JP5317174B2 - 生揚げ醤油の清澄法および清澄装置 - Google Patents

生揚げ醤油の清澄法および清澄装置 Download PDF

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Description

本発明は、生揚げ醤油の清澄法および清澄装置に関する。
従来、生揚げ醤油の清澄は、以下に示すような方法により行なわれる。なお、図7は、その概略説明図である。
醤油は、大豆と小麦を原料として、醤油麹を調製し、これを食塩水と混和して仕込み、醤油諸味を調製する。次いで、その後6ヶ月〜1年間発酵熟成させ熟成諸味となし、この諸味を濾布に包み圧搾機を用いて圧搾して生揚げ醤油を得る。
この生揚げ醤油には、醤油油、濾布より漏れ出してきた原料および微生物に由来する微細な不溶性の固形分(これらを生オリという)が多く存在し、この生オリに基づく濁度は100〜500ppm程度の値を有する。そのため、これを清澄化する操作が必要となり、通常生揚げ醤油は、先ず醤油油分離タンク4において醤油油10が分離され、次いで清澄タンク11において、所望の濁度になるまで、一般には2〜5日間静置し、濾布より漏れ出してきた原料および微生物に由来する微細な不溶性の固形分を浮上生オリ12または沈殿生オリ16として分離して、50ppm程度にまで清澄化し、清澄醤油15を得る。そしてこの清澄タンク11ではどうしても分離できなかった生オリは、さらに珪藻土濾過機13により30ppm以下の濁度まで分離除去する(ここで得られる清澄な醤油を生醤油という)。このようにして得られる生醤油は、成分の規格調整を行ない、所定の温度で火入れし、そのとき析出するオリ(火入れオリ)を除去(これを火入れオリ引きという)し、包装容器に詰められ醤油製品となる。
このように生揚げ醤油から生オリを除去する方法としては、清澄タンクにおける自然分離(オリ引きという)および珪藻土による濾過が一般的であるが、このためには数多くの清澄タンクと2〜5日間もの長時間のオリ分離期間を必要とする問題を有し、更に高度な濾過(珪藻土を用いた精密濾過)を行う必要があり、この問題を解決する手段の出現が望まれていた。
従来、このような生揚げ醤油から生オリを除去する方法としては、圧搾後の生揚げ醤油に、オリ凝集剤としてよく知られているシリカゾルを添加して十分に撹拌した後、直ちに遠心分離法によりオリを分離する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この方法はシリカゾルを新たに必要とし、また遠心分離するので操作が煩雑となる問題を有する。
特許第3025822号明細書
本発明は、オリ凝集剤を用いることなく、生揚げ醤油からオリを効率よく除去し、清澄期間を短縮する方法、およびその方法を実施するための装置を提供するものである。
本発明者らは、このような課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、生揚げ醤油に醤油油を添加し、混合した後、該醤油油を分離するときは、生揚げ醤油に含有される生オリが、速やかに浮上分離し、この後に引き続いて行われる清澄タンクでの清澄操作において、その清澄期間を大幅に短縮できることを知った。また、上記生揚げ醤油と醤油油との混合を、連続した流れの中で行うときは、非常に効率よく清澄処理を行なえることを知り、これらの知見に基づいて本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下の生揚げ醤油の清澄法および醤油の清澄装置である。
(1)生揚げ醤油に醤油油を添加混合し、次いで該醤油油を分離することを特徴とする生揚げ醤油の清澄法。
(2)生揚げ醤油に醤油油を添加し、連続した流れの中で混合し、次いで該醤油油を分離することを特徴とする生揚げ醤油の清澄法。
(3)連続した流れの中での混合が、生揚げ醤油と醤油油とを混合素子を内装した配管内で撹乱させることにより行われる上記(2)に記載の生揚げ醤油の清澄法。
(4)生揚げ醤油に対し、醤油油を0.2〜2.0%(v/v)添加する上記(1)〜(3)の何れか一に記載の生揚げ醤油の清澄法。
(5)生揚げ醤油供給源1、醤油油タンク2、混合素子を内装した混合器3および醤油油分離タンク4とからなり、該生揚げ醤油供給源1と混合器3とを、途中にポンプ5を具備するパイプ6で連通し、また該パイプ6と醤油油タンク2とを、途中にポンプ7を具備するバイプ8で連通し、該混合器3と醤油油分離タンク4とをパイプ9で連通したことを特徴とする生揚げ醤油の清澄装置。
(6)混合素子が、縦および横の区画板によって区画される格子状多孔板を2段以上重ねてなり、かつ隣接する区画板間において一方の多孔板の各孔が他方の多孔板の区画板によって複数分割されるように位相をずらして配置したものである前記(5)に記載の生揚げ醤油の清澄装置。
本発明によれば、オリ凝集剤を用いることなく、生揚げ醤油に含有する生オリを、速やかに浮上分離し、清澄期間を半分から1/5の期間に大幅に短縮することができ、清澄タンクの数を削減することが可能となる。
以下、本発明の醤油の清澄法および醤油の清澄装置について詳述する。
図1は、本発明の生揚げ醤油の清澄法を実施するための装置の概略説明図であって、すなわち、生揚げ醤油供給源1(例えば圧搾装置)、醤油油タンク2、混合器3および醤油油分離タンク4とからなり、該生揚げ醤油供給源1と混合器3とを、途中にポンプ5を具備するパイプ6で連通し、また該パイプ6と醤油油タンク2とを、途中にポンプ7を具備するバイプ8で連通し、該混合器3と醤油油分離タンク4とをパイプ9で連通している。
なお、10は醤油油、11は清澄タンク、12は浮上生オリ、13は珪藻土濾過機、14は生醤油貯蔵タンクをそれぞれ示す。また生醤油17は、この後成分規格調整を行ない、所定の温度で火入され、析出するオリ(これを火入れオリという)をオリ引きした後、包装容器に詰められ醤油製品となる。
上記生揚げ醤油としては、通常の醤油の醸造法により得られた生揚げ醤油が挙げられる。上記醤油としては、天然醸造醤油(濃口醤油、淡口醤油、白醤油、溜醤油、再仕込醤油)、仕込み時の食塩濃度、諸味温度等を調整して醸造期間を短縮して得られる速醸醤油、これらの天然醸造醤油または速醸醤油を脱塩して得られる減塩醤油もしくは低塩醤油、醤油麹の消化液もしくはそれを酵母発酵および/または乳酸発酵させて得られる醤油風調味料等が挙げられる。
この生揚げ醤油は、発酵熟成させた諸味を濾布に包んで圧搾して得られるが、醤油油、濾布より漏れ出してきた原料および微生物に由来する微細な不溶性の固形分などの生オリが多く存在し、100〜500ppmの濁度を示すので、清澄タンク内において静置し、生オリを分離する清澄法が必要となる。
また醤油油は、醤油諸味を圧搾し、得られる搾汁液(生揚げ醤油)を任意の容器(醤油油分離タンク4)に入れ静置したとき、該搾汁液上面に浮遊成層する部分を言う。
生揚げ醤油に対する、醤油油の添加量は、0.2〜2.0%(v/v)が好ましく、0.5〜1.0%(v/v)がより好ましい。添加量が0.2%(v/v)未満では、1日間の清澄処理により濁度の低い生揚げ醤油を得ることが可能となるが、この醤油を珪藻土濾過しようとすると、目詰まりを起こしやすく、濾過フラックスが低くなり、効率よく濾過を行なうことができない。また反対に、添加率が2%を超えると、該醤油油由来の濁度が上昇し、清澄な醤油が得にくくなる。またその後の工程で生揚げ醤油から分離する醤油油の量が増大する問題を有する。
生揚げ醤油に醤油油を添加した後は、混合を行う。この手段は、回分式(バッチ式)または連続式のいずれでもよいが、連続した流れの中で混合する方法(連続式)は効率がよいので好ましい。
上記連続した流れの中での混合は、生揚げ醤油と醤油油とを混合素子を内装した配管で撹乱させる混合器により行う。こうすると、清澄タンクにおいてオリを速やかに浮上分離することができるので好ましい。
図2は、混合素子の概略説明であって、縦および横の区画板18、19によって区画される格子状多孔板AおよびBを、2段以上重ねてなり、かつ隣接する多孔板A、同Bの間において一方の多孔板Aの各孔aが他方の多孔板Bの仕区画板19によって複数分割(図5では4分割)されるように位相をずらして配置した静止型流体混合装置である。なお、図3は、多孔板Aのイ−イ線切断の縦断面図、図4は多孔板Bのイ−イ線切断の縦断面図、そして図5は2つの多孔板A、Bを重ねて相互に隣接させこれを配管内に内装した状態の説明図である。なお、多孔板の孔の形状としては、本実施例のように格子状(四角錐台形)とする他、円錐台形、三角錐台形等が挙げられる。また、各孔の内径は下流方向に向かって狭くなる(または各孔の隔壁は下流方向に向かって次第に厚くなる)ものが撹乱効果が優れているので好ましい。
図2〜5に示す混合器においては、パイプ上流から流入する生揚げ醤油は、最初の格子板で細かい撹乱流となり、該撹乱流は次の格子板でさらに4つに分割される。2つの多孔板により分割された流体は再び合流して高度に撹乱し、混合する。このような混合器としては、フジキン社製の「混合君」が挙げられる。
図6は、混合素子をパイプに内装した混合器、スタティック・ミキサーの概略説明図であって、軸方向に捻られた板状部材を複数連設して構成され、各板状部材が軸方向に位相をずらしてなる静置型流体混合装置を示す。
このようにして、生揚げ醤油に醤油油を添加し、混合した処理液は、次いで常法により醤油油分離タンク4で醤油油10を分離し、次いで清澄タンク11において生オリを浮上分離し、あるいは沈殿分離できるものは除去し、分離できない生オリは仕上げ濾過(主に、珪藻土濾過機)により分離除去され、次いで成分の規格調整を行ない、所定の温度で火入れし、そのとき析出するオリ(火入れオリという)を除去(火入れオリ引きという)し、包装容器に詰められ醤油製品となる。
本発明において、生揚げ醤油に醤油油を添加し、混合することは重要であって、この操作を行うことにより、行わない従来法と比較して、清澄期間を半分〜1/5に短縮することができる。この結果、清澄タンクの数を大幅に削減することができる。また、シリカゾルなどのオリ凝集剤を全く必要としないという利点を有する。
以下実施例を示して本発明をより具体的に説明する。
(生揚げ醤油の清澄装置)
図1において生揚げ醤油供給源1を圧搾装置とし、混合器3をフジキン社製の「混合君」とし、パイプ6、8および9を内径23mmのステンレス製パイプとし、またポンプ5にて生揚げ醤油を供給し、ポンプ7にて醤油油を生揚醤油に対して2.0%(v/v)となるように供給し、混合器の通流速度を1.5m/秒とし、醤油油分離タンク4を内径1m、高さ2mの円筒型ステンレスタンクとして、本発明の生揚げ醤油の清澄装置をセットした。
なお、「混合君」は、有効径25mm、厚さ5mmの筒板A、Bを2段に重ねて使用するもので、図2および図3に示すように、それぞれ縦および横の区画板18,19によって区画され格子状多孔板(分割撹乱板)としたもので、区画板は、図3および図4に示すように、下流方向(図2および図3では下方向)に向かって次第に厚くなる構造を有している(図2において、上端開口部aは8mmの正方形、下端開口部は5mmの正方形を有している)。そして、隣接する多孔板A、同Bの間において一方の多孔板Aの各孔が他方の多孔板Bの区画板19によって4分割されるように位相をずらして区画板が配置されている。
(生揚げ醤油の清澄法)
通常の醤油醸造法に従い、脱脂加工大豆と小麦を原料として醤油麹を調製し、これを食塩水と共に仕込んで醤油諸味を調製し、その後6ヶ月間発酵熟成させて熟成諸味を調製した。この諸味を、長尺濾布を用いる諸味圧搾方法にて、圧搾し、濾布より漏れ出してきた原料および微生物に由来する微細な不溶性の固形分を含有し、濁度が160ppmの値を有する生揚げ醤油を得た。次いで、ポンプ5、およびポンプ7を運転し、生揚げ醤油と醤油油とを連続した流れの中で、生揚げ醤油に対する醤油油の量が2.0%(v/v)となるように混合した。混合は、「混合君」を介して混合され、次いで図1に示すように、パイプ9を介して、醤油油分離タンク4に投入され、醤油油10の除去された生揚げ醤油を得、これを清澄タンク11に導入し、静置して清澄操作を行い、清澄な生揚げ醤油15を得た。得られた醤油を、さらに珪藻土濾過機13により清澄処理し、30ppm以下の澄明な生醤油17を得た。
(比較例1)
また、比較のため、上記生揚げ醤油の清澄法(本発明)において、醤油油を添加しない以外は全く同様にして比較例1の清澄法を実施し、澄明な醤油を得た。
(比較例2)
また、比較のため、上記生揚げ醤油の清澄法において、混合器3を撤去した以外は全く同様にして、比較例2の清澄法を実施し、澄明な醤油を得た。
上記本発明、比較例1及び比較例2の清澄法において、清澄タンクで1日間(24時間)および4日間(96時間)静置後の濁度を測定した。濁度は、コロナ電気社製濁度計UT−11により測定した。
また、1日間静置後の清澄タンクの浮上生オリ、沈殿生オリを観察した。
さらに、清澄タンクで1日間静置した生揚げ醤油の清澄部を採取し、パイプ型濾過面の外周壁に珪藻土を積層した小型珪藻土濾過機にて、背圧をかけながら濾過して、単位時間当たり、単位濾過面積当りの流量(濾過フラックスという)を測定した。なお、濾過フラックスは、値が高い程、目詰まりが少なく、効率よく濾過できることを意味する。結果を表1に示す。
Figure 0005317174
表1の結果から、生揚げ醤油に醤油油を添加しない比較例1の清澄法では、清澄処理に4日間も必要とすることが判る。また生揚げ醤油に醤油油を添加しても混合しない比較例2の清澄法では、清澄期間が1日では十分ではなく、また清澄1日後の生揚げ醤油を珪藻土濾過機により濾過しようとすると、濾過フラックスが約1000の値を示し、濾過効率が非常に悪いことが判る。これに対し、本発明の清澄法は、生揚げ醤油に醤油油を添加し、混合するものであるから、生揚げ醤油に含有される生オリが、速やかに浮上分離し、この後に引き続いて行われる清澄タンクでの清澄操作において、4日間要していた清澄期間を1日間に短縮できることが判る。また、浮上生オリと清澄醤油との界面が明確であり、しかも沈殿生オリの発生が無いため、清澄タンクから清澄な生揚げ醤油の分離、および、その後に続く珪藻土濾過操作が容易となる利点を有する。また、清澄開始後、1日間で珪藻土濾過により清澄の仕上げが可能となり、清澄タンクの数を大幅に削減することが可能となることが判る。
実施例1の生揚げ醤油の清澄方法において、醤油油添加率を、表2記載の通りとする他は、同様にして清澄タンクで1日間(24時間)静置後の濁度を測定した。また珪藻土濾過機により濾過した。そのときの濾過フラックスを測定した。結果を表2に示す。
Figure 0005317174
表2の比較例1の結果から、醤油油の添加が無い場合には、1日間清澄しただけでは清澄な生揚げ醤油を得ることができず、この醤油を珪藻土濾過しようとすると、目詰まりを起こし、さらに清澄な生揚げ醤油を得ることができないことが判る。また、比較例2の結果から、添加率が0.1%の場合には、1日間清澄により濁度の低い生揚げ醤油を得ることが可能となるが、この醤油を珪藻土濾過しようとすると、目詰まりを比較的起こしやすく、濾過フラックスが低くなり、効率よく濾過ができないことが判る。また比較例3及び比較例4の結果から、添加率が2%を超えると、濁度が上昇し、清澄な生揚げ醤油が得にくくなることが判る。これに対し、本発明1及び本発明2の結果から、添加率が0.2〜2%であるときは、1日間清澄しただけで、濁度が低く、しかも濾過フラックスが低下しない(すなわち、効率よく珪藻土濾過が可能な)清澄な生揚げ醤油が得られることが判る。
本発明の生揚げ醤油の清澄法を実施するための装置の概略説明図。 混合素子の概略説明。 多孔板Aのイ−イ線切断の縦断面図。 多孔板Bのイ−イ線切断の縦断面図。 2つの多孔板A、Bを相互に隣接させこれを配管内に内装した状態の説明図。 混合器、スタティック・ミキサーの概略説明図。 従来の生揚げ醤油の清澄法の概略説明図。
符号の説明
1・・・生揚げ醤油供給源、2・・・醤油油タンク、3・・・混合素子を内装した混合器、4・・・醤油油分離タンク、5・・・ポンプ、6・・・パイプ、7・・・ポンプ、8・・・パイプ、9・・・パイプ、10・・・醤油油、11・・・清澄タンク、12・・・浮上生オリ、13・・・珪藻土濾過機、14・・・生醤油貯蔵タンク、15・・・清澄な生揚げ醤油、16・・・沈殿生オリ、17・・・生醤油、18、19・・・区画板

Claims (6)

  1. 生揚げ醤油に醤油油を添加混合し、次いで該醤油油を分離することを特徴とする生揚げ醤油の清澄法。
  2. 生揚げ醤油に醤油油を添加し、連続した流れの中で混合し、次いで該醤油油を分離することを特徴とする生揚げ醤油の清澄法。
  3. 連続した流れの中での混合が、生揚げ醤油と醤油油とを混合素子を内装した配管内で撹乱させることにより行われる請求項2に記載の生揚げ醤油の清澄法。
  4. 生揚げ醤油に対し、醤油油を0.2〜2.0%(v/v)添加する請求項1〜3の何れか一項に記載の生揚げ醤油の清澄法。
  5. 生揚げ醤油供給源1、醤油油タンク2、混合素子を内装した混合器3および醤油油分離タンク4とからなり、該生揚げ醤油供給源1と混合器3とを、途中にポンプ5を具備するパイプ6で連通し、また該パイプ6と醤油油タンク2とを、途中にポンプ7を具備するバイプ8で連通し、該混合器3と醤油油分離タンク4とをパイプ9で連通したことを特徴とする生揚げ醤油の清澄装置。
  6. 混合素子が、縦および横の区画板によって区画される格子状多孔板を2段以上重ねてなり、かつ隣接する区画板間において一方の多孔板の各孔が他方の多孔板の区画壁によって複数分割されるように位相をずらして配置したものである請求項5に記載の生揚げ醤油の清澄装置。
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