JP5310887B2 - 室外機及び冷凍装置 - Google Patents
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Description
本発明は、室外機及び該室外機を備えた冷凍装置に関し、特に、外部空気の取り込み構造に係るものである。
従来、冷凍装置には、特許文献1に示すように、建物の屋上に配設される大型のヒートポンプチラーが知られている。このヒートポンプチラーの室外機は、平面視で略六角形状に形成され、且つ相対向する両側に空気吸込口を有するケーシングと、上記空気吸込口に配置される複数の平板状の熱交換器と、上記ケーシングの上面に形成された空気吹出口の内部に配置された送風ファンとを備えている。
ところで、上述した特許文献1に係るヒートポンプチラーでは、例えば3台の室外機を並べて設置され、隣り合う室外機の間の隙間から空気が取り込まれる。
しかしながら、ケーシングの下方は、上方に配置された送風ファンと離れているため、空気が流れにくくなる。このため、ケーシングの下方の熱交換性能が低下するという問題があった。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、平面視で略六角形状に配置される熱交換器を有する室外機において、熱交換効率を向上させることを目的とする。
第1の発明は、ケーシング(12)と、該ケーシング(12)の側面部に配置されて該側面部に沿って延び、且つケーシング(12)の外部に露出した熱交換器本体(35,36)を備え、該熱交換器本体(35,36)が平面視において中央部がケーシング(12)の外側に位置する頂部(39)を有して形成され、該熱交換器本体(35,36)の外側からケーシング(12)の内部に空気が流入されるように構成された室外機であって、上記ケーシング(12)の上方に配置され、且つ該ケーシング(12)内の空気を外部に吹き出す送風ファン(17)と、上記ケーシング(12)の上記熱交換器本体(35,36)の下方に形成され、且つ熱交換器本体(35,36)の側面よりも内側に凹んだ本体凹部(41,42)とを備えている。
上記熱交換器本体(35,36)は、ケーシング(12)の両側面部に配置され、且つ上記ケーシング(12)の両側面部に沿って延びる第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)を備え、上記第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)が平面視において中央部がケーシング(12)の外側に位置する鈍角の頂部(39)を形成するようにケーシング(12)の外側方向に拡がる直線状の第1熱交換部(37)と第2熱交換部(38)とを備えている。
一方、上記本体凹部(41,42)は、ケーシング(12)の底部材(60)から上記熱交換器本体(35,36)が載置される補強部材(25)に亘って形成されるとともに、上記ケーシング(12)の正面または背面に開口して空気が流れる空間を形成し、上記本体凹部(41,42)は、上記第1熱交換器本体(35)の側面よりも内側に凹んだ第1本体凹部(41)と上記第2熱交換器本体(36)の側面よりも内側に凹んだ第2本体凹部(42)とを備えている。上記第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)は、上記第1熱交換部(37)の側面よりも内側に凹んだ第1凹部(43)と上記第2熱交換部(38)の側面よりも内側に凹んだ第2凹部(44)とを備え、上記第1凹部(43)が形成する空間と上記第2凹部(44)が形成する空間とを連通させる空気連通部(45)を備えている。
上記第1の発明では、ケーシング(12)の側面部に熱交換器本体(35,36)が配置されている。熱交換器本体(35,36)は、ケーシング(12)の側面部に沿って延び、且つケーシング(12)の外部に露出している。熱交換器本体(35,36)は、平面視において、中央部がケーシング(12)の外側に位置する頂部(39)を有している。ケーシング(12)の外部の空気は、熱交換器本体(35,36)の外側から、該熱交換器本体(35,36)を通過してケーシング(12)の内部に流れ込む。ケーシング(12)の内部に流れ込む空気は、熱交換器本体(35,36)を通過する際に熱交換される。
一方、熱交換器本体(35,36)の下方にはケーシング(12)の側面に、熱交換器本体(35,36)の側面よりも内側に凹んだ本体凹部(41,42)が設けられている。この本体凹部(41,42)によって形成された空間には外部の空気が流れる。
本体凹部(41,42)を流れる空気は、熱交換器本体(35,36)の下方から、該熱交換器本体(35,36)の外側に導かれる。そして、熱交換器本体(35,36)の外側からケーシング(12)の内部に流れる。そして、ケーシング(12)の内部に流れ込む空気は、熱交換器本体(35,36)を通過する際に熱交換される。
また、上記ケーシング(12)の外部の空気は、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側からそれぞれの第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過してケーシング(12)の内部に流れる。ケーシング(12)の内部に流れ込む空気は、第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過する際に熱交換される。
一方、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の下方には、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の側面よりも内側に凹んだ第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)とが設けられている。この第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)には、それぞれにケーシング(12)の外部の空気が流れる。
第1本体凹部(41)を流れる空気は、第1熱交換器本体(35)の下方から、該第1熱交換器本体(35)の外側に導かれる。そして、第1熱交換器本体(35)の外側から第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過してケーシング(12)の内部に流れる。そして、ケーシング(12)の内部に流れ込む空気は、第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過する際に熱交換される。第2本体凹部(42)を流れる空気は、第2熱交換器本体(36)の下方から、該第2熱交換器本体(36)の外側に導かれる。そして、第2熱交換器本体(36)の外側から第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過してケーシング(12)の内部に流れる。そして、ケーシング(12)の内部に流れ込む空気は、第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過する際に熱交換される。
また、上記第1熱交換器本体(35)の下方の第1本体凹部(41)は、第1凹部(43)および第2凹部(44)で構成されている。また、第2熱交換器本体(36)の下方の第2本体凹部(42)は、第1凹部(43)および第2凹部(44)で構成されている。
第1凹部(43)には、ケーシング(12)の外部と繋がっており、該外部の空気が流れる。第1凹部(43)を流れる空気は、下方から第1熱交換部(37)の外側に導かれ、第1熱交換部(37)を通過する際に熱交換されてケーシング(12)の内部に流れ込む。
第2凹部(44)には、ケーシング(12)の外部と繋がっており、該外部の空気が流れる。第2凹部(44)を流れる空気は、下方から第2熱交換部(38)の外側に導かれ、第2熱交換部(38)を通過する際に熱交換されてケーシング(12)の内部に流れ込む。
ここで、空気連通部(45)は、第1凹部(43)が形成する空間と第2凹部(44)が形成する空間とを連通させている。このため、第1凹部(43)を流れる空気と、第2凹部(44)を流れる空気は、互いの空間を行き来することができる。すなわち、第1凹部(43)を流れる空気は第2凹部(44)に流れる一方、第2凹部(44)を流れる空気は第1凹部(43)に流れる。これにより、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の下方を流れる空気量を増加させることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ケーシング(12)は、上記第1本体凹部(41)と上記第2本体凹部(42)の内側に構成機器が配置される機械室(29)を備えている。
上記第2の発明では、ケーシング(12)の第1本体凹部(41)と第2本体凹部(42)の内側に構成機器が配置される機械室(29)が形成されている。こうすることで、第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)から機械室(29)内の構成機器をメンテナンスするように構成することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記補強部材(25)は、上記第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)に沿って延びて該各熱交換部(37,37,38,38)を下側から支えると共に、該各熱交換部(37,37,38,38)のドレン水が流れるように構成されている。
上記第3の発明では、補強部材(25)は第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)に沿ってケーシング(12)に設けられている。そして、補強部材(25)は各熱交換部(37,37,38,38)を下方から支持すると共に、ドレン水が流れるように構成されている。こうすることで、補強部材(25)は、各熱交換部(37,37,38,38)の補強機能とドレンパンの機能とを兼ね備えた部材となる。
第4の発明は、上記第1〜第3の発明の何れか1つにおいて、上記第1熱交換部(37)と第2熱交換部(38)は、それぞれ異なる冷媒回路に接続されて独立して動作可能に構成されている。
上記第4の発明では、第1熱交換部(37)と第2熱交換部(38)とがそれぞれ異なる冷媒回路に接続され、それぞれが独立して動作可能となっている。こうすることで、第1熱交換部(37)のみが動作する場合は、第2凹部(44)から第1凹部(43)へ空気を流すことができる。このため、動作対象の第1熱交換部(37)を流れる空気流量を増加させることができる。また、第2熱交換部(38)のみが動作する場合は、第1凹部(43)から第2凹部(44)へ空気を流すことができる。このため、動作対象の第2熱交換部(38)を流れる空気流量を増加させることができる。
第5の発明は、上記第1〜第4の発明の何れか1つの発明に係る室外機(11)を備えている。
上記第5の発明に係る冷凍装置では、室外機(11)を備えている。
第1の発明によれば、本体凹部(41,42)を設けたため、熱交換器本体(35,36)の外側を流れる空気に加え、下方から熱交換器本体(35,36)の外側に空気を導くことができる。このため、熱交換器本体(35,36)を通過する空気の流量を増加させることができる。これにより、熱交換器本体(35,36)の熱交換効率を向上させることができる。この結果、平面視で略六角形状に配置される熱交換器を有する室外機において、熱交換効率を向上させることができる。
また、上記第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)を設けたため、第1および第2熱交換器本体(35,36)の外側を流れる空気に加え、下方から第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側に空気を導くことができる。このため、第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)を通過する空気の流量を増加させることができる。これにより、第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)の熱交換効率を向上させることができる。この結果、平面視で略六角形状に配置される熱交換器を有する室外機において、熱交換効率を向上させることができる。
また、上記空気連通部(45)を設けて第1凹部(43)が形成する空間と第2凹部(44)が形成する空間とを連通させるようにしたため、第1凹部(43)を流れる空気を第2凹部(44)へ供給する一方、第2凹部(44)を流れる空気を第1凹部(43)へ供給することができる。これにより、第1凹部(43)から第2凹部(44)にかけて流れる空気の流量を増加させることができる。つまり、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の下方は送風ファン(17)から遠くなるため空気の流れが悪くなる。ところが、本発明では、空気連通部(45)によって第1凹部(43)と第2凹部(44)の間を流れる空気流量を増加させることができるため、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の下方の空気流量を増加させることができる。これにより、第1熱交換部(37)および第2熱交換部(38)の熱交換効率を向上させることができる。この結果、平面視で略六角形状に配置される熱交換器を有する室外機において、熱交換効率を向上させることができる。
第2の発明によれば、第1本体凹部(41)と第2本体凹部(42)の内側に機械室(29)を設けたため、第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)から機械室(29)内の構成機器をメンテナンスするように構成することができる。
第3の発明によれば、ドレン水が流れるように構成された補強部材(25)を第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)に沿って設けると共に、下方から該第1熱交換部(37)又は第2熱交換部(38)を支持するようにしたため、1つの部材でもって第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)を補強することができると同時に第1熱交換部(37)又は第2熱交換部(38)から発生するドレン水を処理することができる。
第4の発明によれば、第1熱交換部(37)と第2熱交換部(38)とがそれぞれに独立して動作するようにしたため、第1熱交換部(37)のみが動作する場合は、第2凹部(44)から第1凹部(43)へ供給される空気を第1熱交換部(37)へ導くことができる。このため、動作する第1熱交換部(37)を流れる空気の流量を増加させることができる。また、第2熱交換部(38)のみが動作する場合は、第1凹部(43)から第2凹部(44)へ供給される空気を第2熱交換部(38)へ導くことができる。このため、動作する第2熱交換部(38)を流れる空気の流量を増加させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の冷凍装置は、図1に示すように、チラー装置(10)を構成している。このチラー装置(10)は、ビル等の建物の屋上に設置されて該建物内に供給される空調用水を冷却又は加熱するためのヒートポンプチラーの室外機(11)を備えている。チラー装置(10)は、例示として、壁(1)際に3台の室外機(11)が幅方向に並列に配置されている。
図2〜図9に示すように、上記各室外機(11)は、それぞれが冷媒回路(図示なし)を有するケーシング(12)を備えている。
上記ケーシング(12)は、上端に形成されたファンケーシング(13)と、下端に形成された底部材(60)と、ファンケーシング(13)と底部材(60)との間に設けられる本体部(20)とを備えている。尚、図1〜図9では、概略の底部材(60)を示し、詳細な構造は後述する。
上記ファンケーシング(13)は、図10に示すように、その内部に送風ファン(17)を収容し、ケーシング(12)の上端部に配置されている。
上記ファンケーシング(13)は、平面視で略長方形状のやや薄型の箱体に形成され、ケーシング(12)の上端部に設けられている。ファンケーシング(13)は、図示はしないが、下端の本体部(20)に対応する部分が開口している。また、ファンケーシング(13)の上端面には、長手方向に沿って4つの空気の吹出口(14,14,14,14)が並んで形成されている。各吹出口(14)には、その開口面を覆うようにファンガードが取り付けられている。ファンガードは、送風ファン(17)の保護網である。また、ファンケーシング(13)の内部には、各吹出口(14)に対応した送風ファン(17)が4つ設けられ、各送風ファン(17)の周囲にはベルマウス(16)が設けられている。
ファンケーシング(13)は、その両側面(15a,15b)が後述する本体部(20)の最外部と対応する位置まで外側に拡がって形成されている。具体的には、ファンケーシング(13)の一の側面(15a)は、平面視において第1熱交換器本体(35)の中央部でケーシング(12)の外側に位置する鈍角の頂部(39)の位置まで張り出して形成され、且つケーシング(12)の長手方向に直線状に延びて形成されている。そして、ファンケーシング(13)のうち、平面視において第1熱交換器本体(35)の外側に張り出した部分は第1庇部(13a)を構成している。
一方、ファンケーシング(13)の他の側面(15b)は、平面視において第2熱交換器本体(36)の中央部でケーシング(12)の外側に位置する鈍角の頂部(39)の位置まで張り出して形成され、且つケーシング(12)の長手方向に直線状に延びて形成されている。そして、ファンケーシング(13)のうち、平面視において第2熱交換器本体(36)の外側に張り出した部分は第2庇部(13b)を構成している。
この第1庇部(13a)および第2庇部(13b)によって吹出口(14)からケーシング(12)の上方へ吹き出された空気がファンケーシング(13)よりも下方に流れて空気熱交換器(37,37,38,38)に流入する、いわゆるショートサーキットを阻止することができる。
上記送風ファン(17)は、軸流送風機(例えばプロペラファン)に構成されている。上記送風ファン(17)は、4箇所の吹出口(14)にそれぞれ対応して4つ設けられ、外部からケーシング(12)内へ空気を吸い込むと共に、該空気をファンケーシング(13)および吹出口(14)を介して外部へ吹き出すよう構成されている。上記ベルマウス(16)は、略円筒状に形成され、送風ファン(17)の周囲を囲むようにファンケーシング(13)内に設けられている。
上記底部材(60)は、図11に示すように、ケーシング(12)の下端部に配置され、後述する圧縮機(50)や水熱交換器(51)を載せる部材である。底部材(60)は、第1底フレーム(61)と第2底フレーム(62)が連結されて構成されている。この第1底フレーム(61)および第2底フレーム(62)は、共に、共通する部材である本体フレーム(63)が用いられて形成される。
上記第1底フレーム(61)は、図12に示すように、本体フレーム(63)と、分割板(65)と、2枚の圧縮機取付板(68,68)と、配線カバー(67,67)と、3つの支柱取付金具(66)とを備えている。
上記本体フレーム(63)は、平面視で略長方形状の薄型の枠体に形成されている。本体フレーム(63)は、幅方向に2列に並んだ溝部(64,64)が設けられている。この溝部(64,64)は、本体フレーム(63)の長手方向に延びて形成されている。
上記圧縮機取付板(68)は、略長方形状の板部材に形成されている。各圧縮機取付板(68)は、それぞれに対応する溝部(64)を覆うように本体フレーム(63)に取り付けられている。一枚の圧縮機取付板(68)には、後述する圧縮機(50)が3台載せられる。圧縮機取付板(68)が溝部(64)を塞ぐことで、外部の空気が第1および第2熱交換器本体(35,36)を通過することなく、底部材(60)を通過してケーシング(12)内に取り込まれるのを防止している。
上記分割板(65)は、略長方形状の板部材に形成され、第1底フレーム(61)の本体フレーム(63)の他端側に設けられている。分割板(65)は、本体フレーム(63)の幅方向の略中央から外方に向かって延びるように配置されている。
上記配線カバー(67)は、対応する室外機(11)の電気配線を保護するためのカバー部材である。配線カバー(67)は、本体フレーム(63)の長手方向の両側面に沿って取り付けられている。
上記第2底フレーム(62)は、図13に示すように、本体フレーム(63)と、ポンプ台(71)と、分割板(65)と、熱交取付板(69)と、封鎖板(70)と、3つの支柱取付金具(66)とを備えている。尚、本体フレーム(63)の構成は、上記第1底フレーム(61)の本体フレーム(63)と同様である。
上記ポンプ台(71)は、ポンプ部材(図示なし)を置くための台である。ポンプ台(71)は、第2底フレーム(62)の本体フレーム(63)の長手方向の一端面に設けられている。
上記封鎖板(70)および熱交取付板(69)は、略長方形状の板部材に形成されている。封鎖板(70)と熱交取付板(69)は、それぞれが一の溝部(64)を覆うように本体フレーム(63)に取り付けられている。熱交取付板(69)には、後述する水熱交換器(51)が載せられる。封鎖板(70)および熱交取付板(69)が溝部(64)を塞ぐことで、外部の空気が第1および第2熱交換器本体(35,36)を通過することなく、底部材(60)を通過してケーシング(12)内に取り込まれるのを防止している。
上記分割板(65)は、略長方形状の板部材に形成され、第2底フレーム(62)の本体フレーム(63)の一端側に設けられている。分割板(65)は、本体フレーム(63)の幅方向の略中央から外方に向かって延びるように配置されている。
図11に示すように、第1底フレーム(61)と第2底フレーム(62)を連結することで、底部材(60)が形成される。第1底フレーム(61)と第2底フレーム(62)とを連結すると、両底フレーム(61,62)の分割板(65,65)によって、ケーシング(12)の底面が隙間無く形成される。また、両底フレーム(61,62)の本体フレーム(63)を共通部材としたため、第1底フレーム(61)と第2底フレーム(62)とを別々に組み立てることができる。また、製造用として予備する本体フレーム(63)の在庫を削減することができる。
上記ケーシング(12)の本体部(20)は、上側方向からの平面視において略六角形になるように形成されている。このケーシング(12)の本体部(20)の六角形の頂点をなす部分には、ケーシング(12)の長辺に設けられる2本の長辺支柱(21)と、ケーシング(12)の短辺に設けられる4本の短辺支柱(22)とがそれぞれ上下方向に延びて立設している。上記ケーシング(12)の本体部(20)は、長辺支柱(21)および短辺支柱(22)によってケーシング(12)の長手方向に沿った側面に4面の開口部(27,28)を形成している。この開口部(27,28)は、底部材(60)からファンケーシング(13)まで延びて形成されている。また、ケーシング(12)の本体部(20)は、2本の長辺支柱(21,21)を跨るように仕切板(26)が形成されている。この仕切板(26)は、本体部(20)の内部を2つの部屋に仕切るための部材であって、底部材(60)からファンケーシング(13)までに亘って上下方向に延びて立設している。
上記ケーシング(12)の本体部(20)には、補強材(25)が設けられている。この補強材(25)は、断面が略凹状の棒体に形成され、各支柱(21,22)の中位よりもやや下方となる高さで長辺支柱(21)と短辺支柱(22)との間に跨るように配置されている。上記開口部(27,28)は、補強材(25)によって上側開口部(27)と下側開口部(28)とに区画されている。各補強材(25)は、各空気熱交換器(37,37,38,38)に沿って設けられ、一の補強材(25)に一の空気熱交換器(37,37,38,38)が載せられている。こうすることで、補強材(25)は、各空気熱交換器(37,37,38,38)を下方から支持すると共に、この空気熱交換器(37,37,38,38)から発生したドレン水を貯留するように構成されている。すなわち、各補強材(25)は、各空気熱交換器(37,37,38,38)を支持する支持部材として機能すると共に、ドレンパンとしても機能する部材である。尚、補強材(25)は本発明に係る補強部材を構成している。
上側開口部(27)には、長辺支柱(21)と短辺支柱(22)との間に各空気熱交換器(37,37,38,38)が形成され、下側開口部(28)には、ケーシング(12)の長手方向の両短辺支柱(22,22)の間に直線状に延びる機械室カバー(32)が形成されている。つまり、開口部(27,28)は、上方に平面視で外側に拡がるように配置される空気熱交換器(37,37,38,38)が形成される一方、下方に平面視で直線状に延びる機械室カバー(32)が形成されている。そして、機械室カバー(32)は、第1および第2熱交換器本体(35,36)の側面よりも内側に配置され、機械室カバー(32)の内側は、機械室(29)が形成されている。また、各長辺支柱(21)と機械室カバー(32)との間には中央通路(45)が形成されている。
また、上記ケーシング(12)の短辺側は正面部と背面部とを構成している。ケーシング(12)の短辺側の正面部は正面壁(23)に構成されている。正面壁(23)には、ケーシング(12)内の圧縮機(50)等の機器類をメンテナンスするための正面開口が形成され、正面開口には、正面扉(23a)が設けられている。また、ケーシング(12)の短辺側の背面部は背面壁(24)に構成されている。背面壁(24)には、ケーシング(12)内の電装品箱(53)等の機器類をメンテナンスするための背面開口が形成され、背面開口には、背面扉(24a)が設けられている。
上記空気熱交換器(37,37,38,38)は、4つの空気熱交換器(37,37,38,38)によって構成されている。該各空気熱交換器(37,37,38,38)は、ケーシング(12)の両側面に形成される上記4つの上側開口部(27,27,27,27)のそれぞれに嵌め込まれている。つまり、上記各空気熱交換器(37,37,38,38)はケーシング(12)の外壁を構成している。
上記各空気熱交換器(37,37,38,38)は、平板状に形成され、平面視において、直線状に延びる空気熱交換器で構成されている。4枚の空気熱交換器(37,37,38,38)は、ケーシング(12)の本体部(20)の長手方向の側面部につき2枚ずつ配設されている。具体的に、各空気熱交換器(37,37,38,38)は、ケーシング(12)の補強材(25)と、ファンケーシング(13)と、短辺支柱(22)と、長辺支柱(21)とで囲まれる上側開口部(27)に形成されている。そして、各空気熱交換器(37,37,38,38)がそれぞれ熱交換部を構成している。
上記4枚の空気熱交換器(37,37,38,38)のうち、ケーシング(12)の本体部(20)の長辺の一側面部に配置される2つの空気熱交換器(37,38)が1つの第1熱交換器本体(35)を構成し、ケーシング(12)の本体部(20)の長辺の他側面部に配置される2つの空気熱交換器(37,38)が1つの第2熱交換器本体(36)を構成している。具体的に、上記第1熱交換器本体(35)は、図2において、ケーシング(12)の本体部(20)の手前側の側面部に配置され、上記第2熱交換器本体(36)は、ケーシング(12)の本体部(20)の奥側の側面部に配置されている。
第1熱交換器本体(35)は、ケーシング(12)の長手方向の一端側に配置される第1空気熱交換器(37)と、他端側に配置される第2空気熱交換器(38)とにより構成されている。また、上記第2熱交換器本体(36)は、同じくケーシング(12)の長手方向の一端側に配置される第1空気熱交換器(37)と、他端側に配置される第2空気熱交換器(38)とにより構成されている。そして、第1空気熱交換器(37)と第2空気熱交換器(38)とは互いに独立して構成されている。
上記第1熱交換器本体(35)の第1空気熱交換器(37)と第2熱交換器本体(36)の第1空気熱交換器(37)とは、延長線上の交点が平面視で観て鋭角をなすように配設されている。そして、上記鋭角をなす第1空気熱交換器(37,37)の外端部は、所定の間隔を存して配設されている。つまり、鋭角をなす2つの第1空気熱交換器(37,37)の外端部(37a,37a)の間に上述した正面壁(23)が形成され、その正面壁(23)にメンテナンス用の補助開口が形成されている。
上記第1熱交換器本体(35)の第2空気熱交換器(38)と上記第2熱交換器本体(36)の第2空気熱交換器(38)とは、延長線上の交点が平面視で観て鋭角をなすように配設されている。そして、上記鋭角をなす第2空気熱交換器(38,38)の外端部は、所定の間隔を存して配設されている。つまり、上記鋭角をなす2つの第2空気熱交換器(38,38)の外端部(38a,38a)の間に上述した背面壁(24)が形成され、その背面壁(24)にメンテナンス用の補助開口が形成されている。
上記第1熱交換器本体(35)の第1空気熱交換器(37)と第2空気熱交換器(38)とは、平面視において、上記第1熱交換器本体(35)の中央部がケーシング(12)の外側に位置する鈍角の頂部(39)を形成するように配置されている。この頂部(39)の形成位置には、ケーシング(12)の本体部(20)の一側面側の長辺支柱(21)が上下方向に立設されている。また、上記第2熱交換器本体(36)の第1空気熱交換器(37)と第2空気熱交換器(38)とは、平面視において上記第2熱交換器本体(36)の中央部がケーシング(12)の外側に位置する鈍角の頂部(39)を形成するように配置されている。この頂部(39)の形成位置には、ケーシング(12)の本体部(20)の他側面側の長辺支柱(21)が上下方向に立設されている。
そして、上記第1熱交換器本体(35)において、頂部(39)を形成する第1空気熱交換器(37)の内端部(37b)と第2空気熱交換器(38)の内端部(38b)とは、互いに近接するように配設されている。また、第2熱交換器本体(36)において、頂部(39)を形成する第1空気熱交換器(37)の内端部(37b)と第2空気熱交換器(38)の内端部(38b)とは、互いに近接するように配設されている。
つまり、第1空気熱交換器(37)の内端部(37b)と第2空気熱交換器(38)の内端部(38b)とは、平面視において、略六角形に形成された外壁の頂部(39)の一つを形成している。また、上記送風ファン(17)は、ケーシング(12)の上側方向から観た平面視において第1熱交換器本体(35)と第2熱交換器本体(36)とに囲まれた領域に設けられている。尚、第1空気熱交換器(37)は本発明に係る第1熱交換部を構成し、第2空気熱交換器(38)は本発明に係る第2熱交換部を構成している。
上記正面扉(23a)は、取り外し可能な板金に形成されている。正面扉(23a)は、ケーシング(12)の短辺側の正面壁(23)に設けられたメンテナンス用の正面開口に、ケーシング(12)の底部材(60)からファンケーシング(13)に亘って複数設けられている。したがって、作業者は、正面扉(23a)を外してケーシング(12)内の電装品箱等をメンテナンスすることができる。
上記背面扉(24a)は、取り外し可能な板金に形成されている。背面扉(24a)は、ケーシング(12)の短辺側の背面壁(24)に設けられたメンテナンス用の背面開口に設けられている。したがって、作業者は、背面扉(24a)を外してケーシング(12)内の電装品箱(53)などをメンテナンスすることができる。
上記機械室(29)は、第1機械室(30)と第2機械室(31)とで構成され、機械室カバー(32)は、第1カバー(33)と第2カバー(34)とで構成されている。
上記第1機械室(30)は、第1熱交換器本体(35)の第1空気熱交換器(37)および第2熱交換器本体(36)の第1空気熱交換器(37)の下方に形成されている。第1機械室(30)には、正面壁(23)を構成する2本の短辺支柱(22,22)からそれぞれケーシング(12)の長手方向に沿って延びる2枚の第1カバー(33,33)が立設されている。上記第1機械室(30)には、図10に示すように、内部に冷媒を圧縮する6台の圧縮機(50)が圧縮機取付板(68)上に配置されている。そして、2枚の第1カバー(33)は、それぞれが第1凹部(43)を形成している。
上記第2機械室(31)は、第1熱交換器本体(35)の第2空気熱交換器(38)および第2熱交換器本体(36)の第2空気熱交換器(38)の下方に形成されている。第2機械室(31)には、背面壁(24)を構成する2本の短辺支柱(22,22)からそれぞれケーシング(12)の長手方向に沿って延びる第2カバー(34,34)が立設されている。第2機械室(31)には、図10に示すように、温調対象となる空調用水を温調する1台の水熱交換器(51)、2台の膨張機及び電装品箱(53)などが熱交取付板(69)や封鎖板(70)上に設けられている。水熱交換器(51)は、一台で2つの冷媒回路に対して接続されている。そして、2枚の第2カバー(34,34)は、それぞれが第2凹部(44)を形成している。
上記4つの凹部(43,43,44,44)のうち、ケーシング(12)の長辺の一側面部に配置される2つの凹部(43,44)が1つの第1本体凹部(41)を構成し、ケーシング(12)の長辺の他側面部に配置される2つの凹部(43,44)が1つの第2本体凹部(42)を構成している。具体的に、第1本体凹部(41)は、ケーシング(12)の第1熱交換器本体(35)の下方において、該第1熱交換器本体(35)の側面よりも内側に凹んで配置される第1カバー(33)および第2カバー(34)で形成されている。また、第2本体凹部(42)は、ケーシング(12)の第2熱交換器本体(36)の下方において、該第2熱交換器本体(36)の側面よりも内側に凹んで配置される第1カバー(33)および第2カバー(34)で形成されている。
第1本体凹部(41)は、ケーシング(12)の長手方向の一端側に配置される第1凹部(43)と、他端側に配置される第2凹部(44)とにより構成されている。また、上記第2本体凹部(42)は、同じくケーシング(12)の長手方向の一端側に配置される第1凹部(43)と、他端側に配置される第2凹部(44)とにより構成されている。
ケーシング(12)の一側面部の第1凹部(43)は、第1熱交換器本体(35)の第1空気熱交換器(37)の下方において、該第1空気熱交換器(37)よりも内側に配置される第1カバー(33)によって形成されている。また、ケーシング(12)の他側面部の第1凹部(43)は、第2熱交換器本体(36)の第1空気熱交換器(37)の下方において、該第1空気熱交換器(37)よりも内側に配置される第1カバー(33)によって形成されている。各第1凹部(43,43)は、空気が流れる空間を形成している。
ケーシング(12)の一側面部の第2凹部(44)は、第1熱交換器本体(35)の第2空気熱交換器(38)の下方において、該第2空気熱交換器(38)よりも内側に配置される第2カバー(34)によって形成されている。ケーシング(12)の他側面部の第2凹部(44)は、第2熱交換器本体(36)の第2空気熱交換器(38)の下方において、該第2空気熱交換器(38)よりも内側に配置される第2カバー(34)によって形成されている。各第2凹部(44,44)は、空気が流れる空間を形成している。
尚、第1凹部(43)によって形成される空間と第2凹部(44)によって形成される空間とは、後述する中央通路(45)によって連通している。
圧縮機(50)、水熱交換器(51)、四路切換弁(図示なし)、膨張機及び上記各空気熱交換器(37,37,38,38)は、蒸気圧縮式の冷媒回路を構成している。この冷媒回路は、第1冷媒回路と第2冷媒回路を備え、それぞれ独立して運転することができるように構成されている。つまり、各冷媒回路は、それぞれ四路切換弁(図示なし)を切り換えることで冷媒を可逆に循環させて空調用水を冷却又は加熱することができる。
上記第1冷媒回路は、3台の圧縮機(50)、水熱交換器(51)、四路切換弁(図示なし)、膨張機および2つの第1空気熱交換器(37,37)を備えている。第2冷媒回路は、3台の圧縮機(50)、水熱交換器(51)、四路切換弁(図示なし)、膨張機および2つの第2空気熱交換器(38,38)を備えている。つまり、本実施形態に係るチラー装置(10)では、第1冷媒回路と第2冷媒回路を別々に動作させることで、2つの第1空気熱交換器(37,37)と、2つの第2空気熱交換器(38,38)とがそれぞれ独立して動作可能になっている。
尚、機械室(29)の内部に設けられるのは、圧縮機(50)、水熱交換器(51)、膨張機及び電装品箱(53)に限られない。また、電装品箱(53)には、チラー装置(10)の運転を制御するためのインバータ回路の電気基板や配線等が収容されている。
上記中央通路(45)は、機械室カバー(32)で構成されるケーシング(12)の外壁と長辺支柱(21)との間に形成される空気通路であって、本発明に係る空気連通部を構成している。この中央通路(45)は、第1凹部(43)によって形成される空間と第2凹部(44)によって形成される空間とを連通させ、両空間の空気を互いに行き来させることができる。中央通路(45)は、第1凹部(43)を流れる空気を第2凹部(44)によって形成される空間に供給する一方、第2凹部(44)を流れる空気を第1凹部(43)によって形成される空間に供給することができる。
−一台の室外機における空気の流れ−
次に、一台のヒートポンプチラーの室外機(11)の空気の流れについて説明する。図14および図15に示すように、室外機(11)の外部(周辺)の空気は、ケーシング(12)の外部に露出した第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側から流れて第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)を通過してケーシング(12)内に取り込まれる(図14および図15の矢印を参照)。
次に、一台のヒートポンプチラーの室外機(11)の空気の流れについて説明する。図14および図15に示すように、室外機(11)の外部(周辺)の空気は、ケーシング(12)の外部に露出した第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側から流れて第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)を通過してケーシング(12)内に取り込まれる(図14および図15の矢印を参照)。
また、ケーシング(12)の外部の空気のうち、第1凹部(43)を流れる空気は、そこから上方に流れ、下側から第1空気熱交換器(37)の外側に導かれる。その後、各熱交換器本体(35,36)の第1空気熱交換器(37,37)を通過する際、冷媒と熱交換してケーシング(12)の内部に取り込まれる。尚、第1凹部(43)を流れる空気の一部は、中央通路(45)を通過して第2凹部(44)へ供給される。
また、ケーシング(12)の外部の空気のうち、第2凹部(44)を流れる空気は、そこから上方に流れ、下側から第2空気熱交換器(38)の外側に導かれる。その後、各熱交換器本体(35,36)の第2空気熱交換器(38,38)を通過する際、冷媒と熱交換してケーシング(12)の内部に取り込まれる。尚、第2凹部(44)を流れる空気の一部は、中央通路(45)を通過して第1凹部(43)によって形成される空間へ供給される。
上述したように、第1凹部(43)によって形成される空間と第2凹部(44)によって形成される空間とは、中央通路(45)を介して互いに連通しているため、両空間を流れる空気は、互いに行き来することができる。このため、中央通路(45)を流れる空気の流量が増加する。
−運転動作−
次に、本実施形態の運転動作について説明する。
次に、本実施形態の運転動作について説明する。
まず、チラー装置(10)は、送風ファン(17)を運転すると、ケーシング(12)の外部の空気を第1熱交換器本体(35)及び第2熱交換器本体(36)からケーシング(12)内に取り込む。図16および図17に示すように、3台のヒートポンプチラーの室外機(11)を幅方向に並べて設置した場合、ケーシング(12)の外部の空気は、主にケーシング(12)の長手方向の両端部に形成された隙間から第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側を流れて第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)からケーシング(12)内に取り込まれる。
また、ケーシング(12)の外部の空気は、ケーシング(12)の長手方向の一端部の隙間から第1凹部(43,43)へ流入する。第1凹部(43)を流れる空気は、上方に流れて第1空気熱交換器(37)の外側に導かれ、第1空気熱交換器(37)を通過してケーシング(12)の内部に流れ込む。そして、この空気は第1空気熱交換器(37)を通過する際に熱交換される。第1凹部(43)を流れる空気の一部は、中央通路(45)を通過して第2凹部(44)側へ流れる。
また、ケーシング(12)の外部の空気は、ケーシング(12)の長手方向の他端部の隙間から第2凹部(44,44)へ流入する。第2凹部(44)を流れる空気は、上方に流れて第2空気熱交換器(38)の外側に導かれ、第2空気熱交換器(38)を通過して、ケーシング(12)の内部に流れ込む。そして、この空気は第2空気熱交換器(38,38)を通過する際に熱交換される。第2凹部(44)を流れる空気の一部は、中央通路(45)を通過して第1凹部(43)側へ流れる。
上述したように、第1凹部(43)によって形成される空間と第2凹部(44)によって形成される空間とは、中央通路(45)を介して互いに連通しているため、両空間を流れる空気は、互いに行き来することができる。このため、中央通路(45)を流れる空気の流量が増加する。
そして、各空気熱交換器(37,37,38,38)を通過してケーシング(12)内に取り込まれた空気は、上方の送風ファン(17)によって吹出口(14)を通過してケーシング(12)の上方に吹き出される。
次に、水熱交換器(51)における空調用水を冷却用として使用する場合の冷媒回路の動作について説明する。
まず、第1冷媒回路では、圧縮機(50)の運転を開始し、該圧縮機(50)で冷媒を圧縮する。上記圧縮機(50)から吐出された圧縮冷媒は、第1空気熱交換器(37,37)に流入する。第1熱交換器本体(35)及び第2熱交換器本体(36)では、ケーシング(12)の外部空気が各熱交換器本体(35,36)を構成する第1空気熱交換器(37,37)を通過する際に、冷媒の熱を空気に放熱してケーシング(12)内に取り込まれた空気を加熱する。そして、空気に放熱して冷却された冷媒は、膨張弁で膨張した後、水熱交換器(51)に流入する。該水熱交換器(51)では、冷媒が水熱交換器(51)内を流れる空調用水から吸熱して空調用水が冷却される。冷却された空調用水は、建物内へ供給される。水熱交換器(51)を流出した冷媒は、再び圧縮機(50)に吸入されて圧縮される。
第2冷媒回路では、圧縮機(50)の運転を開始し、該圧縮機(50)で冷媒を圧縮する。上記圧縮機(50)から吐出された圧縮冷媒は、第2空気熱交換器(38,38)に流入する。第1熱交換器本体(35)及び第2熱交換器本体(36)では、ケーシング(12)の外部空気が各熱交換器本体(35,36)を構成する第2空気熱交換器(38,38)を通過する際に、冷媒の熱を空気に放熱してケーシング(12)内に取り込まれた空気を加熱する。そして、空気に放熱して冷却された冷媒は、膨張弁で膨張した後、水熱交換器(51)に流入する。該水熱交換器(51)では、冷媒が水熱交換器(51)内を流れる空調用水から吸熱して空調用水が冷却される。冷却された空調用水は、建物内へ供給される。水熱交換器(51)を流出した冷媒は、再び圧縮機(50)に吸入されて圧縮される。
また、上記水熱交換器(51)における空調用水を暖房用として使用する場合の冷媒回路の動作について説明する。
上記第1冷媒回路では、圧縮機(50)の運転を開始し、該圧縮機(50)で冷媒を圧縮する。上記圧縮機(50)から吐出された圧縮冷媒は、水熱交換器(51)に流入する。水熱交換器(51)では、冷媒が水熱交換器(51)内を流れる空調用水へ放熱して空調用水が加熱される。加熱された空調用水は、建物内へ供給される。水熱交換器(51)を流出した冷媒は、膨張弁で膨張した後、第1空気熱交換器(37,37)に流入する。第1熱交換器本体(35)及び第2熱交換器本体(36)では、ケーシング(12)の外部空気が各熱交換器本体(35,36)を構成する第1空気熱交換器(37,37)を通過する際に、冷媒が空気から吸熱してケーシング(12)内に取り込まれた空気を冷却する。上記第1空気熱交換器(37,37)を流出した冷媒は、再び圧縮機(50)に吸入されて圧縮される。
上記第2冷媒回路では、圧縮機(50)の運転を開始し、該圧縮機(50)で冷媒を圧縮する。上記圧縮機(50)から吐出された圧縮冷媒は、水熱交換器(51)に流入する。水熱交換器(51)では、冷媒が水熱交換器(51)内を流れる空調用水へ放熱して空調用水が加熱される。加熱された空調用水は、建物内へ供給される。水熱交換器(51)を流出した冷媒は、膨張弁で膨張した後、第2空気熱交換器(38,38)に流入する。第1熱交換器本体(35)及び第2熱交換器本体(36)では、ケーシング(12)の外部空気が各熱交換器本体(35,36)を構成する第2空気熱交換器(38,38)を通過する際に、冷媒が空気から吸熱してケーシング(12)内に取り込まれた空気を冷却する。上記第2空気熱交換器(38,38)を流出した冷媒は、再び圧縮機(50)に吸入されて圧縮される。
次に、作業者によるチラー装置(10)のメンテナンスについて説明する。
作業者がメンテナンス作業を行う際は、チラー装置(10)を停止し、機械室カバー(32)を取り外して下側開口部(28)から第1機械室(30)および第2機械室(31)の圧縮機(50)等のメンテナンスを行う。また、正面扉(23a)又は背面扉(24a)を外して、室外機(11)のケーシング(12)の正面側又は背面側から電装品箱(53)等のメンテナンスを行うこともできる。
−一系統運転−
本実施形態に係る室外機(11)は、図18に示すように、負荷に応じて一系統のみで運転することができる。具体的には、第1冷媒回路のみによって運転を行うことができる。一系統のみで運転する場合は、第2冷媒回路に対応する送風ファン(17,17)が停止する。
本実施形態に係る室外機(11)は、図18に示すように、負荷に応じて一系統のみで運転することができる。具体的には、第1冷媒回路のみによって運転を行うことができる。一系統のみで運転する場合は、第2冷媒回路に対応する送風ファン(17,17)が停止する。
まず、ケーシング(12)の外部の空気は、主にケーシング(12)の長手方向の一端部に形成された隙間から第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側を流れて第1空気熱交換器(37,37)からケーシング(12)内に取り込まれる。
また、ケーシング(12)の外部の空気は、ケーシング(12)の長手方向の一端部の隙間から第1凹部(43,43)へ流入する。第1凹部(43)の空間を流れる空気は、上方に流れて第1空気熱交換器(37)の外側に導かれ、第1空気熱交換器(37)を通過してケーシング(12)の内部に流れ込む。そして、この空気は第1空気熱交換器(37)を通過する際に熱交換される。
また、ケーシング(12)の外部の空気は、ケーシング(12)の長手方向の他端部の隙間から第2凹部(44,44)へ流入する。上述したように、第1凹部(43)によって形成される空間と第2凹部(44)によって形成される空間とは、中央通路(45)を介して互いに連通している。このため、第2凹部(44)の空間を流れる空気は、中央通路(45)を通過して第1凹部(43)側へ供給される。したがって、第1凹部(43)を流れる空気が増加する。
そして、第1空気熱交換器(37,37)を通過してケーシング(12)内に取り込まれた空気は、上方の送風ファン(17)によって吹出口(14)を通過してケーシング(12)の上方に吹き出される。
−実施形態の効果−
上記実施形態によれば、第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)を設けたため、第1および第2熱交換器本体(35,36)の外側を流れる空気に加え、空気を下方から第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側に導くことができる。このため、第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)を通過する空気の流量を増加させることができる(図20参照)。これにより、第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)の熱交換効率を向上させることができる。この結果、平面視で略六角形状に配置される空気熱交換器(37,37,38,38)を有する室外機(11)において、熱交換効率を向上させることができる。
上記実施形態によれば、第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)を設けたため、第1および第2熱交換器本体(35,36)の外側を流れる空気に加え、空気を下方から第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の外側に導くことができる。このため、第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)を通過する空気の流量を増加させることができる(図20参照)。これにより、第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)の熱交換効率を向上させることができる。この結果、平面視で略六角形状に配置される空気熱交換器(37,37,38,38)を有する室外機(11)において、熱交換効率を向上させることができる。
また、中央通路(45)を設けて第1凹部(43)によって形成される空間と第2凹部(44)によって形成される空間とを連通させるようにしたため、第1凹部(43)の空間を流れる空気を第2凹部(44)側へ供給する一方、第2凹部(44)の空間を流れる空気を第1凹部(43)側へ供給することができる。これにより、第1凹部(43)および第2凹部(44)の両空間の空気の流量を増加させることができる。つまり、従来の第1熱交換器本体および第2熱交換器本体の下方は送風ファンから遠くなるため空気の流れが悪くなる(図19参照)。ところが、本実施形態では、中央通路(45)によって第1凹部(43)および第2凹部(44)の両空間を流れる空気流量を増加させることができるため、第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)の下方の空気流量を増加させることができる(図20参照)。これにより、第1空気熱交換器(37)および第2空気熱交換器(38)の熱交換効率を向上させることができる。この結果、平面視で略六角形状に配置される空気熱交換器(37,37,38,38)を有する室外機(11)において、熱交換効率を向上させることができる。
また、第1本体凹部(41)と第2本体凹部(42)の内側に機械室(29)を設けたため、第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)から機械室(29)内の構成機器をメンテナンスすることができる。
さらにドレン水が流れるように構成された補強部材(25)を第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)に沿って設けると共に、下方から該第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)を支持するようにしたため、第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)を補強することができると同時に第1熱交換器本体(35)又は第2熱交換器本体(36)から発生するドレン水を補強部材(25)に流すことができる。
最後に、第1空気熱交換器(37)と第2空気熱交換器(38)とがそれぞれに独立して動作するようにしたため、第1空気熱交換器(37)のみが動作する場合は、第2凹部(44)から第1凹部(43)側へ供給される空気を第1空気熱交換器(37)へ導くことができる。このため、動作する第1空気熱交換器(37)を流れる空気の流量を増加させることができる。また、第2空気熱交換器(38)のみが動作する場合は、第1凹部(43)から第2凹部(44)側へ供給される空気を第2空気熱交換器(38)へ導くことができる。このため、動作する第2空気熱交換器(38)を流れる空気の流量を増加させることができる。
−実施形態の変形例−
次に、本実施形態の変形例について説明する。本変形例に係るチラー装置(10)は、上記実施形態に係るチラー装置(10)とは、底部材(60)の構成が異なっている。尚、本変形例では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
次に、本実施形態の変形例について説明する。本変形例に係るチラー装置(10)は、上記実施形態に係るチラー装置(10)とは、底部材(60)の構成が異なっている。尚、本変形例では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
具体的に、本変形例では、図21に示すように、第2底フレーム(62)の本体フレーム(63)には、水熱交換器(51)の水配管の出口管を配置するための置台(72)が設けられる一方、ポンプ台が設けられていないものである。その他の構成、作用・効果は実施形態と同様である。
〈その他の実施形態〉
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態に係る室外機(11)は複数台を連結設置してもよいし、一台の室外機(11)を壁際に設置するなどしてもよい。
上記実施形態では、機械室カバー(32)を設けて本体凹部(41,42)を形成して機械室(29)を形成していたが、本発明はそれに限定されるものではない。具体的には、機械室カバー(32)を設けることなく、空気通路に6台の圧縮機(50)、水熱交換器(51)、膨張機及び電装品箱(53)などを配置するようにしてもよい。つまり、本形態では、空気通路に室外機(11)の構成機器である6台の圧縮機(50)、水熱交換器(51)、膨張機及び電装品箱(53)などを配置している。
尚、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、熱交換器を有する冷凍装置について有用である。
10 チラー装置
11 室外機
12 ケーシング
17 送風ファン
25 補強材(補強部材)
29 機械室
35 第1熱交換器本体
36 第2熱交換器本体
37 第1空気熱交換器(第1熱交換部)
38 第2空気熱交換器(第2熱交換部)
39 頂部
41 第1本体凹部
42 第2本体凹部
43 第1凹部
44 第2凹部
1 中央通路(空気連通部)
11 室外機
12 ケーシング
17 送風ファン
25 補強材(補強部材)
29 機械室
35 第1熱交換器本体
36 第2熱交換器本体
37 第1空気熱交換器(第1熱交換部)
38 第2空気熱交換器(第2熱交換部)
39 頂部
41 第1本体凹部
42 第2本体凹部
43 第1凹部
44 第2凹部
1 中央通路(空気連通部)
Claims (5)
- ケーシング(12)と、該ケーシング(12)の側面部に配置されて該側面部に沿って延び、且つケーシング(12)の外部に露出した熱交換器本体(35,36)を備え、該熱交換器本体(35,36)が平面視において中央部がケーシング(12)の外側に位置する頂部(39)を有して形成され、該熱交換器本体(35,36)の外側からケーシング(12)の内部に空気が流入されるように構成された室外機であって、
上記ケーシング(12)の上方に配置され、且つ該ケーシング(12)内の空気を外部に吹き出す送風ファン(17)と、
上記ケーシング(12)の上記熱交換器本体(35,36)の下方に形成され、且つ熱交換器本体(35,36)の側面よりも内側に凹んだ本体凹部(41,42)とを備え、
上記熱交換器本体(35,36)は、ケーシング(12)の両側面部に配置され、且つ上記ケーシング(12)の両側面部に沿って延びる第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)を備え、上記第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)が平面視において中央部がケーシング(12)の外側に位置する鈍角の頂部(39)を形成するようにケーシング(12)の外側方向に拡がる直線状の第1熱交換部(37)と第2熱交換部(38)とを備える一方、
上記本体凹部(41,42)は、ケーシング(12)の底部材(60)から上記熱交換器本体(35,36)が載置される補強部材(25)に亘って形成されるとともに、上記ケーシング(12)の正面または背面に開口して空気が流れる空間を形成し、
上記本体凹部(41,42)は、上記第1熱交換器本体(35)の側面よりも内側に凹んだ第1本体凹部(41)と上記第2熱交換器本体(36)の側面よりも内側に凹んだ第2本体凹部(42)とを備え、
上記第1本体凹部(41)および第2本体凹部(42)は、上記第1熱交換部(37)の側面よりも内側に凹んだ第1凹部(43)と上記第2熱交換部(38)の側面よりも内側に凹んだ第2凹部(44)とを備え、
上記第1凹部(43)が形成する空間と上記第2凹部(44)が形成する空間とを連通させる空気連通部(45)を備えている
ことを特徴とする室外機。 - 請求項1において、
上記ケーシング(12)は、上記第1本体凹部(41)と上記第2本体凹部(42)の内側に構成機器が配置される機械室(29)を備えている
ことを特徴とする室外機。 - 請求項1または2において、
上記補強部材(25)は、上記第1熱交換器本体(35)および第2熱交換器本体(36)に沿って延びて該各熱交換部(37,37,38,38)を下側から支えると共に、該各熱交換部(37,37,38,38)のドレン水が流れるように構成されている
ことを特徴とする室外機。 - 請求項1〜3の何れか1つにおいて、
上記第1熱交換部(37)と第2熱交換部(38)は、それぞれ異なる冷媒回路に接続されて独立して動作可能に構成されている
ことを特徴とする室外機。 - 請求項1〜4の何れか1つに記載された室外機(11)を備えている
ことを特徴とする冷凍装置。
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