JP5317835B2 - コンテンツ属性情報提供装置、コンテンツ属性情報提供方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ属性情報提供装置、コンテンツ属性情報提供方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ属性情報提供装置、コンテンツ属性情報提供方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、ネットワーク上にコンテンツに関するコンテンツ属性情報を提供するために用いて好適なものである。
UPnP(Universal Plug and Play)を利用したDLNA(Digital Living Network Alliance)では、次のような仕組みが規定されている。すなわち、デジタルメディアサーバ(DMS:Digital Media Server)を用いて、コンテンツを蓄積し、ホームネットワーク内の他の機器に対してコンテンツや、コンテンツに付随するメタデータを提供する仕組みが規定されている。DMSの例としては、撮影したコンテンツを蓄積するカメラ装置や、放送コンテンツを蓄積する放送コンテンツ記録再生装置等が挙げられる。
一方、インターネット上の写真共有サイトやビデオ共有サイト等のWebサービスが注目されている。これもインターネット上のコンテンツ提供装置にコンテンツを蓄積し、当該コンテンツやコンテンツメタデータ(コンテンツ属性情報)を提供するサービスである。
しかし、UPnP/DLNAにおいて規定されているコンテンツメタデータと、インターネット上のコンテンツ提供装置で利用されるコンテンツメタデータとでは、形式、及び提供方法が異なる。そのため、コンテンツ提供装置は、ホームネットワーク内の機器に対して、インターネット上のコンテンツ提供装置で利用されるコンテンツメタデータをホームネットワーク内の機器に提供することができなかった。
そこで、コンテンツ提供装置に代わり、メタデータ提供装置がコンテンツ提供装置からコンテンツメタデータをホームネットワーク内の機器が解釈できる形式に変換した上で事前に収集し、ホームネットワーク内の機器に提供する技術がある(特許文献1を参照)。このメタデータ提供装置は、コンテンツ提供装置からコンテンツメタデータを収集、変換した後、ディレクトリ構造に展開した上でメタデータ提供装置の内部に保持する。そして、ホームネットワーク内の機器からのコンテンツメタデータの取得要求に対して、メタデータ提供装置はメタデータ提供装置の内部に保持した変換済みのコンテンツメタデータをホームネットワーク内の機器に提供する。
特開2004−102767号公報
しかしながら、前述した従来技術でも、メタデータ提供装置は、コンテンツ提供装置から取得できないコンテンツメタデータについてはホームネットワーク内の機器に提供することはできないという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、取得要求のあったコンテンツ属性情報を確実に提供できるようにすることを目的とする。
本発明のコンテンツ属性情報提供装置は、コンテンツ提供装置が管理している階層分けされた記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により取得されたコンテンツ属性情報に基づいて、前記階層分けされた記憶領域の中のコンテンツを示す識別子と、当該コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、を記憶媒体に記憶する記憶手段と、コンテンツに関する所定の形式のコンテンツ属性情報を受信する受信装置からコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子を前記記憶媒体から取得するとともに、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第2の取得手段と、前記受信装置から前記コンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記第2の取得手段により取得された前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、前記コンテンツ属性情報と、前記コンテンツを示す識別子と、前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子とを、前記所定の形式で前記受信装置に送信する送信手段と、備え、前記コンテンツを示す識別子は、当該コンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第1のアドレスであり、前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子は、当該記憶領域に関する属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第2のアドレスであり、前記第2の取得手段は、前記第1のアドレスを用いて、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得することを特徴とする。
本発明によれば、取得要求のあったコンテンツ属性情報を従来よりも確実に提供することができる。
メタデータ提供システムの構成例を示す図である。 メタデータ提供装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 メタデータ提供装置のモジュール構成例を示すブロック図である。 コンテンツ提供装置内のディレクトリ構造を示す図である。 変換テーブルを示す図である。 初期動作を行う際の処理を説明するフローチャートである。 コンテンツメタデータの取得要求を受信した際の処理を説明するフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。 コンテンツリストメタデータの取得要求メッセージを示す図である。 コンテンツリストメタデータを示す図である。 コンテンツリストメタデータの取得要求メッセージを示す図である。 コンテンツリストメタデータを示す図である。 コンテンツ情報メタデータの取得要求メッセージを示す図である。 コンテンツ情報メタデータの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に関わる一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態によるメタデータ提供システムの構成例を示す図である。
LAN10は、ホームネットワークとしての有線LAN(Local Area Network)又は無線LAN(Wireless LAN)である。尚、本実施形態では、ホームネットワークとして有線LAN又は無線LANを利用しているが、ホームネットワークはこれらに限られない。ホームネットワークは、例えば、WAN(Wide Area Network)、アドホックネットワーク、Bluetooth(登録商標)、Zigbee、UWB等でもよい。
メタデータ提供装置20は、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツメタデータの取得要求に対して、コンテンツ提供装置50のコンテンツメタデータを取得し、所定のDIDL-Lite形式に変換して、DLNA機器30に提供する。本実施形態において、メタデータ提供装置20は、DLNAにおけるDMSとしての機能を有する。メタデータ提供装置20が有するメタデータ提供サービスは、DMSにおけるCDS(Content Directory Service)が挙げられる。メタデータ提供装置20の具体的な例としては、ステーション装置、クレードル装置、ネットワーク中継装置、PC装置が挙げられる。尚、本実施形態では、メタデータ提供装置20としてDLNAにおけるDMSの機能を有する装置を挙げた。しかし、メタデータ提供装置は、メタデータ提供装置20と同様にホームネットワーク内にコンテンツメタデータを提供する機能等を有する装置であればどのような装置であってもよい。
DLNA機器30は、ホームネットワーク内の機器である。DLNA機器30は、メタデータ提供装置20が提供するコンテンツメタデータを閲覧する。DLNA機器30の具体的な例としては、DMC(Digital Media Controller)、DMP(Digital Media Player)が挙げられる。尚、本実施形態では、受信装置の一例としてDLNA機器を挙げた。しかし、受信装置は、DLNA機器30と同様に、ホームネットワーク内でコンテンツメタデータを取得する機能等を有していればどのような装置であってもよい。
インターネット40は、インターネットとしてのWANである。尚、本実施形態では、インターネットとしてWANを利用しているが、WANの代わりに、LAN、アドホックネットワーク、公衆回線、NGN(Next Generation Network)等を用いてもよい。
コンテンツ提供装置50は、インターネット40上において、コンテンツ及びコンテンツメタデータを提供する。尚、本実施形態では、コンテンツ提供装置50が提供するコンテンツメタデータの形式及び提供方法は、メタデータ提供装置20がDLNA機器30に提供するコンテンツメタデータの形式及び提供方法と異なるものとする。コンテンツ提供装置50の具体的な例としては、PC装置、サーバ装置が挙げられる。
尚、図1では、メタデータ提供装置20、DLNA機器30、及びコンテンツ提供装置50が夫々1つずつ配置された場合を例に挙げて説明した。しかしながら、メタデータ提供装置20、DLNA機器30、及びコンテンツ提供装置50の少なくとも何れか1つが複数あってもよい。
図2は、メタデータ提供装置20のハードウェア構成例を示すブロック図である。尚、メタデータ提供装置20は、PC等のコンピュータシステム以外の装置であっても実現することができる。すなわち、メタデータ提供装置20は、他のネットワーク制御装置と通信するための通信機能を有する各種端末、又は、これらの組合せによっても実施可能である。端末としては、例えば、ワークステーション、ノートブックPC、パームトップPC、コンピュータを内蔵したテレビ等の各種家電製品、通信機能を有するゲーム機、携帯電話、PHS等が挙げられる。
図2において、CPU(Central Processing Unit)201は、メタデータ提供装置20全体を制御する。ROM(Read Only Memory)202は、変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。RAM(Random Access Memory)203は、外部装置等から供給されるプログラムやデータを一時的に記憶する。外部記憶装置204は、メタデータ提供装置20に固定して設置されたハードディスクやメモリカード、或いはメタデータ提供装置20から着脱可能なフレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)等の光ディスク等である。また、外部記憶装置204として、磁気カードや光カード、ICカード、メモリカード等を用いてもよい。LANインタフェース205は、LAN10に接続するための通信制御を行う。システムバス206は、201〜205の各ユニットを通信可能に接続する。
図3は、メタデータ提供装置20のモジュール構成例を示すブロック図である。
LAN通信制御部301は、LAN10に接続するための通信制御を行う。
SSDP処理部302は、LAN通信制御部301から、対応するパケットを受信し、UPnPのSSDP(Simple Service Discovery Protocol)処理を行う。SSDP処理は、メタデータ提供装置20がDMSとしてLAN10上に存在することをLAN10上のDLNA機器30を含む他のDLNA機器に広告する。これは、SSDPにおけるaliveメッセージと呼ばれる。また、SSDP処理は、LAN10上の他のUPnPサービスを発見したり、他のDLNA機器からのUPnPサービスの発見に関する応答を行ったりする。尚、本実施形態ではSSDP処理を利用しているが、SSDP処理の代わりに、WS-DiscoveryやMAC(Media Access Control)アドレス等を用いた別の手段を利用してもよい。
SOAP処理部303は、LAN通信制御部301から、対応するパケットを受信し、UPnPのSOAP(Simple Access Object Protocol)処理を行う。SOAP処理は、他のUPnPサービスへの要求を行ったり、他のDLNA機器からのUPnPサービスの要求を受け付けたり、その要求に対する応答を行ったりする。特に、SOAP処理部303は、LAN10上のDLNA機器30から、コンテンツ属性情報の一例であるコンテンツメタデータの取得要求を受け付ける。さらに、SOAP処理部303は、コンテンツメタデータの取得要求に対する応答をDLNA機器30に送信する。尚、本実施形態ではSOAP処理を利用しているが、SOAP処理の代わりに、リモートプロシージャコール等、遠隔のオブジェクトを実行する別の手段を利用してもよい。
GENA処理部304は、LAN通信制御部301から、対応するパケットを受信し、UPnPのGENA(General Event Notification Architecture)処理を行う。GENA処理は、LAN10上の他のDLNA機器へイベントの通知を行ったり、他のDLNA機器が有するUPnPサービスのイベントの購読を行ったりする。尚、本実施形態ではGENA処理を利用しているが、GENA処理の代わりに、WS-Eventing、WS-Notification等を用いた別の手段を利用してもよい。
制御部305は、メタデータ提供装置20の全体の制御を行う。制御部305は、301〜314の各モジュールを管理、制御する。
要求メタデータ判別部306は、SOAP処理部303で受け付けた"LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツメタデータの取得要求"に対して、要求対象のコンテンツ識別子と、要求メタデータ種別を判別する。本実施形態では、判別する要求メタデータ種別として、CDSのBrowseアクションにおいてメタデータ種別を示すBrowseFlagパラメータを用いる。
具体的に、BrowseFlagパラメータは、BrowseMetadataと、BrowseDirectChildren、の2種類から構成される。BrowseMetadataは、対象コンテンツ自身に関するコンテンツメタデータの取得要求を示す。一方、BrowseDirectChildrenは、対象コンテンツのクラスがDIDL-Liteにおけるコンテナ(Container)の場合、そのコンテナに含まれるコンテンツのリストの取得要求を示す。コンテナはいわばディレクトリである。また、BrowseDirectChildrenは、ディレクトリ内のコンテンツのリスト(コンテンツリスト)のコンテンツメタデータの取得要求を意味する。
前述したように、コンテンツメタデータには2種類存在する。以後、本実施形態では、コンテンツ自身に関するコンテンツメタデータを、コンテンツ情報メタデータと称する。一方、コンテンツリストに関するコンテンツメタデータを、コンテンツリストメタデータと称する。
メタデータ取得アドレス決定部307は、要求メタデータ判別部306の要求メタデータ種別の判別結果に基づき、コンテンツ提供装置50から取得するコンテンツメタデータのアドレスを決定する。本実施形態におけるコンテンツメタデータのアドレスとは、URI(Uniform Resource Identifier)である。より具体的に、要求メタデータ判別部306の要求メタデータ種別の判別結果がBrowseMetadataである場合、メタデータ取得アドレス決定部307は、コンテンツ情報メタデータ取得アドレスをコンテンツメタデータのアドレスとして決定する。一方、要求メタデータ判別部306の要求メタデータ種別の判別結果がBrowseDirectChildrenである場合、メタデータ取得アドレス決定部307は、コンテンツリストメタデータ取得アドレスをコンテンツメタデータのアドレスとして決定する。
メタデータ取得部308は、メタデータ取得アドレス決定部307で決定したアドレスに基づき、コンテンツ提供装置50からコンテンツメタデータを取得する。
変換テーブル作成部309は、メタデータ取得部308で取得したコンテンツメタデータから、DIDL-Liteに変換する際に必要となる情報を抽出し、変換レコードを作成する。変換テーブル作成部309は、作成した変換レコードを、記憶部314を介して、図2に示したメタデータ提供装置20の外部記憶装置204内に用意した変換テーブル内に記憶する。変換テーブルの内容については後述する。
メタデータ変換部310は、メタデータ取得部308で取得したコンテンツメタデータを、変換テーブル作成部309で作成した変換テーブルを用いて、所定のDIDL-Lite形式のコンテンツメタデータに変換する。
メタデータ提供部311は、メタデータ変換部310で変換したコンテンツメタデータを、SOAP処理部303を介して、CDSのBrowseアクションの応答として、LAN10上のDLNA機器30に返す。
ユーザ情報管理部312は、記憶部314を介して、図2に示したメタデータ提供装置20の外部記憶装置204内に記憶したユーザ情報テーブルの管理を行う。ユーザ情報テーブルは、コンテンツ提供装置50を利用する際のユーザアカウント情報から構成される。
コンテンツ提供装置管理部313は、コンテンツ提供装置50へのログインを行う。
記憶部314は、対象となる情報を、図2に示したメタデータ提供装置20の外部記憶装置204内の記憶領域に記憶する。記憶部314は、例えば、変換テーブル作成部309が作成した変換テーブルや、ユーザ情報管理部312が作成したユーザ情報テーブルを外部記憶装置204内の記憶領域に記憶する。
ここで、図3に示したメタデータ提供装置20のユーザ情報管理部312が管理するユーザ情報テーブルの例を説明する。本実施形態では、ユーザ情報テーブルは、ユーザID、パスワード、及びルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスをレコードとするテーブルにより構成される。
ユーザID及びパスワードは、コンテンツ提供装置50を利用するために必要なユーザ単位の認証情報である。尚、本実施形態では、ユーザ情報テーブルに記憶されている"ユーザID及びパスワード"をユーザ認証に利用する場合を例に挙げて説明したが、認証トークン等の別の手段を利用してユーザ認証を行うようにしてもよい。
ルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、現在のコンテンツ提供装置50の利用ユーザについて、ルートディレクトリにおけるコンテンツ情報メタデータを取得するためのアドレスである。これは、コンテンツ提供装置50の利用ユーザ毎に異なる。通常、ユーザがコンテンツ提供装置50にアカウントを開設する際、コンテンツ提供装置50がこのルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを決定する。よって、このルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは静的に一意なアドレスとなる。本実施形態では、ルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、コンテンツ提供装置50が規定する方式に基づき、ベースアドレスとユーザIDとの組合せから事前に決定されるものとする。
尚、本実施形態では、ユーザ情報テーブルに保持されているルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを利用するが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、ユーザ情報テーブルにルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを保持せず、コンテンツ提供装置50が規定するベースアドレスとユーザIDの組合せからルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを動的に決定する等の別の手段を利用してもよい。
図4は、コンテンツ提供装置50内のディレクトリ構造の一例を示す図である。具体的に図4は、ユーザ情報テーブルにおけるユーザID"User1"のディレクトリ構造の一例を示す図である。
図4におけるルートディレクトリ内の"User1"は、コンテンツ提供装置50内の"User1"に対するルートディレクトリである。"[diretory]"はこのコンテンツがディレクトリであることを示す。上段の"User1RootInfoURI"は、ルートディレクトリ"User1"に対するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスである。"User1"のルートディレクトリに対するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、ユーザ情報管理部312が管理するユーザ情報テーブルのルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスである。下段の"User1RootContentListURI"は、ルートディレクトリ"User1"に対するコンテンツリストメタデータ取得アドレスである。
図4の1階層目のディレクトリ1内の"Album1"は、ルートディレクトリ"User1"内に含まれるディレクトリ(サブディレクトリ)である。上段の"User1Album1InfoURI"は、ディレクトリ"Album1"に対するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスである。下段の"User1Album1ContentListURI"は、ディレクトリ"Album1"に対するコンテンツリストメタデータ取得アドレスである。
図4の2階層目のディレクトリ2内の"Photo1"は、ディレクトリ"Album1"内に含まれるメディアである。"[media]"はこのコンテンツがメディアであることを示す。上段の"User1Photo1InfoURI"は、メディア"Photo1"に対するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスである。なお、メディア"Photo1"はディレクトリではないため、コンテンツリストメタデータ取得アドレスは存在しない。
図4のその他の欄も以上と同様の内容であるため、その詳細な説明を省略する。
尚、本実施形態では、2階層のディレクトリ構造の場合を例に挙げたが、ディレクトリ構造は2層に限らず、3階層以上のディレクトリ構造や、同一ディレクトリ内にディレクトリコンテンツとメディアコンテンツとが混在していてもよい。
図5は、図3に示したメタデータ提供装置20の変換テーブル作成部309において作成された変換テーブルの一例を示す図である。具体的に図5は、図4に示したコンテンツ提供装置50内のディレクトリ構造に対する変換テーブルの一例を示す図である。本実施形態では、変換テーブルは、コンテンツ情報メタデータ取得アドレス、親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレス、及びコンテンツリストメタデータ取得アドレスをレコードとするテーブルである。
図5のコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、コンテンツ提供装置50内からコンテンツ情報メタデータ(コンテンツ自身に関するコンテンツメタデータ)を取得するためのアドレスである。コンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、コンテンツ提供装置50から提供されたコンテンツメタデータをDIDL-Liteに変換される際、DIDL-Liteの各コンテンツにおけるコンテンツ識別子(ID)として利用される。
ただし、DLNAの仕様において、DIDL-Liteのルートコンテナ(ルートディレクトリ)におけるコンテンツ識別子は、"0"で固定されている。そのため、本実施形態では、図5に示した変換テーブルの最初のレコードにおいて、ルートディレクトリ"User1"に対するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを"0"とする。ルートディレクトリ"User1"におけるコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、ユーザ情報テーブル内のユーザID"User1"におけるルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いる。
親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、同一レコード中におけるコンテンツ情報メタデータ取得アドレスが示すコンテンツの親ディレクトリ(上の階層のディレクトリ)に関するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスである。親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、コンテンツ提供装置50から提供されたDIDL-Liteに変換される際、DIDL-Liteの各コンテンツにおける親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)として利用される。コンテンツの親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、そのコンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子である。
ディレクトリである"Album1"("User1Album1InfoURI")の親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、親ディレクトリであるルートディレクトリのコンテンツ情報メタデータ取得アドレス"0"である。
ただし、DLNAの仕様において、DIDL-Liteのルートコンテナ(ルートディレクトリ)における親コンテンツ識別子は、"−1"で固定されている。そのため、本実施形態では、図5に示した変換テーブルの最初のレコードにおいて、ルートディレクトリに対応する親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは"−1"となる。
コンテンツリストメタデータ取得アドレスは、同一レコード中におけるコンテンツ情報メタデータ取得アドレスが示すコンテンツが所属するリストに関するコンテンツリストメタデータを取得するためのアドレスである。つまり、コンテンツリストメタデータ取得アドレスは、同一レコード中におけるコンテンツ情報メタデータ取得アドレスが示すコンテンツがコンテナ(ディレクトリ)の場合にのみ有効となる。そのため、図5に示した変換テーブルの4レコード目において、メディア"Photo1"に対するコンテンツリストメタデータ取得アドレスは存在しない。変換テーブルの4レコード目と同様に、変換テーブルの5レコード目以降についてもコンテンツリストメタデータ取得アドレスは存在しない。
図6は、コンテンツ提供装置50のコンテンツメタデータを、LAN10上のDLNA機器30に提供するために必要な初期動作を行う際のメタデータ提供装置20の処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップS601において、ユーザ情報管理部312は、コンテンツ提供装置50を利用する利用ユーザを決定する。この利用ユーザは、ユーザ情報テーブルのユーザID内から決定する。利用ユーザの決定は、メタデータ提供装置20に対してユーザが行った設定に基づいて事前に行う方法等によって行われる。
次に、ステップS602において、コンテンツ提供装置管理部313は、ステップS601で決定した利用ユーザの情報に基づいて、コンテンツ提供装置50にログインする。このとき、コンテンツ提供装置管理部313は、ユーザ情報テーブル中の当該利用ユーザに対応する"ユーザIDとパスワード"を用いて、コンテンツ提供装置50に対して認証処理を依頼する。
次に、ステップS603において、コンテンツ提供装置管理部313は、ユーザ情報テーブル中の当該利用ユーザに対応するルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを取得する。
次に、ステップS604において、メタデータ取得部308は、ステップS603で取得したルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いて、コンテンツ提供装置50からルートディレクトリのコンテンツ情報メタデータを取得する。
次に、ステップS605において、変換テーブル作成部309は、ルートディレクトリのコンテンツリストメタデータ取得アドレスを決定する。コンテンツリストメタデータ取得アドレスの決定方法には、次の2つの方法がある。1つ目は、ステップS604で取得したコンテンツ情報メタデータ内にコンテンツリストメタデータ取得アドレスが直接記載されている場合である。2つ目は、コンテンツ提供装置50が規定する方式に基づき、コンテンツリストメタデータ取得アドレスに関するベースアドレスと、ルートコンテンツに関する情報との組合せから一意に決定可能な場合である。ルートコンテンツに関する情報とは、例えばコンテンツ識別子等であり、ステップS604で取得したコンテンツ情報メタデータ内に記載されている。これらの決定方法は、コンテンツ提供装置50によって異なるが、本実施形態では以後、前者の場合を仮定する。当然、後者の場合でも実施できる。
次に、ステップS606において、変換テーブル作成部309は、ステップS605で決定したコンテンツリストメタデータ取得アドレスを用いて、ルートディレクトリに対する変換レコードを作成する。そして、変換テーブル作成部309は、作成した変換レコードを、記憶部314を介して、図2に示したメタデータ提供装置20の外部記憶装置204内に用意した変換テーブル内に記憶する。
このステップS606で作成される"ルートディレクトリに対する変換レコード"とは、具体的に、図5に示した変換テーブルの最初のレコードである。前述したように、ルートディレクトリにおけるコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは"0"、親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは"−1"である。また、コンテンツリストメタデータ取得アドレスは、ステップS605で決定したものであり、この例では"User1RootContentListURI"である。
図7は、LAN10上のDLNA機器30からコンテンツメタデータの取得要求を受信した際のメタデータ提供装置20におけるメタデータ提供動作の一例を説明するフローチャートである。
ステップS701において、制御部305は、LAN10上のDLNA機器30からコンテンツメタデータの取得要求を受信したか否かを判定する。具体的には、制御部305は、SOAP処理部303がCDSのBrowseアクションを受信したかどうかを判定する。この判定の結果、コンテンツメタデータの取得要求を受信していなければ、制御部305は再びステップS701の処理を繰り返す。一方、コンテンツメタデータの取得要求を受信したならば、ステップS702に進む。
ステップS702において、要求メタデータ判別部306は、ステップS701で受信したコンテンツメタデータの取得要求から、要求対象のコンテンツの識別子(要求対象コンテンツ識別子)を取得する。具体的には、要求メタデータ判別部306は、ステップS701においてSOAP処理部303が取得したCDSのBrowseアクションの第1パラメータであるObjectIDを取得する。
次に、ステップS703において、要求メタデータ判別部306は、ステップS702で取得した要求対象コンテンツ識別子が、変換テーブルに存在するか否かを判定する。具体的には、要求メタデータ判別部306は、ステップS702で取得したObjectIDが、図5に示した変換テーブルのコンテンツ情報メタデータ取得アドレスのフィールドに存在するか否かを判定する。この判定の結果、ステップS702で取得したObjectIDが、変換テーブルのコンテンツ情報メタデータ取得アドレスのフィールドに存在するならば、ステップS704に進む。一方、ステップS702で取得したObjectIDが、変換テーブルのコンテンツ情報メタデータ取得アドレスのフィールドに存在しなければ、後述するステップS707に進む。
通常、図6に示した初期動作のフローチャートの直後の場合、変換テーブル中にはルートディレクトリに対する変換レコードのみが存在する。つまり、図5に示した変換テーブルの最初のレコードのみが、変換テーブル中に存在する。一方、LAN10上のDLNA機器30が、メタデータ提供装置20に対して、最初のコンテンツメタデータの取得要求を行う際には、通常、ルートディレクトリに対するコンテンツメタデータの取得要求を行う。よって、ステップS703の判定結果は"存在する"となるのが通常である。
ステップS704において、要求メタデータ判別部306は、変換テーブル中からステップS702で取得した要求対象コンテンツ識別子が含まれるレコード(変換レコード)を取得する。
次に、ステップS705において、要求メタデータ判別部306は、ステップS701で受信したコンテンツメタデータの取得要求に含まれる要求メタデータ種別がBrowseDirectChildrenであるか否かを判定する。具体的には、要求メタデータ判別部306は、ステップS701でSOAP処理部303が取得したCDSのBrowseアクションの第2パラメータが、BrowseDirectChildrenであるか否かを判定する。この判定の結果、要求メタデータ種別がBrowseDirectChildrenであるならば、後述する図8のステップS801に進む。一方、要求メタデータ種別がBrowseDirectChildrenと異なるならば、ステップS706に進む。
ステップS706において、要求メタデータ判別部306は、ステップS701で受信したコンテンツメタデータの取得要求に含まれる要求メタデータ種別がBrowseMetadataであるか否かを判定する。具体的には、要求メタデータ判別部306は、ステップS701でSOAP処理部303が取得したCDSのBrowseアクションの第2パラメータが、BrowseMetadataであるか否かを判定する。この判定の結果、要求メタデータ種別がBrowseMetadataであるならば、後述する図9のステップS901に進む。一方、要求メタデータ種別がBrowseMetadataと異なるならば、後述するステップS707に進む。
図8は、図7に続くフローチャートである。具体的に図8は、図7のステップS705において、要求メタデータ判別部306によって、要求メタデータ種別がBrowseDirectChildrenであると判定された場合の処理を説明するフローチャートである。
ステップS801において、メタデータ取得アドレス決定部307は、図7のステップS704において要求メタデータ判別部306が取得した変換レコードから、コンテンツリストメタデータ取得アドレスを取得する。
次に、ステップS802において、メタデータ取得アドレス決定部307は、ステップS801で取得したコンテンツリストメタデータ取得アドレスが有効であるか否かを判定する。この判定の結果、コンテンツリストメタデータ取得アドレスが有効であれば、ステップS803に進む。一方、コンテンツリストメタデータ取得アドレスが無効でなければ、後述する図7のステップS707に進む。ここで、コンテンツリストメタデータ取得アドレスが無効となる場合の典型的な例としては、要求対象コンテンツがディレクトリ(コンテナ)ではなくメディア(アイテム)である場合である。
ステップS803において、メタデータ取得部308は、ステップS801で取得したコンテンツリストメタデータ取得アドレスを用いて、コンテンツ提供装置50から、コンテンツリストメタデータを取得する。
次に、ステップS804において、変換テーブル作成部309は、ステップS803で取得したコンテンツリストメタデータから、各コンテンツに関するメタデータを抽出する。以降、対象となる1つのコンテンツのメタデータに対してステップS805〜ステップS809の処理を行う。
次に、ステップS805において、変換テーブル作成部309は、ステップS804で抽出したコンテンツのメタデータに基づき、コンテンツ情報メタデータ取得アドレスを決定する。これは、図6のステップS605の説明において述べたコンテンツリストメタデータ取得アドレスの決定方法と同様に、次の2つの方法がある。1つ目は、ステップS804で抽出したコンテンツに関するメタデータ内にコンテンツ情報メタデータ取得アドレスが直接記載されている場合である。2つ目は、コンテンツ提供装置50が規定する方式に基づき、コンテンツ情報メタデータ取得アドレスに関するベースアドレスと、該当する(取得要求のあった)コンテンツに関する情報との組み合せから一意に決定可能な場合である。該当するコンテンツに関する情報とは、例えばコンテンツ識別子等であり、ステップS804で抽出したコンテンツのメタデータ内に記載されている。これらの決定方法は、コンテンツ提供装置50によって異なるが、本実施形態では図6のステップS605と同様に、前者の場合を仮定する。
次に、ステップS806において、変換テーブル作成部309は、ステップS805で決定したコンテンツ情報メタデータ取得アドレスが、変換テーブルに存在するか否かを判定する。具体的には、変換テーブル作成部309は、ステップS805で決定したコンテンツ情報メタデータ取得アドレスが、図5に示した変換テーブルのコンテンツ情報メタデータ取得アドレスのフィールドに存在するか否かを判定する。この判定の結果、コンテンツ情報メタデータ取得アドレスが、変換テーブルのコンテンツ情報メタデータ取得アドレスのフィールドに存在すれば、変換テーブル作成部309は、該当するコンテンツが変換テーブルに登録済みと判断する。そして、ステップS807〜S809を省略してステップS810に進む。一方、コンテンツ情報メタデータ取得アドレスが、変換テーブルのコンテンツ情報メタデータ取得アドレスのフィールドに存在しなければ、変換テーブル作成部309は、該当するコンテンツが変換テーブルに未登録と判断して、ステップS807に進む。
ステップS807において、変換テーブル作成部309は、該当するコンテンツがディレクトリであるか否かを判定する。具体的には、変換テーブル作成部309は、ステップS804で抽出したコンテンツのメタデータの属性情報を基に、当該コンテンツがディレクトリであるか否かを判定する。この判定の結果、該当するコンテンツがディレクトリであるならば、ステップS808に進む。一方、該当するコンテンツがディレクトリでなければ、ステップS808を省略してステップS809に進む。
ステップS808において、変換テーブル作成部309は、ディレクトリであると判断した当該コンテンツの、コンテンツリストメタデータ取得アドレスを決定する。ここでのコンテンツリストメタデータ取得アドレスの決定方法は、図6のステップS605の説明において述べたコンテンツリストメタデータ取得アドレスの決定方法と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
次に、ステップS809において、変換テーブル作成部309は、ステップS805で決定したコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いて、該当するコンテンツの変換レコードを作成する。ステップS808からステップS809に進んだ場合、変換テーブル作成部309は、ステップS808で決定したコンテンツリストメタデータ取得アドレスを更に用いて、該当するコンテンツの変換レコードを作成する。尚、親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスは、図7のステップS702で取得した要求対象コンテンツ識別子(ObjectID)である。そして、変換テーブル作成部309は、作成した変換レコードを、記憶部314を介して、図2に示したメタデータ提供装置20の外部記憶装置204内に用意した変換テーブル内に追加する。
次に、ステップS810において、変換テーブル作成部309は、ステップS804で抽出した各コンテンツに関するメタデータを全て処理対象としたか否かを判定する。この判定の結果、各コンテンツに関するメタデータを全て処理対象としていなければ、ステップS804に戻る。一方、各コンテンツに関するメタデータを全て処理対象としたならば、ステップS811に進む。
ステップS811において、メタデータ変換部310は、図8のステップS803で取得したコンテンツリストメタデータを、所定のDIDL−Lite形式のメタデータに変換する。変換の際、コンテンツリスト中に含まれる各コンテンツに対して、コンテンツ識別子(ID)として、図8のステップS805で決定したコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いる。更に、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)として、図7のステップS702で取得した要求対象コンテンツ識別子(ObjectID)を用いる。
次に、ステップS812において、メタデータ提供部311は、ステップS811で変換されたコンテンツリストメタデータを、LAN10上のDLNA機器30に送信する。具体的には、メタデータ提供部311は、ステップS811で変換された変換したコンテンツリストメタデータを、SOAP処理部303を介して、CDSのBrowseアクションの応答として、LAN10上のDLNA機器30に返す。
そして、制御部305は、図7に示したメタデータ提供動作を終了する。尚、メタデータ提供動作を繰り返すために、制御部305は図7の開始へ処理を戻しても良い。
図9は、図7に続くフローチャートである。具体的に図9は、図7のステップS706において、要求メタデータ判別部306によって、要求メタデータ種別がBrowseMetadataであると判定された場合の処理を説明するフローチャートである。
ステップS901において、要求メタデータ判別部306は、図7のステップS702で取得した要求対象コンテンツ識別子が"0"、つまり要求対象のコンテンツがルートディレクトリであるか否かを判定する。この判定の結果、要求対象コンテンツ識別子が"0"でないならば、ステップS902に進む。一方、要求対象コンテンツ識別子が"0"ならば、ステップS903に進む。
ステップS902において、メタデータ取得アドレス決定部307は、図7のステップS704で要求メタデータ判別部306が取得した変換レコードから、コンテンツ情報メタデータ取得アドレスを取得する。そして、ステップS904に進む。
ステップS903において、メタデータ取得アドレス決定部307は、当該利用ユーザのユーザ情報テーブルからルートコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを取得する。そして、ステップS904に進む。
ステップS904において、メタデータ取得部308は、ステップS902、S903で取得したコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いて、コンテンツ提供装置50から、コンテンツ情報メタデータを取得する。
次に、ステップS905において、メタデータ変換部310は、ステップS904で取得したコンテンツ情報メタデータを、所定のDIDL-Lite形式のメタデータに変換する。変換の際、コンテンツ識別子(ID)として、ステップS902、S903で取得したコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いる。更に、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)として、図7のステップS704において要求メタデータ判別部306が取得した変換レコード中の、親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いる。
次に、ステップS906において、メタデータ提供部311は、ステップS905で変換されたコンテンツ情報メタデータを、LAN10上のDLNA機器30に送信する。具体的には、メタデータ提供部311は、ステップS905で変換されたコンテンツ情報メタデータを、SOAP処理部303を介して、CDSのBrowseアクションの応答として、LAN10上のDLNA機器30に返す。
そして、制御部305は、図7に示したメタデータ提供動作を終了する。尚、メタデータ提供動作を繰り返すために、制御部305は図7の開始へ処理を戻しても良い。
図7のステップS703、S706、図8のステップS802からステップS707に進むと、メタデータ提供部311は、要求パラメータが不正であることを旨とするエラー応答を、LAN10上のDLNA機器30に送信する。具体的には、メタデータ提供部311は、要求パラメータが不正であることを旨とするエラー応答を、SOAP処理部303を介して、CDSのBrowseアクションの応答として、LAN10上のDLNA機器30に返す。
そして、制御部305は、図7に示したメタデータ提供動作を終了する。尚、メタデータ提供動作を繰り返すために、制御部305は図7の開始へ処理を戻しても良い。
図10は、LAN10上のDLNA機器30が、メタデータ提供装置20に送信した、ルートディレクトリに対するコンテンツリストメタデータの取得要求メッセージの一例を示す図である。これは、CDSのBrowseアクションのSOAP要求メッセージである。CDSのBrowseアクションの第1パラメータである要求対象コンテンツ識別子は、ルートディレクトリを示す"0"である。そして、その第2パラメータである要求メタデータ種別は、コンテンツリストメタデータを示す"BrowseDirectChildren"である。
図11(A)は、図10に示したルートディレクトリに対するコンテンツリストメタデータの取得要求に対して、メタデータ提供装置20がコンテンツ提供装置50から取得したコンテンツリストメタデータの一例を示す図である。この例では、コンテンツ提供装置50のメタデータ形式が、The Atom Publishing Protocolであるとする。尚、本実施形態では、コンテンツ提供装置50のメタデータ形式がThe Atom Publishing Protocolである場合を例に挙げている。しかしながら、コンテンツ提供装置50のメタデータ形式はこれに限らず、例えば、REST(Representational State Transfer)形式メタデータや独自形式メタデータ等でも良い。
この例では、ルートディレクトリ"User1"に2つのディレクトリ"Album1"、"Album2"が含まれている。また、コンテンツがディレクトリであることは、category要素の属性情報等から判断することができる。
図11(B)は、図11(A)に示したコンテンツ提供装置50から取得したコンテンツリストメタデータを、図5に示した変換テーブルを用いて所定のDIDL-Lite形式のメタデータに変換した結果の一例を示す図である。この例では、ディレクトリ"Album1"のコンテンツ識別子(ID)は"User1Album1InfoURI"、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)は"0"である。同様に、ディレクトリ"Album2"のコンテンツ識別子(ID)は"User1Album2InfoURI"、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)は"0"である。
図12は、LAN10上のDLNA機器30が、メタデータ提供装置20に送信した、ディレクトリ"Album1"に対するコンテンツリストメタデータの取得要求メッセージの一例を示す図である。これは、CDSのBrowseアクションのSOAP要求メッセージである。CDSのBrowseアクションの第1パラメータである要求対象コンテンツ識別子は、ディレクトリ"Album1"を示す"User1Album1InfoURI"である。そして、その第2パラメータである要求メタデータ種別は、コンテンツリストメタデータを示す"BrowseDirectChildren"である。
図13(A)は、図12に示したディレクトリ"Album1"に対するコンテンツリストメタデータ取得要求に対して、メタデータ提供装置20がコンテンツ提供装置50から取得したコンテンツリストメタデータの一例を示す図である。この例も、図11と同様に、コンテンツ提供装置50のメタデータ形式が、The Atom Publishing Protocolであるとする。また、この例では、ディレクトリ"Album1"に2つのメディア"Photo1"、"Photo2"が含まれている。また、コンテンツがメディアであることは、category要素の属性情報や、content要素の属性情報等から判断することができる。
図13(B)は、図13(A)に示したコンテンツ提供装置50から取得したコンテンツリストメタデータを、図5に示した変換テーブルを用いて所定のDIDL-Lite形式のメタデータに変換した結果の一例を示す図である。この例では、メディア"Photo1"のコンテンツ識別子(ID)は"User1Photo1InfoURI"、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)は"User1Album1InfoURI"である。同様に、メディア"Photo2"のコンテンツ識別子(ID)は"User1Photo2InfoURI"、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)は"User1Album1InfoURI"である。
図14は、LAN10上のDLNA機器30が、メタデータ提供装置20に送信した、メディア"Photo1"に対するコンテンツ情報メタデータの取得要求メッセージの一例を示す図である。これは、CDSのBrowseアクションのSOAP要求メッセージである。CDSのBrowseアクションの第1パラメータである要求対象コンテンツ識別子は、メディア"Photo1"を示す"User1Photo1InfoURI"である。そして、その第2パラメータである要求メタデータ種別は、コンテンツ情報メタデータを示す"BrowseMetadata"である。
図15(A)は、図14に示したメディア"Photo1"に対するコンテンツ情報メタデータの取得要求に対して、メタデータ提供装置20がコンテンツ提供装置50から取得したコンテンツ情報メタデータの一例を示す図である。この例も、図11、図13と同様に、コンテンツ提供装置50のメタデータ形式が、The Atom Publishing Protocolであるとする。この場合、メディア"Photo1"のコンテンツ情報メタデータ中に親ディレクトリである"Album1"に関する情報は含まれていない。
図15(B)は、図15(A)に示したコンテンツ提供装置50から取得したコンテンツ情報メタデータを、図5に示した変換テーブルを用いて所定のDIDL-Lite形式のメタデータに変換した結果の一例を示す図である。この例では、メディア"Photo1"のコンテンツ識別子(ID)は"User1Photo1InfoURI"、親ディレクトリコンテンツ識別子(ParentID)は"User1Album1InfoURI"である。
以上のように本実施形態では、DLNA機器30からコンテンツリストメタデータの取得要求があると、メタデータ提供装置20は、該当するコンテンツについて、変換テーブルのレコードを追加する。この変換テーブルのレコードには、コンテンツメタデータ取得アドレス(コンテンツ情報(コンテンツリスト)メタデータ取得アドレス)と、親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスとが含まれている。DLNA機器30からコンテンツメタデータの取得要求があると、メタデータ提供装置20は、変換テーブルに記憶されているコンテンツ情報(コンテンツリスト)メタデータ取得アドレスを用いて、コンテンツ提供装置50からコンテンツメタデータを取得する。そして、メタデータ提供装置20は、取得したコンテンツメタデータをDLNA機器30が処理できる所定の形式に変換する。この際、コンテンツ識別子として、該当するコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いると共に、親ディレクトリコンテンツ識別子として、該当する親ディレクトリコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いる。そして、メタデータ提供装置20は、変換したコンテンツメタデータをDLNA機器30に送信する。
したがって、メタデータ提供装置20は、コンテンツ提供装置50のコンテンツメタデータを、正しいディレクトリ情報を付加して動的に変換し、LAN10上のDLNA機器30に提供することができる。したがって、コンテンツ提供装置50のコンテンツの内容がリアルタイムに更新されても、メタデータ提供装置20は更新内容が反映されたメタデータを直ちにLAN10上のDLNA機器30に提供することができる。これにより、ユーザの利便性が向上する。
また、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツリストメタデータの取得要求があった場合に限り、メタデータ提供装置20は変換テーブルを作成する。一方、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツ情報メタデータの取得要求があった場合には、メタデータ提供装置20は変換テーブルを作成しない。これにより、メタデータ提供装置20は、変換テーブルの作成に伴う処理コストを削減することできる。
また、メタデータ提供装置20は、コンテンツ提供装置50から取得したコンテンツメタデータをDIDL-Liteに変換する際、コンテンツ識別子(ID)としてコンテンツ情報メタデータ取得アドレスを用いる。これにより、メタデータ提供装置20は、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツ情報メタデータの取得要求に対して、直ちにコンテンツ提供装置50からコンテンツ情報メタデータを取得することできる。本来ならば、メタデータ提供装置20は、コンテンツ識別子からコンテンツ情報メタデータを取得するためのアドレスを解決する必要がある。しかし、本実施形態では、この必要がないため、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツ情報メタデータの取得要求に対する応答速度が向上し、ユーザの利便性を向上することができる。
また、メタデータ提供装置20は、変換テーブルにコンテンツリストメタデータ取得アドレスを保持している。これにより、メタデータ提供装置20は、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツリストメタデータ取得要求に対して、直ちにコンテンツ提供装置50からコンテンツリストメタデータを取得することできる。本来ならば、メタデータ提供装置20は、コンテンツ識別子からコンテンツリストメタデータを取得するためのアドレスを解決する必要がある。しかし、本実施形態では、この必要がないため、LAN10上のDLNA機器30からのコンテンツリストメタデータの取得要求に対する応答速度が向上し、ユーザの利便性を向上することができる。
尚、コンテンツ提供装置が管理している階層型の記憶領域がディレクトリである場合を例に挙げて説明したが、例えば、ディレクトリに相当するフォルダを当該記憶領域としてもよい。
(本発明の他の実施形態)
本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのコンピュータが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。すなわち、前述した本発明の実施形態におけるコンテンツ属性情報提供装置を構成する各手段、並びにコンテンツ属性情報提供方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたコンピュータプログラムが動作することによって実現できる。また、このコンピュータプログラムプログラム及びコンピュータプログラムプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明に含まれる。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
20 メタデータ提供装置、30 DLNA機器、50 コンテンツ提供装置

Claims (9)

  1. コンテンツ提供装置が管理している階層分けされた記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得されたコンテンツ属性情報に基づいて、前記階層分けされた記憶領域の中のコンテンツを示す識別子と、当該コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、を記憶媒体に記憶する記憶手段と、
    コンテンツに関する所定の形式のコンテンツ属性情報を受信する受信装置からコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子を前記記憶媒体から取得するとともに、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第2の取得手段と、
    前記受信装置から前記コンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記第2の取得手段により取得された前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、前記コンテンツ属性情報と、前記コンテンツを示す識別子とを、前記所定の形式で前記受信装置に送信する送信手段と、
    を備え
    前記コンテンツを示す識別子は、当該コンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第1のアドレスであり、
    前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子は、当該記憶領域に関する属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第2のアドレスであり、
    前記第2の取得手段は、前記第1のアドレスを用いて、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得することを特徴とするコンテンツ属性情報提供装置。
  2. 前記第2の取得手段は、
    前記受信装置から受信した取得要求の要求対象コンテンツの識別子がルートディレクトリを示す特定の値である場合、所定のアドレスからルートディレクトリにおけるコンテンツ属性情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ属性情報提供装置。
  3. 前記記憶手段は、
    前記受信装置から、前記記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶領域を示す識別子と、前記記憶領域の中のコンテンツを示す識別子とを前記記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ属性情報提供装置。
  4. 第1の取得手段が、コンテンツ提供装置が管理している階層分けされた記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第1の取得ステップと、
    記憶手段が、前記第1の取得ステップにより取得されたコンテンツ属性情報に基づいて、前記階層分けされた記憶領域の中のコンテンツを示す識別子と、当該コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、を記憶媒体に記憶する記憶ステップと、
    第2の取得手段が、コンテンツに関する所定の形式のコンテンツ属性情報を受信する受信装置からコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子を前記記憶媒体から取得するとともに、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第2の取得ステップと、
    送信手段が、前記受信装置から前記コンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記第2の取得手段により取得された前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、前記コンテンツ属性情報と、前記コンテンツを示す識別子とを、前記所定の形式で前記受信装置に送信する送信ステップと、
    を備え
    前記コンテンツを示す識別子は、当該コンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第1のアドレスであり、
    前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子は、当該記憶領域に関する属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第2のアドレスであり、
    前記第2の取得ステップは、前記第1のアドレスを用いて、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得することを特徴とするコンテンツ属性情報提供方法。
  5. 前記第2の取得ステップは、
    前記受信装置から受信した取得要求の要求対象コンテンツの識別子がルートディレクトリを示す特定の値である場合、所定のアドレスからルートディレクトリにおけるコンテンツ属性情報を取得することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ属性情報提供方法。
  6. 前記記憶ステップは、
    前記受信装置から、前記記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶領域を示す識別子と、前記記憶領域の中のコンテンツを示す識別子とを前記記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ属性情報提供方法。
  7. コンテンツ提供装置が管理している階層分けされた記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第1の取得手順と、
    前記第1の取得手段により取得されたコンテンツ属性情報に基づいて、当該コンテンツを示す識別子と、前記階層分けされた記憶領域の中のコンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、を記憶媒体に記憶する記憶手順と、
    コンテンツに関する所定の形式のコンテンツ属性情報を受信する受信装置からコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子を前記記憶媒体から取得するとともに、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得する第2の取得手順と、
    前記受信装置から前記コンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記第2の取得手段により取得された前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子と、前記コンテンツ属性情報と、前記コンテンツを示す識別子とを、前記所定の形式で前記受信装置に送信する処理を行う送信手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記コンテンツを示す識別子は、当該コンテンツに関するコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第1のアドレスであり、
    前記コンテンツが記憶された記憶領域を示す識別子は、当該記憶領域に関する属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得するための第2のアドレスであり、
    前記第2の取得手順は、前記第1のアドレスを用いて、前記取得要求のあったコンテンツ属性情報を前記コンテンツ提供装置から取得することを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 前記第2の取得手順は、
    前記受信装置から受信した取得要求の要求対象コンテンツの識別子がルートディレクトリを示す特定の値である場合、所定のアドレスからルートディレクトリにおけるコンテンツ属性情報を取得することを特徴とする請求項7に記載のコンピュータプログラム
  9. 前記記憶手順は、
    前記受信装置から、前記記憶領域の中のコンテンツに関するコンテンツ属性情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶領域を示す識別子と、前記記憶領域の中のコンテンツを示す識別子とを前記記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項7又は8に記載のコンピュータプログラム。
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