JP5323073B2 - 老眼及び他の眼疾患を治療するためのクロスバーを有する強膜プロテーゼ - Google Patents

老眼及び他の眼疾患を治療するためのクロスバーを有する強膜プロテーゼ Download PDF

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Description

本出願は、以下の米国特許出願及び発行済み特許に関連する:
(1)「Scleral Prosthesis for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1999年12月28日発行の米国特許第6,007,578号、
(2)「Scleral Prosthesis for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2001年8月28日発行の米国特許第6,280,468号、
(3)「Scleral Prosthesis for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2001年10月9日発行の米国特許第6,299,640号、
(4)「Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1994年10月11日発行の米国特許第5,354,331号、
(5)「Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1995年11月14日発行の米国特許第5,465,737号、
(6)「Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1996年2月6日発行の米国特許第5,489,299号、
(7)「Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1996年4月2日発行の米国特許第5,503,165号、
(8)「Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1996年6月25日発行の米国特許第5,529,076号、
(9)「Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、1998年3月3日発行の米国特許第5,722,952号、
(10)「Segmented Scleral Band for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2001年3月6日発行の米国特許第6,197,056号、
(11)「Segmented Scleral Band for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2003年6月17日発行の米国特許第6,579,316号、
(12)「Surgical Blade for Use with a Surgical Tool for Making Incisions for Scleral Eye Implants」という表題の、2005年8月9日発行の米国特許第6,926,727号、
(13)「Scleral Expansion Device Having Duck Bill」という表題の、2006年1月31日発行の米国特許第6,991,650号、
(14)「System and Method for Making Incisions for Scleral Eye Implants」という表題の、2002年2月22日出願の米国特許出願第10/080,877号、
(15)「System and Method for Determining a Position for a Scleral Pocket for a Scleral Prosthesis」という表題の、2003年5月20日出願の米国特許出願第10/443,122号、
(16)「Scleral Prosthesis for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2005年5月24日出願の米国特許出願第11/137,085号、
(17)「Surgical Blade for Use with a Surgical Tool for Making Incisions for Scleral Eye Implants」という表題の、2005年8月8日出願の米国特許出願第11/199,591号、
(18)「Scleral Expansion Device Having Duck Bill」という表題の、2005年10月17日出願の米国特許出願第11/252,369号、
(19)「Surgical Blade for Use with a Surgical Tool for Making Incisions for Scleral Eye Implants」という表題の、2005年12月30日出願の米国特許出願第11/323,283号、
(20)「System and Method for Making Incisions for Scleral Eye Implants」という表題の、2005年12月30日出願の米国特許出願第11/323,284号、
(21)「Segmented Scleral Band for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2005年12月30日出願の米国特許出願第11/322,728号、
(22)「Segmented Scleral Band for Treatment of Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2005年12月30日出願の米国特許出願第11/323,752号、
(23)「Apparatuses, Systems and Methods Related to Treating Presbyopia and Other Eye Disorders」という表題の、2006年7月11日出願の米国特許仮出願第60/819,995号、
(24)「Apparatus and Method for Securing Ocular Tissue」という表題の、2007年7月11日出願の米国特許出願第11/827,444号、及び
(25)「Scleral Prosthesis for Treating Presbyopia and Other Eye Disorders and Related Devices and Methods」という表題の、2007年7月11日出願の米国特許出願第11/827,382号。
これらの米国特許及び特許出願のすべては、参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般には眼球インプラントを対象とし、より具体的には、老眼及び他の眼疾患を治療するためのクロスバーを有する強膜プロテーゼを対象とする。
患者の眼球の強膜内に強膜プロテーゼを埋め込むことによって老眼、緑内障、及び他の眼疾患を治療することが可能である。各々の個々の強膜プロテーゼに合わせて、患者の眼球の強膜内に切開がなされる。次いでこの切開は、強膜の表面の下方まで伸展されて強膜「トンネル」を形成し、そのトンネル内に強膜プロテーゼが置かれる。(とりわけ)老眼、緑内障、高眼圧症、眼内圧の上昇、黄斑変性症又は他の眼疾患を治療するために、1つ又は複数の強膜プロテーゼを患者の眼球内に埋め込むことができる。この技術は、上記の参照によって組み込まれた特許文献内でより詳しく記載されている。
本開示は、老眼及び他の眼疾患を治療するためのクロスバーを有する強膜プロテーゼを提供する。
第1の実施例では、強膜プロテーゼは、第1及び第2の側面と、プロテーゼ本体を貫通して第1の側面から第2の側面まで延びる空洞とを有するプロテーゼ本体を含む。この強膜プロテーゼはまた、空洞内に挿入されるように構成されたクロスバーも含み、このクロスバーは、プロテーゼ本体より幅広である。
第2の実施例では、強膜プロテーゼ本体は、第1及び第2の自由端部と、第1及び第2の側面とを含む。強膜プロテーゼ本体はまた、その強膜プロテーゼ本体を貫通して第1の側面から第2の側面まで延びる空洞も含み、この空洞は、その空洞内を通して挿入されるクロスバーを受け入れるように構成されている。
第3の実施例では、ある方法が、強膜プロテーゼ本体を患者の眼球の眼組織内に挿入するステップを含む。この方法はまた、クロスバーを強膜プロテーゼ本体の空洞内に挿入するステップも含む。クロスバーは、強膜プロテーゼ本体より幅広であり、空洞は、強膜プロテーゼ本体を貫通して強膜プロテーゼ本体の第1の側面から第2の側面まで延びる。
他の技術特徴が、次の図、説明及び特許請求の範囲から当技術者に容易に明白になり得る。
本開示をより完璧に理解するために、次に添付の図を併用して以下の説明を参照する。
本開示による、クロスバーを有する実例の強膜プロテーゼを示す図である。 本開示による、クロスバーを有する実例の強膜プロテーゼを示す図である。 本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第1の実例の本体を示す図である。 本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第1の実例の本体を示す図である。 本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第1の実例の本体を示す図である。 本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第2の実例の本体を示す図である。 本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第2の実例の本体を示す図である。 本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第2の実例の本体を示す図である。 本開示による、強膜プロテーゼと共に使用される実例のクロスバーを示す図である。 本開示による、強膜プロテーゼと共に使用される実例のクロスバーを示す図である。 本開示による、強膜トンネル内に強膜プロテーゼを配置するための実例の外科器具を示す図である。 本開示による、強膜トンネル内に強膜プロテーゼを配置するための実例の外科器具を示す図である。 本開示による、強膜トンネル内に強膜プロテーゼを配置するための実例の外科器具を示す図である。 本開示による、強膜トンネル内に強膜プロテーゼを配置するための実例の外科器具を示す図である。 本開示によって患者の眼球内に強膜プロテーゼを挿入するための実例の方法を示す図である。
以下に論じる図1から6、及び本特許文献において本発明の原理を説明するために使用されるさまざまな実施例は、例証にすぎず、いかなる点においても本発明の範囲を限定するように理解されるべきではない。当業者は、任意のタイプの適切に構成された装置又はシステムにおいて本発明の原理を実施できることを理解するであろう。
図1A及び1Bは、本開示による、クロスバーを有する実例の強膜プロテーゼ100を示している。図1A及び1Bに示す強膜プロテーゼ100の実施例は、説明のためのものにすぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、強膜プロテーゼ100の他の実施例を使用することができる。
図1A及び1Bに示すように、強膜プロテーゼ100は、対向する端部104−106と、頂面108と、底面110とを有する本体102を含む。この実例では、頂面108は、概ね凸状であり、本体102の中央のところ又はその近くで頂点に達する。また、頂面108は、本体102の端部104−106において凹部分112を含む。更に、この実例では、底面110は、概ね平坦である。しかし、本体102の頂面108及び底面110は、底面110の少なくとも一部が湾曲している場合など、任意の他の適切なサイズ又は形状を有することができる。
ここに図示するように、強膜プロテーゼ100の本体102はまた、1つ又は複数のクロスバー116を受け入れることができる1つ又は複数の切欠部114も含む。切欠部114は、クロスバー116を少なくとも部分的に中に挿入又は保持することができる本体102の領域を表す。たとえば、この実例の切欠部114は、クロスバー116を中に挿入することができる、本体102の底面110に沿った開口部を表す。この実例の切欠部114はまた、クロスバー116を中で本体102に嵌める、又は別の方法で連結する、挿入する、固定する又は取り付けることができる領域も含む。特定の例として、切欠部114は、本体102の底面110に沿って開口する空洞又は溝を表すことができ、この空洞又は溝は、本体102の底面110のところ又はその近くではクロスバー116より僅かに小さい。これにより、たとえばクロスバー116をより狭い開口部内を通して空洞又は溝のより大きな部分内に嵌める又は別の方法で押し入れ、それによってクロスバー116を切欠部114内に保持することが可能になり得る。強膜プロテーゼ100は、1つ又は複数のクロスバー114を受け入れるための単一の切欠部114、或いは複数のクロスバー116を受け入れるための複数の切欠部114を含むことができる。
この実例における強膜プロテーゼ100内に挿入された少なくとも1つのクロスバー116は、プロテーゼ100の少なくとも中心部分より幅広である。たとえば、クロスバー116は、本体102の中心部分より幅広でよく、或いは本体102全体より幅広でよい。各々のクロスバー116は、まっすぐなロッド又はより幅広の端部を有する棒などの任意の適切なサイズ及び形状を有することができる。この実例では、各々のクロスバー116は、クロスバー116の中心部分の直径がクロスバー116の端部の直径より小さい、円筒状のバーベルタイプの形状を有する。しかし、クロスバー116は、任意の他の適切なサイズ又は形状を有することができ、さまざまなクロスバー116は、さまざまなサイズ又は形状を有することができる。更に、各々のクロスバー116は、任意の適切な場所において強膜プロテーゼ100の本体102内に挿入することができる。この実例では、クロスバー116は、プロテーゼ100の端部104−106の近くで本体102内に挿入される。各々のクロスバー116とその最も近い端部104−106との実際の距離は、個々の実施に応じて異なることができる。
各々の切欠部114は、クロスバー116を受け入れ保持するための、プロテーゼ本体内の任意の適切な空洞、溝、開口部、又は他の構造を表す。各々のクロスバー116は、強膜プロテーゼ100の本体102内に少なくとも部分的に挿入されるように構成された任意の適切な棒、ロッド、又は他の構造を含む。
この実例の実施例では、強膜プロテーゼ100を、患者の眼球内の強膜トンネル内に埋め込むことができる。たとえば、強膜プロテーゼ100の本体102を、本体102の端部104−106が強膜トンネルの外側に留まるように強膜トンネル内に埋め込むことができる。また、本体102の端部104−106は、比較的平坦でよく、強膜トンネル外側の患者の眼球の表面上に載る平坦な基部を形成している。少なくとも1つのクロスバー116は、プロテーゼ100が強膜トンネル内に埋め込まれた後、強膜プロテーゼ100の本体102内に挿入することができる。一部の実施例では、クロスバー116の両方又はすべては、本体102が強膜トンネル内に挿入された後、強膜プロテーゼ100の本体102内に挿入される。他の実施例では、クロスバー116の少なくとも1つは、埋め込み中、強膜トンネル内を通って移動することがない本体102の端部内にクロスバー116が挿入される場合など、強膜トンネル内の埋め込み前に強膜プロテーゼ100の本体102内に挿入することができる。
強膜プロテーゼ100の本体102が中に埋め込まれる強膜トンネルは、患者の眼球の毛様体近くに形成することができる。強膜トンネル内に埋め込まれた後、強膜プロテーゼ100は、たとえば患者の眼球の調節幅を増大させるのを助ける。強膜プロテーゼ100はまた、緑内障、高眼圧症、眼内圧の上昇、又は他の眼疾患などの他の眼の状態を治療するのも助ける。一部の実施例では、(4つなどの)複数のプロテーゼが患者の眼球内に埋め込まれ、プロテーゼの端部は、「自由」である(他のプロテーゼの端部に取り付けられない)。
少なくとも1つのクロスバー116を強膜プロテーゼ100の本体102の少なくとも中心部分より幅広にすることにより、プロテーゼ100の安定化などのさまざまな利点を得ることができる。たとえば、少なくとも1つのより幅広のクロスバー116を用いると、強膜プロテーゼ100が、埋め込み後に強膜トンネル内で変向又は回転する可能性は小さくなり得る。また、少なくとも1つのより幅広のクロスバー116は、強膜プロテーゼ100を所定の位置に係止し、強膜プロテーゼ100の移動を妨げるのを助けることができる。更に、少なくとも1つのより幅広のクロスバー116は、強膜プロテーゼ100が、埋め込み後に強膜トンネルから不注意に押し出され得る可能性を小さくすることができる。これは、複数のクロスバー116が強膜トンネル自体より幅広である場合に特に当てはまり得る。
本体102及びクロスバー116を製造又は作製するために、上記で特定した特許文献に記載された技術のあらゆるものを含む、任意の適切な技術を使用することができる。同様に、本体102及びクロスバー116は、上記で特定した特許文献に記載された材料のあらゆるものを含む、任意の適切な1つの材料又は複数の材料から形成することができる。
特定の実施例では、図1A及び図1Bの強膜プロテーゼ100の本体102は、単一の一体品を表す、或いは複数の部片から形成することができる。また、本体102は、ポリメチル・メタクリレート(「PMMA」)、ポリエーテルエーテル・ケトン(「PEEK」)、又は他の材料(複数可)などの任意の適切な1つの材料又は複数の材料から形成することができる。更に、各々のクロスバー116は、単一の一体品を表す、或いは複数の部片を含むことができ、金属などの任意の適切な1つの材料又は複数の材料から形成することができる。更に、本体102及びクロスバー116は、任意の適切なサイズ、形状、及び寸法を有することができ、さまざまなサイズ、形状、又は寸法のプロテーゼ100を提供することができる。特定の例として、クロスバー116は、クロスバー116が完全に本体102内に挿入された後、3.95mmの内縁間距離を有することができる。
図1A及び1Bは、強膜プロテーゼ100の1つの実例を示しているが、図1A及び1Bにはさまざまな変更を加えることができる。たとえば、本体102、切欠部114、及び/又はクロスバー116は、任意の他の適切なサイズ、形状、又は寸法を有することができる。また、強膜プロテーゼ100は、単一のクロスバー116又は3つ以上のクロスバー116を含む、任意の適切な数のクロスバー116を含むことができる。更に、切欠部114は、プロテーゼ100の底部に沿って開口せず、現行の切欠部114に平行な形でプロテーゼ100の側部を貫通する1つ又は複数の穴で置き換えることができる。このとき1つ又は複数クロスバー116は、穴内を通して挿入され、任意の適切な方法で締付けられ得る。
図2Aから2Cは、本開示によるクロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第1の実例の本体200を示している。図2Aから2Cに示す強膜プロテーゼ本体200の実施例は、説明のためのものにすぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、プロテーゼ本体200の他の実施例を使用することができる。
この実例では、本体200は、2つの自由端部202−204と、頂面206と、底面208と、側部210−212とを含む。ここに図示するように、頂面206は概ね凸状であり、端部202−204の近くにより小さい凹部分を有している。また、底面208及び側部210−212は、概ね平坦である。この実例の実施例では、端部202−204の各々は、全体的に曲線状の先端部を含み、この先端部は、より平坦な底面208及び頂面206の凹部分からの遷移部分を表す。しかし、これらの表面の各々は、底面208が少なくとも部分的に湾曲している場合など、任意の他の適切なサイズ、形状、又は寸法を有することができる。
ここに図示するように、本体200は、強膜プロテーゼ本体200内に溝、くぼみ又は他の空洞を形成する2つの切欠部214を含む。この実例の切欠部214の各々は、比較的狭い開口部分216と、比較的広い保持部分218とを含む。この実例では、開口部分216は、本体200の底面208に沿って開口する切欠部214の部分を表す。保持部分218は、開口部分216内を通ってアクセス可能である切欠部214の部分を表す。開口部分216は、切欠部214内に挿入されるクロスバーより幾分小さくてよく、保持部部分218は、切欠部214内に挿入されるクロスバーとほぼ合致する、又はそれより幾分大きくてよい。これにより、クロスバーが切欠部214から不注意に離れる又は押し出され得る機会を低減しながら、切欠部214内にクロスバーを嵌める或いは別の方法で置くことが可能になる。
これは、クロスバー116をそれによって切欠部214内に挿入及び保持することができる1つの実例の機構を表しているにすぎない。任意の他の適切な技術を使用してクロスバーを切欠部214内に固定又は保持することができる。他の技術は、接着剤、縫合、雄及び雌若しくは他の相互係止部品、或いは任意の他の適切な機械的又は他の取り付け具又は結合機構を用いることを含むことができる。別の実例として、切欠部214を、クロスバーを受け入れるように寸法設定することができ、クロスバーにかかる患者の眼球からの圧力が、クロスバーを切欠部214内に保つことができる。更に、クロスバー116を、切欠部214とほぼ同じ場所にあるプロテーゼの側部上の穴内に挿入することができる。
この実例では、各々の切欠部214の開口部分216及び保持部分218は、全体的に本体200の底面208に対して垂直に配置される。しかし、切欠部214は、任意の他の適切な配置を有することができる。たとえば、図1A及び1Bに示すように、各々の切欠部214の開口部分216を、その関連する保持部分218よりも本体200の中心部分寄りに配置することができる。
この特定の実施例では、各々の切欠部214は、全体的にバーベルタイプのクロスバーを受け入れるように構成され、この場合、(側部210−212に沿って配置された)各々の切欠部214の端部は、各214の中央部分より幅広である。これは、説明のためのものにすぎない。また、他の又は追加の形状を有する切欠部214を本体200で使用することもできる。
図2Bに示すように、本体200の各々の端部202−204は、角度付けされる、或いはその頂面206内に小さな溝220を含むことができる。溝220は、全体的に内方向及び外方向に角度付けされた頂面206の部分を表す。とりわけ、溝220は、埋め込み中、本体200を強膜トンネル内に押し出す又は引っ張ることを容易にするために使用することができる。
本体200は、任意の適切な寸法を有することができる。たとえば、本体200は、長さ5.4mm(端部202から端部204までを測定)、幅1.38mm(側部210から側部212までを測定)及びその頂点における高さ0.93mm(頂部206から底部208までを測定)のものでよい。頂面206は、9.0mmの曲率半径を有することができる。切欠部214は、4.4mmの中心間距離を有することができ、各々の切欠部の中心から最も近い端部202又は204までの距離は、0.5mmに相当することができる。切欠部214の各々は、1.38mmの幅(側部210から側部212までを測定)を有することができる。各々の切欠部214の中心部分は、0.4mmの直径を有することができ、各々の切欠部214の端部は、0.45mmの直径を有することができる。各々の切欠部214の端部は、0.2mmの幅(側部210から側部212までを測定)でよい。これらの寸法は説明のためのものにすぎない。
図2Aから2Cは、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの本体200の1つの実例を示しているが、図2Aから2Cにはさまざまな変更を加えることができる。たとえば、本体200及び切欠部214はそれぞれ、任意の他の適切なサイズ、形状、又は寸法を有することができる。また、本体200は、単一の切欠部214又は3つ以上の切欠部214を含む、任意の適切な数の切欠部214を含むことができる。更に、本体200は、切欠部214とほぼ同じ場所にある穴など、クロスバーをそこから中に置くことができる1つ又は複数の穴を含むことができる。
図3Aから3Cは、本開示による、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの第2の実例の本体300を示している。図3Aから3Cに示す強膜プロテーゼ本体300の実施例は、説明のためのものにすぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、強膜プロテーゼ本体300の他の実施例を使用することができる。
この実例では、強膜プロテーゼ本体300は、サイズ及び形状において図2Aから2Cの強膜プロテーゼ本体200に類似している。しかし、この実例の実施例では、本体300の端部302−304は、本体200の端部202−204より概ね曲線状である。本体300の端部302−304はまた、切欠部220又は類似の内方向の表面構造を有していない。更に、本体300の頂面306は、頂面206より大きな半径曲率を有しており、頂面306は、頂面206と比べたとき、端部302−304の方が全体的により急傾斜である。本体300は、他の点においては本体200と同じ又は類似のものである。
ここに図示するように、本体300は、本体300内に溝、くぼみ、又は他の空洞を形成する2つの切欠部314を含む。切欠部314の各々は、強膜プロテーゼに関連するクロスバーを受け入れ保持することができる。この実例の各々の切欠部314は、その形状により、クロスバーを本体300内に保持することができる。しかし、プロテーゼの側部を貫通して延びる穴などの任意の他の適切な技術を使用して、クロスバーを固定又は保持することができる。また、切欠部314は、図1A及び1Bに示すような同じ又は類似の形状又は配置を有することができる。更に、この実例の各々の切欠部314は、全体的にバーベルタイプのクロスバーを受け入れるように構成されているが、他の又は追加の形状を有する切欠部314を本体300に使用することもできる。
本体300は、任意の他の適切な寸法を有することができる。たとえば、本体300は、長さ5.9mm、幅1.38mm、及びその頂点における高さ0.93mmのものでよい。頂面306は、20.0mmの曲率半径を有することができる。切欠部314は、4.4mmの中心間距離を有することができ、各々の切欠部の中心から最も近い端部302又は304までの距離は、0.75mmに相当することができる。(i)切欠部314の頂部の接線と(ii)頂面306との間の距離は、0.37mmに相当することができる。また、本体(i)300の端部の傾斜表面と(ii)傾斜表面に平行な切欠部314の接線との間の距離も、0.37mmに相当することができる。切欠部314の各々は、1.38mmの幅を有することができる。各々の切欠部314の中心部分は、0.4mmの直径を有することができ、各々の切欠部314の端部は、0.45mmの直径を有することができる。各々の切欠部314の端部はそれぞれ、0.2mmの幅でよい。これらの寸法は説明のためのものにすぎない。
図3Aから3Cは、クロスバーを受け入れるための強膜プロテーゼの本体300の別の実例を示しているが、図3Aから図3Cにはさまざまな変更を加えることができる。たとえば、本体300及び切欠部314はそれぞれ、任意の他の適切なサイズ、形状、又は寸法を有することができる。また、本体300は、単一の切欠部314、3つ以上の切欠部314、或いは1つ又は複数の穴を含む、任意の適切な数の切欠部314を含むことができる。
図4A及び4Bは、本開示による、強膜プロテーゼと共に使用される実例のクロスバー400を示している。図4A及び4Bに示すクロスバー400の実施例は、説明のためのものにすぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、クロスバー400の他の実施例を使用することができる。
この実例では、クロスバー400は、中心部分402及び端部分404を含む。ここに図示するように、中心部分402は、円形又はほぼ円形の断面を有する円筒状の形状を有する。端部分404もまた、円形又はほぼ円形の断面を有する円筒状の形状を有する。この特定の実施例では、中心部分402は、端部分404の各々より小さな直径又は断面積を有する。
この実例では、中心部分402は、0.4mmの直径を有することができ、端部分404はそれぞれ、0.45mmの直径を有することができる。中心部分402は、1.05mmの長さ(端部から端部までを測定)でよく、各々の端部分404は、少なくとも0.2mmの長さでよい。図2C及び3Cに示すように、これは、プロテーゼ本体内の切欠部を完全に塞ぐ。一方の端部分404は、追加の長さ(X1で表す)を有することができ、他方の端部分404は、追加の長さ(X2で表す)を有することができる。特定の実施例では、X1及びX2はいずれも0.5mmに相当し、各々の端部分404の総長さは0.7mmとなる。他の特定の実施例では、X1は0.0mmに相当し、X2は1.0mmに相当し、端部分404の総長さは、それぞれ0.2mm及び1.2mmとなる。
図4A及び図4Bは、強膜プロテーゼと共に使用される実例のクロスバー400を示しているが、図4A及び図4Bにはさまざまな変更を加えることができる。たとえば、クロスバー400は、任意の他の適切なサイズ、形状、又は寸法を有することができる。また、クロスバー400は、ゼロ又は3つ以上を含む、異なる直径又は断面積を有する任意の数の断面又は部分を含むことができる。
図5Aから5Dは、本開示による、強膜プロテーゼを強膜トンネル内に配置するための実例の外科器具500を示している。図5Aから5Dに示す外科器具500の実施例は、説明のためのものにすぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、外科器具500の他の実施例を使用することができる。
この実例では、外科器具500は、中心部分502と、切刃504と、ハブ・アーム506a−506bとを含む。中心部分502は、患者の眼球の強膜組織内に及びその外へと切刃504を移動させるために複数の方向に回転することができる。ハブ・アーム506a−506bは、中心部分502を切刃504に結合させ、中心部分502の回転を切刃504の移動に変換するのを助ける。
強膜プロテーゼの本体508は、切刃504の後端部に係合される。本体508は、上記で説明したプロテーゼ本体のいずれかのものなど、任意の適切なプロテーゼ本体を表すことができる。ここに図示するように、切刃504は、最初、ハブ・アーム506bを用いて回転され、患者の眼球の強膜組織内を通過する。最終的に、ハブ・アーム506aが、切刃504の先端部と係合し、ハブ・アーム506bは、切刃504から外れる。次いで、ハブ・アーム506aは、引き続き切刃504を回転させて強膜組織内を通過させ、新しく形成された強膜トンネルから外に出す。この実例では、強膜プロテーゼ本体508は、切刃504によって逆さまに強膜トンネル内に引っ張り入れられ、次いで切刃504から外れる。次いで、プロテーゼ本体508を回転させて、新しく形成された強膜トンネル内でプロテーゼ本体508を正しく位置決めすることができる。この時点で、1つ又は複数のクロスバーを本体508内に挿入又はそれに結合又は取り付けて、完全な強膜プロテーゼを形成することができる。
図5Aから5Dに示す技術は、説明のためのものにすぎない。任意の他の適切な技術を使用して強膜プロテーゼを強膜トンネル内に埋め込むことができる。たとえば、外科器具500は、単一のハブ・アームを含むことができ、外科器具500は、強膜トンネルを形成するために、切刃504を強膜組織内へと回転させ、次いで強膜組織から外に出すことができる。次いで、任意の他の適切な器具又は技術を用いて、プロテーゼ本体508を強膜トンネル内に挿入することができる。
図5Aから5Dは、強膜プロテーゼを強膜トンネル内に配置するための実例の外科器具500を示しているが、図5Aから5Dにはさまざまな変更を加えることができる。たとえば、任意の他の適切な技術を使用して強膜トンネルを患者の眼球内に形成することができる。強膜トンネルの形成は、強膜プロテーゼ本体の強膜トンネル内への同時の又はほぼ同時の埋め込みを含んでも含まなくてもよい。
図6は、本開示によって強膜プロテーゼを患者の眼球内に挿入するための実例の方法600を示している。図6に示す方法600の実施例は、説明のためのものにすぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、方法600の他の実施例を使用することができる。
ステップ602では、強膜トンネルが、患者の眼球の強膜組織内に形成される。これは、たとえば、湾曲した切刃を使用して強膜トンネルを形成するステップを含むことができる。強膜トンネルを形成するための外科器具の例は、上記及び上記で組み込まれた特許文献で説明されている。任意の他の適切な器具又は技術を使用して、任意の適切な強膜トンネルを強膜組織内に形成することができる。
ステップ604では、強膜プロテーゼの本体が、強膜トンネル内に挿入される。これは、たとえば、強膜トンネルが形成されている間にプロテーゼ本体を強膜トンネル内に挿入するステップを含むことができる。これはまた、強膜トンネルの形成後にプロテーゼ本体を強膜トンネル内に挿入するステップを含むこともできる。
ステップ606では、第1のクロスバーが、強膜プロテーゼ本体の第1の端部内に挿入される。これは、たとえば、クロスバー116を強膜プロテーゼ本体の1つの切欠部114内に挿入するステップを含むことができる。クロスバー116は、切欠部114に嵌める、又は別の方法で強膜プロテーゼ本体に固定又は取り付けることができる。クロスバー116はまた、患者の眼球からの圧力がクロスバー116を切欠部114内に保持する場合など、実際には切欠部114内に固定せずに切欠部114内に押し入れることもできる。実施に応じて、クロスバー116の中心部分は、強膜プロテーゼの本体内に完全に入っても入らなくてもよい。たとえば、クロスバー116の一部分は、本体102の外側に部分的に位置する、或いは本体102の底面108から外に延びることができる。
ステップ608では、第2のクロスバーが、強膜プロテーゼ本体の第2の端部に挿入される。これは、たとえば、別のクロスバー116を強膜プロテーゼ本体102内の別の切欠部114内に挿入するステップを含むことができる。実施に応じて、第2のクロスバー116は、第1のクロスバー116と同じ方法でプロテーゼの本体102内に挿入されてもされなくてもよい。また、第1及び第2のクロスバー116は、同一のものでよく、或いはこれらは、サイズ、形状、又は寸法において異なることもできる。
図6は、強膜プロテーゼを患者の眼球内に挿入するための方法600の1つの実例を示しているが、図6にはさまざまな変更を加えることができる。たとえば、図6のさまざまなステップは、一続きのステップとして示しているが、重複する、又は平行して起こることができる。特定の例として、ステップ602−604は、外科器具を使用して強膜トンネルを形成し、強膜プロテーゼ本体を挿入するときに重複することができる。また、強膜プロテーゼは、2つのクロスバーを含むように示しているが、1つ又は3つ以上のクロスバーを含むことができる。更に、上記で指摘したように、プロテーゼ本体が患者の眼球内に挿入される前に、クロスバーの1つを強膜プロテーゼ本体内に挿入することができる。
本特許文献にわたって使用する特定の単語及び語句の定義を記載することが有利になり得る。用語「含む」及び「備える」、並びにそれらの派生語は、限定無しに含むことを意味する。用語「又は」は、包括的なものであり、及び/又はを意味する。語句「関連する」及び「それと関連する」並びにそれらの派生語は、含む、中に含まれる、何々と相互連結する、包含する、中に包含される、何々に又は何々と連結する、何々に又は何々と結合する、何々と連携可能である、何々と協働する、挟む、並置する、何々に近接する、何々に又は何々と結び付けられる、有する、何々の特性を有する、又は同様のものを意味することができる。
本開示は、特定の実施例及び概ね関連する方法について説明してきたが、これらの実施例及び方法の変形形態及び置換形態が、当業者に明白になるであろう。したがって、実例の実施例の上記の説明は、本開示を定義する、又は拘束するものではない。本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、特許請求の範囲によって定義されるように、他の変更、代用、及び変形もまた可能である。

Claims (16)

  1. 強膜プロテーゼにおいて、
    プロテーゼ本体(102、200、300)であって
    第1及び第2の側面(210−212)と、
    当該プロテーゼ本体を貫通して前記第1の側面から前記第2の側面まで延びる空洞(114、214、314)とを備えるプロテーゼ本体と、
    前記空洞内に挿入されるように構成され、前記プロテーゼ本体より幅広であるクロスバー(116、400)とを備え、
    前記空洞が、前記プロテーゼ本体の底面(110、208)に沿った開口部分(216)と、前記プロテーゼ本体内の保持部分(218)とを備え、
    前記保持部分は、前記クロスバーが前記開口部分内を通して挿入されたとき、前記クロスバーを受け入れるように構成され、
    前記開口部分は、前記保持部分より狭く、前記クロスバーを前記保持部分内に保持するように構成される、強膜プロテーゼ。
  2. 前記開口部分及び前記保持部分が、前記プロテーゼ本体の前記底面に対して垂直な線に沿って整列される、請求項1に記載の強膜プロテーゼ
  3. 前記空洞が、より狭い中心開口部及びより幅広の端部開口部を画定し、
    前記クロスバーが、より狭い中心部分(402)及び複数のより幅広の端部分(404)を有する、請求項1に記載の強膜プロテーゼ。
  4. 前記クロスバーの前記複数のより幅広の端部分が、互いに等しくない長さを有している、請求項3に記載の強膜プロテーゼ。
  5. 前記プロテーゼ本体が、複数の空洞(114、214、314)を含み、
    前記強膜プロテーゼが、前記複数の空洞内に挿入されるように構成された複数のクロスバー(116、400)を備える、請求項1に記載の強膜プロテーゼ。
  6. 前記空洞の各々が、前記プロテーゼ本体の端部(104−106、202-204、302-304)に近接して配置される、請求項5に記載の強膜プロテーゼ。
  7. 前記プロテーゼ本体の底面(110、208)が平坦であり、
    前記プロテーゼ本体の頂面(108、206、306)が湾曲している、請求項1に記載の強膜プロテーゼ。
  8. 前記プロテーゼ本体の少なくとも1つの端部(104−106、202−204、302−304)が、前記プロテーゼ本体の底面(110、208)に向かって内方向及び下方向に角度付けされた溝(220)を含む、請求項1に記載の強膜プロテーゼ。
  9. 前記クロスバーが、円筒状の断面を有するほぼまっすぐなものである、請求項1に記載の強膜プロテーゼ。
  10. 第1及び第2の自由端部(104−106、202−204、302−304)と、
    第1及び第2の側面(210−212)と、
    前記強膜プロテーゼ本体を貫通して前記第1の側面から前記第2の側面まで延びる空洞であって、当該空洞内を通して挿入されたクロスバー(116、400)を受け入れるように構成された空洞(114、214、314)とを備え、
    前記空洞が、
    前記プロテーゼ本体の底面(110、208)に沿った開口部分(216)と、
    前記プロテーゼ本体内の保持部分(218)とを備え、
    前記保持部分が、前記クロスバーが前記開口部分内を通して挿入されたとき、前記クロスバーを受け入れるように構成され、
    前記開口部分が、前記保持部分より狭く、前記クロスバーを前記保持部分内に保持するように構成される、強膜プロテーゼ本体。
  11. 前記開口部分及び前記保持部分が、前記プロテーゼ本体の前記底面に対して垂直な線に沿って整列される、請求項10に記載の強膜プロテーゼ本体。
  12. 前記空洞が、より狭い中心開口部及び複数のより幅広の端部開口部を画定する、請求項10に記載の強膜プロテーゼ本体。
  13. 前記空洞の前記複数のより幅広の端部開口部が、互いに等しくない長さを有する前記クロスバーの端部(404)を受け入れるように構成された、請求項12に記載の強膜プロテーゼ本体。
  14. 前記プロテーゼ本体が、複数のクロスバー(116、400)を受け入れるように構成された複数の空洞(114、214、314)を含む、請求項10に記載の強膜プロテーゼ本体。
  15. 前記空洞の各々が、前記強膜プロテーゼ本体の前記端部の1つに近接して配置される、請求項14に記載の強膜プロテーゼ本体。
  16. 前記強膜プロテーゼ本体の前記端部の少なくとも1つが、前記プロテーゼ本体の底面(110、208)に向かって内方向及び下方向に角度付けされた溝(220)を含む、請求項10に記載の強膜プロテーゼ本体。
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