JP5325993B2 - 加圧ユニットと医療用流体注入装置内の対応するスリーブのための嵌め合い機構 - Google Patents
加圧ユニットと医療用流体注入装置内の対応するスリーブのための嵌め合い機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5325993B2 JP5325993B2 JP2011534717A JP2011534717A JP5325993B2 JP 5325993 B2 JP5325993 B2 JP 5325993B2 JP 2011534717 A JP2011534717 A JP 2011534717A JP 2011534717 A JP2011534717 A JP 2011534717A JP 5325993 B2 JP5325993 B2 JP 5325993B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- medical fluid
- notch
- syringe
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/007—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests for contrast media
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/04—X-ray contrast preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/14212—Pumping with an aspiration and an expulsion action
- A61M5/14216—Reciprocating piston type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/168—Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
- A61M5/16804—Flow controllers
- A61M5/16827—Flow controllers controlling delivery of multiple fluids, e.g. sequencing, mixing or via separate flow-paths
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
- A61M5/1452—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
- A61M5/14546—Front-loading type injectors
- A61M2005/14553—Front-loading type injectors comprising a pressure jacket
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/60—General characteristics of the apparatus with identification means
- A61M2205/6045—General characteristics of the apparatus with identification means having complementary physical shapes for indexing or registration purposes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
他の場合においては、スリーブは、装置に結合された棒材(ロッド:rod)に対して、それを中心にして回動可能であるが、固定して取り付けられている。操作者は、注射器挿入のために、スリーブを装置から離間するように回動させることができる。操作者がスリーブを装置から離間するように回動させた後、操作者は、注射器をスリーブ内へ摺動(スライド:slide)させることができる。その後、操作者は、スリーブを逆に装置の方に向かって回動させて、いつでも使用できるように、当該スリーブを定位置に位置させる。2つの注射器を利用する医療用流体注入装置(つまり、複式の注射器(デュアルシリンジ:dual-syringe)装置)では、2つの注射器スリーブが用いられることができる。
例えば、オペレータは、加圧ユニットをスリーブ内へ挿入するために、スリーブを操作して、前記ロッドを中心にしてスリーブを非装着位置へ回動させることができる。その後、オペレータはスリーブを装着位置へ回動させ、注入装置は、加圧ユニット内へ流体を充填することができ、或いは、加圧ユニットから流体を注入することができる。スリーブが非装着位置にある場合には、例えばオペレータがスリーブを引っ張ってスリーブのコネクタを装置から取り外すなどして、スリーブは注入装置から完全に取り外されることができる。
スリーブには、前記ロッドに対して回動可能かつ取り外し可能に結合された接続具(コネクタ)が備えられている。スリーブは、(例えば、一定量の医療用流体の注入が完了すると)オペレータによってスリーブの前記少なくとも1つのコネクタがロッドから取り外された場合、注入装置から完全に取り外されるようになる。
装置100には、制御パネル102,注入器ヘッド104,加圧ユニットを保持するためのスリーブ108,貯留容器の保持具(ホルダ:holder)110,モジュール(module)112,患者用マニホールドセンサ(manifold sensor)114及び空気(エアー:air)検出器116が、備えられている。
貯留容器ホルダ110は、装置100の作動中に注射器内に引き込まれるべき量の流体を収容する流体貯留容器を保持することができる。例えば、貯留容器ホルダ110は、造影剤あるいは希釈剤の貯留容器を保持するかも知れない。第2の貯留容器ホルダ(不図示)が、ポンプ106での使用のための希釈剤(例えば生理食塩水)の貯留容器を保持するかも知れない。
患者用マニホールドセンサ114は、幾つかの場合では、図1Bを参照して説明されるように、患者用マニホールドに接続することができる。図3A〜図3Cは、一実施形態に従った、スリーブ108内で使用することができる注射器の例を示している。患者用マニホールドセンサ114は、幾つかの場合では、図1Bを参照して説明されるように、患者用マニホールドに接続することができる。
或る実施形態では、注射器はデュアルポート(dual-port)注射器であり、流入配管チューブが注射器の一つの開口部(ポート:port)に接続され、流出配管チューブは注射器の今一つのポートに接続されている。図3Aは、かかるデュアルポート型の注射器の一例を示しており、以下により詳しく説明されよう。
マニホールドバルブとエアー検出器116との間にも、配管チューブが接続されている。エアー検出器116を通った後、配管チューブは、患者ラインつまりカテーテル(不図示)に接続されており、流体は、装置100から最終的に患者に供給されることができる。
或る実施形態では、マニホールドバルブは、バネ付勢されたスプール弁(spool valve)で成っているかも知れないが、別の実施形態では、逆止弁(チェックバルブ:check valve)を含む他のタイプのバルブが使用されてもよい。患者用マニホールドセンサ114は、安全目的のために、マニホールドバルブの位置を検出し、この位置を注入器ヘッド104に報知することができる。
スリーブ108の切欠部の形状および寸法が、加圧ユニットのタブの形状および寸法と実質的に同一であるので、加圧ユニットがスリーブ108内に挿入されたときには、タブが切欠部に嵌合することができる。この嵌め合い機構は、スリーブ108内での加圧ユニットの適正な配列もしくは位置決めを確実なものにする助けとなる。
第1流体貯留容器132内に収容されている流体は、作動中に、配管チューブを通じて、スリーブ108内に挿入されている加圧ユニット130(例えば注射器)内へ引き出されることができる。自動的な補給動作中、装置100は、第1流体貯留容器132から、或る量の流体を加圧ユニット130内へ自動的に供給することができる。
オペレータは、手動制御装置136を操作して、装置100からの流体の注入を制御することができる。例えば、オペレータは、装置100からの流体の流れ(例えば、加圧ユニット130からの流体の流れ)の流量を可変制御する可変流量制御装置として、手動制御装置136を用いることができる。或る実施形態では、手動制御装置136は電気機器を備えているかも知れない。また、或る実施形態では、手動制御装置136は、空圧機器を備えているかも知れない。
例えば、或る実施形態では、マニホールドバルブ124が第1の位置にある場合には、加圧ユニット130から高圧配管チューブ122へ流体が流れる。しかしながら、マニホールドバルブ124が第2の位置にある場合には、流体は、ポンプ106を通り、配管チューブ128を介して、高圧配管チューブ122へ流れる。或る実施形態では、マニホールドバルブ124は、加圧ユニット130か或いはポンプ106の一方のみから、高圧配管チューブ122への流体の流れを一度に許容する。
図2Aの実施形態では、医療用流体を供給するのに用いられる加圧ユニットは、それぞれスリーブ216A及び216B内に収容された注射器である。注入器ヘッド201には、貯留容器ホルダ202A,貯留容器ホルダ202B,接続インタフェース部206,貯留容器ホルダ208A,貯留容器ホルダ208B、及び制御パネル212が備えられている。注入器ヘッド201には、更に、当該注入器ヘッド201の構成部品および装置200の他の構成部品を制御および/またはモニタするのに用いられる、一つ若しくはそれ以上の処理装置(プロセッサ)がある。
装置200は、患者の複合的な治療にわたって医療用流体を注入するのに用いることができるので、ホルダ202A及び202Bにそれぞれ保持されている貯留容器は、時間と共に取り換えられる必要があるかも知れない。典型的には、装置200のオペレータは、ホルダ202A及び202Bの貯留容器をそれぞれ手作業で取り換える。オペレータの便宜のため、装置200には、補助的ホルダ208A及び208Bが更に備えられている。オペレータは、補助的流体貯留容器をホルダ208A及び208Bに用意しておくことができる。主ホルダ202A又は202Bの貯留容器が空になり交換されることが必要になった場合、オペレータは、補助的ホルダ208A又は208Bの1つから新しい流体貯留容器に迅速かつ容易にアクセス(access)し、主ホルダ202A又は202Bへ取り付けることができる。
接続インタフェース部206は、装置200を、直接もしくは間接的にかかる画像装置に接続するのに用いられる。或る実施形態では、装置200は、インタフェース部206を介して、注入および/または制御の情報を外部の画像装置に伝達することができ、また同様に、インタフェース部206を介して、撮像および/または制御の情報を外部の画像装置から受け取ることができる。
ある実施形態によれば、コネクタ215A及び217Aは、スリーブ216Aに取り付けられ、当該スリーブ216Aが、ロッド214Aに取り付けられ、或いはロッド214Aから取り外されることができるようにしている。
また、或る実施形態では、コネクタ215A及び217Aは、スリーブ216Aがロッド214Aの軸線を中心にして回動させることができるようにしている。従って、この実施形態では、オペレータは、スリーブ216Aをロッド214Aから取り外すことなく、スリーブ216Aを回動させて装置200に対して装着することができ、また、非装着状態にすることができる。(図2Aは、注射器がスリーブ216A内に挿入されている装着位置にあるスリーブ216Aを示している。)
オペレータが、スリーブ216A内に収容されている注射器を装置200から取り外すことを望む場合には、オペレータは、当該スリーブ216Aをロッド214Aの周りに回動させることにより、非装着位置に移動させることができ、その後に、注射器をスリーブ216Aから外方へスライドさせることにより、スリーブ216A内に収容されている注射器を取り外すことができる。更に、オペレータが、装置200からスリーブ216Aを取り外すことを望む場合には、オペレータは、(例えば、スリーブ216Aを非装着位置へ回動させて、当該スリーブ216Aをロッド214Aから手動で外へ引き出すことにより)ロッド214Aからコネクタ215A及び217Aを取り外すことができる。
或る実施形態では、スリーブ216A内に収容された注射器は、一人もしくはそれ以上の患者の処置に使用された後に処分され取り換えられ交換される、使い捨ての構成部品である。(スリーブ216Bは、当該スリーブ216Bをロッド214Bに接続するコネクタ215B及び217B(図2C参照)を有している。別の注射器がスリーブ216B内に収容されることができる。)
各注射器は、二つの方向のうちの一方にプランジャを駆動するモータ/アクチュエータ・アッセンブリ(不図示)に結合されている。流体補給サイクル中、装置200のモータ/アクチュエータ・アッセンブリは、例えば、スリーブ216Aの注射器内のプランジャを一方向へ駆動し、ホルダ202Aに結合された貯留容器から注射器内へ流体を吸い出すことができる。注入サイクル中、装置200のモータ/アクチュエータ・アッセンブリは、この注射器内のプランジャを逆の方向へ駆動し、流体を吐出することができる。
或る実施形態では、装置200は、2つの異なるモータ/アクチュエータ・アッセンブリを収容しており、一方のアッセンブリは、スリーブ216A内の注射器を駆動し、他方のアッセンブリは、スリーブ216B内の注射器を駆動する。これらのモータ/アクチュエータ・アッセンブリは、注入器ヘッド201の一部であり、当該注入器ヘッド201内に包含される一つ若しくはそれ以上の処理装置(プロセッサ)によって、個別に制御され或いはモニタされることができる。
各アッセンブリ218A及び218Bは、オペレータによって開閉される扉(ドア)又は覆い(カバー)を有している。例えば、オペレータは、チューブを装着するときにドアを開け、装着するとドアを閉じることができる。或る実施形態では、各ドアは、透明もしくは半透明の材料で製作され、たとえドアが閉じられていても、オペレータはアッセンブリ218A又は218Bの中身を視認することができる。
患者ラインは、或る実施形態によれば、接続案内ロッド220を介して流出配管チューブに接続されている。患者ラインは、流出配管チューブと結合状態になるために、接続案内ロッド220を覆って摺動(スライド:slide)することができる。或る実施形態では、患者ラインに2つの管要素(チューブエレメント:tube element)があり、各エレメントは、スリーブ216A又は216B内の注射器の流出チューブエレメントの一つに対応している。或る例示的な患者ラインが、図4に示されており、以下により詳しく議論されよう。
幾つかの実施形態では、複数の加圧ユニットが同じタイプの流体を収容しているかも知れない。例えば、第1の加圧ユニットが造影剤を収容し、第2の加圧ユニットは希釈剤(例えば生理食塩水)を収容し、第3の加圧ユニットは造影剤を収容しているかも知れない。この状況(シナリオ:scenario)では、第3の加圧ユニットは、予備的または2次的な造影剤の供給源を構成しているかも知れない。この例では、第1及び第3の加圧ユニットは共に、例えば、前端部アッセンブリ218A又は218Bに類似した前端部アッセンブリのような、共通の前端部アッセンブリに結合されているかも知れない。
また、図2Bは、接続ポート222及び224も示している。或る実施形態では、(例えば、図4に示されたコネクタ410に結合されたもののような)圧力変換器コネクタが、接続ポート224に接続されることができる。圧力変換器コネクタは、患者ラインの血行動態の信号(シグナル:signal)を計測する圧力変換器に、動作可能なように結合される。圧力変換器を接続ポート224に接続することにより、装置200は、患者ライン内で検出される患者の血行動態圧力信号を利用および処理することができる。
手動制御装置は、注射器216A及び216Bの一方または両方の作動を制御することができる。例えば、オペレータは、ボタンを押すか或いはそうでなければ手動制御装置とやり取りをし、モニタ/アクチュエータ・アッセンブリにスリーブ216A内の注射器から流体を注入せしめることができ、また、別のボタンを押すか或いはそうでなければ手動制御装置とやり取りをし、モニタ/アクチュエータ・アッセンブリにスリーブ216B内の注射器から流体を注入せしめることができる。従って、スリーブ216A内の注射器が造影剤を収容し、スリーブ216B内の注射器が希釈剤を収容している場合には、オペレータは、手動制御装置の或る1つのボタンを押して造影剤を患者ラインへ注入することができ、また、別のボタンを押して生理食塩水を注入することができる。
或る実施形態では、手動制御装置は、流量可変機能を有しており、オペレータが、ボタンをより強く押す、つまり構成要素をより強く作動させるほど、スリーブ216A又は216B内の注射器から注入される流体の流量が増大する。
或る実施形態では、コネクタ215A及び217Aは、スリーブ216Aに結合され取り付けられ、そして、ロッド214Aに対して解除可能なように結合されている。オペレータは、ロッド214Aによって定められる軸線を中心にしてスリーブ216Aを回動させ、当該スリーブ216Aを装着および非装着状態にすることができる。
図2Cは、例示的な装着位置にあるスリーブ216Aを示しており、そこでは、流体が、スリーブ216A内に収容された注射器へ吸い込まれ、或いは前記注射器から吐出される。オペレータは、ロッド214Aの軸線を中心にしてスリーブ216Aを回動させ非装着位置にすることができ、また、オペレータは、その位置で、スリーブ216Aを引っ張ってコネクタ215A及び217Aをロッド214Aから解放することができる。
オペレータは、例えば、スリーブ216Aを新品のスリーブと交換するために、或いはスリーブ216Aを清掃するために、そうすることを望むかも知れない。オペレータは、スリーブ216Aをロッド214Aに再度取り付けるのに、コネクタ215A及び217Aを用いることができる。(同様の様式で、コネクタ215B及び217Bは、スリーブ216Bをロッド214Bに結合している。)
ドア221Aには把手(ハンドル:handle)219Aがあり、ドア221Bには把手219Bがある。オペレータは、ドア221A及び221Bを開閉するのに、把手219A及び219Bをそれぞれ利用することができる。ドア221A及び221Bは、当該ドア221A及び221Bが開閉されることができるようにする一つ若しくはそれ以上の蝶番(ヒンジ:hinge)に結合されている。
エアー検出器230Aは、流入配管チューブ内の気泡または気柱を検出するのに用いられ、エアー検出器236Aは、流出配管チューブ内の気泡または気柱を検出するのに用いられる。エアー検出器230A及び236Aは、音響式,光学式、或いは他の形式のエアー検出器で構成されていてもよい。エアー検出器230A及び236Aの何れか一方または両方が、流入配管チューブ及び/又は流出配管チューブ内に計測可能な量のエアーを検出した場合には、これら検出器は、装置200の注入器ヘッド201へ信号を伝播することができる。
注入器ヘッド201の一つ若しくはそれ以上のプロセッサは、これらの受信された信号を処理することができる。注入器ヘッド201は、制御パネル212を介して、オペレータに警告メッセージ若しくは警報を与えることができ、オペレータは適切な行動をとることができる。また、或る実施形態では、注入器ヘッド201は、流入および/または流出配管チューブ内にエアーが検出された場合には、注射器を駆動するモータ/アクチュエータ・アッセンブリの作動を制御することにより、スリーブ216A内の注射器からの流体の如何なる注入をも、自動的に休止あるいは終了させることができる。
注射器内のプランジャは、流体を注射器に供給するために、(モータ/アクチュエータ・アッセンブリにより)第1の方向へ移動させられることができる。流体の注入が生じると、モータ/アクチュエータ・アッセンブリは、注射器内のプランジャを、逆向きの第2の方向へ移動させることになる。
注入器ヘッド201は、注入処置中は、流入配管チューブ内の流体の流れを禁止するために、ピンチバルブ232Aを閉じることができる。しかしながら、注入器ヘッド201は、かかる処置中に、ピンチバルブ234Aを開いて流出配管チューブ内で流体が流れることができるようにすることができる。注入器ヘッド201は、このようなやり方で、ピンチバルブ232A及び234Aを用いて、様々な操作(例えば、補給操作および注入操作)中、流入および流出配管チューブ内の流体の流れを制御する。
図3A〜3C及び図5〜6を参照して、以下により詳しく説明されるように、或る実施形態では、スリーブ216A及び216Bの各々には、所定の形状および寸法を有する切欠部(ノッチ)がある。使用される加圧ユニットは、同様に所定の形状および寸法を有する摘み(タブ)を有している。
第1の加圧ユニットのタブが、スリーブ216Aの対応する切欠部の形状および寸法と、実質的に同じ形状および寸法を有している場合には、オペレータは、前記第1の加圧ユニットをスリーブ216A内に挿入することができる。同様に、第2の加圧ユニットのタブが、スリーブ216Bの対応する切欠部の形状および寸法と、実質的に同じ形状および寸法を有している場合には、オペレータは、前記第2の加圧ユニットをスリーブ216B内に挿入することができる。
別の場合においては、切欠部−タブの形態が、特定の注射器スリーブに特有のものとすることが好ましいかも知れない。このことは、例えば、予め充填された注射器が、注射器スリーブ内に装着されるべき場合に、望ましいかも知れない。この場合、はっきりと区別できる切欠部−タブの形態を有することは、例えば、造影剤が充填された注射器を生理食塩水の注射器スリーブ内に装着することを防止でき、或いは、その逆も同様である。
或る例では、オペレータは、まず初めにロッド214Aの周りにスリーブ216Aを回動させて(図2A〜2Cに示される)装着位置から非装着位置にすることにより、スリーブ216Aを取り外すことができる。オペレータは、ロッド214Aを中心にしてスリーブ216Aを装置200から離れるように回動させることにより、取り外すことができる。その後、オペレータは、スリーブ216Aを引っ張ってコネクタ215A及び217Aをロッド214Aから取り外すことができる。
或る実施形態では、流入配管チューブ308と並んだ注射器301,コネクタ310,流出配管チューブ304及びコネクタ306は、使い捨てで多重用途の部品である。すなわち、これらの部品は、装置200から接続が外され処分される前に、多重の用途または患者の処置にわたって装置200内で使用されることができる。別の実施形態では、これらの部品は、使い捨てで単一用途の部品であり、このことは、単一の患者の処置の後に、処分されることを意味している。
図3B〜3Cの例では、タブ320は、伸長した、断面長方形状のタブである。しかしながら、別の実施形態では、タブ320は、多くの異なる寸法および形状を有していてもよい。例えば、タブ320は、断面形状が、四角形状,円形状,三角形状あるいは他の形状のタブであってもよい。更に、タブ320は、寸法が様々に変化してもよい。
この嵌め合い機構は、鍵と鍵穴(ロック・アンド・キー:lock-and-key)法と同様に作用し、注射器スリーブの切欠部の形状および寸法は、対応して形状付けられ寸法設定されたタブ320を有する注射器301が、スリーブ内に挿入もしくは装着されることができるようにする。このように、タブ320は注射器301の嵌め合い要素(メンバ:member)を構成し、注射器スリーブの切欠部が注射器スリーブの嵌め合い要素を構成している。
図5〜6は、図3B〜3Cに示されたタブ320の形状および寸法と同様の形状および寸法(例えば、断面が実質的に同一の長方形状)を有する切欠部を包含するスリーブ216A及び216Bの例を示している。
幾つかの例では、対応するスリーブ内での注射器301の適正な配列および位置決めは、ポート300及び302の適正な配列および位置決めをもたらすことができる。例えば、注射器301がそのスリーブ内で適正に配列および位置決めされると、その後、スリーブが回動されるか若しくはそうでなければ装置200内の位置へ装着され、オペレータは、例えば、流入配管チューブ308をポート300へ、流出配管チューブ304をポート302へ、適正かつ迅速に接続することができる。
また、幾つかの例では、スリーブが装置200内に装着されると、ポート300及び302は信頼できる方法で方位付けられる必要があり、配管チューブ308及び304は、注射器301に対して適正に設置され接続されることができる。タブ320とスリーブ内の嵌め合い切欠部を用いることは、スリーブ内で注射器301の適正な配列あるいは位置決めをもたらす助けとなり、或る実施形態によれば、ポート300及び302が適正に方位付けられることを確かなものとする。
患者ライン400は、或る実施形態では、使い捨てのキット(kit)であり、コネクタ402及び404は、オペレータにより、例えばコネクタ306のような配管チューブコネクタに接続され、また配管チューブコネクタから取り外されることができる。或る実施形態では、患者ライン400は、単一用途の使い捨てキットであり、或る患者用の装置200に接続され、その後、引き続いて接続が外され廃棄される。
配管チューブ406及び408はバルブ416に接続されており、或る実施形態では、当該バルブは、配管チューブ406及び408の一方のみから流出配管チューブ417へ流体が流れることを許容する弾性(エラストマー型の:elastomeric-type)バルブを構成している。或る実施形態では、バルブ416は、流出配管チューブ417に向かう方向のみに流体の流れを許容する一方弁を構成している。或る場合には、案内ロッド220は、これらのコネクタを整列させることにより、挿入中に、非滅菌状態の物品に接触することを防止し、コネクタ402及び404の滅菌性を維持するのに役立つことができる。
患者ライン400は、患者用マニホールドセンサ114に結合されたマニホールドバルブに結合されることができ、接続ポート402は注射器からの配管チューブに結合されることができる一方、接続ポート404は、ポンプ106を通って延びる配管チューブに接続されることができる。この実施形態では、配管チューブ417は、装置100のエアー検出器116に結合されるか、若しくはエアー検出器を通って延びることができる。
スリーブ216Bが装着位置にある場合、典型的には、当該スリーブは、装置200によって注入されることができる流体を有する注射器を収容している。スリーブ216Bが非装着位置にある場合には、オペレータは、例えば注射器301のような注射器を、スリーブ216Bに対して、挿入もしくは取り外すことができる。多くの場合、(以前にスリーブ216B内に挿入されていた)注射器内の流体が装置200によって注入されてしまった後は、スリーブ216Bは非装着位置にあるかも知れない。
ネジ606及び608は、コネクタ215A及び217Aをそれぞれ、スリーブ216Aの外表面に取り付けるものであり、溝部602及び604は、特にオペレータがスリーブ216Aの把持部610を操作した場合に、スリーブ216Aがロッド214A上で或いは該ロッドを中心にして回動できるようにしている。把持部610は、ネジ612及び614によってスリーブ216Aの外表面に取り付けられている。
或る実施形態では、装置200は、1つのスリーブは1つのタイプの医療用流体を収容することが想定される一方、他のスリーブは異なるタイプの医療用流体を収容することを想定されるように、構成されている。従って、これらの実施形態では、オペレータが、正しいタイプの流体を有する注射器をスリーブ216A又は216B内に装着することが重要である。
切欠部500の真下に表示された文字「C」を視認することにより、オペレータは、スリーブ216Bを造影剤の注射器を収容することが想定されたスリーブとして迅速に認識することができる。同様に、切欠部600の真下に表示された文字「S」を視認することにより、オペレータは、スリーブ216Aを(希釈剤である)生理食塩水の注射器を収容することが想定されたスリーブとして迅速に認識することができる。
例えば、切欠部500は、造影剤を容れた注射器のタブと実質的に同様の形状および寸法を有し、一方、切欠部600は、生理食塩水を容れた注射器のタブと実質的に同様の形状および寸法を有しているかも知れない。従って、これらの実施形態では、切欠部500は、造影剤の注射器のタブと適正に嵌り合うのみで、生理食塩水の注射器のタブとは適正に嵌り合わないことになる。同様に、切欠部600は、生理食塩水の注射器のタブと適正に嵌り合うのみで、造影剤の注射器のタブとは適正に嵌り合わないことになる。これらの機構は、オペレータが不注意で間違ったタイプの注射器をスリーブ216A及び216B内に装着しようと試みることを、実質的に禁止し、つまり許容しないようにすることができる。
加圧ユニットがスリーブ内に挿入されてしまうと、装置200は、随意的なアクト702において、加圧ユニット内に収容された一定量の医療用流体を注入する。或る実施形態では、スリーブは、動力付きの医療用流体注入装置のロッドに対し回動可能かつ取り外し可能に結合された、少なくとも1つのコネクタを備えている。
装置200は、随意的なアクト702において、加圧ユニット内に収容された一定量の医療用流体を注入する。注入が完了すると、オペレータによって前記少なくとも1つのコネクタがロッドから取り外されたときに、スリーブは、装置200から完全に取り外されるようになる。例えば、オペレータは、前述のように、スリーブを清掃または取り換えるために、装置200からスリーブを完全に取り外すことを選択することができる。
Claims (15)
- 所定の形状および寸法を備えた切欠部を有するスリーブであって、当該スリーブの切欠部の所定の形状および寸法と実質的に同一の所定の形状および寸法を備えた外部タブを有する加圧ユニットを受容し、前記スリーブが前記加圧ユニットを受容するときには、前記スリーブの切欠部が前記加圧ユニットの外部タブに嵌り合うように構成されており、前記スリーブは、当該スリーブを医療用流体注入装置に取り付けるための少なくとも1つのコネクタを備えている、スリーブと、
前記スリーブの切欠部の所定の形状および寸法とは実質的に異なる所定の形状および寸法を備えた第2の切欠部を有する第2のスリーブであって、当該第2のスリーブの第2の切欠部の所定の形状および寸法と実質的に同一の所定の形状および寸法を備えた第2の外部タブを有する第2の加圧ユニットを受容し、前記第2のスリーブが前記第2の加圧ユニットを受容するときに、前記第2のスリーブの第2の切欠部が前記第2の加圧ユニットの第2の外部タブに嵌り合うように構成されており、前記第2のスリーブは、当該第2のスリーブを前記医療用流体注入装置に取り付けるための少なくとも1つのコネクタを備えている、第2のスリーブと、
前記スリーブ及び前記第2のスリーブに結合された注入器ヘッドと、を備え、
前記スリーブの切欠部の前記所定の形状および寸法は、前記第2の加圧ユニットが前記スリーブ内に受容されることを禁止する一方、
前記第2のスリーブの第2の切欠部の前記所定の形状および寸法は、前記加圧ユニットが前記第2のスリーブ内に受容されることを禁止し、
前記注入器ヘッドは、作動中、前記加圧ユニット内に収容された一定量の医療用流体を注入するように構成されている、
ことを特徴とする動力付きの医療用流体注入装置。 - 前記スリーブの切欠部と前記加圧ユニットのタブとの嵌め合いは、前記スリーブ内での前記加圧ユニットの適切な整列をもたらす、ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流体注入装置。
- 前記加圧ユニットは注射器を備え、前記医療用流体は、造影剤および希釈剤の少なくとも1つで成る、ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流体注入装置。
- 前記スリーブの切欠部の所定の形状は断面が長方形で成り、前記加圧ユニットのタブの所定の形状は断面が実質的に同一の長方形で成る、ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流体注入装置。
- 前記スリーブには、更に、把持部が備えられており、前記把持部は、前記スリーブを前記注入装置内に対して装着するか若しくは非装着状態にするために、オペレータによって操作されるように構成され、前記少なくとも1つのコネクタは、前記スリーブを前記注入装置のロッドに結合するように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流体注入装置。
- 前記オペレータによる把持部の操作は、前記スリーブに前記ロッドを中心とした回動動作を生じせしめる、ことを特徴とする請求項5に記載の医療用流体注入装置。
- 前記スリーブには、更に、当該スリーブ内に挿入されるべき加圧ユニットのタイプを特定する可視指示が、前記スリーブの切欠部付近に備えられている、ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流体注入装置。
- 前記注入器ヘッドに結合されたロッドを更に備え、前記スリーブの前記少なくとも1つのコネクタは、前記ロッドに対し回動可能かつ取り外し可能に結合されており、オペレータによって前記スリーブの前記少なくとも1つのコネクタが前記ロッドから取り外されたときには、前記スリーブは、前記注入装置から完全に取り外されるようになる、ことを特徴とする請求項1に記載の医療用流体注入装置。
- 前記オペレータによる第1の操作があると、前記注入装置は、前記注入器ヘッドが前記加圧ユニットから一定量の医療用流体を注入してしまう前に、前記ロッドを中心にして前記スリーブを装着位置に回動せしめ、また、前記オペレータによる第2の操作があると、前記注入装置は、前記注入器ヘッドが前記加圧ユニットから一定量の医療用流体を注入してしまった後に、前記ロッドを中心にして前記スリーブを非装着位置に回動せしめる、ことを特徴とする請求項8に記載の医療用流体注入装置。
- 前記スリーブの前記少なくとも1つのコネクタは、各々が前記ロッドに対し回動可能かつ取り外し可能に結合された複数のコネクタで成る、ことを特徴とする請求項8に記載の医療用流体注入装置。
- 前記スリーブの前記少なくとも1つのコネクタは、前記オペレータにより前記ロッドから取り外されるときには、当該ロッドからパチンと外すように構成されたスナップ式のコネクタで成る、ことを特徴とする請求項8に記載の医療用流体注入装置。
- 前記加圧ユニットは注射器を備え、前記医療用流体は、造影剤および希釈剤の少なくとも1つで成る、ことを特徴とする請求項8に記載の医療用流体注入装置。
- 前記注入器ヘッドに結合された第2のロッドを更に備え、
前記第2のスリーブは、前記第2のロッドに対し回動可能かつ取り外し可能に結合された少なくとも1つのコネクタを更に備え、
前記注入器ヘッドは、作動中、前記第2の加圧ユニット内に収容された一定量の第2の医療用流体を注入するように構成されており、
前記オペレータによって前記第2のスリーブの前記少なくとも1つのコネクタが前記第2のロッドから取り外されたときには、前記第2のスリーブは、前記注入装置から完全に取り外されるようになる、
ことを特徴とする請求項8に記載の医療用流体注入装置。 - 動力付きの医療用流体注入装置のスリーブ内に加圧ユニットを受け容れるステップであって、前記スリーブは、所定の形状および寸法を備えた切欠部を有し、前記加圧ユニットは、前記スリーブの切欠部の所定の形状および寸法と実質的に同一の所定の形状および寸法を備えた外部タブを有し、前記スリーブが前記加圧ユニットを受容するときには、前記スリーブの切欠部が前記加圧ユニットの外部タブに嵌り合い、前記スリーブは、当該スリーブを医療用流体注入装置に取り付けるための少なくとも1つのコネクタを備えている、ステップと、
動力付きの医療用流体注入装置の第2のスリーブ内に第2の加圧ユニットを受け容れるステップであって、前記第2のスリーブは、前記スリーブの切欠部の所定の形状および寸法とは実質的に異なる所定の形状および寸法を備えた第2の切欠部を有し、前記第2の加圧ユニットは、前記第2のスリーブの切欠部の所定の形状および寸法と実質的に同一の所定の形状および寸法を備えた第2の外部タブを有し、前記第2のスリーブが前記第2の加圧ユニットを受容するときには、前記第2のスリーブの第2の切欠部が前記第2の加圧ユニットの第2の外部タブに嵌り合い、前記第2のスリーブは、当該第2のスリーブを前記医療用流体注入装置に取り付けるための少なくとも1つのコネクタを備えている、ステップと、を備え、
前記スリーブの切欠部の前記所定の形状および寸法は、前記第2の加圧ユニットが前記スリーブ内に受容されることを禁止する一方、
前記第2のスリーブの第2の切欠部の前記所定の形状および寸法は、前記加圧ユニットが前記第2のスリーブ内に受容されることを禁止する、
ことを特徴とする方法。 - 前記スリーブの前記少なくとも1つのコネクタは、前記動力付きの医療用流体注入装置のロッドに対し回動可能かつ取り外し可能に結合されている、ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US12/261,415 US8882708B2 (en) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | Mating mechanism for a pressurizing unit and corresponding sleeve in a medical fluid injection device |
US12/261,415 | 2008-10-30 | ||
PCT/US2009/062390 WO2010056530A2 (en) | 2008-10-30 | 2009-10-28 | Mating mechanism for a pressurizing unit and corresponding sleeve in a medical fluid injection device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012507364A JP2012507364A (ja) | 2012-03-29 |
JP5325993B2 true JP5325993B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=41664929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011534717A Active JP5325993B2 (ja) | 2008-10-30 | 2009-10-28 | 加圧ユニットと医療用流体注入装置内の対応するスリーブのための嵌め合い機構 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8882708B2 (ja) |
EP (1) | EP2364172B1 (ja) |
JP (1) | JP5325993B2 (ja) |
KR (1) | KR101359086B1 (ja) |
CN (1) | CN102202704B (ja) |
BR (1) | BRPI0921703A2 (ja) |
CA (1) | CA2739802C (ja) |
HK (1) | HK1159536A1 (ja) |
IL (1) | IL212088A (ja) |
WO (1) | WO2010056530A2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4028077A1 (en) | 2019-09-10 | 2022-07-20 | Bayer HealthCare LLC | Pressure jackets and syringe retention features for angiography fluid injectors |
JP7144464B2 (ja) * | 2020-01-20 | 2022-09-29 | ディーブイエックス株式会社 | 造影剤注入装置及び注入ラインキット |
JP7144465B2 (ja) * | 2020-01-20 | 2022-09-29 | ディーブイエックス株式会社 | 造影剤注入装置及び注入ラインキット |
CR20220394A (es) | 2020-02-21 | 2023-01-23 | Bayer Healthcare Llc | Conectores para vía de fluido para suministro de fluidos médicos |
US11839751B2 (en) | 2020-06-18 | 2023-12-12 | Bayer Healthcare Llc | In-line air bubble suspension apparatus for angiography injector fluid paths |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3576915D1 (de) * | 1984-06-06 | 1990-05-10 | Medrad Inc | Angiographie-injektor und mit diesem verwendbare angiograhie-spritze. |
US5300031A (en) * | 1991-06-07 | 1994-04-05 | Liebel-Flarsheim Company | Apparatus for injecting fluid into animals and disposable front loadable syringe therefor |
US5383858B1 (en) * | 1992-08-17 | 1996-10-29 | Medrad Inc | Front-loading medical injector and syringe for use therewith |
US5882343A (en) | 1995-04-20 | 1999-03-16 | Invasatec, Inc. | Dual port syringe |
US6656157B1 (en) | 1995-04-20 | 2003-12-02 | Acist Medical Systems, Inc. | Infinitely refillable syringe |
US5573515A (en) | 1995-04-20 | 1996-11-12 | Invasatec, Inc. | Self purging angiographic injector |
US5520653A (en) | 1995-09-01 | 1996-05-28 | Medrad, Inc. | Syringe adapter for front-loading medical injector |
US5865805A (en) | 1997-07-16 | 1999-02-02 | Liebel-Flarsheim Company | Power injector and side loadable syringe support therefor for plunger pushrod type syringes |
WO2001008727A1 (en) | 1999-07-30 | 2001-02-08 | Medrad, Inc. | Injector systems and syringe adapters for use therewith |
US6626862B1 (en) | 2000-04-04 | 2003-09-30 | Acist Medical Systems, Inc. | Fluid management and component detection system |
US6673048B1 (en) | 2000-05-24 | 2004-01-06 | Acist Medical Systems, Inc. | Pressure sleeve assembly |
CA2717848C (en) | 2000-07-20 | 2013-06-11 | Acist Medical Systems, Inc. | Syringe plunger locking mechanism |
US6929619B2 (en) * | 2002-08-02 | 2005-08-16 | Liebel-Flarshiem Company | Injector |
JP4443827B2 (ja) | 2002-12-18 | 2010-03-31 | 株式会社根本杏林堂 | 薬液注入システム |
JP2005000203A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Nemoto Kyorindo:Kk | 薬液注入システム |
WO2005102416A1 (en) | 2004-04-27 | 2005-11-03 | Rodney Brian Savage | Medical fluid injector |
US7507221B2 (en) * | 2004-10-13 | 2009-03-24 | Mallinckrodt Inc. | Powerhead of a power injection system |
WO2006078817A2 (en) * | 2005-01-21 | 2006-07-27 | Medrad, Inc. | Injectors, injector systems and methods for injecting fluids |
WO2007033103A1 (en) | 2005-09-14 | 2007-03-22 | Acist Medical Systems, Inc. | Medical fluid injection system |
KR101458416B1 (ko) | 2005-11-21 | 2014-11-07 | 어시스트 메디칼 시스템즈, 인크. | 의료용 유체 주입 시스템 |
-
2008
- 2008-10-30 US US12/261,415 patent/US8882708B2/en active Active
-
2009
- 2009-10-28 WO PCT/US2009/062390 patent/WO2010056530A2/en active Application Filing
- 2009-10-28 BR BRPI0921703A patent/BRPI0921703A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2009-10-28 JP JP2011534717A patent/JP5325993B2/ja active Active
- 2009-10-28 EP EP09747972.9A patent/EP2364172B1/en not_active Not-in-force
- 2009-10-28 KR KR1020117011089A patent/KR101359086B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2009-10-28 CN CN200980144650.0A patent/CN102202704B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-28 CA CA2739802A patent/CA2739802C/en not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-04-03 IL IL212088A patent/IL212088A/en active IP Right Grant
- 2011-12-28 HK HK11114023.9A patent/HK1159536A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20110074906A (ko) | 2011-07-04 |
JP2012507364A (ja) | 2012-03-29 |
CN102202704A (zh) | 2011-09-28 |
EP2364172A2 (en) | 2011-09-14 |
US8882708B2 (en) | 2014-11-11 |
CN102202704B (zh) | 2014-04-30 |
BRPI0921703A2 (pt) | 2016-03-29 |
IL212088A0 (en) | 2011-06-30 |
US20100113923A1 (en) | 2010-05-06 |
IL212088A (en) | 2013-09-30 |
KR101359086B1 (ko) | 2014-02-05 |
EP2364172B1 (en) | 2013-05-22 |
WO2010056530A3 (en) | 2010-10-21 |
WO2010056530A2 (en) | 2010-05-20 |
CA2739802A1 (en) | 2010-05-20 |
AU2009314382A1 (en) | 2010-05-20 |
HK1159536A1 (en) | 2012-08-03 |
CA2739802C (en) | 2013-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5367089B2 (ja) | ロック機構を備えた流体接続アッセンブリ | |
JP5345695B2 (ja) | 医療用注入装置の加圧ユニットへの流体の自動供給 | |
KR101389103B1 (ko) | 의료용 유체 주입 디바이스용 핀치 밸브 메커니즘 | |
EP3007744B1 (en) | Portable fluid delivery system | |
JP5325993B2 (ja) | 加圧ユニットと医療用流体注入装置内の対応するスリーブのための嵌め合い機構 | |
AU2009314382B2 (en) | Mating mechanism for a pressurizing unit and corresponding sleeve in a medical fluid injection device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5325993 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |