JP5327127B2 - 携帯端末、入退場管理システム - Google Patents

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Description

本技術は、農作業者の位置を管理するための技術に関する。
農作業において、例えば各作業者の各圃場での作業時間を記録すると、各圃場で収穫された生産物の生産コストを計算したり、作業者の得意・不得意作業などの傾向を分析したりすることができる。しかし、作業時間を人手によって記録するとなると手間がかかる上、間違って記録する可能性もある。従って、作業者の作業時間を自動的に記録できるようにすることが望ましい。
そこで、作業時間を自動記録する技術として、次のような技術が存在する。具体的には、作業者にGPS(Global Positioning System)機能付きの携帯端末を持たせ、GPSデータを取得し、作業者の現在位置が圃場内にある時間を作業時間として記録する。
しかし、GPSデータを取得する場合、1回あたりの電力消費量が大きいため、頻繁にGPSデータを取得すると携帯端末のバッテリーを大幅に消耗してしまう。携帯端末の場合、バッテリーの持続時間が短くなるということは望ましくない。なお、消費電力を削減するため、例えば単にGPSデータの取得間隔を長くするなどして取得頻度を減らすようにすると、作業時間の測定精度に影響を及ぼすことになる。
特開2008−154004号公報 特開2005−115722号公報
このように、高精度で作業時間を測定するには消費電力が非常に大きくなってしまうという問題がある。
従って、本技術の目的は、位置データの取得にかかる消費電力を適切に削減するための技術を提供することである。
本携帯端末は、位置センサと、上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納する加速度センサと、記憶装置に格納されている計測結果から周期的な振動を検出した場合、計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部と、現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部と、振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、振幅値の変化率が所定の範囲から外れている場合、位置センサに位置データを取得させる制御部とを有する。
位置データの取得にかかる消費電力を適切に削減できる。
図1は、本技術の実施の形態に係る携帯端末の機能ブロック図である。 図2は、携帯端末を作業者に取り付けた場合の一例を示す図である。 図3は、圃場DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図4は、入退場履歴DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図5は、入退場履歴DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図6は、第1の実施の形態に係る携帯端末の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 図7(a)は、周期一定の場合の加速度波形の一例を示す図であり、図7(b)は、周期が一定ではない場合の加速度波形の一例を示す図である。 図8は、振動周期及び振幅値を算出する処理を説明するための図である。 図9は、第1の実施の形態に係る携帯端末の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 図10は、加速度波形の一例を示す図である。 図11は、第2の実施の形態に係る携帯端末の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 図12は、第2の実施の形態に係る携帯端末の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 図13は、クライアント・サーバ型システムのシステム構成図である。 図14は、クライアント・サーバ型システムにおける携帯端末の機能ブロック図である。 図15は、クライアント・サーバ型システムにおけるサーバの機能ブロック図である。 図16は、第1の態様に係る携帯端末の機能ブロック図である。 図17は、第2の態様に係る位置データ取得制御方法の処理フローである。 図18は、コンピュータの機能ブロック図である。
作業者が持ち歩く携帯端末のバッテリーの消耗を抑えるために、例えば加速度センサを利用して作業者が動いているか判断し、動いている場合のみGPSデータを取得するようにすることで、GPSデータの取得回数を減らすことが考えられる。なお、加速度センサは常時稼働させたとしても電力消費量は小さい。
しかし、農作業では、作業中は動いている時間が長いため、上で述べた手法では、GPSデータの取得回数をあまり減らすことはできない。また、農作業では、作業者が乗用型農作業車(例えばトラクタ等)に乗って移動し、乗用型農作業車に乗ったまま圃場に入って作業する場合も多い。乗用型農作業車に乗っている間は、動いているものと判断されるため、上で述べた手法では、やはりGPSデータの取得回数をあまり減らすことはできない。
なお、例えば加速度センサを利用して作業者が歩いているか判断し、歩行時のみGPSデータを取得するような手法も考えられるが、乗用型農作業車に乗っている間は、歩行とはみなされないため、GPSデータが取得されなくなってしまう。そのため、この手法では、乗用型農作業車に乗ったまま圃場に入って作業が行われた場合の作業時間を測定することができない。
そこで、本技術の実施の形態では、作業者が乗用型農作業車に乗っている際には、圃場へ出入りした可能性がある場合のみGPSデータを取得するようにすることで、GPSデータの取得回数を減らす。なお、乗用型農作業車乗車時は、歩行時に比べ、振動周期及び振幅値が小さくなる傾向がある。また、一般的に、圃場内は圃場外より地面が柔らかくなっているので、乗用型農作業車乗車時の振動(すなわち、振幅値)は、圃場外にいる場合に比べ、圃場内にいる場合の方が小さくなる傾向がある。さらに、乗用型農作業車が例えばトラクタである場合には、トラクタに取り付けられたアタッチメントが地面に接触することにより、トラクタ乗車時の振動は、圃場内にいる場合の方が小さくなる。従って、本技術の実施の形態では、振幅値が相対的に変化したか否かを判断することによって、乗用型農作業車で圃場へ出入りした可能性があるかどうかを判断する。
[実施の形態1]
図1に本技術の第1の実施の形態に係る携帯端末100の機能ブロック図を示す。第1の実施の形態に係る携帯端末100は、加速度センサ101と、加速度データ格納部103と、加速度データ解析部105と、解析結果格納部107と、制御部109と、変化率算出部111と、振幅値格納部113と、GPSセンサ115と、圃場判定部117と、圃場DB119と、入退場管理部121と、入退場履歴DB123と、出力部125とを有する。携帯端末100は、例えば図2に示すように、加速度センサ101の計測軸が上下方向となるよう固定して作業者の衣類等に取り付けられているものとする。
加速度センサ101は、例えば1軸の加速度センサであり、上下方向の加速度を計測し、計測結果を加速度データ格納部103に格納する。加速度データ解析部105は、加速度データ格納部103に格納されている計測結果を解析することにより振動周期及び振幅値を計算し、解析結果格納部107に格納する。制御部109は、解析結果格納部107に格納されているデータを用いて処理を実施し、変化率算出部111に振幅値の変化率を計算させる。また制御部109は、変化率算出部111の処理結果と入退場履歴DB123に格納されているデータとを用いてGPSセンサ115を制御すると共に、振幅値格納部113にデータを格納する。変化率算出部111は、制御部109からの指示に応じて、解析結果格納部107及び振幅値格納部113に格納されているデータを用いて振幅値の変化率を算出し、制御部109に出力する。GPSセンサ115は、制御部109からの指示に応じて、GPSデータを取得し、圃場判定部117に出力する。圃場判定部117は、GPSセンサ115によって取得されたGPSデータと圃場DB119に格納されているデータとを用いて圃場を判定し、入退場管理部121に出力する。入退場管理部121は、圃場判定部117の処理結果と入退場履歴DB123に格納されているデータとを用いて処理を実施し、処理結果を入退場履歴DB123に格納する。出力部125は、入退場履歴DB123に格納されているデータを外部に出力する。
また、図3に、圃場DB119に格納されるデータの一例を示す。図3の例では、圃場名の列と、領域情報の列とが含まれる。領域情報の列には、その圃場の領域座標(例えば矩形の4隅の緯度経度)が設定される。このように、圃場DB119には、各圃場の領域情報が予め格納される。
図4に、入退場履歴DB123に格納されるデータの一例を示す。図4の例では、作業圃場の列と、入場時刻の列と、退場時刻の列とが含まれる。作業圃場の列には、作業者が入場した圃場の圃場名が設定される。なお、圃場から出て、いずれの圃場にも入っていない状態になった場合には、作業圃場の列には、「圃場外」が設定される。入場時刻の列には、その圃場に入場した時刻(作業圃場が「圃場外」の場合には、圃場外の状態になった時刻)が設定される。なお、入場時刻は、1つ前のレコードにおける退場時刻と同じ時刻となる。また、退場時刻の列には、その圃場から退場した時刻(作業圃場が「圃場外」の場合には、圃場外からいずれかの圃場に入場した時刻)が設定される。なお、入退場履歴DB123において、最新レコードにおける退場時刻は未設定となっており、新たなレコードが追加される際に時刻が設定される。例えば図4において、最新レコードは、16:00に圃場Cへ入場したことを示している。ここで、例えば17:00に圃場Cから退場したとすると、図5に示すように、新たなレコード(作業圃場:圃場外、入場時刻:1700、退場時刻:未設定)が追加されると共に、圃場Cを含むレコードにおける退場時刻に17:00が設定される。このように、入退場履歴DB123には、圃場への入退場履歴が格納される。
次に、図6乃至図10を用いて、図1に示した携帯端末100の動作について説明する。まず、携帯端末100の電源が投入されると、加速度センサ101は、加速度の計測を開始し、計測された加速度値及び計測時刻を含む計測結果を加速度データ格納部103に格納する(図6:ステップS1)。そして、加速度データ解析部105は、定期的に又は任意のタイミングで、加速度データ格納部103に格納されている計測結果を用いて、計測された加速度値によって表される加速度波形において極値点(極大点又は極小点)を探索する。なお、2回目以降の処理の場合には、加速度波形において前回の処理から今回の処理までの区間を対象に極値点を探索する。極値点を検出できた場合には、極値点の加速度値(すなわち、極大値又は極小値)と計測時刻とを解析結果格納部107に格納する。ここで、極大点が検出されなかった場合には(ステップS3:Noルート)、ステップS1の処理に戻る。
一方、極大点が検出された場合(ステップS3:Yesルート)、加速度データ解析部105は、解析結果格納部107に格納されているデータを用いて、周期一定で振動しているか否か判断する(ステップS5)。具体的には、まず、解析結果格納部107から最新N個分の極大値及び計測時刻を取得する。例えば、加速度値をv、v、・・・、vと表し、計測時刻をt、t、・・・、tと表す。なお、Nの値は予め設定されているものとする。そして、極大値間の時間差TをN−1個分算出し、算出した時間差Tの中から最大値max(T)及び最小値min(T)を特定する。そして、最大値max(T)/最小値min(T)を算出し、算出された値が所定の閾値a未満であるか判断する。なお、この閾値aは、周期のばらつきの許容範囲の上限を表すパラメータであり、「max(T)/min(T)<a」を満たす場合には、周期的な振動とみなす。
例えば図7(a)に周期一定の場合の加速度波形を模式的に示し、図7(b)に周期が一定ではない場合の加速度波形を模式的に示す。なお、図7(a)及び(b)において、縦軸は加速度値を表し、横軸は時刻を表している。ここでは、N=3、a=2であるものとする。例えばN=3の場合、極大値v及びvの計測時刻tと、極大値v及びvの計測時刻tと、極大値v及びvの計測時刻tとが解析結果格納部107から取得され、極大値間の時間差Tが算出される。例えば図7(a)では、t−t=220ミリ秒(ms)、t−t=200ミリ秒となっており、最大値max(T)は220ミリ秒、最小値min(T)は200ミリ秒となる。ここで、max(T)/min(T)=220/200=1.1となり、「max(T)/min(T)<2」を満たすため、周期一定で振動していると判断される。
また、図7(b)では、t−t=150ミリ秒、t−t=600ミリ秒となっており、最大値max(T)は600ミリ秒、最小値min(T)は150ミリ秒となる。ここで、max(T)/min(T)=600/150=4となり、「max(T)/min(T)<2」を満たさないため、周期的な振動ではないと判断される。
そして、周期一定で振動していると判断された場合(ステップS5:Yesルート)、すなわち計測結果から周期的な振動を検出した場合には、ステップS7の処理に移行する。一方、周期一定で振動していなければ(ステップS5:Noルート)、ステップS1の処理に戻る。
ステップS7の処理に移行して、加速度データ解析部105は、解析結果格納部107に格納されているデータを用いて、現時点における振動周期及び振幅値を計算し、計算結果を解析結果格納部107に格納する(ステップS7)。本ステップの処理については図8を用いて説明する。
まず、解析結果格納部107から最新N個分の極大値及び計測時刻と、同じく最新N個分の極小値とを取得する。例えば、極大値をv、v、・・・、vと表し、計測時刻をt、t、・・・、tと表し、極小値をw、w、・・・、wと表す。そして、振動周期は、(t−t)/(N−1)によって算出される。なお、振動周期は、極大値間の時間差Tの平均と等しくなる。また、振幅値は、(v−w+v−w+、・・・+v−w)/Nによって算出できる。例えば図8では、N=3であり、極大値v及びvの計測時刻tと、極大値v及びvの計測時刻tと、極大値v及びvの計測時刻tと、極小値wと、極小値wと、極小値wとが解析結果格納部107から取得される。そして、図8に示すように、振動周期は、(t−t)/2=420/2=210ミリ秒となる。また、振幅値は、(v−w+v−w+v−w)/3=(200mG+190mG+180mG)/3=190mGとなる。
その後、制御部109が、解析結果格納部107に格納されている振動周期が一定値以下であるか判断する(ステップS9)。なお、上でも述べたように、乗用型農作業車乗車時は、歩行時に比べ、振動周期が小さくなる。従って、乗用型農作業車乗車時の振動周期の上限値b(例えばb=250ミリ秒)を予め設定しておき、本ステップでは、ステップS7において算出された振動周期が上限値b以下であるか判断することによって、乗用型農作業車乗車時の振動周期であるか判断する。振動周期が一定値を超えている場合(ステップS9:Noルート)、乗用型農作業車乗車時の振動周期ではないと判断し、ステップS1の処理に戻る。
一方、振動周期が一定値以下である場合(ステップS9:Yesルート)、乗用型農作業車乗車時の振動周期であると判断し、ステップS11の処理に移行する。そして、制御部109は、振幅値格納部113に過去の振幅値が格納されているか判断する(ステップS11)。振幅値格納部113に過去の振幅値が格納されていない場合(ステップS11:Noルート)、すなわち初回の処理の場合には、制御部109は、ステップS7において算出された振幅値を解析結果格納部107から読み出し、振幅値格納部113に格納する(ステップS13)。その後、ステップS1に戻る。このように、初回の処理では、過去の振幅値が振幅値格納部113に未だ格納されていないため、以降の処理において振幅値の変化率を算出することができない。従って、今回算出した振幅値を振幅値格納部113に格納し、以降の処理を行わず、ステップS1に戻る。
一方、振幅値格納部113に過去の振幅値が格納されている場合(ステップS11:Yesルート)、すなわち2回目以降の処理の場合には、端子Aを介してステップS13(図9)の処理に移行する。
図9の説明に移行して、端子Aの後、制御部109は、変化率算出部111に振幅値の変化率を算出するよう指示する。そして、変化率算出部111は、制御部109からの指示に応じて、解析結果格納部107と振幅値格納部113とに格納されているデータを用いて振幅値の変化率を算出し、算出した値を制御部109に出力する(図9:ステップS15)。具体的には、解析結果格納部107から現時点における振幅値を読み出し、振幅値格納部113から過去の振幅値を読み出し、過去の振幅値に対する現時点における振幅値の比を振幅値の変化率(=現時点における振幅値/過去の振幅値)として算出する。
そして、制御部109は、変化率算出部111から振幅値の変化率を受信すると、振幅値の変化率が所定の範囲(例えば下限値c=0.5、上限値d=1.5)から外れているか判断する(ステップS17)。振幅値の変化率が所定の範囲内である場合には(ステップS17:Noルート)、端子Bを介してステップS1の処理に戻る。
一方、振幅値の変化率が処理の範囲から外れている場合(ステップS17:Yesルート)、制御部109は、ステップS7において算出された振幅値を解析結果格納部107から読み出し、振幅値格納部113に格納する(ステップS19)。また、制御部109は、GPSセンサ115にGPSデータを取得するよう指示する。そして、GPSセンサ115は、制御部109からの指示に応じて、GPSデータを取得し、取得したGPSデータを圃場判定部117に出力する(ステップS21)。
そして、圃場判定部117は、GPSセンサからGPSデータを受信すると、当該GPSデータと圃場DB119に格納されているデータとを用いて、携帯端末100の現在位置を包含する圃場を特定し、特定した圃場の圃場名を入退場管理部121に出力する(ステップS23)。例えば図3に示したように、圃場Aの領域座標が(x,y)、(x,y)、(x,y)、(x,y)であり、携帯端末100の現在位置が(x,y)であったとすると、x<=x<=xを満たし且つy<=y<=yを満たす場合には、携帯端末100の現在位置を包含する圃場として圃場Aが特定される。なお、携帯端末100の現在位置がいずれの圃場にも包含されない場合には、圃場判定部117は、圃場外であると判断し、圃場外を表す情報を入退場管理部121に出力する。
そして、入退場管理部121は、圃場判定部117から圃場の圃場名又は圃場外を表す情報を受信すると、受信した情報と入退場履歴DB123に格納されているデータとを用いて、圃場が変わったかどうか判断する(ステップS25)。具体的には、圃場判定部117から受信した情報と、入退場履歴DB123における最新レコードの作業圃場とが異なっているか判断し、異なっている場合には、圃場が変わったと判断する。例えば入退場履歴DB123における最新レコードの作業圃場に「圃場外」が設定されており、且つ、圃場判定部117から受信したのが圃場の圃場名である場合、圃場が変わった(すなわち、圃場へ入った)と判断する。また、例えば入退場履歴DB123における最新レコードの作業圃場にいずれかの圃場の圃場名が設定されており、且つ、圃場判定部117から受信したのが圃場外を表す情報である場合、圃場が変わった(すなわち、圃場から出た)と判断する。そして、圃場が変わっていなければ(ステップS25:Noルート)、端子Bを介してステップS1に戻る。
一方、圃場が変わっている場合(ステップS25:Yesルート)、入退場管理部121は、入退場履歴DB123に入退場履歴を登録する(ステップS27)。具体的には、現在時刻を入退場履歴DB123における最新レコードの退場時刻に設定すると共に、圃場判定部117から受信した情報を作業圃場として含み且つ現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを入退場履歴DB123に追加する。なお、本実施の形態では、「現在時刻」とは、GPSデータを受信した時刻をいう。その後、端子Bを介してステップS1に戻る。そして、例えば携帯端末100の電源が切られるまで処理を繰り返す。
以上のような処理を実施することにより、乗用型農作業車で圃場へ出入りした可能性がある場合にGPSデータを取得できるようになる。
例えば図10に示すような加速度波形が計測された場合の携帯端末100の動作を説明する。なお、ここでは、上で述べた各パラメータ(N、c、d)の値が、N=2、c=0.5、d=1.5であるものとする。例えば加速度データ解析部105は、極大点Aを検出すると、周期一定で振動しているか判断する。ここでは、周期一定で振動していると判断したものとする(以下、極大点B乃至Gにおいても同様とする)。そうすると、加速度データ解析部105が、極大点Aの時点における振動周期及び振幅値を算出し、制御部109が、極大点Aの時点における振動周期が一定値以下であるか(すなわち、乗用型農作業車乗車時の振動周期であるか)判断する。ここでは、振動周期が一定値以下であると判断したものとする(以下、極大点B乃至Gにおいても同様とする)。そうすると、制御部109は、変化率算出部111に振幅値の変化率を算出させ、算出された振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか判断する。なお、ここでは、変化率算出部111により、振幅値の変化率として2.0が算出されたものとする。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率(=2.0)が所定の範囲から外れていると判断し、GPSセンサ115にGPSデータを取得させる。また、制御部109は、極大点Aの時点における振幅値(=200mG)を振幅値格納部113に格納する。
その後、加速度データ解析部105が極大点B乃至Gを順次検出する度に、同様にして、その時点における振幅値の変化率を求め、振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか判断する。例えば極大点Bを検出した場合、極大点Bの時点における振幅値は200mGであり、振幅値格納部113には極大点Aの時点における振幅値(=200mG)が格納されているので、変化率算出部111が、振幅値の変化率=1.0(=200mG/200mG)を算出する。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率は所定の範囲内であると判断し、GPSセンサ115に対して指示を出さない。
また、極大点Cを検出した場合、極大点Cの時点における振幅値は200mGであり、振幅値格納部113には極大点Aの時点における振幅値(=200mG)が格納されているので、変化率算出部111が、振幅値の変化率=1.0(=200mG/200mG)を算出する。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率は所定の範囲内であると判断し、GPSセンサ115に対して指示を出さない。
さらに、極大点Dを検出した場合、極大点Dの時点における振幅値は210mGであり、振幅値格納部113には極大点Aの時点における振幅値(=200mG)が格納されているので、変化率算出部111が、振幅値の変化率=1.05(=210mG/200mG)を算出する。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率は所定の範囲内であると判断し、GPSセンサ115に対して指示を出さない。
また、極大点Eを検出した場合、極大点Eの時点における振幅値は140mGであり、振幅値格納部113には極大点Aの時点における振幅値(=200mG)が格納されているので、変化率算出部111は、振幅値の変化率=0.7(=140mG/200mG)を算出する。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率は所定の範囲内であると判断し、GPSセンサ115に対して指示を出さない。
さらに、極大点Fを検出した場合、極大点Fの時点における振幅値は80mGであり、振幅値格納部113には極大点Aの時点における振幅値(=200mG)が格納されているので、変化率算出部111は、振幅値の変化率=0.4(=80mG/200mG)を算出する。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率が所定の範囲から外れていると判断し、GPSセンサ115にGPSデータを取得させる。また、制御部109は、極大点Fの時点における振幅値(=80mG)を振幅値格納部113に格納する。
また、極大点Gを検出した場合、極大点Gの時点における振幅値は80mGであり、振幅値格納部113には極大点Fの時点における振幅値(=80mG)が格納されているので、変化率算出部111は、振幅値の変化率=1.0(=80mG/80mG)を算出する。そうすると、制御部109は、振幅値の変化率は所定の範囲内であると判断し、GPSセンサ115に対して指示を出さない。
なお、図10では、極大点Aから極大点Dまでは振幅値は約200mGであり、極大点E付近で振幅値が小さくなっている。すなわち、極大点E付近で、乗用型農作業車で圃場へ入った可能性があり、極大点Eの直後にGPSデータを取得することが望ましい。上で述べたように、図10に示すような加速度波形が計測された場合には、極大点Aの後、極大点Fの時点でGPSデータを取得したので、乗用型農作業車で圃場へ入った可能性のある場合にGPSデータを取得できたといえる。このように、乗用型農作業車で圃場へ入った可能性のある場合にGPSデータを取得するようにすることで、GPSデータの取得回数を減らすことができ、携帯端末のバッテリーの消耗を抑えることができる。
なお、乗用型農作業車に乗ったまま圃場へ入った場合、振幅値の変化率は小さくなる。従って、圃場外にいた場合には、上で述べたステップS17において、振幅値の変化率が所定の範囲の下限値を下回っているか判断することによって、圃場へ入った可能性があるか判断し、下限値を下回っている場合に、ステップS19に移行するようにすればよい。逆に、乗用型農作業車に乗ったまま圃場から出た場合には、振幅値の変化率は大きくなる。従って、圃場内にいた場合には、上で述べたステップS17において、振幅値の変化率が所定の範囲の上限値を上回っているか判断することによって、圃場外へ出た可能性があるか判断し、上限値を上回っている場合に、ステップS19に移行するようにすればよい。なお、圃場外にいたか、圃場内にいたかは、入退場履歴DB123における最新レコードの作業圃場から判断すればよい。
[実施の形態2]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態の処理に対し、作業者が歩いているか判断する処理を追加し、歩行中であれば、一定間隔でGPSデータを取得するようにする。なお、作業者が乗用型農作業車に乗っている間は、第1の実施の形態と同様に、圃場へ出入りした可能性がある場合にGPSデータを取得する。
本実施の形態に係る携帯端末100は、図1に示したものと同じ構成を有する。以下、図11及び図12を用いて、本実施の形態に係る携帯端末100の処理内容を説明する。なお、第1の実施の形態と同じ部分については簡単に説明する。
まず、携帯端末100の電源が投入されると、加速度センサ101は、加速度の計測を開始し、計測された加速度値及び計測時刻を含む計測結果を加速度データ格納部103に格納する(図11:ステップS31)。そして、加速度データ解析部105は、定期的に又は任意のタイミングで、加速度データ格納部103に格納されている計測結果を用いて、計測された加速度値によって表される加速度波形において極値点(極大点又は極小点)を探索する。なお、2回目以降の処理の場合には、加速度波形において前回の処理から今回の処理までの区間を対象に極値点を探索する。極値点を検出できた場合には、極値点の加速度値(すなわち、極大値又は極小値)と計測時刻とを解析結果格納部107に格納する。ここで、極大点が検出されなかった場合には(ステップS33:Noルート)、ステップS31の処理に戻る。
一方、極大点が検出された場合(ステップS33:Yesルート)、加速度データ解析部105は、解析結果格納部107に格納されているデータを用いて、周期一定で振動しているか否か判断する(ステップS35)。周期一定で振動していると判断された場合(ステップS35:Yesルート)、すなわち計測結果から周期的な振動を検出した場合には、ステップS37の処理に移行する。一方、周期一定で振動していなければ(ステップS35:Noルート)、ステップS31の処理に戻る。
ステップS37の処理に移行して、加速度データ解析部105は、解析結果格納部107に格納されているデータを用いて、現時点における振動周期及び振幅値を計算し、計算結果を解析結果格納部107に格納する(ステップS37)。なお、ここまでの処理は、第1の実施の形態におけるステップS1乃至S7(図6)と同じである。
その後、制御部109が、解析結果格納部107に格納されている振動周期及び振幅値を用いて、歩行中であるか否か判断する(ステップS39)。具体的には、歩行時の振動周期の下限値(例えば300ミリ秒)と歩行時の振幅値の下限値(例えば500mG)とを予め設定しておき、解析結果格納部107に格納されている振動周期及び振幅値の各々が、対応する下限値以上である場合、歩行中であると判断する。歩行中ではないと判断された場合(ステップS39:Noルート)、ステップS43の処理に移行する。
一方、歩行中であると判断された場合(ステップS39:Yesルート)、制御部109は、前回GPSデータを取得してから一定時間経過したか判断する(ステップS41)。前回GPSデータを取得してから一定時間経過してなければ(ステップS41:Noルート)、ステップS31の処理に戻る。一方、前回GPSデータを取得してから一定時間経過している場合には(ステップS41:Yesルート)、端子Cを介してステップS53の処理に移行する。
また、ステップS43に移行して、制御部109は、解析結果格納部107に格納されている振動周期が一定値以下であるか判断する(ステップS43)。振動周期が一定値を超えている場合(ステップS43:Noルート)、乗用型農作業車乗車時の振動周期ではないと判断し、ステップS31の処理に戻る。
一方、振動周期が一定値以下である場合(ステップS43:Yesルート)、乗用型農作業車乗車時の振動周期であると判断し、ステップS45の処理に移行する。そして、制御部109は、振幅値格納部113に過去の振幅値が格納されているか判断する(ステップS45)。振幅値格納部113に過去の振幅値が格納されていない場合(ステップS45:Noルート)、すなわち初回の処理の場合には、制御部109は、ステップS7において算出された振幅値を解析結果格納部107から読み出し、振幅値格納部113に格納する(ステップS47)。その後、ステップS31に戻る。
一方、振幅値格納部113に過去の振幅値が格納されている場合(ステップS45:Yesルート)、すなわち2回目以降の処理の場合には、端子Dを介してステップS49(図12)の処理に移行する。なお、ステップS43乃至ステップS47の処理は、第1の実施の形態におけるステップS9乃至S13(図6)と同じである。
図12の説明に移行して、端子Dの後、制御部109は、変化率算出部111に振幅値の変化率を算出するよう指示する。そして、変化率算出部111は、制御部109からの指示に応じて、解析結果格納部107と振幅値格納部113とに格納されているデータを用いて振幅値の変化率を算出し、算出した値を制御部109に出力する(図12:ステップS49)。
そして、制御部109は、変化率算出部111から振幅値の変化率を受信すると、振幅値の変化率が所定の範囲(例えば0.5から1.5までの範囲)から外れているか判断する(ステップS51)。振幅値の変化率が所定の範囲内である場合には(ステップS51:Noルート)、端子Eを介してステップS31の処理に戻る。一方、振幅値の変化率が処理の範囲から外れている場合(ステップS51:Yesルート)、ステップS53の処理に移行する。
そして、端子C又はステップS51の後、制御部109は、ステップS37において算出された振幅値を解析結果格納部107から読み出し、振幅値格納部113に格納する(ステップS53)。また、制御部109は、GPSセンサ115にGPSデータを取得するよう指示する。そして、GPSセンサ115は、制御部109からの指示に応じて、GPSデータを取得し、取得したGPSデータを圃場判定部117に出力する(ステップS55)。
そして、圃場判定部117は、GPSセンサからGPSデータを受信すると、当該GPSデータと圃場DB119に格納されているデータとを用いて、携帯端末100の現在位置を包含する圃場を特定し、特定した圃場の圃場名を入退場管理部121に出力する(ステップS57)。なお、携帯端末100の現在位置がいずれの圃場にも包含されない場合には、圃場判定部117は、圃場外であると判断し、圃場外を表す情報を入退場管理部121に出力する。
そして、入退場管理部121は、圃場判定部117から圃場の圃場名又は圃場外を表す情報を受信すると、受信した情報と入退場履歴DB123に格納されているデータとを用いて、圃場が変わったかどうか判断する(ステップS59)。圃場が変わっていなければ(ステップS59:Noルート)、端子Eを介してステップS31に戻る。
一方、圃場が変わっている場合(ステップS59:Yesルート)、入退場管理部121は、入退場履歴DB123に入退場履歴を登録する(ステップS61)。その後、端子Eを介してステップS31に戻る。そして、例えば携帯端末100の電源が切られるまで処理を繰り返す。なお、ステップS49乃至ステップS61の処理は、第1の実施の形態におけるステップS15乃至S27(図9)と同じである。
以上のような処理を実施することによって、作業者が乗用型農作業車で圃場へ出入りするケースと作業者が歩いて圃場へ出入りするケースとが混在するような場合にも対処できるようになる。
[その他の実施の形態]
上で述べた例では、スタンドアロン型の実施の形態を説明したが、クライアント・サーバ型に変形することも可能である。例えば図13に、クライアント・サーバ型システムで実現する場合のシステム構成を示す。図13に示すように、例えばインターネット等であるネットワーク1には、携帯端末200(図13では200a乃至200c)と、サーバ3とが無線又は有線にて接続されている。
図14に、携帯端末200の機能ブロック図を示す。携帯端末200は、加速度センサ101と、加速度データ格納部103と、加速度データ解析部105と、解析結果格納部107と、制御部109と、変化率算出部111と、振幅値格納部113と、GPSセンサ115と、送信部201とを有する。送信部201は、GPSセンサ115によって取得されたGPSデータをサーバ3に送信する。なお、加速度センサ101と、加速度データ格納部103と、加速度データ解析部105と、解析結果格納部107と、制御部109と、変化率算出部111と、振幅値格納部113と、GPSセンサ115とは、第1又は第2の実施の形態で説明したものと同じである。
また、図15に、サーバ3の機能ブロック図を示す。サーバ3は、受信部301と、圃場判定部117と、圃場DB119と、入退場管理部121と、入退場履歴DB123とを有する。受信部301は、携帯端末200からのGPSデータを受信し、圃場判定部117に出力する。なお、圃場判定部117と、圃場DB119と、入退場管理部121と、入退場履歴DB123とは、第1又は第2の実施の形態で説明したものと同じである。但し、クライアント・サーバ型システムの場合には、携帯端末200毎に図4に示したようなデータを入退場履歴DB123に格納する。
なお、第1又は第2の実施の形態で説明した処理をクライアント・サーバ型システムで実施する場合、携帯端末200では、ステップS1乃至ステップS21(もしくはステップS31乃至ステップS55)の処理を実施すると共に、ステップS21(もしくはステップS55)の後に、GPSセンサ115によって取得されたGPSデータと携帯端末200の識別情報とをサーバ3に送信するようにすればよい。
また、サーバ3では、携帯端末200からGPSデータと携帯端末200の識別情報とを受信した場合に、ステップS23乃至ステップS27(もしくはステップS57乃至ステップS61)の処理を実施するようにすればよい。この場合、ステップS27(もしくはステップS61)では、入退場履歴DB123において、GPSデータの送信元の携帯端末200に対応する入退場履歴を更新するようにする。なお、サーバ3が、携帯端末200の現在位置を包含する圃場を判定し、判定結果を携帯端末200に返すようにしてもよい。
以上本技術の実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した携帯端末100及び200並びにサーバ3の機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。データ格納部の構成も同様に一例にすぎない。また、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしてもよい。
なお、上で述べた携帯端末100及び200並びにサーバ3は、コンピュータ装置であって、図18に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
携帯端末100及び200が、携帯電話機の場合には、HDD2505やドライブ装置2513は有していない。その場合、代わりにフラッシュメモリ型のメモリや記録媒体インタフェースなどを有する。また、携帯端末100及び200については、表示制御部2507や表示装置2509を有しない場合もある。
以上本実施の形態をまとめると以下のようになる。
本携帯端末は、位置センサ(図16:1501)と、上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置(図16:1511)に格納する加速度センサ(図16:1503)と、記憶装置に格納されている計測結果から周期的な振動を検出した場合、計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部(図16:1505)と、現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部(図16:1507)と、振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、振幅値の変化率が所定の範囲から外れている場合、位置センサに位置データを取得させる制御部(図16:1509)とを有する。
このように、振幅値の変化率が所定の範囲から外れている場合のみ、位置データを取得することで、位置データの取得回数を削減できる。すなわち、位置データの取得にかかる消費電力を削減できるようになる。
また、上で述べた携帯端末が、各圃場の領域情報を格納する圃場データベースと、圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む圃場情報と入場時刻と退場時刻とを含むレコードを格納する入退場履歴データベースと、位置センサによって今回取得された位置データと圃場データベースに格納されている領域情報とから、携帯端末の位置がいずれかの圃場内又は圃場外にあるか判断し、いずれかの圃場内にある場合には当該携帯端末の位置を包含する特定の圃場の識別子を特定する圃場判定部と、圃場判定部の処理結果である特定の圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む第1の圃場情報が、入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報である第2の圃場情報と異なっている場合には、現在時刻を退場時刻として最新のレコードに設定すると共に、第1の圃場情報を含み且つ現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを入退場履歴データベースに追加する入退場管理部とをさらに有するようにしてもよい。
このようにすれば、圃場への入退場時刻が登録されるので、その圃場での作業時刻を計算できるようになる。なお、作業車(例えばトラクタ等)に乗った状態で圃場内にいる場合と圃場外にいる場合とでは、加速度センサの計測結果から算出される振幅値が異なるため、振幅値の変化率が所定の範囲外から外れているということは、圃場への出入りがあった可能性が高い。従って、適切なタイミングで位置データを取得することができるので、高精度の入場時刻及び退場時刻を取得できるようになる。
さらに、上で述べた制御部が、入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報が、圃場外であることを表す情報を含む場合には、振幅値の変化率が所定の範囲の下限値を下回っているか判断し、下回っていれば、位置センサに位置データを取得させ、入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報が、いずれかの圃場の識別子を含む場合には、振幅値の変化率が所定の範囲の上限値を上回っているか判断し、上回っていれば、位置センサに位置データを取得させるようにしてもよい。なお、圃場内は圃場外(例えば道路など)よりも地面が柔らかいため、作業車乗車時の振動(すなわち、振幅値)は、圃場外にいる場合に比べ、圃場内にいる場合の方が小さくなる。よって、作業車に乗って圃場外から圃場に入った場合には、振幅値の変化率は小さくなり、作業車に乗って圃場から出た場合には、振幅値の変化率は大きくなる。すなわち、圃場外にいた場合には、振幅値の変化率が所定の範囲の下限値を下回っているか判断することで、いずれかの圃場に入った可能性があるか判断し、圃場に入った可能性がある場合のみ位置データを取得するようにすればよい。一方、圃場内にいた場合には、振幅値の変化率が所定の範囲の上限値を上回っているか判断することで、いずれかの圃場から出た可能性があるか判断し、圃場から出た可能性がある場合のみ位置データを取得するようにすればよい。
また、上で述べた制御部が、現時点における振動周期及び振幅値が歩行時の振動周期及び振幅値である場合、前回位置データを取得してから一定時間経過しているか判断し、一定時間経過していれば、位置センサに位置データを取得させるようにしてもよい。このようにすれば、例えば作業者が歩行によって圃場へ出入りした場合についても対処できる。
本入退場管理システムは、携帯端末と、サーバとを有する。そして、携帯端末は、位置センサと、上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納する加速度センサと、記憶装置に格納されている計測結果から周期的な振動を検出した場合、計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部と、現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部と、振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、振幅値の変化率が所定の範囲から外れている場合、位置センサに位置データを取得させる制御部と、位置センサによって取得された位置データをサーバに送信する送信部とを有する。また、サーバは、各圃場の領域情報を格納する圃場データベースと、圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む圃場情報と入場時刻と退場時刻とを含むレコードを格納する入退場履歴データベースと、携帯端末から位置データを受信した場合、受信した位置データと圃場データベースに格納されている領域情報とから、携帯端末の位置がいずれかの圃場内又は圃場外にあるか判断し、いずれかの圃場内にある場合には当該携帯端末の位置を包含する特定の圃場の識別子を特定する圃場判定部と、圃場判定部の処理結果である特定の圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む第1の圃場情報が、入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報である第2の圃場情報と異なっている場合には、現在時刻を退場時刻として最新のレコードに設定すると共に、第1の圃場情報を含み且つ現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを入退場履歴データベースに追加する入退場管理部とを有する。
本位置データ取得制御方法は、携帯端末により実行される位置データ取得制御方法であって、上下方向の加速度を計測し、記憶装置に格納するステップ(図17:S1001)と、記憶装置に格納されている計測結果から周期的な振動を検出した場合、計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出するステップ(図17:S1003)と、現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出するステップ(図17:S1005)と、振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し(図17:S1007)、振幅値の変化率が所定の範囲から外れている場合(図17:S1007のYesルート)、携帯端末の位置センサに位置データを取得させるステップ(図17:S1009)とを含む。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM)、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、RAM等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
位置センサと、
上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納する加速度センサと、
前記記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部と、
前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部と、
前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記位置センサに位置データを取得させる制御部と、
を有する携帯端末。
(付記2)
各圃場の領域情報を格納する圃場データベースと、
前記圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む圃場情報と、入場時刻と、退場時刻とを含むレコードを格納する入退場履歴データベースと、
前記位置センサによって今回取得された前記位置データと前記圃場データベースに格納されている前記領域情報とから、前記携帯端末の位置がいずれかの圃場内又は圃場外にあるか判断し、いずれかの圃場内にある場合には当該携帯端末の位置を包含する特定の圃場の識別子を特定する圃場判定部と、
前記圃場判定部の処理結果である前記特定の圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む第1の圃場情報が、前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報である第2の圃場情報と異なっている場合には、現在時刻を退場時刻として前記最新のレコードに設定すると共に、前記第1の圃場情報を含み且つ前記現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを前記入退場履歴データベースに追加する入退場管理部と、
をさらに有する付記1記載の携帯端末。
(付記3)
前記制御部が、
前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報が、圃場外であることを表す情報を含む場合には、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲の下限値を下回っているか判断し、下回っていれば、前記位置センサに前記位置データを取得させ、
前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報が、いずれかの圃場の識別子を含む場合には、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲の上限値を上回っているか判断し、上回っていれば、前記位置センサに前記位置データを取得させる
付記2記載の携帯端末。
(付記4)
前記制御部が、
前記現時点における振動周期及び振幅値が歩行時の振動周期及び振幅値である場合、前回位置データを取得してから一定時間経過しているか判断し、一定時間経過していれば、前記位置センサに前記位置データを取得させる
付記1乃至3のいずれか1つ記載の携帯端末。
(付記5)
携帯端末と、
サーバと、
を有し、
前記携帯端末は、
位置センサと、
上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納する加速度センサと、
前記記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部と、
前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部と、
前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記位置センサに位置データを取得させる制御部と、
前記位置センサによって取得された前記位置データを前記サーバに送信する送信部と、
を有し、
前記サーバは、
各圃場の領域情報を格納する圃場データベースと、
前記圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む圃場情報と、入場時刻と、退場時刻とを含むレコードを格納する入退場履歴データベースと、
前記携帯端末から前記位置データを受信した場合、受信した前記位置データと前記圃場データベースに格納されている前記領域情報とから、前記携帯端末の位置がいずれかの圃場内又は圃場外にあるか判断し、いずれかの圃場内にある場合には当該携帯端末の位置を包含する特定の圃場の識別子を特定する圃場判定部と、
前記圃場判定部の処理結果である前記特定の圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む第1の圃場情報が、前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報である第2の圃場情報と異なっている場合には、現在時刻を退場時刻として前記最新のレコードに設定すると共に、前記第1の圃場情報を含み且つ前記現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを前記入退場履歴データベースに追加する入退場管理部と、
を有する入退場管理システム。
(付記6)
携帯端末により実行される位置データ取得制御方法であって、
上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納するステップと、
前記記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出するステップと、
前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出するステップと、
前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記携帯端末の位置センサに位置データを取得させるステップと、
を含む位置データ取得制御方法。
(付記7)
携帯端末に処理を実行させるためのプログラムであって、
上下方向の加速度を計測する、前記携帯端末の加速度センサから得られた計測結果を格納する記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出するステップと、
前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出するステップと、
前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記携帯端末の位置センサに位置データを取得させるステップと、
を実行させるためのプログラム。
1 ネットワーク 3サーバ 100,200 携帯端末
101 加速度センサ 103 加速度データ格納部
105 加速度データ解析部 107 解析結果格納部
109 制御部 111 変化率算出部
113 振幅値格納部 115 GPSセンサ
117 圃場判定部 119 圃場DB
121 入退場管理部 123 入退場履歴DB
125 出力部
201 送信部 301 受信部

Claims (7)

  1. 位置センサと、
    上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納する加速度センサと、
    前記記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部と、
    前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部と、
    前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記位置センサに位置データを取得させる制御部と、
    を有する携帯端末。
  2. 各圃場の領域情報を格納する圃場データベースと、
    前記圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む圃場情報と、入場時刻と、退場時刻とを含むレコードを格納する入退場履歴データベースと、
    前記位置センサによって今回取得された前記位置データと前記圃場データベースに格納されている前記領域情報とから、前記携帯端末の位置がいずれかの圃場内又は圃場外にあるか判断し、いずれかの圃場内にある場合には当該携帯端末の位置を包含する特定の圃場の識別子を特定する圃場判定部と、
    前記圃場判定部の処理結果である前記特定の圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む第1の圃場情報が、前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報である第2の圃場情報と異なっている場合には、現在時刻を退場時刻として前記最新のレコードに設定すると共に、前記第1の圃場情報を含み且つ前記現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを前記入退場履歴データベースに追加する入退場管理部と、
    をさらに有する請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御部が、
    前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報が、圃場外であることを表す情報を含む場合には、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲の下限値を下回っているか判断し、下回っていれば、前記位置センサに前記位置データを取得させ、
    前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報が、いずれかの圃場の識別子を含む場合には、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲の上限値を上回っているか判断し、上回っていれば、前記位置センサに前記位置データを取得させる
    請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記制御部が、
    前記現時点における振動周期及び振幅値が歩行時の振動周期及び振幅値である場合、前回位置データを取得してから一定時間経過しているか判断し、一定時間経過していれば、前記位置センサに前記位置データを取得させる
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の携帯端末。
  5. 携帯端末と、
    サーバと、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    位置センサと、
    上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納する加速度センサと、
    前記記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出する解析部と、
    前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出する変化率算出部と、
    前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記位置センサに位置データを取得させる制御部と、
    前記位置センサによって取得された前記位置データを前記サーバに送信する送信部と、
    を有し、
    前記サーバは、
    各圃場の領域情報を格納する圃場データベースと、
    前記圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む圃場情報と、入場時刻と、退場時刻とを含むレコードを格納する入退場履歴データベースと、
    前記携帯端末から前記位置データを受信した場合、受信した前記位置データと前記圃場データベースに格納されている前記領域情報とから、前記携帯端末の位置がいずれかの圃場内又は圃場外にあるか判断し、いずれかの圃場内にある場合には当該携帯端末の位置を包含する特定の圃場の識別子を特定する圃場判定部と、
    前記圃場判定部の処理結果である前記特定の圃場の識別子又は圃場外であることを表す情報を含む第1の圃場情報が、前記入退場履歴データベースに格納されている最新のレコードに含まれる圃場情報である第2の圃場情報と異なっている場合には、現在時刻を退場時刻として前記最新のレコードに設定すると共に、前記第1の圃場情報を含み且つ前記現在時刻を入場時刻として含む新たなレコードを前記入退場履歴データベースに追加する入退場管理部と、
    を有する入退場管理システム。
  6. 携帯端末により実行される位置データ取得制御方法であって、
    上下方向の加速度を計測し、計測結果を記憶装置に格納するステップと、
    前記記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出するステップと、
    前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出するステップと、
    前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記携帯端末の位置センサに位置データを取得させるステップと、
    を含む位置データ取得制御方法。
  7. 携帯端末に処理を実行させるためのプログラムであって、
    上下方向の加速度を計測する、前記携帯端末の加速度センサから得られた計測結果を格納する記憶装置に格納されている前記計測結果から周期的な振動を検出した場合、前記計測結果を用いて、現時点における振動周期及び振幅値を算出するステップと、
    前記現時点における振動周期が作業車乗車時の振動周期である場合、前回位置データを取得した時点における振幅値に対する前記現時点における振幅値の比を振幅値の変化率として算出するステップと、
    前記振幅値の変化率が所定の範囲から外れているか否か判断し、前記振幅値の変化率が前記所定の範囲から外れている場合、前記携帯端末の位置センサに位置データを取得させるステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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