1の要素を選択する。また、検索部703は、アクションリスト800を参照して、第1の要素とアクセス先が一致する第2の要素を、全アクション群から選ばれていない未選択のアクション群の中から検索する。
ここで、全アクション群の中から要素E1−2が第1の要素として選択された場合を例に挙げて説明する。この場合、検索部703が、第2の要素として、要素E1−2の読込先ID「CI1,CI2」および書込先ID「CI3」と一致する要素E2−2を検索することとなる。このように、選択対象および検索対象をアクションのみに絞り込むことにより、アクセス先が存在しない要素についての無駄な選択処理および検索処理を削減することができる。
設定部705は、検索された第2の要素と第1の要素とを同義の要素に設定する機能を有する。具体的には、たとえば、設定部705が、第1および第2の要素に同一の属性情報を付与することにより、第1および第2の要素を同義の要素に設定する。属性情報としては、たとえば、同義の要素を一意に特定する同義要素名、同義要素IDなどがある。
これにより、全アクティビティ図に含まれる全要素群のうち、アクセス先が一致する第1および第2の要素を同義の要素として分類することができる。なお、設定された設定結果は、後述する分類済リスト(図9、図10参照)に記憶される。
ここで、分類済リストの記憶内容について説明する。図9および図10は、分類済リストの記憶内容の一例を示す説明図である。分類済リスト900は、同義要素名およびアクションIDのフィールドを有し、レコードごとに、分類済の要素に関する情報が各フィールドに記憶されている。
同義要素名とは、同義の要素を一意に特定する属性情報である。アクションIDとは、同義の要素として設定された第1および第2の要素の要素IDである。ここでは、第1および第2の要素が同義の要素として設定される都度、分類済リスト900の各フィールドに情報が設定されて新規レコードが登録される。
図9に示す例では、要素E1−2および要素E2−2が同義の要素として設定され、同義要素名「CA1」が属性情報として付与された結果、分類情報900−1が新規レコードとして登録されている。なお、分類済リスト900に登録されると、アクションリスト800の該当アクションの分類済フラグが「未」から「済」に書き換えられる。
図10に示す例では、アクションリスト800に含まれる全アクションについて分類(選択処理、検索処理、設定処理)されたため、全アクションの分類済フラグが「済」となっている。なお、ここではアクセス先が一致する第2の要素が検索されなかった第1の要素についても、同義要素名が付与されて分類済リスト900に登録されている(分類情報900−4)。
図7の説明に戻り、抽出部706は、同義の要素を含むアクティビティ図同士で要素の要素列が一致する共通要素列を、同義の要素を含むアクティビティ図に含まれる要素群の中から抽出する機能を有する。具体的には、たとえば、抽出部706が、同義の要素を含むアクティビティ図同士の要素列を比較することにより、上記要素群の中から共通要素列を抽出する。
ここで、抽出処理の具体的な処理内容の一例について説明する。まず、作成部707は、第1または第2の要素を含むアクティビティ図に含まれる要素群のうち、第1および第2の要素を同義の要素としてあらわす要素列を作成する機能を有する。具体的には、たとえば、まず、作成部707が、分類済リスト900を参照して、実行履歴情報600−1〜600−n内の各要素に新たな属性情報を付与する。
ここで、実行履歴情報600−1,600−2を例に挙げると、作成部707が、図10に示した分類済リスト900を参照して、実行履歴情報600−1〜600−n内の各アクションIDに該当する要素に同義要素名を付与する。さらに、アクションとは異なる他の要素についても、要素タイプごとの同義要素名を付与する。
具体的には、たとえば、要素タイプ「始点」の要素には同義要素名「Initial」を付与する。また、要素タイプ「フォーク」の要素には同義要素名「Fork」を付与する。また、要素タイプ「ジョイン」の要素には要素名「Join」を付与する。また、要素タイプ「終点」には同義要素名「AFN」を付与する。
図11および図12は、属性情報が付与された実行履歴情報の一例を示す説明図である。図11において、属性情報(同義要素名)が付与された実行履歴情報600−1が示されている。具体的には、たとえば、要素E1−2には同義要素名「CA1」が付与されている。
また、図12において、属性情報(同義要素名)が付与された実行履歴情報600−2が示されている。具体的には、たとえば、要素E2−2には同義要素名「CA1」が付与されている。これは図11に示した要素E1−2に付与されている同義要素名と同一である。これにより、異なるプロセス間での要素同士の同義性を判断することができる。
つぎに、作成部707が、属性情報が付与された実行履歴情報600−1〜600−nを参照して、同義要素名が羅列されたアクティビティ図ごとの要素列を作成する。具体的には、たとえば、要素タイプ(フォークノードやジョインノード)にしたがって、始点ノードから終点ノードまでの各アクションを手順どおりに羅列する。なお、作成された作成結果は、たとえば、図13に示す要素列リストに記憶される。
図13は、要素列リストの具体例を示す説明図である。図13において、要素列リスト1300は、要素列IDおよび要素列のフィールドを有し、レコードごとに、各アクティビティ図の要素列に関する情報が記憶されている。ここで、要素列IDとは、要素列を識別する識別子である。要素列とは、同義要素名が羅列された要素列である。
一例として、要素列L1を例に挙げると、この要素列L1は、図11に示した実行履歴情報600−1に含まれる同義要素名を羅列したものである。また、要素列L2は、図12に示した実行履歴情報600−2に含まれる同義要素名を羅列したものである。これら要素列L1〜Lm間では、各要素の意味づけが統一されているため、要素間の同義性および要素間のつながりを比較することができる。
比較部708は、アクティビティ図ごとの要素列を比較する機能を有する。具体的には、たとえば、比較部708が、既存のパターンマッチングにより、図13に示した要素列L1〜Lm同士を比較する。なお、比較された比較結果は、たとえば、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などの記憶領域に記憶される。
そして、抽出部706は、比較された比較結果に基づいて、アクティビティ図ごとの要素列の中から、複数の要素列間で一部または全部の要素列が一致する共通要素列を抽出する。このとき、所定数以上(たとえば、3列以上)の要素列間で、一部または全部の要素列が一致する場合に共通要素列を抽出することにしてもよい。また、共通要素列が所定数以上(たとえば、5個以上)の要素を含む要素列であった場合に、その共通要素列を抽出することとしてもよい。
図14は、共通要素列の抽出例を示す説明図である。図14に示す例では、要素列L1と要素列L3と要素列L4との3列の要素列間で全部の要素列が一致するため、共通要素列1400(8個の要素を含む要素列)が抽出されている。
出力部709は、抽出された共通要素列を出力する機能を有する。具体的には、たとえば、出力部709が、図14に示した共通要素列1400を、アクティビティ図作成用のテンプレートとして出力する。なお、テンプレートの具体例については図15を用いて後述する。
また、出力部709は、アクティビティ図ごとの要素列(たとえば、要素列リスト1300)を出力することとしてもよい。これにより、作成者が、要素列リスト1300を参照してアクティビティ図ごとの要素列を比較することにより、共通要素列を抽出することができる。
なお、出力部709の出力形式としては、たとえば、ディスプレイ508への表示、プリンタ513への印刷出力、I/F509による外部装置への送信がある。また、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などの記憶領域に記憶することとしてもよい。
ここで、アクティビティ図作成のテンプレートの具体例について説明する。図15は、テンプレートの具体例を示す説明図である。図15において、アクティビティ図AGiは、パッチ適用作業の作業手順を表現するアクティビティ図である。また、アクティビティ図AGjは、メモリ増設作業の作業手順を表現するアクティビティ図である。
アクティビティ図AGi,AGjに含まれる要素群のうち同義の要素には、同義要素名が付与されている。このため、図15に示す例では、アクティビティ図AGi,AGjの要素列が比較された結果、テンプレートA〜Cが抽出される。これらテンプレートA〜Cを利用して、新規アクティビティ図を作成することにより、一から作成する手間を省くことができ作成効率を向上させることができる。
(運用管理支援装置の運用管理支援処理手順)
つぎに、運用管理支援装置500の運用管理支援処理手順について説明する。図16は、運用管理支援装置の運用管理支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、取得部701により、実行履歴情報600−1〜600−nを取得したか否かを判断する(ステップS1601)。
ここで、実行履歴情報600−1〜600−nを取得するのを待って(ステップS1601:No)、取得した場合(ステップS1601:Yes)、検出部704により、実行履歴情報600−1〜600−nを参照して、アクティビティ図AG1〜AGnに含まれる要素群の中から処理をあらわす要素を検出する(ステップS1602)。なお、検出された検出結果はアクションリスト800に記憶される。
つぎに、選択部702により、アクションリスト800の中から第1の要素を選択する(ステップS1603)。そして、検索部703により、アクションリスト800の中から、第1の要素と読込先IDおよび書込先IDが一致する第2の要素を検索する(ステップS1604)。このとき、第1の要素と読込先IDおよび書込先IDが一致する要素が複数存在する場合、それらすべての要素を第2の要素として検索する。
このあと、設定部705により、第2の要素が検索されたか否かを判断し(ステップS1605)、第2の要素が検索された場合(ステップS1605:Yes)、第1および第2の要素に同義要素名を付与する(ステップS1606)。なお、ステップS1604において、第2の要素として複数の要素が検索された場合、それらすべての要素に同義要素名を付与することになる。一方、第2の要素が検索されなかった場合(ステップS1605:No)、第1の要素に同義要素名を付与する(ステップS1607)。なお、設定結果は分類済リスト900に記憶される。
そして、選択部702により、アクションリスト800の中から選択されていない未選択の要素があるか否かを判断し(ステップS1608)、未選択の要素がある場合(ステップS1608:Yes)、ステップS1603に戻る。
一方、未選択の要素がない場合(ステップS1608:No)、作成部707により、分類済リスト900を参照して、実行履歴情報600−1〜600−n内の各要素に同義要素名を付与して(ステップS1609)、同義要素名が羅列されたアクティビティ図AG1〜AGnごとの要素列を作成する(ステップS1610)。
つぎに、比較部708により、既存のパターンマッチングを用いて、アクティビティ図AG1〜AGnごとの要素列を比較する(ステップS1611)。そして、抽出部706により、その比較結果に基づいて、アクティビティ図AG1〜AGnごとの要素列の中から共通要素列を抽出する(ステップS1612)。
最後に、出力部709により、抽出された共通要素列をアクティビティ図作成用のテンプレートとして出力して(ステップS1613)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、アクティビティ実行時のアクセス先(CI:構成アイテム)が一致する要素同士を同義の要素として分類することができる。これにより、異なる運用プロセス間で要素の意味づけ(同義性)を統一することができ、運用プロセス間での要素列のマッチングが可能となる。この結果、異なる運用プロセス間での共通要素列を効率的かつ効果的に抽出することが可能となり、アクティビティ図作成用のテンプレートを提供することができる。
また、このテンプレートを利用して新規運用プロセスのアクティビティ図を作成することにより、一から作成する手間を省略して作成効率を向上させることができる。さらに、テンプレートを利用することで、運用管理経験が少ない作業者のミス(たとえば、要素漏れ、手順間違い)を減らし、運用プロセスの品質を向上させることができる。
これらのことから、運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法によれば、ITシステムの運用管理作業にかかるアクティビティ図作成の作業負荷および作業時間の軽減化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した運用管理支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能であってもよい。
以上のように、運用管理支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、運用管理支援装置、および運用管理支援方法は、ITシステムの運用管理にかかる運用プロセスの作成に有用であり、特に、異なる運用プロセス間でのテンプレートの抽出に適している。

Claims (6)

  1. コンピュータを、
    運用管理対象となるシステムで実行された運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図ごとに、前記アクティビティ図をもとに実行される一連の処理の各々の処理をあらわす要素を手順どおりに示すとともに、前記システムの構成要素の属性情報をあらわす構成アイテムを記憶するデータベース内の構成アイテム群のうち前記要素の実行時における読込先となる構成アイテムまたは/および書込先となる構成アイテムを示す実行履歴情報を取得して記憶手段に記憶する取得手段、
    前記記憶手段に記憶された前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す各要素の実行時における読込先となる構成アイテムまたは/および書込先となる構成アイテムを参照して、前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す要素群を含む全要素群から選ばれた第1の要素と読込先となる構成アイテムおよび書込先となる構成アイテムが一致する第2の要素を、前記全要素群から選ばれていない未選択の要素群から検索する検索手段、
    前記第1の要素に同義の要素を一意に特定するための情報である要素名を付与し、前記検索手段によって検索された前記第1の要素と読込先となる構成アイテムおよび書込先となる構成アイテムが一致する第2の要素に前記第1の要素と同一の要素名を付与する付与手段、
    前記付与手段によって前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す各要素に要素名が付与された結果、前記アクティビティ図ごとに、前記アクティビティ図の実行履歴情報が示す連続する要素の要素名が羅列された要素列を作成する作成手段、
    前記作成手段によって作成された前記アクティビティ図ごとの要素列を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする運用管理支援プログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    前記作成手段によって作成された前記アクティビティ図ごとの要素列を比較する比較手段、
    前記比較手段によって比較された比較結果に基づいて、前記アクティビティ図ごとの要素列間で一部または全部の要素列が一致する共通要素列を抽出する抽出手段として機能させ、
    前記出力手段は、
    前記抽出手段によって抽出された共通要素列を出力することを特徴とする請求項1に記載の運用管理支援プログラム。
  3. 前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報は、前記アクティビティ図をもとに実行される一連の処理の始点、終点および各々の処理のいずれかをあらわす要素を手順どおりに示
    記付与手段は、
    さらに、前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す始点または終点をあらわす要素に当該要素の要素種別に応じた要素名を付与することを特徴とする請求項1または2に記載の運用管理支援プログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の運用管理支援プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  5. 運用管理対象となるシステムで実行された運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図ごとに、前記アクティビティ図をもとに実行される一連の処理の各々の処理をあらわす要素を手順どおりに示すとともに、前記システムの構成要素の属性情報をあらわす構成アイテムを記憶するデータベース内の構成アイテム群のうち前記要素の実行時における読込先となる構成アイテムまたは/および書込先となる構成アイテムを示す実行履歴情報を取得して記憶手段に記憶する取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す各要素の実行時における読込先となる構成アイテムまたは/および書込先となる構成アイテムを参照して、前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す要素群を含む全要素群から選ばれた第1の要素と読込先となる構成アイテムおよび書込先となる構成アイテムが一致する第2の要素を、前記全要素群から選ばれていない未選択の要素群から検索する検索手段と、
    前記第1の要素に同義の要素を一意に特定するための情報である要素名を付与し、前記検索手段によって検索された前記第1の要素と読込先となる構成アイテムおよび書込先となる構成アイテムが一致する第2の要素に前記第1の要素と同一の要素名を付与する付与手段と、
    前記付与手段によって前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す各要素に要素名が付与された結果、前記アクティビティ図ごとに、前記アクティビティ図の実行履歴情報が示す連続する要素の要素名が羅列された要素列を作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された前記アクティビティ図ごとの要素列を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする運用管理支援装置。
  6. 制御手段および記憶手段を備えるコンピュータが、
    前記制御手段により、運用管理対象となるシステムで実行された運用プロセスの作業手順を表現するアクティビティ図ごとに、前記アクティビティ図をもとに実行される一連の処理の各々の処理をあらわす要素を手順どおりに示すとともに、前記システムの構成要素の属性情報をあらわす構成アイテムを記憶するデータベース内の構成アイテム群のうち前記要素の実行時における読込先となる構成アイテムまたは/および書込先となる構成アイテムを示す実行履歴情報を取得して、前記記憶手段に記憶する取得工程と、
    前記制御手段により、前記取得工程によって取得されて前記記憶手段に記憶された前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す各要素の実行時における読込先となる構成アイテムまたは/および書込先となる構成アイテムを参照して、前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す要素群を含む全要素群から選ばれた第1の要素と読込先となる構成アイテムおよび書込先となる構成アイテムが一致する第2の要素を、前記全要素群から選ばれていない未選択の要素群から検索して、前記記憶手段に記憶する検索工程と、
    前記制御手段により、前記第1の要素に同義の要素を一意に特定するための情報である要素名を付与し、前記検索工程によって検索された前記第1の要素と読込先となる構成アイテムおよび書込先となる構成アイテムが一致する第2の要素に前記第1の要素と同一の要素名を付与して、前記記憶手段に記憶する付与工程と、
    前記制御手段により、前記付与工程によって前記アクティビティ図ごとの実行履歴情報が示す各要素に要素名が付与された結果、前記アクティビティ図ごとに、前記アクティビティ図の実行履歴情報が示す連続する要素の要素名が羅列された要素列を作成して、前記記憶手段に記憶する作成工程と、
    前記制御手段により、前記作成工程によって作成された前記アクティビティ図ごとの要素列を出力する出力工程と、
    を実行することを特徴とする運用管理支援方法。
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